ペルソナシリーズ以外のキャラが出てきますが、そんなに重要なキャラではないので許してつかあさい。
<VELVET ROOM 2011年10月30日SUN 晴 --:-->
「ようこそベルベッドルームへ」
普段着の蒼いスーツ姿のマーガレットがベッドに腰掛けて待っていた。
「私のお腹に力強い光を感じます」
マーガレットは優しげな表情を浮かべながら己の下腹部を撫で擦っている。
「受精卵に宿った光。これもあなたのマーラ様の力かしら」
念願叶って受精を果たし、マーガレットも嬉しげである。
「そういえば替え歌で子守唄を作ってみたの」
ベッドに誘われるが、着床待ちのため今日は合体を控えてベッティングだけでスキンシップを図るつもりのようだ。
「べるべるべーるべるべっと、わーがあーるじながいマラ」
艶っぽく歌いながらズボンからマーラ様を取り出していくマーガレット。
「うふっ懐かしいわ。よく原曲を妹と歌っていたのよ。ほんとに懐かしいわ。あむっ」
己を見事孕せてくれたマーラ様をうっとりと見つめ、感謝の念を添えながら赤いルージュの唇でパックリと咥え込んでいく。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 16:30>
<八十神高校文化祭の全行事は終了しました。実行委員は視聴室に集まって下さい>
「よっと、ふぅ終わったー」
千枝が最後の机を元に戻す。
これで片付けは終了。
さてどうするかな。
特にこれからの予定は決めていない。
すると最初に動いたのは花村だった。
「よっしゃ文化祭もこれにて終了っと。じゃ天城、今夜はよろしくなっ!」
「あ、うん」
雪子が返事をする間も無く、花村がウキウキとステップ踏みながら速攻で帰宅していく。
「一体何の話だ?」
「えと、JUNESの社員さんたちの宿泊予約が昨日突然入ったの。宴会の予約も一緒に。明日からのハロウィンフェアの壮行会なんだって」
「随分急な話だな」
なんでもハロウィンフェアをするかしないかで社内でかなり揉めていたらしい。
壮行会の場所取りも直前まで伸び伸びになったようだ。
なんと傍迷惑な。
「大口のお客様だし、いつも使って貰っててお世話になってるから。それに部屋結構空いてたしね。感謝しないと」
「俺と千枝、シフト入ってないけど大丈夫か?」
「ちょっと厳しいけど、あいかちゃんが入ってくれてるもの。なんとかなると思う」
愛屋のあいかちゃん。
最近天城屋旅館にバイトに来ていた。
出前同様の手際の良さで今では貴重な戦力ではある。
しかし・・・。
「雪子、文化祭で疲れてるだろ。今日は特に何も予定入れてないから俺も手伝うよ」
「え、いいの?」
「なになに、なんのはなしー?」
千枝も話に交ざってくる。
結局千枝も俠気全開で天城屋旅館へ臨時バイトに駆けつけることになった。
「えー先輩たち、これからバイトなのー?」
文化祭の打ち上げが出来なくてりせは残念そうだ。
確かにあれだけ盛り上がったのに何もしないまま解散するのは味気ないな。
「雪子、今日って旅館の方まだ部屋空いてるかな」
「え?昨日の予約表だとニ、三部屋空いてたと思うけど・・・」
なら多分大丈夫そうだな。
「じゃあ二人とも、これから天城屋旅館に来ないか?」
「センパイッいいの?」
「えっ、ボクたちも、ですか?」
パーッと表情が晴れるりせと戸惑う直斗。
「おー、いいじゃんいいじゃんっ。皆で温泉入るのもいいねー」
「もうっ千枝ったら。でもいい案かも。やっぱり皆で文化祭の打ち上げしたいしねっ」
千枝と雪子も賛成のようだ。
宴会が終わるまで二人の相手出来ないと思うが、その間彼女たちには食事と温泉を楽しんでもらっていればいい。
「二人とも天城屋旅館に泊まったことないだろ。明日は振替休日だし、いい機会じゃないか。宿代は俺が払うよ。直斗はミス八校グランプリのご褒美。りせは俺の初監督作品の主演料前払いってことで」
「や、やめて下さい。コンテストの話は。もうっ」
「やだっセンパイったら。うふふっ」
一旦解散して天城屋旅館で集合となった。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 17:00>
天城屋旅館に到着。
勝手口から事務所に入る。
「急にごめんなさいね鳴上君。里中さんも」
女中頭の葛西さんが謝ってきた。
「いえ大丈夫です。葛西さん」
「アタシも全然平気でーす」
笑顔で応対しつつテキパキと準備に取りかかる。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 17:10>
「宴会場のヘルプ行ってきまーす!」
先に着替え終わった千枝が元気良く事務所から飛び出して行く。
さて俺は調理場の手伝いだな。
「葛西さん、一組追加なんだけど部屋空いてるでしょう。後輩たちを泊めてあげたいの」
更衣室から出ると雪子が葛西さんとりせたちの泊まる部屋を相談していた。
「困ったわね雪ちゃん。ついさっきまた急な予約が入って・・・。お部屋埋まっちゃったわ」
「えっ、そうなんだ」
雪子の顔が曇ってる。
トラブルのようだ。
近寄って声を掛けてみる。
「どうした?」
「りせちゃんたちの部屋、用意出来ないみたい。私の部屋に五人はちょっと多すぎるし」
部屋が無い、か。
今日は入浴だけで日帰りしてもらうしかないか?
それは残念だな・・。
んん?
ピンッと来た。
「あの部屋があるじゃないか」
「あの部屋・・・?ダ、ダメよ!あの部屋は・・・」
この天城屋旅館の別館には春先からずっと使われていない部屋があるのだ。
四月に起こった最初の逆さ磔事件の被害者、山野アナが宿泊していた上部屋である。
縁起が悪いのと変に騒がれるのを恐れての判断であった。
「大丈夫。二人とも怖がるかもしれないけど、俺も一緒にあの部屋に泊まって一晩中添い寝してやるさ」
日々テレビの中の世界に潜って気味の悪い人外のシャドウを相手に切った張ったやってるのだ。
今更幽霊如きでビビる俺ではない。
りせと直斗の二人に早速ご褒美と演技指導を与えてやれる良い機会だった。
「えー、あの二人だけずるいっ。じゃあ私も!葛西さん、あの部屋今夜使いますから!」
あれ?
