※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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エリス様回です。

エリスが主人公といいつつ、クリスばっかりでしたが、そろそろ女神様の出番です
(同一人物ですが)


三夜目、1人の青年と1人の少女

ウィズ魔法具店がダメ店主のせいで利益まで溶けるソフトクリーム屋として有名になりつつある今日この頃、俺はギルドで懐かしい顔に再会していた。

 

「カズマ様。お久しぶりですね」

 

「あなたは、最初に金を貸してくれた司教のおじいさん。いや、あのときはお世話になりました」

 

「あの時、駆け出し冒険者だった貴方が、まさか魔王を倒して世界の英雄にまでなるとは、これもエリス様の思し召しでしょうか」

 

「いやー俺もこんな事になるとは思いませんでしたよ」

 

エリス教会の司教様は、ずっと俺と話したかったらしい。その理由はと言うと

 

「ところで、カズマ様はエリス様と何か個人的な関係をお持ちなのでしょうか?」

 

特大の地雷だった。え?女神へ恥辱の限りを尽くしたけど、やっぱり処刑?合意だったので良くないですか?!

 

「な、なんでそんな事を?相手は女神様ですよ?」

 

「実は私たち極一部の者が聞いたお告げがあったのです。しかし、内容的にもお告げではあり得ないと思ったのですが、貴方の商売にエリス様が加護を与えた事を見るに、あながちあり得ない事でも無いのかと…」

 

おっと、何を垂れ流したんだエリス様は…

 

「ちなみに、内容を聞いても良いですか?」

 

「そうですね。数日前の深夜でしたか、カズマ様と結ばれたい。愛を注いで欲しい。等と、夢見る少女のような言葉でしたな」

 

「いやー、それがエリス様の意思ならば光栄ですが、私など釣り合うハズも無いでしょう」

 

当たり障りの無い回答で逃れる。意外とポンコツだなエリス様。

 

「エリス様は、魔王軍に苦しめられる人々を想い、何度も涙を流しておりました。その悲しみを断ち切ったのがカズマ様なのです」

 

司教様は感慨深い顔で俺を見た。やめてくれ。その女神様に最低な事をしまくった俺をそんな目でみないでくれ。

 

「私は、エリス様だって幸福になって良いと思います。カズマ様、エリス教に入信して頂けませんか?エリス様の声が貴方に届くように」

 

「あっハイ」

 

罪悪感と断り辛い雰囲気に流され、俺はエリス教に入信した。

 

____________

 

その夜

 

「…消えてしまいたい」

 

「その司教しか受け取ってないんだから、良かったじゃないか」

 

屋敷でクリスを呼び出し、昼間の話をした。

 

「受け取る相手が限定されるのは何なんだ?」

 

「信仰心と、信用の差でしょうか…」

 

クリスの表情が曇る。地雷踏んだか?

 

「司教が仕事として成立する以上、そこには利害関係が存在します。自分の欲望や利益より信仰を優先するような方はどうしても限られてしまうのです」

 

「そう言うもんなのか…そうなると、俺は誰よりもエリスを信仰してる事になるのか?利害なんて必要ないんだし」

 

「カズマってさ…わざとやってない?」

 

赤面するクリス。無条件に信頼してるって言ったけど、そんなに照れることなのだろうか?

 

「俺はどんなプリーストよりエリスを信じてるし、大切に想ってる。当然だろ?今は仲間で、そのうち嫁に貰うんだ。それこそ信頼の証だろ」

 

「うん…ありがとうカズマ」

 

お、結構良いムードなんじゃないか?だが、実はそうもいかない状況だ。

 

「「敵感知」」

 

二人でスキルを発動する。

 

「いるね」

 

「いるな」

 

あのハーレム宣言をしてから、出し抜き防止のため誰かが常に聞き耳を立てている。ちなみに、クリスもたまに参加しているので、責めることは出来ない。

 

「分かってたけど、皆カズマが大好きだよね」

 

「今だけは勘弁願いたいけどな」

 

「仕方ないよ。アタシは部屋に戻るね?」

 

「あ、少しだけエリスになれるか?」

 

クリスの手を掴んで、小声で頼んでみる。

 

「う、うん」

 

クリスの身体を一瞬だけ光が包むと、何時もの神々しいエリス様の姿がそこにあった。いや、どうなってるのかねその変身スキル。

 

「これで良いですか?」

 

やはり、エリス様は可愛い。クリスも可愛いけど、少し方向性が違うな。なんて余計な事を考えつつ、俺は約束を果たす。

 

「俺はちゃんと選んだ。だから何も問題は無いですよね?」

 

「え?何がですか…んっ?!」

 

エリスの唇を奪った。約束通り、ちゃんと後悔しない選択をしたのだから、このキスに文句は言わせない。いや、普通に嫌ですって言われたら泣くけど。

 

「俺は絶対に後悔しないです」

 

「はい、カズマさんが心から私を望んでくれるなら…」

 

「邪魔が居て、続きが出来ないのは残念だけどなー…」

 

流石に俺も、初体験に聞き耳付きは嫌だ。

 

「あの、今夜皆さんが寝静まったら私の部屋に来ませんか?」

 

「隣のダクネスにバレるのでは?」

 

「あ、いえ…私の部屋に……」

 

ん?これは女神様の部屋って事か?

