※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。

楽しいイカちゃんのゲームが酷いことになり、そして例の団体でもう嫌な予感しかしないと思いますが、大丈夫です。ちゃんとセクハラはします。

耐性のある皆様、良ければ最後までお付き合いください。


この険しき残暑に水祭を……後編

この競技は、元々街に涼を届ける目的で行われている。だから、長期戦になることを予想して、仮設トイレと給水ポイントがあったりするのだが、その場所は大型水路の横に限定される。水洗トイレの水も、給水ポイントも、基本的には水路の水に浄化魔法をかけて使うからだ。

 

「それで、なんでトイレに細工なんてしてるんだい?盗撮は犯罪だよ?」

 

「盗撮なんてしねぇよ。見たきゃ14歳の巨乳売れっ子作家が見せてくれるし、盗撮する必要なんてないだろ?」

 

「さ、流石にしてるところは……勘弁して欲しいかな……」

 

うん、これは押せば見せてくれそうだ。しかし、本当に目的はそこじゃない。

 

「よし!ウォシュレット完成!」

 

「いやなんで!なんで福利厚生の充実を?!」

 

あるえは信じられないという顔をしているが、これこそが秘策中の秘策だ。人は無防備な時にこそ隙ができる。トイレなんて、まさにその代表とも言えるのではないだろうか。

 

「ここで不意打ちをかけるんだよ。流石にここで襲われるなんて、誰も思わないだろ?」

 

「………上から水でもかけるの?」

 

「おいやめろ。それじゃイジメだ」

 

なんか日本のドラマで見たことあるが、流石にそれは人として駄目だ。流石に良心が痛む。

 

「まぁ見とけ。俺が平和で完璧なトラップを見せてやるからさ!」

 

…………………………

 

「ふぅ…やっぱりアクア様の加護があると違うわね。これで邪神と暗黒神を倒せば、私達の地位は不動のモノになるわね。それにしても、仮設トイレにウォシュレットなんて、アクセルって栄えてるのね?」

 

カチッ

その罠の最初の犠牲者はアクシズ教のプリーストだった。彼女の敗因はたった一つ、ただ運が悪かった。それだけである。

 

ショワワワ…

「んんっ!!えっ?ちょっと狙いが違っ!そこは前過ぎるぅ!」ビクンビクン!

 

このトラップの決め手は初手。まず最初の刺激で腰を砕けるかが勝負だ。これはあくまでウォシュレットであり、便座から逃れればその攻撃は届かない。しかし、この初撃が決まれば、この先逃れるチャンスなどない。

 

「やぁ……なんでそんな的確なのぉ…あっ…んっ…くぅ…」

 

彼女は必死に両足を踏ん張って立ち上がろうとするが、ウォシュレットの刺激がそれを許さない。魔法陣により設定された絶え間ない変化と心地良い温度が、彼女の身体から力を奪っていくのだ。どうやら、最初のお客には具合が良かったらしい。さぁ、楽になってしまえ!

 

「あっ…駄目……もう…逝っちゃうぅ!」

 

ビクンッ!バタンッ……ちょろろろろ……

絶頂により倒れた彼女の上に、容赦なく降り注ぐウォシュレット。彼女は全身を濡らされこのままリタイアとなる訳だが、なんと怪我1つしていないのだ。素晴らしい。これこそ完全勝利と言えるのではないだろうか!

 

「どうだあるえ?このトイレの個室をあえて広くしたのも、前に倒れてドアに当たらないようにだ。よく考えているだろ?」

 

「いやこれ、普通に上から水かけた方がお互いに良かったんじゃないのかな……」

 

俺は光の屈折魔法を解除すると、取り敢えずこの罠の素晴らしさをあるえに説く。なお、これは決して水着のプリーストがエロく堕ちるところをみたかったのではない。あくまで仲間にトラップの説明をしているのである。だから女子トイレに入ってもセーフ!そういうことにしておいて欲しい。

 

「何いってんだよ?まずウォシュレットは広義に言えば水鉄砲だろ?だからこれはルール違反ではない!そして、何より気持ち良いからプラマイ0……いや、これだけ盛大に逝ってればむしろプラスって訳だ!」

 

「いや完全にマイナスしかないよね?!」

 

あるえはこのトラップがお気に召さないようだが、それでも熱湯よりマシだ。少なくとも、これなら死人なんて出ないし、後腐れもなく平和な勝ち方だからな。

 

「と言うか、こんな下半身丸出しで痙攣してる人が居たらそれこそ事件だよ?普通にバレて終わりじゃないの?」

 

「それがそうでも無いんだな。ドアと壁にはエチケット対策の防音の魔法陣。トイレ掃除用品は各個室に完備されていて、かかった人間以外は何があったかなんて分からない。それに、ウォシュレットで逝ったなんて、誰にも説明できないだろ?」

 

つまり、証拠は自分で隠滅してもらうのさ!

