良くもまぁここまで引っ張ったと思いますが、ここでまさかのアイリス回です。正統派ヒロインはちょい苦手ですが、なるべくふざけずお送りします。
またお暇な時にでも、お付き合いください。
アイリス生誕祭。それは第一王女の生誕を祝い、国の繁栄を願う祭り。アイリスを見たいと集まる国民がとても多く、平民の参加率が最も多い祭りでもある。しかも今年はとある都合で、参加者は例年の2倍まで増えた。その都合と言うのが……
「アイリスが14歳を迎えた本日、娘は英雄サトウカズマの元へと嫁ぐ。王都の諸君はどうか盛大に送り出して欲しい。そして、サトウカズマよ………王女を頼むぞ」
「大切にします」
「「「「「おぉー!」」」」」
14歳を迎えたアイリスの、俺との成婚を見届ける為。そして………
「なんて認めるかクソが!」「死ね!このハーレム野郎!」「アイリス様は辞退しろや!」「エリス様だけで十分過ぎるだろうが!!」
「ちょっ!英雄に物を投げないでください!クレア!早くこの場を収め……って貴方も投げる側なんですか?!」
王女まで娶った俺に向かって、石を投げ付ける為である。
…………ちょっと真面目なキャラ紹介…………
サトウカズマ
皆大好き?主人公。アイリスをずっと妹扱いして居るが、それはフェチとかプレイ的なもの。実はメチャクチャ性的に見ており、今日という日を待ち侘びていた。エロゲを買ったら全ヒロイン抜くのが礼儀としている。
アイリス
皆の妹で第一王女。ずっと妹扱いだったので、結婚後に妻として扱われるか不安に思っている。が、あいつは究極の雑食なのでその悩みは無駄である。
エリス
本作のメインヒロイン。そりゃ指輪の件は私がきっかけですし、魔王討伐も私が焚き付けた事ですし、王女本人もこんなに望んでいて、駄目なんて言えるはずありませんよね……って愚痴りながら昨晩は3回で許してくれた。
筈なのだが、やり過ぎそうだからって翌朝3回搾られた。
……………てな訳で本編……………
「久々に物理的に死ぬかと思った……あいつら本気で投げ過ぎだろ……」
民衆の投石は苛烈を極め、俺は死さえも覚悟した。だが、会心の一投が何故か国王を直撃。我に返ったクレアが指揮を執り、暴動は無事鎮圧した。だが国王が重傷を負った事で式典は中止。俺たちは急遽、アイリスの用意したホテルで過ごす事になった。
「ねぇ、高いお酒が飲めるって言うからオシャレして来たんですけど?それなのに内輪揉めで中止ってどういうこと?私達だって暇じゃないんですけど!」
「アクアは3日くらいゴロゴロしてたろ……」
「そうですよ!食べてない料理も沢山あったのに、これが王族のおもてなしですか?!」
「めぐみんはタッパーにも料理詰めてただろ……」
「こんな警備で良く魔王に勝てたわね?あんなガバガバの警備体制じゃ、爆裂魔法も撃ち放題よ!」
「ウォルバクがそれ言うと怖いから辞めて?」
「本当に申し訳ございません。我々が至らなかったばっかりに……」
「いやレインは悪くないから、取り敢えずクレアに謝らせてくれ」
あの暴動が開式直後だった事もあり、参加者からはブーイングの嵐。城に勤める全ての人間が、謝罪と補填に走り回っているそうだ。これでクレアがクビにならないのは、もはや何かの冗談かと思う。
「皆様のことは王城にてもてなせとの命を受けております。パーティールームには本日の料理とお酒も用意が有りますので、そちらでご満足いただければと……」
「まぁ、たまには謀反が起きる事もあるわよね!最高司教を決める時なんて、そこら辺で謀反が起きていたし!」
「反逆の炎は誰の心にも宿るもの。ただ、今回はそれがクレアだった……不幸な事故だったと思います」
「いや流石に手のひら返し過ぎだろ。あとアクシズ教と紅魔族を基準にすんな。これ間違いなく大事件だからな」
結果的に死人は出なかったが、だとしても国王の暗殺未遂だ。以前王族への言葉遣い1つで俺に斬りかかった癖に、本当にクレアは何をしているのか……
「しかし、まさかあれ程の貴族達が石を投げるとは、カズマ様の嫌われっぷりが凄いのか、アイリス様の愛されっぷりが凄いのか……」
「おいセレナ。なんで俺の嫌われっぷりが先?アイリスが愛されてるからだろ?」
「……そっすね」
素が漏れとる!いや分かってるよ!どうせ俺の悪評のせいなんだろ!式典が中止になった事で、アイリスが救われたとか思われてんだろ!