 

「魔王を倒した後、テレポートのポイントに登録しましたよね?」

 

「え?あの椅子2つの部屋がエリス様の部屋なんですか?」

 

質素を極めすぎでは無かろうか。

 

「いえ、あそこから私の部屋に行けるんです。そこならお告げが漏れるような事もないので…」

 

「分かりました。ちょっともう一回風呂に入ってきます」

 

「は、はいぃ…」

 

風呂と言う生々しいワードに赤面するエリス様。ドアの前でもエリスのままだ。

 

「ちゃんとクリスになってくださいね?」

 

「あ、危ないところでした…」

 

一緒にドアを出ようとして警告する。意外と危なっかしい女神だ。

 

「おや、お出掛けですが?」

 

扉を開けたらめぐみんが居た。さっきまでドアの近くで聞き耳してた癖に…

 

「アタシは部屋に戻るだけだよ」

 

「俺は風呂に行くだけだぞ」

 

何てことない会話。クリスの顔が少し赤いのと、俺の顔が緊張してること以外はいたって普通。

 

「あれ?カズマは先ほど入浴して居ませんでしたか?」

 

「あぁ、少し念入りに洗っておこうと思ってな?」

 

「え?!ちょっとクリス!失礼しますよ!」

 

めぐみんはクリスの衣類を確信しつつ、少し匂いを嗅いでいるらしい。

 

「クリス、カズマに何かされましたか?!」

 

「されてないよ!」

 

めぐみんがこちらを怪しんでいる。俺が二度目の風呂に行くと言う事を聞いためぐみんは、思考を巡らせているらしい。

 

「クリスはこの後、誰かと約束なんてありますか?」

 

「ないよ?」

 

この言葉にめぐみんは何か考えを巡らせ…

 

「カズマ、早く出てください!私も入ります!」

 

「お、おう」

 

何かを勘違いしたらしい。

 

_________

 

「カズマが二度も体を清めた…つまり決戦は今夜と言う事です」

 

「恨みっこ無しよ!カズマさんと私の特別な一夜なんだから!」

 

「クリスが居ないが、それは良いのか?」

 

リビングに集まるいつもの三人、めぐみんの挙動から何かを察した俺は、潜伏スキルでアイツらの様子を伺っている。

 

「クリスは今夜約束が無いそうです。私がそれを聞いた以上!クリスの部屋から不審な物音がした場合!私は助けに入ります!」

 

「めぐみんって、地味に嫌な女よね…」

 

「流石にそれは私もどうかと…」

 

ごめん皆、俺はお前らの部屋には行かない。俺は自室に鍵をかける。

 

「テレポート」

 

____________

 

「よ、ようこそカズマさん」

 

服装は仕事モードだが、赤面しているエリス様が出迎えてくれた。

 

「緊張してますね。エリス様」

 

「そ、そんな事ありません!」

 

ワタワタするエリス様の後ろに着いて、エリス様の部屋へと通された。

 

「え?机とベッドとクローゼットが1つだけですか?」

 

「えぇ、女神の仕事は特に必要なモノも無いので」

 

質素を極めている。菓子を食いながら対応してたアクアとは大違いだ。

 

「と、取りあえずこちらにどうぞ…」

 

「あぁ、はい」

 

案内されるままベッドに並んで座る。おかしい、クリスとして散々スゴいことした癖に、なんて初々しさだ。

 

「その、今からカズマさんは私を抱くんですよね?」

 

「やっぱり嫌ですか?」

 

「そんなこと無いです!大好きな人のモノになるんですから…嬉しいに決まってます!…ぁぅ…」

 

力説したエリス様の顔がドンドン赤くなる。そりゃもうエリス教が国教になるわ。

 

「緊張してます?」

 

「カズマさんは冷静すぎませんか?」

 

お年頃の男は緊張よりも性欲が勝る。更にクリスを抱いた夢が俺に経験値を与えてくれているので、少し冷静だ。と言っても、少しだけ。

 

