今回はクリスです。
エリス様は女神なので安売りはしないのです。
宗教裁判により教会に呼び出されました。はい、お馴染みの嘘発見器です。そして、俺の後ろでパーティーメンバーが控えています。さらにその後ろにはさっきまで呑んでた冒険者の皆様が野次馬で傍聴に来ています。
「サトウカズマ。汝がエリス様と個人的な関係を持っており、更にはエリス様に不貞を働いたと言う報告が上がっている!それに関し、何か思い当たる事は?」
「いえ、なにも」
チーン
「カズマさん。さっさと吐いて楽になりなさい」
アクアが威圧的な笑顔でこっち見てくる……
「我々エリス教会は、カズマ殿が英雄たる地位を悪用し、エリス様を辱しめたとあれば、相応の対応をせねばなりません。しかし、我らは司法の人間ではない。刑罰を課すことは無いので、誤魔化すことなく、正直に答えなさい」
よかった。それなら大丈夫そうだ。
「まぁ、モンク(僧兵)達の殺意が色々アレなので、無罪である事を祈っていますが……」
「おい、実質死刑だろそれ!むしろ司法より悪質だろ!」
これだから文明が遅れた奴等は困る。が、ここに立った以上、もはや逃げ道はない。
「えっと……エリス様を汚したとかそう言う疑いでしたっけ?」
「本来ならばアホの妄言で済むのですが、今回はご本人が降臨され更に言葉を交わしており。まぁ正直なところ『あのカズマならやりかねない』との意見が多く…」
おい、マジでやめてくれ
「カズマさん、エリスのエッチな所、説明してご覧なさいよ。そう、信者の皆さんの前でね?」
こいつ、本当に女神か?可愛い後輩なんだよな?
「では、まずカズマ殿、エリス様をどのようにお考えかな?」
「尊敬する女神です」
チーン
「女神って仕事してる1人の女の子だと思ってます…」
「ふむ、まぁ話すことがある関係ですから、身近に感じるのは多少仕方ない所でしょう」
これはセーフか、不敬とか言われたらどうしようかと…
「では、お二人の関係は?」
「女神と冒険者の関係です」
チーン
あれ?これ駄目な奴?
「稀に、二人で話すこともありました」
「ほう、羨ましいですな」
「魔王に挑む私を気にかけただけだと思います」
チーン
「んん?理由は分かっているようですな?」
あれ?少し怒ってません?これは無理ではなかろうか…仕方ない助っ人を呼ぼう。
「えー、私とエリス様との関係は数日前に変化を迎えました。私はエリス様のご厚意で、死者の間よりエリス様の私室に通されました」
「鳴らない…それほどの関係を…」
「エリス様の部屋は質素な作りで、私はエリス様に促されるまま、隣に座りました」
ほら、そろそろ限界だろ?
「エリス様はここに居るのは一人の少女だと、私に熱い視線を…」
「待ってー!」
光の門の出現と同時に見知った顔が現れる。
「え、エリス様?!」
エリス様の降臨である。良し、これで逃げられる。
「か、カズマ様は魔王を討伐し、重圧に悩む私を支えてくださいました。ですので、個人的にお話をさせて頂いたと言うだけです」
わぁエリス様、早口で必死ですね。女神だと嘘発見器鳴らないらしいので、あとはエリス様お願いします。
「折角降臨なされたのに、このような質問をして申し訳ないのですが、カズマ様はエリス様をサキュバス並のエロい娘だと…」
ほら、どうするエリス様。俺に発言権は無いぞ。
「か、カズマ様に、魔王討伐の暁には「私が叶えられる望みなら何でもする」とお伝えしておりまして…カズマ様が私とそのようにしたいと言うのであれば……」
おいやめろ。大変可愛らしいけどそれは不味い。
「何でも?!なるほど、カズマ様がクズなのは把握しました」
あ、やっぱりこの説明だと俺のせい?
