※この作品はR-18です。

咲-saki- R-18集   作:オパール

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レジェンドいぇい!
そんなわけで晴ちゃんJKバージョンでごさいます。

今回前編、次回後編です


赤き土壌に落ちる影

高校最後のインターハイ、その頂を征した時、感じたのは飢えだった。

 

『決まったー!インハイ男子個人戦、前人未踏の三連覇達成ー!』

『彼は中学時代の三年間も、個人戦で連覇を果たしていますからね。達成感もかなりのものでしょう』

 

違う、こんなものじゃ満足できない。まだ足りない。

飽くなき勝利への、栄光への飢え。

だから、この時には心に決めてたんだと思う。

 

家族も、友達も、故郷も………恋人さえ見捨てて、自分の欲求を満たす、ただそれだけを。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「にーちゃーん!」

「ん?」

 

母校、晩成への凱旋を終えて家路に着く俺に、遠くから声がかけられる。声の主は現在小学生の弟の一人。

 

「へへっ、全国三連覇、おめっ!」

「おう、サンキュ。他の二人は?」

「家と山」

「………わかりやすっ」

「早く帰ろうぜ。山行ってる方もそろそろ戻ってくるだろうし、今晴絵姉ちゃん来てるから」

「晴絵が?珍しいな」

「なんか望さんに引っ張られてた」

「把握した」

 

赤土晴絵。

一昨年、弱小だった阿知賀女子学院をインハイ準決勝まで導いた名選手。

中学の頃にちょいと面識ができて………今は、交際中。

ちなみに望さんっていうのは晴絵の友人の新子望のこと。

 

「にしても、何の用なんだか」

「え、兄ちゃん祝うって聞いてたけど」

「いや、新子の奴はともかく晴絵がか?ここしばらく結構ギスギスしてんのに」

「俺知らないし。それしか聞いてないもん」

「ふむ………」

 

そうこうしてる間に我が家に着く。

 

「家に帰ったら」

「元気よくただいま!」

「靴はきちんと揃えて下駄箱」

「手洗いうがいは徹底して!」

「よしオッケー!」

 

二人で唱和、扉に手をかけ………

 

 

 

「おかえりなさーい!ご飯にする?お風呂にする?それとも、は、る、え?」

 

 

 

閉めた、そりゃもう勢いよく。

表札を見る。うちの名字。弟を見る。よくわかってない。

 

「………今の、望さんだよな、後ろに晴絵姉ちゃんもいたような」

「………開けるのが怖い」

 

が、立ち往生もしてられない。

深呼吸、意を決して再び開け放つ───

 

 

 

「おかえりなさーい!晴絵にする?ハルエにする?それとも、は、る、え?」

「他に選択肢用意してこい!」

 

 

 

そう言う問題じゃないぞ俺。

扉を壊れんばかりの勢いで閉める。でもって頭痛と胃がマッハ。

 

「………何してんの、兄貴達」

「ん?おぉ、帰ったか」

「入らないの?」

「バカがなんかやっててな。できれば入りたくない」

「?」

 

『あ、あのさ、望。普通でよくない?』

『三連覇お祝いしたいって言ったのハルエでしょ?それに最近まともにデートも出来てないって相談してきたじゃない』

『で、でも………』

『女は度胸!次で決めること!』

 

怖い(迫真)。

 

「………俺、開けようか?」

「いや、いい。腹括るわ」

 

落ち着け、落ち着け俺。今のを聞く限りじゃ晴絵も何かしら思うところはあったらしい。なら、向き合うのが男………そして彼氏………

 

「ふぅぅぅ………」

「兄ちゃんのやる気がやばい」

「インハイ行く前みてぇ」

 

………南無三!

