一部の方は私の作品の本編がこれだと感じてる人も居るようです。違いますよ?酷いネタが本編ですよ?
でも、期待に応える為がんばります。趣向を変えて、今回はエリス目線です。
拝啓 梅雨の候、天気の神様の豪雨によるジューンブライド潰しを止める為、皆様忙しく奔走していることかと思います。
この度は、私の異世界遭難により多くの方々に多大なるご迷惑をおかけしてしまった事をまずはお詫び申し上げます。
私はカズマさんのご実家に無事保護され、平穏な生活をさせて頂いておりますので、まずはご安心ください。
そして、このような手紙をしたためましたものの、書いてからそもそも送る手立てがないと言う事に気付いた私の浅はかさを、どうか笑ってやってください。 敬具
人界管理課御中
幸運担当女神、エリスより
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「最初はこの年でどうかなって思ったけど、遊園地も案外悪くないな。家族同伴は少しだけ残念だったけど…」モニュモニュ
「私は、カズマさんのご家族と色々とお話が出来て、楽しかったですよ…んっ…」ピクッ
ホテルに戻り、食事を終えた私達は、ホテルの一室で日課に励んでいます。お風呂上がりの、その…胸を大きくする為のマッサージに…
「鎖骨のラインを解して…二の腕と脇の下の脂肪を胸へ送るように…痛くないか?」グイグイッ
「はい、大丈夫です。ごめんなさい。毎回こんな事に付き合わせてしまって…んっ…はぁ…」
私の後ろから、胸とその周りを優しく解すカズマさんの両手。胸をただ揉めば大きくなると言うのは誤りであり、胸を育てる為の刺激には手順がある。それを教えてくれたのがシルビアさんなのはさておき、その効果は少しずつ、そして確実に、私の身体に現れています。
「好きな女の子の胸を触れて、大きくなったらその身体を楽しんで…俺は得しかしてないぞ?」ムニュムニュ
「…そ、そう言ってくれるとありがたいのですが…あっ…」
私の成長を共に喜んでくれるのは嬉しいのですが…最近は大きさと一緒に感度も増している気がします。このままでは、胸だけで達してしまう身体になってしまいそうです。私、これでも清純派の女神なのに…
「熱くなってきたな…そろそろ、趣向を変えるか?」
「な、なんのことですか?マッサージで血行が良くなれば、熱くなるのは当然ですよ…」
人妻になったとは言え私は女神、本来性欲の少ない筈の清純派の女神です。厚意によるマッサージに興奮を覚えたなんて、あってはならないこと…まぁ、分かってて言ってそうですけど…
「…じゃあ、なんで内もも擦り合わせてるの?」
「ふぇ?!」
無意識に私がそんな事を?!そう思って俯いた時、私は同時に後悔しました。後ろにいるカズマさんに、バスローブ姿の私の太ももが見えるはずがないのですから…
「ねぇエリス…なんで今焦ったのかな?」
「ち、ちがっ…私はそんなつもりは…ひゃうん!」
こんな声を漏らして、そんなつもりは無いなんて、一体誰が信じてくれましょう…首筋にキスをされただけで、喘いでしまったこの私を…
「もう!お互いの合意なしにはしないって言ったのに…こんな方法で合意に持っていくのはズルいです…んっ…」
「それ、勝手にしゃぶってたエリスが原因で決めた事じゃん…あんなの合意も何もないし…」
「だって…男の子はそれが大好きって天使が言うので…はぅん!」
それに関しては、乗せられた私も馬鹿だとは思いますが、途中から丸出しで寝ていたカズマさんもどうかと思いますよ?
