すっっっごく今更なんですが、アクアだけメッチャ扱いが雑だと思いました。(アイアムベリー犯人)と言う事で、たまにはメッチャ素直可愛いアクア回をしなきゃ不味い!って事でこんな話です。
悶えよ!と言うか悶えてください!一応メインヒロインなんです!なんて感じのアクア可愛い補正マシマシのお話です。
またお暇な時にでもお付き合いください。
カズマさんのことは、間違いなく私が一番詳しい。それは付き合いの長さとか、性格の一致なんて理由じゃない。ただ私が、1番本気でカズマさんを見てきたから……
「冷静になると、今のアクアは正気じゃないんだよな……でも、素直になってるだけなら合意のような気もするしなぁ……う〜ん」
だから、いつものわざとらしい悩んだふりと、欲に流されたい中での本気の悩みを、私は一目見れば看破できる。これは間違いなく本気の悩みだから、私が背中を押してあげなきゃね。
「大丈夫よカズマさん。私、本当に素直になれただけだから、ちゃんと心からカズマさんが欲しいの。その気持ちに嘘はないわ」
「アクア…」
カズマさんのこの顔は、私の気持ちを理解してる時の顔。私のことを1番分かってくれているのも、間違いなくカズマさんだもの。これくらいは通じて当然よね。
「ねぇ、キスしてよカズマさん……私以外にはいっぱいしてるのに、私にばっかりお預けが過ぎるもん」
「そ、それはやっぱり……タイミングとかムードがあってだな…」
「もう、素直になるのが恥ずかしいの……分かってる癖に、意地悪なんだから……ほら、お願い…」
普段なら「させてあげてもいい」「じゃあ明日は1杯奢ってね?」なんて素直になれない私だけど、どうしてか今だけは素直になれる。もっと早くそうなっていたら、最後の最後に私を選んでくれたかな?なんて、流石にそれは怖いから聞けないかな……
「……もし俺が止まれなくなったら、それはアクアのせいだからな?」
「進めなかったのも私のせいだもん、遠慮なんてしないで……んっ」
ちゅっ
真っ直ぐ見つめ合いながらのキスは、まだ数えられるくらいしか出来てない。お互いに照れ臭くて、なんとなく間が保たなくて、いつも余計なことをしては怒られて……でも、これはカズマさんにもちょっとは責任があると思うの。私にも強引に来てくれたら、ちゃんと素直に応じたもの………
「んっ……キスって、やっぱり気持ち良いわね……」
「お、おう……なんか、アクアがそんなこと言うと、ちょっとドキドキするな…」
それでも、1番の原因はやっぱり私。今はちゃんと愛して貰えるし、カズマさんはずっと優しかった。ただ私が素直になれなくて、だからエリスと差がついちゃったんだと思う。なら、これからちゃんと取り返さなきゃ、今の私なら、きっと素直に愛して貰えるから……
「ねぇカズマさん、今日はなんでもしてあげるし、私に何をしても良い……お互いのこと、もっと知りたいから……」
………………………………
「なぁアクア。俺は別にお前との時間に不満はないし、こんなの頑張らなくても良いんだけど……」
「良いじゃない。私がしてあげたいんだから……」
お互いの服を全部脱がせて……それでも髪の毛は普段のままが良いと言われて、私はカズマさんの前に座り込んでいる。眼の前で大きく上を向く聖剣エクスカリバーは、あの頃より随分と立派に、そして凄く意地悪になった。だって、私のこと全然愛してくれないのに、愛してくれる時は何度も鳴かせるんだもん。こんなの、下手すると魔王より厄介じゃない?
