長くなりそうなので前後編に分けます。
今回はエロ少な目。
※今回の話には女体化が含まれます。苦手な方は注意!
DEM社の研究区画。
そこでは次世代エネルギーの開発など、手広い研究が行われていると一般には認知されている。
もちろん、
現存する精霊はDEM社の手中に落ち、空間震や精霊の脅威はほとんど無くなったが、何もそれだけが人類の脅威ではない。自然災害やテロ行為、果ては国家間の睨み合いなど、その有用性は多岐にわたる。さらにはリアライザの製造技術は秘匿されており、DEM社も超巨大企業なのでどの国家もおいそれと手を出せない。故にリアライザの改良やメンテナンスのための作業員派遣などで、DEM社は巨額の利益を上げている。
過去に派遣した作業員を拷問してまで技術を盗もうとした国家があったのだが、その際もそれを察知し速やかに対処。その国に対して秘密裏に報復行為をして以来、ほとんどの国家がDEM社に手を出すことのリスクを理解した。
しかし、それを理解しない愚か者も、世界にはそれなりに残っているようで――――
ポツポツと明かりのついた薄暗い廊下を、一人の男が走っていた。
まるで目立つのを避けるように全身黒ずくめの男の顔は、それよりも深い青色になっていた。
それにも気づかず、男は走る。もはやどこを走っているのかもわからない。それでも、今は自身の後を追っているはずの存在から
「(な、なんなんだここは!?化け物の巣窟だ……俺は今まで、こんなところで働いていたのか!?だ、だめだ……気が狂いそうになる。は、早く逃げないと。
息を整えるために足を止め、男は背後を振り向く。
「ばあっ!」
そこには、
「ひぃぃぃぃいいいいいッッ!?」
「キヒヒッ!ゲームオーバー、ですわぁ」
「な、なんなんだよお前はぁああ!?俺が何をしたってんだよぉぉ!」
もはや恐怖で満足に動けない男は、もはや自棄気味に叫ぶことしかできなかった。
「あらあら。異なことを仰るのですわね。貴方はご主人様とそのご友人を裏切ったのです。その報いを受けるのは当然でしょう?」
クスクスと笑いながら笑う少女の目は、それでも冷たく男を見据える。
「あ…ああ……わ、分かった!すべて話す!だから、命だけは助けてくれ!」
「……それはいいですわねぇ」
「だ、だろ!?だから―――ぐぎっ!?」
「ですがそれは、こちらが貴方の背後を知らなければ……の話ですわ」
「な、なにがぁ……」
「知っていますか?交渉というのは、互いの立場が対等であって初めて成立するのだと」
「がっ……こ、の……ばけものがぁ」
命乞いを始めた男が、急に喉を押さえて苦しみ始める。
少女の言葉に絶望した男は、自身に起こっていることを理解することもできず、ただ目の前の少女に罵倒の言葉を飛ばして気絶した。
男の吐き捨てた言葉に、余裕に溢れていた少女の顔が僅かに歪む。
「貴方ごときがワタクシを罵倒するなど、烏滸がましいにもほどがありますわ。私を罵倒し、嬲っていいのはご主人様だけですの」
少女がそう言って男の体を蹴ると、男が走ってきた通路から一人の少女が歩いてきた。
その姿を少女が捉えると、先ほどまで男に向けていた嫌悪の表情から一転して歓喜と恍惚の笑みを浮かべ、その少女へと駆け寄る。
「ご主人様。ご命令通り、企業スパイの男を捕まえましたわ」
「そうみたい出やがりますね……ですが」
ゴスロリ少女の報告に気絶した男を確認した少女は、ゴスロリ少女のそれなりにある胸を鷲掴みにした。
「んあっ♡」
「こんな男にどれだけ時間をかけてやがるんですか?お前が遊んでいる間に変な小細工仕掛けられたらどうするつもりだったんで?」
ぎゅぅぅううっと胸を掴む手に力を込めるが、ゴスロリ少女は逆に頬を染めて恍惚の笑みを深める。
「わ、私は常に影に潜んでおりましたので♡大丈夫でしたのぉ♡」
「は?自分が奴隷になった原因を忘れやがりました、か!」
「ふぎゅぅぅううう♡♡」
性奴隷のゴスロリ少女の反論にイラついたのか、今度は胸の頂点、乳首を思いっきりつねる。ご主人様の命令通り、ブラジャーをつけていないので服の上から乳首をつねることは容易く、ゴスロリ少女は体を痙攣させてぺたんと座り込む。
