「それにしても、さすが北海道。豪勢な食事だな」
「ふふ、そうねぇ。これで精をつけてもらわなきゃ」
「……お前なぁ」
旅館の一室。料理を堪能する二人は、豪勢すぎる食事に舌鼓をうつ。そう、北海道といえば地の料理もなかなか美味しく、ルイベ漬け。(石狩漬け)は、北海道では定番の一つ。また、羊肉を使ったジンギスカン。なんていうのもあったりする。
「ん、美味しいわね。これ、どう? あーん」
「ん、あ、あーん……」
こうして、食べさせあいなどもしてみながら、二人は甘い時間を過ごしていく。そうして、その後に仲居さんを呼び食器を片付けてもらったあと、二人は布団の上にいた。
「それじゃ、デュオ。……その、いい?」
「……あぁ」
今の二人は、温泉から上がったあとで浴衣に着替えているのだ。そして、レイは風呂の上気が残っている。そして、潤んだ瞳は今か今か。とその時を待ち望んでいた。
「……それじゃあ、するぞ」
「……うん。──ん」
まずはゆっくりと、温泉の時とは真逆で、デュオの方から口付けを交しにいく。触れられた唇同士は熱く、甘く。二人の熱量が加速するには、時間がかからなかった。
「ん、はふ、ぁ、ん、ちゅ。んぅ、んんッ」
レイからかデュオからかは分からないが、二人はそのまま舌を絡め、レイからくぐもった声が溢れ出す。舌を絡めるだけで、また一つ深く繋がった気がするのか、次第に彼女は惚けていく。
「──ぁ、ふ。ん、良いわね、こういうの」
「……あ、あぁ」
小さな体躯からは考えられない、蠱惑的な魅力。彼女は、今確実にデュオという一人の男を惑わせていた。
「……脱がして、くれるんでしょ?」
「仰せの、ままに」
するり、するり。レイの浴衣の帯を、乱雑にしないようにほどく。衣を縛り付けるものが、少しずつ緩まる度に緊張の為か、レイの喉は、こくり、と小さく唾を飲み込む音を鳴らしていた。
「……見せ、ちゃったわね? しっかりと」
「……あぁ」
そして、帯を解き終えると、しゅるり。と衣擦れた音をたてながら、浴衣がはだけ、素肌が晒される。下着は、当然の如く着けていない。
小柄で、あまり起伏のない、童女のような肢体がまず目に入った。しかし、成長の欠片を残しているのか、胸は手に収まるほどの大きさはある。
「触るぞ」
「お願い……──ひゃっ」
小ぶりな胸に触れると、肌はしっとりと濡れていることに気づく。軽く、汗ばんできているようだ。興奮によるものか、はたまた。
触れた瞬間、おっかなびっくりな声が飛び出でたあと、レイは恥ずかしそうに目をそらす。たまらなく、嗜虐心をそそらせた。
「……ぁ、ん、ちょ……ッ、と。おも、しろ……ぁ、い、の?」
「ああ、とても」
心を擽るか細い声は、彼をそのまま行動に移させる程だ。その小柄な双岡を撫で、指を沈ませる度に、レイは愛いらしくも、妖しい声を漏らす。それが、彼の行為を助長させることになる。
「ぁ、ふ、ん、ァッ。い、ひぁ、ぁ」
彼女の胸は、なんとも感度が良い。少なくとも、一般的にはそこまで敏感な少女などそういない。彼女も、自身で弄るという程のタチでは、確実にないだろう。
「ひッ!? ぁ、〜〜……んん!?」
ふと、目に付いた腫れ上がったかのような両胸の先を、親指の腹と、人差し指の腹でつまんだ瞬間、彼女の体は跳ね上がる。痛みはないようだが、未知の経験に目を白黒させていることはわかった。
「ぁ、ああぁ、や。つよ。こ、れ……!」
感度の強さと、それまで触れなかったことによる焦らしの相乗効果か、予想よりも上の反応を見せるレイは、さらなる快楽から逃げるように身を捩る。
デュオはそんなレイを見る度に、全身の一部に血が集まることを感じるが、無理などできない。いや、させる訳にもいかない。なぜなら、彼女は”初”なのだから。
「ァあ、ッ、はァ……ん、すごい、わね……」
彼女の胸を弄り終えた時には、すでに全身は紅潮して桜色となり、様々な準備は出来上がっているようにも見えた。だが、デュオはそれでも万全を期して挑むことに決めた。
「レイ、いいか? ここ」
「ッ、ええ。……おねがい」
デュオが指で示すのは、レイの秘所。見つめて初めてわかるが、体が示すかの通りひとつの筋しか、そこにはない。周りを触れてみるとわかるが、毛の処理をしているわけでもなさそうだ。
「ん……」
