ヒロイン枠の拡張と言う事で、ここでエーリカの追加になります。結局アクセルハーツをコンプしてしまったのですが、やる時はヤる男らしいので仕方ないって事で1つ。
またお暇な時にでもお付き合いください。
無知。何も知らないその状態は、時に武器にも弱点にもなる。恐怖を知れば進むのが怖くなり、知らない事で命を失う事もある。そんな無知が招いた事態を回避する術は、やはり真実を知ることにある。だが、問題が既に起こってしまっている場合は、一体どうしたら良いのだろうか……
「朝チュンって2人で一緒に寝て、朝の小鳥のさえずりで目覚めることなんじゃ……」
「語源的にはそうなんだが、多分エーリカのイメージは間違ってると思うぞ……」
夜に俺の部屋を訪れたエーリカは、ベッドの横で立ち尽くしている。自分の枕を並べた所までは自然だったのだが、布団をめくった所で俺が半裸だと気付き、そこで自らの無知を知る事になった訳だ。
「さっき真っ赤になって頷いてたから、てっきりエーリカも意味を分かっていると思ったんだが……」
「寝顔とすっぴんを晒すんだよ?!恥ずかしいに決まってるじゃん!」
「そんな事であんなに赤くなってたのかよ?!」
「女の子には最重なの!!」
まさかここまで無知だなんて、流石に俺も想定していない。リアもシエロも、もっとしっかり教育しといて欲しかった。俺が教えるとセクハラになるし、何より上手く教える自信もない。
※彼はセクハラどころか本番するつもりでしたが、今は棚に上げています。
「それで、私はどうしたら良いの?貴族を敵に回すのは困るし、カズマの言う事なら信用するけど……」
「なら取り敢えず服を脱いでくれ。上手く添い寝で誤魔化すとしても、きっちり着込んでちゃ直ぐにバレ……って何でダガー抜いてんの?!」
「カズマが変なこと言うからでしよ?!」
さっき信用するって言わなかったっけ?俺の信用どんだけ低いの?!
「親密な関係だと素肌で触れ合いたくなるって話だよ。俺は変な所触ったりしないから、せめてダガーは置いておいてくれ。殴られるくらいなら納得するが、流石に刺されるのは勘弁だぞ」
「分かった……取り敢えずダガーは仕舞っとくよ……」
確かに残念な気持ちはあるが、とは言えエーリカは大切な商品。手を出さずに解決できるのなら、それに越したことはない。流石に布団を引っ剥がすなんてしないだろうし、見た目だけ事後にして誤魔化すとしよう。ここで1から性教育なんて始めて、騒がれたほうが色々とヤバい。
「し、下着も?」
「そりゃそうだろ。下着してたら素肌じゃないし」
「うぅ……分かったけど、あんまりこっち見ないでよ……」
しかし、これは中々悪くない。恥ずかしそうに脱ぐエーリカの姿は、実に可愛くてそそられる。今回の件は改めて叱りつけてやるつもりだったが、この可愛い脱衣プレイで許してやろう。可愛さアピールでやらかすことなど、これが初めてって訳でもないし。
「それにしても、エーリカは綺麗な身体してるよな……」
「は、恥ずかしい事言わないで!………あと、出来たら綺麗より可愛いにして!」
「あっはい。とても可愛い身体だと思います」
「んっ、ありがと……」
ここまでブレないってのもある意味凄いが、そのサイズの胸は可愛いだろうか?必死に腕で先端を隠しているが、腕の埋まり具合からして結構なボリューム。それでいて締まるべき部分は締まっているので、可愛いじゃ済まないプロポーションだと思う。
「それで、後は寝るだけなんだよね?」
「あぁ、このまま寝て朝になったら、使用人の誰かがカップル成立を広めてくれるとさ」
「そっか、じゃあ早く寝たほうが良いね!」
「そうだな。これで眠れば全部解決だもんな!」
……………………………
「うん、分かっちゃ居たけどマジで眠れねぇ……」
誰もが予想したであろうが、この俺こと佐藤和真は健全な男子。隣に裸のエーリカが居て、安眠など出来るはずがない。
「カズマ、もう寝ちゃった?」
「うん寝た寝た」
「起きてるじゃん」
そして、お年頃女子のエーリカも、この状況で寝るなんて出来る筈がない。そりゃ男との同衾だし、警戒するのは当然だ。
「どうした?俺が怖くて眠れないのか?」
「別にカズマの事は怖くないけど……でも、怖くて眠れないのは正解かも……」