「ほら、分かりますか?」

 

エリス様を抱き締め、鼓動を聴かせる。

 

「高鳴っていますね…私と同じです」

 

「安心しましたか?」

 

「はい。少し安心しました」

 

俺の身体に身を寄せながら、俺の顔を覗き込むエリス様。その顔はやはり美人でまさしく女神だ。そんな女神が俺に安心しきった顔を向けてくる。ヤバい余計に鼓動が…

 

「ふふふ、私と見つめ合って、もっとドキドキしてくれたんですね」

 

そうやって照れ笑いするエリス様は、ただ可愛らしい普通の女の子だ。

 

「こんな美人をこれから抱くんですから、魔王と戦う時よりドキドキしますよ」

 

こんなときに強がっても仕方ない。俺も1人の年頃男子として正直に答える。

 

「私は一人の少女として、カズマさんが好きです。だから女神なんて思わないで、エリスとして愛してください」

 

「勿論、エリス様を愛してますよ」

 

俺の答えに何故か少しだけ不満そうなエリス様。

 

「様なんてやめませんか、私これから貴方のものになるんですよ?」

 

不意打ち、この天然小悪魔は俺の理性をガリガリと削っていく。

 

「エリスさん、今から貴方を」

 

「エリス」

 

押しに弱いタイプかと思ったが、こう言う所はハッキリ言うらしい。そして、支配されたい欲求を多少持っているようだ。

 

「女神様を呼び捨てですか?」

 

「駄目、ですか?」

 

上目遣い。これが天然だと言うから恐ろしい。

 

「分かったよ。エリス」

 

「はい、カズマさん」

 

これだけで凄く嬉しそうな顔をしてくれる。辛抱たまらずエリスの肩を掴むと、ベッドの上でのしかかる。

 

「約束通り、エリスをちゃんと選んだからな?」

 

「ありがとう、カズマさん。私は皆さんに謝らないといけませんね。今まで散々焚き付けた癖に、私がこんな関係に…」

 

「俺もハーレムなんて言っておきながら、エリスしか見えてないし、あれ?じゃあハーレムなんて言って俺は無駄に好感度下げただけか?」

 

クズマの理由が1つ増えただけな気がしてきた。

 

「本当ですか?良いんですよ。私だけ愛してくれても?」

 

「そうなったら、アイツらが怖いな」

 

「私は、カズマさんがいっぱい愛してくれたら、何も怖くありません」

 

そう言って目を閉じるエリス。俺はゆっくりと唇を重ねる。触れるだけの、2秒程度のキスだった。それでも熱くて柔らかい唇の感触が、熱を帯びる吐息が、俺の欲望を焚き付けた。

 

「カズマさん…もっと」

 

唇を離してすぐ、表情にまで熱を帯びたエリスは惚けた顔でこんな事を告げてくる。必死に理性を繋ぎ止めながら、今度はゆっくりと舌を絡めた。

 

「ん、はぅ…ちゅっ…ぷはっ…んっ…くちゅっ」

 

舌を絡め取られ、唾液を奪われたエリスは息をするのも忘れて必死に舌を差し出してくる。反撃のつもりか、それとも口内を蹂躙して欲しいのか、どちらにせよ嫌がる素振りは無いので、俺はそのまま蹂躙を続けた。

 

「んんっ…はぁ、カズマさん、ちょっとまっ…んん!」

 

唇が離れた一瞬、何か言おうとしたようだ。しかし、エリスの口内を蹂躙するのに夢中な俺は、聞こえてない振りをして、更に奥まで舌を絡めた。エリスが俺の背中に手を回し、シャツを掴む。最初は強張るように力が入っていた両手は、数分のキスで完全に力を無くした。

 

「カズマひゃん…まっへ…ほんとに…」

 

エリスが俺を手で軽く叩くので、少しだけ唇を離す。エリスは呼吸を落ち着かせると、ゆっくり話始めた。

 

「その、キスだけで凄くて…もう身体が熱いので、出来れば服を脱がして頂けると…」

 

「エリスって感じやすいんだな」

 

「うぅ、カズマさんがするからです…」

 

ちょっと拗ねたエリスの服を脱がしていく。脱がせる度に目に入る白くて綺麗な肌は、桜色に染まっていた。残るは下着だけと言うところで、エリスの表情が少しだけ曇った。

 

「あの…カズマさんは、やっぱり大きい方がお好きですよね…」

 

胸を隠して拗ねるような口調になるエリス。そりゃ年頃の男子だから大きい胸への憧れはある。でも、こんな可愛い光景見せられたら、サイズなんて些細だと断言できる。ただ、折角なので乗っかっておく。

 