 

「うわぁ……もしバレて恨まれても、私は知らないよ?」

 

「なんだよ。守ってくれないのか?」

 

「……守るけどさ…」

 

ハイかわいい。

 

「よし!じゃあ、他にもどんどんトラップ作って、アクシズ教徒達をいじめてやろう!」

 

「あ、あのさ…一応聞くけど、男子トイレは……」

 

「ん?便器が後ろに倒れて、人を水路に捨てる構造にしたぞ?会場から追い出せば証拠は残らないからな!」

 

「いや女子トイレもそれでいいじゃないかな?!」

 

やだよ楽しくないもん!

 

________数分後、アクシズ教本陣________

 

「アクア様!敵軍の破壊工作です!こちらの陣営で次々と脱落者が出ています!」

 

「くっ!真っ向勝負で勝てないからって姑息な真似をするじゃない……やっぱり魔法トラップかしら?ウォルバクのやりそうなことだし…」

 

「それが、やたら大きな水風船が転がってきて水路に落とされたとか、謎の人影を追いかけていたら曲がり角にローションが塗ってあって川に落ちたとか、やたら過激なエロ本が置いてあって覗き込んだら水路に蹴り落とされたとか、死骸だと思ったセミが動き出して驚いて川に落ちたとか、「引くな」って書かれた紐を引いたら大量の水が降ってきたとか、「押すな」って書かれたボタンを押したら床が抜けて水に落とされたとか、何故かトイレに入ったら脱落してたとかで……」

 

「…………カズマさんよね?」

 

「多分、カズマ様ですね……捜索隊を編成しますか?」

 

「そうね…みんなを集めてくれるかしら?」

 

※やり口から即バレた模様

 

………………………………

 

「ふぅ、まさかやり口だけで特定されるとは思わなかったが、これでアクシズ教徒はほぼ殲滅したな!」

 

「アクアさんの集会用メガホンにクリエイトウォーターの魔法陣を書くって、ちょっと悪質すぎない?アクアさん、流されながら泣いてたよ?」

 

「実質自分で集めた信者を、自分で流したわけだしな。まっ、今度1杯奢っとくさ」

 

「それで許しそうだからなぁ……」

 

しかし、これで街の平和は保たれたと言える。アクアと天使が個人で勝ち残るとは思えないし、アクシズ教徒共も大人しく帰るだろう。本当に、よく頑張った。

 

「じゃあ、これで元の企画に戻れる訳だね。本当にお疲れ様でした」

 

かちゃっ

「……おいおい。この水鉄砲はなんだ?」

 

「このゲームは生き残り戦なんだよ。アクシズ教徒は脅威だから協力したけど、個人戦で一番脅威なのはカズマさんなんだ。罠の使い方も教えてもらったし、ここでカズマさんがリタイアすれば、次の優勝候補は私だろう?」

 

「なるほど、それは確かに理にかなってるな。でも、残念ながらあるえに伝えてない罠が残ってるんだぜ?」

 

「それなら罠の発動前に……わぷっ?!」びちゃっ

 

思い切り引き金を引いたあるえの水鉄砲は、中からローションを撒き散らして破損した。あるえのそれはイタズラ用ではなく、成分が濃い本番用。水鉄砲で撃つには粘度が高過ぎる。

 

「うぅ…まさかここまで読まれていたとはね……一体いつから気付いてたんだい?」

 

「いや、全く気づいてなかったぞ?そもそも俺は賞金出す立場だし、この状況は偶然だ」

 

「へっ?それなら、なんでこの水鉄砲にこんなのが……あっ、まさか…最初から抱くつもりでは……」

 

ほう、どうやらあるえは気付いたらしい。俺の目的は楽しむことであり、アクシズ教徒が去ればこの勝負の行方などどうでもいい。だが、折角あるえと二人きりなのに、何も無いなんて寂しいだろう?

 

「正解。本当はリタイアさせるつもりなんて無かったんだけど、もう全身にかかっちゃったら仕方ないよな。ほら、有効活用するから大人しくしてろよ?」

 

「いや…でも流石に……ここは外だし……」

 

「分かってるよ…だから、ちゃんと声我慢してくれよ…」

 

「そ、そういうことじゃ…ちょっ…待っ…あぁん!」

 

この新作ローション、これはとても良い物だ!

