※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。

今はインクをかけ合うゲームが流行ってますが、こちらではもう酷いネタに走ります。

すみません。本当にすみません。またお暇なときにでもお付き合いください。


この険しき残暑に水祭を……中編

正直に言えば、俺はこの企画を楽しみにしていた。あいつらに大金をもたせるのは確かに怖いが、それでも財力ならこっちが勝る。金の問題は金でなんとか出来ると思っていたのだ。だから、本当なら今頃は……

 

「ちょっ!ズルいのです!狙撃スキルは反則ですよ!」

 

「ははは!普段の仕返しだめぐみん!俺に許しを請うんだな!」

 

「なにをー!!」

 

なんてめぐみんと遊んだり

 

「あっ!こらカズマ…さきっぽばっかり狙うな…その…遊びで終われなくなるぞ……」

 

なんてセレナの胸を狙ってセクハラしたり

 

「お、おいカズマ!そこばかり撃ったら…ひゃん!」

 

「だ、駄目だってばぁ……あんっ!」

 

ぷよんっ、ぽよんっ

「ふ、二人同時とは本当に性獣だな…」

 

「も、もう…えっち…」

 

なんてダクネスとウォルバクをダブルポロリさせたり、

 

「あぁ〜、ここは涼しいなぁ……」

 

「もう…ここを熱くしちゃうのはカズマさんですよ?」ヨシヨシ

 

なんてウィズの胸で涼を取ったり、

 

「あんっ!もう、さっきから谷間ばっかり狙って…本当にかけたいのは…そっちの癖に……」

 

なんてあるえの谷間を狙ってその気にさせたり、

 

「こ、これもう紐ですよぉ…」

 

「うんうん。似合ってるぞゆんゆん!可愛い!」

 

「へっ…ほ、本当…ですか…」ニマニマ

 

なんてゆんゆんに紐ビキニを着せたり

 

「「かんぱーい!」」

 

なんてアクアと一杯やったり、

 

「ねぇ……カズマさんのせいで去年のじゃ胸がキツイんですよ?」

 

「おやおや、それじゃ新しいのを買わないとな…でも、先にそれは破ってお楽しみだ!」

 

「きゃっ!もう、仕方ない人ですね……」

 

なんてエリスの成長を祝ってお楽しんだりする予定で……

 

「あぶないっ!」

 

ガバッ、パァン!

突如あるえに押し倒され、俺は現実に引き戻される。そして、あるえの胸に顔を埋めながらさっきまで自分のいた場所を振り返ると、そこにあったレンガの壁は少しばかり抉れて濡れていた。あぁ、本当にさっきまでは楽しかったのに……

 

「ヒャッハー!!アクシズ教徒以外は浄化だぁ!」「今こそアクア様の威光を示すのだぁ!!」「撃て撃てぇ!ついでに水着も剥いでしまえ!」「そして私の紙水着も剥いでぇ!!」

 

「なんで……なんでアクシズ教徒が大量に来てんだよ!!と言うか水着が紙なのは不味いだろ?!」

 

エントリー締め切りの直前。この街は混沌に包まれた。その理由は語るより見るほうが早いだろう。そう、あいつらの一斉エントリーである。

 

「あの信者たち、アクアさんの浄化旅に付いて来てたらしいね。それで旅費と信者欲しさに今に至るって所かな……」

 

「くそぅ!こんなことなら、アクアは後ろをガバガバにする罰を選ぶべきだった……」

 

「いや、流石にそれは人としてどうかな…」

 

実際のところ、アクアとセシリーの参加は見越していたし、アクシズ教徒が何名かくるのも想定内だった。だが、アクアの支援魔法で水鉄砲が実弾レベルになるなんて誰が予想しただろう。いや、多分一人だけ予想していたやつが居るのだ。この会場が町外れに用意されていたことと、エントリー締め切りと同時に区画封鎖が発生した所を見るに、アイツだけはこの状況を見通していたんだろう。

 

