感想でちょこちょこネタバレしてますが、ここに来てデリケートな小胸の回です。私の作品を読む皆さんは、大きさ関係なく愛する紳士かと思いますが、世の中にはそれを気にする女の子も居ます(可愛いですね)
と言うことで、またお暇な時にでもお付き合いください。
天使の用意した古代遺跡と日記は偽物だった。天使が1日で地面を掘ってガーデニングテクニックを駆使して古代遺跡を再現したって事には驚愕しか無いが、今回の本題はそこではない。
「小道具に入ってたこいつは、多分マジの古文書なんだろうな…」
リアリティ追求のために仕込まれていたアイテムの中には、天使やエリスが回収した骨董品も含まれており、その中で気になったのがこの研究レポートである。そのタイトルとは
『紅魔族とおっぱい』
いやね?そりゃあれだけ巨乳ばっかりだと気になるじゃん?しかも胸じゃなくておっぱいですよ?そりゃ男子なら拾うよね?ってノリで持ち帰ってきたのだが、これが予想外の方向に凄い本だったりする。
『紅魔族は高度な遺伝子改良を施した改造人間である。その事実に気付いたのは、私が医学系チート能力を持つ転生者だからだろう。このレポートでは医学的な検証と生物学的な知見を交え、紅魔族と言う存在について解き明かしていこうと思う』
うん、何だよこの真面目な内容。詳細な部分は医学書じゃねぇか!タイトル詐欺とか最低だぞ!と言いたい心を抑え込み、俺はこのレポートを読み進めた。どこかにおっぱいの話が出てくると信じ、スキル『速読』を使って……
………………………
「あ、あの……カズマ様はなんでこのようなお戯れを?抱くなら一思いに……んんっ!」
「まさか悪魔とお風呂で同時にだなんて、流石に未知の体験過ぎ……あぁん!」
「あっ、これはあくまで科学的な検証だから、アーネスとあるえは気にせず温泉を楽しんでくれて良いぞ?」
ぷにぷに
「「流石に無理ぃ!」」
サキュバスの勧誘に成功した俺達は、その疲れた身体を温泉とおっぱいで癒やしている。というのは半分冗談であり、俺は本に書かれたことを確認しているのだ。『紅魔族の胸は人のものより柔らかく、他種族と比べても大きく育つ。そして大半はお椀型で、均一な丸みがあるのが特徴で、何故か乳ガンは発症しない』らしい。それなら、同じくらいのサイズで比較しようと思い立ち、アーネスとあるえを対象にしたのだ。
「確かに同じくらいのボリュームなのに、前に突き出たアーネスと丸く育ったあるえって感じだな……柔らかさに大きな差はないと思うけど、アーネスの胸ってそもそも人と同じなのか……まぁ、先端はあるえの方が硬いけど……」
キュキュッ
「「ひゃうん!」」
おっとアーネスが追いついたか?
「どういうことなの……これのどこらへんが科学的なのよ……」
「ふっ……ウォルバクともあろう大魔法使いでも、この素晴らしい研究は理解できないか……」
研究者とは理解されないものだ。新しい物を発見するのは常に新しい視点を持つ者達であり、古い視点しか持たない者では理解出来ないのも仕方ない。と言っても、俺も先輩転生者の受け売りなのだが……
「バカにしないで!私だって大人だから分かるもん!ただその……そういうのは二人きりですべきって言うか……お風呂でしたら流石に迷惑っていうか……色々汚しちゃうって言うか……」
「何を勘違いしてるか知らないが、これは胸を揉むだけで逝ける身体にしてる訳じゃないぞ?」
「ち、ちがうのですか……」「私もてっきりそうなのかと……」
うん、そんな顔されると目的が変わりそうだけど、これは本当に違うんだ。俺は珍しく真面目に胸を揉んでいるんだ。この言葉がもうふざけているようにしか聞こえないけど……
「流石に胸揉むだけでイケるのは、一部の才能ある女の子だけだと思うぞ?俺も殆ど聞いたこともないしな?」
「えっ……嘘っ?!皆違うの?!」