 

………………………

 

「うぅ…お仕置きと称して4回も……本当に性獣なんだからぁ…」ビクンビクン

 

「裏切りは高くつくんだよ。じゃ、家に送るぞ?『テレポート』」

 

あるえを家に送った俺は、この先の事を考えている。あの忠誠心の強いあるえが裏切った理由、それはまさにゲームだからだ。ゲームとは勝負を楽しむものであり、あるえはその演技力と狡猾さを使って俺に勝とうとした。それなら、快楽と搦め手は俺の武器なのだし、ゲームで使っても怒られないのでは無いだろうか?たとえ怒られたとしても、俺はルール違反なんてしていない。ちゃんと武器は水鉄砲(股間のも含む)と水風船(サイズに規定なし)しか使っておらず、そして発射するモノの規制はない。つまり、下半身で倒すのはルールに準じていると言えるのだ!

 

「よし!そうと分かれば各個撃破だ!どうせ負けても濡れるだけだしな!」

 

よしよし!まだまだ今日は長くなるぞ!

 

……………………………………………

 

「どうですかゆんゆん、アクシズ教徒は居ましたか?」

 

「一人も居ないよ?あんなに沢山居たのに……」

 

アクシズ教徒の居たエリアに踏み込んできたのは、めぐみんとゆんゆんだった。水鉄砲に込められた魔力が尋常ではないので、恐らくあれは本気で殺りに来ている。死傷者が出る前に流した俺は、ある意味ではファインプレーだった訳だ。

 

「しかし、ゆんゆんはピンクのビキニでめぐみんが赤いビキニか…悪くはないが、意外性もないな……」

 

アクシズ教徒が用意していた水着なんて、着せて見たい欲望と見せたい欲望が全開だったのに、何だかちょっと物足りないな。

 

「ね、ねぇめぐみん?まさか罠ってことは無いよね?あんなに居たのが影も形もないなんて……」

 

うん、水で流したからね?

 

「まったく、大きいのは胸だけですか?そんなにキモが小さくて、次期族長なんて務まるとでも?ほらほら、もっと前を歩いてください」

 

「む、胸は関係ないでしょ?!と言うか、さっきから私の後ろにばかり居るじゃない!まさか裏切ったりしないわよね?!」

 

「大丈夫です。我が生涯のライバルとは、ちゃんと最後に決着を付けます。裏切るなんてありえませんよ」キラキラ

 

いや、この顔は裏切るだろ……

 

「そ、それならまぁ…えへへ…」

 

いや、信じるのかよ?!でも、裏切らないのも厄介だ。この二人は地味にチームワークが良いし、なんとか仲違いを……あっ!それがあった!

 

「尖った小石で…『スローイングダガー』」

 

スパッ…ぽろんっ

「きゃぁ?!な、なんでいきなり水着がぁ?!」

 

俺の投擲は、狙い通りにゆんゆんのトップスを切断した。この二人を仲違いさせて各個撃破するのなら、やはり胸の話題は外せない。そして、この方法は俺も楽しい!

 

「ま、まさかまた育ったのですか?!去年の水着をそんなにするなんて!どんな生活したらそうなるのですか?!」

 

「そんなの良いから隠すものないの?!と言うか生活は同じでしょ?!」

 

「うっ…わ、分かりましたよ。何か無いか探してみます…」

 

ゆんゆんの至極尤もな指摘に、めぐみんは一瞬だけ感情を失った。だが、持ち前のメンタルにより持ち直すと、そのまま木箱の方へ歩いていく。いいぞめぐみん。そこにはアクシズ教徒の残した水着が入っている。さぁ、ゆんゆんに着せるんだ。なるべく際どいものをだぞ!

 

「ゆんゆん、どうやらこれは誰かの予備の水着らしいです。持ち主も居ないようですし、いっそ借りていくのはどうでしょう?」

 

「それが良いわ!胸を出したままなんて歩けないもん!なんなら買い取りでも良いわね!」

 

「そうですか。では、これをどうぞ?」

 

「ありがとうめぐみん!私に似合うか…な………えっ…」

 

ゆんゆんの手にあるのは、スリングショットと呼ばれる水着だ。肩紐から股へ行き、そして反対の肩へと向かう2本のベルトのようなデザインをしている。現実で見るのは俺も初めての、何というか危ない水着だ。

 

「ね、ねぇ…これは流石に…」

 

「なんですかゆんゆん、友達のセンスを疑うのですか?折角流行りの最先端を選んだというのに……」

 

「普通に疑うわよこんなの!これ本当に流行ってる?!これ人気?!誰も着てるの見たこと無いんだけど?!」

 

「人気過ぎて買えないのです。私もこの水着がカズマからのプレゼントで無ければ、是非袖を通したいと考えるほどです……」

 

そう?それなら、『スローイングダガー』!

 

スパッ……ぱらっ

「ちょっ!なんで私まで?!」

 

「えっ…本当になんで?!」

 

「………おい、その「本当に」の真意を聞こうじゃないか?アレですか?どうせ育ってないだろって馬鹿にしてるんですか?!」

 

「そ、そんなこと無いわよ?カズマさんとウォルバクさんのお陰で、私とあるえは育ってる訳だし…」

 

「私とあるえ「は」?!「は」ってなんですか!この脂肪の塊がぁ!!」

 

パァンパァン!