 

 

 

「お、おかえりなひゃい!こ、混浴にする?女体盛りにする?それとも………わ、わた、し?」

「ちょっ、そこまでやれとは言ってない」

「人の彼女に何させとんじゃアホ巫女がぁ!!」

 

晴絵の後ろにいた新子に全力で叫ぶ。

女性に暴力はNGだが流石にギルティ、慈悲は無い。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「うぁぁぁ………」

「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ………」

「………晴絵ちゃんと望ちゃん、どうしたの?」

「スルーしといてくれお袋」

「そ、そう………」

「よしそれロン!」

「父ちゃん振り込みすぎ」

「てかトビだね」

「」

 

部屋の隅で羞恥のあまり震える晴絵と正座してる新子。丸テーブル使って手積みで麻雀やってる親父と弟たち。もはや軽いイジメになってきてる。

お袋と二人でその様子を眺めつつ晩飯の後片付け中。

 

「ほれお前ら、気が済んだら風呂入っちまえー」

「「「はーいっ」」」

「………親父、息してるか?」

「ははっ………我が家でなんで俺が最下位なんだろな。学生時代は結構強かったのに」

「父親キャラの宿命だ、諦めろ」

「解せぬ………」

 

ふらふらと片付けを終えたお袋の所に向かう大の大人。

それをにこやかに微笑みながら慰めるもんだからお袋は良妻賢母だとかご近所で噂されてる。見た目も若いし。

ただし麻雀のレベルはダントツ。流石元世界ランカー。

 

「そういえば、晴絵ちゃん達、帰らなくていいのかしら?」

「ん?あぁ、んじゃ訊いてみるわ」

「お願いね」

 

そう言って二人の所に行ってみると、そこには座布団を頭に被せてソファに突っ伏す彼女様と光の灯らない眼でぶつぶつと謝罪の言葉を述べるアホ巫女の姿が。

 

「起きろアホ巫女」

「はいっ、すいませんでした!」

「いや、もう怒ってねぇから」

「………あれ?どうしたの?」

「時間。帰んなくていいのか?」

「え?………あー、もうそんな時間?なら、私はお暇するわ」

「あいよ、んじゃ車出すわ。晴絵は………」

「今のあの子が顔見せると思う?」

「そもそもの原因が何を………まぁ、無理だろうけどよ………晴絵ー?」

「来ないでっ、見ないでっ、聞かないでぇっ!」

「………」

「ね?」

「………はぁ」

 

とんだ祝勝会だよ、チキショーめ

 

 

 

 

 

 

 

新子を車で家まで送って、帰宅。

寝付きのいい弟たちはもう眠ったらしく、親父達は部屋で話でもしてるだろう、流石にそんな歳じゃ………ありえそうで怖いわ。

 

「………おかえり」

「………晴絵?」

 

着替えを取りに部屋に行こうとリビングに入ると、そこにはソファに腰掛けている晴絵がいた。

 

「てっきり帰ったかと思ったよ」

「………その方がよかった?」

「いや、そうは言ってねぇよ。………で、なんで?」

「今日、帰らないって言ってあるから。望にも口裏合わせてもらうように頼んである」

「………そう、か」

 

思わずどもる。晴絵にそんな意図があるかどうかは知らんが変に意識してしまう。自分、童貞ですから。

 

「………」

「………」

「………隣、いいか?」

「っ………うん」

 

断りを入れて隣に座る。ほんの少し身体を強ばらせて、ちらちらとこっちを伺ってくる晴絵。

 

「………改めて、三連覇おめでと」

「ん?………あぁ、サンキュ」

「ホントは、それだけ言いたかったんだけど、さ。望が………」

「………すまん、あれは正直引いた」

「なんでさ」

 

そりゃあ服装自体は普通でもシチュが異質すぎた。いや、やってほしいとは思ってたけど性急すぎる。

 

「前から思ってたけど、やっぱりすごいよね」

「ん?」

「だって、初めて会った時から麻雀強かったし、三年連続で全国行って個人戦制覇でしょ?しかも、一年の時なんて団体戦で負かされた相手に個人戦ですぐにリベンジ………何あんた、化け物?」

「言いたい放題すぎて草不可避。てか、麻雀云々はお前も十分………」

「やめてよ。あたしは凄くなんかない」

 

俺を見て………睨んで言うその眼には、暗い感情………恐らくだが、嫉妬が垣間見えた。

 