ぎゅっ
「えっ、エーリカ?!」
俺を警戒していると思っていたエーリカの両手が、俺の背中へ優しく添えられた。裸を見ないようにと背を向けていたのに、こんなことされたら息子が臨戦態勢になってしまう。いくら無知でもこんな危険な事をして、いっそ分からせてヤるべきじゃ……
「ねぇカズマ……私ってちゃんと可愛いかな?」
「………」
あっ、どうしよう。これ下半身とか性欲のこと考えながら聞いて良い話じゃない。エーリカが自分の可愛さに疑問を持つとか、割と重めの話だこれ。
「俺が可愛いって言って満足なら、多分こんな事にはなって無いよな?」
「あはは……やっぱり分かっちゃうよね……」
そりゃこんな行動に出ているのだから、何か思い詰めて居る可能性はあった。深い理由もなく貴族の婚活に殴り込むなんて、いくらエーリカでもやるはずがない。さっきまで疑ってた気がするけども、それは気の所為って事にしといて欲しい。
「最近、リアとシエロが凄く可愛いんだ。特にカズマと一緒に居る時なんて、肌艶まで良くて別人みたいに……」
「へ、へぇ……それは気が付かなかったな……」
エーリカの言う可愛い状態とは、多分事後の事なんだと思う。元々美人なあの2人が、更に血色が良くなり肌もツヤツヤになるのだから、そりゃ反則級に可愛いに決まっている。そんな2人と比較するのは、いくら何でもハードルが高い。
「ねぇカズマ。どうしたらもっと可愛くなれるかな?どうしたらもっとカズマに見て貰えるのかな?ずっと可愛いを追求してきた筈なのに、2人にこんなに差をつけられて……もう、どうして良いか分からなくなっちゃったんだよね……」
仮にあの2人が凄く可愛くなったとしても、エーリカの可愛さが揺らぐことはない。だがこうして危機感を覚えたことで、嫌でも目についてしまったのだろう。どんなに可愛くなったと思っていても、それを保証する術など無いのだと。
「それで後先考えずに貴族の婚活に殴り込んだのか?そりゃ可愛さで競うこともあるだろうが、エーリカの求めてるのはこんなのじゃないだろ?」
「分かってるよ……でも、このまま何もしなかったら、本当に居場所をなくしちゃいそうだったから………」
消え入りそうなエーリカの声に、背中に伝わる僅かな震え。いつも笑顔を振り撒いていたエーリカの明るさは、今は微塵も感じ取れない。絶対的な可愛さを自負する癖に、こういうところは実に繊細。メンタル強いのか弱いのか良くわからないが、これがエーリカなのである。
「ったく、しょうがねぇな!」
「ちょっと!こっちを見るのは……あっ」
俺はエーリカの身体を極力見ないようにしながら、その頭を自分の胸へと押し付けた。俺にはエーリカを可愛くするなんて出来ないが、それでも不安の一部を取り除くくらいは出来る。孤児ゆえに孤独がトラウマなら、ちょっとした居場所にくらいなってやろう。エーリカ1人養うくらい、しっかり儲けさせて貰ってるしな。
「本当に居場所を見失ったら、いつでも俺の所へ来い。エーリカのプロデューサーとして、終身雇用で働かせてやるよ。まぁ、楽させてやるつもりは無いけどな?」
「もう、あんまりキツイのは勘弁して欲しいな。メイクが崩れる仕事は基本NGだよ?」
「それは保証できないかな?」
「意地悪なんだから……」
抱き締めているので顔は見えないが、エーリカの声が確かに明るくなった。後はリアとシエロに引き渡せば、勝手にイチャイチャして元気になるだろ。センチメンタルになるのは勝手だが、お前らが離れる未来なんて多分ずっと来ないと思うぞ。
「……ね、ねぇカズマ?こんな空気の中で言いにくいんだけど、ティッシュ取りたいから離れてくれる?」
「あっはい」
俺としては良い空気を作ったつもりだったんだが、残念ながらエーリカの受けはそれなりだった。見つめ合うだけで女子をときめかせる連中とか、あんなの洗脳じゃなきゃあり得ないと……
ぴちゃ
「んっ?なんか腕に垂れたんだが、まさか人の腕に鼻水なんて………あっ」
「あっ……あぁ………」
濡れた感触に目を開けた俺は、その浅はかな行動を後悔した。目の前にあるのはエーリカの花弁で、そこからの蜜が俺の腕へと流れていたのだ。そんな事実を知られてしまえば、そりゃエーリカだって恥ずかしいに決まって……
がっ!
