エロトラップダンジョンでやりたい放題すれば、しっかり制裁されるのがこの作品。と言うことで、カズマさんの反省回です。ちゃんと酷いネタも継続中なので、お暇な時にでもお付き合いください。
「茶葉は2杯、そして蒸らしが2分半……エリス様、アクア様、朝の紅茶がはいりました」
「ありがとう天使」
カズマ様が不在の佐藤家の朝は、紅茶とスコーンの香りで始まります。魔力駆動の家電が出来たことで、作り置きのスコーン生地を焼けるようになりました。つまり、私でもオサレな朝食を用意できるのです。
「あら、随分と美味しい紅茶を淹れるようになったじゃない?」
「そうですね。なんか飲んだことある気がしますけど……」
「ありがとうございます。流石はキリンの午後ティー。更に美味しくなりましたね……」
「えっ、さっきの茶葉と蒸らしは?!」
こうしてたまには遊びに来ないと、私のメンタルも限界になります。しかし、仕える仕事がない状態だと、気軽に来ることも出来ないのです。カズマ様の高い家事スキルも、私としては困りものです。
「あれ?そういえばなんでここに居るの?何か仕事頼んでたっけ?」
「えぇ、エリス様にご報告です。カズマ様の向かったダンジョンの神器ですが、ダンジョンメーカーだと分かりまして……」
「へぇ………えっ?!じゃあ直ぐに応援に向かわないと!!天使は皆を起こして来てください!!」
こうして私の幸せな朝は、たった5分で終わりを迎えました。いやまぁ別にいいんですけどね!仕事で来てる訳ですしね!!
………キャラ紹介………
サトウカズマ
ドスケべでクズの主人公。エロトラップダンジョンを攻略中だが、どうにもダンジョンに終わりが見えない。シエロの怒りの一撃により、エロトラップダンジョン初の物理的に死んだ人にノミネートされそう。
エリス
本作のメインヒロイン。カズマが大好き過ぎるチョイとヤンデレ。エロトラップダンジョンに行くと聞き、前日に自分の体液をたっぷりカズマに塗り込んだ。
天使
たまに現れるサイコパス。今回は調査報告に来ただけだったが、エリスの命令でエロトラップダンジョンに行くハメになった。カズマにハメて貰って養って貰う野望がある。
シェリー
現在の剣聖。ちょっと思春期が過ぎる気もするが、エロ小説書くやつなんてそんなもん。ちょっと画面が滲んでいる気がするが、作者の頭もそんなもん。
クレア
ロリコンツンデレのくっころヒロイン。恋愛経験が殆どないので、カズマにも本気で惚れ込むチョロイン。実際はカズマの舌で逝かされたのだが、触手にやられたと凹んでいる。カズマに操を立てている。
シエロ
背徳系性癖の暴力ヒロイン。カズマの周りに大切な人が揃っているため、自分も仲間に入れてもらった。今の関係が気に入っているので、付かず離れず一緒にいる予定。でも尻に入れられるのは想定外だったようで、割と本気の一撃を加えた。
レイン
背徳系性癖の腹黒ヒロイン。打算的にカズマに近付いてみたものの、思ったより大切にされてすっかり堕ちた。元から性欲が強めな上に、カズマが上手で沼ってしまった。とんでもない腹黒ムッツリだが、案外一途で尽くすタイプ。
クレアちゃん
エリスとカズマの子供。人々に愛され過ぎて力が覚醒。ただでさえサラブレットなのに、いまや女神力はアクアより上。最近は面倒を見てくれるアーネスを傷付けないよう、女神力のセーブを覚えつつある。
……………………………
「熾烈な争いが、あったんですね……」
シエロの一撃をモロに受けた俺は、レインの治療で何とか一命を取り留めた。まさか繋がった状態でも殴ってくるなんて、流石の俺も想定外である。
「シエロさんもお身体は大丈夫ですか?随分と酷い目に遭っていたような気が……」
「大丈夫です。色々とスッキリしたので……」
「お尻でですか?!」
「そっちじゃないです!」
シエロは恨めしそうに俺を見ているが、その顔には何処か安堵が見える。犯されたのが俺で安心するなんて、全く可愛い背教者だ。とか言うともう一発飛んできそうなので、これは俺の心に留めておく。