「そんなの嘘ですよねカズマさん?!そうやってからかってるんですよね?!」
うん、そのリアクションで誰がそうなのか確定したけどな?流石に揉むだけは難易度高いって……
「師匠とゆんゆんがエッチなのは今更なので置いておくとして……それでは、カズマは何を調べているんですか?」
「「ちょっとめぐみん?!」」
例の文献によれば『紅魔族は成長期のタイミングで大きく魔力量が増える。しかし、これは魔力密度が増えるのではなく、身体の体積が増えることで容量が増しているだけに過ぎない。だが、何故か女性の胸だけが例外的に魔力密度が高く設定されている。これは兵器として紅魔族を運用する上で、体積の異なる男女差を無くす為に組まれたシステムと思われる』って罪深けしからん考察が書かれていた。だが流石にこれはそのまま伝えるわけにはいかない。自分が兵器として作られた種族なんて、流石のこいつらでも辛いはずだ。と言うことで、ここはオブラートに包んで伝えるとしよう。
「そうだな。端的に言うと、紅魔族の身体は普通の人間とは違うって所を確認してるんだよ。身体の育つ理由にも魔力的要素があるって研究があってな?胸の育つ理由や柔らかさについても、一般人とは違いが……」
と、ここまで口に出して俺は後悔した。紅魔族が兵器とか言う辛い設定はちゃんと隠したのだが、そもそもめぐみん相手に胸が育つ方法の話なんてすべきではない。育って落ち着いたエリスとは違い、こいつはまだ拗らせたままなのだから……
「カズマ。その研究ではどうしたら胸が大きくなると言われているのですか?どうして黙ったのですか?ほら、早く続きを聞かせてください?」
「お、落ち着けめぐみん!俺だって全てを把握している訳じゃないんだ……だから、望んだ知識が得られるとは限らなくてだな?」
「えぇ、分かっていますよカズマ。私はとても冷静です。ですから早く大きくなる方法を教えてください。どうしたら私は巨乳になれるのですか?早く教えろ!!」
ガシッ!
何コイツ目が怖い!目の発光具合がもはやビーム出そう!!
「ウォルバク様、確かそのような生態を持つ魔物が居ませんでしたか?コブに魔力を貯めるとか言う……」
「あぁ、砂漠に居るコノガラクダのコブが確か……」
「それはどんな生物ですか師匠?!」
ガシッ!
「ひっ?!」
よし、取り敢えず暴走ロリっ子はウォルバクに行った。そしてなんだその変なラクダ。またこの世界特有のヘンテコ生物か?
「こ、この国には居ないのだけど、砂漠に住んでるラクダの一種でね?背中にあるコブに魔力を貯める性質があるの。他のラクダは水を貯めるけど、その魔力でクリエイトウォーターをすることで水を運ぶより数倍楽に移動できるって学んだ種で、魔力の蓄積と消費を繰り返すとコブが大きくなるって……」
だからこの世界の生物どうなってんだよ……その方が楽だからってそんな進化しねぇだろ普通?楽するために魔法覚えるとか、逞し過ぎるにも程があるわ!
「なるほど。つまり私達の胸には魔力を溜める効果もあり、それが成長の要因になっていると……赤い目ばかり気にしていたが、そういう所も我々だけの特性があったんだね」
「自分達からしたら当たり前のことだから、そんなの比べることないもんね……」
そんな二人の当たり前の部分が無かったから、めぐみんはこんなに悩んでいる訳だけだどな……
「つまり、そのラクダを調べれば私の胸が育つ方法も見つかるかも知れないのですね?!カズマ、直ぐに砂漠のある国外へ行く準備をしますよ!コノガラクダを捕まえて、そのコブのメカニズムを解き明かすのです!」
「マジかよ……流石にそんな事の為に国境を超えるのは……」
「超えます!なんなら、巨乳になる秘訣と言ってアイリスを巻き込んででも超えてみせます!」
何コイツ凄いヤル気!と言うかアイリスは紅魔族じゃねぇし、小さいのも可愛いから余計なことすんな!