「じゃあ、ちゃんと要望があったら言ってね……んっ…ちゅっ」
ちゅぷり…ちろちろ…
「んっ…やっぱりアクア…すげー上手っ…くっ」
熱くて硬いカズマさんの聖剣さんに、私は挨拶代わりの熱烈なキスをする。今日はカズマさんになんでもしてあげるって言ったから、これから沢山のエッチな事を教え込まれるんだと思う。神としてなら有り得ない屈辱も、女として染められるなら話は別。この聖剣さんが凄く愛おしいんだから、それは間違いないと思う……
「んっ……熱くて…少しだけしょっぱくて……カズマさんの味がする…ちゅぅ」
「くっ、そんな熱心に舐め回されたら、教えられることなんて……はぅ!」
差し出された聖剣さんの裏側を、私は舌先で焦らすように舐め回す。こうやってじっくり気持ち良くしてあげると、この子は凄く反り返って、まるで鉄みたいにガッチガチに硬くなる。全くこんなとこばっかり素直なんだから…仕方ない人よね…
「ほら、何かして欲しいことないの?今ならなんでもしてあげるわよ?」
「それなら、付け根っていうか…玉の方も…お願いします…」
「うふふ、変態さんなんだ……はむっ…」
カズマさんの要望って、実はそれほど変態じみたのは聞いたことがないのよね。サキュバス店には通う癖に、実はラブラブエッチ好きな所が可愛いと思うの。ここをしてあげると沢山出るって聞いたことがあるし、私を確実に孕ませるための要望みたいで、何だかちょっと嬉しいかも……
「はぁはぁ……アクアが従順だと、罪悪感がヤバいな……」
「うふふ…最初から従順だったら、私達の関係はどうなってたかしら……ちゅぅ…」
「それ、考えたらヤバいことに……くっ!」
付け根と裏側を丁寧に舐められた聖剣さんは、もう限界まで硬くなって反り返っている。こんなに可愛くビクビクされちゃうと、私からもサービスしてあげたくなっちゃう……
「カズマさんは、どうせ一回じゃ満足なんてしないわよね?」
「そ、それって……くっ!」
じゅぷっ!
ねっとりとした刺激で敏感になった聖剣さんを、私は一気に根本まで呑み込む。前戯でも本番でも鳴かされっぱなしなのは悔しいから、たまには私もカズマさんを鳴かせたい。それなら、今以上のチャンスはないものね。
「アクア!それは流石に……深すぎるって!」
「んっ…ちゅるっ……じゅるるる…」
私の喉を全部使ってのご奉仕に、カズマさんは直ぐに余裕が無くなったみたい。無意識に腰が引けているけど、今は逃してなんかあげない。両手でカズマさんの腰にしがみついて、溢れそうな唾液を吸い上げて、容赦なく聖剣さんを虐めてあげるの。付け根まで飲み込めば、お望みのここも一緒にしてあげられるもんね…
「じゅぷ…ちろちろ…」
「あっ、それヤバい……咥えられながらそこ舐められたら…直ぐに出ちゃいそう…」
ずぷっ、ぬぷっ…れろぉ…
この喉の奥を抉られる感覚も、呼吸が浅くなる苦しさも、その感じている声を聞くと心地良く感じるから不思議。もっと私で感じて欲しい。私の身体に溺れて欲しい。その為なら、もっと私は頑張れる。
「ぷはっ……どう?こんなに深くして貰ったの、流石に初めてなんじゃない?」
「いや、ヤバかった…こんなの続けられたら直ぐに出ちまうって……でも、そんな無理しなくてもいいんだぞ?」
「遠慮なんてしないで。私がしてあげたいんだもん……カズマさんは我慢しないで、私でしか味わえない快感を楽しんで……あ〜んっ」
「あっ…またっ……くぅ!」
じゅっ…ずぷ…ずぷ……じゅぷん
カズマさんの聖剣さんは、もうこのご奉仕に夢中みたい。先端を咥えただけでビクビクしちゃう癖に、奥まで呑み込んで貰えるのを腰を引かずにちゃんと待っているの。そんな素直ないい子には、女神としてちゃんとご褒美をあげなきゃ……
じゅぷん、じゅぽっ、ぐぷっ
「そ、そんな執拗に……はぅ!」
