本番はしません。まだ恋人ではないので(律儀)
クリスが来てから数日、俺はちょっと位良いとこ見せたいなーなんて思ってクリスと一緒に行動していたが、そのせいでサキュバス店に行けてない。そして、俺の今までの経験から、今夜辺り暴発の危険がある。
「オーケー、クールになるんだ。先ずは明日の洗濯当番だが…クリスだ。そして、ゴミ回収当番はダクネス。どっちも俺より先に起きてちゃんと仕事する…」
つまり、寝てるときに暴発したらクリス。この場で処理してゴミ箱に入れたらダクネスにばれると言うことだ。
「良し!何処かで宿を取りサキュバスさんを呼ぼう。表向きは飲みに行くスタンスで」
そうと決まれば行動あるのみ、ドアに手をかけて
「あれ?カズマ何処か行くの?」
クリスに遭遇した。
「いやーちょっと飲みに行こうかと思って…」
「そうなの?こんなのあるんだけど」
クリスは高級シュワシュワを持っていた。
「わー、出掛ける必要無くなったぞー」
「棒読みが過ぎるよ!?」
クリスはグラス2つとシュワシュワの瓶を俺の部屋に持ち込むと、後ろ手に鍵をかけた。
「おいおい、俺の逃走経路を無くしてどうする気だ?」
「それ、普通アタシが言うやつだよね?アクア先輩にバレたら、あっという間に空になるでしょ?」
「そりゃ違いない」
二人でならんでベッドに座る。グラスにシュワシュワを注ぎ、俺が軽くフリーズで冷やす。
「新たな仲間に」
「何回目さ、それ」
カチッ
軽くグラスを当て、最初の一杯は一気に飲み干す。二杯目を注いでいると、クリスが真剣な目でこちらを見ていた。
「ねぇ、カズマは今幸せ?」
「あぁ、仲間と馬鹿やって、このパーティーで騒ぐ毎日が結構幸せなんだって最近気付いた」
「そっか、アタシが来なくても、カズマはもう幸せだったんだ」
少しだけ寂しそうな顔でグラスを覗く。クリスはまだ仲間の意識が低いらしい。
「クリスが来てから、もっと楽しくなったんだよ。もうパーティーの仲間なんだから、そんな寂しそうにするな」
「本当にそう思ってる?」
「当たり前だろ?」
「じゃあ、何でアタシが来たとき、困った顔したの?」
フォローしたら、触れて欲しくない部分を触れられてしまった。墓穴とは知らぬうちに掘ってしまうらしい。
「それはほら、こっそり飲みに行こうと思ったから」
「嘘、顔に出てるよ」
観察力が鋭いクリスは俺の嘘を即座に見抜いた。
「やっぱり、アタシは迷惑だったかな」
「いや!それだけは無い!本当に無い!」
全力で否定するが、先程の困り顔を疑われているので、誤解は解けない。
「カズマ、本当のこと教えて?アタシはカズマを責めたりしないから」
泣きそうな顔をされると弱い。クリスが悲しむのと俺の恥を天秤にかけ、俺は恥をかくことを選んだ。
「落ち着いて聞いてくれ。俺は確かにクリスが来て困った。でも、それはクリスが悪いんじゃないんだ」
「じゃあ、なんで困ったの?」
「俺も男なんだ。分かってくれ……」
言葉を濁してみる。しかし、微妙に伝わって居ないのか、クリスはまだキョトンとしている。俺は殴られる覚悟を決めた。
「こう言うことなんだ…」
テントを張ったズボンを指差す。クリスはその意味を理解したらしく、徐々に赤面していった。しかし、覚悟してた暴力は無かった。
「カズマは、それをどうするつもりだったの?」
代わりにとんでもない羞恥プレイが始まった。
「えっと、宿に泊まって…サキュバスさんにですね?」
消えてしまいたい。
「ダメ!サキュバスなんて絶対に駄目!」
やはり、女神は許してくれなかった。