「でも、残念ながらコノガラクダは今やコブを失ってしまったのよ。だから調査も難しくて……」
「お、おい……まさかそれも、俺が魔王を倒したからとか言わないよな……」
最近そんなのばっかりだし、なんなら群れて危険性増してる奴までいるし……
「いえ、コノガラクダは危険な敵が少ないからって砂漠に住むことを選んだ生き物なんだけど……結局人に飼われるのが一番楽だと知って人里に移住したの。ご飯の為なら芸もするし、飼い主に媚を売るのが上手いから、野生の個体はほぼ存在しないと言っていいわ。そして飼いならされたら重いだけのコブは自然となくなるのよ。水と餌貰えるし」
「くっ!なんて横着な生物なんですか!なんか少しだけ親近感が湧きますけど!」
そうだな。あの青いのも芸だけはちゃんとするし、手で輪っか作ると顔入れてくる程度の可愛げは出てきたし、そろそろ水を司ることも忘れてそうだしな。
「しかし、それならめぐみんなんて凄く育ちそうじゃないか?私もゆんゆんも、魔力が空になる経験なんてしたことが無いよ?」
「ま、まさか出し過ぎると逆に縮むとか……あれ?でも爆裂魔法を覚える前から『パァン!』痛い!直は流石に痛いよ?!」
おぉ、久々の乳ビンタ……
「私はスロースターターなのです!そんな最初から希望がないみたいな言い方はやめていただきたいですね!」
「でも、そこはやっぱり遺伝とかもあると思うし『パンパァン!』だから痛いってば!」
ゆんゆんの言う通り、残念ながら遺伝という要素は間違いなくあるだろう。だが、紅魔族の胸が魔力を貯めるために発達する器官であると言うのなら、俺はめぐみんの胸を育てる第二の方法を提案できる事になる。揉むほど無くて第一の物理的育成法は無理だったが、魔力で良いならドレインタッチがある。そう、ウィズにエロい事するために、精度を上げ続けたドレインタッチがな!!
「ただ、残念だけど注ぐだけじゃ育たないのは分かってるんだよ。もしそうなら、ゆんゆんの胸は左側だけもっと大きく育っている筈だしな?」
「もっと?!まだ育っているのですかこの脂肪の塊は?!」
パァン!
「だから痛いってばぁ!と言うか、カズマさんも人の胸で変な実験辞めてください!それで胸が変なバランスになったらどうするんですか?!」
既に幼顔に対しアンバランスな胸とエロい身体をしてると思うが、それにしたってその言い分はおかしい。そのプレイを言い出したのはゆんゆんなのだから。
「生理中でも胸でイケるようになって、もっと凄いのしてって言ったのはゆんゆんだろ?2回目以降は自分からおねだりしてたし……」
「あっ、あの凄いのって魔力を流してたんですか?!あと、そういうのは皆の前で言わないでください!私が悪かったので言わないでください!」
それは今更だろ。ドスケベなのバレてるし……
「ちょっと待って!私はしてって頼んでないんだけど?!あれはそういう事だったのね!人のこと揉むだけでイクチョロい子扱いして、これだから夜のカズマは信用出来ないのよ!」
「えっ……ウォルバクにはしてないけど……」
「……ふぇ?」
いやそんな嘘でしょって顔されても、ウォルバクって優しく揉むだけでも逝くじゃん。男としては嬉しいけど、流石に激しいのは出来ないって……
「ウォルバクさん、たまにカズマさんに頭を撫でられただけで変な声出てますもんね……」
「師匠はちょむすけの中で毎晩カズマに弄ばれ続けた訳ですから、そうなるのも無理はありませんよ………」
「最強の魔法使いがベッドでは最弱……以前から人気の出そうなシチュエーションだと思っていたけど、まさか無自覚だったとはね……」
「おい待て!ウォルバク様がベッドで弱いのはむしろ可愛さ最強だろうが!そこん所勘違いすんなよあるえ!」
「ちょっと待ってどういうことなの?!なんでそれが全員の共通認識なのよ!私そんな弱くないもん!変なイメージ定着させないで!」
「「「「いやそんなこと言われても……」」」」
「どういうことなの?!」
夜のウォルバクが弱いと知られているのば、多分風呂場で盛り上がる事が多いからだろう。あんな響く場所で甘い声出して、しかも3分くらいで収まれば色々と察しも付くと言うものだ。まぁ、俺としても楽しみにしているので、あえて理由は教えないが!
