※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。
エリスがヒロインだったはずの本作ですが、キャラが飽和して出番が減っています。

これではアカウント名が偽りになるので、しっかりエリス様成分を補給しましょう。

またお暇な時にでもお付き合いください。


第四十七夜目、告解室のエリス様

うちのパーティーには爆弾がいる。その爆弾は制御が難しく、なかには定期的に爆発する者や、

 

「よっしゃー!今日は朝まで飲むわよ!!」

 

「大丈夫です!これは絶対に売れる商品ですから!」

 

「部屋に幻覚作用のあるキノコが生えたみたいで、何故かコン次郎が5人に見えるんだ。でも心配は要らない。私も5人に増えるから……」

 

「か、可愛いが足りない。誰か、誰か私の可愛さを褒めてぇ……出来たら具体的なのが良いなぁ……」

 

「違うんですの!これは悪戯の禁断症状と言いますか、柔らかい土がワタクシを狂わせたんですの!」

 

「べ、別に欲求不満とかじゃないです!ただ、やはりカズマ様に奉仕するのが私の務めな訳ですし、コールスロー家の跡取りとして……すみません、舐めて欲しくて来ちゃいました……」

 

「カズマさんの子供が欲しいのに、もう2日もご無沙汰で……今夜はその……良いですよね?」

 

特定条件下で爆発する者、

 

「撃ちます!あんな群れを目の前にして、爆裂魔法を我慢するなどありえません!」

 

「こ、こんなにも危険なモンスターの群れが……もう辛抱堪らん!いってくりゅうぅぅ!」

 

「お、男の人……いやぁぁぁ!!」

 

「なんだこれは新感覚だ!直ぐにスケッチして記録しないと!新作のアイデアはこれでいこう!」

 

「さきっちょだけですから、あと3回したら良い子で寝ますから……はぁん!やっぱり5回じゃ駄目ですかぁ?」

 

時間と条件の組み合わせで爆発する者、

 

「くっ!アイリス様成分が尽きてしまった!もう帰ろう!アイリス様の元へ帰ろうカズマ!」

 

「ごめんなさいカズマ。私はもうここまでみたい……足が痛いから、抱っこして連れて帰って!」

 

「駄目だ傀儡ポイントが足りない!カズマ、直ぐにレジーナ様に寄付金を!物品支給でも大丈夫だぞ!」

 

「お風呂で一緒になったんですから、今日はもうそう言う日って事で……良いですよね?」

 

等など様々な爆弾が存在しており、つまり殆どの仲間が何かしらの爆弾を抱えていることになる。ちなみにエリスはどうかと問われれば……

 

「ふふっ……もうすっかりやる気じゃないですか……」

 

「ま、まさかエリスまで告解室でなんて……うぅ……」

 

ある条件で闇堕ちならぬ病み堕ちをするので、意外にも注意が必要だったりする。

 

………ちょっと癖になって欲しい人物紹介………

 

エリス

本作のメインヒロイン。カズマの事をずっと見ていたので、僅かなリアクションや表情、さらに心拍数や血圧の変化からあらゆる事を察知できる。その特技でカズマの身体を知り尽くしており、カズマ相手なら淫魔以上の奉仕も可能な可愛くてエッチな国宝級女神。ただし愛を囁かれながら抱かれたら直ぐ逝っちゃうので、カズマを手玉には取ることは出来ない。可愛い。

 

カズマ

本作の主人公。初めてを捧げあったエリスに心底夢中になり、更にエリスも乗り気だった為、気付けば本人よりその身体を知り尽くすことになった思春期男子。淫魔スキルの効かないエリスに対しても、持ち前の(スケベ用の)器用さと(スケベな)観察眼を使い、淫魔同等かそれ以上の快楽をエリスに与える事が可能となった。しかし、エリスの可愛さに対抗手段が無く、割と直ぐ出ちゃうのでエリスを手玉に取ることは出来ない。

 

