※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。

良くもまぁここまで引っ張ったと思いますが、ここでまさかのアイリス回です。正統派ヒロインはちょい苦手ですが、なるべくふざけずお送りします。

またお暇な時にでも、お付き合いください。


第四十八夜目、鳥籠の外の王女様

アイリス生誕祭。それは第一王女の生誕を祝い、国の繁栄を願う祭り。アイリスを見たいと集まる国民がとても多く、平民の参加率が最も多い祭りでもある。しかも今年はとある都合で、参加者は例年の2倍まで増えた。その都合と言うのが……

 

「アイリスが14歳を迎えた本日、娘は英雄サトウカズマの元へと嫁ぐ。王都の諸君はどうか盛大に送り出して欲しい。そして、サトウカズマよ………王女を頼むぞ」

 

「大切にします」

 

「「「「「おぉー!」」」」」

 

14歳を迎えたアイリスの、俺との成婚を見届ける為。そして………

 

「なんて認めるかクソが!」「死ね!このハーレム野郎!」「アイリス様は辞退しろや!」「エリス様だけで十分過ぎるだろうが!!」

 

「ちょっ!英雄に物を投げないでください!クレア!早くこの場を収め……って貴方も投げる側なんですか?!」

 

王女まで娶った俺に向かって、石を投げ付ける為である。

 

…………ちょっと真面目なキャラ紹介…………

 

サトウカズマ

皆大好き?主人公。アイリスをずっと妹扱いして居るが、それはフェチとかプレイ的なもの。実はメチャクチャ性的に見ており、今日という日を待ち侘びていた。エロゲを買ったら全ヒロイン抜くのが礼儀としている。

 

アイリス

皆の妹で第一王女。ずっと妹扱いだったので、結婚後に妻として扱われるか不安に思っている。が、あいつは究極の雑食なのでその悩みは無駄である。

 

エリス

本作のメインヒロイン。そりゃ指輪の件は私がきっかけですし、魔王討伐も私が焚き付けた事ですし、王女本人もこんなに望んでいて、駄目なんて言えるはずありませんよね……って愚痴りながら昨晩は3回で許してくれた。

 

筈なのだが、やり過ぎそうだからって翌朝3回搾られた。

 

……………てな訳で本編……………

 

「久々に物理的に死ぬかと思った……あいつら本気で投げ過ぎだろ……」

 

民衆の投石は苛烈を極め、俺は死さえも覚悟した。だが、会心の一投が何故か国王を直撃。我に返ったクレアが指揮を執り、暴動は無事鎮圧した。だが国王が重傷を負った事で式典は中止。俺たちは急遽、アイリスの用意したホテルで過ごす事になった。

 

「ねぇ、高いお酒が飲めるって言うからオシャレして来たんですけど?それなのに内輪揉めで中止ってどういうこと?私達だって暇じゃないんですけど!」

 

「アクアは3日くらいゴロゴロしてたろ……」

 

「そうですよ!食べてない料理も沢山あったのに、これが王族のおもてなしですか?!」

 

「めぐみんはタッパーにも料理詰めてただろ……」

 

「こんな警備で良く魔王に勝てたわね?あんなガバガバの警備体制じゃ、爆裂魔法も撃ち放題よ!」

 

「ウォルバクがそれ言うと怖いから辞めて?」

 

「本当に申し訳ございません。我々が至らなかったばっかりに……」

 

「いやレインは悪くないから、取り敢えずクレアに謝らせてくれ」

 

あの暴動が開式直後だった事もあり、参加者からはブーイングの嵐。城に勤める全ての人間が、謝罪と補填に走り回っているそうだ。これでクレアがクビにならないのは、もはや何かの冗談かと思う。

 

「皆様のことは王城にてもてなせとの命を受けております。パーティールームには本日の料理とお酒も用意が有りますので、そちらでご満足いただければと……」

 

「まぁ、たまには謀反が起きる事もあるわよね!最高司教を決める時なんて、そこら辺で謀反が起きていたし!」

 

