結構エロいことしてる本作ですが、キャラクターのエッチな面に焦点を当てたネタは、意外にも出してませんでした。と言うことで、エッチなことに興味津々なお年頃の皆さんをネタに一本。
またお暇な時にでもお付き合いください。
アイリス生誕祭。それはこの国でダントツ人気の王族である、アイリスの生誕を祝う祭り。それが来月に迫った今、俺達は準備に奔走していた。そう、生誕祭を前に俺がやるべき事とは………
「それでは、性教育の授業を始めます!」
「頑張りましょうね!お兄様!」
「そ、そうだなアイリス……」
まさかの性教育の授業である。
…………良く分かれ!人物紹介…………
アイリス
本作におけるスロースターターヒロイン。公式性教育はおしべとめしべレベルだが、自主的にカズマの寝室を覗いて勉強しており、正しいお口の作法と胸の作法を学んだ。なお、アイリスの名誉のために何故かは言えないが、お胸の作法は活用出来そうにない。
サトウカズマ
本作の主人公。過去に(別に付き合ってない)幼馴染をチャラ男に寝取られた事で引き篭もりになった過去がある。その反動から淫魔のスキルを磨き始め、類稀な努力と才能によりDead or Ecstasy(イクの我慢すると死ぬ)と呼ばれる快楽だけで他者の命を奪える次元に到達した。寝取られる心配は無くなったが、コイツが寝取る側になったら最悪である。
ララティーナ
本作の残念系くっころヒロイン。貴族だしアイリスの為に忖度するだろうと期待してクレアが連れてきた。カズマには色仕掛けもするしドMだが、意外にもその根幹は乙女であり、愛してるよララティーナって辱められるのが一番感じちゃう。今回は忖度を頑張るつもり。
アクセルハーツ
サブヒロインズ。全員彼氏が居たことがないピュアピュア系踊り子。アイリスに純粋さを思い出させる為にクレアが講師として呼んだが、全員非処女で女の快楽を知っているので、どっちに転ぶか分からない。
セナさん
最恐の検察官。凄く為になる話をするだろうと考えてレインが呼んだ。性格も真面目で、彼氏のいた事がない処女なのでクレアも安心。と思いきや、サキュバス店でカズマに鬼畜攻めされて逝きまくる夢をオーダーしているドスケベ処女だったりする。行き遅れの処女であることを凄く気にしている。
ルナ
ギルドの受付さん。クソ男の見分け方とあしらい方を熟知しているからとクレアが呼んだ。実際は婚期に焦って、クソ男のボーダーが低くなっているのでアテにならない。セナさんと同じく行き遅れの処女を気にしている。
ロリーサ
不倫系淫魔サブヒロイン。性の専門家であるサキュバス。実技を学ぶべくアイリスが呼び付けた。しかし、この街のサキュバスは殆どが処女であり、繁殖、つまり本番に関しては高い貞操意識を持っているので、ある意味では講師に相応しいかも知れない。ただ、それでも淫魔に違いはない。
ウィズ
不妊系お姉さんサブヒロイン。魔道具店にそう言うグッズを置いてた為に、詳しそうだと言うことでアイリスに呼ばれた。繁殖能力は無いはずだが、カズマに娶られてから凄くエッチな事が判明。カズマの為だと言い訳しながら、物凄いスケベ知識を蓄えている。実は結構な貢献をしたのでエリスに「蘇生してカズマの子供を産みます?」を提案されたのだが、「妊娠したら当面エッチ出来ないので……」と言うドスケベな理由で保留中。これにはエリスも苦笑い。
クレア
正統派くっころ系サブヒロインでアイリスの側近。わ、私は別にカズマなんて……って言いながら子供の名前を考えている面倒なタイプのツンデレだが、顔と身体が滅茶苦茶良いので許す。ちなみにアレの声がメッチャ大きい。
レイン
策略計サブヒロインでアイリスの側近。将来安泰で夫婦円満。ついでに夜の性活も満足度が高いって事で、カズマが理想の相手になった。スケベ貴族が好む性奴隷に性癖を破壊され、オーラルセックスに強い興奮を抱く。性欲強めのむっつり貴族。
エリス
本作のメインヒロイン。愛があれば大抵のプレイで感じられるカズマガチ勢。本当はレインに呼ばれていたが、神格回復の為にカズマと朝までチュッチュしてたので欠席。
…………て事で本編………
「成程。そろそろアイリスが結婚できるようになるから、俺に釘を刺しておこうと……」
「当然だ。お前のような万年発情期の性欲モンスターに、14歳になったばかりのアイリス様を壊されては堪らんからな。それにその……一応、私だってだな……」
最近デレの増えたクレアだが、やはりアイリスについては厳しいままだ。自分が俺のことを認めたとしても、やはりアイリスに相応しいかと問われれば別なのだろう。仕方ない。クリスがハーレム野郎に嫁入りするなんて言ったら、俺だって反対するだろうし。