告解室

罪や悩みを打ち明ける場所。外に悩みが漏れない様、防音の魔法を使っているが、それがプレイに使われるとは想定していなかった模様。夏になると滅茶苦茶暑くなり、中でセックスすると脳まで犯すほどに濃密な匂いが充満する。その特性を逆手に取り、夏になると美人プリーストの汗の匂いをクンカクンカしにくるゼスタとか言う上級者も現れたりするらしい。もう駄目だこの国。

 

……………てことで本編……………

 

「もう、カズマさんったらこんなに硬くして、本当に罪深いんですから……」

 

告解室へエリスを迎えに行った俺は、何故かズボンとパンツを脱がされ座らされている。これがセレナなら何時ものことだが、エリスとなれば話は別だ。恐らく暴走の原因があるので、(満足したら)なるべく早く取り除いてやろう。

 

「さ、流石にここは不味いんじゃないのか?ほら、前にエリスに叱られた訳だし……」

 

「可愛い信者を誑かしたんですから、そんなの怒られて当然です。今からするのは懺悔ですから、何も問題はありません……ちゅっ」

 

「あっ……」

 

一応の説得は試みたが、エリスが止まる様子はない。この竿へ頬擦りしながらのたま裏舐めは、たっぷり搾り取るとの意思表示だ。それを告解室でやるって事は、よっぽど何かが溜まっているのだろう。自室以外でこうなるなんて、余程の理由がなきゃおかしい。まぁ、理由があれば割とやるので、凄く珍しいって訳でもないのだが……

 

「抗議したのにこんなに先走りが……まったく、告解室を汚す気ですか?」

 

「そ、それはエリスがするからで……あっ…エリスの柔らかいほっぺが……」

 

この状況への疑問は確かにあるが、残念ながら心当りはない。と言うより、こんなに可愛くエリスに迫られ、冷静に考えるなんて不可能だ。エリスのエッチなわがままには、どうしても後手に回ることになる。仕方ない。ここはエリスの不満を満たしてあげつつ、賢者に転職してから考える事にしよう。

 

「ほっぺでこんなになるなんて、ここに入れたらどうなっちゃうんでしょう?ほら、カズマさんの大好きなここに……」

 

「そ、それは考えただけで先走り出ちゃうから……」

 

そして可愛いだけではなく、妖艶さも併せ持つのがエリスの魅力だ。小さな口をいっぱいに開き、溜め込んだ唾液を舌で掻き混ぜるなんて、こんなの女神がして良い挑発じゃない。艶めかしいピンクの唇と舌を見せられるだけでも堪らないのに、こんなにエッチに誘ってくるなんて……息子にかかる湿った吐息だけで、下手すると出てしまいそうだ。

 

「カズマさんが余所見をしない為には、この方法が1番ですから……では、じっくり懺悔しましょうね……んっ」

 

「あっ……あぁ……」

 

たっぷりと濡れて温かな口内に、俺の先端が優しく包まれる。柔らかな唇はカリ首を捉え、温かな唾液が亀頭を濡らし、そして小さな舌先が鈴口を撫で、俺の理性を甘く溶かしていく。ただ咥えられただけでこんなに気持ちが良いのだから、この先の展開に期待するのも仕方ない。情けない姿を晒さない様に、ちょっと気合だけ入れておこう。

 

「んっ……ちゅっ……じゅるっ……」

 

「あっ!そこっ……溶けそ………あぅ!」

 

少しだけ呼吸を整えたエリスは、ゆっくりと俺の息子を飲み込んでいく。柔らかな唇に扱かれるだけでも出てしまいそうなのに、その先で待つのは蕩けるような熱と舌での愛撫だ。裏筋とカリ首を入念に磨きあげ、刺激に慣れる前にまた再び唇が竿を扱きながら亀頭へと戻る。その力加減は実に絶妙で、ここが男子の天国と言われたら、きっと多くの男子が納得することだろう。これが俺の為に身に着けたテクニックと言うのだから、尚のこと愛おしく感じてしまう。

 

「如何ですかカズマさん?女の子を惑わせる罪の証、私にいっぱい差し出せそうですか?」

 

「こ、こんな気持ち良いフェラされたら、勝手に沢山出ちゃうって……んんっ!」

 