「反逆の炎は誰の心にも宿るもの。ただ、今回はそれがクレアだった……不幸な事故だったと思います」

 

「いや流石に手のひら返し過ぎだろ。あとアクシズ教と紅魔族を基準にすんな。これ間違いなく大事件だからな」

 

結果的に死人は出なかったが、だとしても国王の暗殺未遂だ。以前王族への言葉遣い1つで俺に斬りかかった癖に、本当にクレアは何をしているのか……

 

「しかし、まさかあれ程の貴族達が石を投げるとは、カズマ様の嫌われっぷりが凄いのか、アイリス様の愛されっぷりが凄いのか……」

 

「おいセレナ。なんで俺の嫌われっぷりが先?アイリスが愛されてるからだろ?」

 

「……そっすね」 

 

素が漏れとる!いや分かってるよ!どうせ俺の悪評のせいなんだろ!式典が中止になった事で、アイリスが救われたとか思われてんだろ!

 

「畜生!俺はもう部屋で寝る!今日の料理はレシピだけ貰っといてくれ!」

 

「か、かしこまりました……レシピなのですね……」

 

うん、自分で作れば熱々だからな。

 

…………

 

「はぁ……本当なら今頃アイリスが隣に居たはずなのに、豪華な一人部屋が余計に寂しい……」

 

取り敢えず風呂と歯磨きを済ませ、俺は用意された寝室へと向かった。部屋には天蓋付きの豪華なベッドが置かれているが、1人で使うには余りにもデカく、むしろ寂しさが増しそうである。

 

「それは愛する女性として、私を側に置きたいってことでしょうか?」

 

「あぁ、そりゃ当然……ってアイリス?!」

 

その天蓋の裏に潜んで居たのは、ベビードール姿のアイリスだった。てっきり謝罪して周っているのかと思ったが、アイリスは難を逃れたらしい。だが、それにしたって表情が暗過ぎる。ここはアイリスのお兄ちゃんとして、優しく支えてやらねばなるまい。

 

「どうしたアイリス?俺のものになるのが待ち切れなくて、自分から夜這いに来ちゃったのか?」

 

こうして軽くからかってやれば、アイリスは反論してくれるだろう。ここで「私はそんな卑しい女じゃありません!」とでも言い返してくれれば、あとは何となく普段の流れに戻る筈だ。ベッドに誘うのも考えたが、この雰囲気ではどうかと思うし……

 

「…………カズマ様は、自ら抱かれに来る卑しい女はお嫌いですか?」

 

なんて考えていた俺の期待は、まさかのアイリスから提案されることとなった。最早お兄ちゃん呼びさえなくなって居るし、これはふざけている場合じゃない。

 

「えっと……別に嫌いじゃないと思うが……」

 

「であればどうか!どうかアイリスを妻として可愛がってください!カズマ様の寵愛を、どうか私にも……」

 

「いや落ち着けってアイリス!なんでそんな必死なんだよ?!そこはムードを作ってからだな?!」

 

状況が読み込めない俺の元へ、衣服を脱ぎ捨てながらアイリスが迫る。確かに積極的で行動的な娘ではあるが、こんなにも追い詰められた姿は見たことがない。まぁ、そもそもその内容で追い詰められる必要もないのだが、何かあったのは間違いなさそうだ。

 

「………震えてるじゃないかアイリス。嫁に来てくれるのは嬉しいけど、そんな無理をする必要はないんだぞ?」

 

「無理くらいします!カズマ様のする事ならなんでも受け入れます!だからどうか……どうか私を妻にしてください!」

 

アイリスの言う妻と言うのは、恐らく戸籍上の話ではないのだろう。大人っぽく見えるように工夫された化粧に、違和感しかないカズマ様呼び。少しでも大人に見られる様に、無理をしているのがバレバレだ。

 