「アイリス様とカズマ様の結婚は、国王様としても望むところ。ですが、アイリス様の性教育は、クレアのせいでお子様レベルで止まっています。ですから、せめて一般教養レベルにしておかないと、クレアが職務放棄したとバレてしまうんですよ」
「言うなレイン!それについてはお前も共犯だろう!それに、カズマにこそ正しい性教育が必要なんだから、これはむしろ好都合なんだ!」
いや流石にそれは巻き添えだろ。何なら俺は日本という先進国の人間だし、この国の教育など既に凌駕している自負があるぞ。
「アイリスの為に付き合ってやるが、くだらない内容だったら俺は帰るからな?」
「ご安心くださいカズマさん。本日最初の授業は、私とルナさんが担当します!」
「せ、セナさんたちが?!」
俺はてっきりクレアの胡散臭い授業に付き合わされると思っていたが、講師役はまさかの大人のお二人だった。いや、よく見れば俺達以外は全員が何かしらの資料を持っていて、恐らくは各ジャンルに強い人間を個別に集めたのだろう。ロリーサが居るのが少し気になるが、クレアにしてはよく考えられた方法である。
「では、私達からの最初の授業は……これです!」
「「………えっ?」」
俺は恋人になってからの話をするのだと思っていたが、セナさんの持つ最初のフリップはまさかの『好きの伝え方』である。流石にそれは戻り過ぎだろう。俺とアイリスの関係なら、間違いなくそのステップは超えている。
「えっと……流石にそこは初級過ぎる気が……」
「そうですよね?お兄様と私は直ぐにでも結婚したい関係なのですから、そこは飛ばしても良い気が……」
「いいえ!これは絶対に必要なステップです!!」
俺とアイリスの不満の声を、セナさんは一喝して黙らせた。普段ならもっと冷静な返答をする筈だが、一体今日はどうしたのだろう?何か個人的な都合でもあるのだろうか……
「し、失礼しました。結婚や交際は恋愛の終わりではありません。その先も恋人として上手く関係を構築する為、相手の何気ない気持ちを察する為、こういった基礎を蔑ろには出来ないんです」
「な、成程……今でこそ可愛いって撫でてくれていますが、結婚して撫でてもらえなくなるのは寂しいですね……」
「ゴフッ……そ、そうですね。そんな露骨なパターンだけでなく、もっと色々と愛情表現はありますから、ちゃんと基礎から学びましょう。さり気なく愛を伝えるのは、良好な関係を築く効果的な手段ですから」
何故だろう。セナさんの話は、どこか自分に言い聞かせてる様にも見える。何故か話しながらダメージを受けて居るようだし、過去に恋愛の事で何かあったのだろうか……
「例えば、何度も送られる視線やアイコンタクトなど、日常に潜むささやかな愛情表現など代表的ですね。お二人も、身に覚えがあるのでは?」
「た、確かにクレアは頻繁に私を見ていますが、あれは好意だったのですね……」
「なっ?!そ、それは確かに好意故にですが、気付いていたんですか、時折目で追って居たのを……」
クレアは8割くらいアイリスを見てるから、むしろバレてない筈がない。なんなら、時折目を離してるって方が正しいと思うレベルだ。護衛なんだしそれでも良いのかも知れないが、本性を知ってる人間からすると、ちょっと通報しようか考えるくらいだ。
「カズマさんも、何か身に覚えがありますよね?」
「…………もはやチラチラ見られてヒソヒソ話されるのが日常なので、該当しない女性の方が少ないです」
「あっ、なんか……すみません……」
セナさんは俺の仕事の出来を心配して見ているのだろうが、この街の女性は殆どが俺を警戒している。そりゃパンツ盗ったのは事実だし、多少警戒されるのは仕方ないと思う。でも、だからってそろそろヒソヒソ話すのは辞めて欲しい。最近はパンツ奪ってないし、俺だって人並みに傷付くのだ。
「あと、身体を触れ合うと言うのは信頼と好感の証です。例えそれが手の先や髪の毛であっても、自ら触れさせてきた相手は、貴方に好感を持っていると思って良い筈です」
「マジで?!それじゃ俺って獣人にはモテモテって事?!」
「あ〜……確かにカズマさんのトリミングは大人気ですが、それは技術と快楽が不信感に勝っているだけかと……」
「………じゃあ、特に該当することは無いです」
「くっ、まさかここまで拗らせてるなんてぇ……」
セナさんのハンドマッサージも念押しされてたし、俺って基本的には好感度がマイナスなんだよな。これでも魔王討伐の英雄なのに、なんで好感度だけ上がらないんだろうなぁ。
「だ、大丈夫ですお兄様!私の身体はどこでも触れて大丈夫ですからね!」
「ありがとうアイリス。取り敢えず頭撫でさせて貰うな」
「えへへ、お兄様のなでなではやっぱり幸せな気持ちになります」
「「「ちっ!」」」
えっ、なんか複数名から舌打ち聞こえた気がするんだけど?!これでクレア以外に舌打ちする人いるの?!