雪子が荒ぶってる。
私だってミスコンやメイド喫茶で頑張ったんだからご褒美もらう権利あるもん!だそうだ。
「じゃ、じゃああの部屋でいいのね?雪ちゃん」
「ええ!」
部外者では問題かもしれないけれど、今回は言わば身内を泊めるようなもの。
噂などによる経営への悪影響も考えられない。
結局雪子が葛西さんを押し切ってあの部屋を使うことが決まった。
ちょうどバイトのあいかちゃんが出勤してきたので、彼女に別館の山野部屋の準備をお願いする。
「あいかちゃん、お願いねっ」
「あの部屋。だいじょうぶ?」
「うん。大丈夫だから」
「ふむ。りょーかい」
雪子から指示を受けてスーっと去って行くあいかちゃん。
さて俺も板場に急がないと。
「あ、そうだっ鳴上君」
葛西さんに呼び止められる。
「板場を手伝ってくれる前に、一つ頼みたいことがあるの」
急な用事のようだ。
何か問題だろうか。
「どうしました?」
「別館の二階の廊下の天井のランプ、切れかかってるみたいなの。悪いんだけど交換して来てくれないかしら」
「任せて下さい」
倉庫に寄って脚立と替えのランプを持って別館に向かう。
二階の・・・、あそこだな。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 17:30>
脚立に登って廊下の灯りを取り替えていると、近くの部屋から宿泊客が出てくる気配がする。
「すみません、今終わりますので」
出てきたアベック客に対して不便を詫びようと声を掛けたのだが・・・。
「鳴上じゃないか。こんなとこで何やってんだ?バイトか?」
「へー、鳴上くんってここでバイトしてるんだー」
相手は一条とエビだった。
エビ、しっかりめかし込んでおりキレイ系の女子大生っぽい格好。
美人な女と泊まりがけの温泉デートとかやはり日本代表のスター選手は違うな。
等々いろいろ言いたいことはあるが、とりあえず・・・。
「一条か。ミスターコンテスト優勝おめでとう」
「お、おう」
「ただハムレットの演技の方は、」
「劇の事は触れてくれるなよっ後生だから!」
「えー、私はいい演技だと思ったけどなー。キスも情熱的だったし。ぽっ」
既に一条とエビの仲は一条家だけでなくエビの父親の方も公認となってるらしい。
普通なら未成年同士での宿泊はよほどの事が無い限り許容されないものだが、今日の予約も天城屋旅館の上客である父親のフォローで何とかしてしまったようだ。
まぁ成金の海老原家が次に求めるものは家の格になるのは当然の流れであり、一条康というスターは願ってもないエビの相手なのだろう。
翻って康のいる一条家も親族の羽振りは良さそうだが本家筋の方の実入りはそれほどでも無さそうで、一族の中では肩身の狭い思いをしているようであり。
養子である康ならば下賎な成金海老原家から金を引き込むための生贄にしても家名には傷がつかない、という判断が働いているのが見て取れる。
二人の交際を取り巻く環境は傍で見るよりも大分複雑怪奇で、上流階級の家同士の怨念や虚栄心をバックボーンとした重い関係のはずなのだが。
まあ当人同士が単純に恋仲でよろしくやってるのなら、皆ハッピーで大変微笑ましいことである。
是非この二人には行き着くとこまで行って欲しいものだ。
「ほら康の活躍でバスケ日本代表、ロンドン五輪への出場決めちゃったじゃない。来年になったら康が忙しすぎて時間取れなくなるのは目に見えてるから。今のうちに二人きりで羽根伸ばしておこうと思って。それにー、今日はわたしのためにコンテスト優勝してくれたんだもの。やっぱり嬉しいじゃない、そういうの」
頬を赤らめながら一条の腕に躰を絡めて惚気けるエビ。
夕飯を食べる前に早速二人で温泉に行くらしい。
「んじゃそういうことで。バイト頑張れよー」
にゃはは、と笑って寄り添うエビを連れて去っていく一条。
やる気満々のようだ。
ご褒美はワ・タ・シ、か。
考えることは皆同じだな。
俺も今夜はしっかりとご褒美を皆に射出してやらないと。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 19:00>
「追加オーダー、ビール十本入りましたー!」
板場で仕事していると仲居姿の千枝が駆け込んてきて注文を告げる。
一人で運ぶのは到底ムリな数だ。
「運ぶの手伝ってきます」
板前さんたちに許可を貰って板場を離れ、ビール瓶を宴会場まで運ぶ。
途中千枝から花村に対しての愚痴を聞かされた。
「もう聞いてよっ。花村ったら自分が早紀さんと温泉に宿泊したいからって強引にJUNESで宴会の予約入れたらしいよー」
こんなに忙しいのは誰のせいだ!花村のせいだ!とプンスカ状態な千枝。
「もともと営業企画部の部長さん、ハロウィン企画自体取り止めにする方向で検討してたらしいんだけどね。支社長の花村パパの意向で突然ひっくり返ったんだって。その原因が花村みたい。お酌してる最中あたし愚痴られちゃった」
「へー。アイツも大分無茶やってるな」
「花村の相部屋の若手社員さんと、早紀さんと相部屋のパートの女の子、なんか恋人同士らしくてねー。絶対今夜部屋入れ替えるでしょ。いい気なもんよねーまったく」
だろうな。
林間学校でも同じことやってたし。
花村得意の一手である。
この大量の追加ビールも花村のせいだろう。
大方宴会場では彼が場を盛り上げて他の社員たちを酔い潰そうと奮闘しているに違いない。
しかし今夜は温泉で火照った躰で浴衣姿のまま組んず解れつか。
男ならば考えることは皆同じというわけだ。
惜しむらくは天城屋旅館に混浴は無い、ということ。
そこは花村には絶対に越えられない壁である。
だが俺なら。
天城屋旅館の従業員の俺ならば出来ることもある。
花村が到達出来ないであろう輝かしい未来に、俺は行く!