何度かの半ばまでの往復を繰り返すと、エリスの奉仕がまた変化する。亀頭と裏筋を隅々まで舐っていた舌が、今度はゆっくりと根元へと向かう。亀頭は柔らかな喉奥で擦られ、裏筋は舌で優しく舐られ、小さな口が竿全体を締め上げつつ扱き、最期は全てを飲み込んでしまう。そんな逃げ場の無い快楽に追い詰められ、もはや数分と保ちそうにない。

 

「我慢なんてしちゃ駄目ですよ?カズマさんは懺悔しているのですから、全部残さず吐き出してください。ほら、私が受け止めてあげますから……」

 

「そ、そんなの言われたらもう……もう……」

 

そんな俺の反応から限界を察し、エリスのストロークが徐々に激しくなっていく。昂らせる為の包み込むような優しい愛撫が、往復する毎に激しさを増し、徐々に搾り取る愛撫へと変わっていく。俺の感度に的確に合わせ、欲しい所を余すことなく刺激し、それでいて丁寧でねちっこく、容赦無く俺を追い詰める。この妄想さえ超える快楽を前に、我慢など出来る筈が無かった。

 

「いくっ!エリスの口でいくっ!」

 

「んんっ!ん……んっ……ごくっ…」

 

俺は激しく腰を痙攣させながら、大量の精液をエリスの口へと吐き出していく。あれだけの快楽による射精はそれだけでも腰が抜けそうな気持ち良さだが、エリスはその脈動に合わせて精液を吸い出すものだから堪らない。もはや魂が溶けて流れ出そうな快楽を前に、ただ垂れ流す事しか出来なくなっていた。

 

「んっ、とても濃くて量も多い……こんなものを野放しにしていたら、また女の子が泣かされちゃう所でした……」

 

「別にそんなつもりは無かったんだけどな……」

 

「こんなに硬くしているのに、そんな言い訳が通じません。カズマさんのこれは、女の子には危険な麻薬なんですからね……」

 

うっとりと精液を味わうエリスの目の前で、萎える気配なくそそり勃つ愚息。エリスの与える快楽の前には、吐精により萎えるなんて事象は起きない。出してスッキリする以上の興奮と昂ぶりが与えられると、そもそも脳が萎えようとしないのだ。一体どちらが麻薬なのだろう。

 

「まだまだ懺悔が必要そうですけど、同じ所では飽きちゃいますね。なので、今日は特別にここでしてあげます……」

 

「えっ、エリスが胸でしてくれるなんて……あっ…凄く吸い付いて柔らかい……」

 

その興奮覚めやらぬ息子の根元へ、優しく添えられる柔らかな双丘。自ら育てた果実での奉仕に、吐精したばかりの息子も限界を超えて天を突く。こんなにも的確に俺を悦ばせるなんて、今日のエリスは本気で俺を搾るつもりらしい。これはもう、枯れて死んでも本望な気がして来た。

 

「ほら、カズマさんが頑張って育てた胸ですよ。ゆっくり動いてあげますから、心ゆくまで楽しんでください」

 

「い、今はまだ敏感で……あっ……凄く心地良く加減されてる……」

 

俺の興奮を察したエリスは、その胸をゆっくりと動かし始めた。普段なら物足りなく感じる刺激だが、達した直後で敏感で、更に興奮覚めやらぬ俺には丁度よい。まさかここまで理解されているなんて、エリスには一生敵わない気がする。

 

「如何ですか?カズマさんの手で大きく育て上げられて、ついでに感度まで高められちゃったお胸です。少しだけ先輩には届かないですけど、挟んであげるくらいにはなりましたよ?」

 

「凄く感慨深いんだけど……浸ってる余裕は無さそうかな……くぅっ!」

 

息子を挟み込む程よい乳圧と、ピッタリと吸い付く柔らかな肌。エリスの高いポテンシャルによるパイズリ奉仕は、もはや挿入感さえ錯覚させる程に気持ちが良い。そこに加えてこの絶景とは、もはや枯れて死ぬ未来が見えてきた。

 

「カズマさんのがビクビクしてます。初めてのご奉仕でこんなになるなんて、やっぱりお胸が大好きなんですね?」

 