カズマさんの聖剣さんを付け根まで咥え込んだ私は、今度はゆっくり前後運動を開始する。喉の奥まで使ってるから速くは動けないけど、こんな根本まで舐められた経験はないはずよね?こんな器用な事が出来るのは、私くらいしか居ないはずだもん。
「くっ、喉は締まるし唾液も絡むし……こんなの気持ち良過ぎるって…」
ぬる…じゅるるる…ぐぷっ
根本まで呑み込んだ聖剣さんを、再び剣先を舐め回せる所まで引き抜き、そしてまた根本まで飲み込む。普通にするより深くてゆっくりなご奉仕は、カズマさんには大好評みたい。先端が舌に触れる度に、口いっぱいにカズマさんの先走りの味が広がるんだもん。気持ち良いって、ここで返事してるようなものじゃない…
「うふふ…情けない顔しちゃって……ほら、我慢しないで出して……カズマさんの味、ちゃんと私に覚えさせて?」
「そんなこと言われたら、マジで我慢なんて無理だって…あっ!」
ぐぷっぐぷっ
カズマさんが情けない声をあげてるけど、私は手加減なんてしてあげない。それはいつもの勝ち負けだとか、この機会に虐めたいとかそんな理由じゃなくて。ただ、カズマさんの気持ち良さそうな顔を見てたら、あの味が恋しくなっちゃったから……お口にいっぱい、出して欲しい……
「あっ!もう駄目だアクア!限界だから、手と口で扱き出してくれ!」
「うん!出してカズマさん!全部ここに吐き出して!んっ!」
じゅぷっ!じゅぽっ!
カズマさんが腰を引くと同時に、私は奉仕を手と唇に切り替える。唇から漏れる下品なバキューム音は、カズマさんが興奮するようにわざと出してあげている。別に喉の奥で受け止めるのもイヤじゃないんだけど、気管支に入ったらエッチより処置を優先されちゃうもん。まぁ、そんな優しいところも好きなんだけど……
「あっ!駄目だ!出る!」
どぷっ!
「んんっ!ちゅぷっ…んっ…こくっ……ちゅぅ」
「うっ、残ったのまで吸い出され……うぅ…」
プリプリとしたゼリーみたいな塊が、私の口に注がれていく。この口に広がる青臭さと苦味は、カズマさんが気持ち良かった証。エリスにそう教えられてから、私はこの味が好きになった。今では頼まれもしてないのに、残ったのを尿道からも吸い出す程に……
「んっ…濃いの、いっぱい出たわね……喉に絡んで、飲み込めない…」
「はぁはぁ……精液飲んでそんな顔するとか、女神として不味くないか?」
「もう、またそんなこと言って……カズマさんはエッチな女神が嫌いなの?」
「いや……大歓迎だよ。知ってるだろ?」
「うん、誰より知ってる……あっ…」
ぽすっ
精液の余韻を味わう時間も貰えないまま、カズマさんの右手が私を優しくベッドに押し倒した。一回出して多少落ち着いたとしても、カズマさんがそれで満足する筈なんてないものね。今も聖剣さんはガッチガチに反り返っているし、その目は獣のようにギラギラしていて、今にも犯されてしまいそう。でも、この獣は鬼畜で賢いから、そんな簡単には犯してくれない。
「痕はヒールで消してくれ……ちゅぷっ」
「んっ!あ、痕は付けちゃ駄目だってばぁ…」
私は直ぐにでも抱いて欲しいのに、カズマさんの愛撫は決まって首筋や手足から始まる。今回は足の甲から始まって、足の指と足裏、脹脛と膝の裏と、キスマークを残しながらゆっくりと欲しい所に迫ってきて……
「アクアの足は白くてスベスベだな……ちゅっ」
「うぅ…意地悪……どうして真ん中にくれないのよぉ…」
でも、太ももの所で愛撫が止まってしまう。太ももには沢山キスマークをつける癖に、一番欲しい所には直ぐにはくれない。こんな生殺しな愛撫をされたら、どんどんお腹の中が熱くなっちゃうのに……
「分かってるだろ?挿れた瞬間に、思いっきり逝かせたいからだよ……ちゅっ」
「んっ!」
ピクッ