「あ、今晩の件、勿論あたしも参加するから。まあミスコン取れなかったけどさ。敢闘賞くらいは期待してもいいよねっ」
ああ、わかってるさ。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 19:50>
シーズン中の旅館の板場は戦場である。
ただ今日は宴会客が大半ということもある。
それに遅れてくる客もおらず夕食の配膳は定刻どおりに無事完了した。
膳が下がってくる二十一時過ぎまでの間、奇跡的に時間が空く。
賄いメシをササッと頂いた後、休憩を貰って板場の外に出る。
さてりせと直斗の二人は旅館の料理を楽しんでくれたのだろうか。
次は温泉だろう。
彼女たちとのスキンシップを更に深めるための一手を用意するため事務所に赴く。
事務所でマジックペンと紙を用意。
念を込めて張り紙を一枚書き終えたところで雪子と千枝が現れる。
「あ、ご主人さま、お疲れ様」
「お疲れー」
「二人とも休憩か?」
どうやら賄いを食べ終わった直後のようだ。
「ええ。まだ宴会は続いてるけど、もう葛西さんとあいかちゃんに任せても大丈夫みたい」
「温泉って今の時間ってだいたい空いているからさ。これからりせちゃんと直斗君たちと一緒に入ってこようかなって」
宴会場は二十一時クローズでそれまで時間がある。
確かに温泉に浸かるにはイイ時間帯だった。
「今日は晴れてるし、露天風呂から見上げる星空最高だと思うの。二人もきっと喜んでくれるんじゃないかしら」
「どうせなら悠も一緒に入りたいよねー。雪子には悪いんだけどさ。今度混浴のある温泉に行く企画とか立てようよ。テレビの中の"泡浴場"は星見れないしー」
二人はこれからりせたちと合流して露天風呂に入る気マンマンのようだ。
水を差すようで悪いのだが・・・。
「今の時間、露天風呂は男湯だぞ」
「「えっ?」」
雪子、明日休みだったために今日を土曜日と勘違いしていたようだ。
今日は日曜日で、日曜日は二十一時までが男湯である。
「あーほんとだ。今日は日曜日だった。露天って今の時間男湯だわ。あはははは」
「って笑ってる場合かっ!マズイじゃん雪子っ!りせちーと直斗君、多分もう露天風呂入っちゃってるよ!電話で露天で待ち合わせって伝えてるし!」
ツボに入って笑ってる雪子を引っ張って、慌てて露天風呂に駆けて行く千枝。
俺も先程用意した張り紙を手に取って二人の後を追った。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 19:55>
「はぁー良かったー。二人しか入ってない・・・」
露天風呂の脱衣所で千枝が安堵の溜息を吐く。
確かにカゴにはりせと直斗の二人が脱いだ衣服しか置かれていなかった。
まだほとんどの男性客が宴会に参加しているので当然だろう。
「他の男衆が入ってくる前に早く二人をお湯から出さなくっちゃ」
「うんっそうだねっ」
千枝と雪子が頷き合う。
だがちょっと待って欲しい。
「慌てるな!」
「「えっ!?」」
「こんなこともあろうかと、これを用意してきた!」
ババーン。
一枚の紙を取り出し二人に見せつける。
【"清掃中のため二十一時半まで立入禁止"】
マジックペンの太文字で心を込めて書き殴った注意書き。
清掃中を知らせる張り紙である。
「えっと・・・」
「それ、どうすんの?」
困惑した表情を浮かべる雪子と千枝。
察しが悪いなーもぅ!
「これを、こうする!」
清掃中の張り紙。
バシッと露天風呂の入り口の扉に貼り付けてやった。
「これであと1時間半は誰も入ってこない。さぁみんなで温泉だ!」
「「ええーっ!?」」
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 20:00>
<ガラガラッ>
脱衣所でさっくり服を脱いで露天風呂の戸を開ける。
「だ、大丈夫だよね・・・」
「もうっ強引なんだからー」
雪子と千枝を引き連れて外に出る。
もちろんバスタオルを躰に巻くなんてことは許してない。
生まれたままの女体である。
いろいろ言いたいことはありそうだが結局二人共俺の言葉に従ってくれている。
彼女たちもやはり俺と一緒に開放的な温泉に浸かってみたいのだろう。
星空の下、二人の裸の女を引き連れて湯船に向かって歩を進める。
りせと直斗の二人の姿が湯煙の向こうに見えてきた。
当然だが二人とも素っ裸だ。
バスタオルをお湯に浸けるなんて普通に厳禁だし。
「先輩たちー、おそーい!えっ?きゃっ」
「な、なんで先輩がっ」
毎晩裸になって恥ずかしいところまで晒し合っている仲のはずなのだが。
こういう開放的で開けた空間の風呂や温泉で裸で向き合うと、何故か羞恥心が湧き上がってくるものらしい。
二人とも反射的に俺に背を向け、胸元と股間を腕で隠そうとしていた。
その羞恥に満ちた女の仕草が余計に俺の獣欲をビンビンに刺激してくる。
普段と髪型が違うのもいい。
りせのお団子ヘアも可愛いし、直斗の結い上げた髪もセクシーだ。
「もうセンパーイ、いくらあたしたちとすぐにエッチしたいからって、ちょっとガッツきすぎー。でもそういうとこも嫌いじゃないけど。ポッ」
「こ、ここ混浴じゃないんですよねっ!?いけませんよ先輩!いくらなんでもこれは犯罪行為ですっ」
りせにとっては満更でもない展開だったようだが、初心な直斗にはまだ早過ぎたようだ。
まだ直斗とはノーマルな、と言っても複数プレイが基本ではあるが、閨房でのプレイしかしていない。
いずれ"匂い立つ泡浴場"にも連れて行こうとは思っていたのだが・・・。
まあ良い機会だろう。
