更新遅くてすみません。また日常回です。
中学生のコイバナみたいなノリが入ります。
皆さん、カズマです。
新しい朝が来ました。希望の朝です。
喜びに胸を開き(シャツをはだけ)青空を仰いでいます。(窓から)
本番をしてないとは言え、僕は本物の女の子とあんなことやこんなことをして、大人の階段を駆け上がりました。
そして、今朝から射精感を感じ、今は賢者モードで現実逃避中です。
「結局夢精してしまった…昨日のは夢だった可能性もあるよな…サキュバスさんからのサービスかも知れないし」
やっちまったモノは仕方ない。取りあえず、生暖かい下半身を確認して
「あ!お、おはよー…」
布団の中、露出した俺のモノと、口から白濁とした何かをこぼすクリスと目があった。動かず潜伏スキルを使用してたらしい。
「クリスさん、何をなさってるんですか?」
「この子が、臨戦態勢だったから…」
俺の下半身は唾液でべちゃべちゃになっている。
「随分と長い戦いだったようで…ちなみに、朝のそれは生理現象だ」
「じゃあ、奇襲は盗賊の専門分野ってことで……」
徐々に顔が赤くなるクリス。これは寝ている間にイタズラして、バレないうちに辞めるつもりだったが、思ったより盛り上がって俺に見られたって事で間違いないと思う。
「ほら、そろそろ片付けて服着ろ。あいつらにバレたら困るだろ?」
「うぅ、カズマがクールだ…」
しょんぼりするクリス、賢者モードと過去のチョーカーの件もあって危機感を優先しているだけなので、実はめちゃくちゃ抱き締めたい。
「アタシ、一晩で飽きられたのかな…」
めっちゃ落ち込んでいる。こう言うときのフォローが大切だって前にウィズの恋愛話(本人のではない)で聞いた事がある。
「ここで俺がその気になってみろ。あいつらの前で処女を散らせる事になるからな」
ちょっと間違えた気がする。
「そ、それは困るな…」
おっと顔が満更でも無さそうだぞ?チョロいな女神様。
「さて、このべちゃべちゃの下半身をどうするか…」
「『ピュリフィケーション』これでどうです?」
「おお、流石は女神…」
服を着ないで変身したからなのか、それとも分かっててやってるのか、エリスは裸だった。
「なんですかカズマさん?私の顔に…」
まで言った所で顔が赤みを帯びてくる。天然だったらしい。
「うわーん!カズマさんに見られた!」
「ちょっと落ち着いて!て言うかクリスで見せるのは良いのか?」
「この姿は、ちゃんとカズマさんと結ばれる時に取っておきたかったんです!」
なんだこの女神、可愛い。
「と、取りあえず服を着よう?そろそろあいつらが…」
「カズマさーん!うるさいんですけど、誰か居るの?」
ほらアクアが反応した。取りあえず俺は服を着ているがクリスの服が見当たらない。
「流石に全裸のクリスは不味い!」
「えっと、じゃあ!」
バンッ
「ちょっとカズマさん、返事くらい…」
「アクア先輩、おはようございます」
「え?なんでエリスが居るの?」
クリスは咄嗟にエリス(服を着た神々しいバージョン)になると、不思議な力で宙に浮いていた。天井の都合で神々しさが半減する高さだけど…
「カズマさんは、悪魔によりもたらされた悲劇から人々を救ってくださいました。その功績を称え、私の加護を授けに来たのです」
「功労者は私だと思うんですけどー?」
「え!先輩、私の加護要ります?」
「要らないけど?」
「酷い?!」
咄嗟の機転にしては素晴らしい対応だと思う。ただ、アクアの足元にクリスの服が落ちてなければ……
「まぁ良いわ。エリスも降臨するなら玄関から来なさいよ?カズマが1人ハッスルしてたらどうするの?」
「カズマさんには必要ありません!!」
「あらあらーエリスってば夢見る乙女ねー。カズマさんも男の子なんだから、そこら辺の理解は必要よ」
このエリスの否定は今後は私がしてあげる。と言う話であって、俺がしないとかの話ではないのだろうな多分。
「ほら、朝ごはん出来てるから早く来なさいよ?」
「おう、今いくよ」
「なんならエリスも食べてく?」
「私はすぐに天界に戻りますので…」
「そう、大変ねー」
危機は去った。
コンコン
「クリスー朝ごはん出来てるけどー」
そうでもなかった!