恥丘から、ゆっくり、ゆっくりと陰裂をなぞる。湿り気を感じると同時に、彼女は少し擽ったそうに見悶える。そして、張り詰めたようで、緩んでいるような空気は、また少し濃度を上げていく。
「ぁ、ふ。んく、ひ。ッ」
まずは、解すように指で丹念に愛撫する。不思議な程に彼女の感度は良く、中から少しずつ淫らな蜜が溢れ出す。
「んひッ」
愛撫による外の解しを終えたあと、陰裂の中に、中指と薬指を浅く指を沈ませる。レイの腰が、少しずつ浮き上がる。くちゅり。と水音が響き、それに気づいた彼女の顔は真っ赤に染まり、手で覆い隠す。
「ぁひ! ィ、んん、ぁ、あぁ」
二本の指を第二関節あたりで腟内で折り曲げると、ザラっとした所にあたる。所謂、Gスポットと言われるものだ。だいたい、この辺にある。とは言われているが、運良く見つかったのは僥倖である。
「あ、ィ、んぁ、あッあ」
レイはそこに触れられた途端、声を大きく漏らす。酷く、扇情的に映るその姿は、酷く欲を滾らせる。故に、何度も指を使い、Gスポットを擦りながら、腟内を解すように出し入れしながらも、刺激をするように指圧する。そうすると、レイは快楽を逃がしたいのか、足を伸ばすほどには張り詰める。そろそろ限界も近かった。
「……イっていいぞ」
「ひッ、イっ……ひぁ、あぁ、あっ、あ、あ、あ……」
そうして、囁くと同時に、ぷっくりと脹れた陰核を親指で押し込むと、彼女はついに達してしまう。ビクリ、ビクリと痙攣し終えると、足から力は抜け、だらりと崩れ落ちる。もう、秘裂は彼女の分泌液で、ぐっしょりとしとどに濡れていた。気づけば、デュオの指がふやける程だ。
「ッ、はぁ……ば、か。はじめて、なのに」
「悪い。レイが、とってもエロかった」
「ん、ふ……もう」
「それじゃあ……」
息も絶え絶えに、レイの抗議を聴きながら、彼女の足をゆっくり開かせると同時に、彼自身も逸物を晒す。
「それが、私の中に」
「……あぁ」
確かな大きさと太さ。固さを持つソレは、見事に凶悪な形をしていた。レイはそれをまじまじと見つめる。グロテスクにも見えるそれが、今から彼女の腟内に入ることを、自身で想像するだけで、彼女は膣奥が疼くのを感じた。
「ねぇ、デュオ。私、もう待ちきれないみたい。……いい?」
「ああ、俺もそう思ってた。いいな?」
「……ええ。ンッ」
少しずつ、逸物がレイのナカに侵入する。深くなっていく旅に、彼女の腟内はきゅんっと締め付けるため、デュオはかなりの快感を感じる。
「ッ、せま……!」
やはり体格なのか、かなりの狭さを感じることはある。それでも、ゆっくり、ゆっくりと進めると、彼女の膜に当たったことに気づく。
「……レイ」
「ええ、もらって。私の、ハジメテ──ッぁ!!」
そう、レイの言葉を聞くと同時に、彼女の膜を、ゆっくりと突き破り、貫いた瞬間に奥まで届かせた。結合部からは、彼女の純血の証が滴り落ち、ぽたぽたと垂れると赤いシミを小さく作る。
「ぃ、いぃ、ふ、ふッ……あん、がい……ひど、く、いたくはない、のね……」
「だい、じょうぶなんだな……」
「え、えぇ……キス、して……んんっ!」
二人は、勢いを少し強く唇を重ね、舌を激しく絡ませる。ぴちゃり、くちゅり。上も下も、両方から水の音を奏でながら、二人の心はさらに加速する。ギアがひとつ上がったかのように。
「ん、ぁっ、んん、ふっ、ぁ、んくっ」
気づけば、腰の律動はどちらからともなく始まった。レイの口からはくぐもった嬌声が漏れる。舌をそのまま激しく絡めながら、腰の動きは少しずつ早くなる。
「んぁ、あっ。あっあっ。ンッ、ひぃ、いっ、ぁ」
口が離れると、一気に抑えようのない甘美な音色が溢れ出す。抽挿をする度に、レイはなんとも説明しようのない、迫り上がるものを感じた。
「ぁ、もう、ぁひっ、ク、るっ! ぁあ、あっあっぁっ!」
「俺、も! レ、イッ、で、るッ、そと、に……!」
だから、お互いに達するとわかったと同時に、デュオが思い出したかのような理性を捻り出し、外で出そうとした時だ。
「ッ、だめ──!」
「うぉッ!?」
「ヒッ──!?」
レイは、脚をデュオの腰に回し、力強く自分の膣奥に押し付けさせる。すると、どうやら子宮の入口にあたったのか、ぐわんっ。と脳を揺さぶられるような感覚を覚える。そして、その時は来た。
「も、うッ──!」