「あたしはあんたとは違う………折角行けた全国で、準決勝で無様に負けて………今でも、まともに打てやしない………」

「………」

「リベンジしようなんて気も起きないんだよ!わかる!?あんたみたいにポジティブに生きられる人間なんて何人もいやしない!あんな………あんな、本物の化け物級の選手とやって………結果が、これ………」

 

掴みかかられて、胸を何度も拳で叩かれる。

瞳に涙を溜めながらのその行為に、これこそが以前からの俺達の関係がうまくいってなかった事の原因なんだと理解した。

 

「………ごめん。あんたに当たっても、しょうがないのに」

「………」

「くだらない嫉妬だって、わかってる。あんたの前向きな所とか、勝ち負け以前に麻雀自体を楽しんでるとことか………そういう所に、惚れたのに………」

「晴絵………」

「羨ましくて、憧れて、それと同じくらい妬ましくて………でも、やっぱり好きで」

「………」

「でも、やっぱ無理。あの女と打てばわかるよ………どうしようもない相手ってのがいるんだって………」

「………ごめん」

「謝んないでよ」

 

それっきり、晴絵は俺にしがみついたまま肩に顔を埋める。

短く切り揃えられた髪をゆっくり撫でて、俺もあの会場で感じた思い………決意を、そっと口にする。

 

「………晴絵」

「………なに?」

「どうしても伝えなきゃならないことがある」

「………」

「………俺、プロになる」

「………え?」

 

ゆっくりとした動きで顔を上げた晴絵。その表情は、信じられないといった顔だった。

 

「………プ、ロ?」

「前々から誘われてたんだよ。高校出たらうちに来ないかって、プロチームに」

「どこ、の?」

「………横浜」

「なんで………プロ入りは大学出るまで待つって!それに、なんでそんな遠いところ………!」

「大学出るまで待てなかったらしい。他のチームに持ってかれる前に確保しときかったんだろうよ」

「………そんな」

「………それに」

 

きっと怒るだろう。罵倒され、嫌われるかもしれない、そして、俺達の関係は破綻する。

それでも、言わなきゃいけない。俺の、決意と………欲求を

 

「………足りなかったんだ」

「え………?」

「中学、高校って、六年連続で頂点に立ったのに、まだ足りないんだよ。もっと打ちたい、もっと勝ちたい。学生身分じゃなくて、もっと上………強豪がひしめいてる、プロの世界。………きっと、インターカレッジとかじゃ味わえない。そんな気がしたんだ………全国の、あの場所で」

「………」

 

晴絵は何も言わず、ただ俯いて肩を震わせている。

 

(………終わった、か)

「………わかった」

「え?」

 

晴絵が顔を上げる。何かが、大切な何かが抜け落ちたような、そんな表情だった。

 

「………あんたが、そう決めたんなら、あたしは何も言わない。どうせ、止めたって意味も無いだろうし」

「晴絵………」

「薄々さ、わかってた。いつか、私の手の届かない所まで行っちゃうんだって………」

「………ごめん」

「謝んないでっ」

「………ごめん………ごめんな」

「………ばかっ」

 

そして、また俺の肩に顔を付けて涙を流す晴絵。

そんな彼女に、告げるために口を開く。

 

「………なぁ、晴絵」

「………なに?」

 

我ながら、この状況でこんなことを言える辺りゲスだと思う。

勝手に決めて、それで大切にしようと誓っていたはずの恋人を泣かせて………なのに、我を通そうとしている。

自分勝手で、どうしようもない男だよ、俺は。

 

「今日、帰るつもりは無いんだよな………?」

「………うん」

「………その、いい、か?」

「………最低」

 

そう言って、噛みつくように唇を奪われる。

もう、互いに遠慮なんて無かった。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「んぐっ、んっ、ちゅっ、ぅ………」

「んっ、ふっ、んん………」

 

物音や後始末云々の問題で、情緒もへったくれも無い風呂場で致すことになった俺達。

脱衣所で全裸になるやいなや、二人して一心不乱に唇を貪っていた。

 

「んん、んっ、ふぁっ」

「ふ、はぁっ………晴絵」

「んっ………」

 

浴室の壁にそっと晴絵の身体を押し付けて、首筋にキスを落としながらそっと乳房に手を這わせる。

 

(柔らか………!)