「絶対に誰にも言わないでよ!こんな歳にもなってお漏らししたとか、私もう生きていけないから!」
「いや別にそれはお漏らしじゃないだろ?!いや確かにそう言う表現も使うが!だからって俺が言い触らす事じゃ……」
いきなり俺の肩を掴んだと思ったら、俺の言葉を聞いて目をまん丸くするエーリカ。確かに濡れてたのは女の子の部分だったが、まさかこの歳で知らないなんてあるだろうか?野生生物でも理解するのだから、そんなのもはや天然記念物で……
「く、詳しく教えてよ……どうしてここがこんなになっちゃうのか……」
………はい、天然記念物を見つけました。
……………………………………
「ほ、本当にこれで楽になるんだよね?」
「そりゃただの性欲だからな。スッキリすれば楽になる」
エーリカを後ろから抱き締めた俺は、エーリカの耳元で優しく声をかける。先ほどまで天然記念物への性教育を試みていたのだが、キャベツとコウノトリの住人には上手く説明が出来なかった。と言うことで逆に質問を問いかけた所、「く、苦しいから、早くスッキリしたい……」なんて事になり今に至る。リアとシエロもそうだったが、アクセルハーツはちょっと性欲強めなのかも知れない。
「で、本当に俺がやって良いんだな?自慢じゃないがスキル持ちだし、癖になっても知らないぞ?」
「私はやり方なんて知らないし……それに、今のカズマになら良いって思えたから……」
必死に普段通りを演じようとするエーリカだが、その顔は耳まで真っ赤に染まっている。普段なら可愛いと言われて脱ごうとする危うい娘だが、一応人並みに羞恥心は持ち合わせているようだ。それで俺に身を預けているのだから、男冥利に尽きるってもんだ。
「それじゃあ身体の力を抜いてくれ。何も知らないエーリカには、1からじっくり教えてやるから……」
「ほ、本当に信じてるからね?変なことはしちゃ……あっ!」
びくんっ
お腹を撫でられたエーリカの口から、自然と漏れる甘い声。性的な快楽など知らずに育ったのかも知れないが、その身体は年相応。子を成せる身体である以上、本能に抗える道理はない。
「こんな直ぐに可愛い声が出てくるなんて、本当にエーリカは何処までも可愛いな?そこはまだお腹だぞ?」
「わ、私だって出すつもりで出したわけじゃ……んっ……勝手に声が出ちゃうんだもん……」
お腹から徐々に手を下げていくと、エーリカの吐息も荒くなっていく。例え性的知識が欠けていようとも、身体と本能が自然と興奮を高めているようだ。これぞ生命の神秘と言うべきか、それとも淫魔の力が凄いのか。どちらにせよエーリカが楽しめるようなので、今は一安心としておこう。
「ほら、触れるぞ」
「あっ!なに……これぇ……」
指先で優しく割れ目に触れると、エーリカの身体が小刻みに震える。人生初の性的快感は、思いの外すんなり受け入れられたようだ。それならもう憂いはないので、後はじっくり楽しませて貰おう。結果的にやる事が同じなら、少しくらい楽しんだってバチは当たらない筈だ。
「ここが子供を作る場所だ。生理の時に血が出るのは、子供を育てる環境を整える為って習ったろ?」
「そ、それは確かに習ったけど、そんなの実感沸かないし……あっ……んんっ!」
指先で割れ目を優しくなぞりつつ、耳元で性知識の説明をする。無知なエーリカは気付かないだろうが、これは知識じゃなく快楽を教え込むためのテクニック。敏感な部分に意識を集中させ、じっくり気持ち良さを教えているのだ。
「本来の用途も分かってないのに、ここはしっかり濡れるんだな。ほら、なんで濡れるか説明出来るか?」
「そんなの……分かんないよ……カズマの事を考えてると、なんかムズムズして溢れてきちゃうの……」
俺の指先を締め付ける膣壁と、押し流そうとする多量の蜜。生まれて初めて知る快楽を前に、その身体は早くも男を受け入れようとしている。必死に声を抑える姿も、実にいじらしくて可愛らしい。