ちょっと指を挿れるだけで逝けそうな私に、カズマさんは敢えて胸を味わって焦らし続ける。胸でも良いから思い切り逝かせてくれたら楽になれるのに、そのギリギリを狙っての愛撫が上手すぎるのよ……
「はぁはぁ……これ以上胸を優しくされたら……本当に我慢が出来なくなっちゃうから……」
「んっ、なら今度は次の場所だな……」
私の胸を舌先だけで甘イキさせたカズマさんは、その舌をゆっくりと私の割れ目まで持ってきた。あぁ、本当にして欲しいのはそこなの。そこなのだけど、カズマさんの舌はきっと……
「ほら…楽にして…」
ちゅぷっ
「んっ!あっ…そこ…溶けちゃう…んんっ…」
指で擦っても逝きそうなソコを、カズマさんの舌がゆっくりと這う。普通にされたら間違いなく逝っちゃってる程の快楽なのに、どうして逝くギリギリで止められるのよぉ……
「アクアは、ここを軽く押し潰しながら舐められるのが好きだよな?」
「うん…好き……カズマさんのお口で、それされるの大好き……だから、もっと強くしてよぉ…」
カズマさんの舌技に抗えない私は、いやらしく割れ目を指で開く。そうして舌で舐めやすくしているのに、カズマさんの手加減が絶妙過ぎて、どんどんエッチな気持ちは高まるばかり…こんなの、もう我慢出来ない…
「お願い…もう意地悪しないで……カズマさんと繋がりたいの…思いっ切り抱いて、腕の中で逝かせてよぉ…」
「へぇ……素直になると、こんなに早く欲しがっちゃうんだな。今日はその素直さに免じて意地悪はもう終わりにするか…」
「えへへ…やった……来て、カズマさん……」
カズマさんが上半身を起こしたのを見て、私は自分の足を持ち上げて割れ目を露わにする。いつもならカズマさんに掴まれて仕方なくって感じを出してるけど、本当はこの体勢で抱かれるのが1番好き。まぁ、カズマさんも分かっててやってるんだと思うけど……
「じゃあ、いくぞ?」
「んっ……はやく…」
ぬちゅ
私のお臍の下を軽く押しながら、カズマさんは聖剣さんを私の割れ目に当てる。このお腹を押す行為の意味を最初は理解できなかったけれど、こうして子宮の入口を射程に入れているんだって。本当に、なんでそんなこと思い付くのかしらね……
「アクア、愛してる」
「うん、私も…んんっ!」
ちゅっ、じゅぷんっ!……ぽた…ぽた…
まるで抉るような容赦ない挿入は、下半身を抜けて私の頭の中までグチャグチャに犯してしまう。その気持ちよさは狂おしい程に暴力的で、女神の私がだらしなく潮を垂れ流してしまう程。カズマさんとのキスで唇を塞がれてなかったら、近所から苦情が入るような声が出ていた気がするわ……
「はぁはぁ…本当に、鬼畜なんだからぁ……んんっ!」
挿入だけで逝っちゃった直後に、今度は割れ目の先端を指で摘むなんて……なんでもしていいってなんて言ったから、本気で私を感じさせる気なんだ……
「そんなトロトロな顔晒して言うなって…ほら、俺も我慢の限界だから続けるぞ!」
「こんなにトロトロにしたの、カズマさんの癖に……はぁん!」
ぐぷっ、ずちゅっ
私がどんなに抵抗したとしても、カズマさんは手加減なんてしてくれない。拒絶する意志が解けるほどに甘く、それでいてこの深い絶頂が途切れないほど容赦なく、私のことを滅茶苦茶に犯し続ける。大好きな人にこんな抱き方されたら、いくら女神だって堕ちちゃうわよ……
「くっ!アクアの中すげぇトロトロでやばい!お前どんだけ抱いて欲しかったんだよ!」
「カズマさんとのエッチが気持ちいいんだもん!本当なら毎晩でも抱いて欲しいの!でも、ずっと素直になれなかったから!こうして繋がれるのが凄く嬉しいの!」
本当に私は何を言っているのかしら…そんな恥ずかしいことを臆面もなく、まるでカズマさんを誘っているみたいじゃない。でも、素直な気持ちでするエッチって、なんだか凄く気持ち良い……
「なら!今だけでも素直になれよ!俺はもう我慢しないぞアクア!」
ぐぽっぐぷっ!