「あっ、ん………」

 

ふにふにとした、マシュマロみたいな柔らかさの中に、指を押し返してくる弾力を持つ乳肉を晴絵が痛みを感じないようにやんわりと揉みしだく。

 

「やっ、んぅ………くすぐった………」

 

初めて触るその感触と、初めて聞く晴絵の声に理性をガリガリ削られつつも、両手でなるだけ優しく乳房を愛撫していく。

 

「………あ、固く」

「やっ、ばっ、言うな………ひぅっ!?」

 

刺激を受け、ぷっくりと膨らんだ乳輪とその先端を親指と人差し指で軽く摘むと、その身体がびくんと跳ね上がる。

 

「ふぁっ、んん、んっ、そこ、だめっ………!」

「すっげーエロい、今の晴絵………」

「うっさい、バカ………ふぁ!や、吸っちゃ………!」

 

口を大きく開けて、乳輪ごと乳首に吸いつく。

口の中で舐め上げながら、逆側をぐにぐにと揉みしだくと、その身体が小刻みに揺れる。

ちらりと晴絵の顔を見やれば、顔を真っ赤にして切なげな視線を向けていた。

 

「はっ、ぁ、ん………」

「………わり、俺だけ楽しんでた」

「………別に、気にしなくても………いや、そうだね」

 

言って、晴絵は俺の前に跪いて………腹に付くほど勃起した愚息を見据える。

 

「ちょっ、できるのか?」

「………がんばる」

「っ………!」

 

手で輪を作って、やんわりと竿を握る晴絵。そのまま少しずつ扱き始める。

 

「んっ………」

「すご………固くて、熱い………」

 

すべすべした掌に全体が包まれ、幹の根元、亀頭まで扱かれて、時折指で鈴口を擦られる。

自分の手以外での刺激に、先端からは早くも先走りが滲み出す。

 

「ん………なんか、出てる………」

 

手に付いた粘液に一瞬顔をしかめた晴絵。が、しばし熱の入った眼で見つめたと思ったら、亀頭に一つ口づけた。

 

「うっ………!」

「………変な味」

「そりゃ、そういうもんだからな………」

「………でも」

 

そう言って、今度は先端を舐め上げて………くわえこんだ。

 

「っ!?」

「んぐっ、むぅぅ」

「あ、っ、晴………!」

 

口を目一杯に開けて、頭を前に出しながら舌で亀頭を刺激して、後ろに引きながら吸い上げてくる。

 

「くっ、あ、すげ………!」

「ぷあ、は、んん………きもち、いい………?」

「いい、けど………くわえたままは………!」

「んむ、んっ、ふぁ、ぅぅっ」

 

口での奉仕をしながら上目遣いに見つめてくる晴絵の瞳は潤んでいて、そのいじらしい仕草に張り詰めていたモノが一気に解けていった。

 

「やば、晴………!」

「ふぇ?なふぃ………ひゃっ!?」

 

そして、一物をくわえたままの晴絵が動かした口、その時に掠めた歯がトドメになった。

幹が脈打ち、亀頭が膨らんだ次の瞬間、吐き出された白濁が晴絵の髪や顔に降りかかり、汚していく。

 

「ん、や………ぁ………」

 

顔中に付着した粘液を指で掬い取る晴絵。

艶っぽい眼でそれを見つめる様は、あまりにも淫靡で。

 

「きゃあっ!?」

 

───気付けば、その細い身体に抱きついていた。

 

「ちょ、どうし………ひっ!?」

 

引き千切れた理性に飲み込まれた頭じゃ、もう晴絵の言葉は理解できない。

右手を股座にあてがって、その秘唇を乱雑に擦りあげる。

 

「はっ、や、まって………!」

 

胸に受けた愛撫と俺への奉仕で少なからず興奮していたうで、指には熱く粘ついた液が絡みついていた。

晴絵と身体を密着させて自由を封じ、中指を折り曲げて膣内へと挿入させる。

 

「ひっ、い………!」

 