「辛いなら…アタシがスッキリさせるから…」
と思ったら、予想をはるかに越えた回答がとんできた。
「良いから!クリスが無理しなくて良いから!」
「好きな相手に尽くしたいだけなんだから、無理なんてしてない!」
とんでもない積極性で、クリスが俺の理性を破壊しに来ている。
「後悔しないな?」
俺はやるときはやる男、クリスをベッドに押し倒した。
「それは後悔するから駄目!」
キメ顔を無効化され、即座に上下を入れ換えられた。
「えっと、後悔するなら辞めないか?」
「違うよ。カズマが私を抱いて、パーティーがバラバラになったら後悔するって意味」
「それは…」
無いとは言い切れなかった。クリス、エリスを妻にするのは幸福な事だと思う。でも、深く考えずにめぐみん、ダクネス、アクアを失ったら、俺はきっと後悔するだろう。
「だから、責任感で本当に好きな人を選べなくなる事はしちゃダメ…アタシが一方的に尽くしてあげる」
「クリスは良いのかよ」
「大丈夫、アタシはカズマが好きだもん。これでメロメロにしてアタシを選ばせてやるの」
俺はクリスの色香に負けて、その身体をクリスに委ねた。
「じゃあ、触るから」
クリスは俺のズボンとパンツをずらし、大きく膨張したモノにゆっくり指を這わせた。
「うわぁ、熱い。でも、表面は思ってたより堅くない」
そして、両手で包み込むと、何故か肩でも揉むかのように、ニギニギと揉みほぐし始めた。
「表面は柔らかいのに…中に硬い芯が入ってるみたい…」
夢中になっているところ申し訳ないが、凝って固くなる訳ではないので、そろそろ教えておこう。
「クリス、実は握られてもそんなに気持ち良く無いんだ…」
「どうすれば良い?」
好奇心に目を輝かせながら訪ねてくる。女神なんて俺より全然長生きだろうに。
「まったく知識が無いとはね」
「少し位あるよ!経験が無いだけだよ!」
少し見栄を張るクリスだが、多分レベルは中学生の保健体育だ。
「本来どうやって使うかモノか知ってるか?」
「本来なら、アタシのココに挿れ…ビクってした?!」
無自覚に『アタシの』って付けるあたり、知識はないが色々才能はありそうな気がする。
「それが出来ないなら、どうする?」
「えっと…似たようなものを再現すれば良いのかな?」
「そうだな。まずは手を筒にして、手の中に入れてくれるか?」
クリスは言われるままに軽く手を握ると、俺のモノを通していく。しかし、少し遠慮がちで、撫でられたような少しくすぐったい刺激しか得られない。
「もっと刺激が欲しいから、強く握ってやってみてくれ」
「うん。こうかな…あれ?上手く出来ない…」
「摩擦があるんだから当然だろ?」
俺は身体を起こし、クリスの秘所に軽く指を這わせる。ぬるりとした感触と熱が指に伝わると同時に、クリスの腰が跳ねる。
「んん!」
「ほら、摩擦を減らすために溢れてるモノがあるだろ?」
「うぅ、これを塗り付けるの…凄く恥ずかしいんだけど…」
ズボンの上からも感触が分かった。恐らくクリスは洪水してる所を見られたくないのだろう。
「これで許して?」
クリスは両手で俺のモノを包み込むと、上目使いで唾液を垂らした。
「あ、動く…凄いヌルヌルしてる…」
一心不乱に指を絡める。唾液をまんべんなく塗り付けるように、顔が近くて、時々かかる吐息が熱い。
「ねぇ?気持ちいい?」
「あぁ、良くなってきた」
サキュバス達と比較したら快感は劣る。しかし、熱く身体を火照らせながら、必死に奉仕するクリスを眺めると
言うのは悪くない。
「次は、手の筒を通すように動かせるか?」