「直は痛い!」

 

おお、弾む弾む!にしても、久々に見たな乳ビンタ。

 

「でも、これでめぐみんも水着が必要になったわけじゃない?ほら、この流行りのやつを譲ってあげるから、早速着てみなさいよ!」

 

「い、良いですとも!私の優しさを受け付けないと言うなら、これは私が着せてもらいます!……うぅっ…」

 

ゆんゆんのスリングショットを奪っためぐみんは、少し恥じらいながらその水着に袖を通す。いや、もはや袖なんて存在しないので、股を通すと言う方が正しい。しかし、これはこれで○リビッチって感じで嫌いじゃない。いや、むしろ好きと言って差し支えない!

 

「似合う似合う…ぷふっ」

 

「くっ!人のこと笑ってないで、貴女も早く水着を選んではいかがですか?それとも、上はトップレス派なのですか?」

 

「ち、違うわよ!ちゃんと今選んで……選んで……」

 

今度は自らの手で箱の中を漁るゆんゆんだが、その顔からどんどん血の気が引いていく。まぁ、それも仕方がない。なにせ、そこにはマトモな水着なんて1つも入っていないのだ。誤解無きように行っておくが、俺は何もしちゃ居ない。普通にアクシズ教徒がそんな奴らなのだ。

 

「おやおや、お悩みなら私が選んであげましょう。なに遠慮はいりませんよ?私が選んだ比較的布地が多いものを拒んだのです。こういうのが好きなんですよね?ちゃんと試着して貰いますからね?」

 

「違うの!まさかこんな品揃えなんて思わなくて……」

 

スリングショットを着ためぐみんが、その顔を真っ赤にしてゆんゆんに迫る。これはもう親切心というか、ただ道連れにしたいだけだろう。まぁ、俺としては楽しみなので眺めておくとしよう。

 

「ほら、この片乳の布が無い三角ビキニなんてどうですか?左胸は淑女で、右胸は娼婦です。男性の理想ですよ?」

 

めぐみんがあるえの身体に当てたのは、形だけは三角ビキニの水着。だが、何故か右胸の布がない。ゆんゆんの可愛いピンクの先っちょが、全く隠れていないのだ。うん、俺は好きだよ?ベッドで使うならだけど……

 

「なにこの頭の悪い水着?!それ完全に娼婦だから!淑女の要素無いじゃない!」

 

「カズマは喜ぶのでは?」

 

「……でも着ないわよ!それじゃ変態じゃない!」

 

いま間があったし、これは押せばイケるやつ!

 

「では、夏らしく網素材のレオタードタイプではどうですか?」

 

「それ魚捕る網じゃないの?!全面網だから何一つ隠れないんだけど?!」

 

「では、ボトムレスタイプなんて……」

 

「シンプルに捕まるよ!」

 

「じゃあこっちの貝殻ビキニを……」

 

「なんでシジミなの?!せめてそこホタテじゃないの?!」

 

「ちっ、面倒ですね…」

 

「これ私が悪いの?!」

 

そう、この箱の中に入っている水着は、どれもそんなレベルのものなのだ。だが、今履いてる奴にボトムレスタイプの上を合わせれば普通に着れるのに、なぜ気付かないのだろうか?まぁ、俺としては良いものを見せて貰ったので満足だ。さて、そろそろ助け舟を出すとするか……

 

「『狙撃』」

 

「はっ?!危ないゆんゆん!」

 

ぐいっ…びちゃっ

「ひゃうん!」

 

あれ?いま危ないって言ってゆんゆんを盾にしなかったか?!

 

「くっ!敵が残ってましたか!」

 

「ねぇ、今なんで盾にしたの!その流れは庇う流れだよね?!」

 

二人の死角からめぐみんを狙撃してリタイアさせ、その後で優しくトップレスゆんゆんを楽しむつもりだったのだが、ちょっと予定が狂ってしまった。まぁ、それでも片方ずつ楽しめるし、今日はそれで良いか……

 

「くっ!なんて下劣な!仕方ありません。ゆんゆんの仇は私がうっておきます!!」

 

「うぅ…やっぱり裏切る気だったんじゃない!私もう帰るからね!『テレポート』!」

 

はい。俺も『テレポート』

 

…………………

 

「……ちがっ…本当にあれは事故で……あっ……指…入れないで…」

 

「いきなりトップレスで帰宅して、しかもこんなトロトロにしてる癖に……ほら、ベランダで抱いてやるから全部脱げよ…」

 

「本当に…違うのに……はぁはぁ……」スルスル

 

ふぅ、やっぱりドスケベ14歳は最高だな!最近ちょっとダクネス化してる気もするけど!

