※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。

前回のあれ、これもうあるえ回だよね?流石にめぐみんとゆんゆんが可愛そうだよね?って自責の念に駆られてこちらです。

ゆんゆん推しの方…お収めください(土下座)


十二夜目、赤い瞳の魔性の女

昼間は散々だったこのクソイベントも、夜の宴会は素晴らしいの一言に尽きる。なんせ豪華な食事にいい酒、そして魔法を花火のように打ち上げるパレード。そこらの貴族ではこうはいくまい。

 

「さぁさぁ、飲んでくださいな」

 

「ありがとうございます。あの…なんでゆいゆいさんがお酌に?」

 

「義母だったらお持ち帰りされる心配はないだろうって。今ね、カズマさんを狙う女子が凄いのよ?」

 

あれ?やっぱりモテ期なの?!

 

「族長以外は無傷で制圧したその手腕。私達にとっては元々英雄だったカズマさんが、紅魔の文化も、地雷女子さえも受け入れてると知って浮足立ってる女子が多いの。義母として誇らしいけど、少し不安だわ」

 

「お母さん、その地雷女子とは誰か教えて貰いましょうか?えぇ!誰が言ってるのかも詳しく!」

 

うん、自覚あるんだな…

 

「うぅ、私女神なのに…宴会なのにぃ…」

 

「族長なのにぃ…」

 

あの二人は、「私は新郎新婦を殺しかけました」の木札を首から下げて反省中。正座で済まされている辺り、寛容だと思う。

 

「カズマ君、少し良いかね?」

 

「ひょいざぶろーさん…どうぞ」

 

正直この人には殴られても文句は言えない…増えてる件とか…色々あるし…

 

「また増えたなぁ…」

 

「すみません!」

 

先手を打って謝る。

 

「謝る必要はないだろう?見てくれウチの娘を、爆裂魔法を教えてくれたウォルバクさんの隣で、友人に囲まれて笑っているんだ。君はちゃんと、娘を幸せにしてくれているじゃないか…」

 

「そう、なんでしょうか…」

 

「君は君の家族を作ればいい。妻などと言う肩書があるから幸福なのではないんだ。愛する人と、一緒に居るから幸福なのさ」

 

この人は、やっぱり器がデカいんだと思う。こんな事してる俺に父親が足りないなんて言える人なんだから、そりゃそうだよな…声も杉田さんだし…

 

「はい、父からのイイ話頂きました。カズマさんちょい感動で泣いてないのでボーナスポイントはありません。続いてー」

 

ぶっころりーからおかしなアナウンスが…

 

「待って!これプログラム的な奴なの?!どおりで周りが静かになったと思ったわ!て言うかポイントってなんだよ!」

 

俺の感動が半減したぞ!

 

「えっと、じゃあ涙系は終わってボーナス無しなので、次は嬉し恥ずかし赤面系行きますよー」

 

そんなのあるの?!

 

「はい、じゃあこちらを…」

 

ゆいゆいさんが謎の折れ線グラフを取り出した。

 

「2つの色がありますけど、どっちも段々上がってますね?なんの数値なんですか?」

 

あ、気になったけど聞いて良かったのだろうか?

 

「これは、めぐみんとゆんゆんちゃんの手紙の中から、カズマさんの話題で使われた文字数をグラフ化した物です」

 

「「あぁー!!」」

 

「おっと!させないよ!」「大丈夫だから!カズマさん喜ぶから!」

 

止めに入った二人が取り押さえられている…

 

「最初は仲間に入れてもらったとかの話題が少し、段々毎日が楽しくなっていきます」

 

「残してたんですか?!その頃から残してたんですか?!」

 

「いやぁ!カズマさん耳をふさいでぇ!」

 

二人とも、友人たちに完全制圧されている…俺としてはあと少しだけ見たい…

 

「はいここ!紅魔の里を救ったあと!二人の手紙に無駄にカズマさんの話題がドーン!」

 

「いやぁ!いっそ殺してぇ!」

 

「黒より黒く、闇より…むぐー!」

 

これはヤバイ!俺は…ちょっとうれしいけど…

 