「スキあり!」
ツンツン
「ひゃっ!なによクリス、何処に居たの?」
素早い身のこなしで着衣からのアクアの脇腹ツンツン。高レベルの盗賊ってあんなに速く動けるのか…
「アクア様の声が聞こえたから、潜伏してました。女神の見通す目を欺くなんて、中々のモノでしょ?」
「女神の目を欺くとは中々やるじゃない。ほら、朝ごはん出来てるから行くわよ?」
窮地は脱したらしい。取りあえず朝食に行こう。
「そう言えば、クリスはカズマの氷菓子を流行らせる案は考えたのか?」
「うん。少し反則技だけどね?」
食卓では、ダクネスがクリスに仕事の話をしている。その話題は俺も気になるところだ。
「別に法に反する事ではないのだろう?聴かせてくれるか?」
「カズマがエリス様を呼ぶでしょ?でアイスを献上するの。あまりの美味しさに感動して各地のアークプリーストにお告げしちゃうって計画」
「いや、流石にエリス様がそんな…来てくれたとしても、万が一食べたとしても、お告げにそんな個人的な…」
ダクネスは軽く引いているが、この作戦は確実だ。なにせ本人だもの。なんなら、既に垂れ流しちゃった可能性もあるもの。
「有り得なくも無いわ。お告げって本気で思ったことが無意識に拾われる事があるの。贅沢をしないエリスに先進的なアイスなんて食べさせたら……垂れ流しもあり得る!」
もうこれ無意識に垂れ流してるわ。アクアが言うんだから間違いないわ。
「ちなみに、アクアも垂れ流す事あるのか?」
「アクシズ教のアークプリーストは…週末の夜にはキンキンの一杯とか言う教えを授かるらしい。ここに本物がいることを考えると、きっとそう言う事なんだろうな」
「あれは労働後の労いの素晴らしさを伝えているの!正しい教えなの!」
机をバンバン叩きながら熱弁している。この女神は完全に駄々っ子だ。
「なぁ、まさか昨晩の事が垂れ流れている可能性は…」
「時間的にもただの淫らな夢だと思われると…信じたい…です」
「この家には私の結界があるから、そんな心配は不要だけどね!カズマが意地悪したとき「カズマなんて嫌い!」なんて垂れ流したら大変な事になるもの」
「おい!マジで辞めろよ?!アクシズ教団に狙われるとか魔王よりやべぇだろ!」
内心では、凄く感謝してます。なんて下らない日常会話はさておき、朝食を食べたら仕事の話だ。
「今日はウィズの所でソフトクリーム製造機の完成度チェックにいく。皆はどうする?」
「アタシも行く!」
「私も暇だし、手伝いくらいするぞ」
「私はカズマ以外に唯一の本物を知ってるわけだし、当然味見に行くわ!」
ダクネスとクリス、アクアは参加。
「私は爆裂散歩が終わってから合流したいのですが、カズマがテレポートで付き合ってくれませんか?」
「おう、たまには行くか!」
俺とめぐみんは後から合流と言うことになった。と、言うことで久々に二人きりで爆裂散歩となりました。
「「ばっくれつばっくれつ♪」」
めぐみんと二人で爆裂散歩に来るのは久しぶりだ
「カズマ!あそこにハシリタカトビが居ますよ!」