「ウォルバクのエロちょろさは置いておくとして……紅魔族の胸が貯蔵庫の役割を果たす以上、魔力による成長の可能性は十分にある。だから、皆にも手を貸して欲しい。未知の領域を解き明かす為に、そして、めぐみんの夢を叶えるために!」
「置いとかれた?!でも、初めて出会った時からの夢だもんね?今度こそ、貴女の望む願いを叶えてあげるわ。めぐみん」
「師匠……」
「こんな邪魔なもんが欲しいってのも酔狂な話だが、ウォルバク様が言うならあたしも手を貸してやるよ。これでデカい貸しが1つ増えたからな!」
「アーネス……し、仕方ないですね!爆裂魔法で返してあげますから、消し飛ばしたいものがあれば言ってください!」
「どんな返し方だよそれ?!」
なんて美しい友情!命のやり取りをした相手とさえ手を取り合えるなんて、やっぱりおっぱいは素晴らしい!全てを包み込む愛と柔らかさを持つだけのことはある!
※特におっぱいは関係ありません。
「めぐみんの悲願が掛かっている訳だからね。勿論ゆんゆんは手を貸すんだろう?」
「ま、まぁ……ライバルと大差があるのは面白くないし、今回は特別に手を貸して上げる!育ったらまた発育勝負よめぐみん!」
「ゆんゆん……えぇ、望むところですよ!」
それにしても、この二人は何時までライバル関係を続けるつもりだろう。もう仲良し両想いってバレているのに、まだ隠せてるつもりなのか?
「しかし、私はなんて良い仲間に恵まれたのでしょう。このメンバーなら、もう魔王も邪神も怖くありません!」
「うん、パーティバランスは悪いからそれは勘違いだぞ?あと、恐れるどころか元邪神いるからな?」
そりゃ火力だけなら最強パーティだろうけどさ……
「ところで、結局手を貸すって何をするんですか?カズマさんがめぐみんの胸を育てるだけなら、そもそも私達にやることなんて無いような……」
「そう言われるとそうね。ねぇカズマ、私達は何をすればいいの?何か魔法を用意すればいいの?」
「あぁ、それに関しては気楽に考えて大丈夫だぞ?やるべき事は単純だからな?」
まぁ、その仕事が楽かと問われれば、そんな事は一切無いのだが……
…………………………
「ま、待ってください!流石にこれは予想外って言うか、せめてお布団に行ってから……はぁん!」
『紅魔族は授乳で高濃度な魔力に触れ、乳飲み子の段階で魔力への適応を始める』と言う文献から推測するに、紅魔族の胸は高濃度な魔力を溜め込み、そしてそれを母乳として放出する効果がある。つまり、正しい流れで魔力を込めようとした時、魔力の出口は間違いなくここ……そう、先端の可愛らしい蕾である。
「済まないゆんゆん。これも紅魔族の真実を解き明かすため、そしてめぐみんの胸を育てるために必要な研究なんだ。血流とかも魔力の循環に大切な要素だし、のぼせない程度に休憩挟むから!と言うことでもう1回!」
「あの、せめてもう少し休ませ……『ちゅぷっ』んんっ!」
「カズマ様、手から流し込む魔力はもう少し多くても良さそうです!ちゃんと胸の中に魔力が溜まってますよ!あと、もう少し内側から流す方が流れがスムーズです!」
「良しここだな!」
「そ、そこは駄目で……はぁん!」
悪魔の目は光を見るのではなく、その視界には魔力が映っている。と言うホーストの語っていた特性を存分に利用し、俺はアーネスと協力してゆんゆんで魔力の注入実験を行っている。なお、ウォルバクはその膨大な魔力を俺に提供すると言う大役が有るのだが……
「うぅ……私から魔力を吸うのに胸から吸う意味ないわよね……と言うか吸うだけで済まなかったんだけど……」
イメージトレーニングを兼ねて立派なタンクから直吸いした結果、色々と我慢できなくて立てなくしてしまった。なので、いまウォルバクはそのタンクを浮袋に浴槽に浮いている。すまん。そしてありがとう。次もこれでいきます!