「本当に無理なんかしなくて良いんだよ。ほら、いつもみたいにお兄ちゃんって呼んでくれよ。そんな背伸びをしなくたって、アイリスは十分魅力的なんだから……」

 

「嫌です!妹じゃ嫌なんです!可愛い人形や愛玩動物じゃなくて、私もエリス様のように、女として見て欲しいのです!まだ未熟な身体ですけど、カズマ様の寵愛が欲しいんです!折角愛する人と結ばれるのに、幸せに妥協したくありません!」

 

俺の胸に縋り付いたアイリスの言葉は、きっと1人の少女の言葉。今まで政治の道具として生きて来たアイリスが、ずっと秘めていた理想の未来。それを俺と叶えたいと言ってくれるなら、俺は元から全力で応えるつもりだ。愛する人と幸福になるのが、俺の理想とする結婚である。

 

「大丈夫だよアイリス。俺はそのままのアイリスが大好きだし、ちゃんと妻として迎えるつもりだ。アイリスとの子供も望んでる」

 

「で、でも……お兄様は私を妹だって……妹に発情する変態など居ないので、やはり女として見て貰えてないのだと……」

 

「い、言われてみれば変態っぽいか……」

 

うん、それについては全面的に俺が悪い。日本のリアル妹が居ない思春期男子にとって、妹と言うのは憧れの存在だ。だがそれをこの世界の人間が知るはずも無く、妹と言われたら言葉通りに受け取るのだろう。それがアイリスを不安にさせていたのなら、悪いのは全面的に俺である。

 

「ごめん。それについては引かないで欲しいんだが……………………………俺は妹に欲情します」

 

「えっ?!そ、それはどういう……」

 

そりゃ疑問に思う気持ちは分かるが、その性癖を向けていた相手に性癖の説明をするのは正直キツイ。でも、それがアイリスの悩みの原因だし、説明しなきゃ事態は丸く収まらない。仕方ない。多分ドン引きされるだろうが、アイリスが傷付くよりマシだ。既に若干引かれているし、ここは覚悟を決めるとしよう。

 

「お、俺にとって妹って言うのは、可愛くて愛でたい年下女子って意味なんだ……だからリアルの妹とは違って、身体の関係も望んでるし、子供も作りたいと思ってまして……」

 

「そ、それを妹と呼んでしまうのは、ちょっと倒錯的過ぎる気が……」

 

「……ですよね」

 

確かにそれは正論だし、俺も言い返せる言葉がない。でもそれについては仕方がない。倒錯的だろうがそうじゃ無かろうが、息子が反応するのだから仕方がない。

 

「で、ではその……不束かな妹ですけど、妻としていっぱい愛してくれますか?」

 

「あぁ!兄としても旦那としても、本気でアイリスを幸せにする。だから、俺のものになってくれ」

 

「お兄様……んっ」

 

俺は半泣きのアイリスを優しく抱き寄せ、そのまま唇を奪った。あまりかっこいい告白にはならなかったが、それでも気持ちは伝わったと思う。俺の胸に優しく添えられた両手が、きっとアイリスの返事なのだから。

 

…………………

 

「こんなに硬くなってるなんて……お兄様は本当にエッチなのですね……」

 

将来への憂いが晴れた事で、アイリスは普段の積極性を取り戻した。具体的には息子を見つめ、奉仕してみたいと言い出す程だ。それについてはとても嬉しいので、勿論反対などしない。言いなりになるのは望んでいないが、尽くしてくれるのは大歓迎だ。

 

「アイリスのご奉仕が楽しみだからな。アイリスだって興奮してるんだから、それはお互い様だろ?」

 

「もう、やっぱりお兄様は意地悪です。でも、そんな所も大好きです……んっ……じゅぷっ」

 

「そ、そんな大胆に……おぉっ!」

 

そそり勃つ息子を掴んだアイリスは、一切の躊躇なくその先端を咥え込む。そこには高度な技術などないが、可愛い妹の初フェラだ。妹フェチの男子であれば、それだけで身体が悶えてしまう。