 

……………………………

 

「ふぅ、抜かずに3発もしてしまった……まだターゲットは結構残っているし、弾数は温存しないとな……」

 

「いや、お前はさっきから何撃ってんだよ…水鉄砲を撃てよな……」

 

俺が再び戦地に戻ると、そこにはセレナが待ち構えていた。当然これは予想通りだ。俺がどんなに隠し事をしようと、天界の目はごまかせない。だが、警戒はしていなかったのだ。こいつはある意味、誰より話が分かるからだ。

 

「予想より随分遅かったじゃないか?抜け出すのに苦労したのか?」

 

「分かってんなら聞くんじゃねぇよ。今でこそチーム戦みたいになっちゃいるが、これは本来個人戦だ。カズマを抱き込むなら、あたし個人の方が都合がいいだろ?」

 

俺達は似た者同士だから、この展開は予想できた。それは俺としてもやぶさかではないが、問題は相手の出す条件だ。だって、こいつケチだし!

 

「それで、そっちの出す交換条件は?」

 

「協力してくれたら水着でしてやるよ。基本的に法衣しか着ないあたしと、水着で出来るチャンスだぞ?」

 

うん、凄くケチ!普段から散々してるくせに、と言うか裸は散々見てるのに、それで水着着るだけってお前……いや、でも回数とか水着のデザインに条件はなかったな……

 

「はぁ、分かったよ。それで良いけど、その白いレオタードは却下だ。清楚過ぎて嬉しくない」

 

「……お前、あたしの職業たまに忘れてるよな?」

 

「……嫁だろ?」

 

「………正解」モジッ

 

あら、かわいい。これは結婚して可愛くなるタイプのヤンキー。

 

「そんな可愛い嫁には、この俺のデザインした可愛い水着を着て欲しいからさ。それでしてくれるなら、協力くらいするさ」

 

「しょ、しょうがねぇな…あたしとしても、夫婦関係は良好な方が良いし?水着くらいなら着てやるよ!」

 

うん、ありがとう嫁!そしてごめん!

 

………………………

 

「いや、まさか本当に着てくれるとは……」

 

「お前が脱いだ水着を隠したからだろ?!なんだよこの水着!」

 

俺が丹精込めてデザインした水着は、正にセレナのための水着だ。胸の布は乳輪のサイズぴったりで、乳首を包む先端構造。そして、下の毛と割れ目をギリギリで覆い隠すパンツである。

 

「……大事なところは隠れてるだろ?」

 

「大事なところがピンポイントでな!これじゃまるで痴女じゃねぇか!」

 

「いやパンツ見せて傀儡にしてた奴が何を今更…」

 

つん

「おい。あたしがどんだけ必死にイメージ改善してるとおもってんだ?当時の完全再現しとくか?あぁん?」

 

「あ、すみません。デスは辞めてください……」

 

俺のおでこに触れるセレナは、懐かしの殺意を込めた顔をしている。本当に撃つことはないだろうが、こいつの機嫌を損ねるとレジーナによる不条理な復讐が発生するので、あまり調子には乗れない。厄介な女神だな。

 

「でも、その水着は本当にすごいんだぞ?ほら、紙のシャツを捲くってみろよ」

 

「くっ…これ捲るの変態みたいで恥ずかしいんだぞ……ほら…」

 

「よしよし、そのままな?」

 

びゅっ、びちゃっ!

セレナに服を捲くりあげさせると、その姿はまさに魔王軍時代のパンツプリースト。なんて言うと怒られるので、取り敢えず今は無心で水をかける。

 

「おっ!この距離で水をかけても冷たくないし、刺激も全然伝わらない?!」

 

「どうだセレナ!この水着は布面積こそ少ないが、そのスペックは折り紙付き。決してポロリしないように、完璧なフィット感とショック吸収機構を備えているのさ!つまり「ポロリしちゃいそうだから着られない」って言い訳は許されないという訳だな!」

 

「いや、普通にデザインを理由に着ねぇよ?」

 

「……ですよね〜」

 

しかし、この水着はマジでエロいな。最初はネタで考えたのに、これで抱いたらスゲェ出そう。

 

「な、なぁ…カズマ……その……そろそろ着替えたいんだけど……」

 

「えっ……あっ、ごめん!つい見惚れて……」

 

「お、お前…人の裸散々見てるくせに…こんなのが良いのかよ……」

 

「いや、セレナが俺のために着たって思ったら、なんか予想以上に良かったって言うか……」

 

やっぱ、プリーストのエロ堕ちって破壊力すごいし……

 

「そ、それなら…一回だけ先払いしてやるよ……い、1回だけだからな!」

 

「えっと……え?その格好で?!」

 

「だ、誰か来たら困るし…その着替える時間も勿体ないだろ!だから、さっさとしろよな……」

 

「セレナ!」

 

がばっ!

