※この作品はR-18です。

5P erosuna4   作:夜叉五郎

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直斗のセーラー服姿はゲーム版のクリスマスイベント仕様+髪長め。
エスカペイドでの女子陣の衣装はP4Gの追加エンディングの格好をイメージして読んで下さい。
あと現実世界ではマーラー様分裂しません。


第15章 旅

<VELVET ROOM 2011年9月1日THU 晴 --:-->

 

「さぁおいでなさいっ、我が主」

 

マーラ様が伸びて分裂し、マーガレットの裸体に絡み付いていく。

 

「主の育んだマーラ様に、また新たなる力が生まれましたわね」

 

五本の触手じみたマーラ様がマーガレットの体をベッドの上に持ち上げ、卑猥な格好を取らせる。

 

「お口、右乳、左乳、膣、アナル」

 

一本目の亀頭が口元を這い回り、二本目と三本目が乳を縛って、四本目と五本目が股間の両穴に侵入する。

 

「ああああん、一度にこんなにも責められるなんて。ふふふ、最高っ。あんっ。じゅぼじゅぼ」

 

しつこくマーガレットの顔にペルソナ腺液を擦り付けていたマーラ様が、ついにその唇を塞ぐ。

 

「ぷはっ。主とはすでに多くの愛の形を学んで参りました。あっ、そこイイッ」

 

絞り出す形に乳房の根元を締め上げて乳肉を揉み込んでいたマーラ様が、尖った乳首を執拗に突きまくる。

 

「体を重ね、お互いの性感帯への理解が深まれば、さらに相性が深まり、プレイに変化が生まれるでしょう。うぐっ、んんんっ」

 

股間に埋まったマーラ様が交互にピストン運動を開始し、マーガレットを絶頂に容赦なく追い立てて行った。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月1日THU 晴 8:10>

 

夏休みが終わった。

無駄にいい天気なのが恨めしい。

 

千枝と雪子、りせを引き連れて登校。

 

「夏休み、あっという間だったねー」

 

黄金の日々を思い返すかのように千枝も憂鬱そうだ。

 

「来る時、道間違えそうになっちゃった」

 

りせが夏休みボケを見せている。

 

「休みの間、全然学校来る機会無かったもんね」

 

夏休みだし当たり前だろ、雪子。

 

「いや、だからってあんまりでしょ」

 

相変わらず2ボケ体制だとツッコミ役の千枝は大変だ。

 

「アタシの場合まだ十日しかこの高校通ってないし。テストばっかりだったし。夏休みの方が断然長いんだもん。しょうがないじゃん」

 

りせがぶーたれてる。

まあそんなもんか?

 

そうこう言ってるうちに久しぶりの校門が見えてきた。

 

ん?

なんだ?

校門の前で数人の学生がたむろってる。

 

「すっげー可愛いじゃん!」

「ねー、君転校生だよねー。一年生?」

「名前なんていうの?彼氏いる?」

 

「あ、あの困ります!」

 

ナンパか?

朝の登校中によくやる。

ターゲットにされてる女子生徒を見る。

 

小柄で華奢なのに随分胸の大きな女の子だな。

あんな生徒うちの学校にいたっけ?

 

んん?

 

ナンパされていたのは白鐘直斗だった。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月1日THU 晴 8:20>

 

男子生徒たちに囲まれていた直斗。

こちらに助けを求める上目遣いを無視できなかった。

千枝と一緒に男子生徒を追い散らして直斗を救出する。

 

「あ、ありがとうございます」

 

八十神高校のセーラー服をまとった直斗はキュートだった。

 

「あの、あなたたちを待っていました」

 

髪型はボブカットで軽く化粧もしている。

唇がほんのりピンク色だ。

 

そうか。

プレゼントした口紅、使ってくれてるのか。

ちょっと嬉しい。

 

「えー、あなた、あの探偵さん!?うっそー」

 

「かっわいー、とっても似合ってるよー」

 

「むね、やっぱ大っきいね。うん」

 

女性陣が直斗のセーラー服姿に興奮してる。

キラキラした目で直斗と距離を詰めてキャイキャイとはしゃいでる。

 

「か、からかわないで下さい。一応皆さんに挨拶しておこうと思いまして!」

 

「挨拶?その制服ってことはやっぱりこの学校に転校するの?」

 

照れてる直斗に雪子が尋ねる。

 

「ええ。今日から僕も八十神高校生です。警察の捜査は終わってしまいましたが、あなたの言う通り山野アナの殺人事件はまだ解決されていません」

 

まあ高校生である以上、どこかの高校に通わなければならないか。

 

「それにお祖父様が・・・、いえ。家庭の事情もあって、暫く稲羽市で暮らすことになりました。改めまして白鐘直斗です。よろしくお願いします。先輩方」

 

「うんうん、こんな可愛い転校生なら大歓迎!ねぇ悠?」

 

「学校で困った事があったら、何でも言って。協力するから」

 

「直斗はどのクラスになるの?私は二組なんだー。一緒だといいなー」

 

女性陣の予想外の歓迎ぶりに直斗は戸惑ってる。

やはり可愛いは大正義だな。

 

「あ、あの・・・?」

 

「よろしく、直斗」

 

スッと手を伸ばし、握手を求める。

 

「は、はい」

 

俺の手を握り返した直斗の手は女の子らしくとても小さくて柔らかかった。

うおっ、肌すっべすべだな!

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月4日SUN 晴 13:00>

 

天城屋旅館でバイト開始。

 

夏休みが終わって新しいシフトになっていた。

当分の間は週一勤務となり、日曜の午後と夜の計八時間のみの労働となる。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月7日WED 晴 22:00>

 

明日から修学旅行。

TVの中でシャドウ狩りをしている場合じゃない。

旅行の準備をしなければ。

 

普通の高校では修学旅行ともなれば班を決めての行動になるのだろう。

しかし八十神高校は一風変わっていた。

就寝時のホテルの部屋割だけ事前申請となり、それ以外は完全自由である。

 

そして今年から一二年合同の旅行となる。

ホテルの部屋割りは基本三人部屋らしく、年次クラス関係なく名簿を提出可能。

提出しなかった生徒の分は、先生側で勝手に部屋割りしていくのだそうだ。

 

千枝と雪子とりせが同じ部屋を申請していた。

俺は花村と一条の二人と一緒である。

 

だが一条は予想どおり来週から中国で開催のアジア選手権で本代表に選出されていた。

直前合宿があって不参加が決定済み。

結局花村と二人部屋になるのかと考えていたら荷造り中にその花村から電話があった。

 

<PiPiPiPiPi>

 

「はい、もしもし」

 

<鳴上。わりぃ。明日俺、熱出して休むから>

 

は?

お前、いきなり何言ってんの?