「折角だし、このまま胸にも触れて良いか?多分そっちの方が気持ち良いぞ?」
「うぅ……これ断らせるつもりないじゃん……そんなの、気持ち良くしてから聞かないでよ……」
と言いつつ俺の身体にもたれ掛かってくるとは、やはりエーリカはリアクションも可愛い。こんな甘えるようなおねだりをされては、期待に応えねばなるまい。
「そのリアクションは、つまりオッケーで良いんだよな?」
「ここまで来て駄目なんて言わないけどさ……でも、怖いのと痛いのは……あっ……そんないきなり……あん!」
引き続き割れ目を優しく撫でつつ、左手で胸を鷲掴む。緊張で強張っていたエーリカの身体も、繰り返しの愛撫に徐々に慣れつつあるようだ。頭で理解するのは苦手でも、身体の方は覚えが良い。
「どうしようカズマ……なんか頭がふわふわして……お腹の奥がきゅ〜ってする……」
「あぁ、そのまま身を委ねてくれ。あと少しで楽になるから」
「あっ……だめ……なんか奥の方から……あ、あっ…あぁー!」
2箇所同時の刺激をきっかけに、エーリカの身体が激しく跳ねる。初めての絶頂を味わった身体は、その余韻の深さに脱力している。まさか初めてでこんな深く逝けるなんて、アクセルハーツは変な才能に恵まれ過ぎだろ。
「さて、これですっきりしただろうし、後は朝を迎えれば解決だ。それと、こういう勉強は近々ロリーサにでも……ってエーリカさん?なんでまだ俺の手を……」
「はぁはぁ……カズマ……もっと……まだ足りないよ……」
思い切り達したばかりのエーリカの手が、今も俺の手首を握っている。そりゃ初めてだからと優しくはしたが、だからって2回戦まで望むとは、無知でもしっかり性欲はあるようだ。
「なら今夜は無知なエーリカにとことん教えてやるよ。覚えの悪い頭じゃなく、その身体が忘れられないくらいにさ……」
…………………………
「裸を真っ直ぐ見られるのって、やっぱりちょっと緊張するかも……」
初めての絶頂から僅か2分後。俺はエーリカの身体を正面から見据えていた。最初は引き続き後ろからの愛撫を提案したのだが、俺の姿が見えなきゃ怖いとの事でこっちに変更。本人たっての希望と言うことで、M字開脚のエーリカの姿を有り難く拝ませて貰っている。
「興奮じゃなくて緊張なんだな。でも安心しろ。緊張なんて数秒で忘れさせてやるから……」
「えっ…そ、そんなとこ舐めちゃ……あっ!」
指での愛撫で解れた割れ目を、今度は舌でじっくり弄ぶ。エーリカが知りたいと言うのであれば、しっかり教えてやるのがプロデューサーの仕事。このまま性欲が消し飛ぶまで、徹底的に快楽を教えてやろう。
「こんな所まで可愛い形して、エーリカは何処までも可愛いんだな」
「そこに可愛いなんて……言われても……んんっ!」
薄いピンクの茂みから覗く、色素の薄い桜色の割れ目。さっきまで役割も知らずいたその場所が、今では快楽を求めて甘い蜜を滴らせている。これを言うのは悪役っぽいが、身体は凄く正直だ。
「こんなの知らない……私の身体に……こんな気持ち良い場所なかったもん……」
「女の子なら誰にでもあるぞ。ほら、この割れ目の先端、トイレする穴の直ぐ上だ」
「うそ……そんなとこ舐められて……どうしてこんなに気持ち良いの……」
置かれた状況が解らずとも、快楽は容赦なくエーリカを襲う。状況を理解しようと必死に頭を働かせているようだが、真実を知れば知るだけ恥ずかしさと興奮に蜜が増していく。こんな快楽の連鎖に自ら呑まれてしまっては、もはや逃れる術はない。
「また……またさっきと同じのが来ちゃう……今度はカズマの舌で……あっ…」
「そういう時は「イク」って言うんだぞ。イッたらもっと敏感になるから、俺にイッたって教えてくれ。でないと責め方を変えられないからな?」