「あっ!い、1回だけ……本当に1回だけだからな……あぁん!」

 

…………………………

 

「うぅ…こ、これじゃイベント参加どころか立つことも出来ないじゃねぇか……お前本当にいい加減にしろよ……」

 

「おい待て。2回目を懇願したのはセレナだろ?俺は1回目で辞めるって言ったぞ?」

 

セレナを抱いて判明したのだが、このエロ水着には致命的な欠陥があることが分かった。それは、水着を着たままだと弱点が責められないという事である。いや、完全なポロリ防御をしたのだから当然なのだが、まさか隙間に手も入らないとは思わなかった。しかし、脱がしてしまっては意味がないので、弱点として登録されていないお尻を頂いた訳だが……

 

「だって…あたしも後ろだけじゃ物足りないし……」

 

「なんのために一回って言ったんだよ……」

 

それだけではやはりご満足いただけないのである。いや、俺も物足りなかったけど、そこで欲に流されるプリーストはどうなんだろう……

 

「くそっ!こうなったら意地でもカズマが優勝しろ!お前運営側だから賞金でないんだろ?」

 

「そうだけど……別にそれで第二回とかやる予定はないぞ?」

 

「は?別に期待してねぇよ?あたし以外が得すんの腹立つだけだぞ?」

 

「………うん、お前本当に向いてねぇわ…」

 

なんでプリーストを選んだのかね!

 

…………………………………

 

今回はなんでエントリーしようと思ったんですか?

 

「え?あの…従業員NGとは言われなかったので、賞金で新商品を仕入れようかと…アレは絶対に売れますから!」

 

では、これから簡単な質問をします。ちゃんと答えて、エントリーの権利を獲得してください。

 

「わ、分かりました!ちゃんと納得して貰えるように頑張ります!」

 

まずその水着は、この日のために用意したんですか?

 

「はい!カズマさんが私には紫が似合うって言ってくれたので、ちょっと大胆だけど奮発しちゃいました!似合いませんか?」

 

似合ってます。最高に可愛いと思います。

 

「えへへ、やりました!」

 

じゃあ、もうちょっと良く見せてください。

 

「えっ……あの、ちょっと近い気がするんですが……」

 

大丈夫、凄く可愛いですよ。

 

「そ、そうですか…えへへ…じゃあ、もうちょっとだけなら……」

 

じゃあ、今度はその内側も見せてくれますか?

 

「えっ…あの……流石に外でそれは……」

 

大丈夫、俺も脱ぎますから……

 

「あっ…私を見てそんなに……なら、お応えしなきゃ駄目ですよね……」

 

はい、お願いします。

 

…………………

 

「ふぅ…いや〜、こんな気持ちよくして貰ったら、参加を認めるしかないなぁ……まぁ、こんなことしなくても認めたけど…」

 

「あ、あの…しちゃったのは私にも原因があるので良いのですが……これ、賞金って……」

 

「ん?運営資料にあるだろ?従業員には権利ないぞ?」

 

「そんなぁ?!」

 

ウィズに行ったAV式参加意思確認のインタビューは、無事AV撮影となり幕を閉じた。俺もセレナに言われるまで忘れていたが、そもそもウィズに権利はないのだ。まぁ、それでも店の宣伝で出たいと言うなら止めるつもりは無かったのだが、賞金欲しさだとちょっと難しい。

 

「あの、ウォルバクさん達には権利があるんですよね?」

 

「あぁ、無いのは月々に月給で貰ってる正社員だけだから、派遣のウォルバクと下請けのセレナには権利があるぞ?」

 

「うぅ…なんか、うちの店にどんどん知らない雇用形態が増えていきます…」

 

仕方ない。父さんの助言で色々ちゃんとしたからな。でも、ウィズも余計なことしなきゃ手取りで30くらい余裕で貰える筈なのだが……俺の商品も管理はウィズだし……

 

「それでウィズはどうするんだ?俺はもう少し遊んでくる予定だけど…」

 

「私はここでリタイアしておきます。賞金も貰えませんし、それに、カズマさんに愛して貰ったのが溢れちゃいますからね…」

 

あれ?なにこのエッチー?そんなうっとり顔でそんなこと言うの?