「めぐみんは、ここでウォルバクさんを倒して一旦気分が沈みますが…カズマさんのフォローでドーン!2回目!ゆんゆんちゃんは安定して気になる男の子って感じで綴られていますね!」

 

「…ふふふ、可愛い弟子だわ」

 

ウォルバクは少し嬉しそう。

 

「「……」」チーン

 

そして本人たちは沈黙した…拘束は解いてあげよう…

 

「ここで魔王討伐して、自慢話に少しだけシフトしますが、ほらほら、それでも半分くらいカズマさんの事なのよ?」

 

「あの…もう、やめてあげてください…俺もちょっと…恥ずかしいです」

 

「ノックアウトー!ゆいゆいさんがノックアウトを取りました!ひょいざぶろーさん一家は会費無料です」

 

なにそのルール!

 

「はい!」

 

「ふにふらとどどんこが行きました!」

 

ぶっころりーノリノリだな。

 

「あるえの寝言のカズマさん出現率について!」

 

「最近の新作にカズマさんみたいな男子が文学少女と恋し過ぎな件について!」

 

これはキッツい!でも、俺はなんかちょっと嬉しい。

 

「待って!私達友達だよね?!」

 

「カズマさんは喜ぶよ?」

 

「あ、うん…それは嬉しいけど…私の口から、どれだけ好きか…ちゃんと伝えたいんだ…」

 

女の子だ!なにこれギャップ可愛い!?あるえ可愛い!

 

「…うん、なんか…ごめんね…」

 

「これは相討ちです!予想外のあるえの乙女チックに親友も赤面だ!……会費は徴収します」

 

「うぅ、恥ずかしい…暴露されてないのに、結局恥はかかされるのか…」

 

この企画は不味い…アイツが…

 

「カズマ!私も参加したい!辱められたい!」

 

ほら、ダクネスが来たよ…

 

「ほら来た馬鹿!お前が辱めて誰が得をするんだ?ダスティネス家のご令嬢は宴会の会費をケチるのか?!」

 

おっとしまった。ダスティネス家なのは言いふらしちゃ不味いよな…

 

「貴女は、もしやララティーナお嬢様でしたか!確かに見覚えが!」

 

ほらね…

 

「なるほど、ダクネスとはダスティネスから取った偽名…二つ名ですね!」

 

「王族の懐刀が偽名を語り世のために戦っていたと…素晴らしい!」

 

あ、彼らの琴線に触れてしまった。

 

「ララティーナ様スゲーぜ!憧れるぜ!」「貴族なのに解ってる!素敵ララティーナ様!」

 

「違うのに!これは私が望むのとは違うのに…」

 

「これは本当にすまん!俺も配慮が…」

 

「でも…カズマにされたから…くぅ!」

 

あ、駄目だわコイツ。おや、エリスさんどちらへ?

 

「私からもカズマさんのお手紙を…お二人の部分だけ抜粋します」

 

「え?!なにそれ!」

 

身に覚えがないけど…

 

「めぐみん。俺が魔王に勝てなかった時、もし勝てても生きて戻れない時は、この世界を頼む。爆裂魔法は可能性だ。マナタイトによる連続爆裂魔法は、お前が撃てば世界のバランスも変えるだろう。でも、お前ならきっと、その力を正しく使える。後は任せたぞ。最強の魔法使い」

 

マジで?!なんで持ってんの?!

 

「うぅ、カズマは私のことをそんなに…カズマァ!」

 

「鼻水が、鼻水がつくから!」

 

「そうだよな。英雄だって命がけだもんな…」「残された人の事までそんなに…カズマさん素敵…」

 

これはキツイ!なんなら死んだもん!それで帰ってきちゃったもん俺!