「俺は本当に嫌なら辞めるよ…嫌だった?」チロッ
「嫌では…無いですけど…あっ、耳は…んっ!」
本気で愛されているのは分かっていますが…この誘い方は困ります。清純派女神の私は、愛欲はあれど性欲は薄いと自負してきましたし、それはカズマさんも分かっているはずです。でも、こんな誘われ方に屈したら、私が性欲に負けたみたいでは無いですか…
「可愛い…やっぱりエリスは、何度抱いても飽きないくらい可愛いよ…」
「はぅ…耳元で囁くのは…駄目ですよ…」
カズマさんは後ろから私の首と耳にじっくりと唇を這わせて、その反応を楽しんでいます。その両手は、まだ形を整えるように胸をマッサージしながら…
「…そろそろ、先端に触れてほしい?」
「うぅ、やっぱりカズマさんは意地悪です…私はこれでも清純派なんですよ…そんなおねだり、出来ません…」
胸の先端はジンジンと痺れ、いま刺激を受ければ軽く達してしまいそう。でも、これだけの行為でおねだりなんてすれば、清純派なんて名乗れません。きっとアクア先輩と一緒にビッチ女神とか、チョロインとか思われちゃいます…
「そっか…それなら、もう少しだけ焦らそうかな…」チュルッ
「んんっ!耳の中はっ!」ゾクゾク
これはもう焦らしているなんて次元ではありません。女神の私には淫魔系のスキルは効きません。しかし、その副産物と弛まぬ努力により培われたカズマさんの技術は、既に並の淫魔など相手になりません。その技巧は、本気の耳掻きでパーティーのほぼ全員が片耳で2度以上達してしまう程です。ちなみに、ウォルバクさんはあのエルフ耳が弱いらしく、カズマさんの耳掻きの後はショーツどころかシーツまで大変な事になります。
「あっ…はぁ…んっ!」ビクッ
「ちゅぷっ…かわいい声出てる…我慢なんてしなきゃ良いのに…」
私の抵抗も虚しく、私の口から甘い声が漏れてしまいます。耳の中を蹂躙される快楽と共に、私の脳にまで響く淫靡な水音…その水音を聞けば、この身体は嫌でも思い出してしまうのです。この身体に女の悦びを教え込んだ…甘く優しく、私を蕩けさせる舌技の快楽を…
「んっ…じんわり汗ばんで来たな…まだ抵抗するか…それとも…したい?」
「カズマさんの意地悪…抵抗なんて、させる気無いくせに…」
先程までは胸の成長を促していた両手の動きも、今は焦らすような動きに変わっています。ギリギリで先端を避けるように揉みしだかれ、堪らなく刺激が欲しくなるような触れ方へ…
「エリスが欲しがってくれたら、もう我慢の時間は終わりだけど?」
「うぅ…女神を快楽で墜とそうとするなんて…魔王でもやろうとしないことを…私は、絶対に屈しませんからぁ…」
そう、私はダクネスとは違います。あくまで根底にあるのは清純派の女神です。それを快楽欲しさに投げ出すなど、信者を裏切るような事は絶対にしません。と言うか、カズマさんもそれを分かってて意地悪をするから質が悪いです…
「ふぅ、マジで折れないのな…」
「はぁはぁ…私は、そんなにチョロく無いですもん…」
執拗な耳攻めに耐える事10分。カズマさんから諦めの声が出ました。これで意地悪はおしまいです。あとはもう…カズマさんが求め、私が応じてあげるだけ…今日もまた、清純派のイメージを守ることが…
「じゃ、今日は早く寝るか…」
「ふぇ?」
あれ?普段なら「もう俺が我慢できないから…良いよな?エリス…」ってくる所ではないのですか?そのまま優しく抱かれて、腕の中で寝かせてくれるのではないのですか?!
「えっ…し、しないのですか?普通に求めてくれれば、私はカズマさんを拒んだりしませんよ?まさか、腹上死で心が?!」
「……焦った?」
「あっ…」
やってしまいました…いつもの流れで抱かれることを期待していたばっかりに、つい咄嗟に本音が…うぅ背教者めぇ…
「酷いですカズマさん!カズマさんは私の女神のイメージを壊して遊んでいるんですか?!」
「遊んでは居ないさ。でも…」キュッ
「んんぅ!」ビクッ!!