「しかし、このダンジョンは随分と長い気がしますね。こんな頻度でトラップがあるのに、もうかれこれ15階層ですよ?」
「えっ、もうそんなに深く来てんの?!」
「むしろなんで気付かないんだ?!」
エロトラップに心浮かれて忘れていたが、俺達の目的はあくまで神器。トラップは帰宅後に再現するにしても、先ずはダンジョンを攻略しなきゃ帰るに帰れない。だが、ここまで深いダンジョンとなれば、一度帰って準備くらいはしたい。俺とレインにはテレポートもあるし、一度戻ってから再度来ても良い。
「そんなに深いなら一度帰るか?このままじゃ物資も足りなくなるし、テレポートならまた戻れるだろ?」
「そうだな。見た目より巨大なダンジョンのようだし、前のフロアで一度戻ろう。前の階層は魔物も居ないし、広くて警戒するのも簡単で……へっ?」
俺達はクレアの提案に従い、前のフロアへと繋がるドアを開けた。だが、そこに見えたのはまさか階段。俺達が期待する上向きのでなく、更に深度へ向かう下向きの物だった。
「このダンジョン……変動型です!」
「エロトラップどころか、ダンジョンそのものが罠って事かよ?!」
まさに不思議のダンジョンとでもいうように、時にはダンジョンそのものが変動するパターンがある。その理由はダンジョンに擬態する生物だったり、魔法によりダンジョンを作り変える魔物だったりと様々だが、早い話が俺達は閉じ込められたと言う訳だ。
「カズマさん、この場合の最適解は……」
「先ず下手な行動は避けたほうがいい。殺すつもりなら既にやってるだろうし、恐らくこのダンジョンには意図がある。それを探りつつ攻略を進め、油断せず生きて帰るんだ」
「ふっ、流石はカズマだ。この状況でも抜け目ないな」
「まったく、ダンジョン内であんな事したくせに……本当に都合が良いんですから……」
そりゃ俺だって死にたくはないし、ヤバいと分かれば冷静にもなる。何よりここは未開の迷宮。エロトラップを罠に人を食うなんて、そういう意図があってもおかしくない。
「これ以上は考えても無駄だな。テレポートで逃げるって手もあるが、もし対策されてたら目も当てられない。だから、正攻法でダンジョンを攻略する!絶対に無事で帰るぞ!」
「「「「「おぉーー!!」」」」」
あと死ぬくらいなら悔いがないように、エロトラップをしっかり満喫されて貰おうと思います。
………………………
「って所までは容易に想像が出来るのですが、それではダンジョンメーカーは走破出来ません。急いでこの事をカズマさんへ伝えないと……」
「エリス、あんた見てきたみたいに言うわね……」
ダンジョンメーカーが関わっていると知ったエリス様は、直ぐに出られるメンバーを連れて、カズマ様の後を追っています。当然妊婦の2人はお休みですが、それでも十分過ぎる戦力です。
「しかし師匠、ダンジョンメーカーとは一体どんな神器なのですか?ただダンジョンを生み出すってだけなら、それほどの脅威には思えないのですが……」
「あれはダンジョンを生み出すと言うより、願望をダンジョンで叶える魔道具なの。強くなって魔王を倒したい……そんな心からの願いがあれば、レベリング環境や仮想の魔王だって用意する事が出来るわ」
「つまり、日本人がエロい事をしたかったので、その為にエロトラップダンジョンを生み出したと?」
「まぁうん……そういう事になるかな……」
そんな素晴らしいスペックの神器が、今やエロトラップダンジョンの元とは……転生者の性格をもう少しちゃんと見てくれていたら、こんな事態にはなっていません。アクア様、貴方ですよ貴方。
「でも結果的にはダンジョンなんですし、カズマさんなら攻略も容易なんじゃ……」
「だったらとっくに帰ってきてるわ。ダンジョンメーカーは目的の為にダンジョンを生み出すから、目的達成までは何をしても走破は出来ないわ。しかもそれがエロトラップダンジョンってことは、作った奴の目的は……」
「「「「「直ぐに助けに向かいましょう!!」」」」」
カズマ様。どうか欲望には流されないでください。貴方が性的に満足するには、女性4人では絶対に足りませんから!!