それでも怒りが収まらないのか、ゴスロリ少女の股の間に足を差し込んでグイグイ押し付ける。
「そもそも私はこの後にとても大事なようがあると言ったはずですよ。それなのに余計に時間を浪費するんじゃないです」
「あへぁ……♡」
「はぁ。もういいです。さっさとそいつを例の部屋へ。すでに背後関係は知ってますが、念のため本人からも情報を聞き出した後、処理しますよ」
「ふぅ、ふぅ……時間は吸い取らせていただけませんの?」
「そいつは見せしめです。どのみち、例の国が買収した他のスパイも処理しますからね。そいつらは好きにしやがってください」
「ああん。ありがとうございます。ご主人様ぁ♡」
ようやく怒りが収まった少女――真那が足を離すと、ゴスロリ少女――狂三が物欲しそうな視線を向けてくるが、どうせお仕置きは後でするので放っておく。
狂三の分身体が男を回収したのを確認すると、真那は特別区画のさらに奥に足を向ける。その表情には、隠しようのない淫靡な笑みが浮かんでいた。
真那が特別区画の一室に入ると、そこにはディーヴァを連れたエレンがすでに居た。
「お待たせしました。社長さん」
「いえ。スパイの処理が終わったようで何よりです」
「おやおや。失敗したとは考えないんですね?」
「この用事を楽しみにしていたあなたが、失敗するとは思えませんので。それに、あなたの実力を認めていますから」
真那の実力はエレンが認めている上、ナイトメアを有しているので失敗することはあり得ない。そう考えた故のエレンの発言なのだが、真那からしてみればそんな言葉を掛けられること自体が意外だった。
遥か昔から存在する純正の
この場において、紛れもなくエレンと真那の関係性はある程度気の置ける友人と称することができた。
ラタトスクを壊滅させてから良くも悪くも角が取れたエレンの様子に、真那は肩をすくめる。少なくとも真那は、自身も変わったと自覚しているからだ。
―――今から、一度は兄と慕った少年を犯そうとするぐらいには。
「マスター。準備が完了しました。”調整”は何時でも行えます」
「では始めましょうか。
システムを管理しているマリアからの準備完了の旨を聞き、エレンは目の前のモニターに目を向ける。
モニターには、一つの巨大なガラス張りの円柱型ポッドが映っていた。緑色の液体がなみなみと注がれたポッドには、一人の少年が浮かんでいた。
その人物こそ、エレンが五河士道と呼んだ人物である。
かつては普通の高校生にしか過ぎず、それが精霊《プリンセス》との邂逅によって、ラタトスクと共に精霊の保護のために『キスによって精霊の力をその身に奪う』という特異な能力で辛酸を舐めさせられてきた相手だ。
しかし、その少年もラタトスク壊滅と同時に捕獲されてしまい、今では研究のためのモルモットとなっている。本来なら、リアライザを用いて脳に細工をする『調整』は、研究対象である彼に悪影響を及ぼす可能性があるため施されていなかったが、データもあらかた取り終えた上に、彼を餌に手に入れておきたい物は無事手に入れたので、こうして調整をしようというわけなのだ。
「それでは、調整を始めます」
マリアの一声でモニターのポッドに変化が現れる。底の方から泡が激しく噴き出し、液体が真っ白に染まっていく。
やがて士道の姿も見えなくなる中、計測するための機器が一定のリズムで音を鳴らす。エレンたちが見守る中、その時は訪れた。
「調整、終了しました。これより排出します」
「っ!そうですか。それでは、私たちは一足先に部屋に向かいます」
「分かりました」
珍しく興奮した様子を見せたエレンは、真那を連れ早足に部屋を出る。
そして、部屋中白一色の部屋に入ると、その中央には一糸纏わぬ
女子にしてはそれなりの身長にサラサラとした長髪、そして女性の象徴である立派な胸。しかし股には男性の象徴であるチンポが存在している。
だが二人は、この人物が誰なのかを知っていた。
「おお~。まさか本当に
「………さて五河士道、いえ、五河士織の調教を始めましょう」
「露骨に話を逸らしやがりましたね。まあ、兄様の女装姿もなかなか様になってやがりますしね~」
「………」