「では、これは不敬と言うことで…モンクのみな、こちらへ」
「いや待て!さっきのエリスを見て、期待しない男なんているか?!」
「な、何でも…いや、おまえと一緒にするな!」
チーン
「そ、そうだ!我らの信仰は本物!」
チーン
「何でもと言われても、欲情などするわけもない!」
チーン
モンクの皆様の、めっちゃ鳴ってますよ。
「うわぁ」
「アクシズ教みてぇ」
「結局男って…」
「何が僧兵よ」
そこからエリス教のイメージ、めっちゃ下がってます。
「命を懸けて魔王を討伐し、人々の恐怖と悲しみを祓ったカズマ様を私は尊敬しております。私はカズマ様がこのような非難を受けるなど望んでいません!」
「そうだそうだ!」
「少なくともお前らに裁く権利なんてねぇぞ!」
みんな、俺のために。
「そもそもエリス教は偉そうでムカつくんだよ!」
あ、違ったかも。
「司祭、組織としての面目の話をしたいなら私が責任を取りましょう」
傍聴席の後ろの方からこっちに来る人。あ、司教のじいさん。
「エリス様、やはり貴方は思った通りの方です。そのか細い肩に、私達の期待と重圧を受けてなお、真っ直ぐなお方だ」
「貴方は……私の些細な声まで聴くことが出来たのは貴方ですね」
この二人には何か通じるものがあるらしい。て言うか信仰って見えるのかな?
「カズマ様」
「はい」
司教のじいさんがこっちにくる。この人は仲間で良いんだよな?
「このような事になり申し訳ありません」
「いえ、俺がエリス様に失礼な対応をしたのは事実ですし」
やはり、話が分かる人のようだ。
「皆さん、聞いて欲しい。私達にとってエリス様は神様です。でも、カズマ様にとっては隣人、いえ、もっと特別な関係です」
「司教、我らにも教会の立場が」
「その立場は、我々がエリス様に救いを求め続けて得たものです。カズマ様は、そのエリス様さえ救うために、命を懸けて戦ったのです」
おっと、汚い方法を散々使ったなんて言えない程に熱弁してくれますね。
「私達がカズマ様に文句など言えるはずもない。私達は一人の少女に救いを求め、重圧となってしまっただけ…彼女を救うために戦った英雄に何を言う資格があると言うのですか」
「そうだ!カズマはエリス様が捕まった時、一人だけ魔王軍幹部に突っ込んでいったぞ」
「近くのプリースト達は何してたんだ!」
「私も見たわ!」
それ、お前ら何をしてた?!
「そ、それは英雄たる力があるからで!」
おっと、司祭?それに関しては流石に
「それは違う!」
割り込むようにミツルギが珍しく感情的な声をあげた。俺の話すタイミングが…
「カズマは、最弱職の冒険者だ!レベルだってここに居る多くの戦士より低い!自分のやれることを探し、積み重ね、何度も死にかけて前に進んできた男だ!」
「そうだ!我ら紅魔もカズマ君に救われた!」
最大限の好意的解釈だな。俺が喋るとボロが出るから黙っておこう。
「勇者も、紅魔も、冒険者も、そしてエリス様も彼を慕って集まったのです。私達のようなエリス様の威光に集まった人間が、彼を裁こうなどとおこがましいとは思いませんか?」
「そ、それは……」
エリス教の皆さん。完全に沈黙。よし、今日は無事に帰れそう。
「ですので、カズマ様」
「あっはい」
「貴方だけはエリス様を一人の少女として、側に居てあげてください。私は貴方がもたらしたこの平和な世界で、今度はエリス様の幸せを祈りましょう」
「司教のじいさん」
「私も、貴方のような方が私を信じ祈り続けてくれた事を誇りに思います」
エリスも嬉しそうだ。そうだよな。神様の幸せを祈れる奴なんて俺も知らねぇわ。
「では、司祭。判決を」
司祭は少しだけ悔しそうに考え込んで口を開いた
「被害者となるエリス様本人のご意向により、サトウカズマは無罪とする!」
少し強引な気もしたが、俺は皆のおかげで無罪を勝ち取ったようだ。
「やったなカズマ!」
「やっぱりお前は英雄だぜ!」
ダスト、キース
「みんな、ありがとう!持つべきものは仲間だな」
なんて調子に乗ってたら、エリスが膨れっ面でこっちに来た。
「カズマさんは反省してください!あんまりエッチなのはめっ!ですよ?」
「はい。すみません」
もうなんか本当にすみません。これを可愛いって思ってしまってる自分も、反省します。
「よっしゃ!飲み直しだ!」
全員がぞろぞろと酒場に戻っていく。
「司教様も、今日くらいエリス様がお許しになるぜ!」
「ミツルギもたまには付き合えよ!」
「エリス様もご一緒に!」
「ごめんなさい。まだ女神としてやるべきことがありますので」
なんだろう。俺の存在価値、塗りつぶされてない?