 

<さぼりだよ、さぼり!お前合宿の栞ちゃんと見たか?>

 

「見たけど」

 

手元にある栞を開いてみる。

 

<一日目の向こうの私立高校との交流会ってあるだろ>

 

「ああ、そうなってるな」

 

<それ、向こうで普通に授業受けるだけらしいぞ。そんなん旅行でもなんでもねーよ>

 

それで、サボりか。

 

<あと早紀経由で情報仕入れたんだけど、宿泊先も柏木が決めたラブホ紛いのなんか変なとこだってさ>

 

「へー」

 

それは書いてないな。

というか、泊まるホテルの情報が乗ってない栞ってどうなんだ?

保護者が心配がるだろうに。

 

<それに二日目も工場見学ってほぼ社会科見学じゃねーかー。自由行動なんて半日ぽっちだろ>

 

観光地行ったり。

他のクラスの女子と一緒に写真取ったり。

知らない街でときめきの出会いを楽しんだり。

 

誰もが修学旅行と聞いて夢想するそんな展開は無いだろうな。

まあ俺は間に合ってるが。

 

<この旅行の企画立案ばーいモロキンなんだってさ。モロキン、死してなお俺らを縛るってな>

 

諸葛亮かよ。

俺らは魏軍か。

 

<と、いうわけで俺はこっちに残って早紀とデートしてるわ。じゃあな、よろしく相棒!>

 

「はぁ。わかった。お大事に」

 

相棒ねー。

このぶんだとホテルの部屋、知らない奴らと一緒になりそうだな。

いつぞやの林間学校の千枝と雪子のように、いびきがうるさい奴に当たらなければいいんだが。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 12:00>

 

修学旅行一日目。

昨日の予告どおり花村は欠席だ。

とんだ相棒である。

 

電車を乗り継いで辰巳ポートアイランドへ移動。

移動はクラス単位になるが、俺は千枝と雪子のクラスのマドンナ二人を独占。

二人はかなり気合が入っていて、髪型もいつもと違った。

千枝はゆるボブ風で、雪子は綺麗に結い上げている。

眼福、眼福。

 

巌戸台駅で降りる。

 

「えへへー。超ラッキー。今年の修学旅行から一二年合同だなんて最高!先輩、ずっと一緒にいられるねっ」

 

早速りせがこちらに合流してきて腕に抱きついてくる。

 

りせも千枝たちと同様に旅行仕様になっていた。

髪を下ろし、スィートカールなパフィースタイルである。

 

「それでさー。これから行く辰巳ポートアイランドって実際どんなとこなの?結構ニュースで聞くけどさ」

 

千枝の疑問にりせが答える。

 

「沖奈市よりももっと都会かなー。学園がいっぱいある人工島で周りが海なんだよ。私は何回か来てるけどー。先輩たちがいるから退屈しないですみそう!」

 

そうか。

じゃあ、りせに案内を頼めるな。

ん、どうした雪子?

 

「ねぇご主人様。みんなでどこか行くときは彼女も誘いましょう。ほらあそこ。また困ってる」

 

「直斗?」

 

雪子の見つめる先には、複数の男子生徒に絡まれてオロオロしている直斗の姿が。

まああんだけ可愛ければ仕方ないだろうが、いい加減ナンパ男のさばき方くらい覚えて欲しい。

これで何度目だよ。

 

「あの娘って転校してきたばかりだもんね。一緒の班に誘ってくれる女友達とかいないだろうし。これは貞操の危機かも。悠!」

 

「いくら探偵だって女の子だもん。悠先輩、守ってあげなきゃ!」

 

「ああ、わかってる」

 

千枝とりせにも即され、俺は直斗を再び助け出すために脚を踏み出した。

報酬として明日の自由時間でのデートでも要求するか。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 13:00>

 

交流先の私立月光館学園に着いた。

 

「・・・で次にこの学園都市と学園の設立意義について・・・」

 

私立月光館学園の学園長のありがたい長話が始まっている。

聞いてられないので学園のパンフレットを見る。

 

「広過ぎだな。JUNESの敷地三個分はあるか」

 

思わず出た呟きに隣の雪子が反応する。

 

「ご主人様ここ学校。JUNESじゃないってば。くくく」

 

「雪子先輩、何がおもしろいの・・・」

 

ツボに入ったらしい雪子を、りせがジト目で見てる。

やっと学園長の話が終わったようだ。

 

「八十神高校のみなさん。私立月光館学園へようこそいらっしゃいました。生徒会長を勤める伏見千尋です。初めまして」

 

学園長の隣に控えていた髪の長い眼鏡の女学生が前に出てきて挨拶を始める。

 

やばい。

俺史上空前の眼鏡美人が現れたようだ。

ハイカラな眼鏡を掛けてるのもポイント高いなー

綺麗な声に聴き惚れる。

 

「ではご案内します。皆さんの班は今からこちらの教室で特別授業を受けて頂きます」

 

ただの授業だとわかっているのに、ほいほい付いて行ってしまう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 14:00>

 

教室に移動。

 

保健教師の江戸川先生の授業が始まる。

随分ぼそぼそとしゃべる先生だ。

 

段々眠くなってくる。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 19:30>

 

はぁああー、やっと終わったか。

花村、稲羽市に残ってお前正解だったぞ。

 

月光館学園の学生食堂で夕飯を食べた後、バスに乗る。

柏木がやたら張り切ってる。

こうなったら後は今日の宿に期待するしかない。

 

ラブホ崩れのホテル。

いったいどんな部屋があるのだろうか。

 

なんとか先生方を出し抜きたいところだ。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 20:00>

 

連れてこられた場所はやはり場末のホテル街だった。

 

「はーいここよぉー。シーサイドシティホテルは~ま~ぐ~り。今日はみ・ん・な・で、ここにお泊まりでーす」

 

花村の情報は正しかったか。

壁には休憩も含めたピンク色の料金表が貼られている。

そのまんまじゃないか。

 

「最近リニューアルオープンしたばっかりでー、内装もぴっかぴかー。しかもお値段格安ー」

 

「「「はぁぁぁぁぁぁ」」」

 

柏木らしい展開に生徒全員ため息だ。

 

「はーい、止まっちゃダメよぉん。前からどんどん来てぇ、あ、来てぇ、もっと来てぇ」

 

仕方なくホテルの中に入って行く生徒たち。

前が詰まっているので後方で待機。

 

あ、向かいのホテルの屋根に猫が三匹いる。

みゃーみゃーうるさい。

 

「ここ普通のホテル?なんか妖しいね」

 

「そう?こういうの初めて見たからわかんない。あ、でもTVの中の"匂い立つ泡浴場"に雰囲気似てるかも」

 

「ここはね、白河通りって言って、多分、その。潰れたラブホテルをリニューアルして・・・」

 

よくわかってない雪子と千枝に、りせがクネクネと躰を振りながら恥ずかしげに説明してる。

 

「へー、これがラブホかー。中どうなってんだろ」

 

「うん、興味ある」

 

「もー。先輩と二人っきりで来たかったなー」

 

ラブホテルと聞いても動じないほど既に経験を積みまくりの女子陣。

三人とも修学旅行でラブホテルに泊まることに嫌悪感はないようだ。

それもどうなんだろう?