「直斗、なら捕まるのはお前たちだな。実は今この露天風呂、男湯の時間帯なんだぞ」
桶を持ってお湯に近付き、掛け湯をしながら真実を明らかにしてやる。
「え?ウソ。雪子先輩、電話で女湯だって言ってたよね」
りせが驚いた顔をして雪子の方を向く。
「てへっ、時間間違えちゃった」
笑って誤魔化そうとする雪子。
「雪子せんぱーい」
「まったくもうっ」
ジト目で雪子を責めるりせと千枝。
「ご、ごめんなさいっ」
二人の視線に耐え切れなくなって雪子が三指着いてみんなに向かって土下座する。
呆然と皆のやり取りを聞いていた直斗がそれを受けてやっと再起動。
「え、ええーーっ!?だ、だったらボクたち早く出ないとマズイじゃないですかっ」
ワタワタと慌て出した。
ザバッと立ち上がったことでその豊満な双乳がぶるんと揺れる。
「大丈夫大丈夫。男性客はほとんどまだ宴会場だしー、悠が清掃中って張り紙用意してくれたからさ。当分誰も入ってこないでしょ。よっと」
掛け湯で躰を流し終わった千枝が湯船に入りながらフォロー。
カモシカのような千枝の脚がスラリと湯に分け入っていく。
「なーんだ。じゃあ今の時間、この露天風呂あたしたちの貸し切りってわけ?」
安心したのか脱力して湯に浸かり直しつつ、りせが疑問を投げかけてくる。
白い乳がぽよっと湯に浮いていた。
「うん、いつもは二十一時から二十一時半までの入れ替え時間に清掃するんだけど、今日は私たちの他に人いないし、ちょっと早めに清掃に入ったってことにすればきっと大丈夫」
誰も来ませんようにと脱衣所の方に向かって手を合わせて祈る雪子。
その項から尻までの生白い首筋と背中のラインがこちらに向けられている。
「それに今日の清掃当番、あいかちゃんだしねー。もし見つかっても悠が頼めばきっと見逃してくれるでしょ。んーいいお湯っ」
胸元まで湯に浸かり、大胆に躰を伸ばす千枝。
湯の波間にプルンッと形の良い乳が揺れる。
実に伸びやかで気持ちよさそうである。
確かにあいかちゃんには後でまた口封じの口内射精をしておかないといけないだろう。
ただ今は俺の女であるこの美少女四人組との温泉タイムを心ゆくまで堪能するのみ。
ざばりと湯に入り、先程立ち上がって固まったままだった直斗の前に移動する。
「と言う訳で、安心しろ直斗」
「はっ、はいっ」
だがその返事とは異なり直斗の様子はリラックスとは程遠いように見えた。
なぜだろう?
顔を真赤にして俯いてしまってる直斗の視線を追う。
おっといけない。
四人それぞれの無意識の媚態にマーラ様が反応してしまっていたか。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 20:10>
「直斗クンも、こっちに来なよー。おいしいよー。あむっれろれろ」
雪子とりせと共に俺のマーラ様へ熱心に舌を這わせていた千枝が直斗に呼びかける。
「は、はい」
直斗は一人離れた場所でチラチラとこちらを見ていた。
俺は温泉の淵に背中を預け、大の字で腰を伸ばして湯とフェラの気持ちよさに目を細める。
「ちゅるちゅるっ、ご主人様のマーラ様の亀頭ってスベスベー」
俺の腰の右側に陣取った雪子がうっとりと表情を浮かべて舌の先端でクルクルとマーラ様の肌の張りを堪能。
「ほんとテカテカー。んふっ、ちゅ」
股間の合間から顔を出しているりせは媚びた笑顔を見せつけながら亀頭にさらに磨きを掛けようと念心にキス。
「凄いよねー。色も黒光りしてるし玉も竿もバキバキだし。れろれろーん」
千枝は竿を根本から先端に向けて舐め上げつつ、下から手を伸ばしてゴールデンボールをクニクニと弄ぶ。
三人の濡れ光るピンク色の唇と舌が、レロレロと俺のマーラ様にまとわり付いている。
4Pでの潜望鏡フェラ。
ああっ全てが最高だっ!
「やっぱりボクも混ぜて下さいっ」
我慢しきれなくなった直斗がその生白い双乳を揺らしながら俺の上半身に抱きついてくる。
パンパンに張り詰めたロケット乳を顔に押し付けてくる直斗。
昼間のコンテストで発情して乳が溜まり、早く吸い出して欲しくて堪らなかったようだ。
望み通りその朱鷺色の勃起した乳首に吸い付いてやる。
「んちゅーー」
「ああんっ」
耳に響く直斗の喘ぎ声。
直斗の甘い乳をゴクゴクと飲んでいると、自然と腰がグングンと突き上がる。
突き上がるマーラ様に動きに合わせて、美少女たちの唇と舌も必死に追随してくる。
羽化登仙の心地の中で体が自然とびくびく震え、マーラ様がペルソナ液を激しく噴出した。
射精の気持ち良さの中、薄めを開けて腰の方を見ると千枝と雪子とりせの三人が嬌声をあげながら争ってそれを口で受け止めていた。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 20:20>
一発抜いて少し落ち着いた。
千枝と雪子とりせの三人は俺のペルソナ液を啜って満足気である。
直斗の方も俺に両方の乳を吸われてまったりしている。
お湯の中で四人と躰を絡めながら談笑。
しばらく温泉を普通に楽しむ。
「二人ともあの部屋で平気なのか?怖くない?」
直斗とりせの部屋が山野アナの部屋であることを思い出し尋ねてみた。
「ちょっと気にはなりますね。雪子先輩からの電話で黒電話が鳴ったときは正直ビビっちゃっいました」
「あの梁に張ってある御札とか不気味過ぎ~。先輩絶対夜私たちだけにしないでね。約束だよっ」
ぴとっと張り付いてくる直斗とりせ。
「もちろんだっ」
「「やんっ」」
二人を抱き寄せ乳を揉んでやる。
すべすべの肌と弾力ある乳の感触にマーラ様がまた励起し始めた。