「いやー、エリスのを見ないと理想なんて分からないな」

 

「うぅ、カズマさん…少し意地悪してませんか?」

 

「今さら胸のサイズなんかで揺らぐ訳ないだろ?ってことで、ほら!」

 

ガードが弛んだ一瞬を狙い。エリスのブラをズリ上げる。小さなさくら色の突起と、形の良いお椀型の膨らみが露になった。

 

「ふ、不意打ちはズルいです!」

 

必死に隠そうとするエリスの両腕を抑え、エリスの顔と胸を一緒に観察する。心の中では必死に抵抗を試みているようだが、腕のこもる力はわずかだ。

 

「パッドなんて必要ないだろ。充分魅力的だと思うぞ?」

 

「本当、ですか?」

 

消え入りそうな声、必死に顔を背けて表情を見られまいとするエリスに率直な感想を告げる。

 

「あぁ、凄く美味しそうだからな」

 

「美味しそう?ですか」

 

まだ真っ直ぐに俺を見れないエリス。折角なので、美味しそうの意味を身体に教えてやる。

 

「ひゃっ!カズマさん?!そこは…んん!」

 

胸を大きく口に含み、軽く吸い付きながら舌で先端をなぞる。乳輪にそって円を描くと、クリスの身体は軽く震え、少し声が漏れた。

 

「ほら、美味しく食べられただろ?」

 

「はい…カズマさんになら、いっぱい食べられても良いです…」

 

エリスの両手から力が抜けた。抵抗の意思は失くなったようだ。早速エリスの両胸に手を伸ばす。

 

「せっかくなので、カズマさんが好きな大きさに育ててくれても良いですよ?んっ」

 

「大きさより、感度を良くしていじめたい」

 

「もう、欲望に正直すぎます…」

 

エリスの胸は、丁度俺の手に包み込める大きさだ。指が沈み込む柔らかさと、程よい重さを備えている。軽く力を込めると、心地よい弾力が指を押し返してくる。

 

「その、恥ずかしいですけど…揉まれるのはマッサージみたいで気持ち良いです…」

 

性感はさほどでは無いようだが、これは事前準備。ゆっくりと熱を帯びるように揉み解していく。

 

「はぁ……なんだか、胸がポカポカしてきました」

 

数分しか経ってないが、興奮とマッサージで体温が上昇してきたらしい。俺の手にも熱が伝わってきた。今度は、自己主張を強めた先端に、ゆっくりと舌を当てる。

 

「はぅっ!なんか、さっきよりゾクゾクします…」

 

「血行が良くなって、感覚も研ぎ澄まされて来た頃だろ?ほら、ゆっくり食べてやる」

 

手のひらで熱を与えつつ、舌先や唇で先端を愛撫する。敏感になったエリスは、刺激に合わせて身体を震わせている。

 

「凄い…胸を触られただけなのに、身体がこんなにゾクゾクするなんて…」

 

じんわりと汗をかき、胸の刺激に身体を震わせるエリス。腰をよじり、もっと強い刺激を身体が求め始めたようだ。

 

「うぅ、カズマさん……切ないです。エッチな気持ちよさなのに、全然足りなくて、こんなの生殺しじゃないですか…」

 

切なそうにこちらを見ておねだりを始めた。とろけたその表情が既におねだりと変わらない気もする。焦らすのも良いが、初体験なので、今回は素直に刺激を強めてみよう。

 

「はむっ、ちゅっ」

 

「はぅっ!」

 

先端を咥えると跳ねる腰、エリスの素直な反応を楽しみつつ、片手で頭と頬を撫でる。

 

「うぅ、こんなエッチしながら、優しくしないでください…」

 

「おやおやー?どうしてかな?」

 

「カズマさんに優しくされる度に…今夜の事を思い出しちゃうじゃないですか…」

 

意外と鋭い。エリスに露骨なセクハラをするのは心が痛むが、エリスが勝手にエッチになればwin-winと言う俺の作戦がバレてしまった。と言ってもそこで止まる俺ではない。

 

「エリスは、優しく抱かれるのは嫌か?」(イケボ)

 

どちらに転んでも俺が得をする問い掛け。常に次の案を用意するのは冒険者の基本だ。

 

「ズルいです!それ凄くズルいです!」

 

こちらの意図に気付いたらしい。言葉で抗議はしてくるが、この術中から逃れる方法は既にない。

 

「そうやって生き残って来たんでね。ほら、ここは嫌だって言ってないぞ?」

 

既に大洪水のショーツに触れる。実は服を脱がした段階で濡れていたのだが、可愛いエリスを余すことなく味わう為に温存していた。少し厚手なのに、湿り気が指に伝わるほど水分を含んでいた。