 

「はいはーい、あなたたちも早く入りなさーい」

 

柏木がホテルから出てきて入館を即してきた。

仕方ない入るか。

 

「あなたたち三人の部屋のカードキーはこれよー。鳴上君はー。ふふーん。この部屋ねー」

 

ん?

同室の生徒はいないのか?

 

「あー、鳴上君はあぶれちゃったから一人なの。広い部屋だけど少しだけ我慢しててね。うふふ」

 

その物言い。

悪い予感がびんびんにするのだが。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 20:20>

 

四人でエレベータに乗る。

 

「先輩は何号室なの?」

 

りせが自分たちの降りる階のボタンを押して聞いてきた。

カードキーを見る。

 

「最上階の部屋みたいだ」

 

「あれ。ボタン押せないよ?」

 

千枝が不思議そうにしてる。

 

「あ、最上階をご利用の方はキー認証かパスコードを入力して下さい、って書いてあるよ」

 

雪子が注意書きを読み上げる。

 

「変なのー。何でそんなことになってんの?」

 

千枝が疑問の声をあげる。

 

とりあえずカードキーを差し込み、最上階のボタンを点灯させてみる。

 

<ちーん>

 

三人の部屋の階に着いた。

 

「後で連絡するよ」

 

愛しいみんなと別れて一人最上階を目指す。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 20:30>

 

なんだこれ。

 

やたら広い部屋だった。

フロアの三分の一は占有しているんじゃないだろうか。

 

そしてやたら豪華。

小さいがプールまであるぞ。

俗にいうロイヤルスィートルームってやつか。

 

なんでこんな部屋が俺に割り当てられたのか。

柏木の暗躍を感じる。

 

とりあえずせっかくなので点呼の時間まで寛ぐとしよう。

60インチの大画面でTVを見ながらジャグジーに入ってみた。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 22:00>

 

<とぅるるるる>

 

部屋電が鳴る。

 

「はい、鳴上です」

 

<はーい、鳴上君、点呼の時間でーす>

 

やっとか。

千枝たちから点呼が終わった連絡を受けてから三十分。

恐らく一番最後なんだろう。

 

<じゃあぁ、スィートルームへ行くための秘密のパスコードを設定してー、先生に教えてくれるかな?>

 

「・・・この部屋は自分一人ですので、この電話で既に点呼は済んでるのでは?」

 

<ダァメェ、点呼はきちんと顔を見る規則になってるのぉ、ほらぁはやくぅ>

 

うざっ。

ひたすらうざい。

 

「わかりました。いいですか?パスコードは・・・」

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 22:03>

 

<こんこん>

 

<鳴上くん、お・ま・た・せ。ドアを開けて私を迎え入れてぇー>

 

ふぅー。

嫌な予感しかしない。

 

「はい」

 

ドアを開けると柏木が胸の大きく開いた衣装で。

 

「二人きりでイケない授業しな・・・」

 

「居ますんで、とっとと帰って下さい」

 

<バタン>

 

ドアを閉めて鍵を掛ける。

 

<えー、鳴上くーん>

 

「【いいから帰って寝ろ!二度と来んな!】」

 

<・・・ぐすん>

 

しばらく待っていたら廊下から何も聞こえなくなった。

 

<You got a mail!>

 

メール着信。

まだ点呼が終わらないのかとのりせからの確認メールだ。

やっと終わったと打ち込む。

 

そして再度設定したエレベーターのワンタイムパスワードを添えてメールを三人に返した。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月8日THU 晴 22:15>

 

「うわ、ひっろーい。なんで悠だけこんな豪華な部屋なのよ」

 

「凄い大きなTV。ソファもふかふかー」

 

「見て見てー、プールもあるよー。せんぱーい入っていいー?」

 

三人とも上手く監視の目をくぐり抜けて来たようだ。

パスコードを打ち込んだ場合、中からボタンを押さない限りは最上階まで直通のエレベーターになる。

そのためエレベーターに乗るまでに見回りに見つからなければセーフだ。

 

三人の階のエレベーターホールの監視役は柏木。

何故か不在だったのでエレベータに到達するのも楽勝だったらしい。

大方不貞寝でもしてるんだろう。

 

さて。

夏休みに泊まった鎌倉ロイヤルプリンセスパークホテルとは随分赴きの異なる部屋だ。

調度品のグレードとセンスは断然鎌倉の方が上だが、こちらはとにかく広くてスタイリッシュ。

そしてラブホテル特有の淫靡な雰囲気がある。

また違った楽しみがありそう。

 

「ねぇ、このベッドもウォーターベッド?おおーやっぱバヨンバヨーンだ」

 

「あれ、ベッド回転させるのってどのボタンだっけ?」

 

「えー、私はプールでしたいなー」

 

ガウンを脱ぎ捨て、グラスを置いて三人に近づく。

三人ともお風呂は済ませているようだ。

早速始めよう。

修学旅行の思い出が最良のものとなるよう頑張らねば。

 

三人とも同じ気持だったようだ。

熱烈なボディトークで大いに盛り上がる。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 12:00>

 

修学旅行二日目。

工場見学も無事終わってやっと自由時間。

俺たちはポロニアンモールに遊びに来ていた。

初日に誘った直斗も一緒である。

 

学生服の美少女四人を引き連れてまずはランチタイム。

その後ウィンドウショッピングを楽しむ予定になっていた。

 

<番組では独自に少年Aの中学時代の卒業文集を入試しました>

 

街頭のヴィジョンで稲羽市の事件に関するニュースが流れていた。

 

「まだやってるー」

 

呆れるりせ。

 

確かにこの文集晒しはマスコミが良くやる手だけども酷いな。

武士の情けもヘッタクレもない。

文集なんて黒歴史の最たる例じゃないか。

偉人だろうが悪人だろうが、そこまで晒してやるなよ。

 

この外面が悪い奴には何やってもいいという報道姿勢。

仮に誤認逮捕だったらマスコミはどう責任を取るんだろう。

 

「結局さ、誰もが見たいものしか見ない時代ってことよね・・・」

 

りせがため息をついてる。

 

「どうした、りせ?」

 

「え?ううん。結局本当の自分なんて好きな人にだけわかってもらえば十分なんだなって。行こっ先輩」

 

腕を捕まれ引っ張られる。

 

「お、おい」

 

ん?

直斗がつまらなそうな顔をしながら密かにこちらを観察してる。

 

「ほらっ直斗も行くよっ」

 

りせがそんな直斗にも声を掛ける。

 

「・・・ふぅ、やれやれ。なんで僕が」

 

呆れたようなため息。

聞こえたぞ直斗。

どうやら修学旅行を楽しめてないようだな。

 

いいだろう。

強制的に楽しくしてやる!