…………………
「駄目だ……部屋の方は突破出来ても、脱出の糸口は見つからないな……」
あれから何個かの部屋を走破したが、それでも脱出のヒントは掴めていない。一応反則によるペナルティも想定して、真面目にクリアしても結果は同じだった。
「すみませんレインさん……望まぬ形でこんな事を……」
「き、気にしないでください…別にカズマ様のことは嫌いではないですし、皆さんを危険に晒すより良いですから……」
ただしエロトラップダンジョンの真面目なクリアとは、犯す犯されるの連発である。と言うことでジャンケンをしたら、後出しで負けたのがレインである。
「でも良かったです。イキナリSEXとか要求してくるかと思ったんですが、意外にもキスとかでオッケーなんですね!」
「そうですね……そこは本当に肩透かしですよね……」
シェリーは安堵しているようだが、レインはさっきから不服そうである。そりゃ1人だけ寸止めを食らっているので、不満になるのも仕方がない。俺もシエロ相手にすっきりして無かったら、直ぐにでも誰か連れ去るところである。
「次行きますよカズマ様!さっさとダンジョンの主を締め上げ、なんでこんなの作ったか問い詰めてやるんです!あわよくば、より良い課題を楽しんだ後に!!」
「えっと……レインさんが狂い出したので、攻略を急ぎましょう!カズマさん、引き続き前をお願いします!!」
………………
「くっ!まさかこんな熾烈な罠が……と言うか、ゆんゆんちょっと上手すぎ……はぁん!!」
目の前で繰り広げられる、お友達同士の濃厚レズプレイ。エロトラップダンジョン最初の部屋は、ゆんゆん様とめぐみん様により攻略されようとしています。ですが、その方法は必要でしょうか?
「よし!ダンジョンの構造を解析したわ!さっさと次のフロアへ進むわよ!」
「「………へっ?」」
もはや誰も突っ込みませんが、お二人はもうレズカップルと認定されているのでしょうか?そりゃ何度も一緒に抱かれてますけど、その一線は話が別な気がします。
「一応確認するけど……したいだけだったらシテから行く?」
「「結構です!!」」
…………………………
「それから紆余曲折ありまして、何とか合流にこぎつけました」
「それは苦労をかけたな……殆ど自爆みたいだけど……」
皆とダンジョン内で合流した俺は、天使から事の発端を聞いた。いつもならエリスが来るところだが……
「シエロさん、本当にご無事で何よりでした。えぇ、本当にご無事で……」
「お、お気遣い頂きありがとうございます……いやあの、本当に圧が……本当に反省してるのでもう……」
あっちで忙しそうなので、俺は触れないことにする。
「で、ダンジョンの脱出方法はわかったのか?」
「えぇ、これがヒントになるかと……入ってすぐ、オークの住み着いた部屋に置いてありました」
その言葉と共に差し出されたのは、随分と古ぼけた日記帳。その表紙には日本語があるので、恐らくは神器の持ち主の物だ。オークの部屋に置いてあるなんて、流石に初見殺しが過ぎる。さて、そこに何が書いてあるかな……
『今日、遂に俺の友人が剣聖へと至った。同じパーティーの仲間として、こんなに誇らしいことは無い』
成程。どうやらこの神器の持ち主は、剣聖と同じパーティーらしい。その時代最強の剣士が仲間とは、なんかもうそれだけで勝ち組な気がする。
『だが、アイツはそんな事よりお転婆姫に夢中だ。俺には良さが解らないが、見ている限り2人はお似合いに見える。だが、奥手で恥ずかしがりの2人の関係は一向に進む気配がない。俺はダンジョンメーカーを使って、2人の関係を発展させてやろうと考えた』
それでエロトラップダンジョンかよ。なんか手順に拘るとは思っていたが、そういう意図ならそれも分かる。だが、それでも1つだけツッコませて欲しい。脳みそ下半身に付いてんのかよ?!
※一番言われたくない奴ですが、彼に自覚はありません。
『どうしよう。良い雰囲気にする予定が、姫様が青い顔してダンジョンから……しかも壁と天井をぶっ壊して逃げて来た。出られないように小細工したのに、まさかこんな方法があるなんて……』
成程。ぶっ壊して出るのは可能なのか……かなり深部に来てしまったから、今それをやるのは自殺行為だが、手段の1つとして覚えておこう。
『結局2人の関係は、あいつの顔を理由に完全に壊れた。別にブサイクって訳じゃないが、お世辞にもかっこいい顔はしちゃいない。それより今一番の問題は、「攻略条件に姫様を入れた」ことだろう。姫様をエロトラップダンジョンに呼び出すなんて、それこそ次は処刑されちまう。俺はレベルもまぁまぁ高いし、魔王は諦めて冒険者でもするか……』
………何コイツ馬鹿なんじゃねぇの?