「畜生!俺はもう部屋で寝る!今日の料理はレシピだけ貰っといてくれ!」
「か、かしこまりました……レシピなのですね……」
うん、自分で作れば熱々だからな。
…………
「はぁ……本当なら今頃アイリスが隣に居たはずなのに、豪華な一人部屋が余計に寂しい……」
取り敢えず風呂と歯磨きを済ませ、俺は用意された寝室へと向かった。部屋には天蓋付きの豪華なベッドが置かれているが、1人で使うには余りにもデカく、むしろ寂しさが増しそうである。
「それは愛する女性として、私を側に置きたいってことでしょうか?」
「あぁ、そりゃ当然……ってアイリス?!」
その天蓋の裏に潜んで居たのは、ベビードール姿のアイリスだった。てっきり謝罪して周っているのかと思ったが、アイリスは難を逃れたらしい。だが、それにしたって表情が暗過ぎる。ここはアイリスのお兄ちゃんとして、優しく支えてやらねばなるまい。
「どうしたアイリス?俺のものになるのが待ち切れなくて、自分から夜這いに来ちゃったのか?」
こうして軽くからかってやれば、アイリスは反論してくれるだろう。ここで「私はそんな卑しい女じゃありません!」とでも言い返してくれれば、あとは何となく普段の流れに戻る筈だ。ベッドに誘うのも考えたが、この雰囲気ではどうかと思うし……
「…………カズマ様は、自ら抱かれに来る卑しい女はお嫌いですか?」
なんて考えていた俺の期待は、まさかのアイリスから提案されることとなった。最早お兄ちゃん呼びさえなくなって居るし、これはふざけている場合じゃない。
「えっと……別に嫌いじゃないと思うが……」
「であればどうか!どうかアイリスを妻として可愛がってください!カズマ様の寵愛を、どうか私にも……」
「いや落ち着けってアイリス!なんでそんな必死なんだよ?!そこはムードを作ってからだな?!」
状況が読み込めない俺の元へ、衣服を脱ぎ捨てながらアイリスが迫る。確かに積極的で行動的な娘ではあるが、こんなにも追い詰められた姿は見たことがない。まぁ、そもそもその内容で追い詰められる必要もないのだが、何かあったのは間違いなさそうだ。
「………震えてるじゃないかアイリス。嫁に来てくれるのは嬉しいけど、そんな無理をする必要はないんだぞ?」
「無理くらいします!カズマ様のする事ならなんでも受け入れます!だからどうか……どうか私を妻にしてください!」
アイリスの言う妻と言うのは、恐らく戸籍上の話ではないのだろう。大人っぽく見えるように工夫された化粧に、違和感しかないカズマ様呼び。少しでも大人に見られる様に、無理をしているのがバレバレだ。
「本当に無理なんかしなくて良いんだよ。ほら、いつもみたいにお兄ちゃんって呼んでくれよ。そんな背伸びをしなくたって、アイリスは十分魅力的なんだから……」
「嫌です!妹じゃ嫌なんです!可愛い人形や愛玩動物じゃなくて、私もエリス様のように、女として見て欲しいのです!まだ未熟な身体ですけど、カズマ様の寵愛が欲しいんです!折角愛する人と結ばれるのに、幸せに妥協したくありません!」
俺の胸に縋り付いたアイリスの言葉は、きっと1人の少女の言葉。今まで政治の道具として生きて来たアイリスが、ずっと秘めていた理想の未来。それを俺と叶えたいと言ってくれるなら、俺は元から全力で応えるつもりだ。愛する人と幸福になるのが、俺の理想とする結婚である。
「大丈夫だよアイリス。俺はそのままのアイリスが大好きだし、ちゃんと妻として迎えるつもりだ。アイリスとの子供も望んでる」
「で、でも……お兄様は私を妹だって……妹に発情する変態など居ないので、やはり女として見て貰えてないのだと……」
「い、言われてみれば変態っぽいか……」
うん、それについては全面的に俺が悪い。日本のリアル妹が居ない思春期男子にとって、妹と言うのは憧れの存在だ。だがそれをこの世界の人間が知るはずも無く、妹と言われたら言葉通りに受け取るのだろう。それがアイリスを不安にさせていたのなら、悪いのは全面的に俺である。