「ふはははは!満員御礼、実に結構!もっと強力な水鉄砲もラインナップに加えるとしようか!!」

 

「競技中のギルドへの入店は出来ませんので、飲食物は割高ですが出前です。小さいバニルさんがお持ちします!」

 

うん、やっぱり間違いない。どうやら俺は盛り上げるためにはめられたのだ。しかし、偶然あるえとふたりきりになったのに、なんて嬉しくない状況だろう……

 

「あぁ…あるえのフリルビキニが目の前なのに、こんな状態じゃ堪能することも出来ない。せめて1揉み…」

 

「いや何言ってるの?!良い加減正気に戻って!この状況を打開しないと、私達は孤立してて……んっ!」

 

そんなこと言われても(もみっ)この武器の差は(もみっ)どうやっても致命的だ。(もみっ)女神製の紙の服は(もみっ)何故か水以外の魔法は一切効かないし(もみっ)だからってあそこに殴り込むのは(もみっ)自殺行為でしかない。(もみもみ)

 

「んっ…やぁ…そんなにじっくりぃ…」

 

いや、なにこれ柔らか!また育ってんじゃん!これ14歳がしていいおっぱいじゃないわ!

 

「せめて武器を同じレベルに出来れば、戦いようはあるんだけどな…」

 

「それ、せめて胸から手を離してから…はぁん!」

 

でも、あの射程は流石に……ん?

 

「おいあるえ、お前の力があればこの状況を打開できるかも知れないぞ?」

 

「はぁはぁ……そ、それならやるよ……やるけどその…ちょっと息を整えさせ…ひゃうん!」

 

あ、つい無意識にやり過ぎた!

 

…………………………………

 

「はーはっはっは!!よく来たね第14夫人の信者の皆様!私は第4夫人のあるえ!詳しいご挨拶は必要かい?」

 

「な、なんて不遜な女だ!!」「アクア様がそんな後ろだと?!」「と言うか聞いてたより嫁が増えてないか?!」「なんて態度と乳のでかい娘だ!」「……ありだな」

 

先ずは相手の攻撃を一点に集めたい。ということで適当に挑発しろと伝えたのだが、コイツの演技力とワードセンスを舐めていた。これ、後々本気で恨まれそうだ……主に俺がだけど!

 

「私は第3夫人、美と発育の女神ウォルバク様が眷属!麗しさで勝てぬからと彼女を邪神にした愚か者共!今、再びの敗北を味あわせてやろうか!」

 

「いやもう設定が色々と変わってません?!」

 

そしてあるえの中の1と2は誰なんだ?!

 

「この野郎!アクア様を愚弄しやがって!」「あぁ!美人で巨乳だからって好き放題言いやがって!」「妬ましい!なんかその見た目がもう妬ましい!」「ていうかカズマ様が妬ましい!!」「あいつマジ脱がせたい!」

 

ダダダダダダ!

「ひっ…」

 

そして堪忍袋の緒が切れた連中による、あるえへの集中砲火が始まる。作戦を立てたのは俺なのだが、流石にこれはちょっと可哀想だ。いや、でも他にアイデアも無かったし…

 

「それじゃ、『リフレクション』!」

 

パパパァン!

「ぐはぁ!」「は、反射魔法…だと?」「あいつ……紅魔族じゃ…」「プリースト…だったのか…」「あ、有り得ない…ぐふっ」「美女の攻撃だと思うと……あり……」

 

やはりアクシズ教徒はアクアの事になると頭に血が上るようだ。こうして反射スキルを発動するだけで殲滅可能なのだから、ある意味では扱いやすいとも言える。いや、まだもっと厄介なのが居るんだけどさ……

 

「ふ、ふふふ…作戦通りだね!」ガクガク

 

「いや、なんかごめん…怖かったよな?」

 

「…………うん…」シュン

 

まさかこんなに殺意を向けられると思わなかったのか、あるえはちょっと震えている。しかし、これで少しばかり状況は変わる筈だ。早いところ皆を回収しないと、何人か心にキズを負いそうだ。あと、下手したら死者(あいつらは加害側)が出そうだし……