モンスターの群れ、それも身を寄せて休憩をしている。
「よっしゃ!俺もマタナイト持ってきたし、一緒にやるか!」
二人で詠唱を始める。魔王城攻略も、魔王を倒したのも、結局は爆裂魔法だった。俺はこのロマンを求めた仲間に救われた。本人には絶対に言わないけど
「「エクスプロージョン!!」」
ハシリタカトビの群れを完全に範囲内に納めた一撃、当然ながら奴等が耐えられる筈もなく、俺のレベルが一気に上がる。
「いやー、毎回これなら欠かさず来るわ」
「何を言っているのですか!爆裂魔法そのものを鍛え上げる事に喜びを見出ださなくてどうしますか!ちなみに何点でしたか!」
「今回は俺の爆裂に合わせためぐみんの技術点を加味して95点あげたいと思う。合わせつつ全力で放てたら、間違いなく百点だな」
「流石の見立てですね…悔しいですが、私もそれくらいだと思いました」
長年連れ添った仲間だから分かる僅かな違い。そう考えると、俺たちの関係も感慨深い。
「ねぇカズマ…私たちの関係は、何時まで続くと思いますか?」
急に真面目なトーンになるめぐみん。
「紅魔の里でも言いましたが、私はカズマが好きです。生涯側に居ても構いません。でも、今のパーティーの関係もずっと続けたいと思っています」
「俺も、このパーティーメンバーと離れるのは嫌だ」
「私の側に居るとは言ってくれないのですか?」
こいつ、たまに凄く積極的になるよな。
「めぐみんにも側に居て欲しい。これじゃ駄目か?」
「ズルいですね。英雄様はハーレムでも作るおつもりですか?」
鋭い。知能の高さはやはり本物のアークウィザードだった。
「軽蔑するか?」
「普通に最低だと思いますよ」
「だよな…」
当然の反応だが、手離したくない相手に言われると堪える。
「私だって、誰一人欠けないならそれが1番です。でも、カズマが誰かと愛し合ってる所は見たくないです」
ちょっぴりシリアスな顔で呟く。
「俺は誰も欠けたくないし、全員で幸せになりたい」
「何ですかそれ、本気で全員を自分のものにするつもりですか?」
「まぁ、端的に言うとそうだな。別に俺のモノって必要はないけど、パーティーや、今の関係は解消したくない」
いつもなら、「趣味の悪い貴族か何かですか?」とか言われそうだが今日のめぐみんは少し違った。
「恐らくですがダクネスも、アクアも、更にはクリスだって、カズマ以外と結ばれるつもりは無いですよ。無論私もですが」
「アクアもかよ……めぐみんはそんなハーレムみたいな関係で良いのか?」
俺が望めば全員が俺のものになるって事だ。それは逆に言えば、旦那の不倫を容認する事にもなる。
「結婚したとして、カズマはどうせ可愛い娘に釣られるんです。相手が信用できる友人なら、少しは許してあげようってだけですよ。」
「俺ってそんなに信用無いのかね?」
言い方を変えれば、そうなっても愛してくれるって事だ。俺からしたら嬉しい評価でもある。
「で?クリスに何をしたんですか?」
「な!見られて?!」
しまった。めぐみんはこう言うブラフを使う!