「ごめん。それについては引かないで欲しいんだが……………………………俺は妹に欲情します」
「えっ?!そ、それはどういう……」
そりゃ疑問に思う気持ちは分かるが、その性癖を向けていた相手に性癖の説明をするのは正直キツイ。でも、それがアイリスの悩みの原因だし、説明しなきゃ事態は丸く収まらない。仕方ない。多分ドン引きされるだろうが、アイリスが傷付くよりマシだ。既に若干引かれているし、ここは覚悟を決めるとしよう。
「お、俺にとって妹って言うのは、可愛くて愛でたい年下女子って意味なんだ……だからリアルの妹とは違って、身体の関係も望んでるし、子供も作りたいと思ってまして……」
「そ、それを妹と呼んでしまうのは、ちょっと倒錯的過ぎる気が……」
「……ですよね」
確かにそれは正論だし、俺も言い返せる言葉がない。でもそれについては仕方がない。倒錯的だろうがそうじゃ無かろうが、息子が反応するのだから仕方がない。
「で、ではその……不束かな妹ですけど、妻としていっぱい愛してくれますか?」
「あぁ!兄としても旦那としても、本気でアイリスを幸せにする。だから、俺のものになってくれ」
「お兄様……んっ」
俺は半泣きのアイリスを優しく抱き寄せ、そのまま唇を奪った。あまりかっこいい告白にはならなかったが、それでも気持ちは伝わったと思う。俺の胸に優しく添えられた両手が、きっとアイリスの返事なのだから。
…………………
「こんなに硬くなってるなんて……お兄様は本当にエッチなのですね……」
将来への憂いが晴れた事で、アイリスは普段の積極性を取り戻した。具体的には息子を見つめ、奉仕してみたいと言い出す程だ。それについてはとても嬉しいので、勿論反対などしない。言いなりになるのは望んでいないが、尽くしてくれるのは大歓迎だ。
「アイリスのご奉仕が楽しみだからな。アイリスだって興奮してるんだから、それはお互い様だろ?」
「もう、やっぱりお兄様は意地悪です。でも、そんな所も大好きです……んっ……じゅぷっ」
「そ、そんな大胆に……おぉっ!」
そそり勃つ息子を掴んだアイリスは、一切の躊躇なくその先端を咥え込む。そこには高度な技術などないが、可愛い妹の初フェラだ。妹フェチの男子であれば、それだけで身体が悶えてしまう。
「感じてるのですかお兄様?私、ちゃんと気持ち良くできていますか?」
「あぁ、アイリスの初めてのお口奉仕だ。こんなの気持ち良くない筈がないだろ?」
「嬉しいです……それなら、もっともっと頑張っちゃいます……んっ……んくっ」
アイリスは小さなお口をいっぱいに開き、一生懸命に息子を扱いている。その動きはとても単調だが、小さな口内の滑りと熱、そして興奮を隠さぬアイリスの表情が、少しずつ俺を追い詰めていく。まさかこんなにエッチだったとは、ちょっと嬉しい誤算でもある。
「ご、ごめんアイリス……そろそろ……」
「んっ……出してください……お兄様の感じた証……私の中に……」
俺が感じていることに喜びを感じ、アイリスの奉仕が更に熱を増していく。いきなり飲ませるなんて倒錯的にも程があるが、それを意識すると余計に興奮度合いが増してしまう。あっ駄目だ。これでは本当に我慢が出来ない。
「あっ、逝く……アイリスの口で、いくっ!」
「んんっ!」ゴプッ
アイリスの稚拙ながらも熱心な愛撫に、遂に我慢の限界が来た。溢れ出た白濁はアイリスの口内に収まらず、唇の端からベッドを汚す。だがそれでもアイリスは唇を外さず、必死に欲望を受け止めようとする。こんなに必死で尽くしてくれるとは、本当にアイリスは愛おしい女の子だ。
「んっ……お兄様の味……覚えちゃいました……あと、お兄様の感じてる顔も……」
うん、愛おしいと同時にイヤらしい娘だ。まぁ、大好物に違いはないんですけど!