 

「でも、この武器を使えば条件は同じだもんね。反撃を受けると思ってない相手に、これで思い切り奇襲を……」

 

「ん?どうしたあるえ?」

 

と、そこまで話した所で、あるえの顔が引き攣る。そして、水鉄砲の持ち手から何かを剥がし取った。あ、なんかすごく嫌な予感が……

 

「にゅ、入信書がセットになってて…入信しないと使えないみたい……」

 

「…………嘘だろ?」

 

あるえが必死に引き金を引こうと、アクシズ教の水鉄砲からはチョロチョロと水が出るだけだった。アクアの加護が無いと使えないとは、これはマジで徹底してやがる。

 

「いやはや、流石はカズマさん。あの危機的な状況から抜け出すなんて、私も予想しておりませんでした。そして、カズマさんを孤立させるための包囲網を見破り、あまつさえ我々より早く合流するとは……あるえさん、その頭脳と胸は伊達では無いようですね?」

 

「うちの御神体の指示さ。それに、知り合いにそういうのが得意な怖いお姉さんが居るんだ……まぁ、胸は関係ないけどね!!」

 

そうだな。胸は無関係だな。と言うかゼスタも居たんだな。その紙製の法衣って自作か?

 

「それで、俺を狙って隔離しようとした理由はなんだよ?」

 

「無論、アクア様の御威光を知って頂くため……そして自主的に入信して頂くためです!」

 

「いやこれ実質脅しだろ?!」

 

でも自主的とつくあたり、セレナにかけられた傀儡化の影響はまだあるんだな……

 

「強引な方法ではセレナのように居なくなってしまいますからな。大丈夫です!ちゃんと行政指導により、脱退プロセスも完備しました!簡単な110,721個のプロセスを踏めば円満に脱退も可能です!さぁ、お試しで入信してみませんか?!」

 

「簡単なプロセスの数が簡単じゃない?!悪質なプロバイダー契約かよ!」

 

ホームページで散々たらい回しにされて、最後は「解約受付は電話です。繋がればですが(笑)」とかそういうのだろ?!

 

「ふむ、残念ながらどうやらまだまだアクア様の御威光をご理解頂けてないご様子……では、遊戯の続きと参りましょうか!」

 

スチャ…バシュッバシュッ!

「2丁拳銃?!ていうか海パンに隠すなよそんなもん!」

 

「ははは!実質3丁ですな!」

 

「色々酷い!!あれ本当にアークプリーストなの?!」

 

交渉は無理だと悟ったゼスタは、海パンから取り出した水鉄砲を俺達に向ける。攻撃方法が水鉄砲に限定されていたら、流石に正面からは勝ち目がない。この武器の性能差は、それほど致命的なのだ。

 

「『ブービートラップ』!」

 

パァン!

「おやおや、この程度の水圧でアクア様の加護を持つ私を倒せるとでも?」

 

「いや破れねぇのかよ!それルール違反だろ?!」

 

ワイヤーにより水風船を射出するが、ゼスタの法衣は少しばかり湿るだけ。どうやらあれの材質は入信書と同じ、温泉街でもふやけない湿気に強い紙だ。そうなるともう……

 

「あるえ。あまり人に向けるべきじゃないが、一応威力を出す方法が無いわけじゃ……」

 

「やろう。あれは人とは考えないことにするよ!」

 

いや、即決なのもどうかな……

 

……………………

 

「くっ、まさか荷造りヒモをヒモ水着だと言って気を逸らして隠れるとは……なんて高度な頭脳プレイを……」

 

「それに引っかかる貴方は、もうプリーストなんて辞めたほうが良いんじゃないかな?普通ならそんなこと思わないよ?」

 

俺の逆転の一手を携えたあるえが、ゼスタに正面から勝負を挑む。どこぞの高度な変態はさておき、確かにアイツは向いてない。ゼスタは勿論、アクアも御神体には向いてないと思う。

 

「それはお気遣いどうも。しかし、貴女も高度な知性を求められるアークウィザードは辞めてはいかがですか?姿を表すにしても、この距離は間違いでしょう?」

 

「そう思うのなら、貴方は冒険者より賢さが低いようだ。なんの準備もなく、ここに居るはずがないだろう!」

 

パァン!

