※この作品はR-18です。

英雄特典のエリス様   作:熱心なエリス教

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いつも私の妄想にお付き合い頂きありがとうございます。

秘書って言葉には、男子のロマンがありますよね?

と言うことで、ここでセナさん回です。あっちのネタにするのでロリーサを添えて……

またお暇な時にでもお付き合いください。



二十九夜目、セナとロリーサの秘書官奮闘記

「なるほど、各地の領主と関税に関わる交渉がしたいと……」

 

「そうなんですよ。それで手っ取り早いのが、この貴族達のパーティだと思ってですね?」

 

季節は夏。この時期になると多くの領主や貴族達が避暑地に行楽に行き、そこでは毎晩豪華なパーティが行われています。暑さを理由に仕事をしないような連中ばかりですが、儲け話が転がってくれば簡単に食い付くことでしょう。特に、相手が救世の英雄であればなおのこと……

 

「それで、私を秘書としてカズマさんのお供を?他に適任が居そうですが……」

 

「ダクネスは過去に言い寄られた貴族をぶん殴ってて出禁です。エリスとウォルバクは女神なんで政治には不干渉だから断られて、アイリスなんて来たら交渉は無理。で、残りのメンバーは……」

 

「なるほど……そういうことなら、同行させて頂きます」

 

「ありがとうございます」

 

言われてみれば、カズマさんの周りは破天荒と言うか、お行儀よくとはいかない方々ばかり、こういう時にエリス様という切り札が使えないのは痛手です。まぁ、ゆんゆんさんは族長になるんですし、もう少し頑張るべきだと思いますが……

 

「じゃあ、明日から泊まりなんで!お願いします!」

 

「はい。承知しまし……あれ?」

 

いま泊まりって言いました?!

 

__________________

 

「それで今更焦ってるんですか?」

 

「よ、よく考えたら殿方と二人で、ひとつ屋根の下なんて初めてで……仕事とはいえパーティではお酒も入るでしょうし、相手はカズマさんですし……」モジモジ

 

私はこの危機的状況……見ようによってはチャンスと言える状況をどう乗り切れば良いのか分からず、数少ない友人のルナさんに相談を持ちかけました。最近は名探偵セレナさんの活躍により、ギルドと検察のやり取りも直ぐに終わるので、ちょっと時間に余裕があるのです。

 

「カズマさんってスティール以上の事は許可なくしませんから、流石に貞操は大丈夫だと思いますが……」

 

「ではその…下着は可愛いものと大人なモノのどっちが好きかなんて……」

 

「あの、セナさん?なんか変なこと期待してませんか?!」

 

「し、してません!あくまで事故の際にダサいと思われない配慮です!これでも女ですから、人前でダサいパンツなんて晒されたら恥が倍になるからです!」

 

それに、もし万が一下着が濡れていたらそれは実質OKみたいなものですし?それで好みじゃないとか言われたらショックですし?

 

「と言うか、先にセナさんの気にすべきは愛想では?秘書って交渉相手には愛想よく振る舞うのが基本ですよね?」

 

「それは大丈夫です。最近は自然に笑えているとカズマさんが褒めてくれています!」ドヤッ!

 

カズマさんのお陰で私は街での交流も増え、子供たちに教育を施す事で私のイメージは段々と良くなっています。子供にも怖いと言われなくなりましたし、もうそんな心配は……

 

「「あっ…」」

 

あっ!あそこに隠れているのゆんゆんさん!良いでしょう!ここで私の笑顔力を証明しましょう!

 

「ゆんゆんさん、よかったらご一緒に……」ニヤッ

 

「ひぃっ!」

 

ささっ!

「………ゆんゆんさん、目があった瞬間隠れましたけど?」

 

「か、彼女はまだ私への偏見が抜けてないだけです!私を恐れるのはもう彼女くらいで、子供達なら……」チラッ

 

「はっ?!」「やべっ!セナ先生、こっち見た!」「し、刺激しないようにしよう…」

ダダッ!

 

「こ、子供達も逃げましたけど……」

 

「どうして?!」

 

わ、私のアップした筈のイメージは何処へ?!

 

「でも確かに変ですね?セナさんは笑うと可愛いってカズマさんが言ってたような気がするんですが……」

 

「そうなんですか?!」パアァァ

 

あ、自然に笑えました!