 

「ゆんゆん、他の連中と違って、お前は大丈夫だろう。やるべき事をちゃんと判断できる。だから、あいつらを頼むよ。きっと俺の敵討ちを考えるだろうから、上手く嗜めるか、勝てるように導いてくれ。出来るだろ?最高の魔法使い。ps.胸張って友達だって言ってあげられなくてごめんな。友達は、確認なんてしないからさ…」

 

「カズマさぁん!死んじゃ嫌です!ずっと友達で居てください!」

 

「勝ったよね?!俺帰ってきたよね?!しかも今夫婦になろうって祭事をしてるところだよね?!」

 

どうしよう。嬉しいけど恥ずかしい。

 

「エリス様からの心温まるお話を頂きました。新郎新婦は感動に震えておりますが、招待枠のエリス様には会費は発生しておりませんので、ポイントはありません」

 

恥だけかいて終わり?!

 

「はい、では全てのプログラムが終わりましたので、これにて宴会はお開きです。新郎新婦は特別スイートルームへどうぞー」

 

あぁ、でもこれで休める…腰も痛いし、大人しく寝よう…

____________________

 

『イイコトしないと出られない部屋』

 

「はい閉めまーす」

 

「ちょっと待てコラ!なんだこの部屋!」

 

明らかに変な事かいてあるぞ?!

 

「カズマ!いいお酒が無料です!」

 

「軽食とおつまみもありますよ!」

 

こいつらには危機感がない。しかし、あるえが居なくて良かった。両親と過ごす最後の夜だと言う事で不在だが…コレがマジならやらかしてた…

 

「紅魔の銭湯は温泉でもなく男女別なのに『混浴温泉』と言います。今更そんなネーミングに踊らされてどうしますか?」

 

「あぁ、なるほど。そうだよな、そう言う里だもんな」

 

パタン…カチャン

 

「なぁ?俺が見た感じ…このドアには鍵は付いてなかったと思うんだが…」

 

「そう言う効果音とか演出ですよ…ほら、ドアノブを回せば…」

 

ガタン……ガタンガタン!

 

「カズマ…閉じ込められました!」

 

「だよね?」

 

もうヤダこの種族…

 

「でも、軽食ですが食料もありますし、トイレもお風呂もありますよ?今日はのんびりして明日考えてはどうですか?最悪壊しますから…」

 

ゆんゆんの冷静さが頼もしい。

 

「そんな…カズマは私とイイコトしたくないんですか?」

 

おっとめぐみん?!なんでドアの方に…あぁ…

 

「誰も来れないのですよ?沢山…愛してください…」

 

「分かったよめぐみん…声は我慢しろよ?」

 

「そうやって…いつも我慢なんて出来ないくらいするじゃないですか…」

 

で、ドアの前、同時にドアに蹴りを放つ。

 

「「うらぁ!!」」

 

ドンッ

「「「きゃっ!」」」

 

ドアの向こうから倒れる音と悲鳴が聞こえた。

 

「馬鹿ですか!いい歳して出歯亀ですか?!しかも何人か居ましたよね?!」

 

「『敵感知』…ぶっころりー、ゆいゆいさん、どどんこ、ふにふらだな…シルエット的に…」

 

ゆいゆいさんは本当に…

 

「貴方達の罪は明日追求します!」

 

「明日出てこられるのかしら?」

 

ゆいゆいさんの声、まさかその言い方だと…

 

「そこは本当にイイコトしないと出られない部屋。紅魔の創立者が生み出したロマンの部屋なのよ!明日直ぐに出てきたら、それはもう…もう!」

 

初夜なので、それは良くないですか?しかし、あのハゲは本当に余計なものしか作らないな!

 

「カズマ!即、制裁を加えてください!方法はなんでも良いです!」

 

「え?じゃあ、そっちにさがって?」

 

めぐみんとゆんゆんを部屋の角へ

 

「壁の向こうの相手に攻撃する手段なんてあるの?」

 

「カズマですよ?手札の枚数ならアークウィザードさえ凌駕します」

 

『スティール』x4

 

パンツ3枚、ズボン1枚確保。扉の向こうから悲鳴が聞こえる。

 

「これは流石にエグいですよ…カズマさん…て言うか、いつものじゃないですか…」

 

「何かを貫通するスキルってこれしかないんだよ…」

 

衣服を貫通するのだからドアも可能かもって思ったけど、いけたね…

 

「おや!下着にいかがわしいシミが付いてる物がありますね!」

 