言われるがまま、両手の筒を上下に動かす。
「私の中も…こんな風にされちゃうのかな…」
無意識にこんな発言する辺り、多分クリスは天然スケベだ。
「ごめん。そろそろヤバイ…」
卓越した技術は無くても、男と言うのはこんな可愛い子に健気に攻められ続ければ耐えられない。そう俺が早漏なのではない。
「あ、えっと…ティッシュとか無いし…」
「ごめん、もう限界…」
「アタシこそ、ごめんね?」
カプッ
咄嗟にクリスが先端を咥える。始まってしまった射精は止められず、クリスの口内に思いっきり出してしまう。
「クリス、大丈夫か?」
クリスは涙目になりながら、口を押さえて必死に耐えている。少しずつだが、飲み込んでいるらしい。
「ぷはっ、あんまり美味しいものじゃないね…」
涙目の癖に、俺に心配要らないとばかりに気丈に振る舞う。そんな健気なクリスを見て、俺は自分の最低さを再認識した。
「カズマ…また元気になってない?」
「ごめん!もう良いから、十分だから」
そんな事は無いが、無理はさせたくない。クズと言われる俺だって、大切な人の為に理性は働くの。
「嘘つき…」
クリスは身体を火照らせたまま、もう一度俺のモノを咥える。
「無理はしなくて良いからな?」
クリスの口内は熱くて気持ちが良い。テクニックを駆使する訳ではないが、熱い舌で執拗に先端をねぶられる。
「ぷはっ、気持ちいいの?」
「スゲー良い。他にやり方もあるけど、初めてでこれだけしてくれたら十分だって」
「むぅ、今日はカズマを骨抜きにするんだから、それも教えて!」
良く分からない所で負けず嫌いだ。
「口の中に突き入れる方法だからさ。正直苦しいと思うんだよ」
「カズマのだったら…苦しくても良い…」
俺の理性はここで途切れたんだと思う。だから俺は悪くない。
「クリス、先に謝っとく」
「え?なん…んぶぅ!」
クリスの頭を掴み、腰を押し込んだ。喉の奥に当たる先端が気持ちいい。少しの罪悪感でクリスの顔を見ると、涙目だが抵抗の意思は感じられなかった。
「本当に辛かったら、突き飛ばしてくれ」
警告し、前後運動を再開する。クリスは歯を当てないように苦しい中でも口を閉じようとはしない。それどころか、動きを止めれば舌で舐め回す徹底的な奉仕の姿勢。
「パーティーの仲間に、こんな最低なことしてるのに…めちゃくちゃ興奮する…」
俺は本当に鬼畜のクズマだったらしい。涙目のクリスを見て、萎えるどころか興奮が高まっていく。一度往復する度にクリスがえずき、その度に背筋にゾクゾクと危険な快楽を感じる。
「あぁ、ヤバイ…ごめん!またクリスの口に!」
クリスは苦しい中でも必死に俺に奉仕を続けた。唇を締め付け、舌を押し付け、歯を立てないように耐えていた。俺は数分で限界を迎え、一番奥にもう一度精を叩きつける。
「んん!んーー!」
咳き込みたくても出来ない状態で、ただ涙目でこちらを見ている。出し切った事を確認すると、クリスがゆっくりと唇を離した。
「クズマ…」
「本当にごめん…」
直接喉の奥に流し込んだらしく、飲み込む動作は無かった。
「と、取りあえず…風呂にでも行くか?唾液とか涙で凄いことになってるぞ」
「……連れてって」
「…はい」
不機嫌なクリスをお姫様抱っこして浴室まで運ぶ。敵感知でめぐみんやダクネス、アクアが自室で寝ている事を確認しているのだが…
「敵感知にあいつらが引っ掛かるのはどういう仕組みなんだ…」
「この状況見られたら、カズマが酷い目に合うからじゃない?」
「優秀なスキルだなオイ…」