※セナさんのヤキモチと、ルナさんのリア充への嫉妬が有りましたが、当人の名誉のため追求は致しません。
「えっと、カズマさんへ好感を示す方が居るかは置いておいて、交際に至る理由が愛し続ける理由になるのはその通りです。結婚したら男性が優しくなくなるとか、子供が出来てから女性が強くなったとか、そういった変化が破局の理由として良くありますから……」
「「「「「た、確かにそれは恐ろしい!」」」」」
何故か崩れ落ちたセナさんに代わり、今度はルナさんが教鞭を振るう。もはや俺より女性陣の方が反応している気がするが、確かにそれは俺も気になる。愛する理由が減っていくなんて、俺の最も恐れる展開である。
「ちなみに、ルナさんの経験ではどのような……」
「………へっ?」
「た、確かにそれは気になります!この街の顔と言われたルナさんなら、きっと多くの経験がお有りかと!」
「私達に教えてください!どうしたらずっと仲良く居られるのかを!!」
俺も凄く気になる話題ではあるが、やはり恋バナへの反応は女性陣の方が早い。ルナさんが何処となく焦っているようにも見えるが、俺も先達から学ばせて貰うとしよう。ルナさんの恋愛経験なんて、聞けるのは多分今回くらいだ。
「き、気遣いと……思いやりかなと……」
「「「「「「…………えっ、それだけ?」」」」」」
ルナさんから少し拍子抜けの答えが出てきて、皆が一斉に首を傾げる。そりゃその回答ではそうなるだろう。ルナさんほどの恋愛マスターなら、もっと深い言葉を期待する。しかし、既婚者の俺は気付いている。そのシンプルな答えこそ、一番難しくて大切なのだと……
「成程。確かにそれはシンプルに見えますが、難しくも大切なことです。やはりルナさんは大人の女性ですね」
※大人なイケボ
「分かって頂けますかカズマさん!」
そりゃ俺だって妻子持ちだ。結ばれた故の失敗もある。日の高い内のキスはちょっと触れるだけにするだとか、2人きりだからって身体に触れないとか、抱き締めるついでに息子を当てないとか、我が家にもそう言う気遣いのルールが定められている。
「さ、流石はお兄様です!では、その深い所について詳しく教えてください!」
「えっ……いや、それは……」
あっ、どうしよう。我が家の独自ルールは確かにあるが、これはアイリスに教えて良いのだろうか?ことの発端はダクネスやゆんゆんの性欲問題だし、何なら深めのキスで濡れちゃうのはクレアとレインも該当する。ルナさんは期待に満ちた目をしているが、やはりここはルナさんにお任せしよう。元はと言えば俺は生徒。ルナさんに教わるのが正しい流れである。
「お、俺はまだ未熟な若輩者なんで……やっぱりそれはルナさんに教わった方が良いかなって……」
「いやカズマさん既婚者ですよね?!なんなら私より深い事言えるはずですよね?!」
「いや俺たちってまだ好きな人のために尽くしてるって立場から脱却してないんで!良く考えたらそこまで深い感じじゃないんで!」
「なんでハードル上げるんですか?!私これ何を言えば良いんですか?!」
ルナさんに肩を掴まれて揺すぶられるが、そもそもそんな真面目な恋愛などしていない。ただ好きだから側に居て、好きな人のために尽くし合っているだけだ。男女の関係が含まれるようになっただけで、その関係は支え合うパーティーメンバーのままとも言える。流石にこれでは深いとは言えないし、アッチのルールも話す訳にはいかない。と言うことで、後はルナさんにお任せします!