「そりゃおっぱいは大好きだけどさ。こんなに気持ち良いパイズリされたら、性癖なんて言ってられないって……あっ、やばいそろそろ……」

 

可愛らしく微笑むエリスの表情と、奉仕により卑猥に形を変える柔らかな胸。この視覚へと伝わる強烈な映像と、優しく繰り返される甘い快楽に、早くも2回目の射精感が込み上げて来る。自分でも節操がないとは思うが、こんなの我慢できる方がどうかしている。

 

「ほら、思いっ切り出して良いですよ。カズマさんの熱くて濃いの、次はここで受け止めてあげます……」

 

「そんなに擦られたら……もうっ!」

 

「あっ、熱くて……凄い出てる……」

 

エリスの柔らかな双丘の谷間に、マグマの様に迸る熱い白濁。2度目とは思えぬ大量の吐精は、エリスの顔をいやらしく汚し、谷間には白い泉を作る。その間も乳圧を高めて吐精を促してくるのだから、何処までもエリスは優等生が過ぎる。

 

「ふふふ、お顔もお胸も、汚されちゃいましたね。それでもまだ足りないみたいですけど……」

 

「はぁはぁ……なんか、全然収まらなくて……」

 

2度目の大量射精にも関わらず、一向に硬度の衰えない愚息。と言ってもその理由は単純明快で、目の前に広がる光景が原因だ。白濁に穢れたエリスの姿は、可愛くてセクシーでずば抜けてエロく、それでいて実に背徳的。このまま続行されたら枯れて死ぬ可能性があるのに、それ以上にエリスが欲しい。命を軽んじているとかではなく、本当にエリスが欲しくて堪らないのだ。

 

「では、そろそろ本気でスッキリさせなきゃですね。でも、先ずはここのお掃除から……じゅるるる……」

 

「あっ……そのお掃除も気持ち良い……」

 

谷間に溜まった大量の精液を、息子を咥えつつ吸い上げるエリス。掃除と奉仕を兼ねたプレイに、息子は痛いほどに張り詰めてしまう。なお、勃ってるだけなら普段通りとも言えるのだが、今日はずっと最高硬度を保ってるので、普段よりヤバいのは間違いない。

 

「では、そろそろ本格的に懺悔をしましょうか。女神をこんな気持ちにしたんですから、簡単には赦してあげませんよ……」

 

「で、出来ればお手柔らかにお願いします……」

 

もはやこれが懺悔であることさえ忘れていたが、エリスの暴走理由は恐らくヤキモチだ。一応はハーレムを認めているエリスではあるが、だからって独占欲が無い訳じゃない。俺の1番で有り続ける為なら、あらゆる努力を惜しまないのがエリスだ。特に夜の性活については、一切の追随を許さない程に………

 

「では、そろそろ繋がりましょうか……」

 

「あっ、凄くトロトロで……熱いのが……」

 

エリスが俺の上へ跨ると、大量の蜜が息子へと降り注ぐ。先程まで跪いて奉仕していたので気が付かなかったが、エリスの下着は既に決壊していて、大量の蜜が膝まで垂れている。こんなにトロトロの割れ目に挿れたら、間違いなく気持ちが良いに決まっている。そんな期待を見透かした様に、エリスは微笑みながら腰を落とした。

 

「あぁん!あんなにしたのに、すっごく硬いです……」

 

「俺もあんなに出したのに、直ぐに出そうなくらい気持ち良い……」

 

トロトロに濡れたエリスの割れ目は、予想を上回る熱と絡みで俺の息子を愛撫する。その快楽はまさに天にも昇るような気持ち良さで、2度の吐精を経て居なければ、挿入と同時に果てていただろう。あれだけの快楽に更に上回ってくるなんて、女神とはどこまても人智を超えてくる存在のようだ。

 

「いいですよカズマさん。告解室は全てを吐き出す場所ですから、思うままに吐き出して良いんです。カズマさんの全ては、ちゃんと私が受け止めますから……」

 

「あっ……そんないやらしく腰を振られたら……もう……もう……」

 