まだ時間はあるだろう。
次は四人に尻を突き出させて鶯の谷渡りといこうか・・・。
「ねぇ先輩。そろそろー、しちゃおっか」
目ざとくマーラ様の勃起を見つけたりせが、マーラ様に手を添えながら顔を寄せて蠱惑的に囁いてくる。
「ずるいりせちーっ、アタシが一番先だってのっ」
「ご、ご褒美・・・」
千枝と直斗が慌てて我も我もと自己主張してくる。
そんな中、雪子がいきなり突飛な提案を出してくる。
「ねぇみんな、泳ぎましょうよ!」
はぁ?という怪訝な表情を浮かべる千枝。
「いきなり何言ってんの雪子?」
「あっちの淵まで行って戻ってきて、最初にご主人様のマーラ様にタッチした人が優勝。負けた人の順番が一番最後ってのはどうかしら?」
わくわくっとした表情で雪子が熱く語っている。
「その勝負乗った!面白そうっ」
勝負好きのりせが嬉々として賛同の意を表した。
「ぼ、僕も負けませんから!」
直斗も負けじと参戦。
「まあいいけど~。でも自分から勝負を持ちかけてくるなんて、随分自信あんじゃん雪子」
確かに千枝の言うとおりだ。
そんなに泳ぎたいのか雪子。
「私小さいときからこの露天風呂で泳いでるから。えへへ」
ふと思いついて尋ねてみた。
「今も泳いでるのか」
「えっと」
「否定しないんだ・・・、雪子」
千枝が呆れてる。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 20:30>
四人のベッティングで俺のマーラ様は再びギンギンとなり傲然と屹立している。
今は淵に腰掛けている俺のマーラ様に四人の細い指が絡まり、ゆっくりとシコられてる状態。
「じゃあ第一回天城屋旅館杯・棒倒しゲームを開始しますっ!悠せんぱーい、ちゃんとマーラ様おっ立ておいてね。すぐ戻ってくるから。ちゅっ」
りせが頬にキスしてくる。
「じゃあいくよ。これから三コスリ目が終わったらスタートね」
ギュッとマーラ様を握りながら千枝がルール確認。
「向こうの淵まで行って戻ってきてフェラを始め、一番多く先輩のペルソナ液を口に含んだ者が勝者。皆さんそれでいいですね」
勝利条件を改めて告げる直斗。
「うんっ、じゃあ行くよっ、いーちー、にーいー」
雪子の掛け声に合わせ、全員が声を合わせて俺のマーラ様をその細い指でシコる。
「「「「さんっ!」」」」
一気にマーラ様から指が離れ、四人の白い裸体が跳ねるように湯の合間に消えていく
<<<<ザバーンッ>>>>
「うわっぷ」
波をもろに顔面に受けて湯を飲みそうになる。
そんなにムキにならなくても全員ちゃんと可愛がってあげるのに・・・。
怪我だけはして欲しくないな。
とにかく四人のレースの行方を見守ろう。
女同士の過酷な戦い、脚の引っ張り合いとなっているようだ。
まだ誰も向こう岸にまで辿り着いていない。
<トントン>
ん?
誰かに肩を叩かれた。
反射的に振り返えるとそこには・・・。
「あ、あいかちゃん」
「まいど。なーにしてる?」
女中姿でタスキで袖を捲り上げたあいかちゃんがそこにいた。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 20:40>
結局このレース、誰も勝者には成れなかった。
敢えて言えばあいかちゃんが勝者だろうか。
千枝、雪子、りせ、直斗がクタクタになってこちらの淵まで戻ってきたとき、俺の姿はそこには無く。
慌てて俺を探す四人は、温泉の外、月光の下であいかちゃんにフェラられている俺の姿を湯の中から呆然と見上げることになる。
悠々とフェラを終えて俺のペルソナ液を堪能した後、あいかちゃんのお説教タイムが始まる。
「お風呂場、セックス、禁止」
「え~、そんな~」
りせが不平を口にするが、その至極まっとうなあいかちゃんの注意は受け入れざるを得ない。
「あ、あははは」
「と、当然ですね」
笑って誤魔化す千枝。
素直に反省する直斗。
「あと、泳ぐのも、禁止なはず」
「ご、ごめんなさい」
雪子はあいかちゃんの更なる追撃に恥ずかしそうに小さくなっている。
バイトに怒られる若女将の構図。
いろいろダメである。
一回のフェラだけでは口止め料にとても足りない。
他の皆を先に上がらせ、あいかちゃんの露天風呂掃除を一人手伝うことにする。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 20:55>
一人分の仕事を二人でやる。
当然速攻で露天風呂の掃除は終わった。
さてそろそろ板場に戻らないと。
「ヒック」
ん?
あいかちゃん、シャックリ?
「ヒック。ん、大丈夫。行って」
なかなか止まらないようだ。
心配だったが、あいかちゃんに押し出されて露天風呂を出る。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 21:00>
あいかちゃん、シャックリ止まったかな。
そんなことを考えていたら露天風呂から調理場に移動する途中、葛西さんにぶつかりそうになる。
何やら彼女の方も心ここに在らずな様子だった模様。
「雪ちゃん大丈夫かしら・・・」
雪子がどうしたのだろうか。
「何かありましたか?」
「前に取材に来たTV局がまた押しかけて来たの。雪ちゃんが応対に出てくれてるんだけど。心配で」
あのTV局の番組プロデューサ、赤いキツネ事件で左遷されてたはずなのだが。
今更何の用だろう。
「わかりました。俺も行ってみます」
雪子一人では荷が重いかもしれない。
心ない暴言を浴びせられて心が傷つかないよう、俺が彼女を守ってあげねば!