「す、すみません。こんなの実は何も深く無いんです。本当にただ気遣いと思いやりがあれば良いかなって思っただけで……」
「……ルナさん。私こそ、気付かず申し訳なかった!」
凄く申し訳なさそうに頭を下げるルナさんに、クレアが優しく肩を叩いた。恐らくは本当にシンプルな話なのだ。それを無駄にハードルを上げてしまうから、こんな罰ゲームのような状況になってしまった。とは言えクレアも反省して居るようだし、この場はこれで………
「貴方のような気遣いと思い遣りを欠片も持たぬド素人の我々が、恋愛の秘訣だけ学ぼう等と浅はかが過ぎました。本件は継続して勉強の機会を設けます!」
「気遣いについてはもはや落第ですよ?!」
「くっ!すみません!明日からお願いします!」
「いや、そうではなく!私これどうしたら良いんですかぁ!」
丸く収まると思っていましたが、なんか次回に続くらしいです。
……………………
「ルナさんの大人の気遣いと思い遣りは次回の議題として、ここから先は恋人になってからのHowToを学ぼうと思う。では、セナさんからお願いします」
「……はい。ここからは私の主観など省きまして、統計学の話に移りたいと思います」
クレアの無神経さにボロボロにされ、既にルナさんは隅っこで体育座りをしている。流石にこれは気の毒過ぎるので、俺からクレアにそれとなくフォローしておこう。何故かセナさんも傷付いているように見えるが、これについても明日本人に聞いてみよう。※逆効果
「あ、あの!なんでそこはセナさんやルナさんの話じゃ無いのでしょうか?」
「個人をサンプルとしてしまえば、その話は個人的な一例でしかありません。アイリス様には広く世間を知って頂く必要がございますので、この場で私個人の話は省いています」
※語れる経験がありません
「さ、流石は大人の女性です!セナさんの恋愛経験を語られても、真似できる気がしません!」
※真似できる経験がありません
「グフッ……まぁ、何はともあれ納得できたなら何よりです……」
昔取調室で聞いた気がするが、セナさんって恋愛経験無かったような気がする。それでも言ってることは最もだし、取り敢えず今は授業を聞いておこう。この話をあまり深掘りすると、多分第二の被害者が出る。
「え〜、これはあくまで統計ですが、女性の始めての平均は16歳。男性は17歳と言われています。えぇ、これはあくまで平均値の話で、私には一切関係ないですけどね!」
「そ、そうなんですか!あくまで平均はそんなところなんですね!」
何故か平均値の所にメッチャ食いつくルナさんとセナさん。そして、ちょっと恥ずかしそうにこっちを見るダクネスと、何故か目を逸らしているウィズ。俺としては各ジャンル美味しく頂くだけなのだが、やはり女性陣は年齢やら婚期が気になるようだ。そんなの俺が気にしていたら、女神なんて娶る筈がないだろう。
「でも、これって貴族の人達が歪めてるんじゃない?こんなのおかしいと思うんだけど……」
「た、確かにエーリカさんの言うように、貴族が若い女性を政略結婚に使うことで平均を下げている事はあると思います!」
「そ、そうだよなエーリカ!分かるぞ!いくら何でもこんなに早いなんて……」
「えっ?いや遅過ぎるかなって……私ももっと全然前だし?」
「「「「「……えっ?」」」」」
ここにいる殆どの女性がそれより遅い状況の中、というかエーリカも最近俺と済ませたと思っていた中でのこの発言。そりゃ皆が驚くのも仕方がない。一番ピュア枠っぽいエーリカがこんな事言ったら、混乱するのは当然だ。
「え、エーリカ……一体どこで……」
「へっ?そりゃ孤児院でだけど……あの時は8歳くらいかな?」
「年端もいかぬ女児にそんなことを?!」
「え、エリス教会にそんな闇が……」
「教会がそんな機関だったなんて……ボク、もうプリースト辞めようかな……」
エーリカの爆弾発言により、今度は別の方向で空気が凍り付く。俺もエリスの関係者だし、そんな悪いことが行われているというのなら、一度組織を見直すべきだろうか?無垢な少女を汚すだなんて、神の名を語ってして良いことじゃない。
「えっと……皆もそんなに慌てることかな?何なら、早い子は3歳とか4歳でもやってるよ?」