 

「セナさん、ひょっとしてカズマさんが一緒だからニコニコしてるだけなんじゃ……」

 

「ち、違います!本当に馴染んできてて……」

 

私はもう時間的な余裕も生まれ、そんなにイライラしていない筈です。だから、これはなにかの間違えで……

 

「あの、セナさん?」

 

「ロリーサさん!ロリーサさんは知ってますよね?私、最近自然に笑えてますよね?!」

 

同僚の皆さんなら知っている筈です!私は普通に笑えている事を!

 

「へ?えぇっと……オーナーの前でだったら?」

 

「……ごふっ」ガクッ!

 

「あぁ、やっぱり……」

 

そ、そんな!やっと良いイメージが定着したと思ったのに!私ただカズマさんの前で浮かれていただけなんですか?!

 

「いえその!別にカズマさんが居なきゃ駄目って言うことは無いんですよ?私の業績表彰でも笑ってくれましたし!」

 

「そ、そうです!私にだって仲間がいるんです!もう普通に人付き合いもお手の物で……」

 

「でも、まだ私以外のサキュバスには馴染めてませんけど…」

 

「……むぅ」

 

「……やっぱり」

 

それはだって、あんなハレンチな格好の方々に慣れろと言われても……

 

「でも、カズマさんがセナさんに頼んだ以上、やはり仕事の能力を見込んでのことでしょうし……むしろ愛想は無くても…」

 

「駄目です!秘書官に任命された以上、私はカズマさんの理想に答えねばなりません!」

 

「あっ…もう面倒なスイッチが入っちゃったんですね…」

 

面倒は酷くないですか?!

 

「あっ!確か、オーナーの望む秘書についてなら、お店に情報がありますよ!」

 

「えっ…でもそれって……」

 

「それは素晴らしいです!なら、直ぐにその情報を元に訓練を始めましょう!」

 

「はい!夢の中でなら実地訓練さながらです!きっと理想の秘書になれます!」

 

「あの、だからそれは……」

 

渡りに船とはまさにこのこと!早速訓練をしなければ!

 

「すみませんルナさん!私は早速特訓に行ってきます!さぁ、ロリーサさん、お願いします!」

 

「はい!任せてください!」

 

「あっ……まぁ、大丈夫ですかね…」

 

_________________

 

「今回のお仕事は、秘書としてカズマさんのサポートを万全に行うこと……と言うことなので、私が夢の中に今のオーナーを再現します。秘書に求める事は本人から取ったデータもありますし、それなりの精度になると思います」

 

「わかりました。では、私は夢の中でカズマさんのサポートをすれば良いのですね?」

 

ロリーサさんを連れて事務所に戻ってきた私は、お昼なのに再びベッドに寝ています。サキュバスはただ淫夢を見せるだけではなく、人の記憶や感情の再現も出来るそうなので、その力でこれから特訓と言うわけです。この力を人を堕落させる事に使われたら、そう簡単には抗えないでしょう。本当に、共存できて良かったです。

 

「その通りです。ただ、カズマさんは秘書に対しては実に多様な要求をする傾向にあるので大変かと思いますが、私もできる限りサポートをします」

 

「分かりました。では、お願いします!」

 

「では『催淫』!」

 

ロリーサさんのスキルが発動すると、私は突然抗えないほどの眠気に襲われました。そして、それが彼女のスキルなのかを確認する暇も無く、私は夢の中に落ちていったのです。

 

_____________

 

「成程……事前情報が無ければ現実ですね……」

 

先程までベッドに眠っていたはずの私が、いまはカズマさんの寝室前に居ます。眠っていることを認識させない程のリアリティがあるとは、レベルが低くともサキュバスは侮れません。

 

[私の方でも多少はサポートしますが、この世界は基本的にカズマさんの描いたものです。なので本番さながら……まさにカズマさんへの理解が求められます。頑張ってください!]

 

良いでしょう。これはまさに望むところです。私の秘書としての能力、今こそ見せてあげましょう!

 

[あと、脳が限界を迎えたり、秘書を途中で投げ出しても終わります。緊急時にはそれで脱出をしてください]

 

脳の限界はともかく、私が途中で投げ出すなんてありえません!さぁ、いざ!