「やっぱり!ダクネスみたいにお風呂ですか!私の時みたいに添い寝ですか?!最低の性獣じゃないですか!」
「ハメやがったな!」
「既にパンツ奪ってるんだから、とっくに無罪な訳無いんですよ!」
これは、ウィズの店で裁判になりそうだ。
__________
「見てくださいカズマさん!ほらほら、ここの取っ手を引っ張ると、下から出てきますよ!」
ウィズの店に着くと同時に、テンション高めのウィズがソフトクリームを作って見せて来た。我ながら上手く再現できたものだ。アクアたちも店のテーブルで満足そうにアイスを食べている
「味も好評です!ついに私のお店に行列が出来る日も近いですね!?」
「おお、落ち着けウィズ。バニルはどうした?」
テンション高めでグイグイくるウィズをたしなめる。正直、抱き合って喜びを分かち合いたい気持ちもあったが、後ろのめぐみんが怖いので止めた。
「バニルさんは大量に販売する為、材料の流通ルートの確保に奔走しています」
「つまり、相当上手くいったようだな」
「では、皆で味見をしながら、今後について話しましょうか?主にカズマの事とか」
めぐみんの無慈悲な提案。
「え?アイスの事ではないのですか?」
驚くウィズを無視して、裁判が始まりました。
「カズマが、クリスへのセクハラを働いた可能性が高いです」
めぐみんからの告白。いや、俺の自爆なんだけど
「まぁパンツ取ってた位だしな。借金の件もあって、私としても危惧はしていたが」
「で、何したのよ?」
ダクネスもアクアも俺を庇うつもりはないらしい。
「本来なら、クリスへ聞くのが一番早いが、ゲスい被害を告白させるなんて羞恥プレイをさせる訳にもいかんのでな。さぁ素直に吐け!」
「ダクネス!普段クルセイダーっぽくないのにこう言う時ばっかりやる気を出しやがって!」
クリスは少し離れて赤面してる。
「まさか!借金を理由に一線を越えてないだろうな!」
ダクネスの指摘に若干ドキッとする。クリスの制止がなければ、これへの回答はイエスしかなかった。
「俺はそこまで鬼畜じゃねえ!やるなら自分のモノにするつもりで手をだすわ!」
「カズマさん?!出したの?ねぇ!理由はともかくクリスで童貞を捨てたの?!」
「してねぇよ!まだ童貞だよ!」
この流れは、俺とクリスが相思相愛で良いムードを作れると言う事が想定されていないらしい。勢いで煙に巻くにはちょうどよい。
「カズマの反応から察するに、クリスはカズマからセクハラを受けたのはほぼ確定な訳ですが、クリスならカズマをボコボコに出来ますよね?」
真打ち、めぐみんが参戦してきた!
「しかし、カズマが怪我をした所を私は見てません。そうなると、借金のかたに脅して抵抗許さずクリスへ関係を迫った可能性があります」
あ、これマジのピンチだ。
「しかし、二人の関係は良好です。これはクリスがセクハラに喜ぶビッチ、またはカズマが大好きなのでウェルカムだったかのどちらかではありませんか?」
「そ、そんなこと無いよ?別にカズマなんて、す…好きじゃないし?」
顔が真っ赤でしどろもどろに喋っている。
「なぁクリス、それはそれでクリスがスケベな女だと言うことにならないか?」
ダクネスのフォローはもはや追い込みでしかない。
「ねぇ、クリス。女神の目は誤魔化せないわ。あなたカズマさん大好きよね?」
多分、この状況だと誰でも分かる。
「こ、こんなパンツ取るような、すぐセクハラするような人、だ…誰が好きに…」
「そのセクハラパンツ泥棒と笑顔で一緒に居たじゃないか…」
ダクネスの裏切り。
「うぅ、そ、そうだよ!カズマはなんだかんだで仲間を大切にするし!アタシには結構優しいし、好きでも良いでしょ!」
「逆ギレ…」
めぐみんが唖然としている。
「そもそも、皆はどうなのさ!アクア様も、ダクネスも、めぐみんも!カズマが好きじゃないならアタシと何しても良いよね?!」
