エキドナが個人的にお気に入りで、ちょくちょくギャグ要員で出しています。するとたまに『抱かないの?』ってツッコミをいただきます。まぁ、スバル君は浮気しないキャラだし、ロズワールは眼中になさそうって事で、そろそろ1回分からせても良いでしょう。
このすばキャラではありませんが、またお暇な時にでもお付き合いください。
強欲の魔女、エキドナ。全知の権能を持つ彼女は、生前最も多くの逸話を残した魔女だ。だがその権能は工程を知る事が出来ず、逸話と共にいくつもの悲劇を招いた人物でもある。と言ってもそれは生前の話で、今となっては迷惑をかける相手も居ない。と言うのが歴史の解釈である。
「来て貰って悪いわねカズマ。今回はあの白いのの件で相談があって……」
「エキドナって白いのって呼ばれてんだ……」
だが、死んでなお彼女は今1人ではない。ここに居る大罪魔女と特殊な空間に住んでおり……
「アンタにしか解決できないってんで、来て貰ったわけさね……」
「しかもセクメトまで一緒なのか……で、一体何が問題なんだ?」
「「エキドナのセクハラが酷すぎる(さね)!!」」
他の魔女の方々には、結構な迷惑をかけているらしい。
……………今更すぎるキャラ紹介……………
エキドナ
強欲の魔女。権能であらゆる知識を知ることが可能だが、権能では工程を知る事が出来ず知識欲が満たされない。カズマと契約したらどうなるかを権能で調べてみた所、カズマに甘える淫らな自分が見えたので興味が爆発。あらゆる手を用いて契約を迫ろうとしている。ちなみに処女だが感度良し、更に押しに弱くて濡れやすい為、淫魔に抱かれたら普通に落ちる。
サトウカズマ
色欲と強欲と怠惰と色欲と嫉妬と色欲と色欲の権化。エキドナの見た目は嫌いじゃないが、キャラが露骨に地雷なので距離を置いている。周りに居るヒロインがアレな為、大罪魔女を多少個性的って程度に考えている。
ミネルヴァ
憤怒の魔女にしてエキドナ被害者の会筆頭。人が傷付く戦争を終わらせたとして、カズマをそれなりに評価している。カズマ好みの善良な性格であるため、エキドナからセクハラ被害を受けている。なお、コイツがカズマに堕ちた場合、「良いから抱き締めて……」「まだアンタの全部は好きじゃないんだから……」「まぁ、えっちくらいは許してあげるけど……」と甘々ツンデレになるらしい。
セクメト
怠惰の魔女にしてエキドナ被害者の会の会員。楽な生活の為に色んなアイテムを作る怠惰なカズマがお気に入り。身体がエロいのでエキドナのセクハラ被害を受けている。コイツがカズマに堕ちた場合、「アンタが使う身体なんだ、しっかり手入れしとくれよ……」「馬鹿……やり過ぎってのがわからないのかい……」「別に嫌とはいってないさね……」と甘え上手になるらしい。
…………てな訳で本編…………
「大罪の魔女がセクハラに困るって……流石に理由がしょうもなさ過ぎるだろ……」
生命が軽過ぎる神々の世界では、亡くなった魔女さえゲストとしてパーティー会場に呼ばれたりする。そりゃ神々からしたら魔女だって大した存在ではなく、居たら面白い位の感覚なのだろう。それについては別に良い。スバルの世界の魔女達の方が、うちの馬鹿より話は分かる。
「良くない!あいつ自分が堕ちる未来どころか、私達が堕ちる未来まで模索してんのよ?!それでミネルヴァは愛され上手だとか、セクメトは甘え上手だとか、同性だってセクハラは成立するんだからね!!」
「初なミネルヴァは濁しちゃいるが、話の中身が結構過激でね。ずっと同じ空間に住んでるから、ムラムラすると困るさね。ミネルヴァなんて元気なもんだから、危うく一人で始めるかと……」
「始めないわよ!私はそんなやらしい女じゃないんだから!」