「あぁん!なら好きって言って!大好きだからエッチしてるってちゃんと言って!身体だけは良いなんて!見た目だけは最高なんて意地悪しないで!今は本気で愛して欲しいの!」
「くそっ!なんで今日はこんなに可愛いんだよ!好きに決まってんだろ!愛してるに決まってんだろ!お前のこと、手放すなんてありえないんだよ!中身も見た目も全部好きだ!アクアだから好きなんだよ!」
「うん!うん!約束だからね!手放しても離れないからね!ずっと大好きで居てね!」
大好きな気持ちが勝手に溢れて、私は感情のままカズマさんの事を求めてる。言葉にしてもまだ足りない。繋がっていてももっと欲しい。カズマさんへの気持ちが、こんなにも大きいなんて、自分でも予想してなかった……
「だめ!もう限界!カズマさんも一緒に来て!」
「あぁ!俺ももう!」
「あっ…あ…あぁん!!」
びくんっ!とくん…
全身に電流が走るような緊張のあと、私を満たしていく優しい余韻と多幸感。溢れてくる大好きって気持ちと、終わっちゃった事への寂しさが胸を埋め尽くしていく。でも、今はそんな寂しさも怖くない。素直になれた私なら、ちゃんと伝えることが出来るから……
「ねぇカズマさん…今日は朝まで一緒に居てね…他の子の所になんて、行っちゃ嫌よ?」
「あぁ…そんな可愛い頼みは断れないよな…」
ぎゅっ
「えへへ…大好き…」
カズマさんに抱き寄せられた私は、その胸に思い切り顔を埋める。以前は泣き付くしか出来なかったカズマさんの胸に、今は妻として寄り添っている。女神の私をこんなにするなんて、本当にカズマさんってば頑張り過ぎよ。でも、それももう終わりかしら……
「ねぇ、やっぱりカズマさんは、素直な私のほうが良い?」
「………いや、普段のアクアだってちゃんと好きだよ。ただ、ちょっと誘いにくいってだけでな?」
「そっか……じゃあ安心ね…もし私がまた面倒な子に戻っても、ちゃんと愛して、大切にしてね?」
「おう。でも、折角ならもう少し素直になってくれよ。こんなに素直なアクアなら、毎晩だって抱きたいくらいだからな?」
「もう……馬鹿…なれるならなってるもん…」
最後にちょっと誤魔化したけど、その「おう」の二文字が本気だって言うのは伝わった。ありがとうカズマさん。また素直になれなくなっても、私はずっとカズマさんが大好きよ。
「なら、今夜は飽きるまで楽しまないとな?」
ぐっ
「もう…他の子に行くよりは良いけど、ちゃんと手加減してよね…」
カズマさんは数分の休憩で、また私の事を組み伏せちゃう。でも、なんでもって約束だもんね。今だけはどこまでも付き合ってあげる。薬が切れたら、きっとこんなの望めないから……
「いっぱい愛してカズマさん…また素直になれない私になる前に……」
「あぁ、素直になれない時間の分も、今たっぷりと愛してやるよ」
ぐちゅっ…くぷっ…
カズマさんの聖剣さんは、やっぱり凄く意地悪だわ。限界に近い私が壊れないように、蕩けるような抱き方で私を追い詰めるんだもん。こんなに優しく抱けるなら、あんな壊れちゃうようなのは……まぁ、あっちも大好きなんだけど……
「アクア…このまま、夜が明けるまで愛しても良いかな?」
「もう…先に元に戻っちゃうわよ……でも、今返事をするなら……いいわよ…んっ」
ちゅっ
あぁ、この時間はきっと朝には終わってしまうのね……それなら、ちゃんと自覚して貰わなきゃ、カズマさんの1番のパートナーは、やっぱり私なんだって……
____
「いや!もっ、もう無理ぃ!本当に朝までぶっ続けとか、正気じゃないってばぁ!」
「えっ?ごめん……なら、辞める?」
「辞めちゃやらぁ!」
「なら良いじゃん」
じゅぷっ!