めぐみん、鬼かよ…

 

「反省し、許しを乞うならドアの下の隙間から返してあげますよ?嫌ならノーパンでお帰りください」

 

あ、鬼の目にも涙が

 

「ごめんねめぐみん!出来心なの!お年頃で友達の恋路に興味があったの!」

 

どどんこは即座に陥落したな…

 

「分かりました…ではどどんこの下着を教えてください。ドアの下の隙間から返します」

 

「うん、私のは……え?!」

 

「ほら、何色ですか?どんなのですか?ぶっころりーの見てる前で、カズマに聞こえるように、答えてください」

 

違うわ、血も涙もない鬼だったわ!

 

「この男ウケが良さそうな、お尻に食い込みそうなやつですか?ファンシーで可愛いやつですか?顔に似合わず大人の黒ですか?」

 

「めぐみん、俺が言うのは変な話だけど…素直に返してやろうぜ?」

 

本当に、パンツ振り回した俺が言うことではないけど

 

「そうよ!めぐみんの鬼!カズマさんに嫌われちゃえ!」

 

あ、駄目だ。この掌返しは俺もイラッとするわ。

 

「…めぐみん」

 

俺の手にはウィズに渡されたローション

 

「わかりました」

 

それを笑顔で受け取ると、クロッチ部分にローションを塗るめぐみん。そのままドアの下を滑らせる。

 

「ほら、受け取ってください」

 

「うん…ちょっと?!なにこれ?!」

 

どどんこの悲鳴が…

 

「どどんこ…そうよね…お年頃だもんね…」

 

「違うよ!なにか塗ったんでしょ?!」

 

しかし、じゃあ何を?と聞かれても知らないだろうな…

 

「いいのよ…どどんこ。友達の性活に色々反応する性癖でも…私は友達だよ?」

 

「やめて?!違うからぁ!」

 

そして、次は可愛いやつのクロッチ部分にローションを塗りこむめぐみん。しかも入念に…

 

「ほら、もうこれも返してあげますから」

 

「ちょっと、いきなりはやめてよ!ぶっころりーいるんだから…」

 

ふにふらのだったか…

 

「ねぇ?ふにふらの下着のそれはなぁに?」

 

「こ、これは何か塗られているの!」

 

「へぇ、そんなにたっぷり?ねっとり?」

 

「本当だもん!」

 

これは…友情が壊れそうだな…

 

「ほら、最後ですよ!」

 

ちょっとヤケクソ気味に最後の…つまりゆいゆいさんのパンツを投げる。あれ?!

 

「ちょっと、やめてよ何か塗るの!」

 

いえ、ゆいゆいさん?貴方のに関してはマジで何もしてませんよ…

 

「カズマ…飲みましょう…そして全て忘れたいです…」

 

「付き合うよめぐみん…うちのお父さんもアレだもん…お互いに苦労するよね…」

 

なんだろ、空気がお通夜になったな……

 

「俺のズボンは?!」

 

ぶっころりーのズボンは、隙間を通らないので次回となりました。

 

「うそだろ?!」

_______________________

 

「なんだろ…この絵面に俺邪魔じゃない?」

 

取り敢えず、女子2人がお風呂へ、入れ替わりで俺が戻ると、そこはパジャマパーティーの会場になっていた。

 

「妻の隣に旦那が居るのは自然なことですよ」

 

「そうですよ。私達の旦那様なんですから…邪魔なんて事はありません」

 

やばい…俺の憧れた女子にチヤホヤされる青春がここにある…泣きそう。

 

「俺、今からでも二人と学生になりたい…」

 

「駄目ですよ。学生結婚なんて…親を泣かせてしまいますよ?あ、母さんは泣かせたいです。割と本気で」

 

「そりゃわかるけどさ?せっかくなら学生で甘酸っぱいことしたいじゃん?」

 

「まぁ、私もカズマさんも、学生生活はアレでしたけど…」

 

おいやめろゆんゆん。ちなみに、こんなこと言うのはどうかと思うが、ひろぽんさんも泣けばいいと思ってます。

 

「て言うか、ゆんゆんはパジャマで胸元を出し過ぎだろ…」

 

「良く言いましたカズマ!そうです!それではビッチみたいですよね?!」

 

「ビッチとは言ってないよ?!」

 

めぐみんが乗っかるが、そういう意味ではない。

 

「寝る時はこっちのほうが楽なんですよ?汗もかきますから…ここには特に…」

 

谷間に汗だと…なにその素敵フレーズ!