「だ、ダメよ!カズマさんには連れてきた私を養って貰うんだから!」
寄生宣言するアクア。
「私は別に、クズな所は好みだが、それだけで…」
素直になれないダクネス。欲望には素直なのに。
「私はカズマが好きなので、クリスにも譲る気はありません。でも、良かったです。アクアとダクネスに恋愛感情が無いのであれば、私とクリスの一騎討ちですね?」
めぐみんは策士。ロリっ娘のくせに出来る女。
「カズマさん達良いなぁ。青春じゃないですか…」
ウィズは羨ましそうにこっちを見ている。
「ズルいぞめぐみん!私だって結婚するならカズマが良い!」
ダクネスが遅れて参戦。
「ほら、アクア様も行かないと、カズマさんが取られちゃいますよ?」
「うぅ!ダメー!!カズマさんは私のなの!」
告白はしてないけど、ウィズに背中を押されたアクアが半泣きで参戦しました。
「おいおい、なんだよ皆…素直になれば俺が大好きなんじゃないか」
感慨深くモテ期を噛み締めた。
「分かったよ皆。俺、ハーレム作って皆を幸せにするよ!」
それを聞いて、皆が大人しくなる。そして
「最低です」「最低だな」「これだから引きニートは」
と罵声を浴びせて俺から離れた。
「変わらないねカズマ、良くも悪くも…」
クリスは離れはしないが、完全にムードを逃した。
「私は、そう言う欲望に忠実なカズマさんも嫌いではないですよ?」
ウィズは本当に女神より女神してる。
「俺もウィズは嫌いじゃない。いや、むしろ好きだぞ」
「ウィズ、そう言うフォローするとカズマが本気にするわよ。純潔を奪われたくないなら、辞めときなさい?」
アクアが余計な事を言う。俺をなんだと思っているのか…
「え?カズマさんがアンデッド相手でも良いなら、私は捧げても良いんですけど…」
「「「は?」」」
あれ?ウィズさん?貴方ヒロイン枠だったんですか?
「私の理想は、私の夢を一緒に歩んでくれる人との結婚です。でも、そんなの無性別のバニルさんと、お相手が沢山いるカズマさんしか居なかったんです」
ウィズが恋する乙女のように語りだした。
「言われてみれば、アンデッドを恐れなくて、それどころかセクハラまでする男はカズマしか知りませんね…」
「そもそも、ウィズのようなアンデッドがレアケースだからな…」
めぐみんとダクネスは、何となく腑に落ちたようだ
「カズマさんの回りには魅力的な女性が沢山居ますから、アンデッドの私が入る隙なんてないと思ってました。ですが、多妻になるのであれば私が入っても良いですよね?」
「まぁ、正直デストロイヤーの時にキスしようとしたし…迫られたら断れないけど」
アンデッドだから、そんな詰まらない理由で抗えない位には、俺はウィズが好きらしい。
「じゃあ、今度からカズマさんを『旦那様』って呼んでも良いですか?」
「「「「それは駄目!」」」」
そこは満場一致で否決されました。
「戻ったぞ店主!そしてなんだこの空気は!」
バニルがタイミング良く戻ってきた。このままギスギスするくらいなら、一度クールダウンする時間があっても良さそうだ。
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「なんだ、小僧の結婚相手の話か、くだらん事で盛り上がるモノだな」
「バニルさん!女の子にとっての結婚は特別なものなんです!」
ウィズの抗議を完全スルーして、バニルは呆れた調子で続ける。
「結果が変わらん議論ほど、下らんものはないだろう?その小僧の未来に、妻が一人で済むパターンなど存在せん」
「え?俺ってどう転んでもハーレム野郎なの?!」
それはそれでどうなんだろう。
「安心しろハーレム小僧。多妻になる理由はネタ魔法娘か貧乏神のどちらかだ。いやはや、執念深いと言うか嫉妬深いと言うか、誰と結ばれようがそいつらは転がり込んで来るぞ!」
「え?怖っ!何この子たち!」
別に実行した訳でも無いのに、アクアは慌てて、めぐみんは目を反らした。