「この日記が本当だとすると、攻略の鍵は……」
「私……ですよね……」
もしクリア判定が姫限定なら、それを満たせるのはアイリスだけだ。それに甘々なプレイを要求されるのなら、エリスかアイリスが一番自然だ。
「待ってくださいカズマ様!一国の王女をこんな所で……ダンジョンで穢すなど正気ですか?!」
「そうだぞカズマ!もっとアイリス様を大切にしろ!」
「それを言われると否定は出来ないが、だからって別の方法も無いだろ?」
「と言うより私の意思は……」
見つめ合う俺とアイリスの間に、突如割り込むレインとクレア。アイリスなら正式に娶っているので、俺が抱いても問題は無い。だが、ダンジョンでアイリスを汚すことには、それなりに罪悪感があったりする。
「では、こういう方法はいかがでしょうか?皆さん、お耳を拝借……」
…………………………
「まさかのこう言う手で来るとはな……」
「まぁ、私は悪い気はしないわよ?」
俺の隣を歩くアクアは、いつもより美しく着飾っている。レインが考えた突破法とは、誰かを姫だと思わせる方法だ。最初にレインを手でイジメて進めたのだから、確かに出来ないことは無い。ちなみにその服の出処は、天使の便利な魔法である。
「さぁ来なさい!国で一番気高いのが姫なら、私は産まれた瞬間から姫よ!」
「姫に似つかわしくない発言は辞めろ。で、この部屋は何をしろっていんだ?」
〇〇しなきゃ出られない部屋も、正攻法だと割とリスキーだ。今のところは可愛いお題でも、何が来るかに法則性はない。真っ当なクリアが必要な今、孤立無援の戦いが始まる。
『ロマンチックなキスをしなきゃ出られない部屋』
「へぇ、思ったより簡単ね?ほら、どうぞカズマさん」
「いやスタートからそれはねぇわ。せめてロマンチックな雰囲気を作れ」
正直、アクア相手にこのお題はよろしくない。アナルセックスとかスパンキングとか、激しいのはいくらでも出来る。でも、アクアにムードなど作れる筈が無い。この空気も読めないアホ女神を、娶った事さえ奇跡だと思う。しかし、今はやらなきゃ先に進めない。俺はアクアの肩に手を置くと、そのままアクアの言葉を待った。
「それじゃあ……好きよカズマさん……んっ」
「俺もだよアクア……」
「「ぶふっ!」」
いや無理!アクアを前に真面目な顔とか、それこそベッドの上じゃなきゃ無理だ。性欲で笑いを抑え込まなきゃ、先ず間違いなく笑ってしまう。
「笑わないでよカズマさん!雰囲気ぶち壊しじゃない!」
「そっくりそのまま返してやるよ!俺だって笑いたくて笑ってねぇよ!」
だが、それでも俺達は愛し合う夫婦。自然と笑みが溢れるのだって、相手に気を許している証だ。それならきっと不可能ではない。俺とアクアなら、きっとロマンティックにキスくらいできる!