不意打ちで敏感になった先端を摘まれ、抗う暇もなく跳ねてしまう腰。こんな痴態を晒して清純派の女神だなんて…笑い話にしかなりません…
「うぅ…カズマさんはやっぱり意地悪です…清純派女神の面目丸つぶれですよ…」
「別に良いだろ?俺の前では女神の威厳とかどうでも…」
「あっ…待っ…ん!」
ちゅぷっ
顔を見て少しくらい文句を言ってやろうと振り返りますが、そのまま強引に唇を奪われてしまいます。文句を言いたくても物理的に唇を塞がれ、更に胸への刺激を再開されてしまっては、もうそんな空気ではなくなってしまうのです…やっぱり、カズマさんはズルいです…
「っん…はぁ…ごめんなエリス。こんな可愛いところ見せられたら、俺の方がもう限界だ…」グイッ
「むぅ…それなら、ダクネスの好きそうな意地悪なんてしないで、普通に求めてください」プクー
唇を離すと同時に、優しくベッドに引き倒され、カズマさんにのしかかられます。最初からこうしてくれれば、私だって我慢しなくて良かったんです。本当に意地悪なんですから…
「そろそろ、女神の面子とか使命より、俺を選んでくれないかなって思って…」
「それなら、なんで性欲と快楽で迫るんですか…普通に愛で奪ってくださいよ…」
「だって…それで無理って言われたら…当分は立ち直れないし…」
………え?
「なんでここまで来てそこで弱気なんですか?!そこは強気で良いじゃないですか!」
「ご、ごめん!……ん?それってつまり…」
あれ?咄嗟の事で言葉を選んでませんでしたが、この言い方ですと、もう答えてしまっているような…
「エリス!」
「ひゃうっ!」
珍しく直情的になったカズマさんの腕は、ほんの少しだけ窮屈で…でも、こうして取り乱してくれた事が、凄くうれしくて誇らしい。そんなに必死になるくらい、私を愛してくれていた証だから…
「もう、カズマさん落ち着いてください。私は逃げません。ずっと一緒にいるって、先輩の前で誓ったじゃないですか…」
「ごめん。その…なんか堪らなくなって…女神の使命って凄く重い話だと思ってたから…まさか本当に選んで貰えるなんて…」
「軽い訳、無いじゃないですか…私がどれほど長い間、あの世界のことを想ってきたか、どれだけ泣いてきたか、カズマさんは知っているでしょう?」
「じゃあ、なんで俺の事を…」
なんで…そう聞かれても、上手く答えることは出来ません。理由付けはいくらでも出来るでしょうけど、あの世界への愛も本物で、適当な理由で優劣を付けるなんて、それは私がしたくない。だから、いま言えることはたった1つだけ…
「愛していますから…世界で一番、いえ、その世界よりも…貴方を…」
「…エリス」
この言葉は自然と心から溢れた言葉。きっと嘘なんて微塵もない。下着を取られた出会いから、なんでこんな意地悪で欲深い人を好きになったのか、自分でも不思議でしょうがない。だから、男の趣味が悪いと言われても受け入れましょう。でも、何故か私は断言できるんです。この気持ちに、疑う余地は微塵もないと…
「私がこんな身勝手でワガママになったの…きっとカズマさんのせいですよ?いつか女神をクビになっても、ずっと面倒を見てくださいね?」
「あぁ、喜んで…」
「はい、約束です。んっ…」ちゅっ
仕切り直すように重ねた唇は、もはや愛情の確認では終われません。私の唇を軽く啄んだカズマさんの唇は、そのまま下へ…首筋、鎖骨、谷間、臍、太もも、足の甲…うっすらと見えるキスマークを残しながら、私の身体に自分の物である証を刻みます。そして、膝の下に手を入れて、私の1番恥ずかしい所を露わにするのです…
「そ、その…あまり、じっくり見ないでください…」
持ち上げられた太ももを伝う、生暖かい水の感触。元から濡れやすい方だとは思っていたのですが、カズマさんにされるようになってからと言うもの、その量は日に日に増しているように感じます。
「俺に抱かれる事を期待してくれたんだから、俺としては嬉しいだけだぞ…」
くちゅっ
「んんっ!」