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 14:00>

 

流石に大都会。

稲羽市や沖奈市とは街の規模の桁が違う。

たくさんのブランドショップが立ち並んでおり見てて飽きない。

 

夜はりせの案内でこっちで人気のクラブに行く事になっている。

八十神高校の制服のままで行くのは盛り下がるだけ。

服が必要だ。

 

九月に入ってからTVの中で巨大シャドウを連続で倒しており、かなり実入りがあった。

せっかくだからと皆に服を買わせることにする。

全員の分を俺が払うと決める。

 

「え、いいのー?ラッキー!」

 

「嬉しい!ご主人様!」

 

「えへへ、先輩わかってるー!」

 

「え、ボクもですか!?」

 

勿論直斗もだ。

直斗は渋っていたが口紅カメラのときと同様に強引に納得させた。

 

お金を出すのは俺ということで全面的に俺の意見が採用される。

クラブに似合う服装ということで基本全員大人びた方向性の選択になる。

わいわいきゃあきゃあと試着しまくりのプチファッションショー状態。

最終的に以下のチョイスに落ち着いた。

 

千枝は黒のレギンスと黄キャミソールに裏地が青い花柄の白ボレロ。

アクセサリーに黒い首紐。

 

雪子はピンクのペアワンピースに水色のカーディガン。

アクセサリーに赤いペンダント。

 

りせは茶色のジーンズにピンク色の肩出しカットソー。

アクセサリーにサングラスとイヤリング、ネックレス。

 

直斗は黒のタイトスカートに白いノースリーブシャツ。

アクセサリーに青いペンダント。

 

普段と髪型が異なるのも合わさって、全員少しだけ大人びた感じになった。

短大生くらいに見える。

納得の出来だ。

直斗が恥ずかしそうにしてるのがまたいい。

 

続いて俺の番。

無難に黒でまとめた。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 17:00>

 

脱いだ制服をコインロッカーに預ける。

あいにく人数分のロッカーの空きが無かった。

 

他のロッカーを探し廻っている間に千枝の姿が見えなくなる。

 

「あれ、千枝は?」

 

「先ほどから姿が見えませんね」

 

「もう千枝先輩、どこー?」

 

電話にも出ない。

 

仕方ない。

手分けして探そう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 17:15>

 

裏通りの薄暗い路地の方から千枝の声がかすかに聞こえてくる。

 

「ちょっとやめてよね。あんたらタイプじゃなんだよ。寄ってたかって恥ずかしくない訳?」

 

「この女、調子にのりやがってよ」

「随分いい体してんじゃねーか」

「ゴクリ。やってやんぞ」

 

「いやよ。顔でもお腹でも何発でも殴れば。そのかわり犯すのだけはやめてよね!」

 

急いで千枝の救出に向かう。

 

「おい聞いたか?何発でも腹にぶち込んでいいってよ!」

「うひゃひゃひゃひゃ。じゃあ俺、アナルなー」

「お前好きだねー。フェラさせよーぜ。とりあえず拉致って逆らう気が無くなるまでボコるか」

 

「あ、あんたたちー。きゃあぁああ」

 

くっ。

路地を曲がると千枝が男たちにボックスカーへ連れ込まれそうになっていた。

 

「悠!?」

 

ヒーロー登場だ。

 

「なんだおめぇ、ぐわっ」

「なぁ!?げふっ」

「ちょまて、あおっ」

 

<ゴッ、ガシッ、ズバンッ>

 

一瞬で三人を殴り飛ばし、千枝から引き離す。

 

「【ここから去れ!】」

 

地面に転がっている男たちを一喝。

 

「お、おぼえてやがれ!」

「ちくしょう」

「ひ、ひぃいいい」

 

<ガチャ、バタンッ、キキーッ、ブーーーーンッ>

 

彼我の技量差を明敏に感じ取ったのだろう。

チンピラたちは大慌てで車に乗り込み、一目散に逃げ出していく。

 

「悠・・・」

 

「大丈夫か?」

 

レイプされそうになって怯えていた千枝を助け起こし、そっと抱きしめてやる。

 

「なんでこんなことに?」

 

千枝が落ち着いたのを見計らって尋ねる。

 

「ごめん。心配かけて。通りがかりにしつこくナンパされて走って逃げたんだけど、追い込まれて逃げ場がなくなっちゃってさ。どうしても操だけは守りたいって思ったんだよね。バカみたい?」

 

「いや。貞操を守るって素晴らしいと思う」

 

「えへ。あたしに出来ることってそれくらいだからさ」

 

俺の胸に納得した表情で顔を埋めてくる千枝。

悔しいはずなのに女の自分では男に決して勝てないという事実をきちんと受け入れているようだ。

 

「あたしね、悠に可愛がってもらうばっかりの自分じゃなくて、ちゃんと自分の価値みつけたいって思って。だからいつも、もっと上手くならなきゃ、とにかくもっとセックス頑張らなきゃって焦ってるの」

 

その向上心によって確実に男を誘う色気は増しているよ。

今回、悪い虫を引き寄せてしまったのもその証左だ。

 

「里中は十分頑張ってセックスしてる」

 

「そうかな」

 

雪子のような名器でもない。

りせのような華やかさもない。

直斗のように胸も大きくない。

 

だが千枝には人一倍の直向きさがある。

才能ではなく経験に裏打ちされた千枝の指使い、舌使い、腰使いは鉄板である。

その日のコンディションに左右されやすい雪子やりせと違って外れが無い。

俺にとっては安心の千枝ブランドだった。

 

「俺もベッドの上では頼りにしてるよ」

 

「ほ、ほんとう?う、嬉しいな」

 

俺の心からの言葉が通じたようだ。

千枝は頬を染めて喜んでる。

 

それに千枝には他の二人にはないセールスポイントがあった。

声である。

 

「それに俺、里中の喘ぎ声が三人の中で一番好きだ」

 

「え?」

 

千枝が甘えてくる時。

普段のあけっぴろげ感が無くなり、角の取れた女らしい優しい声質になる。

三人の中で一番平時との落差が激しい。

そして可愛い。

その可憐で温かみのある声が聞きたくて、ついついエッチを頑張ってしまうのだ。

 

「甘える声とか阿る声、男に媚びる声とかさ。【もっといろんな千枝の声を聞かせて欲しい】」

 

千枝。

君は俺に可愛がられて喘ぐだけの女でいいんだ。

何も想い悩むことはないさ。

 

「・・・う、うん。がんばり、ます」

 

頬を染める千枝にキス。

久しぶりの二人きりのベロチュー。

キスの合間に漏れる千枝の可愛い声を堪能する。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 17:30>

 

<きゃるんきゃるんっ>

 

「んちゅっ、メールだ」

 

キスを中断し千枝が携帯を取り出す。

 

「雪子から。返信しなきゃ」

 

三人ともまだ千枝を探してたようだ。

 

「クラブで落ち合おうって伝えておいてくれ」

 

「うん、わかった」

 

さて俺たちもクラブに向かうか。

おや、なんだこれ?