…………………
「チェンジ!!」
俺はダンジョンのドアを思い切り蹴破り、トラップルームから帰還した。課題は失敗扱いになるが、餓死するまで閉じ込められない辺り、神器の慈悲深さが伺える。
「おやおや、どうやら賭けは私の一人勝ちのようですね。カズマ、今度ご飯を奢ってあげましょう」
「ちょっとめぐみんどういう事よ!私たちが失敗するに賭けるなんて、めぐみんだけが信じてなかったの?!」
現に失敗してここに居るわけで、それを文句は言えないだろう。むしろ、めぐみん以外が成功する思ってた方が、驚きと言っても過言ではない。
「いえ、10分以上もつに賭けたので、むしろ私は信じていた側です」
「私達そんなに信用ないの?!」
まぁ、それについては当然だろ。
……………………
「おい待て。なぜ私が2番目なのか聞こうじゃないか?」
2番目にダンジョンに挑むのは、次に成功率が低いめぐみんだ。なぜ成功率が低い順かと問われれば、最初は簡単なお題が来るからである。
「なら無事成功させて見返してやれよ。ほら、俺達へのお題が出たぞ?」
「えぇ!何が見ても瞬殺してやりますよ!」
『2人で優雅に食事をせよ』
「か、カズマ!凄くお高そうな料理が!!」
あっ、駄目だこれ瞬殺だわ。絶対に優雅とか不可能だわ。
……………………
「皆さん見事に失敗続き……やはり私が適任のようですね」
「あいつらが不適格すぎるだけだと思うがな……」
ただ姫様っぽく振る舞うだけなのに、うちの連中は何処までもポンコツだった。姫を演じることに気を取られて、簡単な課題も失敗続き。ここで満を持して出てきたのが、言い出しっぺのレインである。
「気品のある立ち振る舞いと、カズマ様への献身的な愛。私の身分には不相応ですが、ダンジョン相手なら私を姫だと騙せると思いませんか?」
「確かにレインの立ち振る舞いは、他国の姫でも通りそうだが……」
だが相手は天界の神器。女性を姫だと判定するにも、何かしらの基準があるように思う。それを騙すことが出来るのか、問題はそこにある。
「さぁ、どんな課題でもかかってきなさい!カズマ様と私なら、何も恐れることはありません!」
「いやそれ絶対フラグじゃ……」
『オーラルセックスで愛らしく喘ぐ』
「………最速回収だろ。どうしてここでエロ課題が来るんだよ」
「ちがっ!私はこんなのに負けたりしませんから!そんなチョロい女じゃないですからぁ!!」
残念ながらは扉は開かなかったので、レインの喘ぎは愛らしくない判定だった。まぁ、実際興奮し過ぎてほぼ絶叫だったので、愛らしくは無かったと思う。
………………
「私は別に良いと言うのに……本当にお前と言う奴は……」
レインが失敗した事により、残ったのはシェリーとクレアだけ。となればアイリスが来るべきなのだが、クレアはそれを見過ごせない。
「でも、件の姫様もお転婆だったらしいぞ?それなら、クレアでも可能性はあるんじゃないか?」
「まったく、お前はフォローが下手過ぎるな……」
と言いつつ隣を歩くのだから、クレアって本当に可愛いやつだ。デレてる時限定だけど……
「さぁ、さっさと課題をクリアしようぜ?アイリスの為に働くんだろ?」
「あぁ、私はその為に居るからな!」
『愛を囁きながら子作りセックス』
「「………へっ?」」
一体どんな基準で選ばれているのか解らないが、俺達への課題はまさかの本番。クレアはベッドの上では可愛いので、ある意味では大正解のお題と言える。
「俺としては大歓迎のお題だが、取り敢えず部屋のベッドに……って、クレア?」
俺は幸運だと思ってベッドに向かうが、クレアは俯き立ち止まっている。その暗い表情は、決して無視できるものではない。
「すまないカズマ……私はカズマ以外に身体を……こんな穢れた私など、抱きたいなどと思わないだろう……」
「馬鹿言うなよ。お前を一番穢してるのは俺だぞ?」
「カズマ……」
何となくそんな気はしていたが、やはりクレアは心根が乙女だ。触手に撫で回されての絶頂など、別に気にする必要はない。何なら犯人は俺な訳だし!
「ほら、おとなしく身体を差し出せよ。触手に舐られて逝かされた事なんて、直ぐにでも俺が忘れさせてやる……」
「カズマ……んっ?なんでお前触手の件を?」
「……………あっ」
俺の失言を聞いたクレアは、その反応から真実を察したらしい。その笑顔は冷たく凍り付き、ゆっくりと俺に歩み寄ってくる。
「いや待て!そこは前向きに考えよう!結局俺にしか穢されてないと……」
「それで納得できるかぁ!!」
「ごふぅ!!」
この日、俺は2度もエロトラップダンジョンで死にかけた。取り敢えず1つ言える事は、やっぱり凌辱は良くないってことである。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
エロに走ったカズマに鉄槌を入れたら、そろそろご褒美でバランスを取りましょう。と言うことで、次はアイリスを汚す時間です。
またお暇な時にでもお付き合いください。