「なら今度は俺の番だな?アイリスも期待してるみたいだし、じっくり楽しませて貰うぞ」
「あっ……私、こんなに濡らして……あっ!」ビクッ
熱心な愛撫に興奮したのか、アイリスの割れ目は既に透明な蜜が溢れている。これなら今直ぐにでも抱けるだろうが、俺だけが奉仕を受けたのではアイリスに申し訳ない。と言うことで、ここからは攻守交代である。
「こんなにたっぷり蜜を垂らして、俺に食べられる気満々だな?」
「そ、それはそうですけど……でも、近くで見られるのは恥ずかし……あっ……んんっ!」ぐちゅっ
濡れた割れ目を間近で見られ、アイリスは羞恥から顔を背けた。だが火照った身体は快楽を求め、開いた両足を閉じようとしない。それなら俺のすべき事は、アイリスの本能に従うことだ。
「だ、駄目ですお兄様……そんな所を、舐めるなんて……」
「アイリスも舐めてくれただろ?それに、俺もアイリスの味を知りたいんだ……」
「あっ!そんな深い所まで舌が……そんな奥まで知られちゃ……あぁん!」
俺の舌技を味わった事で、アイリスの身体は完全に快楽を求める姿勢へと変わった。開いた両足は俺の頭を優しく抱え、空いていた両手はシーツを握った。そして蕩けた両目が俺を見つめ、「もっと欲しい」と訴えかけてくる。言葉で受け取った訳では無いが、これはもう疑う余地などないだろう。俺はアイリスの割れ目に軽くキスをして、舌での愛撫を再開した。
「あっ……お兄様のお口、気持ち良いです……こんなの知ったら、戻れなくなっちゃいます……」
「別にそれで構わないだろ?アイリスが求めてくれるなら、俺は何時でも応えてやるよ……」
「だ、だからってそんな舐め方されたら……本当に癖になっちゃ……あっ、何か来ちゃ……あぁ〜!!」プシュッ
快楽に抗う方法を知らないアイリスの身体は、軽い前戯だけで容易く絶頂へと至ってしまう。別に我慢をさせる気も無かったのだが、ここまで高感度だとじっくり楽しむのも厳しい。俺はアイリスの割れ目に息子を当てて、アイリスからの返事を待った。
「はぁはぁ……遂にこの時が来たんですね……私がお兄様のものになる時が……」
「あぁ、アイリスが良いならこのままする。もしまだ怖いって言うのなら、日を改めたって構わない。俺はアイリスに嫌われたくないし、アイリスの気持ちを尊重するよ」
本当は今直ぐにでも抱いてしまいたい所なのだが、アイリスの割れ目はとても小さく、初めては間違いなく痛いと思う。雰囲気で押し切る方法も無くはないが、それで嫌われたら元も子もない。あと、折角一度きりの初体験なので、アイリスに求められてみたい。
「決まってるじゃないですか……私の初めて、貰ってください……愛しています、カズマお兄ちゃん……」
「………ありがとうアイリス。俺も愛してる」
「あっ……熱くて……硬いのが……あぁん!」
先端に感じる僅かな抵抗は、恐らくアイリスの純潔の証。それを容易く破り捨て、俺達はもっとも深い所で結ばれた。なお、本当はもう少し優しくするつもりだったのだが、お兄ちゃん呼びのせいで少し理性が働かなかった。うん、それについては今度謝ろう。今は素敵な初めてにすべく、頑張る方が重要である。
「全部入ったよアイリス。どこか辛い所はないか?」
「大丈夫だよお兄ちゃん……ほんのちょっとだけ痛かったけど、それ以上に嬉しいの……だから、このまま最後まで愛して……」
などと気丈に応えるアイリスの目には、大量の涙が蓄えられている。いくら幸せな気持ちが勝ろうとも、破瓜の痛みが消える事はない。だがここで治療など以ての外だ。アイリスの覚悟に応えるなら、このまま最後までするのが礼儀である。
「分かったよアイリス。なるべく痛くないようにがんばるけど、辛かったらちゃんと言ってくれ」
「うん、ありがとうお兄ちゃん……あっ、あぁん!」
俺は浅いストロークを繰り返し、アイリスの腟内を優しく小突く。痛みはさほどでも無いようだが、それでも気遣わない訳にはいかない。アイリスは奥でも感じる様なので、取り敢えず摩擦少なめで、じっくりと解していこうと思う。