エリスは一番奥で俺を受け入れたまま、ゆっくりと腰を前後に揺らす。密着度の高いエリスの膣壁は、僅かな動きでも竿全体へ絡み付き、余す所なくねっとりと息子をしゃぶり尽くす。まるで下半身が溶けていくかのような優しい快楽に、早くも3度目の射精感が込み上げてくる。そして、その込み上げてくる射精感さえ、エリスには直ぐにバレてしまい……

 

「出して……カズマさんのイケナイ欲望は、全部私の中に注いでください……」

 

甘い言葉を囁くことで、最後の理性を消し飛ばしてしまった。

 

「あっ……駄目だエリス……もう、逝く!」

 

「んっ!熱いの沢山……入って来てます……」

 

そうして理性が崩壊してしまえば、もはや快楽に耐える理由などない。俺は求められるままに精液を吐き出し続け、エリスの子宮を満たしていく。これで解放されるのか、エリスはどうしたら満足なのか、先程まで思考していたあらゆる事柄が、次々と快楽に掻き消されていく。これはヤバい。何がヤバいかも思考できなくなる前に、何とか脱出を試みないと……

 

「ま、待ってくれエリス!こんなに気持ち良いの味わい続けたら、俺本当に頭が狂いそうだ!」

 

「カズマさんも私に狂ってください……愛する人がしてくれるなら、狂うまで抱かれるのも悪くないですよ……」

 

「でもほら!俺には他の嫁も居るわけだし?エリスにばっかり深く溺れちゃうのは……」

 

「私で童貞捨てた癖に、私より他の娘を優先するんですか?」

 

「そのムラムラ来る返し辞めて!なんか射精の勢い増してる気がするから!」

 

どうやら理性が溶けているのはエリスも同じのようで、俺達の問答は最早プレイの一環にしかなっていない。こうなっては仕方がない。腹上死もこれが初めてでは無いし、今日はエリスの満足の為に死んでやろう。これだけの不満を溜め込んだのも、間違いなく俺が原因だ。何より射精が気持ち良すぎて、止める方法が思い付かないし!

 

「淋しい思いをさせてごめん。でも、俺の一番はずっとエリスだから、それだけはどうか解ってくれ……愛してる」

 

「あっ、カズマさん……」

 

俺はエリスの身体を優しく抱き締め、耳元で最期の言葉を絞り出した。恐らく蘇生後にメッチャ謝られるパターンだろうが、どうせ死ぬなら少しでもカッコいい死に方がしたい。エリスに一方的に搾られて死ぬより、せめて愛し合った結果の腹上死の方が、多少は格好が付く気がする。

 

「あっ……そんな……だ、駄目……駄目……あぁー!!」

 

「ぶふっ!」

 

そうして意識と命を手放す直前、俺の全身へ掛けられる大量の液体。人肌の温かさを持つ無臭のそれは、エリスの下半身から噴き出している。そう、早い話が潮吹きである。その驚きで射精が止まり、取り敢えず一命は取り留めた。イメージを多少気にするなら、女神の聖水に救われた訳である。

 

「カズマさんの鈍感……その言葉、どうして今更言うんですかぁ……」

 

「えっと……ごめん……」

 

「許しますけどぉ……はふぅ……」

 

どうやら限界だったのはお互い様のようで、最後の最後に俺がエリスの欲しいワードを引き当てたようだ。エリスは抑え込んでいた絶頂に身を震わせながら、その意識をゆっくりと手放した。普段なら割と頻繁に使う愛の言葉だが、告解室プレイだからと言わなかったのが間違いだったらしい。どんなプレイでも愛の言葉が欲しいなんて、エリスはなんて愛おしいのか。

 

「まぁ、それはさて置き……この告解室の掃除は俺がするんだよな……エリスは多分起きないだろうし……」

 

俺は疲れ切った身体にムチを打ち、悲惨な告解室の掃除を始めた。俺の日頃の行いが原因なのだから、これくらいの罰は素直に受け入れよう。結果的には良い思いしかして無いのだから、これくらいの罰はあって然るべきだと思うし……