お姫様抱っこの効果なのか、クリスの機嫌は少しだけ良くなっているようだ。
「ねぇ、脱がせるのは頼んでないんだけど?」
「こう言う時くらい、甘えても天罰は当たらないぞ?」
「ねぇ、パンツ取ろうとしないでくれる?天罰当てるよ?」
おかしい、クリスの機嫌は直ったと思ったが、自然な流れで混浴にいけない。
「悪かったよ。強引に奪ったりしないよ」
「まったくもう…」
「スティール」ボソッ
「あっ!」
ビチャ
右手に収まったそれは、既に入浴を終えた後のようだ。脱衣場ではなく浴室に連れてきたのは、既に太ももまで濡れたクリスの痕跡を残さないためだ。
「うぅ…返してぇ」
そして、クリスはさっき口内をめちゃくちゃにされた時よりも涙目だ。羞恥心が限界らしい。
「こんなの履けないだろ?洗濯に出すんだから、ここで替えちゃえよ?」
「カズマに持たれてるのが恥ずかしいの!」
「よーし、さっきまでナニしてたか説明するぞ」
「うぅ…なんでこんな人に惚れたのアタシ…」
ぼやいてるだけなのに、何この娘…好き!ただ、少しやり過ぎたらしく、恥ずかしさそうに後ろ向きに座り込んでしまった。
「悪かったよ、ほら」
「カズマ…」
後ろからクリスを抱き締める。ような流れで、右手を股の間に滑り込ませた。
「んん!だめぇ!」
「何が駄目なんだよ。グショグショだぞ?」
「アタシが…カズマに愛されちゃ駄目なの」
抵抗は僅か、と言うより形だけだ。
「受け入れたいのに…でも、きっとダクネスやめぐみんに、申し訳なくなる日が来るから、だから辞めてよカズマァ」
「分かったよ。じゃあ、俺はクリスを抱いたりしない」
「本当?」
安堵した表情で俺の方に身体を寄せる。心なしか少しだけ残念そうにも見えた。
「だから、今から俺はクリスにセクハラをする」
「そ、そんな…」
「あぁ、可哀想だなクリス…俺に借金があるし、俺のテクニックにかかれば簡単に処女が奪われてしまうな…だから、抵抗しないで俺にセクハラされるしかないな?」
「あぁ、カズマは本当に最低だね」
安堵し、心底嬉しそうにクリスは身体を委ねてきた。
「アタシのこと、メチャクチャに気持ちよくするつもりなんだ…」
「おう、抵抗しなきゃ、処女を奪ったりはしないでおいてやる」
「うん、ご奉仕も沢山するから、まだ奪わないで」
俺たちなりの納得する答えを出した所で、クリスの濡れた秘所へ、ゆっくりと指を這わせる。分かってはいたことだが、既に準備が整っているソコは、俺の指を容易に飲み込む。
「あぁ、指でなぞられてるだけなのに…もう…」
既に限界まで焦らされたクリスの身体は達する直前だった。しかし、普通に達してもつまらないので、少しだけ意地悪をする。
「ほら、クリス。こっち向きに座って?」
「う、うん…」
後ろから逝かされる直前で手を離され、まだ興奮が覚めてない様子だ。しかし、普通には逝かせてやらない。正面からクリスを抱きしめ、右手でクリスの陰核を軽く摘まむと、耳元で告げる。
「クリス、逝きたいなら、俺の目を見てお願いするんだ。そして、逝ってる時も俺の目をずっと見てるんだ。出来るか?」
「うん、カズマのこと、ずっと見てる…だからアタシのこと、逝かせて」
「良くできました」
承諾は得た。だから、約束通りクリスを俺の腕の中で達するまで苛めてやる。
「あっ、そうソコなの、見てカズマ…アタシちゃんとカズマの手で逝くから…んん!」
「ちゃんと見ててやる。ほらここは風呂場だ。汚れたら簡単に流せるんだし、思いっきり逝って良いぞ」
「本当、カズマって最低…んぁぁ!」