大量の蜜をまとった右手が、お尻から女性器までをゆっくりと撫でました。たったそれだけの刺激にも、もう私は声を抑える事が出来ません。ただ、撫でるだけの刺激なら、数分もあれば慣れるのですが、カズマさんがそれで許してくれるはずもないのです。
「今日は壁も厚いし…もっと声が聞きたいな…」
「そ、それって……はぁ…んんっ!」ビクッ
ただ撫でていただけの右手が、恥ずかしいくらいに充血した突起を軽く撫で、蜜が止まらない入口に浅く指を入れました。これは私を鳴かせるための刺激。先程の撫でる刺激より少しだけ上の…甘い声が我慢できなくて、でもギリギリ喋ることが可能な…意地悪で優しい、最初の愛し方…
「あっ、だめ…いじわる…んっ…」
「感じてるエリス可愛い…このままじっくり続けるよ…」
「はぁはぁ…カズマさん…あんっ…くぅ…」
私の顔を見つめながら、カズマさんは私が達せないギリギリの快楽で私を弄びます。こうなってしまえば、私は彼の掌の上。私の身体を知り尽くした右手の与える快楽を前に、声を抑えることも、達して楽になること出来ず、ただ与えられた快楽に鳴き、カズマさんを喜ばせることしか出来ません。
「じゃあ、そろそろこっちも…」
「い、今されたら…もう我慢が…」
カズマさんは、ゆっくりと見せつける様に私の胸に顔を寄せました。わざと口で呼吸して、切ない先端を更に焦らします。そして、分かりやすく舌を伸ばすと、そのまま…
ちゅるっ
「あっ…どうして……んんっ!」
カズマさんの舌先は、期待していた先端より僅かに手前。先端に熱量と吐息が伝わっているのに、期待した快楽は得られませんでした。でも、カズマさんの狙いは、まさしくそれで…
「油断した?指への締め付けが強くなってるよ…」
「だめっ…ズルい…不意打ちなんてされたら…もう…」
一定周期の快楽に、呼吸を合わせて耐えていた身体は、一度乱れてしまえば脆いもの。耐えられず跳ねてしまう腰が、また自らの快楽を勝手に高めてしまう。その高まった快楽に、再び呼吸が落ち着くことはなく、後はもう果てるまで鳴く事しか出来ません。
「やだ…来ちゃってます…このままだと…あっ…」
「良いよ…逝っちゃえ…」
だめ…耳元でそんなこと言われたら…
「んんっ!」
びくんっ
優しく焦らすような快楽による、甘くとろけるような絶頂。ふわふわとした浮遊感と、愛されたと言う充実感が、私の心を満たします。でも、余韻に浸る暇はありません。鬼畜と言われたカズマさんの本領は、ここから発揮されるのです。
「こっちがまだだろ?ほら、もっと可愛い声を聞かせてくれよ…」
「あ…待って…少しで良いから待ってくださ…んんっ!」
かぷっ
ちょっぴり痛む胸への甘噛みが、絶頂の余韻に浸る身体を覚醒させます。本気で抱くと決めたカズマさんは、まだまだ休ませてなんてくれません。きっと今夜は精が尽きるまで、私の身体を余すところなく、悦ばせて、味わうつもりです…
「んっ…いま先端は敏感で…はぁん!」
「ちゅぷっ…だから良いんだろ?あむっ」
「あっ…そんなこと…はぅ……」
知り尽くされていると言うからには、把握されているのは下半身だけではありません。甘噛みの後、ツンと硬くなった先端を優しく撫でる舌は、今はまだ浸りたくなるような優しい刺激…ただ、日々この快楽も大きくなっていて、きっと半年も経たず私は胸だけで達してしまう身体にされてしまうでしょう…
「もう物欲しそうな顔してる…また欲しくなったの?」
「はぁはぁ…うぅ…いじわる…」
胸だけの愛撫を続けてほんの5分…達したばかりだった私の身体は、再び達する前の熱量を取り戻してしまいます。カズマさんの愛し方は、こうして何度でも性欲を高めて行われる為、誰も本気で拒む事が出来ません。まぁその結果、本人が死ぬという結末に至ったようですが…
「俺が意地悪だってこと…エリスはずっと前から知ってるだろ?ほら…いくよ…」
カズマさんは私の足の間にその身を割り込ませ、私の両膝をゆっくりと持ち上げます。そのゆっくりとした動作は、私に心の準備をさせると同時に、興奮を高める最後の儀式。そして、この先は止まらないという、最後の警告でもあるのです…
「はい…私の身体も…全部愛してください…」