引きつった声が晴絵の口から漏れる。

指を差し込んだそこは熱く、固い。ほんの第一関節までしか入っていない俺の指を喰い千切らんばかりに締め付け、軽く痛みを感じるほどに狭かった。

掻き分けるように更に奥まで進ませ、そこで解すように指をやや激しく動かし始めると、晴絵が泣き声に近い声を上げた。

 

「いっ、ひぃ、や、あぁ、いた、いぃ………」

 

俺の肩に噛みつき、爪痕を残すように引っ掻いてくる晴絵。

その声と痛みでかろうじて理性が戻ったのか、左手で震えるその背中を優しく撫でる。

 

「あ、うぅ」

 

続ける内に膣肉が少しずつ解れていき、今度は薬指をゆっくりと挿れていく。

 

「んっ、あぁぁ」

 

さっきよりかは柔らかくなってはいたが、それでもぎゅうぎゅうと二本の指をくわえ込んでいる媚肉を押し広げるように徐々に奥に進ませていく。

 

「はひっ、ひっ、ひいぅ………」

「………動かすぞ」

「や、だめ………くぅっ!」

 

肩に爪を立てられる。

その痛みを感じながら、膣に収まった指を別々に動かして更に解きほぐしていく。

 

「んっ、あ、はぁぁぁ」

「………痛い、よな」

「ふっ、ん………さっきよりは、へいき………ひぃんっ!」

 

中指の腹に感じた明らかに別の、ざらざらした感触。

そこに触れた途端、晴絵の身体が跳ね、膣内が締まると同時に指に熱い液体が降りかかる。

 

「あ、あぁ、そこ、だめ………!」

「………ここか?」

「ぁんっ!」

 

今までで一番の嬌声が上がる。

痛みが薄れてきた中で、そこから来る刺激はかなりのものらしく、撫でるように擦る度にその腰がビクビクと跳ね上がる。

ふとそこを見やれば、指がどろどろになるほどに愛液が溢れ出していて、秘裂の上部に、小さな膨らみが見て取れた。

 

「………ここ、も」

「ふひゃあっ!?」

 

親指で包皮を剥いて、中から現れたそれを親指で軽く擦る。

一際高い声が晴絵の口から上がり、ぷしゅっ、と音が聞こえそうな勢いで愛液が吹き出した。

 

「だめっ、それ、だめだってばぁ」

「んな声で言われてもな」

「やだっ、やだぁ、くるっ、なんかきちゃうぅ!」

 

ガクガクと暴れる腰を押さえて、一層激しく指を動かしていく。

涙を流しながら、俺に縋りついてくる晴絵の声もどんどんと甲高いものになっていった。

 

「あっ、んっ、あぁぁぁ!」

「晴絵………!」

「くるっ、も、だめ、ぇ………っぅぅぅぅぅ!!」

 

俺の肩に噛みついて、くぐもった声で叫ぶ。

腰が大きく跳ね上がり、秘裂から吹き出した液体が掌全体を覆う。

 

「………イッた?」

「はぁ………はぁ………は、ぅぅ」

 

ふるふると震える晴絵は、頷くこともできないようだった。

こちらを見上げてきた晴絵の顔はすっかり蕩けていて………正直、もう我慢の限界だった。

 

「………晴絵、その」

「ぁ………うん、いい、よ」

 

そう言って、晴絵は壁にもたれかかって、右手で膝を抱えて脚を開く。

太腿にまで垂れた愛液と、ひくひくと蠢くピンク色の秘唇。

ごくり、と、生唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえた。

 

「………優しく、してよ?」

「………努力は、する」

 

抱えられた脚を俺の腰に回して、晴絵の両腕は俺の肩に。

すっかり堅さを取り戻した愚息をあてがい、そのまま押し込んで………滑った。

 

「あれっ」

「ひゃっ、ちょっ」

「わ、悪い。えっと………」

「んんっ、ん………もうちょっと、下………」

「下………ここ、か」

「もう………」

 

今度こそ入口を見つけ、少し腰を進めると、途端に亀頭に熱が絡みついた。

 