「なっ?!アクア様の加護もなしにその水圧?!女神とは早々に切り離した筈です!」

 

アクアの加護の原理は不明だが、威力が欲しいなら足せば良い。タンク内にインフェルノを発生させれば、沸騰により圧力が増す。だが、下手にこんなことをすれば……

 

「って、あっつうぅ!!温度がおかしい!これもう熱湯ではないですか?!」

 

「ははははは!水温はルールにないからね!降参するなら今のうちさ!」

 

そう、人に向けて良い温度ではなくなるのだ。だって熱湯だもん。

 

「くっ!しかし美少女にされると悪くない!もっと!もっとください!」

 

あっ、でもアイツは例外だな。もはや人じゃないかも知れないし……

 

……………

 

ポタッ

「くっ…なんで内側まで完全再現なのさ…その法衣もだいぶ溶かしたのに、まだ魔法陣が破壊できないなんて……」

 

「アクア様がお洒落な浴衣をお召になっているのです。私とて、手抜きなものなど着られますまい?ところで、貴女はもう魔力切れですかな?」

 

あるえの連続放水(熱湯)により、もうゼスタの服は原型を留めていない。だが、互いに攻撃方法が残っている以上は決着とはいえない。たとえゼスタが全身火傷だらけでも、その武器と闘志が残ってさえいれば、一応決着とは言えない。

 

「あぁ、残念だ……私との一騎打ちなら間違いなく貴方の勝ちだったのに……ねぇ、カズマさん!」

 

「なっ!まさかアッチが囮?!」

 

「すまんゼスタ!これしかなかった!」

 

パァン!

「こ、これは冷っ……染みる?!いだだだだ!火傷にもアソコにもすごく染みるのですが?!」

 

俺には水と炎の合せ技なんて出来ない。でも、水鉄砲の威力を増すだけなら、魔法じゃなくてもなんとかできる。

 

「母さんの好きな塩レモンソーダだ!滅茶苦茶強炭酸で塩とレモンまで入ってるから、正直すまんと思ってる!」

 

「くぅ!人妻チョイスの液体を、その息子により息子にかけられるなんて……新手のご褒美ですかな?!」

 

喜んでる?!もうやだこの人!!

 

「それなら、私もカズマさんの人妻さ……さぁ、たっぷりとご褒美をあげようじゃないか!!」

 

「なっ?!貴方のそれをゼロ距離は流石に?!」

 

「熱湯の温度は限界が100℃……でも、水蒸気はその限りじゃない!」

 

じゅっ!!

「あぁーー!!」

 

あれ?これ死なないよね?!

 

______________

 

「あの人って、本当にアークプリーストなの?」

 

「まぁ、あのタフさはもうクルセイダーに近いものがあるよな……」

 

恍惚の表情で倒れたゼスタを、俺とあるえはそっと水路に流した。だって、身に付けてるもの全てが紙だなんて予想外だし、あんなの置いておけないもん……

 

「それで、皆は大丈夫なんだろうな……」

 

「うちの御神体なら、その場で魔法陣を書いて対抗もできるはずさ。それより、私の水鉄砲が溶けてしまったからね。1番危険なのは、むしろ私達で……」

 

「スキありぃ!!」

 

「そんなもんねぇよ!」

 

スパパパァン!