「ぁ、まっ、ひぁ、あぁ、イッ、あ、んく、ぅあぁ、ああぁ、ひっぃ、あぁあ!」
レイの奥で、子宮に押し当てながら、デュオの精は放たれる。どくん、どくん。と脈打ちながら、子宮を満たすその熱さは、彼女の頭の中を白黒させるほど。
「ぁ──っ、はぁ、ふぅ、ィ、ひっ、んん、はぁ、んくっ」
チカチカと目の前が点滅して、とんでもない快楽が襲ってきたあと、彼女は脱力する。だが、ナカに存在する逸物は、固さを保っているのも彼女はわかっていた。
「デュ、オ……」
「なん、……うァ!?」
そして、レイは初めての割には、体力に余裕があった。上下を逆転させたのだ。そう、彼女は力強く起き上がり、力も抜けていたデュオを押し倒す。
「んんんッ!?」
すると、上になった途端に子宮の入口から、さらに奥に入ってしまいそうなほどの刺激に、一瞬レイは戸惑ってしまう。だが、すぐに笑みが溢れる。
「……まだ、イける、わね? つぎは、わたしが、うえ」
「……あ、あぁ」
そんなレイを下から見上げるデュオは、とんでもない程の妖艶さを感じていた。彼女は童女らしくあったはず。だが、今目の前にいる彼女は、一人の”女”だったのだ。
「ぁ、はぁ、ぃ、ひんっ、イっ、ぁく!」
一般的に騎乗位とされるそれは、男性よりも女性が感じやすいとされる。
レイもその前例に違わず、腰を動かせば動かすほど、自身を貫かれる感覚に、点滅だけじゃ済まない気もしてきていた。
「ぁ、んく、ひ、っ、ぁふ、ぁっ、あ!」
だが、それと反するように、腰を何度もあげては落とす。レイは、ふわっとした気持ちになりながら、ぐちゅ、ぐちゅと卑猥な音が響くことも気にせず、腰を振り続ける事だけに集中した。
「あ、んぁっ、ッ、ぃ、ひぃいッ、ぁ、ぁく、い、ひぅ!」
怪しくも美しき、淫靡な艶声は部屋の中で響き渡り、室内は、どちらとも言えない液体が撒き散らされ、淫乱とした空気に満たされていた。
「ァ、あ、ァ、デュオ、デュ、オ。デュオッ……!」
「ッ、レイ、ぁく、レイ……レイ!」
二人は、どちらからともなく、名前を叫びながら、淫らな交わりの終着点へと向かっていく。そう、二人も果てそうなのだ。その結果、レイの中では膨れたものが、彼女の子宮を刺激する。
「キ、て。ィっ……わたし、をぉ! あなたの、んひぃっ、おん、なにぃ!」
そう、だから。子供を作る部屋に当たるとに、キュッ。と腟内を締め付ける。そう、それは二人で──
「ぁ、ぐ、ぁっが、ぁあああ!」
「ィッ、ぁああぁ、ぁっ、ひぃ、クっ、ぅひぁ、い、ひぃ、ぁあッ、ァく、い、ぁああぁ、あぁああ!」
同時に絶頂したかと思うと、二人は激しい快楽の嵐に見舞われ、腟内ではびゅく、びゅくと、脈動が迸る。レイの子宮は先程注がれた時にたぷんと溜まった。そこに、追加するように、大量の煮えたぎった白濁液で更に満たしていく。埋まったのは子宮だけでなく、きっと心も。
「はー…ッ、ふーッ……ぁ、ひ」
レイから、ぬるり。と逸物が抜け落ちると、繋がっていた秘部からは、二人が交わった証拠となる、破瓜の血と、その他もろもろ、二人の精と愛の混ざった、桃色の液体が流れ出た。その時の表情は、恍惚としていた。
「……デュオ。あい、してる」
「俺、も……だ。レ、イ……」
そして、二人は行為の疲れからか、ゆっくりと微睡みにより目を閉じる。そのまま、深い眠りへ──。
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「……腰が、重い」
「やり過ぎたな」
結局、二人が目を覚ましたのは昼過ぎ。温泉に再び二人で入りながら、会話していた。
「……つい、勢いでナマでしちゃったわね」
「俺も、マジで途中から頭から抜けてたな……」
二人とも、本当に若気の至りだな。と苦笑いしながらも、寄り添いあって温泉で心も体も温まる。
「……」
子宮の上あたりの下腹部を、無言で優しく撫でるレイを見ると、デュオは優しく微笑む。なんとなく、これが幸せなのだろうか。自覚はまだまだ遠いところかもしれない。
「っ、どうしたの?」
「……別に」
「……そ。ふふ、暖かいわね」
「そうだな、暖かい」
レイを抱き寄せると同時に、デュオは再確認する。この守りたいと思った笑顔を、この先もずっと大切にしていけたら。それが、真の幸せになれる。そう、信じて。