「ねぇ?エリス」
「はい、何でしょう?アクア先輩」
皆が酒場に行った後、珍しくアクアが真剣な目をしてエリスに話しかけた。
「本気なのね?カズマさんのこと」
自分の気持ちを聞かれた時は逃げるくせに、今は茶化すでもなく、真っ直ぐに後輩に突きつけた。
「はい。先輩にも譲るつもりはありません」
女神同士の戦いが始まったらしい。
「そう、悪いけど私も譲るつもりはないわ。きっとめぐみんも、ダクネスも、クリスもね!」
先日、ウィズが加わったような気もしなくもないが、まぁ今突っ込むのは野暮だろう。
「抜け駆けは無しよ!正々堂々、私のカズマさんを奪ってみなさい!」
「なんで既に私のって付けてるんですか?!」
「そうだぞアクア、俺はお前のモノになった覚えはないぞ」
エリスのモノならともかく。
「私とカズマさんはこっちに来たときからの仲なの!それとも何?エリスはカズマさんと何か深い関係があるのかしら?」
「そ、それは…えっと?」
赤面して目を反らした?!こいつわざとだ!
「え?待って…なにかあったの?!ねぇ!」
「カズマ様。私は天界から貴方を見守って居ますよ」
急激に話を変えてエリスが光の門へ戻っていく。
「ちょっと!待ちなさいよー!」
アクアが空に向かって叫んでる。俺が追求される前にギルドに逃げよう。あのバカ騒ぎする仲間たちと、俺も少し位飲みたい。
「いや、もうエリスのまま来たら良かったじゃん」
「そうも行かないでしょ…はい。カズマのシュワシュワ」
「おう、サンキュ」
エリスが去って数秒、クリスがもう来てる。
「アクア先輩も好きだってね?」
「だってな…正直、少しだけドキッとした」
酒場の中心で話題となっている司教とミツルギ、紅魔の皆。俺は皆に軽く挨拶だけ済ませ、今はクリスと酒場の隅で話をしている。
「少しだけ?」
「もっとドキドキさせてくれる女神が居るからな」
エリスの破壊力が凄かったので、もうあれを越えるドキドキはあり得ないような気もする。
「こっちのアタシには?ドキドキしてくれないの?」
「女神が相手だと、そうそう越えるのは無理だろ?あんな非日常的な存在、現れるだけでドキドキもんだぞ?」
「ふーん、非日常ねぇ」
クリスは少しだけ考え込むと、俺の体に寄りかかってきた。
「じゃあ、日常を非日常に変えたらどうかな?」
少しだけアルコールの匂いがするキス。雰囲気に呑まれて応じてしまったが、焦って酒場の中心を見る。
「誰も見てないよ…だって、そこには非日常の勇者と紅魔の人達が居るんだもん」
「バレたらクリスが迫ってきたって言うからな?」
もう一度、今度は深く舌を絡ませ、片手をクリスの腰に回す。
「カズマ、アタシはいま凄くドキドキしてるよ?」
「ドキドキってこう言うので良いのかよ」
「少なくとも、アクア先輩よりドキドキさせたいもん」
こう言う負けず嫌いな所、嫌いじゃない。
「だから…」
「いや、そこは?!」
クリスは俺の膝に倒れ込む、狙いは膝ではないが
「ちゅっ、ふふっ、ちょっと汗の匂いと、カズマの匂いがする」
チャックをおろし、露出させた陰茎に軽くキスをして、熱い眼差しでこっちを見てくる。
「いや、流石にそれは…」
「じゃあ、なんでこんなに元気なのかな?」
男子なんてそんな物なんです。こんな状況でも、めっちゃして欲しいんです。
「はむっ、ちゅるっ」
「くっ…マジかよ…」
クリスは陰茎を半分くらい口に含み、舌でカリ首をなぞる。この娘はつい先日まで処女だった癖に学習意欲が高過ぎる。
「ちゃんと見て?アタシがカズマにご奉仕してるところ」
「いや、もうドキドキって言うかハラハラって言うか…」
「カズマさん?」
ルナが俺の正面の席に来ていた。