本当はリアクションで判別できるが、やはり自己申告の方が盛り上がる。折角エーリカへ教育をするなら、少しくらい自分の好みに仕上げたい。まぁ、俺のものになるとは限らないのだが、少しくらい良い思いをさせてくれ。
「いっちゃう……カズマにアソコ舐められて、気持ち良くていっちゃうよ……」
「んっ……それは百点満点の可愛い回答だ。じゃあ、最高に気持ち良く逝かせてやるよ」
「あっ……だめ……そこは……あぁっ!」
予想を上回る可愛らしい実況に、俺の愛撫にも熱が入る。舌での愛撫はねっとりと続けつつ、指先で入り口のおなか側を押す。2カ所の同時の快楽攻めで、もっとエーリカの顔を惚けさせてやろう。
「あっ……なんで……いってるのに……もういってるのになんでずっとふわふわするの……カズマの舐めてる所……溶けちゃったみたい……」
「浅くじっくり逝かせてるからな。このまま徐々に高めていくから、しっかり堪能してくれ」
人生2度目の絶頂の違いに、エーリカの息が更に乱れる。2度目の絶頂は浅く長く、この絶頂で堕とすつもりでじっくりと責める。俺を頼ってくれた以上、全力で応えるのが紳士の流儀だ。
「溶けちゃう……カズマの舐めてるとこ……とろとろに溶けちゃうよ……」
「怖かったらしがみついて良いぞ?なんて、今しがみついたら……んぐっ?!」
限界間近のエーリカの割れ目が、突然俺の口を塞いだ。後頭部に感じる太ももと手の感触からして、俺の頭にしがみついているのだろう。俺が良いって言ったのが原因だが、流石に恥ずかしくないのだろうか……
「カズマ……おねがい……私もう我慢できないの……カズマのお口で、いかせてよ……」
「しょうがねぇな。直ぐに楽にしてやるよ……」
普通なら恥ずかし過ぎる逆肩車に、更に恥ずかし過ぎるエッチなおねだり。無知から生まれた無意識のコンボは、容赦なく俺の理性を削っていく。既に前科が2つある訳だが、こんな高度なプレイで懇願されたら、情状酌量の余地がある。と、言うことでどうでしょうエリスさん?
「あっ……さっきと同じのが来る……カズマの舌が……気持ち良くて……だめぇ!」
ぶしゅっ!
「んぶっ?!」
遂に限界を迎えたエーリカの割れ目から、勢い良く溢れる蜜と潮。未知の快楽に晒された身体は、その流れ出るものを止められない。その飛沫は俺の身体とベッドを濡らし、結果的に疑惑だったお漏らしをさせてしまう事となった。とは言えここまで思いっ切り絶頂出来たら、もう性欲なんて残っていないだろう。シーツはスキルで綺麗にして、後はゆっくり朝を迎えれば良い。
「はぁはぁ……何これ……凄すぎるよ……」
「そりゃスキル持ちの本気の奉仕だからな。これでスッキリしただろ?」
俺は脱力したエーリカに布団をかけ、再びその隣に寝そべった。名残惜しさが無いと言えば嘘になるが、そもそも俺はエーリカを口説くために来たのではない。息子はやる気満々だが、エーリカを守ると言う目的は達せられたのだから、後は素直に寝るだけで……
「ねぇカズマ……気持ち良いのはもうおしまい?」
「…………マジかよ」
なんて、やりきったと思っていたら、エーリカがもたれ掛かって来た。いや流石に今のはダウンしとけよ。こんなに思い切り逝って動けるのは、ダクネスとかゆんゆんくらいだぞ。
「あのエーリカさん?流石に疲労は……」
「私はレンジャーだから体力あるの……それに、まだ私だけしか気持ち良くなってないし……」
言われてみればエーリカはレンジャー。つまり運動量の多い前衛職。しかもクエストの後にレッスンまでして、基礎体力がそもそも桁違い。これを満足させるとなると、手加減などしてられないかも知れない………
「おい、ちょっと待て?私だけって何のことだ?これはエーリカの苦しいのを発散するのが目的だろ?」
「そ、それは確かにそうだけど……でも、カズマもここが苦しそうだし……」
頬を染めながらエーリカが握るのは、真っ直ぐ天を仰ぐうちの息子。無知だからと侮っていたが、流石にこれは知っているようだ。息子を見つめるエーリカの目は、明らかに発情した女の顔をしている。