俺はこの2人のムラムラする話の方が気になるのだが、それを聞いたら俺も加害者になってしまう。それに俺を頼ったと言うことは、それなりに俺を信頼しているって事だ。それなら邪険には出来ないので、一応話は聞いておこう。
「で、だからって俺に何をさせたいんだ?俺がセクハラを辞めろと言っても、あいつは聞く耳なんて持たないと思うぞ?」
「そんなの一緒にいる私たちだって分かってるわよ。カズマに頼みたいのはそう、エキドナの事を堕として欲しいの!」
「すみませんチェンジで!」
突然何を言い出すかと思えば、やはり魔女なんてろくな奴じゃない。保身の為に俺へエキドナを押し付けるなんて、可愛いと思ってたミネルヴァも、結局クソ野郎の仲間だったと言う訳だ。
「勘違いしなさんな。別にエキドナ抱けとは言わんさね。言語化出来ない程の衝撃を与えてくれれば、別に夢だって構わないんだよ。そういう事ができるんだろう?あんたの力を使えばさ?」
「成程。夢の中で分からせられるから、俺に相談したって事か……でも、淫夢を見ただけでアイツが大人しくなるのか?それで満足出来るって言うなら、勝手にサキュバスに頼むと思うぞ?」
夢で落とすだけなら多分可能だが、それでエキドナが満足するとは思えない。夢と現実を比較するとか言い出して、結果的に何時もの流れに戻る気がする。
「エキドナは猥談さえ知識欲が元なのさ。つまり、自身で言語化できない事は話さないし、知識を得られない相手とも話さないって訳さ」
「つまり、エキドナだけオトナの階段を登らせてやれば、それ未満の私たちは安泰ってこと!どうせ耳年増のこじらせ処女だから、カズマの手でアヘ顔ダブルピースさせてやってよ!」
「いいねぇ!いっそ脳みそまでぶち壊して、当面らめぇしか言えなくしてやんなよ!」
「それはちょっと約束出来ないけど、可能な限り懲らしめてみるよ……」
ただ拗らせ処女ってあだ名は辞めような。それメッチャブーメランだから……
………………
「まさか露天風呂にサウナまであるなんて、神々も結構欲まみれのようだ。まぁ、快適だったことは否定しないけどね」
神々の世界を初めて訪れたエキドナは、フルーツ牛乳片手にゲストルームのソファーに居た。普通の人間なら萎縮しそうな環境だが、コイツは何処までも自分に正直だ。神々の世界で観光気分になれるなんて、メンタルは相当な大物かも知れない。
「さて、何時までカズマはそこに居るんだい?こちらの様子を伺っているみたいだし、ボクに何か用があるんだろう?」
「気配は消してたつもりなんだがな……流石は強欲の魔女ってところか……」
それなりに距離を置いていた筈だが、エキドナは俺を容易く見付けた。普段はポンコツな所ばかり目立つが、やっぱり凄い魔女らしい。
「この身体は生前のものだからね。全ての魔法を扱える頃のボクから逃れようなんて、それこそ神様でもなきゃ不可能ってことさ」
「全てって……それはつまり、お掃除フェ◯で精子の再生産を促す魔法も……」
「それはちょっと聞いたこと無いから出来ないけど……」
「つまり人間を殺す魔法も……魔物を殺す魔法でさえ……」
「そこは太古に用意された魔法で満足してくれないかな?!日本人が改良と発展を繰り返すと、僕らの魔法は旧式とか馬鹿にされるんだよ!伝説がチンケになるから空気を読んでくれ!」
「なんかごめん」
そりゃ魔法も科学も道具の1つだし、なるべく便利に使いたい。なんて日本人なら当たり前の思考も、きっとそっちの世界には無いんだろう。もしあらゆる魔法を生み出し続けていたら、全部究めるなんて実質不可能だ。
「だが、既存の魔法と言えどその数は莫大だ。この状態のボクに出会ったが最後、君は逃げることさえ……」
「『スキルバインド』」
「…………あれ、魔法が一切使えない?」