 

「今夜は、覚悟してます…どうぞ」

 

真っ赤になりつつ、腰を浮かせる。引き抜かれたショーツはエリスの秘所と糸を引き、膝の辺りで糸が途切れた。

 

「あのやっぱり、あんまり見ないで頂けると…」

 

羞恥に染まる声は聞こえていたが、茂みのなく、色素が薄いそこから、俺は目をそらす事が出来なかった。

 

「女神って、こんなところまで綺麗なんですね」

 

「違いなんて分かりませんよ…」

 

「綺麗だよエリス」

 

「そこに向かって言わないでください…」

 

顔を真っ赤にして抗議しているが、今の俺には興奮材料にしかならない。

 

「じゃあ、するから…覚悟は良いよな?」

 

敏感な部分なので、先ずは舌で。前にしてもらったのが凄かったので、そのお返しの意味もある。

 

「え?まさか口で?!それはちょっと!」

 

恥ずかしがりやのエリスに頭をキャッチされてしまった。しかし、俺の頭を掴んだ所で両手から力が抜けた。エリスの表情は羞恥の中に少しだけ期待が込められたような顔をしている。

 

「エリス、期待した?」

 

「そ、そんなはず…ありません…」

 

「じゃあ、嫌なら辞める」

 

そっと頭を上げようとすると、エリスの腕に少しだけ力が込められ、俺の頭の位置は変わらない。目線を上げると羞恥に染まったエリスと目が合う。

 

「おねだり、してみようか?」

 

「うぅ、それは許してください……」

 

少しニヤニヤしながら、エリスの表情を観察する。顔は羞恥に染まりながらも、目の前の秘所は蜜を流し続けている。さらに吐息が当たる度、少しだけ腰を震えさせている

 

「ごめんなさい、カズマさん…」

 

エリスの腕が俺の頭を押さえ付ける。行き先は目の前、エリスは自分の意思で、俺の顔に秘所を押し付けた。

 

「じゅるっ」

 

「あぁ!すごい…」

 

溢れ出る蜜を軽く吸い取る。それだけでエリスの腰が大きく跳ねる。もう、自分から求めてしまったエリスに、快楽へ抗う意思は残されていないようだ。舌を使って、流れ出る蜜を下から上へ押し返す。

 

「カズマさん…これ、すごいです…」

 

一舐めで表情が蕩けたエリスは、与えられる快楽に身を委ねている。今度はゆっくりと割れ目に舌を這わせると

 

「はうぅー」

 

なぞられている間、身体を震わせて深く息をつく。陰核に舌を当てると

 

「んっ!…あっ!」

 

舐め上げる度に腰が跳ね、短く喘ぐ。

 

「こんなの…堕天してしまいます…」

 

そんなことを言われると、本気で堕としたくなってくる。

 

「エリス、ちょっと本気で責めるから」

 

「はい…カズマさんになら、堕とされてもかまいませんから…」

 

これはちょっと手加減が出来そうにない。両手でエリスの太ももを抱き、呼吸を整える。

 

「ほら堕ちちゃえ」

 

この言葉だけでエリスの腰が跳ねる。が、その跳ねた腰を腕で押さえ込み、陰核に舌を這わせ続ける。

 

「あぁ!それ…凄い!」

 

両手で俺の頭を抱え込む。止めようとしてはいない。押し寄せる快楽に身体が強ばり、必死にすがり付いている。

 

「駄目です!なにか!知らない感覚が!!ーーっ!」

 

プシッ

声にならない叫びとでも言うのか、身体中の空気を力ずくで吐き出したようなため息をつくエリス。そして、俺の口内に注がれる蜜と潮。達してしまったエリスは、肩で息をしながら呼吸を整える。

 

「はぁ…はぁ…カズマさん…」

 

「どうしたエリス?」

 

「ごめんなさい。もう、力が入らないので…そのお願いしても良いでしょうか?…」

 

エリスは酷く息切れしている。初体験で容赦ないな俺…

 

「えっと、ヒールいる?」

 

「いえ、その……続きを…お願いします」

 

「…大丈夫か?これで嫌いになられたら色々辛いんだけど」

 

「この疲労感も、気持ち良さも、全部カズマさんがくれたものです…だから今はこのまま感じさせてください」

 

そこまで言うなら仕方ない。俺はベルトを外し、モノを露出させる。クリスで散々見たはずなのに、エリスの視線は俺の下半身を注視していた。

 

「あの、いざ貫かれると考えると、少し怖いですね…」

 

「ちゃんと優しくするよ……理性が保てば」

 

「それ大丈夫ですよね?」

 