「えっと……本番の知識はあったりするのか?」
「人のは見たこと無いけど、たまに野生の生物がしてるから……」
成程。人の営みの知識は皆無でも、動物の繁殖は見たことがあると……だから最終的にやる事だけ知ってる訳だ。まぁ、そりゃ冒険者なんだしそうだよな。
「なら、その先は子供を作る行為だって分かってるだろ?特別な人とやるべき事で、生まれる子にも責任を持たなきゃならない。だから、そんな軽はずみにやって良い事じゃ……」
「なんで?私の一番好きな異性はカズマだよ?」
「あっ……それはその……ありがとうございます……」
えっ、何この子?いきなり可愛い事いってるんだけど?そりゃエーリカの為に色々と頑張ってきたけども、だからってそこまで飛躍するとは案外チョロいのか?いや、元々チョロい所はあるけども!だからってここまで進展するか?!
「私には恋愛もエッチな事も良くわからないけど、カズマに側に居て欲しいって言うのは本当だよ。だって、私が大好きなアクセルハーツには、ちゃんとカズマも含まれてるもん」
「エーリカ……」
無知な少女と侮っていたが、だからって適当な事を言ってる訳じゃない。アクセルハーツと言うかけがえのない存在の中に俺が含まれているのは、それだけでエーリカの本気が伺える。となれば流石にこれは仕方ない。完全100%の据え膳なんて、手を出さない方が失礼である。
「良いんだな?始めたらもう止まれないぞ?」
「ここまでしといて今更でしょ?ほら、今夜だけ可愛いエーリカちゃんを、カズマが独り占めして良いよ……」
「本当に可愛いこと言うな……これ狙って言ってるとしたら、マジで天才だと思うわ……」
「ふふ〜ん!エーリカちゃんはいつも可愛いの……んっ」
俺はエーリカの肩を優しく抱き、そのまま唇を優しく奪う。必死に唇を啄むエーリカの姿は、まるで初めて撫でられた子犬のようだ。愛情を受け止めるのに必死になっている姿は、眺めているだけで愛おしい。
「えへへ……私のファーストキス、カズマにあげちゃった。これでもう私から逃げられないよね?」
「最初から逃げるつもりなんてねぇよ。それに、キスだけで終わるつもりもな?」
俺はエーリカの上へ覆い被さり、その両足をゆっくり持ち上げる。硬く張り詰めたモノを押し当てられたエーリカは、ほんの少しだけ不安で顔を歪ませただが、それでも制止の声はなく、その目は真っすぐに俺を見ている。本当に、何処まで狙ってやっているのか……
「力を抜いて楽にしてくれ。初めては多分痛いから」
「う、うん………あっ、硬いのが……入って……んんっ!」
じゅぷっ
不安を隠して笑うエーリカの腟内を、俺は一息に貫いた。エーリカの身体が少し痙攣しているが、これが苦痛によるものかは定かではない。取り敢えず少し大人しくて、エーリカのリアクションを伺うとしよう。
「お、思ったより痛くないけど……お腹の奥が凄く熱い……これがカズマの体温なのかな……」
「こんな時にまで可愛いこと言うなよ。あんまり可愛いリアクションされると、優しくなんて出来ないぞ?」
「そ、そこは優しくして欲しいな……エーリカちゃんは初めてだよ?」
「いや本当にそれな」
このエーリカの反応を見る限り、恐らく苦痛はさほどでもない。狙ったかのような可愛い反応は気になるが、強がりには見えないので今は気にしないでおこう。折角エーリカの初めてを貰ったのだから、これで楽しまないのは勿体ない。
「じゃあ、最初はゆっくりな?」
「うん……あっ……お腹の中……凄く熱い……」
ゆっくりとエーリカの腟内を掻き分けると、返ってくるのはこのリアクション。熱くて締まりの良い腟内も素晴らしいが、それ以上にこの可愛いリアクションが俺の理性を削っていく。流石に初めての相手をメチャクチャになんてしたくないので、出来れば程々に可愛いリアクションが良いのだが、エーリカに言っても無駄だろうな……