「可愛いよアイリス。こんなに必死に俺を求めてくれるなんて、魔王を倒した甲斐があったな」
「えへへ、そう言って貰えると嬉しいな……でも、一番の果報者は私だよ……あんなに素敵な奥様が居て、それでも迎えてくれたんだから…」
「そんな情けをかけたみたいに言わないでくれ。俺がアイリスを愛してるから結婚するんだ。他に理由なんて不要だろ?」
むしろ、それについては感謝しないで欲しい。こんなハーレム野郎を好きで居てくれるなんて、むしろ感謝すべきは俺の方だ。
「うん……大好き……私もお兄ちゃんが大好き……あっ……んっ…」
アイリスの声から苦痛が薄れ、少しずつ甘さが混じり始める。腟内は相変わらず狭いままだが、そろそろストロークを伸ばしても良い頃だろう。愛らしく感じるアイリスを前に、いつまでも我慢などしていられない。
「ごめんアイリス。そろそろ本気で抱かせてくれ。待ち侘びていたのは俺も一緒だし、こんなに可愛いアイリスを前に、我慢するのも限界だ」
「いいよ……私の全部、お兄ちゃんにあげる……だから、思い切り気持ち良くなって……あぁん!」
お言葉に甘えて少しストロークを深くすると、より一層絡み付くアイリスの膣壁。痛みによる収縮はなくなったようなので、この感触こそアイリスの個性なのだろう。処女を失ってもこんなに締まる名器とは、どこまでも末恐ろしい王女様である。
「愛してるよアイリス。王女とか勇者なんてどうでも良い。ただアイリスだから愛してる」
「私も……私も英雄なんていらない……お兄ちゃんだから、カズマお兄ちゃんだから愛してる!」
もはや限界まで昂った身体で、必死に絞り出した愛の告白。それは快楽の増幅器となり、俺の余裕を容易く奪う。だが、今はその方が都合が良い。締まり良し感度良しのアイリスの身体は、そろそろ限界を迎えるだろう。新婚初夜で花嫁を壊す訳にはいかないので、そっちの方が好都合だ。
「俺も一緒に逝くぞアイリス。当然、このまま出して良いんだよな!」
「きて!私の一番深い所できて!お兄ちゃんの子供が欲しいの!」
お互いに限界間近となれば、もはや我慢などする意味はない。アイリスは両手両足で俺にしがみつき、恥も臆面もなく俺の精液を求めている。こんな所まで俺好みとは、本当に満点の妹だな。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!もう私……だめぇ!」
「くっ!」
どくんっ、どぷっ…
激しく痙攣するアイリスの膣内へ、容赦なく注がれる熱い白濁。極度の緊張と興奮に疲労した俺達は、その絶頂の余韻に身を任せ、その意識を手放した。
………………………………
「いやはや、これは困った事になってしまったな」
翌日、部屋を出た俺達が呼び出されたのは、まさかの国王のいる謁見の間だった。取り敢えず国王が無事で良かったが、今はそれよりその言葉が気になる。アイリスが俺の部屋に居るのも把握していたし、アイリスを焚き付けたのは国王なのではなかろうか……
「婚礼はこれからだと言うのに、まさかアイリスが異性と同衾するとは、しかも私に石をぶつけたのはアイリスの側近……これは王家として許されぬ失態ではないか?」
「も、申し訳ございません……」
あっ、これひょっとしてやらかしたパターンか?!愛があればオッケーみたいな感覚で抱いてしまったけど、未婚の王女の処女を奪うとか、良く考えなくても重罪だ。俺が貰う予定だったけど、その言い分だとアルダープ理論もオッケーになる。まぁ、クレアについては反論無い。あんなの殆ど岩だったし、間違いなく殺意はあったと思う。
「よって、本日をもってアイリスからは王位を剥奪とする。2度と王族としての権威を振るうことは許さん。この意味が分かるな?」
国王の下した判決は、あまりにも重く厳しいものだった。そりゃ政略結婚に使おうとしてた娘な訳だし、未婚で非処女じゃ価値が無い。なんて建前が必要なのだろう。アイリスを自由にする為には……
「お父様、ありが……」
バァン!