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 21:05>
「「「お願いします!」」」
「そんなこと言われましても・・・」
玄関に行くと予想と違う光景になっていた。
あの悪徳プロデューサーの姿は無く、TV局側のスタッフは皆女性。
チーフと思わしき若い女性が先頭切って土下座しそうな勢いで雪子に対して頭を下げている。
困っている雪子。
「雪子、どうした?」
「ご主、ンンッ、悠君あのね」
話を聞くとこの人たち、この前来たTV局のスタッフではなく、そのTV局に番組制作を委託されてる番組制作会社の社員だそうだ。
先頭の若い女性は番組制作会社ソレスタルビーイングのプロデューサーのスメラギと名乗ってきた。
何でもTV局から報道番組用に稲羽市絡みで一本映像を撮ってくるよう急に依頼され、さらに局のお偉いさんから天城屋旅館の若女将を口説き落とすよう指示があったらしい。
「うちってすっごい弱小制作会社なの。この仕事失敗したら会社倒産するかもしれないのよ。助けて欲しいの!お願いします!」
それはそちらの都合であって天城屋旅館が協力しなければならない義理は全く無いのだが・・・。
ちなみにどんな映像を撮りたいのだろう。
「えっと、若女将、雪子さんでしたっけ。あなたの一日の仕事を撮らせてもらって、あなたの仕事を通して天城屋旅館がどんな温泉なのか紹介していく形式を考えています。もちろん八十稲羽の隠し湯の魅力をアピールするような内容をドンドン盛り込んでいくつもりよ」
話を聞く限り真っ当な撮影のようだ。
それにこのスメラギさんという女性プロデューサー。
この前のプロデューサーと違って至極真面な人間に見える。
「どうしたらいいと思う?」
雪子は迷っているようだ。
再び客寄せパンダになってしまうのは嫌なのだろうが、山野アナの一件以来若干だが売上が落ちているのも事実なのだ。
経営判断的には受けるべき話であり、雪子も本当はわかっている。
「それくらいなら天城屋の宣伝にもなっていいんじゃないか。もちろん最終的にどんな内容になってるかはチェックさせてもらうのは当然だけど」
素直に思ってることを伝え、雪子の背中を押してやる。
そのまま雪子の判断も撮影を許可する方向に傾きそうになるが、俺たちが思っている以上にスメラギさんは誠実な人だった。
苦しい愛想笑いを浮かべながら、天城屋旅館にやって来た真の目的をゲロって来た。
「あのっそれでねっ。もう一つお願いがあるんだけど・・・。雪子さんが入浴してるところも撮らせて下さい!お願いします!TV局への納品の条件として魅力的な入浴シーンが絶対に必要なのよ!」
「え、えーっ!?」
無茶過ぎるお願いなのはスメラギさんもわかってるようで、両手を合わせて必死になって拝んでくる。
「そんなの無理っ、無理ですからっ!お断りしますっ」
「大丈夫だって!うちの会社のスタッフ全員女子なのっ。撮影も女子だけでするっ。雪子さんとっても美人だし絶対に綺麗に撮るからっ」
大方TV局のお偉いさん、美人で巨乳なスメラギさんを追い詰めて枕営業させるために無理難題を彼女の会社に押し付けたのだろう。
TV的に現役女子高生女将の雪子の柔肌の映像が欲しかったのも真実ではあるのだろうが。
律儀に女性スタッフだけ引き連れて稲羽市までやって来たスメラギさんも生真面目なものである。
しかし・・・。
「甘いな、甘すぎる」
「「えっ」」
「TV局は視聴者のことを何もわかってないっ。そんなんだからネットに負けっぱなしなんだ」
自然と憤りが口をついて出てくる。
「何が言いたいのっ?」
「スメラギさんでしたか。この特集が流れる番組は何時に始まるんですか?」
「十八時からの報道番組の予定よ。それが何かっ?」
然もありなん。
「雪子、最近の天城屋旅館の客層で一番多い年齢層と性別を教えてやれ」
「うちは家族連れのお客様が一番多いんです。あと最近の傾向としては年代を問わず女子会のグループでのご予約も増えて来てますね」
つまりだ。
「十八時過ぎの夕飯時のTVなんて仕事で忙しいオッサンはほぼ見れないはず。つまり視聴者のメインは主婦層。家庭で財布の紐を握ってるのはその主婦。そして女子は温泉好き。そんな主婦層が女子高生の入浴シーンを見て旅情をそそられると本気で考えてるんですか!?」
「それは・・・」
「必要なのは若い娘の裸なんかじゃ無い!主婦たちが求めてるのは若い男のセクシーな腹筋だっ!」
スメラギさんを喝破する。
「「た、確かにそうかも」」
雪子共々この場にいた全員が俺の言葉に一理あると思ってくれたようだ。
「で、でも若い男のモデルさんなんて直ぐには手配できないし・・・あっ」
スメラギさんは俺が言いたいことを察してくれたようだ。
「・・・キミを、キミを撮れっていうの?」
「視聴率が取れる素晴らしい絵が用意出来れば、女子高生じゃなくても誰も文句は言わないでしょう。【俺を撮って下さい】」
堂々と雪子の代役に立候補してやる。
「ご主人様、ホントにいいの?」
そっと寄り添って尋ねてくる雪子。
「問題ない。この天城屋旅館のために一肌脱ぐくらい何時でも覚悟は出来ているさ。それにこれは必要なことなんだ」
「え?」
フッ。
真犯人の挑発にはきちんと応えてやらないとな。
「・・・わかったわ。望むところよ。改めてこちらからもお願いします。キミの裸、撮らせてちょうだい!」
スメラギさんも一発逆転を狙う覚悟が決まったらしい。
早速女将さんも交えて撮影のための契約書を交わす。
撮影は明日一日で終わらせる予定だそうだ。
「朝一でまた来ますので。明日はよろしくね」
そう告げてスメラギさんはスタッフを引き連れて撤収していった。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 22:00>
板場の掃除を終え、本日の業務も無事終了。
約束通りりせと直斗が泊まっている部屋を訪れる。
「「ヒッ」」
襖を開けると布団の上で互いに身を寄せ合い抱き合って怯えているりせと直斗の姿があった。
二人とも目を丸くしてこちらを凝視している。
「どうしたんだ?」
「ふぇ~ん、センパーイ、オバケ怖いよ〜」
「悠先輩、バカバカバカっ!遅いですよっ」
近付いたら涙目の二人にガバッと縋り付かられた。
「この部屋、四方八方から女の人の啜り泣きの声が聞こえるの~。え~んっ」
「ボクだって非科学的なことは信じてません。でもっ怖いものは怖いんですっ」
女の悲鳴と泣き声だって?
耳を澄ます。
<オーイオイオイ><ンオオオン>
<アアッンンッ>
<シヌーッシンデシマウーッ>
<ハァウ、ンンンンッ、アアー>
確かに天井と左右の壁、畳から女のモノと思わしき声が漏れ聞こえて来る。
低い声から高い声までいろいろだ。
背筋に戦慄が走る。
山野アナの怨霊とでも言うのだろうか。
そんなバカな!
いや待て。
この声って・・・。
一つ冷静になって考えてみよう。
この部屋の上下左右の部屋には誰が泊まっているのだったか。
そうか、そういうことか!