「すみません師匠……私のために……」
「いや、これはもうカズマさんが個人的に楽しみたいからやってるだけだよね?そもそも魔力は手だけで流せるんだから、先端を口で咥える意味は何もない気がするんだけど……」
「ほふふぁわへはいはほ!ほへはひっへんひはへふふほふほふほはは?」
(そんなわけないだろ!俺は実戦に耐えうる方法をだな?)
「ひ、人の胸を咥えたまま熱弁しないでください!というかコレ本当に効果あるんですか?!流石にそんな急成長しませんよね?!」
ちっ!もう少し楽しめると思ったのだが、流石にゆんゆんも気付いたらしい。実に根底的な話ではあるが、人の身体がそんな短時間で急成長する訳がない。なので、実は魔力の流れ易い部分を見つけたらゆんゆんの出番は終わりである。どうせ個体差もあるだろうし、そもそもめぐみんとゆんゆんでは発育に差があり過ぎてなんの参考にもならない。まぁ、一応最後に形だけ確認をしておくが……
「全く、ゆんゆんは疑り深いな。ほらアーネス、ゆんゆんのバストを測ってくれ」
「はい、お任せください!」
「うぅ……さんざん皆の前で弄んで……これで変化してなかったら怒りますからね?」
そんな心配しなくても、ゆんゆんの胸は今も育ち続けている。前回測ったのは半月前だし、これになんの効果が無くても数ミリは成長している筈で……
「あれ?これ前回からワンカップ大きくなってないか……」
「「「………えっ?」」」
アーネスの呟いた驚愕の事実に、俺とあるえとゆんゆんが声を上げる。半月前の測定の時、ゆんゆんはひとつ上のカップにブラを買い替えたばかりなのである。それが半月でもう1つ上がるなんて、普通に考えたらあり得るはずがない!ちなみに、何故アーネスが知っているかと問われれば、アーネスにも悪魔っぽいセックス用エロ下着を買ったからである。
「ま、間違いないですカズマ様!少なくとも1カップ……下手をすれば2カップ上のサイズに届く数値です!カズマ様の仮説が、まさに立証された事になります!」
「ご、ご免なさい!カズマさんがそこまで本気で臨んでいたなんて知らなくて……私はてっきり、エッチな目的なんだと疑ってしまって!」
うんそう正解。確かに8割ほどエッチな目的で楽しんでました!クッソ真面目な文献を言い訳に、ただ皆のおっぱいを楽しみたかっただけです!マジで育って俺も驚いてます!
「カズマ。私はカズマに出会えたことを、今でも心の底から感謝しています。降りかかる困難も、非情な運命も、絶望的な強敵達も、カズマが隣りにいてくれたから、私は乗り越えられたんだと思っています」
「なんだよその最終回みたいな感謝の仕方……それに、めぐみんは散々俺のことクズだとかカスだとか言ってたよな?」
「何を馬鹿なことを……それはきっと仮入信だけでも胸が育つと嘘を付き、全く育たなかったのに入信書を持って突撃してきた何処かのクソ宗教団体のなりすましに違いありません。私はこんなにもカズマを愛しているのに、疑うだなんて心外です」
こいつ、遂にそのクソ宗教団体の手法を逆手に……
「さぁカズマ、いつでも私の胸を好きにして良いのですよ?なんなら、あるえ以上にしても構いませんからね?」
「さ、流石にそれは身長的にもアンバランスだろ……取り敢えず、今できる限りの事をするけどさ……」
ふにっ
めぐみんの慎ましくもちゃんと柔らかい胸に手を当て、俺は指先に魔力を集中する。この愛らしいちっぱいとの別れは名残惜しいが、これがめぐみんの望みなら受け入れようと思う。
「じゃあ、流し込むぞ?」
「はい……お願いします……」
付け根から先端へ、胸全体に魔力を馴染ませるイメージを描く。後は指先から魔力を流せば、めぐみんもゆんゆんのような成長が見込めるだろう。さよなら数少ないちっぱい。そして、早く成人してくれアイリス。めぐみんは今日、ロリっ子を卒業しま……
「ひっ!」
ビクン!