「あっつ………!」

「くっ、う、ぅぅ………!」

 

ゆっくりとだが、奥の奥を目指して挿入する。

十分に解したと思っても、そこはまだまだキツく、進む度にみちみちと裂けるような音が聞こえてくる気がした。

苦悶の表情を浮かべる晴絵を見やりながら挿入を続ける内、先端部分に異物を感じる。

 

「………行くぞ」

「う、んっ………!」

 

ぶつっ、と音がした。

 

「───────ッ!!」

 

両の肩に爪が突き立てられる。

今の押し込みで処女膜が破られ、同時に俺の一物は根元まで埋没した。

 

「はっ、ふぐっ、ひっ、ひぅ、いあぁぁ」

 

血が滲んでくる程に立てられた爪、痛みから涙をポロポロと零す晴絵と、そっと唇を重ねる。

 

「ちゅ、ん………うあ」

「はる、え………ん、くっ」

 

膣口からは鮮血が流れ落ちて、そのまま浴室のタイルとシャワーから流れるお湯を赤く染めている。

 

「くっ………動く、ぞ」

「う、んっ………あっ」

 

ずるぅ………と、ゆっくり引き抜き、同じくゆっくりと奥まで突き入れる。

そんな単純な動きでも、熱く湿った肉の壁に締め付けられた愚息にかかる快感は半端じゃなかった。

 

「はっ、く、すっげ………キツイのに、やわらか………」

 

亀頭から根元まで全体を包み、絶え間なく扱き上げてくる媚肉はまるでこれを待っていたかのように食らいついてくる。

何も考えず、がむしゃらに腰を振って貪り尽くしたい衝動に駆られるが、目の前の………晴絵の顔を見て、それはすぐに彼方へ消えていった。

 

「いっ、あっ、んん、くぅぅ」

 

唇を噛んで痛みに耐える晴絵。

かなりの激痛なのか、辛そうな表情を浮かべて、涙も止めどなく流れている。

 

「ごめん………辛いよ、な………!」

「は、ぁ………あたしは、へい、き。くぅ、あ………あんた、は………きもち、いい、の………?」

「………ああ、最高だよ………!」

「よかった、ぁ………ぃうっ」

 

そう言う晴絵の顔は笑っていたけど引きつっていた。

いたたまれなくなって、思わず唇を奪って胸に手を這わせていた。

 

「んむっ、ひゃっ………」

 

指の腹で乳首をなぞりながらぐにぐにとやや乱暴に両方の乳房をこねるように揉み回す。

その間、腰は大きく動かさずに奥の方に亀頭をぐりぐりと押し付けていく。

胸への愛撫と一緒に続ける内に、少しずつ晴絵の顔と声が変わっていっていた。

 

「んっ、ふ、あ、んっ」

 

噛み締められていた唇は僅かに開いて、きつく閉じられてた瞼も、閉じられてはいるけどほんの瞑る程度。

痛みじゃなく、別の何かに耐えてるようだった。

そこまで見てふと気になって、さっき指で擦った所………膣内の腹側辺りを狙ってみた。

 

「ふぁっ!」

 

挿入後、初めて上がった嬌声。

戸惑ってる晴絵を余所に、今度はそこを重点的に刺激するように腰を動かしていく。

さっきよりも、ちょっとだけ激しく。

 

「ちょっ、やだっ。だめっ、そこはぁっ」

 

もう痛みにも慣れてきたらしく、突き上げて、擦り上げる度にきゅうきゅうと膣壁が更に締まってくる。

鈴口からこっちの体内に入ってくるかと思うほどの熱い粘液も少しずつ漏れ出てきて、一物全体を覆っていく。

 

「やぁ、ぁぁぁっ、はじめてなのにっ、あたし、はじめて、なのにぃっ」

「なのに?」

「きもちいいのぉ。痛かったのに、きもちよくなっちゃってるよぉっ」

 

甘く蕩けた声をあげて抱きついてくる晴絵。

その姿が反則的に可愛らしくて、愛しくて。

 

「んあっ、はぁ、やぁんっ!」

 