 

コンコン

「おはようございますカズマさん。本日のお支度は万全ですか?」

 

「あぁ、セナさん。少し手伝ってくれます?」

 

「はい!」ガチャッ

 

まずは朝の準備です。私の手元にはちゃんと予定表も各領地の名産品のリストもあります。貴族への手土産の案もありますし、私の準備にスキは……

 

「ちょっと、これ楽にしてくれますか?」ギンッ

 

「へ…えっと…えぇ?!」

 

あ、アレを丸出しにして……楽にって……

 

[どうしましたセナさん?多くの有権者が秘書に求める最初のステップですよ?]

 

嘘ですよね?カズマさんがそんなことを?!

 

[間違いありません!なにせ、私の知る全ての貴族が同じ認識ですから!]

 

そんな?!それはもはや、肉屋がコロッケも作れると言うレベルのあえて語るに値しない常識ということでは?!

※サキュバス店に来るやつが全員スケベだからです。そして、別に肉屋のコロッケは必須技能ではありません。

 

「セナさん、お願いできますか?」

 

「はっ、はい…直ぐに……」ペタンッ

 

ベッドに座るカズマさんの前に跪くと、ちょうど目の前に来るのは暴力的にそそり勃つ男性の象徴。以前鏡の中で奉仕したことはありましたが、要求されてするのは少し緊張します。でも、カズマさんが望んでくれるのなら、私は一切躊躇はしません。

 

「失礼します…んっ…熱いです…」ちゅっ、ちゅっ

 

[さ、流石はセナさん……最初の挨拶のキスまで心得ているとは……]

 

それ初耳ですよ?!しかし、結果オーライならそれはそれで……

 

「んっ…ちゅぷっ……ちろちろ…」

 

敏感なくびれた部分は焦らすように、まずは根本から見せつけるように舌を這わせます。以前読んだ書籍によると、まず気分を高めることで、性感も共に高まるそうです。だから、焦らずじっくりと…

 

「くぅ……セナさんって、凄くエロい顔してしゃぶりますよね…いつもの真面目な口からこんなエロい音までさせて…結構スケベですよね…」

 

なでなで

「こんなことしてあげるの…カズマさんにだけですからね……んっ…」

 

カズマさんが私の頬を撫でる度に、私の下半身は淫らにその熱量を増していきます。でも、今日はあくまで秘書としての奉仕……ここは望まれるまま楽にして差し上げないと……

 

ぢゅぷっ…くぷっ…

「あぁ…良いですよ。でも、あんまり可愛いこと言うと、口だけじゃ済まなくなっちゃいますよ……」

 

「い、いまは駄目です…ご予定に響きますから……ちゅぷっ…」

 

とは言うものの、まだまだ私の奉仕は拙く、カズマさんを満足させる程の技術はありません。だから、この機に技術も学びたいのですが……

 

[素晴らしい学習意欲です!では、セナさんにもフィードバックしますね?]

 

へ?フィードバックって……

 

「んんっ!」ビクンッ!

 

ロリーサさんの言葉の後、突然私の下半身に電気が流れました。いえ、実際には電気なんて流れては居ないのですが、痺れるような快楽が、まるで電気のように私を襲ったのです。

 

「ふっ…ちゅぷっ…んんっ!」

 

まるで自分を慰めるかのよう……私が奉仕しているのはカズマさんのモノなのに、その感覚は同時に私の下半身も襲います。フィードバックとは、多分これのことなんでしょう……私の舌って、結構凄いかもです……

 

「そこ、凄く良いですよセナさん……もうすっかり俺のツボを心得てますね……」

 

「んっ…喜んで頂けて…はぁはぁ…何よりです…じゅるっ」

 

これは、確かに何処が気持ち良いのか分かりますが、それ以上に私が先に達してしまいそうで……

 

[大丈夫ですよ。カズマさんが逝かないと、セナさんも逝けませんから!]

 

そ、それはそれで生殺しな気も……いえ、いまは秘書ですから!これは愛し合うとは別のことなのです!