「おいもう辞めろ!そんな孤児たちの暗い真実知りたくなかった!」
「でも、リアちゃんもコン次郎と毎晩のように……」
「えっ、コン次郎でしてんの?!それについては詳しく!」
「してない!家族だって言ってるだろ!」
「えっ、寝る前にしてたよね?」
「してないからぁ!!」
何となくだが、今の会話でこの話の問題が見えた気がする。エーリカは先日俺と済ましているが、頭の中は多分無知なままである。と言うことを想定した場合、このエーリカの言う経験と言うのは……
「エーリカ。ちなみに今の初めてって言葉は、赤ちゃんが出来ちゃう行為の事だぞ」
「………へっ?あれって……キスの事じゃ……」
俺の一言にやらかした事を察したようで、エーリカの顔がどんどん真っ赤に染まっていく。そりゃ自らとんでもない性体験をカミングアウトした事になる訳だし、真っ赤になるのも仕方がない。まぁ、あの時は間違いなく処女だった訳だし、俺はそんな事無いって知ってた訳だが……
「良いんですよエーリカさん、貴方はどうかピュアなままで居てください。アクセルハーツを応援してるファンの皆さんは、純粋な皆さんが大好きだと思います。何なら、私も見習いたいと思ってるくらいですから」
「「「あ、はい。ありがとうございます…」」」
セナさんにフォローされたアクセルハーツの3人が、ほんの少しだけ気不味い顔をしている。そりゃ3人まとめて抱いた事もあるし、ピュアと言われたら引っ掛かるのだろう。別に不純な気持ちでは抱いて無いので、俺としてはセーフと思っています。あと、セナさんの場合はサキュバス店をガンガン使っているので、ちょっとピュアとは違うと思います。後が怖いから言わないけど!
「しかし、未熟な身体にそんな事を強いている事実が無くて本当に良かった。なぁカズマ?」
「おいクレア。なんでそこで俺に合意を求める?俺は強引に女性を襲ったことはないぞ?」
「ほぅ?どうだか……」
しかし、今回の勉強会の目的が俺への牽制である以上、クレアが求めているのはそういう話だ。そりゃ俺だって無理をしてまでアイリスと関係を持つつもりなんて無いし、愛する人の身体の方が大切である。だが……
「大丈夫ですお兄様!私の身体は強くて丈夫ですから、直ぐにでも可愛い子を産めます!」
「アイリス様は少し慎ましくしてください!」
むしろ本人のほうがヤル気なので、俺に釘を刺されても困る。
「やれやれ、どうやらアイリス様は恋愛のABCをご存知ないみたいですね?そんなアイリス様には、次の私の授業がピッタリです」
「な、なんか一番意外な人物から恋愛の話が出たな……」
既にグロッキーな大人の女性2人に代わり、交際後の話を最初に持ち出したのはロリーサだった。淫魔がまさか恋愛を語るだなんて、そりゃ皆も注目するに決まっている。
「良いですかアイリス様。確かに跡継ぎを産み育てるのも結ばれた2人の幸福の形です。しかし、何事にも順序と呼ばれるものがありますし、何なら順序を楽しめるのも恋愛なのです。アイリス様は、その機会を失ってもよろしいのですか?」
「た、確かにロリーサさんの言う通りです!私はお兄様との家庭を求める余り、甘々なイチャイチャ交際生活を蔑ろにしていました!」
「そ、それをロリーサに言われるのは釈然としないが、確かにそれはその通りだ!我々は心を持つ人間なのだから、やはり心の関係も大切にしないとな!そうだよなカズマ?!」
「だから俺に合意を求めるなよ……アイリスが望むならそうするから……」
今までで1番の手応えを見たクレアは、掌を返して全力でロリーサの意見に乗っかった。既に交際を取り消すのは無理だろうが、これなら時間稼ぎが出来ると思ったのだろう。俺としてはアイリスとイチャイチャするのも大歓迎なので、そういうスタンスでも問題はない。
「であればアイリス様、先ずは恋愛のABCのA………お尻の使い方から覚えましょうか?」
「お、お尻ですか?!」
「おい待て!さっきまで恋愛のABCの話だっただろ?!どうしてそこでアブノーマルになる?!」
と、ここまで来て雲行きが怪しくなったのは、やっぱりロリーサが淫魔であるからだと思う。ロリーサの言う恋のABCが、俺達と同じなんて保証はない。と言うか、何なら俺は実際に楽しんでいるわけだし……