「おい国王!アイリスを散々利用しておきながら、カズマの物になったらポイですか?!王族とは、そんなにも薄情な連中なのですか!」
「流石にそれはあんまりです!カズマさんがエッチなのが原因なのですし、アイリスちゃんは悪くありません!」
「まぁ、流石に手が早すぎる気はするけど、だとしてもそれは重過ぎるんじゃないかな?今日から家族の一員なのだから、私達にも口出しする権利はあるよね?」
「いや落ち着けお前たち!ちゃんと国王にも考えがあっての事だ!すみません!直ぐに馬鹿な紅魔族を連れて帰りますので!」
国王の判決が聞こえたのか、ドアをブチ破り馬鹿共がなだれ込んで来た。多分良い感じの流れになる筈だったのだろうが、こいつらは本当に空気が読めない。
「直ぐにつまみ出せ。これは王の勅命である。汝らの入る余地など……」
「じゃあ、女神の入る余地はあるかしら?」
「聖女の介入余地はございますか?」
「あっ、すまんカズマくん。やっぱり君の方で止めてくれない?なんか私の軍まで奪われてるし、このままじゃマジで世代交代しちゃう」
「…………すみません!直ぐに止めてきます!」
皆がアイリスを好きなのは理解するけど、セレナとウォルバクは察する側に居てくれませんか?!
……………………
「では、改めてアイリスより王位を剥奪する。以降は王族として振る舞う事は許されないが、この裁きに異論はないな?」
「ありません。寛大な処置に感謝いたします」
「「「「「めんどくさいやり取り」」」」」
「みんな本当に空気読んで?」
ちょっぴり話が右往左往したが、王様が言いたかったのは「これからは自由に生きなさい」って事だ。ただそれだけを伝えたかっただけだと言うのに、立場とは実に面倒なものだ。
「では、国王様。私はアイリス様の監視役として、引き続きアイリス様にお仕えすればよろしいでしょうか?」
「そうだな。娘はもはや王族ではない。私からのお小遣いを超え、国庫に手を出せば重罪だ。コールスロー・スカイレインには、引き続き監視の任を任せるとしよう」
「拝命したします。また近況報告に載せておきますね?」
「あぁ、それで構わん。急ぎの連絡は病気や怪我さえ分かれば良い」
でも、厳しくも温かい人なのは何となく分かる。アイリスを大切にしたいと思っていることも、それが王族ゆえに出来ないことも、それに歯痒さを感じていることも……
「ではサトウカズマ、そしてその親族諸君。改めて言おう………王女ではなく、娘をどうか……よろしく頼む」
「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」
俺達は王様に見送られ、アイリスと一緒に王都を後にした。最初から最後まで王様の掌の上だったのは少し癪だが、全てアイリスの為だったのでは納得するしかないと思う。
「お兄様!今日からずっと一緒ですね!」
「あぁ、もう王女様じゃないんだから、一緒に何処へでも行けるな」
「駄目ですよカズマ様。アイリス様の影響力は健在なのですから、当面は大人しく……って、2人して耳を塞がないでください!まったく、本当に悪い所ばかり似て……」
ちなみにまだ帰って来てないようだが、クレアにはそのうち飯でも奢ろう。アイリスの為に謀反者まで演じたのだから、少しくらい労ってもバチは当たらないはずだ。
「あっ、そう言えば法務部から言伝がありますよ。命令してもいないのに国王の脳天に投石した馬鹿を1名預かっているので、保釈金持って引き取りに来いとのことでした」
「えっ、あれってヤラセじゃなかったの?!」
「えぇ、クレアだけは完全に自主的にだったので、私も本気で焦りまして……」
あいつ本当に何してくれてんの?!自主的に謀反起こすって何?!というか良く処刑されてねぇな!
「今までは王族関係者だったので見逃されてきたのですが、流石にもう見逃せないとの事で、各所への補填と保釈金、そして慰謝料と罰金で、大体二億は必要になるかと……」
「すみませんお兄様……本当なら私がお支払いする所なのですが、お小遣いの身ではそんな大金は……」
「大丈夫ですよアイリス様。カズマ様は甲斐性のある男性です。きっと使用人の生活も保障してくれますし、屋敷の維持費も出してくれますよ?」
「本当ですかお兄様?!国庫に手を出せないので不安でしたが、まさかそんなにも財力が?!」
「………まぁ、任せとけ!」(イケボ)
この世界においてレアケースである、地雷要素のない美少女ヒロイン。エリスに続いて2人目かと思っていたアイリスだったが、この世界にそんな美味しい話は転がってなど居ない。まぁ、そんな事だろうとは思ってたよ。俺が痛い目をみない結末なんて、そんなの夢くらいしかありえないからね!
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
最近ラブ成分少なめだったので、アイリス加入でラブコメ要素を増やそうと思ってます。いつまでもダラダラ続けているアホ作品ですが、今後も気長に付き合って頂けると有り難いです。なお、次回はガッツリコメディ回です。ごめんね!