ニヤニヤと笑みを浮かべる真那に、エレンは無視を選択し士織の調教に取り掛かる。
エレンは手始めに士織の胸に手を伸ばす。白い胸に指を当てると、ふにゅっと柔らかく沈み込む。元男とは思えないほどの感触に、今度は掴んで揉み始める。
「あ…んん……んぁ」
「っ……本当に、男とは思えませんね」
意識は失っていても快楽は感じるのか、士織は体をよじらせる。
声までまるっきり少女のものになっていることに若干驚きつつも、エレンは胸の揉み心地を確かめる。
「んん……んぅ?」
「むっ、目が覚めましたか」
与えられていた快楽で意識が起きたのか、士織がうっすらと目を開けて周りを見渡す。
流石にこの時ばかりはエレンも胸から手を離し、距離をとる。
「ここは………そうだ皆は!ってなんだ?動けない。それに、この声って……」
「起きましたか、五河士道」
「っ!?エレン・メイザース!それに真那も」
起きるなり動揺する士織に、エレンが声をかける。
それでエレンの存在に気付いた士織は、近くに真那がいることにも気づく。
「真那!どうしてあの時、俺たちを裏切ったんだ!」
「お久しぶりですね、兄様。いえ、今は姉様でしたね」
「……は?」
士織は真那に叫ぶも、真那はそれを無視して挨拶をする。そして真那の言葉で、ようやく士道は自身の体が女性のものになっていることに気付いた。
「うわあああああっ!?な、なんで俺、女の体に!?」
「簡単なことですよ。我々が貴方を女体化させたのです。リアライザを用いて、ね」
「女体化!?な、なんで、そんなことを……」
「はっきり言えば、あなたが欲しいからですね」
「ふぁ!?」
エレンからの突然の告白に、士織も今の状況を忘れて驚く。
士織のリアクションに訝しげな表情を浮かべたエレンに、真那が苦笑を浮かべながらエレンに耳打ちする。
真那から先ほどの言葉が世間一般ではどういう風に受け取られるのか聞いたエレンは、しかし意外なことに特に顔色を変えることはなかった。
「ふむ……まあ、間違っているわけではないですね。こうするのですから」
そう言ってエレンは、ふたなりチンポを取り出して士織に突き付けた。
「なぁ!?あ、あんた、ふたなりだったのか!?」
「ええ」
「というか、あんた何をするつもりだ!?」
「決まっているでしょう。何のために貴方を女にしたと思っているんですか?」
拘束されて逃げることのできない士織に、エレンはチンポを近づけていく。
身体は女になったとはいえ、精神は男のそれなのだ。近づけられるチンポから漂う性臭は、元は男だろうときついものがある。
漂ってきた雄の匂いに思わず顔を顰めるが、次の瞬間、士織は何か底から湧き上がるような熱に困惑しだした。
「な、なんだ、これ……」
「体が熱いですか?」
「っ!?別に、そんなことない!」
エレンの言葉に語気を強めて言い返したが、それがほとんど肯定と同義だということに気付き、羞恥に顔を赤くする。
「……ふむ」
士織の様子を見たエレンは、すでに勃っているチンポを士織の鼻の下あたりに載せた。
逃げることのできない状態でチンポに鼻孔を塞がれ、そして羞恥に悶えていた最中だった士織は、突然のことに驚き運悪く鼻で息を吸ってしまう。
「~~っ♡♡んぐぅぅぅぅううう!?」
プシュゥ!プッシャァァァアアア!!
今では調教された精霊でさえ簡単に絶頂させるほどの濃い雄の匂いが、まっさらな状態の士織の脳髄を
そして耐え切れなかった快楽が士織の体を駆け巡り、女体化の際につけられたマンコから盛大に潮を吹いた。
「お?まさか、おマンコまで備えているとは。まさしく両性具有でやがりますねぇ」
それを見た真那は、かつては兄と慕った元男が女に代わっていく様を見て心底楽しそうに呟いた。
真那の喋り方って所々どういう風にしゃべるかわからないけど、喋らせていて楽しいキャラです。そして口調が所々ブレるエレンさん。時にはクールに、時には天然っぽく。
次は後編。男の娘が女に堕ちるのって、イイよね!
活動報告でシチュエーションやキャラのリクエスト受け付けてます。
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