 

「感じてるのですかお兄様?私、ちゃんと気持ち良くできていますか?」

 

「あぁ、アイリスの初めてのお口奉仕だ。こんなの気持ち良くない筈がないだろ?」

 

「嬉しいです……それなら、もっともっと頑張っちゃいます……んっ……んくっ」

 

アイリスは小さなお口をいっぱいに開き、一生懸命に息子を扱いている。その動きはとても単調だが、小さな口内の滑りと熱、そして興奮を隠さぬアイリスの表情が、少しずつ俺を追い詰めていく。まさかこんなにエッチだったとは、ちょっと嬉しい誤算でもある。

 

「ご、ごめんアイリス……そろそろ……」

 

「んっ……出してください……お兄様の感じた証……私の中に……」

 

俺が感じていることに喜びを感じ、アイリスの奉仕が更に熱を増していく。いきなり飲ませるなんて倒錯的にも程があるが、それを意識すると余計に興奮度合いが増してしまう。あっ駄目だ。これでは本当に我慢が出来ない。

 

「あっ、逝く……アイリスの口で、いくっ!」

 

「んんっ!」ゴプッ

 

アイリスの稚拙ながらも熱心な愛撫に、遂に我慢の限界が来た。溢れ出た白濁はアイリスの口内に収まらず、唇の端からベッドを汚す。だがそれでもアイリスは唇を外さず、必死に欲望を受け止めようとする。こんなに必死で尽くしてくれるとは、本当にアイリスは愛おしい女の子だ。

 

「んっ……お兄様の味……覚えちゃいました……あと、お兄様の感じてる顔も……」

 

うん、愛おしいと同時にイヤらしい娘だ。まぁ、大好物に違いはないんですけど!

 

「なら今度は俺の番だな?アイリスも期待してるみたいだし、じっくり楽しませて貰うぞ」

 

「あっ……私、こんなに濡らして……あっ!」ビクッ

 

熱心な愛撫に興奮したのか、アイリスの割れ目は既に透明な蜜が溢れている。これなら今直ぐにでも抱けるだろうが、俺だけが奉仕を受けたのではアイリスに申し訳ない。と言うことで、ここからは攻守交代である。

 

「こんなにたっぷり蜜を垂らして、俺に食べられる気満々だな?」

 

「そ、それはそうですけど……でも、近くで見られるのは恥ずかし……あっ……んんっ!」ぐちゅっ

 

濡れた割れ目を間近で見られ、アイリスは羞恥から顔を背けた。だが火照った身体は快楽を求め、開いた両足を閉じようとしない。それなら俺のすべき事は、アイリスの本能に従うことだ。

 

「だ、駄目ですお兄様……そんな所を、舐めるなんて……」

 

「アイリスも舐めてくれただろ?それに、俺もアイリスの味を知りたいんだ……」

 

「あっ!そんな深い所まで舌が……そんな奥まで知られちゃ……あぁん!」

 

俺の舌技を味わった事で、アイリスの身体は完全に快楽を求める姿勢へと変わった。開いた両足は俺の頭を優しく抱え、空いていた両手はシーツを握った。そして蕩けた両目が俺を見つめ、「もっと欲しい」と訴えかけてくる。言葉で受け取った訳では無いが、これはもう疑う余地などないだろう。俺はアイリスの割れ目に軽くキスをして、舌での愛撫を再開した。

 

「あっ……お兄様のお口、気持ち良いです……こんなの知ったら、戻れなくなっちゃいます……」

 

「別にそれで構わないだろ?アイリスが求めてくれるなら、俺は何時でも応えてやるよ……」

 

「だ、だからってそんな舐め方されたら……本当に癖になっちゃ……あっ、何か来ちゃ……あぁ〜!!」プシュッ

 

快楽に抗う方法を知らないアイリスの身体は、軽い前戯だけで容易く絶頂へと至ってしまう。別に我慢をさせる気も無かったのだが、ここまで高感度だとじっくり楽しむのも厳しい。俺はアイリスの割れ目に息子を当てて、アイリスからの返事を待った。