 

足下に黒いカードが落ちていた。

先ほどのチンピラ連中が落として行ったものらしい。

 

拾ってみるとパスワードらしき文字列が走り書きされた付箋紙が貼られている。

忘れないように貼り付けていたのだろうか。

パスワードの意味がまるでない。

さすが頭の足りないチンピラだわ。

 

「どうしたの、悠?」

 

「なんでもない」

 

何のカードかはわからないが、とりあえず持っとこう。

カードをポケットに納めて千枝とともにクラブに向かう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 18:00>

 

クラブ・エスカペイド。

 

カップルらしく千枝と腕を組んで店内に入る。

ホテルの点呼は21時開始だから、ギリギリで20時半までは遊んでいけそうか。

 

「うわー、これがクラブ?初めて入る!やばいねー!テンション上がってきた!」

 

初めてのクラブに目を輝かせる千枝。

 

まだ早い時間なので人の入りはそれほどでもない。

客層も学生がメインの様。

健全な雰囲気だ。

 

ただ今日は金曜日。

これから社会人たちがやってきて一気に賑やかになっていくだろう。

 

先に来てるはずの三人は、と。

 

「あ、あそこにいるよ」

 

千枝がカウンターを指差す。

一足先にカクテルでも飲んでいるようだ。

 

雪子、りせ、直斗。

美少女三人、オーラが凄い。

その場だけ華やいで見える。

 

周りには声を掛けるタイミングを虎視眈々と伺う野郎共が多数。

またもやの面倒事は避けたいのでさっさと合流する。

 

「やっときたー!先輩おそーい」

 

「千枝、大丈夫だった?心配したよー」

 

「へへ、ごめんごめん」

 

きゃいきゃい言ってる三人の横で直斗がぺこりと挨拶してくる。

何故かしっくりいってない感じが見て取れる。

どうしたんだ?と視線と問いかけた。

 

「そのっ、やっぱりいいんですかね。まだ高校生のボク達がこんなところに来て」

 

そんな遊んでる女子大生っぽい格好でカクテルまで頼んでいて今更何を言っているのか。

 

確かに普通なら未成年お断りな店に見える。

しかし今この店は飲酒運転への抗議とやらでアルコールは出してないそうだ。

りせから評判の店と聞いていたので午前の見学中にスマホでリサーチ済みだ。

 

それで売り上げが成り立つのか激しく疑問ではあるが・・・。

 

「ええ、これも確かにノンアルコールのカクテルです。客層も今のところ悪くなさそうですが」

 

「そうみたいだな。ムッ!?」

 

慌てて千枝を抱き寄せ、店の奥に背を向ける。

 

「・・・どうしたの悠?」

 

「シッ、千枝そのまま肩越しに店の奥を見てくれ。みんなはそのままで。頼む」

 

「なになに?あ、さっきのチンピラ野郎」

 

暗い店内。

ステージの反対側の奥の壁に暗幕のかかった通路がある。

その前に先ほど殴り倒したチンピラのリーダー格が現れた。

蓮っ葉な女を連れて通路に入って行く。

 

「えー、そうなんだー」

「でねー、あの子がねー」

 

空気を読んで会話を楽しむふりをしてくれている雪子とりせ。

 

「気になりますね、あの奥」

 

直斗は目を光らせて声を掛けてくる。

さすが探偵だ。

 

そうこうするうちに何故か先ほどのチンピラが慌てた様子で通路の奥から出てくる。

連れの女も遅れてチンピラを追って出てきた。

 

「ねー急にどうしたのー。ねーってばー。良いとこに連れてってくれるんじゃなかったのー」

「ちくしょう!ぜってーさっき落としたんだ!やっべーぞ、見つけねぇと兄貴に殺される!」

 

チンピラは周りが見えてないようだ。

すぐそばに先程自分殴り倒した本人がいることも気づかず、怒鳴り散らしながら出口に突進していく。

落とした、と言ったか。

恐らく今俺のポケットに入っている黒いカードのことではなかろうか。

 

しばらく奥の通路を観察。

すると時間をおいて複数の男女が次々と周りを気にしながら通路に入って行くのが見て取れた。

カップルの場合と男一人の場合が約半々だ。

気になるのは入っていった人たちの出てくる気配が全く感じられないこと。

 

「なあ直斗。夏祭りのときにあげた口紅。今持ってるか?」

 

「ええ。肌身離さず」

 

言わんとすることはわかっているらしい。

潜入調査、やってみるか。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 18:30>

 

千枝、雪子、りせの三人には店内で待ってもらうことにする。

ただしこのままカウンターで飲んでるとナンパ小僧たちがうるさそう。

 

「じゃあさ。あたしVIPルーム押さえてくる。多分顔効くと思うからちょっと待ってて」

 

りせが提案してきた。

顔効くってどういうことだ?

 

「前にここでシークレットライブしたことあるんだ。でも電源落ちてライブ中止になっちゃったの。そのときスタッフ、まだいるみたいだから」

 

二年前の話らしい。

高校入学前の年でクラブイベントか。

やはり全うな店ではないようだ。

 

展開によっては彼女たちに危険が及ぶことになるかもしれない。

常に連絡が取れるよう言い含めて一旦別れる。

 

潜入捜査開始!

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 18:45>

 

ちょうどまた奥へ向かう男が現れた。

 

後を追うように直斗と二人、奥の通路に入る。

カップルらしく腕を組んで体を密着させる。

 

直斗に女子大生風の格好をさせていてほんと良かった。

これならバレないだろう。

 

探偵モードに入ってる直斗。

その豊かな胸がガッツリ俺の腕に当たっていることに気づいてない。

役得だな。

 

先を行くサラリーマンはスタッフオンリーと書かれたドアの中に入っていった。

閉まったドアに近づいて取手を握る。

そっと開けて中を覘く。

 

通路が続いていた。

その先にはエレベーターの扉が見える。

扉の横にある表示板を見ると地下に向かっているようだ。

先ほどのサラリーマンが乗っているのだろう。

 

「妖しいですね」

 

「ああ」

 

エレベーターの前に立ち、下のボタンを押す。

しばらくするとエレベーターが戻ってきて扉が開いた。

中に入る。

 

行き先は・・・。

ボタンがないぞ。

その代わり、カードキーを差し込むスロットが。

ホテルはまぐりと同じだ。

 

「どうするんです?」

 

「大丈夫だ。恐らくこれだろう」

 

ポケットからカードを取り出す。

 

「どこでそんなものを?」

 

「さっき路地裏で拾った」

 

付箋を剥がしてカードキーを差し込み、現れた暗証番号入力パネルに付箋のパスコードを打ち込む。

 

<ウィーーン>

 

エレベーターが動き出した。

大分下がっているようだ。

かなり深い。

 

<チーン>

 

さて鬼が出るか蛇が出るか。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 18:50>

 

黒い内装の部屋。

更衣室だろうか。

無数のロッカーが立ち並んでいる。

奥には思わせぶりな両開きの扉があった。

 