「いや何だよイキナリ?!まだ全然魔力を込められてないんだが?!」
「カズマこそ何をするのですか!まさか、ゆんゆんと結託して私をハメたのですか!ゆんゆんはこんな凄い事にはなってなかった筈ですよね?!身体に未知の感覚が走ったんですが?!」
おっ?まさか予想外の気持ち良さに腰が退けたのか?ゆんゆんはそんな反応してなかったし、小さい程感度が良いってことなのか?
「めぐみん、それはきっと成長痛って奴だよ。私もよく経験したけど、それこそが効果の現れなんじゃないかな?」
「そ、そうなのですか?それなら良いのですが……」
成長のなかっためぐみんにとって、成長痛とはまさに未知の感覚なのだろう。まぁ、ぶっちゃけ俺も殆ど経験ないんだが……(身長165センチ)
「分かりました……アーネス、あるえ、私の身体を抑え込んでください。身体がどんなに拒んだとしても、私は前に進みます!」
「あぁ、良い覚悟だめぐみん!」
「後悔すんなよ小娘!」
ガシッ!
なんだろう、この魔貫光○砲を撃たせるみたいな体勢……これでおっぱい揉むって性犯罪の匂いしかしないんだけど……まぁ、しますけど!
「いくぞめぐみん……『ドレインタッチ』!」
「んんっ!こ、これは痛みと言うか……あっ……んっ……」
ガクガク
膝が笑っているめぐみんの胸に、俺は立て続けに魔力を流し続ける。これがどれ程の負担となっているか知らないが、それでもめぐみんの覚悟を俺は受け止めよう。その胸、俺が本気で育ててやる!
「や、やっぱりちょっと待ってください!これ駄目です!これ以上されたら……」
「頑張れめぐみん!まだまだ魔力は入っていくぞ!魔力で満たさなきゃ、この育成方法は意味を成さないんだ!」
「成長痛は一時のモノだ!めぐみんなら乗り越えられる!ここで諦めるなんてらしくないじゃないか!」
「ちがっ!これは本当に……これ以上は……あぁっ!!」
ビクンッ!チョロチョロチョロ………
俺の太ももにかかっているこれは、温泉の温度より少し高い。眼の前で惚けた顔をするめぐみんから溢れ出したこれは、多分快楽により決壊したモノだ。あぁ、やっぱりアレは喘ぎ声だったんだな……いやそれより!
「あ、アーネス運び出せ!」
「は、はい!!」
ごめんなさい旅館の人!かけ流しに垂れ流ししてごめんなさい!後でちゃんと掃除します!!
………………………………
「はぁはぁ……それで、私の胸は何カップ大きくなりましたか?」
失禁して運び込まれためぐみんの表情は、まるで名誉の負傷で担ぎ込まれた戦士のようだ。快楽負けして失禁したくせに、どうしてこんな良い顔が出来るのだろう。
「その……残念だけど………」
「そう、ですか……」
うん、あるえも付き合わなくて良いからな?そんな悲壮感出すことでもないし。
「やはり、魔力で満たすのが成長の条件なのでしょうか?ゆんゆんの成長を確認した時も、かなりの量を注いでましたよね?」
「それなんだけど、めぐみんにも同じくらいの量を注いだと思うんだよ。ウォルバクに貰った魔力も残ってないし、めぐみんの胸なら十分満たせる量が入ってる筈で……」
「おい。その私の胸ならって所を詳しく聞こうじゃないか!私の方が潜在魔力が高いのですから、ゆんゆん以上に必要なのは必然なのです!さぁ、再トライといきますよ!」
めぐみんは俄然ヤル気のようだが、アーネスが小さく首を振っているので、恐らく胸に魔力は溜まっていないようだ。ひょっとして、胸以外に流れ出してしまう要因が何かあるのだろうか?本当なら作ったヤツに聞くのが1番だが、そいつはとっくに死んでいる。そして、このレポートにもその先の事は書いてないし……
「あっ!そう言えば、カズマさんの読んでいたレポートってこれじゃないかな?良い雰囲気だからって拾っていたんだけど、日本の言葉で書かれていて読めなかったんだ。ひょっとして、これにヒントがあるんじゃないのかい?」
「そ、それはまさかの続き?!まだこんなモノがあったのか!」
あるえが手渡してきたレポートには、『紅魔族とおっぱい。終章』と見覚えのある字体で書かれている。これは間違いなく同じ作者!つまり、めぐみんの成長の鍵はここにあるかも知れない!