「このままゆっくり続けるけど、辛かったらちゃんと言えよ?折角初めてを貰ったんだ。それなりに良い思い出にしたいからな」
「えへへ……こんな時も私のこと大切にしてくれるんだから、カズマを好きになって正解だったでしょ?」
「勘弁してくれ……あんまり可愛いこと言うとマジで我慢できなくなる……」
普段の露骨な可愛さアピールは流せても、流石にこれは流せない。ただでさえエーリカは可愛いと言うのに、抱かれながら好き好きアピールまでしてくるなんて、こんなの流石に可愛いが過ぎる。
「あっ……少しだけジンジンするけど…気持ち良いよ……」
「そりゃ良かった。自信喪失しなくて済んだよ」
優しく抱かれるエーリカの顔は、まさに理想と呼べるような可愛い蕩け顔。少し涙目で頬は紅く、だらし無く開いた口からは、快楽に漏れ出た一筋の唾液の線が見える。女の子には分からないかも知れないが、男子はこういう顔が大好物である。
「じゃあ、慣れてきたみたいだし少し強くするぞ?」
「良いよ……私も慣れてきたから……もっと可愛い私に夢中になって……あっ……それ……声でちゃ……あっ!」
エーリカの可愛さにあてられた俺は、少しと言いつつ普段の強さでエーリカを抱く。そもそも基準の分からないエーリカは、ただされるがままにシーツを掴んで耐えているが、歪んだ顔も実に愛らしい。
「お、お腹の奥がジンジンして……勝手に変な声出ちゃう……」
「その声をもっと聞かせてくれ。エーリカがちゃんと感じている証なんだから、我慢なんてしたら勿体ないぞ」
「そ、そんなこと言われても……あっ……だめ……見ないでぇ…」
エーリカの性感は徐々に高まり、その嬌声もさらに大きくなる。そして、そのまま最後までいくと思いきや、何故かエーリカは両手で顔を隠した。ここまで来て恥ずかしくなったとしたら、かなり今更な気もするが……
「どうしたんだ?いきなり顔を隠すなんて」
「み、見ないで……いま絶対に変な顔してるもん……カズマとのエッチが気持ち良くて……可愛い顔が作れないの……」
いつかは気付くと思っていたが、やはりエーリカは感じている顔は見せたくないようだ。可愛さに妥協のないエーリカにとって、歪んでしまった顔など見せたくないのだろう。しかし、ここまで来て顔が見られないのは生殺しだ。折角エーリカの初体験なので、感じてる顔も最後まで堪能したい。
「そんな勿体ないことするなよ。エッチに感じるエーリカの顔は、普段とは違う可愛さがあるんだ。折角俺達の初めてなんだから、その顔もじっくり堪能させてくれ」
「か、可愛いって言えば誤魔化されると思ってるでしょ……こんなにグチャグチャになった顔なんて、絶対可愛く無いもん……」
普段は単純で騙されやすいエーリカだが、それでも感じてる顔は恥ずかしさが勝るらしい。本当は恥ずかしそうに見せて欲しかったが、そこまで拒まれては仕方がない。俺も譲る気は毛頭ないので、ここらで実力行使とさせてもらおう。身体が繋がっているのに顔が見られないなんて、流石にそれは寂しすぎる。
「なら、少し強引に見せてもらうぞ」
「だ、だめ!流石にそれは恥ずかし……あぁん!」
俺はエーリカの両手を掴んだまま、エーリカの腟内を優しく小突く。恐らく筋力値だと良い勝負になるが、ベッドの上では俺が優位。そんな下らない抵抗など、直ぐに圧し折って甘えさせてやる。
「あっ……み、見ないでカズマ……こんなの絶対可愛くないよ……」
「すっげー可愛いに決まってんだろ?俺ので感じてるエーリカなんて、愛しくて可愛いに決まってる。だから、もう隠すなんて勿体ないことしないでくれ」
「そ、そんな言い方……ズルいよ……んっ」
エーリカの抵抗を快楽で折りつつ、更にその唇を優しく啄む。既に快楽に呑まれつつあるその身体では、恥ずかしさなんて直ぐに気にならなくなる筈だ。何かを我慢しながら抱かれるだなんて、そんなのもどかしいに決まっている。
