エロ同人の世界が現実化した結果逃げ出したくなりました 作:ははもり
朝焼けを思わせる電灯。
昼夜の感覚のないカルデアは廊下だけでも味わって欲しいと言わんばかりに電灯の明るさが変わる。
バタバタと職員が走り回り、次の特異点に向けて準備する様は美しい。
これが諦めない人間の強さかと眩しくなる。
そんな俺は廊下を歩きながら女サーヴァント共を慰めている。
ああ、別に泣いてるサーヴァントとかそういうのじゃないから、そんな高尚なサーヴァント滅多にこのカルデアにはいねえ。
「いやーん、始めの頃より指使いが上手になりましたね、もう五回は玉藻、イッてしまいました!」
「あれれれー水着の玉藻ちゃんはまだ五回なんですかー? 私なんて6回はイッてますー」
「そっちの私もやりますねー……あん! 私も6回目、互角ですー」
「なんの勝負してんの君ら…………はぁ……」
ため息が止まらない、だけど指使いも止まらない。
思考と指が完全に別物となって動く辺り長時間ゲームし倒した廃人の作業に近いものがある。
俺の左右には玉藻が二人、水着とノーマルが競いあうようにイキ狂っており、月の白野を今すぐ呼んで生け贄に捧げてカタパルトタートルで射出したい気持ちで一杯である。
ただ月の聖杯戦争での白野くんがこのカルデアにいれば恐らく男ならカラカラに干からび、女なら襲ってくるのであろう、そう考えればある意味において誰の犠牲も出てない現状が一番な気もする。
カルデア職員も俺達の事を一つチラ見しては同情の眼差しを送ってくるあたり職員も慣れたものだとため息がでる。
するとノーマル玉藻が俺の胸に指を這わせながら、笑顔でいう。
「昨日は円卓の皆さんとお楽しみのマスターは今日は玉藻達と楽しみましょうねー」
「ああ、君らとネロ達とエリザベート達にああ、アルテラか……今日は一段と多いな……」
もう一度ため息。
本日のお相手は月の聖杯戦争の主要メンバーらしい。
メルト達はまだいないのでそれでも少ない方なのだが『達』とついたものは他の霊基有りなので人数がえらいことになる。
頭が痛い、なんというか、数を捌くだけでも時間がかかる、プライベートの時間なんて殆どない。
そんな風に虚ろな表情で天井を見上げていると水着の玉藻がこちらに頬をすり付けるように上目遣いで言う。
「何言ってるんですか、昨日の円卓の人達に比べれば私達なんて性欲レベル初級。そこらの幼児に過ぎません、玉藻ちゃんレベル一尾ですぅ」
「まあそうだね……君らは満足してくれるのが早いだけマシだね……」
昨日は乳上と下乳上にバニー乳上を抱き、途中参戦のノーマルモードレッドと水着モードレッドを相手し、締めにガレスを放置。
円卓丼とかいう頭痛くなる組み合わせは酷くキャラ崩壊を起こしておりどいつもこいつも元の人格何処にいったという有り様であった。
トリプル乳上はとりあえず尻が弱い、どいつもこいつも、すぐ『んほる』くせに体力有り余っているのか十回や二十回程度じゃ満足してくれやしない、モードレッドは大体甘いことばに弱く、延々と呪詛のように言葉を投げつけなけれイキやしない、女扱いするなとはどこのどいつが放った言葉だと言いたくなる。
後ガレス、ランスロットに斬られても慕ってる設定を曲解しすぎて凄まじいM女になっていた。
最初に放置して情事を見せつけ、どれだけ混ざりたいと言っても混ぜてやらず放置するだけで勝手にイキ倒すマゾ豚それが我がカルデアのガレスだ。
まあ俺としてはまだ楽な奴ではある、魔力切れギリギリまで放置してても勝手にイキ狂うドマゾなので抱く回数は少なくて済むのだがいざ抱くとなれば首締め水責めと痛みや苦しみが伴わないとイケない奴なので最悪こちらのメンタルがやられる。
ある意味ジョーカーだ。
しかし最近対処法も覚えた。
職員の前でやり捨てだ。
後ろから襲い、力ずくで中に出し、職員の前に放置して帰るというM専用のテンプレ。
とりあえず場所を選ばず、というか選ばせてくれず、どこでもなんでもヤリ過ぎてできたテンプレートだ。
これについては職員の顔がどんどん真顔になり終いには目が死ぬという危険性を孕んでいる。
ついこの間ムニエルが女に絶望しインポになったという報告がロマニからもたらされたが人類のために我慢して欲しい。
衆人環視の中でやるのが好きでそれじゃないとイケない奴がそれなりにいるのだ。
もう本当にどうにもならない。
だからこれからもぜってぇみてくれよな!
本当、すいません……。
第六特異点の話をしよう。
一応始まる前から終わっていた特異点は俺の知らぬ所では激戦だったらしい。
満足気に消え去ったランスロット達は実は人間味を取り戻した獅子王のために奮戦したらしい、何を? といえばナニをなのだが。
凄くはた迷惑なのだが藤丸ちゃんにマシュ、ダ・ヴィンチちゃんは狂っていた。
というのも奴ら戦闘自体はどうとでもなったらしいのだが、酸素欠乏症ならぬチンポ欠乏症。
テム・レイの如く狂った言動を吐き散らしながら無茶苦茶な采配を行い、現地の男サーヴァントが円卓の騎士達を含め悉く干からび消えていく、命を無視された兵隊のようなゾンビ行進。
ベディヴィエールは巻き込まれて消えかけの状態ではあったものの獅子王がため奮戦していたが、獅子王の痴体を見た瞬間涙を流した。
「…………私はなんのために生き長らえたのかもう分かんないです」
…………悲しいねバナージ。
第六章の感動シーンなんて無かったんだよ。
勿論マシュもロード・キャメロットは覚えなかった。
もうここまで狂えばゲーティアに人理滅却して貰った方が良いのではとすら思えてくる。
ロマニも言ってた。
というかゲーティアやロストベルトのイベントが全部正しい人理を取り戻す戦いにすら見えてくる。
もうなんのために戦っているのかわかんねぇ……。
かくして戦闘と呼べる戦闘は無く、
「弟子の太くて気持ちいい!!」
「んほぉおおおおお!!!」
「先輩! 指使い素敵です!」
「藻付さん! もっと奥をガンガン突き上げて!!!」
汚い喘ぎ声がキャメロットに響き、ベディヴィエールは静かに消えた。
まともな奴ほど頭がおかしくなるような特異点がこうして終わりを迎えたのであった。
というか獅子王んほぉおおおおおしか言ってねえな。
ロマニとか見てみろよ、あまりの凄惨な光景に涙が止まらねえよ。
いやもう本当、ごめんなさい……。
こんな怪物を産み出してごめんなさい……。
俺は一体何が書きたいのか分からない
頭がおかしくなる