「そ、そんな訳無いじゃない!私はカズマさんが寂しくないように、遊びにいくだけよ!カズマさんも喜ぶってめぐみんが言ってたもん!」
「あ、アクア!私はそんなこと言ってませんよ!」
これは何かやったな。
「この筋肉娘を助けた時、ちょっと良い雰囲気の二人を見たこのネタ種族は「二人が本気で愛し合っているなら、私たちは祝福しましょう。でも、きっとカズマは寂しいでしょうから、週6で遊びに行ってあげましょうね?泊まりで」と、とんでもない妨害工作を駄女神に仕込んでいたぞ」
「めぐみん?!正々堂々カズマを取り合うんじゃ無かったのか!」
「も、勿論!子供が生まれたら身を引きますよ!でも、そこまでは争奪戦の途中ですよね?」
悪い女だなめぐみん…
「じゃあ、カズマが誰と結婚しても、めぐみんとアクア様は無条件で付いてくるの?」
「ちょっとクリス!女神をお菓子のオマケの玩具みたいに言わないで!」
「大丈夫だぞアクア。そう言うのは玩具が欲しいから人気なんだ」
結局俺らの関係はこれからも続くようだ。
「ところで小僧、そろそろソフトクリームの流通の話に移ってもいいだろうか?」
「あっハイ」
_____________
ソフトクリームの販売開始イベントは、結論から言うと大成功と言って良い。クリスの案は完全にハマった。と言うか、やっぱり垂れ流していた。
「冷たく甘い白い菓子をエリス教会が探してましたって何の冗談ですか?」
「いつの間にエリス様に献上したんだ?と言うか、エリス様やたら協力的だな」
めぐみんとダクネスはメチャメチャ疑っている。気持ちは分かる。
「エリスが今朝来てたけど、これが加護なのかしら」
「今朝?カズマの寝室にか?」
アクアの何気ない暴露にダクネスが反応する。
「女神ってそんなに簡単に降臨して良いんですか?!と言うかこれが加護なら残念すぎませんか?!」
「駄目なの?加護がショボいのはエリスだし?」
めぐみんとアクアの温度差がヤバい。
「私も、話題のスイーツショップが開店したら降臨してたけど?」
「おい、日本代表女神ってこんなんで勤まるのか?!」
隣で加護がショボい扱いされて、少し赤面して震えてるクリスに触れず、取りあえず深入りされないようにアクアを責める。
「本日より、ウィズ魔法具店には紅茶とアイスクリームが新商品として並びます!皆様、ご贔屓にお願いします!」
ウィズはすっかり張り切って、店の宣伝に精を出している。これで貧乏店主も卒業かも知れない。
「貧乏店主が貧乏を脱却すると思っている小僧よ。これを見ろ」
「なんだよ。これはソフトクリーム製造機の追加注文書か?」
「味の種類を増やしたいとの要望だ」
なるほど、独占商品でも妥協せず、更に利益を求める姿勢。センスが悪いだけで商売の素人と言うわけでは無いようだ。
「で、こちらが追加素材の注文書だ」
「こ、これは…肉類、魚類……」
味覚のセンスがヤバい。
「吾輩から見ても、これは売れるとは思えんのだが…」
「元が取れそうにない商品に先行投資…やばくないか?」
どうやら、貧乏店主のあだ名は脱却出来そうにない。あれ?嫁にしたらまた借金が俺に来るのか?
「安心しろハーレム小僧。あの店主の借金問題は、正式にお前が妻として娶ってしまえば解決する。旦那にはちゃんと相談するタイプのようでな」
「大丈夫なんだろうな?」
「吾輩のダンジョンは、お前が貧乏店主を娶ってしまえば直ぐに完成するのだ。これに関しては嘘はつくまいよ」
不安は消えないが宣言してしまった以上、俺はコイツらの為に全力で頑張るしか無いようだ。
「まぁ、今の借金が消える訳では無いのだが…」
「そう言うオチやめろよ!」
ウィズが嫁に入りたがっている。
入れてあげますか?
⇒YES
NO
これがやりたかっただけです。
取りあえずハーレムルートに入ったと言うことで1つ
そろそろ一線越えて行きます。