 

「目のやり場に困るんだよ…」

 

「そうなんですか?…じゃあ、えいっ!」

 

左腕にゆんゆんの柔らかいものが?!駄目だ!ゆんゆんに女の顔をされると理性が!

 

「今日は一緒に寝るんですよ?これくらい、何の問題もないですよね?」

 

「いや、マジで眠れなくなるから…」

 

「その時は…疲れて寝るまで愛してください…」

 

二の腕に胸が!手首に太ももが!ゆんゆん?!小悪魔か?これが小悪魔なのか?!新人サキュバスちゃんより威力あるぞ?!

 

「私も、ちゃんとカズマを受け入れられるって、もう分かってますよね?」

 

右腕の手首に股が?!

 

「ほら…これ、何だかわかりますか…」

 

そう言うとめぐみんは俺の手の甲を指でなぞる。その感触はねっとりと絡み付くような蜜を纏っていて…

 

「お、おい…それは…」

 

「まぁ、カズマのローションなんですけどね?」

 

「……返せよ…俺の胸の高鳴りを返せよ!」

 

そんな裏切り行為を!

 

「なんですか?ゆんゆんと一緒にするつもりですか?まったく、3人でなんて…え」

 

固まるめぐみんの視線の先には、既に服を脱いでシーツで隠しているゆんゆんが居た。

 

「な、なんなんですか?!痴女ですか?!ゆんゆんは3人でした経験でもあるんですか?!」

 

ありますね。

 

「え、エリスさんと言うか、クリスさんと一緒に…あ、でも良いの!普通じゃないもんね!今日は寝ましょう!」

 

シーツに包まって誤魔化しているが、もう全部暴露してますよ?

 

「さて…」

 

「どうしためぐみん?」

 

めぐみんはテーブルにあるシュワシュワを握ると

 

「ゴクッゴクッ………ぷはぁ!忘れましょう…母親の性癖も、友達の痴態も…全部寝て…」

 

アルコールに頼って、寝て忘れることに決めたらしい。

________________________

 

「すかー…」

 

結局川の字で寝ることに…いや、真ん中俺だし、小の字みたいになってるけど…にしても、めぐみんアルコール効きまくりだな…

 

「カズマさん…」

 

「どうしたゆんゆん?眠れな…」

 

訪ねている途中で息を呑む。月明かりで照らされた目の前の少女は、素肌に薄いシーツをまとっているだけだ。心許なく胸元を隠し、頬を真っ赤に染めてこちらを伺っている。更にアルコールによるほろ酔い。なるほど、勿論YESです!

 

「少しだけ、甘えたくて…駄目ですか?」

 

はーい、こんなもん。だよね!したいなら3人でしてたよね!

 

「お、おぉ…全然大丈夫…おいで」

 

腕をゆんゆんの頭の下へ滑り込ませ、腕枕の姿勢をつくり、反対の手で頭を撫でる。やばい、髪も肌も、吐息も…めっちゃ良い匂いする!吐息は何食ったらこんな甘い匂いするんだ?!

 

「ねぇ、カズマさん…」

 

甘えた声はやめて!理性が飛ぶから!

 

「どうした、ゆんゆん?」

 

はい、素晴らしい返事!声も裏返る事はなかったので、情けない俺がバレることは…

 

「……しよ」

 

潤んだ瞳からの熱っぽい視線…濡れた唇、上気した肌、はだけたシーツから露出した胸…ツンと上を向いた桜色の先端…

 

「だめ…ですか?」

 

そして、拒絶を恐れて不安に揺れる声…うん、無理。これが我慢できる男は出てこい!俺はシルビアしか知らねぇよ?