「フッ。大丈夫だ。安心しろ。この声は怨霊なんかのものじゃない」
縋り付いて柔らかい体を押し付けてくる二人を愛おしく思いながら抱きしめ、優しく断言してやる。
「じゃあこの声なんなのっ?先輩」
「この部屋の両隣。JUNESの花村と早紀さんともう一組のカップルが男女別に泊まってる。大方パートナーを入れ替えたんだろう」
「えっと。つまりこの悲鳴って、・・・エッチの声ってことですかっ!?」
「ああ。下の部屋には一条とエビが泊まっている。どこもお盛んなことだ」
「やだっ。そういうことだったんだー。もー紛らわしいんだからー」
「くっ。そんな大事なことは最初から教えておいて下さいよっ」
りせと直斗はホッと一安心したようだ。
文句を口にするだけ元気が戻ってきている。
「じゃあ先輩、上の部屋には誰が泊まってるの?いちっばん煩いんだもんっ。むかつくー」
りせの言うとおり、確かに一番耳障りな嗚咽が聞こえてきているのは上部屋だ。
確か・・・。
ああ、そうか。
あの二人か。
「宿帳には柏木と大谷って書いてあったな」
「柏木って、あの柏木先生のことでしょうか。先輩たちの担任の」
「大谷ってあの身の程知らずのミスコンに出てたデッブイ人?」
あの二人、この宿によくプチ傷心旅行で泊まりにくるからな。
まず間違いないだろう。
「大方お前たちにボロ負けして二人でボロ泣きしてるんじゃないか」
本物の女の魅力がわかる男がいないっ!とか妄言吐いてそう。
「なんだー、もう怖がって損した!せんぱーい慰めてよー」
「悠先輩、優しくしてくださいっ」
「よしっ、来いっ。そのかわり、周りみたいに声を上げ過ぎちゃダメだぞ」
二人の帯に手をかけ、帯回しを敢行。
「やめて下さいっ先輩っ、きゃあっ」
「あんっ先輩も好きねー。あーれー」
「よいではないかよいではないか」
男なら誰もが憧れる経験をしてしまった。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 22:30>
「おっやってるやってる」
仕事を終えた後、温泉に入って汗を流していた千枝が合流して来る。
「あっあっあっ、イクぅ」
ビクビクビクッ。
後背位で子宮を小突き回されていたりせの白い背中がググッとエビ反りになる。
数秒間恍惚とした硬直を堪能した後ゆっくりと崩れ落ちていった。
「はぁはぁはぁ」
その隣では正常位で犯されながら両の乳房を吸い尽くされ、息も絶え絶えな直斗がコロンと転がっている。
二人共躰を開発し過ぎたせいか感度も上がってすぐイク体質になってしまい、最近は堕ちるのも早い。
二人がイッた回数は二桁を軽く越えていたが、俺の方はまだ一回ずつ注ぎ込んだだけである。
マーラ様はまだまだペルソナ液を吐き出したくて猛っている。
りせの引き締まった腰とのジョイントをヌポッと解くと、待ってましたとばかりに千枝がホカホカのマーラ様にしゃぶりついてきた。
「れろれろっ、あたしの方はもう準備出来てるから。んちゅ、露天風呂誰もいなかったの。それでこっそりオナニーしてきちゃった。えへへっ」
少し照れながら笑顔でエロいことを言い出す千枝。
人懐っこくて快活でいじらしい千枝がお風呂場で俺に犯されること想像してムズムズしてきちゃって一人オナニーとか。
た、たまりません!
「あんっ」
千枝の浴衣の裾を割り開いて跳ね上げ、片足を抱き上げて一気にマーラ様をぶっさす。
「あああんっ、キ、キモチいいーーーーっ」
持ち上げた脚がビンっと天を蹴りあげ。ググッとマーラ様が締め付けられる。
どうやら千枝はぶち込まれただけでイッてしまったようだ。
千枝もイキやすくなったなー。
体力的に余裕があるためりせや直斗よりも保つだろう。
だがこのまま千枝を犯し続けていたら二人が回復する前に千枝もヘタってしまうかも。
「雪子は?」
ふんっふんっと腰を振って千枝を悦ばせながら、ここにいないもう一人のセックスパートナーについて聞く。
「あんっあんっ、明日の仕込みのっ、ああんっ、打ち合わせが終わってから、くぅ、来るってー。くうううっ」
小アクメの連続でバチバチと意識がスパークしながらも、千枝はなんとか俺の問いに答えてくる。
「あひぃ、す、凄いよぉー」
マーラ様の突進に押され、ガクガクと躰を震わせながら大アクメに突き進んでいく千枝。
その甘い鳴き声もどんどん高まってくる。
「くうううっ、あっあっあっあっあああっ」
もともと武闘派の千枝は肺活量が多い。
それに最近の発声練習の成果もあって声が良く通るようになっている。
「くふぅううう・・・んはぁあああああああんっ」
「千枝っバカッ声大きすぎっ」
「んんんっ、ごめんなさいっ、でも気持ち良すぎて声が止まらないのぉおお、んんっんんんんんっ」
喘ぎ声を抑えるために枕に齧りついて顔を埋めた千枝が目元をバラ色に染め、切なさいっぱいの流し目で己の得ている快感の大きさを訴えてくる。
その様が可愛過ぎて俺も腰の動きをクールダウンさせることも出来ない。
<アアアアンンンッ>
<イクゥウウウウッ>
<ヒィヒィイイイッ>
千枝の喘ぎ声に感応したのか、周りの部屋から聞こえる啼声も一段と強まりを見せていた。
反響する嬌声に煽られて俺たちの理性の箍もあっさり外れてしまうまで、そう時間は掛からなかった。
<YU SIDE 2011年10月30日SUN 晴 23:15>
上下に重なっているりせと直斗を交互に犯していく。
「ああああーーんっ」
まずは上の直斗をイカせる。
「んっんっんんんっひああ」
次に下のりせ。
千枝がヘタバッて再びりせと直斗を抱き終わった頃、やっと雪子が部屋にやってきた。
白い肌襦袢姿での登場で気合が入っている。
「ご主人様、まだ出来るよね」
「ああ。待っていた」