以前アインズにも言われたのだが、俺の世界の魔法はゲームバランスが壊れているらしい。特に魔封じの魔法は魔力そのものを封じるので、自身の魔力で無効化は出来ない。その為に装備やら身代わりになるアイテムを用意するのだが、エキドナはそんなの知らないのだろう。なんか魔力を高めていたようだが、その魔力ごと封じられて焦っているようだ。
「魔法封じのスキルだからな。使われると魔法が使えなくなるぞ」
「ズルい!いくら何でもそれはズル過ぎる!そんなのファンタジー世界の全否定じゃないか!せめて呪文は長めに設定しなきゃ、いくらなんでもレギュレーション違反だ!」
そんなの俺だって感じているが、その文句は俺に言われても困る。取り敢えず魔法は封じた訳だし、さっさと寝かせて淫夢で堕とそう。取り敢えずスリープの魔法でいいだろうか……
「おっと待ちたまえサトウカズマ!君の機転は大したものだが、ボクだって魔法を唱えるだけの魔法使いじゃない。咄嗟に手に書いたこの魔法陣は、ボクが魔法攻撃を受けると同時に爆音を発するトラップだ。つまり魔法が使えないのはお互い様、物理攻撃をすれば周りの人間に気付かれ、君はボクを捕らえる事が……」
「なら、頭皮マッサージ!」
「くっ!それはズルっ……あっ………すやぁ……」
本当に凄い魔女の筈なんだが、やっぱりそうは思えないんだよなぁ……
…………………
「まさかあんな手を使ってくるなんてね……ただ、その必要はなかったんじゃないかな?」
「お前は何するか分からないからな。2人で合うにも覚悟が居るんだよ」
俺は眠ったエキドナを担ぎ、そのまま自室へと連れ込んだ。当人は部屋で目覚めたと思っているが、実際にはまだ眠ったままだ。この俺とエキドナの会話でさえ、夢の中での出来事である。ちなみに現実はと言うと……
「すごっ!本当に夢の中が見える!」
「私もこの方法でコミュニケーションを取れたら、ずっと寝ていられるじゃないか……」
「2人ともあんまり騒がないでくれ。エキドナが起きたらそれで終わりだぞ」
見届人兼依頼者の2人が、投影用の水晶に齧りついている。
「それで、ボクを拐って何をするつもりかな?愛の告白の為に呼び出したのなら、もう少しムードが……んんっ?!」
「……なら、これでムードは十分か?」
軽口を叩くエキドナの唇を、俺は少々強引に奪った。こいつは言葉で制するより、黙らせる方が手っ取り早い。何より会話をしてしまうと、変な契約とか持ち出されそうだ。
「ちょっと待ってくれ!これは一体どういう事だ!確かに君を求めたのはボクだが、だからってこれは急展開が過ぎる!これでボクを手籠めにしようって言うなら、ボクだって出来る限りの抵抗を……んっ……こら……話を……んっ……あっ……んっ!」
顔を真っ赤にして抗議するエキドナの唇を、繰り返し啄み優しく舐る。言葉では身体を差し出すと言っても、実際に差し出すとなれば話は別だ。下手な交渉や萎える言葉を封じる意味でも、エキドナには強引なくらいで丁度良い。
「か、カズマってこんなに情熱的なのかい……」
「べ、別に私は求めてないけど、こういうのが好きな子は多いかも……」
ちなみに2人の拗らせ処女にも刺さったようなので、大罪魔女は強引なのが好きなのかも知れない。
「さて、俺としては十分だと思ってるんだが、まだムードは足りないか?」
「こんなのズルい……ボクだって……女の子なんだぞ……」
何度も繰り返されるキスの応酬に、エキドナの身体から力が抜ける。ちょっとチョロすぎる気がしないでも無いが、処女の耳年増なんてこんなものだろう。どんなに魔法が凄かろうと、それ以外は割と普通みたいだし。
「それじゃあムードも確保出来たし……これからお前の全部を貰う。覚悟しろよエキドナ」
「そ、そんな一方的な……んんっ?!」