 

「ひゃん!」

 

返事をするよりも先に、ゆんゆんにのしかかる。

 

「止まらないからな?」

 

「…はい」

 

安堵した表情の後、また誘うような表情に変わる。ゆんゆんって、興奮してるとこうなるのか…こんなの抑えが効かなくなるぞ…外では気をつけないと…

 

「じゃ、ここから順に…」

 

「んっ…ちゅっ」

 

軽い口吻のつもりだったが、ゆんゆんの方から舌を挿し込まれた。ただ、まだどうしていいか分からないらしく、必死に突き出しているだけだ。

 

「ちゅぷっ…ほら、楽にして?舌から力を抜いて?」

 

「はい…んっ…んん?!」

 

舌を吸い出して絡め取る。必死に応戦しようとするゆんゆんだが、そもそも口内の何処を責めれば良いのか分かっていないらしい。

 

「んっ!…ふぁ…ちゅっ…くぷっ…」

 

舌の表、裏、歯と唇の裏側…普段なら何も気にならない部分でも、舌というザラつきとぬめりを併せ持つ部位で他人に責められると快楽が生まれる………人も居る。多分雰囲気とかも必要だと思うけど、紅魔族は雰囲気で流しやすいのでそこは問題ない。

 

「はふぅ…カズマさん…凄かったです…」

 

俺も、キスであえぐゆんゆんは凄かったです。

 

「まだキスだけしかしてないだろ?今度はこっち…」

 

次はその舌をゆんゆんの耳へ…

 

「そっそこは…はぁん!」

 

少しだけ驚いた表情で自分の口を抑えるゆんゆん。

 

「どうした?こんなに感じると思わなかった?」

 

これも耳元で言う。

 

「変ですよ…耳なんて、そういう所じゃないのに…」

 

「どうかな?」

 

チロ

「んっ!」

 

少しだけ舌先を耳の中へ、そしてゆっくりと引き抜く…

 

「はぁはぁ…なんか…一瞬凄いのが…」

 

ゆんゆんは耳も感じるんだな…しかし、蕩けている表情は本当に堕ちたメスとでも言うような…嗜虐心を信じられないくらいそそる顔をしている

 

「もう一回…」

 

「だ、駄目です…耳はその…声が出ちゃうから…」

 

隣で熟睡してるめぐみんに目をやるが、起きる気配はない。しかし、流石に本気で喘がれると起きるかも…

 

「じゃあ、期待してるここに…」

 

みぞおちから、谷間をゆっくりと舐め上げる。少しだけ汗の味がするが、全然不快には感じない。これが谷間汗だと思うと少し感動さえ覚える。

 

「あの…はやくこっちに…」

 

胸の付け根を抑え、先端を俺の方へ向ける。

 

「分かってるよ。我慢できないんだな…」

 

少し広めに口に含む、唇も舌も、まだ先端には触れていない。

 

「ちろっ…つー」

 

舌先は乳輪だけに触れて、周りを走る。ゆんゆんは腰をくねらせて、むず痒さと物足りなさに耐えているようだ。

 

「あぁ、こんなに焦らすんですか…カズマさんの意地悪…」

 

これは非難ではなく、要求だ。ゆんゆんは俺の膝に両足をすり合わせ、身体が快楽を求めている事を伝えている。では、少しだけ…

 

「んっ…カズマさんの舌が熱いです…」

 

舌全面を使って先端のつぼみを覆い隠す。摩擦は少ないので、快楽はさほどではないだろうが、待ち侘びた性感帯への刺激に、ゆんゆんの口から声が溢れた。

 

「ちゅるっ…かぷっ」

 

「はぁ!…きゃぅ…」

 

舌で先端をなぞりあげて、前歯で甘噛をする。先端への分かりやすい快楽に、咄嗟に声を抑えたようだが、少しだけ腰が跳ねた。

 

「じゃあ、そろそろ普通に…はむっ…」

 

「んんっ!…あっ、だめ…敏感になってる…」

 

必死に人差し指を噛み、胸への愛撫に耐えるゆんゆん。俺が舐め上げれば強めに息を吐き、軽く噛めば腰を跳ねさせる。

 