 

「では、そろそろ咥えますね……んっ…」

 

じゅぷりっ

「んっ…セナさん、今日もすごく上手ですよ…」ビクッ

 

カズマさんのモノをゆっくりと呑み込んでいくと、口いっぱいに生々しい男性の熱量と匂い、そして独特の味が広がります。鏡の中で知ったこれらの生々しさが私は結構好きなのですが、カズマさんに引かれてしまうでしょうか…

 

「んっ……ぐぷっ……じゅるっ…」

 

「はぁ……本当に、こういう時は大胆ですね…くっ…」

 

そんな軽口を叩くカズマさんも、ここの反応とフィードバックから余裕がないのが伝わってきます。でも、今は秘書として、たっぷり唇で扱いて射精させて差し上げます……

 

「じゅぶっ!じゅるっ!ぐぷっ!」

 

「くぅ!セナさん凄い…そんな激しく…あぁっ!」

 

強引な唇の摩擦を繰り返した為に、私のルージュがカズマさんのモノに移ってしまっています。ただ、これもマーキングみたいで悪くありません。でも、溢れ出てしまう泡立った唾液はちょっと恥ずかしいです……

 

「んっ…らひて…くらはい……じゅぶっ…ぷはっ…ちゃんと飲みますからぁ…じゅるるるっ」

 

「駄目だセナさん!イクッ!」

 

ぐぷっ

「んんっ?!んぅ……んくっ…」こくっ、ごくん

 

カズマさんに頭を抑え込まれ、私の喉奥に容赦なく叩きつけられる大量の精液。ですが、何故か私の身体は嫌悪感など一切感じず、むしろフィードバックによる絶頂に、さらなる喜びが足されていく。どうやら、私はこれを根底から望んでしまっているようです。一応、まだ処女なのに……

 

「ふぅ…ありがとうございます。今日も最高でした」

 

「お、お役に立てたなら何よりです……では、早速向かいましょうか…」

 

「はい。では打ち合わせは馬車の中で………」

 

しかし、本当にこれで大丈夫なんでしょうか?良く考えたら秘書にフェ○が常識って、ロリーサさんの所で秘書を語る人って、間違いなくそういうのを求めてきてるような……

※賢者モードなう

 

[そ、それを言われると確かに……しかし、カズマさんも間違いなくスケベな人の一人ですし、出来て喜ばないことは無いかと思いますが……]

 

なら続行で!

 

…………………………

 

「予約の馬車はこちらです。仕事の打ち合わせもありますので、防音仕様のものを今回は2人で貸し切りとしております」

 

「細かいところまでありがとうございます。じゃ、向かいましょうか?」

 

最初の奉仕には少し手間取りましたが、やはりカズマさんはカズマさんです。私に求める事は、常に成果に結び付くような事ばかり、やはり商売人に向いていますね。

※経済系ゲームにも手を出してる為です

 

「ではお客さん。この馬車で避暑地まで向かいますが、馬車が止まったら休憩と思ってください。大切なお仕事だって聞いてますんで、私は首を突っ込みませんから」

 

「お気遣い感謝します。では、最初に対象の貴族について報告をさせていただきますね?」

 

「はい。お願いします」

 

…………………………

 

「砂漠地帯へ面したこちらの貴族は、魔法を使わない魔法瓶が売れそうです。カズマさんが欲しがってるモロコシの討伐数が異様に多いエリアですから、こちらの要求にも反論なく、むしろかなりの量が仕入れられると思います」

 

「なら、コーンフレークの量産も現実的になりますね」

 

「はい。朝に手を抜いてお腹を満たせる栄養食、かなりの収益になりそうですね。ちなみに、こちらの流通拠点は……」

 

「アクセル商工会でお願いします。ウィズが望むなら仕入れますけど、売れ残って腐らせそうなんで……」

 

「賢明かと」

 

しかし、朝の奉仕には驚きましたが、こうしていると正しくカズマさんです。これは良い予行練習になるので、今度から定期的にロリーサさんに依頼しても良いかも知れませんね。

 

[女性の精気は私達の口には合わないので、その場合に料金は少しだけ割増になりますがいいですか?]

 

これ程のクオリティなら全然払います。

 

「所でセナさん、乗り物酔いは大丈夫ですか?」

 

「へ?あっ、そう言われると……」

 

揺れる馬車の中、細かな書類を眺め続ければ、流石に乗り物にも酔うというものでしょう。まさかここまでのリアリティがあるとは、思いも寄りませんでしたが……

 

「『ヒール』ほら、コレで少しは元気になりますよね?」

 

「あ、ありがとうございます。私が支えなきゃいけないのに、お手間を取らせて申し訳ありません……」

 

カズマさんのヒールを受けると、即座に吐き気と浮遊感が楽になります。魔力が低くとも効率系のスキルを重ねることで、これ程の効果を生み出すのは流石です。ですが、乗り物酔いなんて理由でお手を煩わせるなんて、私は秘書失格です。