 

「……ごめん。最後にもう一回だけ…」

 

「も、もう…まだお仕事中なのに…あっ…あぁんっ!」

 

………………………………

 

「見つけたわよカズマ!さっきは良くもやってくれたわね!」

 

「うわぁ…お前流されたのに無事なのかよ……」

 

殆どの嫁達を美味しく頂き、そろそろ満足といった所で遭遇したのは、自ら流されていった筈のアクアだった。あれだけの水量で押し流されたのに無事とは、やはり水の女神は違うらしい。なお、最近ずっと「さん」付けだったのに呼び捨てになっている辺り、信者を自分の手で流したのが相当頭にきているようだ。

 

「あれはどうみても反則よ!子供達の再エントリーを要求するわ!」

 

「馬鹿言うな。どんな形をしてようと自分で魔力を込めて水を出したらルール的には水鉄砲だ。あれが認められない場合、アクシズ教徒の改造品も反則だぞ?」

 

「えっと…やっぱりバレて……」

 

「いやバレないとでも?!こっちは危うく殺されかけてんだぞ!」

 

「うっ…そ、それはその……ごめんなさい…」

 

まぁ、結果として死者が出なくて良かったが、流石にこれは駄目って教えなきゃ駄目だ。

 

「カズマ!アクアの魔力を感じたわ!私もやばい改造品を用意したから、これでアクシズ教徒を皆殺しに!」

 

「いやウォルバクもかよ!だから遊戯を戦争に変えようとするな!お前ら本当に女神か?!」

 

邪神だったレジーナのほうがまだ大人しいじゃん!

 

「失礼ね!こんな国に認知されてないなんちゃって女神とは違うの!謝って!信者二千万人の私に謝って!」

 

「はぁ?!犯罪組織として認知されてるのが宗教団体って、冗談は御神体と信者だけにしてくれます?今やこの街じゃ私のほうが信者多いですから!あんたらタダのアンチエリス集団でしょ?人気者を妬むとか惨めよねぇ?」

 

「違いますー!私へのカリスマに付いてきてるだけですー!カリスマなくて胸で信者集めるとか、こんな媚びたのが女神とかありえないわよねぇ?」

 

あれ?なんかこのレベルの喧嘩を見た気がするな…しかも割りと最近…

 

「あらあら?宴会芸で必死に日銭を稼ぐ人がカリスマって……宴会芸の女神は冗談も上手いのね?」

 

「ダラダラして付いた脂肪で信者を稼ぐだなんて、怠惰の加護って本当に羨ましいわ。変わって欲しいくらいよー」

 

どうしよう。それらに関しては割りと外れてないからフォローできない……

 

「やっぱりあんたには、水の女神として事後のシャワーは水しか出ない天罰を与えてやるわ!」

 

「あらお好きにどうぞ?カズマに抱かれて事後のシャワーとか入れるわけないし?私は怠惰の女神として、あんたのことマグロにしてやるから!」

 

「それがなによ!カズマさんにされたら何も出来ないんだから、そんなのなにも怖くないわよ!」

 

それだと俺が水を浴びてアクアがマグロになるだけで、損するの基本的に俺じゃね?

 

「いい加減にしろお前ら!そんなに決着つけたいなら、普通に勝負すれば……」

 

「「はぁ!」」

 

パァン!!ガラガラ……

 

あれ?なんか近くの城壁に穴空いてね?今何したの?!アクアが水出してウォルバクが弾いたように見えたけど、異様に水の力強くない?!あっ、信者に祈られた直後だからか?!

 

「良し待て。お前らがこの方法で勝負すると色々と不味い。そこで、今回は俺の定めたルールの中で勝負してもらう」

 

「えぇ、私はそれでもいいわ!」

 

「そうね。望むところだわ!」

 

うん、もうあの修理費の請求は諦めるとして、こいつらはマジで反省させよう。どうせ修理費出せないだろうし!

 

………………………………

 

「ね、ねぇカズマ?このルールはちょっと違うんじゃ……」

 

「いや!これは間違いなく神聖な決着の場だ!なにせ、これは神事だからな!」

 

二人の喧嘩から被害を出さないため、俺は神聖な勝負の場を用意した。そう、日本の国技にして神事、相撲である。ちなみにこの少し大きめのお立ち台はアクシズ教の用意したアクアのお立ち台だ。有効活用されてよかったな。

 

「ねぇカズマさん?私も相撲は知ってるし、それが神事なのも知ってるわ…でもその……床がローションまみれなのは違うわよね?!」

 

「馬鹿だなアクア。相撲はあくまで男性の神事だ。女性がやるのは、少しだけルールが違うんだぞ?」

 

「これ少し?!」

 

そもそも相撲のルールさえ知らない俺だが、これは決して意味なく選んだ競技ではない。まず、魔法を使えば被害がデカく、ウォルバクの方が圧倒的に有利。そして普通に肉弾戦ではアクアが有利になる。間を取りつつ俺が楽しいので、これは間違いなく最高の選択肢だ。

 

「ほら、良いから土俵から落としあえよ!」

 

ドンッ!