「んっ、はぁ…あぅ…」

 

舌先の僅かな動きに翻弄される身体、ほんの数分で、ゆんゆんの目はとろけてしまった。これは、そろそろ…

 

「ゆんゆん…おいで?」

 

「はい…んっ……んんっ!!」

 

唇をキスにシフトして、舌が絡んだ瞬間、両手で両胸の先端を軽く摘む。突然の強めの快楽に、腰は一際高く跳ね。そのまま脱力してしまう。

 

「はふぅ…カズマさん…今日はやっぱり意地悪です…」

 

「めぐみんが、起きないように…でも、ゆんゆんの事は隅々まで愛したいから…」

 

そう言って、お待ちかねのショーツに手を伸ばす。

 

「うぅ、どうなっててもカズマさんのせいですからね?」

 

「俺が止まれないのはゆんゆんのせいだろ?」

 

少しだけ軽口をたたき、ゆんゆんの足からショーツを外す。その布は本来の重量より3倍は重く感じるほど、たっぷりと蜜を吸っていた。

 

「カズマさん、来て…もう我慢出来ないです」

 

「あぁ、でも声は我慢だぞ?」

 

枕を両手でつかみ、両脚を開くゆんゆん。俺は望まれるまま、蜜が溢れて流れ出した割れ目に亀頭を当て、熱く蕩けそうな膣内に、そのままゆっくりと挿入する。

 

「んっ!はぁ…あぁっ…あ…来てる…私の中に…カズマさんが…」

 

蕩けた表情で結合部を見ながらそんな事を口走るゆんゆん。その絵面…色々ヤバいです。しかし、俺も少しだけ歯を食いしばり、情けない声を抑えて一番奥に到達させた。

 

「…凄い…形が、分かります」

 

「俺は逆に溶かされたみたいだ…」

 

ゆんゆんの膣内は柔らかくほぐれてはいるが、元々が狭いのでじんわりと全体に圧迫感がある。そして、じっくりと高めた結果、膣内の温度はかなり高くなっている。

 

「直ぐに出たらごめんな…」

 

本当に、我慢が出来るか分からない。

 

「私が気持ち良かったなら、嬉しいですから…」

 

そう言うと、ゆんゆんは俺の首に手を回し、耳元で

 

「メチャクチャにして…」

 

理性を抉る爆弾を投下していった。

 

ズンッ

「んぐっ!」

 

本能に任せた深い一突き。下手をすれば痛みさえ起こる強さと深さだったが、ゆんゆんの膣内はそれを受け止め、絡みつきも緩む事はない。

 

「あ!ごめん!」

 

「もう…本当に意地悪なんですから…」

 

不満を漏らすその表情に苦痛はなく、快楽と挑発が感じ取れる。まるで、俺の理性を消し飛ばし、本能のままに貪るように仕向けているようだ。まるでサキュバスのスキルでも持っているかのように…

 

「じゃあ、ちょっと速く動かすから…」

 

ゆんゆんの胸が少しだけ弾む程度の速さで腰を打ち付ける。ベッドが軋まない程度に、それでも、子宮をノックするような強さで…

 

「あっ…んっ…あぁ……これ…これぇ…」

 

とろけた表情で、少しだけ唾液を垂らすゆんゆん。まさしく堕ちた表情で快楽を貪っている。ただ膣内の絡み付きは変わっていないので、俺を墜とそうとしているとも言える。

 

「気持ちいい?ゆんゆん」

 

「はい、すっごく…カズマさんとのエッチ…大好きです…」

 

恥じらいもなく、ただ望まれたままに告げる。可愛い女の子の口からエッチと言う単語が出るだけでもドキドキするのに…こんな流れでいわれたら…

 

「カズマさんも…私の身体は気持ちいいですか?」

 

「あぁ、最高だよゆんゆん…抜きたくない…このままずっと繋がっていたい…」

 

「じゃあ、抜かないで…ずっとして」

 

こんな言葉と同時に突き出される唇…俺は思考する事も無く、本能のままにその唇を奪った。

 