腰を限界まで引いて、再度奥まで。

見つけた、晴絵が感じる所に当たるように意識しながら何度もその動きだけを繰り返す。

 

「うあ、んぃぃっ、そこ、ばっかりぃぃぃ」

 

上ってくる射精感を唇を噛んで、尻の辺りに力を入れて耐える。

この快感を………今限りのこの時間を終わらせたくなくて、晴絵の大きく揺れる腰を押さえ込んで、痙攣する膣内を抉っていく。

でも、限界というのは来るもので。

 

「晴絵、俺、そろそろ………!」

「あっあぁぁぁ、だめ、だめ、中はぁっ」

 

さすがにそこまで無責任なつもりは無い。

声の蕩け具合から、晴絵も限界が近いようで。

荒い息を吐きながら、箍が外れたように腰を叩きつける。

 

「ふぁぁぁっ、あ、あひっ、ひぃぅぅ!」

 

腕を伸ばして、しがみついてきた晴絵を抱き返す。

───限界は、すぐに来た。

 

「で、るっ………!」

「くっ、ん、んんんんんんんんっ!!」

 

引き抜かれた肉棒の先端から、大量に放たれる白濁。

それは晴絵の身体や、顔まで飛んで、穢していった。

 

「はぁっ、はぁ、はっ………」

 

疲労がどっと押し寄せてきて、思わずその場にへたり込む。

向かいの晴絵を見やれば、壁を背にして座り込んでいた。

 

二人の息遣いと、シャワーの流れる音だけが後に響いていた。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「にいぢゃぁん………」

「ほんとにいっちまうのかよぉ………」

「ぐずっ………」

「あーもう、泣くな泣くな」

「高卒でプロ入りかぁ………親として鼻が高いわ」

「大変だろうけどな。横浜とか初めてだし」

「………プロの世界は厳しいわよ。学生とは訳が違う」

「………ん」

「………でも、大丈夫。だって、私達の息子だもの」

「お袋………」

「頑張ってきなさい、学生王者」

「………ありがと」

「「行ってらっしゃい」」

「「「にいぢゃぁぁぁぁんっ」」」

「クスッ………行ってきます!」

 

「………見送り、よかったの、晴絵?」

「………もう、別れた身だしさ。それに」

「?」

「今会ったら………ボロッボロに泣いちゃうから」

「………今まさに泣いてるくせに」

「………ぐすっ」

「………彼なら大丈夫よ、きっと」

「………そう、だよね、うん」

 

───バイバイ、大好きな人

───頑張れ

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「おーい」

「ん、おお、うたたそ」

「うたたそやめろっての。黄昏てどーした?」

「いや、夢見たからさ、昔の」

「へぇ。そういうこともあるんだねぃ」

「みたいだな、知らんけど」

「………真似すんなし」

「ドヤァ」

「ったく………で、今年の年明けも田舎だっけ?」

「ああ。インハイで毎年全国決勝まで行って天狗になってる愚弟達に灸を据えに」

「律儀だねぃ」

「………ま、後は軽い旅行とか。同級生と」

「ふーん。ま、あたしは今年えりちゃんと女同士かねー、知らんけど」

「え。あのいたいけな大学生の男の子は?」

「………何であいつが出てくんだよ」

「一途に慕ってくる若者を邪険にするもんじゃねーですようたたそ」

「うたたそやめ、って、待てコラ!」

「ほーっほっほ………お、メールだ」

「急に止ま………どした?」

「………」

 

「………え、ごめん、もっかいお願い」

『いやそのー、旅行の件なんだけど………』

「………」

 

 

「「ファッ!?」」




以上でした。
次回はアダルトな絡みを書けたらいいな

とりあえず、残すところ二話なこの作品ですがとりあえずその後も思いついたヒロインの話を書いていこうと思ってます。
今のところ確定してるのは

・おっぱいオバケリターンズ
・堕天使のどっち降臨(時間軸捏造)

以上の二つで、未定なのが

・ダルダル白望さんとツンデレ彼氏
・宥ちゃんのあったかーい一夜(意味深)

こんな感じです。
しかし、何というおもち率
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