「ぶふっ?!」

 

あるえのフラグ…という訳ではなく。実はセシリーは最初から居た。あるえの容赦の無さにビビって隠れていたのだが、多分水鉄砲を捨てたから襲ってきたのだろう。残念、千里眼持ちにスキはない。

 

「くっ…なんか酸っぱくて染みるけど美味しい!なるほど、シュワシュワのガスで威力を上げたのですね……」

 

「そういうこった。残念だけど、紙服が弾け飛んだ以上、お前はリタイアで……」

 

スパァン!

「いや危なっ?!なんで撃てんの?!」

 

俺は完璧なカウンターで首と肩を濡らして、一発でセシリーをリタイアさせたつもりだった。実際にセシリーの紙服は弾け飛び、今は間違いなく水着だ。それにしても無駄に良い身体してやがる。マジで水着と肌の間の入信書が無駄にしてるけど……

 

「ふふふっ!身に付けた紙に貼るというルールならば!私のまとう入信書も身に付けたモノに含まれる……つまり、正解は数百分の1なのですよ!」

 

「なんで水着からあんな量の入信書が出てくるのかな……」

 

「いや、ソレは本当に不思議で仕方ないんだよな…あっ、あるえは下がっとけよ?武器もないし、流れ弾がきたら困るからな」

 

「あぁ、了解」

 

だが、その防御方法は本当に厄介だ。ゼスタに苦戦した理由は、攻撃と防御が高過ぎるという点にある。セシリーはそれを別の方法で再現している上に、おそらくフィジカルはゼスタより上、しかもあるえに武器がない。正直、水着の内側に隠されていたら厄介この上ない。

 

「さぁ!正々堂々戦って、敗者は素直に改宗ですよ!身体が動かなかったら手を掴んでサインさせてあげますね!」

 

パァンパァン!

「何処が正々堂々だ!と言うかそれ実質強制だろ!」

 

「いえいえ、あくまで本人の自由意志です。えぇ、抵抗しなかったらオッケーなんですよ!ベッドの女と同じでね!」

 

あっ、それ言われると弱いわ俺。

 

「でも、水着で隠す場所なんて限られる!それなら、狙いは!『狙撃』!」

 

ぱちゅっ

「んっ!プリーストの谷間を狙い撃つなんて、本当にスケベなんですから…もう……」

 

「そこでメス顔すんな!お前本当にプリーストか?!」

 

だが、その無駄に立派な谷間から、じわじわと塩レモンソーダが染み込んでいく。背中側には入信書もないし、どうやらこれで決着と……

 

「そこでスキあり!」

 

スパァン!

「あぶなっ!」

 

なんでだよ?!他に隠せる場所あるか?!でも、アレは身に付けてないと水鉄砲に水が補給されないし……

 

「なぁセシリー?まさか下半身にも入信書が入ってるなんてことは……」

 

「はぁ?!私まだ処女なのでそんなの入れてませんよ!私をどんな目で見てるんですか?!ちょっと貼ってあるだけです!」

 

「非処女でもいれねぇよそんなもん!と言うか貼るなよ!そこに魔法陣は反則だろ?!」

 

「そ、そこに魔法陣があるかどうかは不明ですし?と言うか、確認したら普通に責任取ってもらいますからね!」

 

それ間違いなく下半身に隠してるやつじゃん!あいつ地味にパレオなんてしてて邪魔だし、でもスティールで脱がせるのは流石に可哀想だし……

 

「うん、これは確認が出来ないから仕方ないよな。すまんセシリー、俺を恨むなよ?」

 

「へっ?か、カズマ様が謝るって、私どんなことをされるんですか?!先に内容を聞いてから続けるか判断したいんですが?!」

 

「多分大丈夫だ。痛くはないから…」

 

がしょん

「なんでタンク替えたんですか?!それ中身は一体なんなのですか?!」

 

……父のウォッカかな。

 

……………………

 

「はぁはぁ……世界が、なんかぐるぐるしてますぅ…」

 

口に注がれ、顔にかけられ、大量のアルコールを強制接種させられたセシリーは、今は大の字で地面に転がっている。液体で相手を倒すのなら、威力を出すよりこっちの方が手っ取り早いのだ。まぁ、効果は相手にはよるが……