「あぁ、愛してるよ…言葉にするのは、まだ照れくさいけどな…」グッ
「ん…はぁん!」
ずぶっ
とろとろになった入口を掻き分け、カズマさんの分身が私の中へ入ってきます。摩擦によるとろけそうな快楽と、内蔵を抉るような暴力的で激しい快楽。そして、愛する人と繋がったと言う実感と、何物にも代え難い多幸感に、自然と甘い声が漏れてしまいます。
「もう…ここも意地悪なんですから…」
「それは、可愛い奥さんに我慢が出来ないからだよ。ほら、続けるよ…」
ぐちゅっ
「あっ…んんっ!」
ゆっくりと、しかし力強く…カズマさんのモノが私の中を蹂躙し始めました。その動きは単調に見えますが、信じられないほど的確に、私の弱い所を抉り、掻き分け、擦り上げるのです…
「あっ…んんっ…」
「エリス…可愛いよエリス…」
「もう…恥ずかし…あんっ!」
カズマさんの腰使いは、何度味わっても慣れることはありません。私の反応が落ち着き始めると変化を加え、飽きる事も、慣れることも、許してはくれないのです。
「いまは、ここの気分か…どう?気持ちいい?」
「はぁん…わかってるくせにぃ…」
私の弱い所を知り尽くした人に、常に反応を伺いながら愛される。こんなの、気持ち良くない訳がありません。だから、どんなに優しく抱かれても、ほんの少しのきっかけがあれば、私はまた何度でも達してしまいます…
「エリスの中、凄い絡み付いてる…俺もそろそろヤバいかも…」
「なら…注いでください…その…ちゃんと1番奥に…」
どちらにしろ達するなら、愛された証を注がれて、それをきっかけに達したい。「中に出して、逝かせて」って、ゆんゆんさんみたいに言えたら話は早いのですが、それはまだちょっと恥ずかしい……でも、カズマさんはわかってくれます。
「うん、一緒にだな…」
「はい…一緒が良いです…」ギュッ
少しだけ体勢を前に倒し、カズマさんの身体が私に接近します。これは一緒に逝く前準備…深い絶頂が少し怖い私の為に、私の両腕が、カズマさんを捕らえられるように…
「じゃあ、思いっきりいくから…痛かったら…ごめん!」
「あぁん!凄い!これ、もう直ぐにぃ…ん!」
ぐぷっ!ずぶっ!
私の中に注ぐと決めてからのカズマさんの動きは、まさしく獣……先程のように弱い所を探ろうとはせず、ただ力任せに私を貪り、犯して、私の中を精で満たそうとする獣です……私は結構、こっちも好きですけど…
「このままして!中で…私と一緒に!…はぁん!」
「あぁ!あと少しだけ我慢してくれ!」
激しい快楽を貪り合う私達は、甘いムードから一変します。私は、ただ犯されたくて注がれたい。カズマさんは、犯したくて注ぎたい。それならもう、本能のままに求め合うほうがむしろ自然で…それが愛し合う人との事ならば、抗える筈がないのです。
「はぁはぁ…んんっ…あっ…もう…だめ…」
抗えない理由を見つけてしまえば、その先は直ぐでした。だらしなく口の端から唾液を溢れさせ、目は涙目になります。その…狙っているわけでは無いんですよ?カズマさんの暴走とか…これはもう…勝手になっちゃうんです…
「俺も、もう駄目だ!いくよエリス!」
「あっ!本当にそれはぁ!」
だめ…墜ちちゃう…こんな内臓が圧迫される様な抱き方されたら、これ以上我慢なんて出来ません…このままだと、意識まで持っていかれちゃう…
「くっ…」
どぷっ
「んん〜〜!!」
カズマさんの甘える快楽は、何故か重ね合わせても打ち消される事がありません。だから、私は深く達すると同時に、中に大量に注がれた感覚を味わうことになるのです…まぁ、これは嬉しいんですけど…
「はぁはぁ…カズマさん…」
「うん…おいで…」
私は余韻を楽しむため、カズマさんの背中に回した両手に、ほんの少しだけ力を込めます。待ってとか、許してとか言っても休ませてくれませんが、こうして甘えている間は、優しく抱きしめ返して頭を撫でてくれます。数少ないカズマさんの停止方法らしいです。これを発見したウォルバクさんには、エリス印の免罪符を発行しても良いと思っています。魔王軍の件とか許します!