 

「はぁはぁ……遂にこの時が来たんですね……私がお兄様のものになる時が……」

 

「あぁ、アイリスが良いならこのままする。もしまだ怖いって言うのなら、日を改めたって構わない。俺はアイリスに嫌われたくないし、アイリスの気持ちを尊重するよ」

 

本当は今直ぐにでも抱いてしまいたい所なのだが、アイリスの割れ目はとても小さく、初めては間違いなく痛いと思う。雰囲気で押し切る方法も無くはないが、それで嫌われたら元も子もない。あと、折角一度きりの初体験なので、アイリスに求められてみたい。

 

「決まってるじゃないですか……私の初めて、貰ってください……愛しています、カズマお兄ちゃん……」

 

「………ありがとうアイリス。俺も愛してる」

 

「あっ……熱くて……硬いのが……あぁん!」

 

先端に感じる僅かな抵抗は、恐らくアイリスの純潔の証。それを容易く破り捨て、俺達はもっとも深い所で結ばれた。なお、本当はもう少し優しくするつもりだったのだが、お兄ちゃん呼びのせいで少し理性が働かなかった。うん、それについては今度謝ろう。今は素敵な初めてにすべく、頑張る方が重要である。

 

「全部入ったよアイリス。どこか辛い所はないか?」

 

「大丈夫だよお兄ちゃん……ほんのちょっとだけ痛かったけど、それ以上に嬉しいの……だから、このまま最後まで愛して……」

 

などと気丈に応えるアイリスの目には、大量の涙が蓄えられている。いくら幸せな気持ちが勝ろうとも、破瓜の痛みが消える事はない。だがここで治療など以ての外だ。アイリスの覚悟に応えるなら、このまま最後までするのが礼儀である。

 

「分かったよアイリス。なるべく痛くないようにがんばるけど、辛かったらちゃんと言ってくれ」

 

「うん、ありがとうお兄ちゃん……あっ、あぁん!」

 

俺は浅いストロークを繰り返し、アイリスの腟内を優しく小突く。痛みはさほどでも無いようだが、それでも気遣わない訳にはいかない。アイリスは奥でも感じる様なので、取り敢えず摩擦少なめで、じっくりと解していこうと思う。

 

「可愛いよアイリス。こんなに必死に俺を求めてくれるなんて、魔王を倒した甲斐があったな」

 

「えへへ、そう言って貰えると嬉しいな……でも、一番の果報者は私だよ……あんなに素敵な奥様が居て、それでも迎えてくれたんだから…」

 

「そんな情けをかけたみたいに言わないでくれ。俺がアイリスを愛してるから結婚するんだ。他に理由なんて不要だろ?」

 

むしろ、それについては感謝しないで欲しい。こんなハーレム野郎を好きで居てくれるなんて、むしろ感謝すべきは俺の方だ。

 

「うん……大好き……私もお兄ちゃんが大好き……あっ……んっ…」

 

アイリスの声から苦痛が薄れ、少しずつ甘さが混じり始める。腟内は相変わらず狭いままだが、そろそろストロークを伸ばしても良い頃だろう。愛らしく感じるアイリスを前に、いつまでも我慢などしていられない。

 

「ごめんアイリス。そろそろ本気で抱かせてくれ。待ち侘びていたのは俺も一緒だし、こんなに可愛いアイリスを前に、我慢するのも限界だ」

 

「いいよ……私の全部、お兄ちゃんにあげる……だから、思い切り気持ち良くなって……あぁん!」

 

お言葉に甘えて少しストロークを深くすると、より一層絡み付くアイリスの膣壁。痛みによる収縮はなくなったようなので、この感触こそアイリスの個性なのだろう。処女を失ってもこんなに締まる名器とは、どこまでも末恐ろしい王女様である。

 

「愛してるよアイリス。王女とか勇者なんてどうでも良い。ただアイリスだから愛してる」

 