「見て下さい。携帯などはこのロッカーに入れて先に進むシステムみたいです」

 

確かに携帯・カメラ・録音機器の持ち込みお断りの注意書きが貼られている。

ロッカーを見て回ると結構な数が使用中になっていた。

 

「これは・・・」

 

未使用のロッカーを開けた直斗が困惑の声を上げた。

 

「どうした?」

 

中に入っていたのだろう。

蝶の形をしたマスクを手にしている。

 

「これを着けて入れ、ということでしょうか」

 

恐らくそうだろう。

顔を見られないで楽しむ大人の社交場、か。

出来ればスワッピングは避けたいところだな。

 

二人でそれぞれ携帯をロッカーに入れ、蝶マスクを着ける。

直斗は口紅カメラを忍ばせたポーチを持ったまま。

うまくボディチェックをくぐり抜けられることを祈ろう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 18:55>

 

扉の先はまた通路。

どこからか音楽が聞こえてくる。

先に進むにつれ音が大きくなっていく。

目的地は近いようだ。

 

再び両開きの扉。

開けると受付部屋のようだった。

赤い内装が目に痛い。

 

バニーガールがカウンターに立っている。

反対側の壁際にはやたらガタイのいい黒人が二人。

 

「いっらっしゃいませ。女性同伴ですね」

 

バニーガールが挨拶してくる。

 

「ああ」

 

「本日のご利用料金は一時間一万円になります」

 

先払いのようだ。

ピン札をシュパっと取り出して渡す。

 

「ではボディチェック、失礼します」

 

ボディチェックはバニーガールの人がやるようだ。

用心棒の二人が立ち上がり、俺たちの動きを見張っている。

直斗のポーチの中身もあらためられたが、どうやら見破られずに済んだようだ。

 

「こちらにどうぞ」

 

奥のカーテンの先に通される。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 19:00>

 

二重扉を通るとそこはやや広いホール。

妖しい音楽と卑猥な嬌声に満ち溢れた堕落の宴が催されていた。

 

「こ、これは・・・」

 

直斗が顔を真っ赤にして驚いている。

 

中央には舞台があり、卑猥な音楽とともにほぼ裸のポールダンサーがくるくると踊っている。

薄暗い客席はボックスになっており、席の合間を縫って数名のバニーガールがドリンクを運んでいた。

 

各客席には蝶マスクを着けた無数の客の姿があり、思い思いのスタイルで楽しんでいるのが見て取れる。

カップル席の場合、ペッティングだけでなく本番にまで及んでいるところもあるようだ。

 

男性一人の席もまちまちだ。

ポールダンスに夢中になっている者もいれば、隣の席のセックスに鼻を伸ばしている者もいる。

給仕のバニーガールにしゃぶらせている者もいた。

 

バニーガールたち。

どうやら追加料金を払えば様々なオプションで相手をしてくれるらしい。

キスしながらのテコキや、フェラ、パイズリ。

指名を入れての予約制らしく、人気のバニーガールは次から次へと夜の蝶のように席を移っていく。

中には自分の連れの女とバニーガールを絡ませ、二人同時に愛撫しているようなツワモノも。

 

「大丈夫か」

 

「は、はい」

 

ボックス席に座る頃には、周りのエロさに充てられた直斗はかちんこちんになっていた。

案内してきたバニーガールに俺が率先して注文を出す。

 

「とりあえずロックで。彼女には水割りを」

 

明らかに無許可の会員制違法風俗店だ。

タバコ以外の煙のにおいもする。

 

警察に今すぐ連絡したいところだが携帯等の連絡手段は今はない。

とにかくここは証拠の映像を押さえるのだ。

通報は後からでいい。

 

直斗と目配せしあって方針を固める。

さてどうやって直斗の口紅カメラを使うかな。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 19:40>

 

本気を出してしまった。

大分酔いが回ってきてる。

 

飲まないと怪しまれるのでドリンクの注文は続ける。

直斗は飲めないのでその分俺が杯を開け続けていた。

 

他の席と同様に相方と絡んでないと怪しまれる。

当然直斗とは体を密着。

既にシャツのボタンを全て外して胸板を曝している状態の俺。

その俺の腰の上に横座りし、首に手を回して抱きついている姿勢の直斗。

 

直斗も探偵の端くれだ。

潜入捜査の基本は押さえており、俺のセクハラ紛いの接触に不平を言わず体を預けてくれていた。

俺の愛撫にぴくぴくと体を震わせながら、口紅型の小型カメラを握りしめて撮影を続けている。

凄く照れてはいたが。

 

直斗の唇のすぐ横の頬に唇を当て囁く。

あくまで演技のためキスするわけにはいかない。

 

「ちゃんと撮れているか?」

 

「・・・は、はひ。ああっ」

 

悶える直斗のハスキーな嬌声が耳に心地よい。

やはり直斗の魅力はおっぱいだけではなく、その羞恥心にもあると思う。

恥ずかしげに感じる様がより男の情欲を煽るのだ。

 

「【いつまでもその恥じらいを忘れるなよ】」

 

「・・・はひっ、はひっ。わかりましたからっ、んんっそこっダメっ」

 

思わず捜査に関係ないことを口走ってしまったが、直斗は目を閉じながらコクコクと頷いてくれた。

愛しさが溢れてくる。

 

「可愛いぞ直斗。ちゅー」

 

あ、ちょっとずれて半分唇に当たってしまった。

まあいいか、直斗も文句言ってこないし。

 

俺は怪しまれないように、俺は直斗を抱きかかえた右手で彼女のチャームポイントの乳房を服の上から愛撫し続けていた。

勿論怪しまれないように、左右交互にきちんと分け隔てなく、その膨よかな乳を揉み込んであげている。

また怪しまれないように、彼女の太ももにも左手を添え、そのすべすべした肌の感触も堪能している。

さらに怪しまれないように、タイトスカートの中に左手を突っ込み、パンツの上から秘唇をしっかりと刺激し続けるのも忘れていない。

全て潜入捜査に必要な演技だ。

 

「あっ、ダメッ、周りが見てますっ」

 

「当然だろ。直斗はこんなに可愛い女の子なんだから」

 

「ん、んんっ」

 

演技である以上、彼女をイカせてしまうわけにはいかない。

両の乳首が服の上からでもわかるくらいコリコリに勃起していても、あくまで演技。

パンツの上からでも形がわかるくらいに秘唇がぬれぬれになっても、あくまで演技。

俺も直斗も最後の一線は頑に守り通している。

自分を褒めてやりたい。

 

「俺はお前にキスマークを着けられるのが大好きなんだ。【さあまたキスをしてくれ】」

 

当たりに聞こえるように言い放つ。

すでに俺の胸板には直斗のキスマークがしつこいくらいに付けられている。

 

「あぁ、はい。ここがいいんですね。ん、んちゅうう」

 