「はぁ…ごめん…ちょっと暴走した…」
「ふふっ大丈夫ですよ…私に夢中な証拠ですから…」
ただ、こうして抱き合っていると、カズマさんの乱れた呼吸と、早くなった鼓動を感じることが出来るんですよね…どれだけ必死に私の事を求めていたのか、こうして身体に伝えて貰うのも、幸せな時間です…
「……エリスの乱れた呼吸とか、早くなった鼓動とか…結構クルものがあるな…」
「そ、それは…私だって身体の構造は人と変わりませんし…ひゃぅ?!」
私の中で、カズマさんのモノがまた大きく…あの…この流れってまさか…
「ごめんエリス…こんな可愛い甘え方されたら、やっぱり止まれない…」
あっ、また私の中で最大膨張率に……あの、話が違いませんか?私まだ、全然余韻が抜けてないんですけど…
「えっと…こうしてると、ちょっとのんびりしたくなったりは…」
「え?好きな女を抱いてるのに、そんな訳ないだろ?」
ま、不味いです!ウォルバクさんの情報は何だったんですか?!休めると思って、さっき我慢しないで思い切り逝っちゃいましたよ!このままだとまたとんでもない痴態を晒しますよ?!
「あ…そう言えばウォルバクの時は過呼吸起こしたから休ませたな…え?まさか見てたの?」
え……ちょっとウォルバクさん?その前提、私聞いてないのですが?!
「大丈夫だよ…こんなにここを熱くしてるエリスに、お預けなんてしないから…」
そう言うと、カズマさんは私の両足を自分の肩に乗せました。この姿勢は、私の弱点特化の姿勢…そのまま腰を掴まれては、もう逃げることも抵抗することも出来ません……
「えっと…違うんですよ?私、別にのんびりしてないで早く続きをとか願ってなくて…」
「うん…清純派の女神は、そんなこと言わないよな…だから、それは俺がしたいからだよ…」
く、食い違ってます!確かに、時にはそう言う察しが嬉しいときもありますけど!今は絶対に違います!このままでは、今夜の私が美しく終われません!と言うか、翌朝ご両親の顔が見られませんよ?!
「えっと…その…本当に私は…はぁん!」
あっ、これは駄目です。私の中のカズマさんが、激しく跳ねました…そもそも繋がったまま言い訳なんて、誰が本気にしてくれるのでしょうか…
「エリス…愛してる…今夜はいっぱい可愛い声を聞かせてくれ…」
「んんっ!…それはカズマさんが…はぁん!」
思い切り腰を打ち付けられては、もうゆっくり話すことも出来ません。まだ達したばかりの敏感な身体に、こんな本気で追撃するなんて……カズマさん、底なしってレベルじゃないですよ…
「ごめんなエリス。少し苦しいかも知れないけど…もう、優しく抱く余裕ないんだ…」
その表情と息遣いから、それが本当なのは分かります。でも、こんな激しいのは…女の子を壊しちゃいそうな抱き方は…ちゃんと私が叱ってあげなきゃいけないのに……
「…もう…こんな乱暴にして良いの…私だけですよ?…んんっ!」
ごめんなさい。拒めません。こんなに気持ち良い抱かれ方したら、拒むなんてできません。皆も一回くらい壊されてみましょうか…結構、病みつきになる時もあります…今回とか…
「あぁもっと!もっと私に注いで!愛も精も、はち切れるくらいに注いでください!」
「わかった!エリスは俺のものだって!身体の芯まで刻んでやる!」
あぁ、また本気で求めてしまいました…終わってから後悔するのは私なのに…でも、こんなに本気で愛されて、欲しくならない筈がないんです…
「ごめん!もう一回、中に出すから!」
「はい!このまま、思い切り!」
お互いが快楽を抑えようとはしないなら、結末は直ぐにでも訪れます。本能のままに交わる私達に、ストッパーなんてないのですから…
「エリス!」
どくんっ
「んんっ〜!!」
私の一番奥を抉る感覚に、そのまま身を委ねての絶頂。そして、収縮する私の中へ、本日2回目となる熱が、じんわりと広がっていきます……ところで、この量は本当に2回目なのですか……
「もう…本当に乱暴なんですから…」
「ごめんな。つい夢中になっちゃって…」
でも、流石にこれは休憩です。ここで連戦してしまえば、折角注いで貰ったものが逆流してしまいます。子供を望む私達としては、やはりそこは譲れませんから…
「じゃあ、抜くから…」
「はい、良いですよ…んっ…」
枕元のティッシュを手に取り、カズマさんのモノが抜かれた所にあてがいます。普段なら、ここから凄い量がドロっと……出てこない?