「どうしたんですか、お顔が赤いですよ?皆さんの中にも行かないですし、体調が悪いんですか?」
「えっと、ちょっと飲み過ぎたみたいで…」
テーブルでギリギリクリスは見えてないようだ。と言うかクリスは全く止める気配がない。舌の動きは少しだけゆっくりになったが、音を出さないようにしてるだけ、俺の弱いところを重点的に舐め回す舌は全く止まる気配がない。
「なら良いんですが…あ、何か欲しいものは有りますか?お持ちしますよ」
「じゃあ、水とオレンジジュースを…」
喉を奥まで使ったディープスロート、亀頭を喉でしごかれ、この状況も相まって俺の我慢は限界に近い。
「はい。お持ちしますね」
「お願いします…うぅ」
しまった、自然に振る舞ったら我慢が…
「んぐっ…ルナさんのこと見ながらアタシの口に出すんだ?」
尿道に残った精液まで全部吸い出したあと、口元に少しだけ精液を垂らしたクリスがジト目で俺を見つめてくる。
「クリスが上手いからだって…なんでルナさんが出てくるんだよ」
「だってあの人…胸が大きいもん」
こう言うところ、正直たまりません。
「よし、クリス…攻守交代だよな?」
「え?いやアタシは…」
「問答無用」
右手をクリスのお腹からパンツの中に滑り込ませる。
グチュッ
「「・・・・・」」
ヤバくない?
「替えの下着とか、持ってるのか?」
「……持ってない」
見切り発車じゃねぇか
「カズマさん。お水とオレンジジュースです」
「ありがとうございます。オレンジジュースはクリスにあげてください」
「え?アタシ?」
クリスは状況が分かってないらしい。
「自分の口から何の匂いしてると思う?」
「……頂きます」
「クリスさんも顔が赤いですよ?」
ルナは俺たちの正面に座った。さて、ギャラリーも来たことだし、クリスをいじめるか
「私、クリスさんにお聞きしたい事があってですね?」
「な、なんでしょう?」
「どうしたら相手に想いを伝えられますか?」
おっとまさかのコイバナ。
「え?それアタシに聴くの?!」
「だって、クリスさんはそんな仕草全く見せてないのに…いつの間にかカズマさんと凄く良い感じじゃないですか」
「えぇ?!別に…うぅっ特別なことはしてないよ」
おっと、指先が陰核に触れてしまった。
「私だって恋したいんです!でも、全然出会いが無いんですよ?こんなに沢山の人と接点あるのに」
ルナさんは間違いなくモテる。そのため、サキュバス店で指名率は半端なく高い。しかし、そういうことをした本人を口説くと言うのは中々にハードルが高くなる。
「ルナさんは俺ら冒険者からしたら高嶺の花ですからね。こんな初心者の街の冒険者がルナさんを口説くのは無理でしょ。いい女過ぎて、絶対釣り合わないって思われてますよ」
「普通の受付嬢ですよ?私のどこにそんな評価が?!」
「……胸かな」
クリスがめっちゃ悔しそうに小声で答えた。
「肌も綺麗でグラマラスで美人、人当たりも良いですからね」
冷静にフォローを入れながら、指先はクリスの陰核の周りをなぞる。
「くぅっ」
「クリスさん?」
「しゃっくりです。さっきから止まらないみたいで」
俺が何気にフォローを入れておく。
「んっ…ルナさんは、誰か気になる人は居ないんですか?」
快楽に逆らいながら、必死に会話を取り繕うクリス。
「えっと…笑いませんか?」
「笑いませんよぉ?」
クリスは声を震わせ、うち太ももを擦り合わせている。
「バニルさんとか…いいなぁって」
「……悪魔ですよ?」
クリスの声が完全に落ち着きを取り戻す。が、俺の指は休まない。下の口は落ち着いてないからな。
「悪魔でも、イケメンで親切で、私の愚痴を嫌な顔1つせずきいてくれるんですよ?」