慌てるエリスに覆い被さり、もう一度唇を重ねる。これで凄く大人しくなるあたり、チョロくて可愛い。

 

「もう、キスで誤魔化されてあげるの、今だけですよ?」

 

そうでも無かった。

 

「ほら、ゆっくり行くから…痛かったら言えよ?」

 

「痛いって言っても、辞めちゃ駄目です…ちゃんと最後までしてください」

 

「良いのか?」

 

少しだけ強張った表情。それでも、受け答えはハッキリしていた。

 

「痛くても、相手はカズマさんですから…」

 

「分かったよ。終わった後、いくらでも文句は受け付ける」

 

エリスの股の間に移動すると、エリスは俺の首に腕を回してきた。

 

「結構大胆だな…」

 

「私だって1人の女の子なんですから、大好きな人に甘えたって良いでしょう?」

 

語尾にハートが付きそうな甘えた声。ただ、腕から伝わる微かな震え。その覚悟を受け取り、ゆっくりと腰を突き出した。

 

「んぐっ!…結構、痛いですね…」

 

「少し休むか?」

 

「キス…しながら、続けてください…」

 

強がりなのは分かっている。それでも望んでくれるなら俺も応えてあげたい。エリスの唇を塞ぎ、更に腰を突き入れる。

 

「んん!はふっ、ん!」

 

くぐもった声から痛みが伝わる。たっぷり濡れているから摩擦はない。あるのは先端に伝わる張り詰めたような抵抗感。

 

「いくぞ」

 

「はい…」

 

意思確認をして、最後の数ミリを力ずくで貫いた。

 

「うぅっ!」

 

痛みによる少しの痙攣。力んだことによる膣の締め付けに少し出そうになるが、今は我慢してエリスを見守る。少し経って痛みが和らいだのか、エリスは甘えるように唇を重ねてきた。

 

「んっ、カズマさん」

 

「カズマですよ」

 

「ふふふ、いつものカズマさんですね」

 

「エリスが痛そうにしてる心配だろ?もう大丈夫か?」

 

痛みが引いてきたようで、エリスの表情は先程より明るい。

 

「すっごく痛かったです。でも、カズマさんが私の中に居るのを感じると、この痛みも嬉しくて…」

 

「全く、そういうこと言うと本気で俺の理性が危ういぞ」

 

痛みに震えるエリスに対しても、俺の下半身は全く萎えなかった。と言うか、エリスが可愛すぎて余計に硬度を増した。正直悪かったと思っている。

 

「痛みも楽になりましたし、えいっ」

 

いきなり抱き締められ、肩の上にエリスの顎が乗る。そして、ちょうど耳元に唇を寄せ

 

「今度は、いっぱい気持ち良くしてくださいね…きゃっ!」

 

「痛みが引いたなら遠慮はしない!」

 

俺はエリスをベッドに横たえ、一度モノを引き抜く。鮮血が絡んでいるのが少しだけ心に引っ掛かるが、これだけ蜜が絡んでいるなら問題は無さそうだ。

 

「よっと!」

 

「あの、こんな格好でするんですか?」

 

俺はエリスをヘッドボードに寄りかからせ、身体を起こした体勢にし、脚はM字開脚をさせる。

 

「痛くて目を閉じてただろ?ほら、ここ」

 

少し下を見れば二人の結合部が見える姿勢。エリスは羞恥で固まり、無言で俺のモノを凝視している。折角なのでそのまま腰を突き出し、エリスの膣を掻き分ける。

 

「あぁ…私の中に…熱くて、大きい…」

 

蕩けた表情で自分が犯される所を観察するエリス。最初の一往復は痛みがないかの確認のためにゆっくりと、そして抵抗なく一番奥に到達した。子宮口に亀頭が触れると、行き場を無くした蜜があふれでてくる。

 

「犯されてる所を見て濡らすなんて、エリスはエッチな子だな」

 

「そんな…いじめないでください」

 

「無理」

 

「ひぐっ!」

 

一往復だけ、強めに腰を打ち付ける。不意打ちにエリスも変な声が出てしまい、あわてて両手で口を塞ぐ。

 

「良い声が出たな」

 

「もう!カズマさ、ふぅっ!」

 

エリスの抗議を遮るように腰を打ち付ける。見たところ、痛みはさほど無いようだ。と言うことで意地悪続行。

 

「ほら、エリスがちゃんと怒らないと、俺はずっと意地悪しちゃうぞ?」

 

「そん…な、ことっ!…言われても…んん!」

 

一定のテンポで往復を繰り返し、エリスの膣を慣らしていく。と言っても、既に前戯で出来上がっているエリスの膣は数往復で解れてしまう。

 