腰が跳ね、俺の右手に熱い液体が浴びせられる。クリスは約束通り、俺の目を見ながら達した。その表情は羞恥と興奮、そして少しだけ安堵しているように見える。
「クリスの逝ってる顔、スゲー興奮した」
「はぁはぁ、カズマって本当に…クズなんだから」
少し悪態をつく余裕はあるらしい。クリスの告白で俺も元気を取り戻しつつあるので、折角だからもう少し楽しむことにした。
「ほほぅ、じゃあ俺がどれだけクズか教えてやるよ」
「え?カズマ、待ってなにするの?!」
ピチャ
洪水になっているクリスの陰部を口に含んだ。溢れる蜜は夢の時よりも塩味が強いが、やはり甘い。そして、これがクリスから溢れたものだと思うと、何も抵抗を感じなかった。
「んんっ!待って、逝ったばっかりだから!おかしくなる!」
「残念。クズな俺はクリスへのセクハラを辞めたりしないぞ」
両足を押さえ込み、じっくりと味わうように舌を這わせる。腰が跳ねたり、足を痙攣させたり、言葉を発しなくてもクリスは俺に悦んでいる事を伝えてしまう。
「ぁ、カズマァ…出ちゃうから口離して…」
「何が出るのかな?具体的に言って貰わないと分からないぞ?」
「うぅ、最低……ぁっ!」
チョロチョロ
クリスの膀胱は快楽に負けたようだ。何も抵抗できず、すべてを晒したまま垂れ流してしまっている。
「じゃあ、スッキリしたようだし続きするな?」
「うぅ、本当に最低…せめてアタシにもさせてよぉ…」
「しょうがねぇなぁ」
クリスを横向きに寝かせ、俺は上下反転してその正面に寝る。俗に言う69の体位だ。
「カズマと一緒にするんだ…でも、性欲処理とセクハラを一緒にしてるだけだから、これはセーフ…」
「良く分からなくなってきたな。そのセーフ理論」
「カズマが責任を感じなきゃ良いの!」
「本気でクズだったら、抱いても責任なんて感じないぞ?」
「そこまでクズなの?」
「いや、流石に初体験の相手は特別かな…」
「じゃあ、これはギリギリセーフ」
お互いの性器を愛撫し合う仲って、既にとんでもなく特別な間柄だとは思うが…クリスは「子供を作ってない」ことを最後の砦として守っているんだろう。
「クリスの理性を完全に吹っ飛ばして、子作りしたくて堪らなくしてやるよ」
「そ、その前にカズマの空っぽにしてあげるから!」
気丈に振る舞うが、少し舌先でなぞるだけで腰を震えさせているクリス。俺としても合意の上でしたいので、今は沢山いじめてやろう。
「ほら、こう言うのが好きか?それとも、少し激しくこれくらい?」
「んん!なんでカズマはそんなに上手いの?!」
「好きな女を抱く前準備だしな?」
「そう言うのズルいよう…」
数分が経過したが、クリスは俺にされるがまま何度と絶頂を迎えている。と表向きはそう言う状況に見えるだろう。実は既に俺の我慢も限界だ。いま我慢の糸が切れたら残ったモノが全部出ると思う。しかし、処女に一滴残らず吸い付くされるなんて、サキュバスさんに鍛えられた俺には許されない。
「もう、限界…うぅ、カズマが何回も逝かせるから…」
何度目か分からない痙攣のあと、クリスの奉仕は止まった。体力的にも限界らしく、ぐったりとしている。
「て言うか、なんでレベル低いカズマが元気なの…」
「俺にも分からないが、何故かクリスとしてたら疲れないんだよ」
自分でも疑問だが、何故かクリスとしてたら回復したような気さえする。
「クリスがエリスパワーでヒールした訳でもなく?」
「クリスの時には使えないよ…」
「じゃあ、ほら『ヒール』」
クリスを回復する。なぜか、いつもより多く回復したような気がする。