「めぐみん、すまないが少しだけ待ってくれ。めぐみんの夢に繫がる情報は、きっとこの中にあるはずなんだ!」
「わ、分かりました!私は、カズマを信じて待っています!」
このレポートの先に真実がある。紅魔族の残酷な成り立ちに向き合うのは恐ろしいが、それでも愛する女達の真実なのだ。俺はもう一度覚悟を決め、このレポートを読み進めた。
『今日のこのレポートをもって、紅魔族の生態は完全に解き明かされる事になるだろう。遂に私は出会ってしまったのだ。紅魔族を産んだ、この男に……』
終章と書かれたレポートの書き出しは、まさに真実に辿り着くに相応しい物だった。確かに生みの親が語るのであればそれは真実だろう。くじ引きで改造された馬鹿なノリの一族達は気にもしていないようだが、その身にどれだけ非人道的な改造がされたのか、やはり俺は知らなければならない。だから、俺は一呼吸置いてページを先に進めた……
『「は?おっぱいには夢とか希望が詰まってるのが普通だろ?お前は何をいってんだ?」お前こそ何を言っているんだと言うツッコミさえ忘れ、私はその男の発言に呆れるしか出来なかった。まさかそんな馬鹿な理由なんて、一体誰が予想するというのだろう。私の考察はなんだったんだ?!』
俺もこの作者と全くの同意見だが、今はそんなことどうでも良い。こんな馬鹿の相手をさせられている作者に同情しつつ、俺はページを読み進めた。
『「お前の言いたいことも確かに分かる。でも、これは国王の勅命なんだ。俺だってこんな事はしたくなかったさ……」頭ごなしに彼を批判した私に対し、彼は静かにその真実を語ってくれた。確かに非人道的な行いではあるが、彼を責めるのは確かに違うのかも知れな……「やっぱり貧乳も欲しいよな!王様はおっぱい至上主義だが、巨乳の中で小さいのを気にしてる娘がどれだけ可愛いか!裏でそれも用意してるから……ぶふっ!」うん、やっぱりコイツは殴っても良い。そう頭をよぎった私の右手は、その馬鹿の顔面に突き刺さっていた。そう、これは殴打療法だ。次からその言い訳で殴ることにした』
作者への良くやったと言う気持ちと同時に、俺は重要なヒントを手にしていた。紅魔族の身体的構造で貧乳を作る計画があるのなら、まさにめぐみんがその完成形になるのだろう。高い潜在魔力とロリっ子ボディを持つ理由が、きっとこの先に存在する。もう嫌な予感しかしないのだが、俺は更にページを送った。
『「おい待て!まさか貴様も巨乳至上主義か!」と言う訳の分からないキレ方をしたこの男は、頼んでも居ないのに貧乳の良さを語り始めた。貧乳の魅力はどうでも良いが、一部気になることを話していたので抜粋して記録しておく。万が一にもそんなモノが産まれれば、場合によっては国が滅びかねない存在の話……「体積の少ない貧乳は、確かに紅魔族としての魔力量を再現するのは難しい。最強の魔法種族として生まれた以上、魔力が少ないなんて欠陥品として扱われ兼ねないからだ。しかし俺は諦めてなど居ない。胸でしか再現できなかった高密度な魔力保有細胞は、特定の条件を満たした者の全身に転移する。それにより膨らみは消え、夢のちっぱいを生み出し、そして史上最強の魔法生物へとその身体を作り変える!そう、最強のロリっ子が産まれる因子を、全ての紅魔族は有していて……ぶふぅ!!」』
パタン……
俺はあの馬鹿が再び殴られた所でレポートを閉じた。頼んでも居ないのに勝手に夢と希望を詰め込まれ、そして変態の仕込んだ因子で勝手に貧乳にされるなんて、本当にこいつらの運命は波乱に満ちている。まぁ、今一番波乱に晒されているのは俺なんだが……
「どうしたのですかカズマ?続きにはなんて書いてあったのですか!私の胸はどうなったのですか?!」
「そ、その……めぐみんの胸は……」
あれ、これなんて言えば良いんだ?めぐみんが最強のロリっ子因子持ちなら、めぐみんの胸は育たないって事になるよな?俺は全然愛せるけど、希望はないなんて言えないんだが?!