 

「これでも水鉄砲を離さないって凄い信念だな…狙いはついてないみたいだけど……」

 

胸元はビチャビチャだし、そうなるとやっぱり下に隠してやがるな。どんだけ俺を倒したかったんだ?この信念で人々のためになることをやれば、普通に立派な宗教になると思うんだがなぁ……

 

「ふふふ、まだ私は負けてません……その分身の術だって、直ぐに見破ってみせますからぁ…」フラフラ

 

「はぁ…ここまで来たら、俺の方法に文句は言うなよ?」

 

濡らせば良いのなら、それは自身のモノでお願いするとしよう。アイツラが心配だし、セシリーにそんなに時間はかけたくないからな。

 

びちゃぴちゃ

「あっ…ちょっ…そんな如何わしいところを狙うのは…んんっ!」ビクビクッ

 

「いやいや、俺はちゃんと衣類のある部分しか狙ってないだろ?しかも人肌に温める優しさも兼ねているんだから、非難されるいわれはないはずだが?」

 

「そ、そんな白々し…あっ…そ、そんな水だけでぇ…」

 

ふむ、下半身は入信書で守られているようだが、胸の方は普通の水圧でも刺激出来るらしい。それなら、外と内から湿らせてやるとしよう。俺のお楽しみを邪魔したのだ。これくらいの罰は与えてもバチはあたらないだろう。

 

「どうしたんだセシリー?そんなに甘い声を出して?」

 

「うぅ…出させているのは…カズマ様で…んんっ!」

 

酩酊状態のセシリーは、既に抵抗なんて出来る状態ではない。だから、ここから先は時間との戦いだ。はやく降参させないと……

 

「なぁセシリー?本当はもう楽になりたいんだろ?お前がその武器を捨てて身を委ねれば、俺がスッキリさせてやるぞ?」

 

「せ、聖職者の私にそんな誘いを…あぁ、熟れたいやらしい身体でごめんなさい…私は、もうカズマ様に逆らえません…」

 

からんっ

「良い子だなセシリー…じゃあ、今からスッキリさせてやるから…ちゃんと俺の首に腕を回すんだぞ?」

 

俺がゆっくりと身を寄せると、セシリーはその両腕を俺の首にかける。全く、そんなに嫌らしい顔で誘うなんて、セシリーは悪いプリーストだな。

 

「あぁ、初体験がお外でなんて…頭が沸騰してしまいそうです……でも、私はカズマ様になら………」

 

「よっ!」

 

ぽいっ…ぼちゃっ

「ぶはぁ?!ちょっ!なんでこの流れで水路に投げ入れたんですか?!」

 

「いや、これなら酒も抜けるし、恥ずかしいことになってる水着も隠せるだろ?俺はあいつらの元に向かうから、お前も頭を冷やしたら戻れよ?」

 

「ちょっ!カズマ様待って!ここ地味に流れが速いですから!これじゃ戻れませんから!と言うかあの流れでこれはおかしいですからぁ!!」

 

俺は流れていくセシリーを見送り、再び戦地に向けて歩き出す。悪いが、俺のお楽しみを邪魔した罪は重い。その他のアクシズ教徒の皆さんには、この山芋を混ぜたヌルヌルローション水鉄砲を味わってもらうことにする。悪いが、今の俺は修羅だ。慈悲はない。

 

「よし!水鉄砲を20個ほど拾ってきたよ!次は誰を蒸し焼きにする?」

 

「いや……流石にそれはちょっと躊躇しよう?!」

 

いや、ごめん!もっとヤバい修羅いたわ!

 




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

イカちゃんでもイカサマ出来ないかなぁなんて馬鹿な発想からこんなことになりました。

あ、セクハラはゼスタ(加害者)とセシリー(被害者)です。期待を裏切って本当にすみません。

まさかの長くなって3部作。次はちゃんとセクハラ?らしきことをします。またお暇なときにでもお付き合いください。
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