エキドナを一方的に奪うと宣言した俺は、その抗議の言葉を再びキスで抑え込んだ。エキドナを完膚なきまでに敗北させるなら、交渉の余地さえ残してはならない。ただ一方的に快楽を押し付け、行為が終わればそれで終わり。契約も約束も何も与えず、奪い続けるのが必勝法だ。
「んっ……あっ……舌が……入って……んっ……んんっ……んー!」
唇で快楽を覚えさせたら、そのまま舌で口内を舐る。言葉と魔法さえ奪ってしまえば、エキドナは殆ど無害な少女だ。最初はキスからなんて甘えていたが、それが攻略の糸口になるとは恐らく当人も想定していなかっただろう。
「キスだけでこんなにトロトロになるなんて、思ったより可愛いところあるじゃんか……」
「き、君があんなキスをするからじゃないか……ボクだってこれは不本意で……ひゃん?!」
「不本意の結果がこれだったら、相当な淫乱だと思うがね?」
エキドナのスカートに手を入れれば、まるで浸したかのように手が濡れる。これは決して比喩ではない。溢れ出した蜜が太ももを伝って、脚全体を濡らしているのだ。まだ大人のキスしかしていないのに、エキドナは随分と濡れやすいようだ。
「それはカズマが気持ち良くするからじゃないか……って、どうしてそんなものを舐めているんだ?!」
「いや、ドナ茶ってこんな味かなと……」
「そんな訳ないだろ?!そんなのお茶として出さないよ!」
今度はエキドナの蜜を指ですくい取り、自らの舌へゆっくりと垂らす。それはまるでシロップのように糸を描き、数秒の後にぷっつりと途切れた。別に美味しいものって訳でもないが、このエキドナの泣きそうな顔が見られたので、気分的には美味しい気がする。
「でも、俺はこの味が気に入ったぞ。それこそ飲み干したいくらいにはな……」
「そ、それは流石に……あっ……あぁん!」
俺はエキドナのスカートの中へ潜り込み、湿ったショーツへ舌を這わせた。飲み干すと宣言されたエキドナの身体は、期待と興奮で抵抗などしない。ここまで従順になってくれれば、後は好きなように堕とすだけだ。強欲の魔女もここまで来れば、ただの可愛い少女である。
「これ以上は服に染みるし、そろそろ脱がせても良いよな?」
「勝手にしなよ……どうせ拒ませてなんかくれないんだろ……」
だがここまで牙が抜けてしまうと、少しだけ罪悪感を感じなくもない。
……………
「本当にボクを抱くつもりかい?あんなに警戒していた癖に……」
服を脱いで少し冷静になったのか、エキドナは至極当然の疑問を口にした。普段なら警戒すべき単語ではあるが、牙の抜けた今なら危険はない。本当に拒むなり交渉をするなら、そもそも服を脱ぐ必要がない。
「それ、今更聞くことか?」
「君が会話を許してくれなかったからだろ?!唇も強引に奪われたし、普通に考えたらこれは強姦だからね?!」
と言いつつ服を脱いでいるのだから、既に抱かれる覚悟は済んでいる。それでもこの疑問を問い掛けたのは、恐らくは気分の問題だ。
「………初めてだから不安になったか?俺はちゃんと優しくするぞ?」
「それに付いては信用しているよ。さっきまでずっと夢心地だったし、こういった技術において君の右に出るものは居ないからね。ただ、一応ボクも女の子な訳で……」
色仕掛けかマジなのかは分からないが、エキドナはこうして女の顔を出す事がある。そりゃ性別は女で間違いないし、サイコパスだからって女じゃなくなる訳じゃない。なら、俺も少しはかっこいい所を見せてやろう。淫夢で落としているとは言え、悪夢を見せるのが目的ではない。
「ちゃんと愛してるよエキドナ。今は契約も打算も忘れて、ただ愛しているから抱かせてくれ」
「うん……それなら、ボクの処女をあげても良いかな……あっ……んっ」
俺は大人しくなったエキドナを抱き寄せ、さっきより優しく唇を重ねた。これが演技か本音かは分からないが、さっきより距離が近いのは間違いない。
「可愛いな。女として甘えてるエキドナは、お世辞抜きで可愛い女の子だ……」