「お、俺がちっぱいの方が好きなので、出来ればもう少しだけこのままでお願いします……」
いや流石に下手くそ過ぎる!こいつがどんだけ巨乳を夢見たと思っているんだ!俺がめぐみんのちっぱいが好きだからって、それで納得できるはずがないだろう!でも他に良い言い訳も……
「か、カズマがそう言うのなら、もう少しくらいこのままで居てあげますよ……全く、本当にロリコンで困りますね……」
「あ、あれ……良いのか?」
「そりゃ大きくはなりたいですけど……カズマが好きって言ってくれるのですから、少しは名残惜しいと思ってるんですよ?それに、その顔は良い方法が書かれていなかったみたいですしね?」
「なんだよ…そこまでお見通しか……」
「当たり前です!私がどれだけカズマを見てきたと思っているのですか?この慎ましやかな胸が大好きなのも、私に申し訳無さそうにしているのも、ちゃんと全部分かりますよ!」
「めぐみん……」
自分の夢より俺に愛されたいなんて、なんて健気で可愛いんだ!ごめんよめぐみん!いつか本当に大きくしてやるからな!そして大きいめぐみんも、変わらずずっと愛してやるからな!
「あ、あの……良い雰囲気の所悪いんですけど……」
「なんですかゆんゆん?カズマは私のちっぱいが好きらしいので、更に大きくなった貴方はお呼びでは……えっ?」
ゆんゆんの方を振り返っためぐみんは、そこまで言って言葉を失った。それも仕方無いだろう。あのエロコスチュームから零れたおっぱいは、もはや犯罪級のエロさを醸し出しているのだから!
「そんなこと言わないでよ!めぐみんの為に頑張ってこうなったんだからね?!カズマさんも、ちゃんと責任取ってください!」
「し、仕方ないな!防音の部屋をもう1つ借りてこよう!いや、これは胸を小さくする研究のためで、決してエロい目的じゃないぞ!結果的にエロい事になってもそれは事故で……『パァン!』いってぇ!何すんだロリっ娘!」
「何が私のちっぱいが好きですか!結局大きいのが良いんじゃないですか!この裏切り者!」
「ちげぇよ!これはゆんゆんの持つ色気が凄いからで、俺は胸のサイズで差別はしないっての!」
「おい!それは私に色気が無いって言いたいのか?」
「……そんなこと無いよ?」
「よしその喧嘩買ったぁ!!」
バターン!
こうして、紅魔族おっぱい騒動は終わりを迎えた。めぐみんの胸を育てる筈が、まさかマジもののチートキャラだって事実を知ることになるなんて、この世界は本当に上手く行かない。まぁ、例え生物兵器だとしても、マジの化け物だとしても、俺はそんなくだらない理由でこいつらを手放すつもりなんてない。こいつらの頭のおかしさに比べれば、そんなの些末な問題だしな。んっ?そう言えば何か忘れているような……
………………………
「……ねぇ、これ私マジで忘れられてない?まさかお風呂に浮かべられたまま朝迎えるとか無いわよね?!ねぇちょっと!誰か!誰か近くに居ませんか?!浮いてるだけも結構疲れるのだけど?!」
その後、日付を跨ぐ直前まで忘れられていたウォルバクの怒りを鎮めるべく、もう一泊したり、レポートから更に恐ろしい設定が見つかったりするのだが、それはまた別のお話である。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
改造人間の筈なのに、めぐみんのおっぱいだけ不完全って言うのは辞めてください。あれこそ完成形です!(暴論)
と言うクソみたいな思い付きで始めたネタです。実はアソコの中の設定までネタにしようと思っていたのですが、いや過去の転生者は何者だよ!あとゆんゆんのだけ淫魔仕様にしてたじゃん!ってなるから辞めました!
また不定期に思い付きで垂れ流すと思いますが、お暇な時にでもお付き合いください。