「はぁ、あっ…んっ…ふぅ…」

 

解れた膣を何度も突かれ、エリスは小さく喘ぎながら、呼吸を整える事しか出来ていない。最初は意地悪しつつもゆったりと終わらせるつもりだったが、甘えるように絡み付くエリスの膣に、残念ながら余裕がなくなった。

 

「ごめん。激しくするよ?」

 

「あ…はい…良いです…よ」

 

童貞卒業生がいきなり優等生になれる訳がなかったんだ。我慢なんて出来ず欲望のまま、腰の動きを強くする。

 

「んぅ!…駄目!カズマさん…ちょっと、激し過ぎます!」

 

「エリスが、可愛いのが悪い!」

 

とんでもない責任転嫁ではあるが、喘ぎながらの抗議なんて燃料投下と変わらない。しかも、エリスは物理的に抵抗をするでも無く、ただ俺にしがみついて見つめてくるだけだ。

 

「抵抗しないエリスが悪いんだからな!」

 

「あっ…だってぇ、カズマさんが、求めてくれるから…」

 

もう理性は仕事をせず、力任せに腰を打ち付ける。エリスから漏れる嬌声はどんどん抑えが効かなくなり、今では垂れ流し状態だ。

 

「はっ!…んっ!あんっ!」

 

「屋敷じゃ抱けないな。こんなに可愛く鳴いちゃうようじゃ」

 

「んん!なら、カズマさんが…あぁ!…塞いでください!」

 

顔を寄せながら、甘えた声でキスをねだる。エリスが望むままに唇を重ね、欲望に抗わず膣内を蹂躙する。お互いを欲望のままに求め合う快楽に俺も限界が近かった。

 

「ごめん、そろそろ」

 

キスの合間、限界が近いことを伝えると、エリスが俺にしがみついて来た。快楽に負け、唇も奪われ、喘ぐしか出来ないエリスが、次は行動で俺を求めてくれる。

 

「分かってる。ちゃんとエリスの膣内に」

 

唇を離して答えると、エリスは少しだけ脱力した。俺は望まれるままエリスの子宮口に亀頭を押し付け、溢れ出る欲望を注ぎ込んだ。

 

「はぁはぁ…こんなに出るもんだっけ?」

 

汗だくで脱力し、呼吸を整えているエリスから普段ならあり得ない量の精液が流れ出てくる。

 

「エリスが気持ち良すぎたかな」

 

「それなら、嬉しいです…」

 

快楽の波状攻撃から解放されたエリスは、自分の下腹部に手を当て、満足そうに息を整えている。

 

「カズマさんのモノにされちゃいました」

 

「俺もエリスの物なんだから、良いだろ?」

 

エリスの隣に添い寝して、汗で張り付いた前髪をおでこから外す。そのまま頭、頬と撫で、抱き寄せながらキスをした。

 

「今日は、このままカズマさんの腕の中で眠らせてくださいね?」

 

「それは全然オッケーだけど、シーツもぐしゃぐしゃだし、俺の部屋に戻るか…寝るだけなら、聞き耳たてられても問題ないしな」

 

「そうですね。片付けは明日の朝にでも…」

 

「決まりだな。テレポート」

 

適当に服を掴み、自分の部屋に戻る。一応敵感知スキルを使ってみると、あいつらは全員自室にいるらしい。

 

「あぁ、ふかふかのベッド…カズマさんの匂い…」

 

エリスは俺のベッドに潜り、枕に顔を埋めている。

 

「ほら、少しずれてくれ」

 

「はーい」

 

俺が入れるようにベッドの端に寄るエリス。しかし、直ぐに戻ってきて、俺の腕を枕にする。

 

「カズマさん」

 

「はいカズマですよ」

 

「好き…」

 

「あんまり可愛いこと言うと、聞き耳覚悟で抱くけど良い?」

 

「駄目です。今日はオチなんてつけさせません。ちゃんと幸せな一夜を終えて、朝は二人で目覚めるんですから」

 

エリスは夢見る少女です。カズマさんは鬼では無いので、一生に一度の初体験、それくらいは叶えます。

 

「それじゃ、おやすみエリス」

 

「はい、おやすみなさい」

 

更に身体を寄せ、お互いの体温を感じながら眠りにつく。まぁ、なんだ。エッチな夢で散々予習した甲斐はあったんじゃないだろうか。童貞にしては上手く出来たと思う。

 

____________________

 

翌朝

 

「カズマさん、おはようございます」

 

「おはようエリス」

 

無事に朝を迎えた。良かった。目が覚めたら縛られてて、そのまま事情聴取なんてパターンも予想して、少し不安だった。

 