「ふふっ……そんな言葉で知識欲を捨てたりはしないよ?まぁ、それでも悪い気はしないけど……あっ……」
俺はエキドナの耳元で甘く囁やき、後ろから両手で双丘を掴む。程よく掌に収まるそれは、サイズの割に柔らかく、先端だけ硬く主張が激しい。俺はそれをじっくり揉みしだきながら、エキドナの声に耳を傾ける。
「んっ……脂肪の塊と侮っていたけど……これは……なかなか……あっ……」
「揉むだけで甘い声が出るのは才能だな。それじゃ、少しだけ刺激を強くしようか……」
エキドナの感度を確認したところで、今度は先端のつぼみを優しく摘む。まだ本格的に高める気はないので、わずかに指が沈むくらいで良い。
「あっ……なんかピリッて……電気が走ったみたいな……」
「なら、こういうのはどうだ?」
「んっ!そ、それはちょっと……良過ぎるかも……」
先端を優しく摘んだ指を、今度は優しく擦り合わせる。感度の高いエキドナのつぼみは、これだけで更に硬度を増していく。一応これはお仕置きの筈なのだが、もう少し楽しんでもバチは当たらないだろう。何せ神様が濡れ場好きだし、ここ神様の居る世界だし。
「なら、このまま胸でイカせてやるよ。身体をこっちに向けてくれ」
「こ、こう?あっ……待ってそこを舐められたら……あっ…あん!」
こちらに向き直ったエキドナの胸へ、今度は軽く唇を這わせる。柔らかくすべすべの肌も心地よいが、何より色素の薄いつぼみが可愛らしい。やたらと白いとは思っていたが、ここまで白いとは思わなかった。
「ここが充血すると白からピンクになるって、なんかエロくて綺麗で良いな」
「そんなことを今言われても……ボクは反応する余裕が……あっ!」
まだ前戯を初めて10分にも満たないが、早くもエキドナの声から余裕がなくなってきた。呼吸と脈の早さからして、この愛撫でも2分と保たない。まさかここまで敏感だなんて、これならスバルでも余裕なのでは?
「もう限界みたいだな?ちゃんと逝くところを見ててやるから、顔を手で隠したりするなよ?」
「そ、それはボクの自由意志じゃ……あっ!ごめん従う!従うから焦らさないでぇ!」
いつも面倒なあのエキドナが、俺の指に従い懇願している。別に俺はサディストでは無いが、このシチュエーションは実に好みだ。どうせお仕置き目当てなんだし、この機会にたっぷり分からせてやろう。
「ほら逝けよエキドナ。お前が俺の手で逝った瞬間、お前の処女も奪ってやる」
「そ、そんなの絶対におかしくなるよ……胸で逝くのも初めてなのに……そんな凶悪なので貫くなんて……」
本当はじっくり抱くつもりだったが、ここまで高感度だと絶頂は避けられない。だがエキドナの体力だと連戦もキツイ。この状況で破瓜の痛みを誤魔化すなら、大きな快楽で掻き消すほうが楽だ。別に俺がムラムラしたとか、我慢できなかったとかじゃないので、そこら辺は勘違いしないで頂きたい。
「初体験で腹上死なんてしたくないだろ?ほら、そろそろ深く愛し合おうぜ?」
「あっ……そんな口説き文句で虐められたら……もう……本当に……あっ……あぁぁー!!」
俺はエキドナが胸で達すると同時に、自身でエキドナの中を貫く。初物なのに熱く絡みつく膣壁は、征服感も相まって実に気持ちが良い。本当は直ぐにでも動きたいが、流石に息を整える時間はくれてやろう。ここで致命的にイジメてしまうと、夢から覚める危険性がある。
「どうだったエキドナ?初めての絶頂と初体験を同時に味わった感想は?」
「正直、これ以上の快楽を知る人間なんてほぼ居ないって確信が持てるよ……本当に、君は何処までも規格外だね……」
少しくらい恨み言を吐かれるかと思ったのだが、意外にもエキドナの反応は穏やかだった。いつも色々と考えてる癖に、俗に言う賢者モードにでも入ったのだろうか?