抱き寄せてキスする。
千枝と同じように温泉に入り直してきたようで、その嫋やかな躰から漂う石鹸の香りが鼻をくすぐる。
「お疲れ様、今日は上がるの遅かったな」
「うん。明日の撮影の件の打ち合わせとか、膣圧をアップするための勉強とかしてたから」
いきなり雪子の口から予想外の言葉が飛び出してきた。
「ち、膣圧?」
前半の打ち合わせは納得出来るけど、膣圧って。
何を言い出してるんだろうこの娘は。
「私、テレビの世界に落とされて、そしてご主人様に抱いてもらったでしょ。あのとき自分の膣が名器だってご主人様に教えられて嬉しくて。でもそんなのは生まれ付きなだけで、自分の技できちんと悦ばせてあげたいって思ってたの」
「その決心がパイズリテクを向上させたわけだ」
確かに雪子のパイズリテクは他の追随を許さない。
唯一これからの大幅な成長を期待出来るのは直斗くらいなのだが。
まだあのデカい乳を使いこなせているとは到底言えない。
「うん。でね。自分の膣は別にこのままでいいだって。一度は前じゃなくてアナルを集中的に鍛えようかとも思った」
お尻をクイッと捻ってアナルを強調してくる雪子。
確かに雪子のアナルは前に比べると慎ましやかで開発甲斐があったな。
「不思議ね。自分でバイヴを入れてオナニーしてみたら、膣がとても大切で鍛えるべき場所だったって感じるようになったの」
雪子が頬を染めて俺の胸に顔を埋めながらバイヴオナニーを告白してくる。
そう言えばいつも使ってるバイヴ、一本見当たらないと思ったら雪子が持って行ってたのか。
「私気付けて良かった。このままご主人様に可愛がられるだけだったらきっと後悔してた。自分の膣は名器なんだからそのままでいいだって思ってたんだけど、そういうのって凄くおこがましいってやっと気づいたの」
これまで任せっきりのセックスをさせてしまっていてごめんなさいと謝ってくる雪子。
「若さがあって筋力があってまだ出産を経験してないから今のあたしの膣があるんだよね。そう思ったらあたしの膣って今だけの問題じゃない。あたしはあたしの意思でここでもご主人様を悦ばせられるようになろうと思う。きっとご主人様たちと過ごした時間がそういうこと気づかせてくれたんだと思う」
彼女は己が出産を経験した後のセックス強度まできちんと計算しているようだ。
雪子は己の股間に手を当てつつ、晴れ晴れとした表情で膣圧アップのトレーニングを開始したことを告げてきた。
ただでさえ気持ちよすぎる雪子のアソコがさらに気持ちよくなるのか。
期待と恐れが入り混じって胸がワクワクドキドキしてきた。
ゴクリ。
自然と唾を飲み込む。
いいだろう、望むところである。
「じゃあその成果、見せてもらおうか」
「そのっ、まだトレーニング始めたばっかりだからっ。・・・幻滅しないでね」
「優しくするよ」
「うん。明日も頑張れるようにご主人様のエネルギー、たっぷり注入して欲しいな。んんっ」
肌襦袢の帯を解きながら改めてキス。
そのまま雪子を押し倒し、このまま繋がるか尋ねる。
「んんっ、入れちゃう?」
「んちゅっ、えっとわたし騎上位で試してみたかったんだけど」
困った顔の雪子。
彼女の希望と違ったらしい。
いかんな。
雪子の膣圧アップの決意表明で浮足立って、肝心の以心伝心が出来てない。
「悪い」
一言謝ってゴロリと体位を変える。
「んふっうふふふふ、あはははっは。わ、悪い、あはははは。あんっんんんんんっ」
何がツボに入ったのかわからないが、いつもの大笑いを披露しながらもマーラ様に向かって腰を下ろしてくる雪子。
その笑いはすぐに喘ぎ声に変わっていった。
<YU SIDE 2011年10月31日MAN 晴 11:00>
「じゃあ鳴上君、いくわよ。準備はいい?」
「ええ」
露天風呂での撮影。
本番開始前、スメラギさんが声を掛けてきた。
腰にタオルを巻いたまま湯に脚を入れる。
ほんとにスタッフ、女性しかいないんだな。
見回すとみんな若くて可愛いスタッフばかり。
現場は華やかな雰囲気になっている。
確かにこれなら女性の演者でも緊張はしないだろう。
ただ今回の被写体は裸の俺。
俺の方は複数の女の子に裸を見られるのは慣れているのだが・・・。
女性スタッフたちの方が男の裸に緊張しているようだ。
男の裸を見るのも撮るのも慣れていないのだろう。
なんかもっと見せつけてやりたくなってくる。
いや、いかんいかん。
撮影に集中しないと。
これはただの撮影ではないのだ。
"コレイジョウタスケルナ"
つい10日ほど前、何者かが俺のマンションの郵便受けに脅迫状を投函してきた。
それ以降何も動きはない。
当てが外れてつまらない。
「じゃあいくわよっ3、2、1」
ならこちらから犯人に対して揺さぶりを掛けてやろう。
スメラギさんには悪いが・・・。
この機会、上手く利用させてもらう!
<SYSOP 2011年10月31日MAN 晴 --:-->
JUNESのハロウィンフェアは天城屋旅館での壮行会のお陰で大成功し、社内で花村陽介の株が上がります。
花村陽介と相部屋だった社員と小西早紀と相部屋だったバイトは無事結ばれ、この一夜が原因で出来婚します。
天城屋旅館に恋花温泉の属性が付与されます。
カップルの喘ぎ声に当てられて柏木典子は天城屋旅館を使用しなくなります。
カップルの喘ぎ声に当てられて大谷花子は天城屋旅館を使用しなくなります。
番組制作会社ソレスタルビーイングは鳴上悠専属の女性向けAV撮影会社として業界に確固たる地位を構築していきます。
天城雪子の膣が名器から超絶名器にランクアップしました。
中村あいかのペルソナ液摂取量が限界を越えました。
しかしP4GAは面白いですね。
でもマリーをerosuna4に組み込むのは至難の業だなと。