「はぁ…でも、私が駄目みたい…」

 

息も絶え絶えにそんな事を漏らすゆんゆん、既にお尻の下は蜜と汗でビシャビシャになっているし、腰は既に何度も跳ねている。

 

「少しだけ…最後だけ強くするよ?」

 

「はい…いっぱい出してください…」

 

パチャッ

スパートの為に腰を強く打ち付けると、溢れた蜜から響く水音、その音にさえ興奮を覚え、俺は本能のままに腰を打ち付けた。

 

「あぁ!駄目です!こんなの我慢できない!」

 

「抑えてゆんゆん。めぐみんが起きたら…」

 

「んんっ…無理です…んぁ!声がでちゃ!…はぁん!…はむっ!」

 

「いたっ!」

 

肩への鈍い痛み。ゆんゆんは声を抑える為、俺の肩に噛みついている。ただ、これくらいの痛みでは、俺の本能は止まらない。

 

「出すよ…ゆんゆんの膣内に…」

 

「んんっ!!」

 

肩を噛み、呼吸も乱れ、体も痙攣して返事が出来ない代わりに、ゆんゆんは両足を俺の腰に回す。あぁ、抜かせないってことか…そんなことしなくても抜かないけど

 

「くっ!」

 

ドプッ

精巣の中身が一瞬で空になるかのような感覚…快楽に溺れて、ただ本能のままにゆんゆんの膣内に射精した。

_______________________

 

「うぅ、見ないでください…」

 

ゆんゆんは我に返った。メチャクチャエロい表情で快楽を貪り、本能のままに膣内射精を求め、卑猥な言葉を言った事をちゃんと覚えたまま…我に返ってしまった。寝落ちしとけば良かったのに…

 

「お酒の力を借りたのは私ですよ。でも、カズマさんがあんなにじっくりたっぷりするから、その…ちょっと暴走しちゃったと言いますか…盛り上がっちゃったと言いますか…」

 

うんうん、俺も途中本能のままに求めちゃったから分かるよ。ところで、顔は見られたくないのに、俺の腕は離さないんだね?可愛いから良いけど…

 

「でも、してるときのゆんゆん、可愛かったし…すごく良かった」

 

「……カズマさんも…凄く良かったです」

 

はい、律儀かわいい…それ、答えるの恥ずかしいだろうに

 

「ほら…おいで?」

 

「…はい」

 

ゆんゆんの頭を胸に抱く。おへそ辺りに柔らかい感触が2つ当たるが、流石にもう腰が厳しい…

 

「でも、ゆんゆんがこんなに積極的なのは珍しいな…」

 

「女の子だって、大好きな人にはエッチになるんです。カズマさんがしてくれないからですよ?」

 

うん。嬉しいけどやめて!第2ラウンド始まっちゃうから…そしたら腰が折れるから!

 

「だから…頑張っちゃいました…」

 

うん可愛い。何この子、超可愛い。

 

「えっとな?ここまでムード作らなくても、ゆんゆんなら何時でも抱きたくて…手軽に誘っていいからね?」

 

「え?…あの…えっちしよ?って言うだけなのも…何か違うと言いますか…そんなのでしたくなりますか?」

 

「したいよ?ゆんゆんに「エッチしよ?」って言われたら即座にするよ?寝起きでもクエスト中でもすぐ抱くよ?」

 

「それは流石に…時と場合は考えましょうよ……嬉しいですけど…」

 

まぁ、その手軽さで毎日来られたら枯れますけど…

 

「でも、それくらい愛してる」

 

「えへへ…私も愛してます…んっ」

 

幸せなキスで物語が終わるなんて、俺には関係ないと思っていたが、今日の所はゆんゆんとの幸せなキスで終わりそうだ。

 

ギリギリ

おっと、背中が痛いです……ごめん!めぐみん!

 




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

幸せな一夜を頑張って書いてみた感じですが、作者の経験不足で色々物足りないかも知れません。

要約したら、ちゃんとゆんゆんも愛されてる。と言う所だけ脳内補完してください。

また不定期更新ですが、今後ともお願いします。
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