「うん、もう大丈夫だから続きをしてくれ。君の寵愛を一番感じるには、ただ女として愛されるのが必須事項みたいだ。ボクはその貴重な機会を逃したくないし、初体験だって一度きりだ。今夜は素敵な一夜にして欲しい……」
「分かったよ。今夜は忘れられない夜にしてやる」
「あっ……なに……これ……凄っ……はぁんっ!」
エキドナの許可を貰ったので、少し強めに子宮を小突く。最初から飛ばし過ぎと思われるかも知れないが、エキドナの体力だとこれがベストだ。夢による補正でバレない為にも、このまま絶頂と同時に失神させる。
「こ、こんなの知らない……こんなに身体が熱くなるのも……こんなにお腹の奥が寂しくなるのも……こんなに君が愛しくなるのも……どこにも書いていなかったよ…」
「そりゃ文字で読むだけじゃ分からないさ。俺に抱かれてるエキドナの顔だって、魅力的すぎて表現が浮かばねぇよ」
「君は本当に……ずるいなぁ……」
既にエキドナの言葉は途切れ途切れで、ただ膣内の圧だけが高まっていく。このまま一分もすればエキドナは堕ちて、切ない夢オチを経験することになる訳だ。そうなればお仕置きは終わりな訳だが、ちょっとやり辛い空気が漂っている。
「さ、最後くらい一緒に逝っても良いんじゃないかね?一応エキドナも女な訳だし……」
「私は別に望まないけど、ここは最後まで一緒の流れじゃないの?!」
何故か被害者の会が素敵な最後をご所望みたいなので、ちょっと軌道修正しよう。ただ最後が幸福なほど、後のダメージもデカい気がする。まぁ、頼まれた以上やりますけど……
「そろそろ俺も限界だ。せっかくの初体験なんだし、このまま注いで構わないよな?」
「これはその為の行為なんだ……だから……ボクを孕ませるつもりで……あっ……あぁー!!」
「くっ!」
俺は激しく痙攣するエキドナの膣内へ、ありったけの欲望を勢い良く注ぐ。自分としては早漏過ぎる気がしないでもないが、恐らくエキドナ的には良いタイミングだ。あと数秒で意識が途切れるので、程よく良い夢に出来たと思う。
「これで本当にボクが孕んだら……カズマはボクを受け入れてくれるのかい?」
「そりゃ俺達の子供を捨てたりしねぇよ。でも、子供を馬鹿な実験に使おうとしたら、また容赦なくベッドで制裁するからな?」
「ははっ……ボクとカズマの子なんだから、むしろボクらは振り回される側さ……それに、幸せな家庭を作る方法に、今はちょっと興味があってね……」
そう言って俺の手を握ったエキドナは、そのままゆっくりと意識を手放した。俺が夢の中でみた最後の光景は、彼女が別の生き方を手にした瞬間にも見えた。
…………
「……えっ……ちょっと待ってくれ……これってまさか……夢オチ?!!」
翌朝、エキドナの隣室で耳を澄ませていると、エキドナの絶叫が響き渡った。アレだけ物凄い夢を見た訳だから、当然反動のダメージもデカくなる。ちなみに発端であるミネルヴァとセクメトはと言うと……
「どうしたのエキドナ?!そんな大きな声を出して!」
「み、ミネルヴァ?!どうして君が僕の部屋に?!ってセクメトまで一緒じゃないか!」
さっきトドメを刺しに行った。
「仲間の叫び声が聞こえたんだ。駆けつけるのが当然さね!」
「それ君から一番遠い言葉だよ?!」
「取り敢えず服を脱いで身体を見せなさい!怪我をしてたら大変だからね!!」
「いつも通りだけどタイミングが悪い!あっ、ちょっとフィジカルが……あっ!」
「「あっ」」
ミネルヴァが布団を引き剥がすと、シーツには大きなシミが残っている。勿論それはおねしょとかではないし、2人も原因は分かっている。だが2人の狙いはエキドナの分からせなので、そこで容赦をする訳がない。
「………火事とか見ちゃったの?」
「ぼ、ボクはそんな子供じゃないよ!」
「そうだね……私らってもう高齢者だもんね……」
「別に尿漏れでもないよ!」
「「じゃあ何?」」
「えっ……あっ……その……それは……聞かないでぇ!」
うん、これで当分セクハラは止まるだろう。これでセクハラ紛いな話をすれば、この恥ずかしい過去が掘り起こされる。ただ、よく考えたらこの流れだと……
「うぅ……絶対にカズマと契約してやるぅ……」
俺への負担は増すんだよな。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
結果的にはカズマに絡む理由が増したわけですが、それはそれで笑えるから良しとします。
また不定期ですが、お暇な時にでもお付き合いください。