再び体勢を変えて俺の胸や腹に顔を寄せ、ポーっとした表情を浮かべてキスをしてくる直斗。

ルージュが剥がれるように熱心にそのぷるぷるの唇を擦り付けてくる。

 

「はぁっはぁっはぁっ、も、もう一回。むちゅううう」

 

「うおっ」

 

危なかった。

直斗が余り激しく俺の乳首に唇を擦り付けてくるものだから、感じてしまって漏れそうになる。

 

俺の胸板へのキスでルージュが剥がれ終わったら俺に抱きついてルージュを塗り直すふりをして撮影、というループを直斗は先ほどから延々と繰り返している。

彼女が口紅を手放さない不自然さを隠すための苦肉の策であった。

 

俺の努力で直斗も迫真の演技を続ける事が出来ていた。

感じまくりの直斗がリッププレイを楽しんでいるように見え、これなら誰にも怪しまれることはないだろう。

 

周囲のボックス席の独り身の野郎共の注意を直斗が一身に引きつけてしまっているのは誤算だったが。

まあ他の席の女どもとはグレードが違いすぎる美少女なので仕方がないだろう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 20:00>

 

うーん、ここのポールダンス。

やはりりせのダンスの方が断然華やかでキレがあるな。

もし彼女を連れてきていたら私に踊らせてよ!とうるさかっただろう。

 

腕の中の直斗は、ギリギリイかないレベルでトロトロと美肉を蕩かされ続けて完全にクテっとなってしまっている。

ブラの中にまで手を突っ込んで生乳を揉んでいるのだが、嫌がっている様子は一切無い。

それどころかボーッとした瞳で自ら乳を突き出して愛撫を強請ってくる素振りまで見せていた。

ふわふわの乳肉とコリコリの乳首の感触を肴に酒とポールダンスを楽しんでいると、バニーガールが声を掛けてきた。

 

「お楽しみのところすみません。お客様。お時間です。延長なさいますか?」

 

いかん。

もうそんな時間か。

証拠の写真もバッチリ撮れているだろう。

千枝たちも待たせてある。

ここは引き上げ時だな。

 

それにこれ以上ここにいたら周りの野郎共が直斗に手を出して来そうだ。

 

「ああ、すまない。もう帰ります。彼女には少し刺激が強すぎたみたいだ」

 

「残念ですわ。あなたたちの周りの席のお客さん方、とってもいっぱい抜いて下さったのよ。また来てね」

 

バニーガールさんたちもたくさん稼いだということだな。

ガサ入れされるときにシフト入ってなければいいな。

 

ほら直斗。

ぼーっとしてないで行くぞ。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 20:15>

 

ロッカーから携帯を取り出し、へろへろの直斗と二人で慎重に上の層に戻る。

どうやら怪しまれてはいないようだ。

 

直斗は疲れ切ってしまい、使い物にならない状態だ。

これ以上はヤブヘビにならないよう手早く撤収したい。

三人がいるのはVIPルームだったな。

 

「悠、助けて〜」

 

二階のVIPルームに行くと千枝から助けを求められる。

 

「ふぇらちーおーっ。zzz」

 

「おうさまげーむ!せんぱーい。うふふふ。むにゃむにゃ」

 

何故か酔いつぶれている雪子とりせに挟まれている千枝。

 

「こっちはノンアルコールじゃなかったのか?」

 

「そのはずなんだけど、なんか場酔いしちゃったみたいで・・・」

 

なんだそりゃ。

 

しかし困ったな。

まともなのは俺と千枝の二人しかいない。

ホテルまでどうやって移動しよう。

 

「僕は結構ですからっ。一人で歩けます」

 

そうか。

その乳の感触、名残惜しい。

もう少し味わっていたかった。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 20:30>

 

俺がりせを千枝が雪子を背負ってエスカペイドを出る。

ホテルに戻る道すがらコインロッカーに寄って制服を回収。

なんとか点呼の時間までは間に合いそうだ。

 

途中、先ほど撮った映像はどうするのか直斗に聞く。

まだ頬の赤い直斗が目を逸らしながら応えてきた。

 

「む、向こうに帰ったら知り合いの刑事に相談してみます。その、音声とか編集する必要があるので、それからですけど」

 

確かに直斗のハスキーな喘ぎ声が入りまくりだしな。

 

「じゃあこれも預けておく」

 

「ありがとう、ございます」

 

もう使用することはないであろう黒いカードキーを直斗に渡す。

これでこの件に関しての俺の出番は終わりだろう。

 

問題は散々直斗と乳繰りあって高まったままのこのマーラ様をどうするかだが。

雪子とりせはもう寝てしまってるしなー。

 

「な、何?」

 

嫌な気配でも感じたのだろうか、千枝が引きつった顔でこちらを見つめてくる。

 

「セックス頑張るって言ったよね」

 

「う・・・うん。確かに言ったけど」

 

「よーし!」

 

「何がよーしなのよーーっ!?一人じゃ無理だって!!」

 

点呼が終わってから千枝だけにメールを入れよう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 22:30>

 

相変わらず千枝の喘ぎ声は俺の性欲を大いに燃え上がらせる。

 

「あ、あ、あ、あ、ああああああぁ!」

 

「出すぞ、千枝!」

 

「来てっ悠!あたしもイクっ、イッちゃうよおおおお!ああん!」

 

点呼終了後、メールで呼び出した千枝が俺の部屋を訪れていた。

コールガールのような扱いにご立腹だったが、千枝はきちんと相手をしてくれている。

ほんと律儀だなー。

 

直斗で溜まった分を正常位で繋がった千枝でどんどん吐き出していく。

既に使用済みコンドームが幾つも千枝の胸元に積まれていた。

愛し合った回数って感じがして、そそる光景だ。

思わず千枝の頭のすぐ横に置いてあるコンドームの帯からもう一つ取り出してしまう。

 

「だ、出し過ぎだよ悠、何があったの?すっごいキスマークだしっ」

 

「いいこと。ふふっ」

 

必死に俺の胸板にキスしてくる直斗を思い出して微笑む。

犬みたいで可愛かったなーあいつ。

 

そういえば俺には溜まった性欲を受け止めてくれる相手が三人もいるけど。

同じように今日欲求不満を溜め込んだ直斗はどうするんだろう。

 

なんかアイツ、オナニーなんてしませんって感じの真面目ちゃんだしな。

いつか爆発してしまわなければいいけど。

 

「とりあえず千枝、今日はこのゴムの帯使い切るまでヤるから」

 

「え。ええええええ!?」

 

だから言っただろ。

頼りにしてるよ、千枝。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 23:30>

 

ふぅ。

 

千枝とやりまくったお陰で性欲も発散出来たようだ。

 

「はひっはひっ、もうっ無理っ。無理だってば・・・」

 

ベッドの上では裸の千枝が大の字で気絶寸前の状態。

ちょっと休憩が必要なようだ。

 

<ぐぅううう>

 

腹がなった。

あ、そういえば俺、夕飯食べてなかったな。

潜入調査を優先してドリンクばかり飲み、食事らしい食事をしていない。

 