「ちょ!カズマさん押さないで!」

 

「あ、アクアもこっち来るんじゃ……ひゃう!」

 

どてーん

「うぅ、これでどうやって押し退けろっていうのよ…」ヌルヌル

 

「い、いいからまずどきなさいよ…あんたの胸重いんだから…」ヌルヌル

 

あぁ、仲違いしてた二人がこんなにくっついて……やはりこの競技を選んで良かった。こんな尊い時間が訪れるなんて……

 

「ほらほら、ふたりとも頑張れ!ちゃんと相手を押し退けて!」

 

「そ、そんなこと言われても…くっ!」ツルッ

 

「これ、どこを押しても力が逃げて……あぅ!」ツルンッ

 

必死に相手を押しのけようとする二人だが、その手が滑り、またしがみつくと言うことを繰り返している。既に紙の服もバラバラでリタイアだが、それはそれとしてこの決着は見届けたい。なお、アクアはチューブトップの青いビキニで、ウォルバクはオフショルダーの黒いビキニだ。どちらも凄くポロリしやすいので、俺はとても期待している。

 

「くっ!それならもう……ここぉ!」

 

「ひゃうん!さ、先っぽを刺激しないでよ?!」

 

「あんたがかわすからでしょ?!そもそも、あんたの足も……んんっ!私の股を擦ってるからぁ!」

 

あぁ、なんて女神感の欠片もない戦いだろう。でも、こんな平和で嬉しい戦いなら、俺は何時だって大歓迎だ。でも、多分コレ決着付かないな。二人の位置、全く動いてないんだもん。

 

「よしよし、仕方ないから俺が手助けしてやろう。ほら、一緒に押し込んでやるよ……」

 

グイッ

「ちょっ?!なんでボトムをズラして……はぁん!」

 

「えっ?!ちょっと何してんの?!ウォルバクが女神がしちゃ駄目な顔してるんですけど?!なんかぐちゅぐちゅ言ってるんですけど?!何を押し込んでるのよぉー?!」

 

「大丈夫、次はアクアだから。折角だし、先に解しておいてやろう…」

 

「や、辞め…あっ…ご無沙汰だから凄っ…あぁん!」

 

ははは!なんて良いイベントだろうこれ!結局、自前の水鉄砲(意味深)を1番使ってるし!

 

………………………………

 

「街の安全は確保されました。イベントの隔離を開放します。引き続き、本イベントをお楽しみください」

 

アクアとウォルバクを再起不能にしたことで、取り敢えず危険な団体の排除は終わった。お陰で、俺たちのイベントは再び街の中で開催されることとなったのだ。そうだコレでいい。俺にとって真の勝利とは、イベント成功による収入アップなのだ。

 

「まさか、カズマがこれだけ活躍してくれるなんてね?あたし要らなかったかな?」

 

「何いってんだよ。飛んでる天使を素手で捕まえるとか、俺には絶対に無理だぞ……それに、俺が自由にやれたのはクリスのお陰だろ?」

 

「あ、気付いてたんだ?何度も外で始めるんだもん。フォローする方としてはハラハラだったよ?」

 

「………ムラムラじゃなくて?」

 

「…ばか…帰ったらちゃんと相手してよね…」

 

あと残っているのはアクセルハーツくらいで、ここから先はどう転んでもハッピーエンドだ。なにか忘れている気がするが、もう帰っても良いだろう。

 

「じゃ、さっさと帰ってクリスを労わないとな?可愛い水着も用意してくれてるし?」

 

「…うん…8回くらい。お願いしちゃおっかな?」

 

あ、どうしよう死ぬかも……

_______________

 

「うぅ……なんでこんな……これはもう完全に罰ゲームですよ……」

 

スリングショットを着ためぐみんは人前に出られず、そして家にも帰れないと気付いたのは、クリスとお楽しんだ後だった。この戦いは生き残り戦なので、結局優勝はめぐみんという事になる。そうなると……

 

「よっ!めぐみん似合ってるぞ!」「大胆にいくじゃねぇか!」「結婚すると違うわね!」「ナイスロリっ子!」

 

スリングショットを着ているめぐみんにとって、表彰台はそのまま処刑台に変わるのだ。何というか、ほんとごめん………

 

「いや、人のことを悲観している場合か?女神の壊した城壁代と、洪水による被害の保証、占めて600万エリスであるぞ?」

 

「………畜生!またこんな感じかよ!」




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

エロは下ネタ程度に抑えてのお送りです。ガッツリやるとまたそれで何話も使うので………

あ、ただ下半身の水鉄砲が自分的にツボだったのでやったネタです。すみません。何というか本当にすみません。イカちゃんのゲームをイカ臭い感じにアレンジしてすみません!(これ言いたかっただけ)

また不定期ですが、お暇なときにでもお付き合いください。
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