「アブノーマルではありません!ABCのAは避妊しつつも愛する人と繋がれる画期的なプレイ……そう、アナルセッ◯スのAなのですから!」
「分かりました聞きましょう!王族の私は、広く世間を知る責任がありますから!」
「アイリス様?!」
クレアはロリーサの言葉を遮ろうとするが、王族の責務と言われては止められない。そんなの王族には不要な気もするが、思春期の興味は止められない。
「で、ですがその……そこは不浄の穴ですし……」
と、ここでまさかのシエロが参戦。実はちょっと興味あるらしい。先に処女まで奪ってしまったが、やはりお尻セーフ理論を一度試すべきだったろうか……
「そこを綺麗にして捧げる手間も、また愛ゆえの行動ですから」
「「「「「おぉ…」」」」」
いや本日1番反応が良い!ロリーサはそもそも排泄機能無いから綺麗なのだが、何故かプレイの一環として洗浄している。俺にそっちの趣味はない筈だが、洗浄液を注入するのは鬼畜攻めみたいでちょっとだけ興奮した。うん、目覚めないように気をつけよう。
「ち、ちなみにお尻って気持ち良さは……」
いやリアも興味あるの?年頃だから気持ちは分かるが、そこはアイドルが積極性だす所じゃねぇよ。気になるなら俺に言ってくれればするから!
「何とも言えない圧迫感と、内側から女の部分を刺激されるのがまた新しい感覚と言いますか、人によってはこっちの方が良いと言う方も居るくらいで……」
「その圧迫感は苦しくないのか?!いや、別に興味あるとかでは無いのだが、あくまで知識として……」
ダクネスは興味津々だってバレバレだから、そんなフォローは意味ないと思うぞ。
「その苦しさがまた良いんです。その人のモノにされてるみたいで、すっごく感じちゃうんです……」
「お、男の人は気持ち良いのですか?!」
おいおいウィズもか?今日最初の発言がそれで良いのか?出来る大人のお姉さんポジだった筈なのに、もう完全に思春期女子の中に紛れてんぞ。
「まだ1回だけなので確証は無いですが……お腹の中、いっぱいにされちゃいました……」
「「「「おぉ!」」」」
いやもうこれ完全に猥談だろ。何ならプレイ内容を晒されている羞恥プレイだろ。珍しく真面目なイベントだと思っていたのに、お前ら全員思春期の女子か?
「……って待て!何で変態プレイを深掘りしてるんだ!こんなの性教育とはいえないだろ?!」
「違いますクレア。これは正しい避妊の勉強です!」
「正しさとは?!」
クレアもしっかりとメモを取っていた気がするが、ここに来てやっと暴走した授業に終止符が打たれた。別にお尻でするのが悪いとは言わないし、求められたら答えるつもりだ。しかし、お尻に出すとお腹を壊して大変なので、出来れば人族の皆さんは前で抱かせて欲しいです。
「良いから交代だ交代!ロリーサの授業はアイリス様に聞かせられない!」
「そんな!まだBとCが残ってるんですよ?!お願いですクレア!BとCの中身を知りたいです!」
確かにAがお尻だと、BとCが凄く気になる。性教育としてはどうかと思うが、どうやってABCとしたのだろう。
「ちなみにBはぶっかけのBで、CはクリームパイのCです。お尻の次は、身体に彼の匂いが染み付くまで浴びせ掛けられて、最後はトロトロのパイのようになるまで膣内に……」
「やっぱり詳細を聞きましょうクレア!!」
「駄目ですアイリス様!!ロリーサも、これ以上アイリス様をワクワクさせるな!そんな乙女顔で語る様な内容じゃないぞそれ!」
アイリスを必死に抑えるクレアと、顔を赤くしながらメモを取り続ける参加者の皆さん。まさか勉強するだけでもこんな混乱を作り出すなんて、もはや狙ってやってるかのような人選である。
「なんだろうな、この平和な時間。こんな日々が続けば良いな……」
「続いてたまるか!!」
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
折角R18にしてるので、たまには抜けないタイプの下ネタでした。講師が残ってるので後半もありますが、もう後半は何も取り繕う事もありません。
またお暇な時にでもお付き合いください。