「おぉ、やっぱり上級淫魔のスキルって凄いな。一滴残らず子宮に流し込めたのか…流石は『精液ボテ腹』のスキル…」
「え?なんですかその頭の悪いスキル……」
淫魔のスキルを持ってるのは知ってましたけど、それは流石に頭が悪過ぎるでしょう…なんでそんなの取ったんですか…
「いや、戦闘力なんて平和な世界では必要ないし、折角だから妊娠率が上がりそうなの取ってみたんだけど…」
「そ、そういう理由なら嬉しいですけど…あれ?じゃあこの前の死因って…」
まさか、またどうしようもない死に方だったのでは…
「このスキルって、事前に量決めないで使うとあらゆる体液を消耗して出続けるんだよ…まぁ、使って知ったんだけど…」
「え?先日はそんなバカみたいな理由で死んだんですか?!」
ウィズさんの魔道具も相当ですけど、もうカズマさんも同レベルですよ!
「み、皆には黙っててね?」
「はぁ……馬鹿らしすぎて、誰にも言えませんよ…」
全く、そろそろ正しい死に方を覚えて欲しいです…
「でも、これなら逆流しないよね…」
あれ?なんか…カズマさんの大きい?というか、これ連戦する流れですよね?!
「あの…本気で連戦は流石に…カズマさんも疲れるでしょうし…」
「でも、精力効率は倍化してるから…エリスだけなら大丈夫だよ?」
え?倍って言いました?一対一ならそもそも私に勝ち目とか無いですけど?!無様に垂れ流してダウンですけど?!
「だから…今夜は思い切り…」
「え、えっと…その…出来れば今日は、早く寝る方向で…」
「うん…早く寝よう…今すぐにでも…」
「違いますよ?!そっちの寝るじゃ…あぁん!」
なんですか今の感覚は?!なんで頭を撫でて子宮が反応を?!
「エリスにかけるタイプの淫魔スキルは無効だけどさ…俺の技巧にブーストするスキルなら、効果あるんだよね?」
そ、それは確かにそうですけど…頭を撫でただけで子宮が疼くって技巧で再現できるんですか?!
「あの……できれば手加減を……今夜は優しくして欲しいのですが…」
「うん…分かってるよ…清純派だもんね…」
あ、これ駄目です。もう逃げ道がなくなりました。本気で拒めば許してくれるでしょうけど…それをすると、多分2度と凄そうなスキルは使ってくれない気がしますし…それはなんか、寂しいですし…
「あの…ちゃんとストップって言ったら止めてくださいよ?分かってますよね?これ振りじゃないですからね?!」
「分かってる…無理やりなんて絶対にしないから…」
「そ、それなら…好きにしてくれても…」
「うん…ありがとエリス」
こうして、私達の夜は更けていきました。お気付きの方も多いと思いますが、カズマさんの本気テクニックの前に、私がまともな単語を発声出来る筈もなく、その…ちょっとベッドが大変なことになり……
「あの…仲睦まじい事は素晴らしいですが…ちょっと常識の範囲でお願いします…これ、シーツだけの被害じゃ済みませんから…」
清掃員の方に、凄く恥ずかしい注意を受けました…私、清純派女神なのに!!
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
一応二人のラブラブな感じを書こうとして、落ちを付けないと落ち着かない作者のせいでこうなりました!
あ、次回はそろそろあっちの世界に帰る感じです!
また不定期ですがお付き合いお願い致します。