 

「良いんですよ。雇用関係より先に仲間なんですから、我慢も要りませんから…」

 

くちゅっ…

「んっ……か、カズマさんなにを…あっ…」

 

カズマさんの右手が私の左肩を抱き寄せ、左手がスカートの中へ入り込みました。そこは朝の奉仕からずっと濡れっぱなしで、手を入れられたら直ぐに濡れていることがバレてしまいます。

 

「いつも自分でしながら舐めてくれるのに…今日はなんで我慢したんですか?」

 

「わ、私…いつもそんなことを…はぅん…」

 

確かにフィードバックが無ければ、私は自分で慰めていたかも知れませんが、でもだからってこんな……

 

「いつもしてますよね?シない時は、俺にして欲しい時だけです…」

 

ぴちゃっ

「あんっ!駄目です……今日は、私が尽くさなきゃ駄目で……んっ…」ビクッ

 

口では必死に抵抗しても、この身体は既にカズマさんの手中にあります。私の両足は自分の意志で閉じることさえできず、ほんの一往復撫でられただけで、身体がその先を欲しがるのですから……

 

「良いんですよ……セナさんも、俺でスッキリして良いんです…」

 

ぐちゅっ

「はぁん!そんな、弱いところばっかり……」

 

カズマさんの指は、既に私よりも私を知り尽くしていました。指先が陰核の上を滑るだけで声があがり、自由なはずの両手は、ただクリップボードを握ることしか出来ないのです。こんなの、どう頑張っても抗える筈がありません。

 

「あんまり盛り上げ過ぎたら最後までしたくなっちゃいますから、そろそろスッキリしてください…」

 

ぐぷっ

「あぁん!」

 

先程までの快楽は、どうやら慣らしていただけのようです。スッキリさせると決めてからの指の動きは、もはや段違いの気持ち良さです。左手だけで、私の両手を遥かに凌駕する程度に……

 

「これ、好きでしたよね?」

 

ぐちゅんっ

「んんっ!こ、こんなの…駄目で…あっ!」

 

この快楽を、一体誰が嫌うというのでしょう。カズマさんの人差し指は陰核を優しく揉み解しながら、中指と薬指は膣内の敏感な部分を程よい圧力と摩擦でイジメてくるのです。元より持っている高い器用さと、女性の身体に対する深い理解、そして、ありとあらゆるスキルを重ねることで生み出される相乗効果の前に、私はただ愛玩人形になることしか許されません。

 

「駄目なんですか?ここは、そうは言ってませんよ……」

 

ずちゃっぐちゅっ

「うぅ…良いです…本当は凄く気持ち良いです…でも、私は秘書ですから……」

 

頭が真っ白になりそうな中。せめて秘書としての矜持は保ちたい。カズマさんがくれた役割を果たしたい。自ら望んだなんて、認めたくない……

 

「じゃあ、秘書のセナさんにお仕事です……俺の指で、思い切り逝ってスッキリしてくてください……」

 

ぎゅっ

「そんなのズルいです…もう限界なのに、言い訳も許してくれないなんて……」ガクガクッ

 

我慢する理由がなくなってしまえば、私の意志など脆いものです。与えられる快楽に悦びを隠すことも出来ず、ただ愛されるままに鳴くことしか出来ません。掻き回されれば蜜が溢れ、陰核を撫でられれば腰が跳ね、だらし無い顔で最後の瞬間を期待してしまうのです。

 

「セナさんはいつも頑張ってるんですから、こういうときはハメを外していいんです…足りないなら、口でもしてあげますよ…」

 

「く、口って……あっ…はぁん!!」ガクンッ!

 

既に絶頂直前だった私は、カズマさんの口元を見て達してしまいました。指だけでこれ程気持ち良いのに、口でされたらどうなるのか……そんな思春期のような興奮が、ギリギリだった私を容易く絶頂させてしまったのです。

 

「はぁはぁ…うぅ…カズマさんは意地悪です……」

 

「すみません。音は防音ですけど、あまり濡らすとバレちゃいますから……でも、お望みなら今夜にでも…」ボソッ

 

「……べ、別に望んでません!ほら、仕事の続きですよ!」

 

「おや。セナさんには敵いませんね?」

 

たとえどんなに期待していようと、私が選ぶのは会社にとって最良の選択肢。なぜなら今の私は秘書、仕事を円滑に進めるためにこの場に居るのです!別にスッキリしたから反撃してるわけじゃないですからね?!