「だとしても、ん!悪魔には性別もありませんよ?!」
お?上手く流したか?俺の手にも流れるものがあるけど
「そりゃ、私だって子供とか家庭とか考えますけど…他に良い相手も居ませんし…」
クリスが熱くなって来ている。体温的にも…陰核の周りをもう少し丁寧に弄る。
「ルナさんは素敵な女性なんですからぁ…諦めちゃだめぇです!」
おっと、良いタイミングで軽くいったな。らめぇにならなくて良かった。
「えっと?クリスさん…そんなに真剣に私の事を?!」
声をあらげたのは快楽ゆえですが、今は言いません。
「私、一回くらい勇気を出して恋人募集のパーティーに参加してみます!」
「う、うん…がんばっひぇ」
呂律が回ってない…が、ルナは勢いが強く、そんなことは気にも止めていない。早速登録用紙を書くからと、自室に戻っていった。
「うぅ、カズマ…最低…」
羞恥に染まった顔で涙目になっている。
「さっき自分がやったこと思い出してみろ」
「そうだけどさぁ…アタシ…もぅ我慢できないよ?」
やっぱサキュバスだわ。
「よし、取りあえずこっちな?」
「え?待って…ここで?!」
連れていったのは酒場の直ぐ隣、ギルドの医務室。クエストの怪我人が出たときに使われるが、基本的には回復魔法で治してさっさと帰すので、あまり使われる事はない。壁が薄くて声を出せば酒場に聞こえてしまう。
「この部屋、隠すものが何も無いよ?ドアさえないよ?」
「そう。だからクリスが声を抑えないと、誰か来ちゃうかもな…」
ショートパンツとショーツをおろす。すでに指で触れたから知っていたが、そこは既に大洪水だ。
「ほら、いくぞ?」
ベッドに仰向けにして、先端を充てる。言われるまえに脚を上げ、クリスの準備も万全だ。二度目だから、今回はすんなり行けるだろう。
「待って…こっちのアタシは初めてだから…」
「あ、そこは別なのか…」
と言うことは、優しくしないと駄目か…一度帰るべきか?
「だから今度は、痛がっても乱暴に奪って?」
「……いや、良いのか?」
乱暴にって言った?この状況で?!
「もう下着と初恋まで奪ってる癖に…最後まで強引に奪ってよ。アタシの全部」
「声、我慢しろよ?ダメならテレポートで帰るからな?」
クリスが非日常を望むなら、俺はそれに応えてやろう。ただし、もう後悔しても遅いぞ。
「んぐっ!」
いきなり一番奥まで、痛みは無くならない。なら一瞬だけで済ませてしまう。
「はぁ、はぁ……カズマって鬼畜…」
「自分で煽ったんだろ?そら、動くぞ?」
「許可なんて要らないの…アタシはカズマに奪われているんだから…」
覚悟が決まっているなら俺はもう止まらない。
「んっ!」
「最初から激しく…いや、ベッドが軋まない程度に優しくしてやる」
クリスの膣内を少し強めに蹂躙する。俺の陰茎がクリスの下腹部を少し膨らませるように、なるべくお腹の方を抉る。たしか、エリスの時にはこっちの方が反応が良かった。
「んっ!…くぅ…カズマって本当に意地悪なんだから…」
「なんだよ?クリスが望んだんだろ?」
「違うよ…強引にって言ったのに、ちゃんとアタシの気持ちいい所ばっかり…こんなの、我慢できなくなっちゃう…」
二度目の初体験とは言え、体が別なら痛みは変わらない筈だ。なんで、こんなに甘い声が出せるのか…
「マジでサキュバス並みじゃねぇか…」
「違うもん…性欲じゃなくて、愛だもん…」
クリスは俺の掌に自分の掌を重ね、指を交互に絡めてくる。俺の時代で言うところの恋人繋ぎって奴だ。
「俺はクリスが可愛くて得だけど…手で口を塞げなくなったな…」
「いいの…盗賊は捕まっちゃったら、抵抗も許されないんだから…」
おっと、そう言うプレイがお望みか?