「私も……私も英雄なんていらない……お兄ちゃんだから、カズマお兄ちゃんだから愛してる!」

 

もはや限界まで昂った身体で、必死に絞り出した愛の告白。それは快楽の増幅器となり、俺の余裕を容易く奪う。だが、今はその方が都合が良い。締まり良し感度良しのアイリスの身体は、そろそろ限界を迎えるだろう。新婚初夜で花嫁を壊す訳にはいかないので、そっちの方が好都合だ。

 

「俺も一緒に逝くぞアイリス。当然、このまま出して良いんだよな!」

 

「きて!私の一番深い所できて!お兄ちゃんの子供が欲しいの!」

 

お互いに限界間近となれば、もはや我慢などする意味はない。アイリスは両手両足で俺にしがみつき、恥も臆面もなく俺の精液を求めている。こんな所まで俺好みとは、本当に満点の妹だな。

 

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!もう私……だめぇ!」

 

「くっ!」

 

どくんっ、どぷっ…

 

激しく痙攣するアイリスの膣内へ、容赦なく注がれる熱い白濁。極度の緊張と興奮に疲労した俺達は、その絶頂の余韻に身を任せ、その意識を手放した。

 

………………………………

 

「いやはや、これは困った事になってしまったな」

 

翌日、部屋を出た俺達が呼び出されたのは、まさかの国王のいる謁見の間だった。取り敢えず国王が無事で良かったが、今はそれよりその言葉が気になる。アイリスが俺の部屋に居るのも把握していたし、アイリスを焚き付けたのは国王なのではなかろうか……

 

「婚礼はこれからだと言うのに、まさかアイリスが異性と同衾するとは、しかも私に石をぶつけたのはアイリスの側近……これは王家として許されぬ失態ではないか?」

 

「も、申し訳ございません……」

 

あっ、これひょっとしてやらかしたパターンか?!愛があればオッケーみたいな感覚で抱いてしまったけど、未婚の王女の処女を奪うとか、良く考えなくても重罪だ。俺が貰う予定だったけど、その言い分だとアルダープ理論もオッケーになる。まぁ、クレアについては反論無い。あんなの殆ど岩だったし、間違いなく殺意はあったと思う。

 

「よって、本日をもってアイリスからは王位を剥奪とする。2度と王族としての権威を振るうことは許さん。この意味が分かるな?」

 

国王の下した判決は、あまりにも重く厳しいものだった。そりゃ政略結婚に使おうとしてた娘な訳だし、未婚で非処女じゃ価値が無い。なんて建前が必要なのだろう。アイリスを自由にする為には……

 

「お父様、ありが……」

 

バァン!

「おい国王!アイリスを散々利用しておきながら、カズマの物になったらポイですか?!王族とは、そんなにも薄情な連中なのですか!」

 

「流石にそれはあんまりです!カズマさんがエッチなのが原因なのですし、アイリスちゃんは悪くありません!」

 

「まぁ、流石に手が早すぎる気はするけど、だとしてもそれは重過ぎるんじゃないかな?今日から家族の一員なのだから、私達にも口出しする権利はあるよね?」

 

「いや落ち着けお前たち!ちゃんと国王にも考えがあっての事だ!すみません!直ぐに馬鹿な紅魔族を連れて帰りますので!」

 

国王の判決が聞こえたのか、ドアをブチ破り馬鹿共がなだれ込んで来た。多分良い感じの流れになる筈だったのだろうが、こいつらは本当に空気が読めない。

 

「直ぐにつまみ出せ。これは王の勅命である。汝らの入る余地など……」

 

「じゃあ、女神の入る余地はあるかしら?」

 

「聖女の介入余地はございますか?」

 

「あっ、すまんカズマくん。やっぱり君の方で止めてくれない?なんか私の軍まで奪われてるし、このままじゃマジで世代交代しちゃう」

 

「…………すみません!直ぐに止めてきます!」

 

皆がアイリスを好きなのは理解するけど、セレナとウォルバクは察する側に居てくれませんか?!