「皆さんまだ寝てらっしゃるようなので、今のうちに私の部屋を片付けを…」

 

「あぁ、そうだな手伝うよ『テレポート』」

 

エリスの部屋に戻る。昨夜の事を思い出してしまうが、流石に痕跡を残したら…

 

「綺麗になってません?」

 

「シーツも綺麗ですし、ベッドメイクもされてますね…」

 

少し固まっていると、先日の天使が入ってきた。

 

「エリス様、おかえりなさい」

 

「た、ただいま戻りました」

 

「カズマ様もようこそいらっしゃいました」

 

「あ、お邪魔してます」

 

なんだろうこの気まずい感じ

 

「お二人にはお伝えせねばならない事がありまして…」

 

「「…はい」」

 

「ここの壁、結構薄いので…そのお二人の声が私の部屋にですね…」

 

絶望に突き落とされた顔のエリス。

 

「お二人の幸せ、私が聞き届けてしまいまして…」

 

照れる天使。いや、そのオブラートなんの意味も無いし…

 

「あ、大丈夫ですよ?私共一同、お二人の関係を応援しております!」

サムズアップ

 

「一同?!話したんですか!皆に話したんですか?!」

 

天使さん。エリスに肩を揺すられてガックンガッカンしてるけど、冷静だな

 

「いえ、私はそのような事…ただ、エリス様のお声が大きくてですね?」

 

「直接?!うわぁーん!カズマさん、一緒に死んでください!日本で転生して一緒にやり直しましょう?!」

 

やばい。エリスは身内に喘ぎ声を晒したらしい。これは辛い。辛すぎる!

 

「恥じることなどありません!エリス様の愛らしい反応!心からカズマ様を愛してると言う気持ちが伝わる言葉の数々!聞きようによっては百戦錬磨のプロビッチですが、処女が愛ゆえにやるのであれば、女神として100点満点でございます!」

 

駄目だこの天使、フォローになってねぇ!

 

「か、カズマさん、私ビッチでしたか?!清純派の女神として名を馳せてるはずなんですが?!」

 

とんでもなく焦っている。そうだね。ベッドでの反応は狙ったとも思えるほどに完璧だった。取りあえずフォローはします。

 

「狙ったとしたら相当手練れだけど、分かってるから!天然小悪魔って分かってるから!!」

 

「悪魔?!そんなの最低じゃないですか?!」

 

「エリス様、違います!カズマ様の言う小悪魔と言うのは、男を手玉に取る才能に恵まれた女性です!」

 

「おい!こら天使!お前のフォローは全然フォローじゃねぇぞ!」

 

「……消えてしまいましょう。もうエリス教は解散します」

 

目にハイライトが無い。このままだとマジで消えかねない。

 

「エリス!ずっと俺の側に居るんだろ!お前が悪魔になろうと、女神を辞めようと、俺は離さないからな!!」

 

自然と出た心からの叫び。折角思いが通じたのに、消えられるなんて勘弁して欲しい。

 

「はっ!そうです。私はカズマさんと幸せに…」

 

「流石はカズマ様。壁が薄いと分かっているのに、この場でエリス様の恥を自分の恥で上塗りしようとは!」

 

「あ」

 

部屋を出て周りを見渡すと、沢山の人?神様?天使?がドアをあけてこっちを見ている。そして、目が合うと全員が親指を立てて笑顔を返してくる。

 

「天使さん…」

 

「はい。なんでしょうカズマ様」

 

「昨晩のエリスは、俺に無理矢理言わされたと言うことにしておいてください」

 

「よろしいので?」

 

「恥をかくのは慣れてます」

 

もう、引き返せないならこれで良い。俺はエリスの為にクズマになろう。あ、目から汗が…

 

「おい聞いたか?」

 

「愛する女の為に自分が恥をかくってよ」

 

「やだ、カズマ様すてき!堅物のエリス様も惚れちゃうの分かるわ!」

 

「エリス様が甘えん坊になっちゃうのも仕方ないわー」

 

いや、これはマジで

 

「壁薄すぎるだろ!」

 

俺は神々にたっぷりと恥を晒してから、涙目で放心したエリスと屋敷に帰った。ほとぼりが冷めるまで、エリスの仕事は他の神様たちが代わりにやってくれるらしい。ほとぼりの原因にフォローされ、エリスは凄く複雑な表情をしていた。

 




オチがないカズマなんて居ません。
と言うことで長々お付き合いありがとうございます。
エリスの部屋とかは完全に私の妄想です。

たまに短編を入れたりして、また日常を少し挟みます。
気長にお付き合いお願いします。
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