「カズマがアタシを捕まえたんだから…めちゃくちゃにして良いんだよ?」
「こいつは、本当に!」
お腹側を小刻みに突く。大きくストロークするよりは音もしないだろう。
「ふぅ…んん!…はぁ」
必死に声を押し殺しているクリスは、涙と唾液で顔をぐしゃぐしゃにしている。快楽からか、痛みからかは分からない。ただ、下の口から蜜が溢れすぎて、シーツにシミを作っている所を見れば、苦痛ばかりでないのは分かる。
「カズマ…駄目…いきそう…このままイったら声なんて抑えられない」
クリスの膣内がキツくなる。エリスの時みたいに声が漏れたなんて言うのはもうゴメンだ。
「だろうな。もう顔トロトロだぞ?」
「なんとかしてぇ」
と言いつつクリスは脚で俺の腰を抱き寄せる。辞めるつもりは無いらしい。
「声が出たら、テレポートしてやる」
「うぅ、約束だよ?」
安心したのか、クリスの脚の力が少し弛んだ。俺だってこんな状況で止まれる訳がない。
「俺もいくからな?」
「うん…早く出して…もう我慢の限界だから…」
懇願するクリスの唇を奪い、ラストスパートに入る。
「んっ!カズマ、来て!アタシもう駄目!」
「あぁ、俺ももう!」
「あぁ!」
ドクッ
エリスの時と同様、子宮口に流し込む射精。危うく意識を手放しそうになるが、なんとか止まって呪文を口にした。
『テレポート』
発動しない。
「カズマ?!飛んでないよ?!」
「分かってる!外からの妨害か?!」
咄嗟に服を直し、外を確認するが飲み会は続いており、誰にもバレていないように見える。
「あれ?さっきの声、聞こえなかったのかな?」
「いや、そんか都合よく…」
ピチャ
足元が部分的に濡れてる?
ガタッ
部屋の隅で物音がするが、そこには誰も居ない。いや、何も居ないように見える。
『千里眼』
そこには熱源。座り込んで壁に背を預けている女の子?の影が見える。
「なぁクリス…俺たちの関係を覗いてる奴が居た場合、ソイツへのセクハラは許容してくれるか?」
「本当に見られてたとしたら、口止め位は必要かも…でも、カズマはアタシのだからね?そこだけ忘れないでよ」
こう言う時まで可愛いもんな…
「さて、熱源の形とさっきの水、多分ここら辺だよな」
俺は軽くしゃがんで、水で濡れた床のすぐ上に手を持っていく。
「ひゃう!」
案の定、掌に温かく濡れた感触が広がった。
「さて、覗き趣味の誰かさんはここだな?ほら、スキルを解かないと俺は手探りでしか、君を判別できない訳だけど?」
湿ったパンツの中に手を滑り込ませる。熱くなって濡れた感触、これは俺達の事を見ながら一人で慰めていたようだ。
「んん!あぁっ!」
あえぎ声は聞こえるが、名乗り出るつもりも、魔法を解くつもりも無いらしい。
「俺はどこを触っているのかな?ほら、答えられるか?」
反対の手で、胸に手を伸ばす。中々に発育が良いようで、手に収まりきらないボリュームを感じる。
「うわぁ、カズマ鬼畜…」
「仕方ないだろ?犯人が分からないんだから」
クリスの非難をとんでもない持論でかわし、俺は尋問を続行する。
「ほら、姿を見せるか?見せないと、俺は何も居ない空間と第2ラウンド始めちゃうかも知れないぞ?」
「えぇ…カズマって誰か分からない人にまでするの…」
クリスがドン引きしている。当然、そんなもの脅迫でしかない。
「ほら、中に指が…キツいな…処女っぽい」
「完全に最低じゃないかな?!え?手探りってどこ探ってるの?!」
おっとバレた。
「ほら、覗き魔は素直に名乗り出ろよ?別に攻撃なんてしないぞ?お互い様になればバラされる心配が無くなるだけさ」
「うん、アタシも君をどうこうしようって訳じゃないからさ?でも、カズマとの関係は黙ってて欲しいなって」
意外と強情な覗き魔だ。それとも、俺の責めを楽しんでる?