 

……………………

 

「あぁー!また私は何でこんな事を!!」

 

禁断の告解室エッチから1夜明け、俺はリビングで悶えるエリスを眺めていた。エリスの暴走は偶にあるので、俺への謝罪まではまだ良かった。問題が大きくなったのはそう……

 

「知らないわよ馬鹿!取り敢えずこの始末書を書いて!あんたの欲望と喘ぎで騒音被害が出てんだから、後始末くらい自分でしなさいよ!」

 

「あぁー!言わないでください!分かってますから!私が悪いのは分かってますからぁ!!」

 

エリスの代理をしていた闇の女神様が、始末書持って現れてからである。

 

「告解室は懺悔を聞く場所です。それ故にアンテナの感度は高く設定されており、言わば高感度マイクの置かれたカラオケルーム。普段ならその祈りや声はエリス様にしか届かない設定なのですが、今は代理の皆さまが交代制で穴埋めをしてますので……」

 

「あの部屋に受信機兼スピーカーが置かれてたと……しかもエリスの心の声まで拾えちゃう高性能な最新式が……」

 

告解室でエリスとセックスするということは、つまり心の声がダダ漏れでセックスするのと同義である。いつもより的確に弱点を突かれ、俺の興奮するセリフが自然と出てきたのも、全ては告解室の効果で筒抜けだったからと言うわけだ。しかし、筒抜けだったのが自分もであり、しかもそれがスピーカーに繋がれていて大音量で晒されたとなれば、それはもうただの公開処刑でしか無い。しかも「私のカズマさん。誰にも渡してあげない……」とか「お腹はいっぱいだから、次はお尻を捧げちゃいましょうか……」とか、漏れ出たエリスの本音は中々にヤバかったそうで、それもまたエリスを追い込んでいるそうだ。

 

「そうです記憶を消しましょう……神格を何割か失えば、皆さんの脳を削るくらいは……」

 

「ちょっとマジでそれは辞めなさいって!アンタのそれは笑えないから!ラグナロク以上の厄災って言われて……って天界から緊急警報出てるんだけど?!」

 

エリスの本来の力は桁違いだと、以前も散々聞かされた。その力で俺を自由にしないのは、あくまでも俺の意思で愛して欲しいからだそうだ。いや本当にエリスって可愛いな。そりゃ命を賭して抱きたくもなるわ。

 

「カズマさん……ほんの少しだけ、席を外してもらえますか?」

 

「いや絶対に駄目だからね!そうなりゃ私の脳が削られる事になるから!と言うか天界にも危機が訪れちゃうから!!」

 

「んっ、じゃあお茶でも煎れてくるよ」

 

「話聞いてた?!って、なにこの頭痛?!頭が割れそう何だけど!」

 

俺はキッチンへ向かってお茶を淹れながら、ちょっとだけ昔のことを思い出す。エリスに望まれて英雄になったが、ひょっとして魔王ってエリスの都合で生かされていたなんて事は無いのだろうか。そう考えると色々と腑に落ちるのだが、俺も脳が削られると困るので、それ以降は考えないことにした。

 

………………………

 

「あれ、私なんでここに来たんだっけ?」

 

「脳の血管が破裂したみたいで、治癒を受ける為に来たんですよ。記憶の混乱があるかも知れませんが、取り敢えず完治はしてると思います」

 

「あ〜、そうなの?それはマジで助かったわ。いまいち腑に落ちない気もするけど、脳へのダメージじゃ仕方ないわね。ここに来た理由以外は思い出せるし、治ったんならオッケーよね?」

 

「……そうですね」

 

俺は記憶を消された女神を見て、改めて1つの誓いを胸に刻んだ。たとえどんな理由があったとしても、エリスだけは本気で怒らせてはならないと。そして、多分天界ではこの状況が広がっているのだろうが、そっちも気にしない事にした。

 




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

No.1可愛いのエリス様ですが、最近出番が少なめでした。
そろそろアイリスとか諸々出すので、ここらでしっかり存在感を出しておきました。

また不定期ではございますが、お暇な時にでもお付き合いください。
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