 

……………………

 

「では、改めてアイリスより王位を剥奪する。以降は王族として振る舞う事は許されないが、この裁きに異論はないな?」

 

「ありません。寛大な処置に感謝いたします」

 

「「「「「めんどくさいやり取り」」」」」

 

「みんな本当に空気読んで?」

 

ちょっぴり話が右往左往したが、王様が言いたかったのは「これからは自由に生きなさい」って事だ。ただそれだけを伝えたかっただけだと言うのに、立場とは実に面倒なものだ。

 

「では、国王様。私はアイリス様の監視役として、引き続きアイリス様にお仕えすればよろしいでしょうか?」

 

「そうだな。娘はもはや王族ではない。私からのお小遣いを超え、国庫に手を出せば重罪だ。コールスロー・スカイレインには、引き続き監視の任を任せるとしよう」

 

「拝命したします。また近況報告に載せておきますね?」

 

「あぁ、それで構わん。急ぎの連絡は病気や怪我さえ分かれば良い」

 

でも、厳しくも温かい人なのは何となく分かる。アイリスを大切にしたいと思っていることも、それが王族ゆえに出来ないことも、それに歯痒さを感じていることも……

 

「ではサトウカズマ、そしてその親族諸君。改めて言おう………王女ではなく、娘をどうか……よろしく頼む」

 

「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」

 

俺達は王様に見送られ、アイリスと一緒に王都を後にした。最初から最後まで王様の掌の上だったのは少し癪だが、全てアイリスの為だったのでは納得するしかないと思う。

 

「お兄様!今日からずっと一緒ですね!」

 

「あぁ、もう王女様じゃないんだから、一緒に何処へでも行けるな」

 

「駄目ですよカズマ様。アイリス様の影響力は健在なのですから、当面は大人しく……って、2人して耳を塞がないでください!まったく、本当に悪い所ばかり似て……」

 

ちなみにまだ帰って来てないようだが、クレアにはそのうち飯でも奢ろう。アイリスの為に謀反者まで演じたのだから、少しくらい労ってもバチは当たらないはずだ。

 

「あっ、そう言えば法務部から言伝がありますよ。命令してもいないのに国王の脳天に投石した馬鹿を1名預かっているので、保釈金持って引き取りに来いとのことでした」

 

「えっ、あれってヤラセじゃなかったの?!」

 

「えぇ、クレアだけは完全に自主的にだったので、私も本気で焦りまして……」

 

あいつ本当に何してくれてんの?!自主的に謀反起こすって何?!というか良く処刑されてねぇな!

 

「今までは王族関係者だったので見逃されてきたのですが、流石にもう見逃せないとの事で、各所への補填と保釈金、そして慰謝料と罰金で、大体二億は必要になるかと……」

 

「すみませんお兄様……本当なら私がお支払いする所なのですが、お小遣いの身ではそんな大金は……」

 

「大丈夫ですよアイリス様。カズマ様は甲斐性のある男性です。きっと使用人の生活も保障してくれますし、屋敷の維持費も出してくれますよ?」

 

「本当ですかお兄様?!国庫に手を出せないので不安でしたが、まさかそんなにも財力が?!」

 

「………まぁ、任せとけ!」(イケボ)

 

この世界においてレアケースである、地雷要素のない美少女ヒロイン。エリスに続いて2人目かと思っていたアイリスだったが、この世界にそんな美味しい話は転がってなど居ない。まぁ、そんな事だろうとは思ってたよ。俺が痛い目をみない結末なんて、そんなの夢くらいしかありえないからね!

 

 




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

最近ラブ成分少なめだったので、アイリス加入でラブコメ要素を増やそうと思ってます。いつまでもダラダラ続けているアホ作品ですが、今後も気長に付き合って頂けると有り難いです。なお、次回はガッツリコメディ回です。ごめんね!
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