「だめ……見ないでカズマ……私またいっちゃうから……カズマとのエッチでいっちゃったら、きっとだらし無い顔しちゃうから……」
「なら尚更しっかり見届けないとな。俺もそろそろ限界だし、エーリカの可愛いイキ顔を見ながら出させて貰うよ」
「んんっ!もう、ばかぁ……」
絶頂間近となったらエーリカからは、既に抵抗の意思は感じ取れない。貫かれれば激しく身体を仰け反らせ、引き抜けば甘い吐息を漏らして快楽に悶える。その反応は徐々に過敏になり、もはや数刻の猶予も無く絶頂へと至るだろう。それなら俺もそれに乗じよう。折角素直に感じてくれているのだから、俺だけ我慢するのは無作法というものだ。
「いくぞエーリカ!俺もエーリカと一緒にいくからな!」
「うん!私もカズマと一緒が良い!最後まで一緒に……あぁーー!」
激しく痙攣するエーリカの膣壁と、それらを白く染める欲望の証。2人同時に達した俺達は、そのまま折り重なるようにベッドへと倒れ込んだ。結局最後まで致してしまったが、取り敢えず直近の問題は片付いたと思う。
「もう、結局最後まで私の顔みてるし……本当にカズマって意地悪だよね……」
「別に良いだろ。感じてる顔も可愛かったし、一応そう言う関係になった訳だし?」
「そ、それはそうかも知れないけどさ……」
俺はエーリカを優しく抱き寄せ、乱れた髪を手櫛で直す。快楽に乱れるエーリカも可愛かったが、きっと本人はそれを良しとはしないだろう。まだ余韻で動けないようなので、こう言うフォローは俺の仕事だ。身体の関係を持ったとしても、プロデューサーなのは変わらない。
「エーリカはちゃんと可愛いぞ。身体の隅々まで知ってる俺が言うんだから、こんなの疑う余地がないだろ?」
「もう……本当にカズマは強引なんだから……」
そう言って俺の首に手を回すエーリカの顔は、明らかに晴れやかな表情をしていた。やり方は少し強引だったが、もうここまで深く落ち込むことは無いだろう。ここまで熱心に求められては、孤独を感じる暇などない。
「でも、こういう事は今回だけだぞ?子供が出来たらステージに立てないし、いくら気持ち良かったとしても、引退するまでお預けだからな?」
「それ、思いっ切り中に出したカズマが言う?確かに気持ち良かったし幸せだったけど、私だってまだ踊り子引退するつもりは無いよ?」
「すみません。それについては何の反論もないです」
エーリカは少しだけ不満気な顔だが、俺達の認識は共通している。今はまだ皆のエーリカとして、これからもアクセルハーツを続けて欲しい。これはプロデューサーとしてだけでなく、一人のファンとしての要望でもある。
「カズマには悪いけど、私は皆のエーリカちゃんだから……」
「あぁ、明日からまた元通りだ。俺としても凄く名残惜しいが、まだステージに立つエーリカを見ていたいからな」
「うん!任せてプロデューサー!」
「あぁ、期待しておくよ」
憂いの無くなったエーリカの笑顔は、実に晴れやかで可愛らしい。個人的には惜しい部分もあったのだが、ファンからエーリカを奪うなんて出来る筈がない。俺は心地良い疲労感と満足感を胸に、そのまま意識を手放した。
………………………
「おはようございます」
「………おはようございます。すみません、一応言い訳とか……あっ、駄目ですか、そうですよね……あぁー!」
そして、翌朝メイド服を着たクリスに発見された俺は、そのままエーリカの性癖が歪む程に搾られた。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
最近テンポ悪くすみません。まだまだネタはあるんですが、1話にまとめるのに苦戦してます。そろそろアイリスも頑張らなきゃ……
また不定期ではございますが、お暇な時にでもお付き合いください。