「うお?!」
透明な両手が俺のチャックを下ろした。
「ちょっとカズマ!誰か分からない相手にする気?」
クリスから非難が上がるがそうではない。
「この覗き魔、反撃してきたんだよ」
「え?じゃあ本気でカズマさんが好きな人なの?それとも貞操感のヤバい人なの?」
突然、席で咥えたクリスには言われたくないだろうな後半…うお、首の後ろに腕が
「クリス…なんか俺のことを抱き寄せようとしてるんだけど…」
「あ、じゃあ前者だったんだ」
そんな冷静な…
「ほら、カズマはちゃんと愛撫してあげて?」
俺は言われるままに責め続ける。クリスは何か策があるんだろうか?
「ここでカズマに女にされる気?しかもアタシとした直後だよ?大胆過ぎない?」
そういってクリスは覗き魔から下着とスカートを剥ぎ取った。
「おい、良いのか?俺が手を出して」
「えぇ?カズマは見えない相手としたいの?」
クリスの意見ももっともだが、これがいかにマニアックな状況か!
「これはね?こうするの…『バインド』」
「キャっ!」
おう、鬼畜……
「ほら、覗き魔さん捕まえた」
「クリス、やり方が結構エグいな」
「ねぇ覗き魔さん?アタシ、このまま帰っても良いかな?」
えげつない…
「うぅ、ごめんなさい」
そこに姿を表したのは…ゆんゆんだった。
「なんでゆんゆんが…」
「だって、カズマさんのアレをクリスさんがいきなり口に…私が隣のテーブルに居たのに…」
マジで気付かなかった。本気で申し訳ない。
「それで、二人の関係が気になって付いてきたら…いきなり始めちゃうから…」
「で、光の屈折魔法で覗きながら一人でしてたんだ?」
クリスさん。容赦ないですね。
「うう、これはあの…欲望の暴走と言いますか…」
「カズマさんが好きな訳では無いの?」
「そ、それはえっと…赤ちゃん作っても良いかなって位には好きですけど…」
大好きですね。照れますね。
「はあぁぁー」
クリスさん?ため息にしては大きくありませんか?
「ねぇゆんゆん、カズマさんは絶対に貴女だけのモノにはなってくれないよ。この人、パーティーメンバー全員側に居て欲しいって欲張る人だから、それでもカズマさんが好き?」
「えっと、二人きりの家庭も憧れますけど…皆一緒って言うのも私は大歓迎です!」
ボッチを拗らせてるなぁ…
「じゃあ、めぐみんと相談かな…カズマのハーレムにゆんゆんが加わるの」
「良いんですか?!」
「まぁホラ、アタシもカズマが好きで加わった訳だし…」
「あ、そうなんですね…」
二人の間で話は付いたようだ。
「さて、このゆんゆんが大きくしてくれた俺のコイツはどうしようか?」
「我慢して。2ラウンド目なんて絶対に声が我慢できないし…」
「私もう一回『サイレンス』かけますか?」
「もう一回?って事は…クリスが逝ったときにバレなかったのはゆんゆんのお陰か…テレポートが使えなかったのも同じ理由だな?」
「だって、二人ともここが何処か忘れたように盛り上がってたので…」
「あれ?なんでアタシはカズマの声が聞こえたの?」
「音は振動だからな、発声を封じても、身体が密着してれば身体を通して音は伝わるんだよ。理科で習ってる…訳ないか…」
「と言うか、二人は少し位反省してください」
はい。言い訳のしようもございません。
「じゃあ、カズマ…ゆんゆんのしてあげて?」
「いいのか?」
「あ、処女は駄目だよ?初体験が複数なんて可愛そうでしょ?カズマのは、アタシが上になってしてあげる」
処女奪われて数分ですよ?