「ありがとう。ヒールの効果上昇スキルとか覚えてる?」
「アクアがいるし、そう言う類いのスキルは覚えてないな」
「そうなの?ほら!なんかアタシ凄く回復したよ!」
そう言うとクリスはヘッドスプリングで立ち上がる。さっきまで失禁してた奴の動きではない。
「と言うことで、これはお礼兼リベンジ!」
クリスは四つん這いになり、再び俺のを咥え込んだ。
「いや、もう十分だから」
「遠慮しないで?ぜーんぶアタシに頂戴?」
発情した顔で、上目使い。しかも、俺からの反撃がないせいで、クリスの責めは的確になっていく。
「ねぇ、カズマ」
「な、なんだ?」
「我慢しないで、アタシの口の中…カズマでいっぱいにして?」
言葉攻めだと?なんて高度な事を!いや、俺が先に色々やったからか?あ、気を抜いたからもう
「ごめんクリス!」
「んんっ!」
ドプッ
大量の放出感。出しきったと思っていた。しかし、今日最高の量と濃さ。クリスに対して興奮しすぎたのか?それで出したモノが回復するとは思えないが……
「ふふふ。カズマがアタシでイッパイ出した」
唇から精液を溢れさせつつ、恍惚の表情を浮かべるクリス。完全に女神ではなくサキュバスが入っているとしか思えない。
「俺はもう限界だし、軽く流して早く寝ようぜ?」
「はーい」
上機嫌なクリスに背中を流して貰い、そそくさと俺の部屋に戻ってきた。
「いや、クリスも俺の部屋に来てどうする?」
「今日くらい良いでしょ?アタシとカズマの仲だし」
責任どうこう言ってた癖に、完全に彼女面してません?
「ほら、早く寝るよー」
「はぁ、しょうがねぇな」
内心ワクワクだが、なんか負けた気持ちになるので黙っておく。
「ねぇカズマ、アタシ上手にできてた?」
「スゲー気持ちよかった。マジで手を出すところだった」
「えへへ、やった」
クリスは俺の腕の中に潜り込んで来た。しかもいつ脱いだのか、服を着ていない。
「これは完全にアウトじゃないのか」
「今夜だけ…恋人みたいに抱き締めてよ」
「しょうがねぇな」
本番なしとは言え、あそこまでの事をした俺は、素直にクリスを抱き寄せた。俺の胸に顔を埋めると、少し震えている。
「…ごめんね、ダクネス、めぐみん、アクア先輩」
腕の中でか細く懺悔する声を聞いてしまった。ここで慰める言葉なんて見つかる筈もない。だから、俺は素直に宣言する。
「ほら、俺って魔王を倒した英雄様だろ?ここにあいつらと、他にも沢山集まる日も近いだろうから、今日だけだぞ独占だなんて。ありがたく甘えろよ?」
「本当にカズマって最低…アタシが罪悪感感じてるの馬鹿みたいじゃん。でも、やっぱりそう言うカズマがアタシは好き」
「俺はあいつらもクリスも諦めるつもりはない。全部手に入れる。じゃないと、世界の英雄様の割に合わないだろ?」
「アタシもカズマが本気でそれを望むなら協力してあげる。でも一番はアタシだからね?」
クリスの表情は明るくなった。こんな糞みたいな世界で何度も死んで魔王も倒した。それくらい望んでも良いかもしれない。
「それはクリスの頑張り次第だろ?まぁ、今日は満点だったけど…」
「そこは嘘でも、目の前の女の子に一番って言うのー」
「はいはい」
元気になったクリスをあしらいながら眠る。クリスの素肌でまた元気になったら色々台無しになるので、今日は素直に引き下がる。
「ありがとうカズマ、愛してる」
夢に落ちる直前に、そんな言葉が聞こえた気がしたが、夢だと本気で恥ずかしいので、追求はしないことにした。
長々ありがとうございました。
また少し日常を挟んだら、そろそろ恋人になります。