確か出前可能なお店のリストが部屋に置いてあったよな。

 

えーとこの時間でも出前をしてるのは・・・。

 

「"はがくれ"か。ラーメンでいっか」

 

さっそくスマホで電話だ。

店主のおっさんにエレベーターのパスコードも伝える。

 

早く出前来ないかな。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月9日FRI 晴 24:00>

 

<ピンポーン>

 

部屋のチャイムが鳴る。

お、きたきた。

 

<ガチャ>

 

「すみません、こんな時間に頼んじゃ・・・て?」

 

「まいど。出前、お届けにきたー」

 

ドアを開けるとそこには、岡持ちを持ったあいかちゃんが。

 

「・・・なんで?」

 

「この店、お父さんの兄弟弟子の店。修行中」

 

「この時間にかっ!?」

 

「ちゃんと外泊許可取ってある。うちのお父さん、校長先生のマブダチ」

 

なんてことだ。

 

「じーーー」

 

あいかちゃんが首を傾げて部屋の中を伺ってる。

慌ててその視線を遮るように立つ。

 

「だ、誰もいないさ」

 

「じーーー」

 

「ほんとだって」

 

「じーーー」

 

う、ううっ。

その全てを見透かすような茫洋とした目。

耐えられない!

 

「だ、黙っていてくれ」

 

「うん。まいど」

 

トロ肉醤油ラーメンを受け取って代金を支払う。

そして当然口止め料も躰で支払う。

 

千枝が全裸で気絶してるベッドに腰掛け、あいかちゃんにフェラさせる。

 

<どぴゅどぴゅぴゅー>

 

「ごくごくっ、うーん、ぐらっちぇ」

 

あいかちゃん、すっかり俺の味を美味しく感じられるようになったみたいだ。

まぁ彼女がこれまで飲んだ回数は軽く三桁いってるものな。

 

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月10日SAT 晴 12:00>

 

修学旅行三日目。

巌戸台駅の駅前商店街。

 

昨晩食べた"はがくれ"のラーメンが美味しかったのでお昼もそこにする。

あいかちゃんへの義理立てもあったのは否定できないが。

 

厨房にあいかちゃんの姿があったので挨拶。

 

「あいかちゃん、昨日は出前ありがとう」

 

「まいど」

 

二人で視線で会話。

 

「あいかちゃん?」

 

「なんでここで働いてるの?」

 

驚く雪子と千枝。

 

「ここ知り合いの店。修行中」

 

「「「えーっ旅行中まで修行!?」」」

 

まあ普通はそう驚くよな。

 

「凄いですね」

 

直斗もビックリのようだ。

 

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月10日SAT 晴 12:10>

 

みんなでトロ肉醤油ラーメンを頼んだ。

 

「んーお肉美味しいー!うまいよコレ!スープも疲れた五臓六腑に染み渡るーっ」

 

千枝がラーメンのチャーシューとスープにえらく感動している。

 

「あたしもドラマの撮影のときこの店良く来てたんだよ。先輩、よくここのラーメンこの辺りで一番美味しいって知ってたねー」

 

昨晩偶然な。

代償は大きかったような気がするが。

 

おや?

隣の雪子の箸が進んでないようだ。

気にかかることがあるみたい。

 

「りせちゃん、昨日の夜のこと覚えてる?」

 

沈痛な面持ちで雪子が質問を口にした。

 

「えへへ、あたしと雪子先輩すぐ寝ちゃったみたいだよ。ねぇ千枝先輩?」

 

「あの店でだけじゃなくて、あの後も大変だったんだからねー、あんたたちー!」

 

脳天気なりせに千枝が猛烈に抗議。

 

「ふっ。いっぱい出してしまった」

 

確かに千枝の腰が抜けるほどハッスルしたな。

あいかちゃんに抜いて貰わなかったらもっと頑張ってたかも。

 

千枝の苦労もそっちのけで頭痛を訴えてくる雪子。

 

「私、なんか頭痛が酷くて」

 

場酔いで二日酔いって凄いな。

いつか本当に酒盛りしてみたい。

どんだけ乱れるんだろうか。

 

「これ差し入れー。"はがくれ丼"」

 

そんな雪子の前にあいかちゃんがスッと丼が配膳してくる。

"はがくれ丼"。

叉焼を使用した丼飯のようだ。

 

「あ、これもすっごい美味しいんだよー!へー、通常メニューになったんだ」

 

りせが興奮している。

なんでもつい一年前までは隠れメニューだったとか。

 

「お熱いうちにどぞー」

 

周りを見てみると他の客も同じ丼を結構頼んでる。

確かにそっちも美味そうだな。

 

「・・・全部食べられるかな」

 

丼二杯を前にして雪子が困っていた。

小食の雪子にやはり荷が勝ちすぎたか。

 

「俺が手伝うよ」

 

「うん!」

 

はがくれ丼の味にも興味があったので、ヘルプにかこつけて俺も味わってみる事にした。

 

うむ。

確かに美味い。

みんな黙々と食事に集中してしまう。

 

 

 

<YU SIDE 2011年9月10日SAT 晴 12:30>

 

「あのっ、皆さん、そろそろ集合の時間のようですけど・・・」

 

先に食べ終わった直斗が時間を告げてきた。

そういえば今日はほとんど直斗とはしゃべってない。

 

話そうとしたら頬を染めて視線を反らされてしまう。

これは・・・、避けられてる?

昨日の潜入捜査のとき、少しやり過ぎてしまったか?

 

「あー、もうそんな時間かー?修学旅行、終わってみれば楽しかったかも」

 

りせは満足そうだ。

芸能活動に忙しくて学校行事にほとんど参加してこなかったりせ。

彼女にとってはこの程度の旅行でも新鮮だったようだ。

 

さて、あとこの旅行でやり残したことは、と。

あ、そうだ。

 

「菜々子ちゃんと千里さんへのお土産何がいいかな」

 

「それはみんなで選ぼうよー」

 

千枝が提案してくる。

時間も無いし、そうするか。

 

「よし、お土産屋に行こう」

 

とりあえず直斗のことは一旦脇に置いておいて、目先の土産に取りかかることにする。

駅の土産屋で、巌戸台Tシャツと巌戸台まんじゅうと巌戸台ちょうちんの三択に遭遇。

独断と偏見で菜々子ちゃんへはちょうちんを選択した。

 

菜々子ちゃん喜んでくれるといいが。

千里さんへは無難にまんじゅうかな。

 

花村へのお土産は・・・、無しだっ!

 

 

 

 

 

<SYSOP 2011年9月10日SAT 晴 --:-->

 

巌戸台ちょうちんは堂島菜々子の趣味にピッタリ合いました。

白鐘直斗がTV取材を受けることを決意しました。




エスカペイドの地下ホールはペルソナ3でハーミットと戦った場所になります。
ただ地下ホールに至るまでの描写は全てオリジナルになります。
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