「ゆんゆんは、ちゃんとカズマと約束して、二人っきりで奪ってもらってね?」
「は、はいぃ…」
バインドを解除されたゆんゆんは、顔を真っ赤にしながら
俺の前に移動してきた。
「カズマさん…お願いします」
「じゃあ、ゆんゆんこっちに」
ゆんゆんを誘導して顔の上に座らせる。俗に言う顔面騎乗だ。口でする方が痛くないだろうし、目線にはゆんゆんのお尻しか見えないが。
「は、恥ずかしいです…」
「ほら、恥ずかしがってる場合?そのうち、ゆんゆんもこう言うことしたいんでしょ?んっ!ふぅ…」
俺の陰茎が包み込まれる。ゆんゆんの前でクリスが腰を落としたらしい。
「いくよカズマ…ちゃんとゆんゆんも愛してあげて?」
「はぁ…そこ指でするよりカズマさんの舌の方がずっと気持ちいい…」
腰をくねらせ、大量の蜜を滴らせるゆんゆん。この子は一人で結構してそう。
「ゆんゆんってそんな顔するんだね…きっとカズマが見たら、我慢できなくて滅茶苦茶にされちゃうくらいエッチな顔してる…」
「意地悪言わないでください…こんなに気持ち良くされたら、んん!…我慢なんて出来ません」
おっ、ちょっと自信がつくな。クリスも激しくは動けていないが、徐々に膣内がキツくなってきている。
「カズマしか知らないけど、アタシもこの感覚を知ったら、もう自分でなんて慰められないもん」
腰を軽く動かし、クリスの好きなお腹側を擦る。ゆんゆんは、陰核を舌全体でじっくりとなぞる。二人とも、この非日常にかなり興奮してるらしい。
「あっ!待ってカズマさん!出ちゃう、出ちゃうから!」
「出しちゃえゆんゆん!我慢しない方が気持ちいいよ?んん!カズマも出したそう…」
もう我慢などできず、力任せに腰を突き入れた。ゆんゆんの陰核にも思い切り吸い付く。
「「あぁっ!」」
一際大きな声を出した二人はそのまま痙攣して俺の上に倒れ混む。俺もクリスのお尻を掴み、最後の一滴までクリスに注ぎ込んだ。
「ほら、鬼畜なカズマさんはか弱い女の子二人を同時に犯したよ…最低でしょ?」
「最低なのに…もうカズマさんしか居ないって思っちゃってます…」
「本当、お互いに男の趣味が悪いよね?」
「そうですね。お父さん…何て言うかな?」
二人は若干放心している。
「二人とも、早く服をなおせよ?」
誰も来ないとは思うが、ここは共有スペースだ。
「おーい!ダストが倒れたぞ!」
「飲みすぎだろ?ヒールかけて医務室に転がしとけよ」
いや、フラグ?!
「二人とも?!」
「うぅ、無理ですぅ」
「カズマが凄いからぁ…」
ぐったりしている。やばい!取りあえず服を集めて、二人を効果範囲に!
『テレポート』
「あれ?なんか匂いがする?誰も居ないよな?」
______________________
自室に到達。いや良かった。サイレンスも切れてて、取りあえず半裸二人に服を
「カズマさん?」
そこには、謎の魔方陣を書いているアクアがいた。
お付き合い頂きありがとうございます。
エリス様を安売りしてすみません。
ゆんゆん、影薄いけど良いところで来る娘だと認識しています。
また少しずつ書いていきたいと思います。お付き合い下さい。