「はぁん!」
おかしいでしょ!これ普通の流れなら、薬が切れて素直になれない私に「それでも愛してる」ってされて終わる流れじゃないの?!この薬の効果全然切れないし!そのせいでカズマさんのこと拒めないし!カズマさんは完全に性獣の類だし!本当に壊されそうなんですけど?!
「でも、アクアが中身に不安を感じてたなんてな……こんな名器なのにさ…」
「ちがっ!中身ってそっちじゃ……はぅん!」
あぁ、何でそんな酷い勘違いで感じちゃうの……名器って言われただけでお腹が熱くなって、こんなのまた……
「だめぇ!また、また逝っちゃう!」
「本当、素直になると最高だな。言葉だけじゃなくて、身体までなんてさ!」
あっ……私はなんでこんな簡単なことに気付かなかったんだろ。素直になっちゃう薬だって言うなら、それは身体にだって作用するわよ。だって、これは勇者が作ったアイテムなんだもの。女神にでも有効なほど、強力なアイテムなんだもの。最初から、抗えるはずなんてないのよ……
「あっ……もう、本当に……だめぇ!!」
________________
「カズマさん。アクア先輩に、なにかしたんですか?」
「いや、それが皆目見当もつかないんだよ……」
「シャー!」
結局昼まで味わい尽くされた私は、目が覚めると同時に天使に成分解析を依頼した。そして、その効果はあと3日は切れず、口を開けば勝手にカズマさんへ甘えてしまうと言う弊害を知った私は、自分の言葉を封印した。だって、あんなのもう一回されたら、間違いなく壊されちゃうもん……
「でも、アイリスさんが封印に同意してくれて良かったです。なんであんなに顔を赤くしていたのかは知りませんが、やはり王家の方々は理解がありますね!」
「そうだな。俺なら金を取りたいもん…」
ほら、カズマさんとエリスが揃えば、私なんて絶対に相手になんてされないの。それはそれでなんか悔しいけど、今は背に腹は代えられないのよ!
「なんかアクア先輩って猫みたいですよね?こうして離れてみたり、でもちゃんとカズマさんが大好きだったりで…」
「あぁ、そう言われると…よし…」
えっ?なんで威嚇してるのにこっちくるの?!あっ、猫だからなの?!愛猫家だから猫っぽいのがツボにハマったの?!
「ほらほら…機嫌直してくれよ?本当はたくさん甘えたいんだろ?」
「やめっ!ナデナデしないで!猫みたいに扱わないで!」
「なんだよ……それなら、アクアはどうして欲しいんだよ?」
「………女の子として愛して欲しい……にゃん…」
あぁ〜!!だから本当になんなのこの薬?!違うのに!弁明したいのに、弁明には声が出ないってなんなのよ?!
「………エリスごめん。俺、今日は部屋に籠もるわ!」
がしっ!
「えっと……程々にしてあげてくださいね?今朝も大惨事になってましたし……」
「大丈夫だ!アクアが嫌がったらすぐ辞める!じゃっ!」
あぁ!駄目だってば!抱きかかえて運ばないで!それ本当に拒否できないの!というか、いまは本能のままになんでも受け入れちゃうからぁ!
「さてアクア、俺に言っておきたい事は?」
「…………大好き!」
※そして無事壊される。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
普段から欲望のままに生きてるアクアですが、ここで敢えての性欲と愛欲のままにしたら思ったより可愛いのでは?なんて思ってやりました。可愛くなったので反省してます。
2つ連載でもやっぱりこっちのネタ多めが書きたくなるのが私の病気、ということで、また不定期ですがお暇な時にでもお付き合いください。