 

[おぉ、良く耐えましたね。このまま続けると、悪い秘書決定でお仕置きエッチされて脳が処理限界待ったなしでしたよ?]

 

なんて所にゲームオーバーのフラグが?!

 

________________

 

「いやぁ、交渉も上手くいって良かったですね!」

 

「えぇ、本当に自覚もないくらいですけど、上手く行ったなら良かったですね……」

 

突然夜のシーンになり、困惑している方を多いと思います。ですが安心してください。私も同じ気持ちです。なんで馬車降りたらそのまま部屋なんですか?!

 

[すみません。サキュバスの私達に経済交渉の知識は乏しく……まぁ、カズマさんとセナさんが外すことは無いだろうと思いまして……]

 

じゃあ、私はなんの為にこんなことを……

 

[あっ……えっと……もう辞めます?]

 

……いえ、ここまで来たら続行でお願いします。別に変な期待とかしてませんよ?!夜も秘書の何たるかを学ぶためですよ!

 

[さ、流石はセナさんです!カズマさんの為にどんなことでも学ぶ姿勢!秘書の鑑です!]

 

その秘書の認識に若干の不安はありますが……今は素直に受け取っておきます。

 

「さて、上手くいったのはセナさんのリサーチがあったからこそですし、何か特別報酬が欲しいですよね?」

 

「いえ、私はカズマさんの期待に応えただけです。普段から十分な報酬も頂いてますし、そんな特別扱いは必要ありません」

 

まぁ、めちゃくちゃエッチはしたいですけど……一人の女として……

 

「駄目ですよ。功績にはちゃんと応えないとモチベーションが上がりません!だから、馬車の続きをしてあげます……」

 

「そ、それって……」

 

来ました!これはカズマさんとの本気エッチの流れです!いや、別に本気かどうかは分かりませんが、間違いなく最後まで出来る流れです!

 

「俺も我慢してたんで、今日は朝までですかね?」

 

「い、いけません……私との関係はあくまで社長と秘書ですから……こんなの不健全です……」

 

でもその背徳感もたまりません。カズマさんに強引に迫られるなら、私は権力に屈するのも……いえ、これは訂正します…ごめんなさい…

 

「なら、ただの男女としてなら良いんですか?」

 

「そ、それなら……私も拒んだりは……」

 

あぁ、遂に来るんですね。秘書としてではないなら、この先は完全に個人として愛しあうと言うわけです。ありがとうございますエリス様。貴方にお礼を言うのはなんか違う感じがしますが!

 

「秘書の時間は終わりですか?」

 

「はい……ここから先は男女の時間で……」

 

ゆっくりとベッドに押し倒されながら、私は目を閉じました。現実さながらの夢の中、今からカズマさんに抱かれるのですから……

 

…………………

 

……………

 

………

 

「………おはようございます」パチッ

 

「おはようございます!」

 

あれ?なんで自室のベッドに?

 

「流石はセナさんです!秘書の称号に泥を塗らないよう、最後の最後で夢から脱出するなんて……よっ!秘書の鑑!」

 

あっ、私が秘書を辞めたから、夢がおわったんですか?!

 

「あ、ありがとうございます……それでですね?この先は別料金で……」

 

「あっ、すみません!そろそろお店の営業時間ですから!明日は上手くいくと良いですね!」パタパタ

 

「ちょっ?!ロリーサさん!」

 

私は必死に手を伸ばしましたが、飛び立つ彼女を捉えるなんて出来ませんでした。このグッチャグチャの下着は、また自分で慰めるしかないようです……

 

「でも、明日は本番ですし……本番で頑張りますし!」

 

※このあとメチャクチャオナニーして寝た。

 

_________

 

ロリーサ視点

 

翌日、色仕掛けを警戒したエリス様にたっぷり搾られたカズマ様は、ずっと賢者で紳士だったらしく、セナさんの貞操は守られました。交渉も完璧にこなしたセナさんは、もっと評価が上ったそうです。めでたしめでたしです!え?違うんですか?!

 

 




最後までお付き合い頂きありがとうございます。

セナさんはどんどん拗らせていくスタイルです。処女なのに!

また不定期に更新しますので、お暇な時にでもお付き合いください。
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