※この作品はR-18です。

精霊たちのあり得たかもしれいない話   作:神咲胡桃

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お待たせしました。
今回はいつだったか感想で貰ったリクエストです。

ちなみにエッチは軽度。

それと評価バーが赤色に!やったね!有難うございます!


四糸乃スモールデビル(四糸乃、七罪)★

 

――ピンポーン

 

とあるマンションの一室の前で、一人の女の子が背伸びをしてインターホンを鳴らした。しかし、背伸びをしても身長が足りずに左手に着けているパペットがボタンを押すという微笑ましい光景になってはいるのだが。

 

「……四糸乃、いらっしゃい」

「七罪さん!こんにちは!」

『やあやあ七罪ちゃーん!』

 

ドアから顔をのぞかせた精霊 七罪に、精霊 四糸乃とそのパペット よしのんが元気よく挨拶する。

四糸乃の眩しい笑顔に、七罪はポ~ッと少しの間呆ける。

 

「七罪さん……?」

「ふぇ!?あ、ああごめん四糸乃。入って」

 

四糸乃に声を掛けられて我に返った七罪は、四糸乃を部屋の中に招く。

四糸乃をソファに座らせて七罪がお茶を出すと、我慢できないといった感じに四糸乃が七罪に飛びついた。

 

「えへへ!七罪さーん!」

「え、ちょっ、四糸乃!?(うわわわわ!?四糸乃が抱き、抱き着いてええええええ!)」

 

えへへへと可愛らしい笑顔を浮かべて頬ずりする四糸乃に、七罪の内心は大慌てのてんやわんや状態になる。

 

「(だ、だめだめ!いつもなら結婚して!とか、天使か!とか言うとこだけど、今回は重(・)要(・)な(・)役(・)目(・)が(・)あ(・)る(・)ん(・)だ(・)か(・)ら(・)!!」

 

顔を振って煩悩を追い払った七罪は、四糸乃をジッと見つめる。

未だに頬ずりをしていた四糸乃は七罪の視線に気づくと、コテンッと可愛らしく首を

傾げる。パッチリお目目の上目遣いが、七罪のハートを撃ち抜いた。

 

「(天使かっっっ!!!…………ぐっ。耐える、耐えるのよ七罪!)」

 

危うくノックアウトされそうになってしまったが、七罪は何とか持ちこたえる。

長い戦いになりそうだと考えながら、四糸乃と話すのだった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

事の発端は、七罪が琴里から相談を持ちかけられたことが始まりである。

フラクシナスの司令室に呼ばれた七罪は、四糸乃について琴里や令音からある話を聞いた。

 

「四糸乃が積極的になった?士道に対してってこと?」

「ええ。と言っても、士道に対するそれと言うよりは、皆に対してよ。出会うなり抱き着いて来たり、大好きーなんて言ってきたり。七罪も最近感じてるんじゃない?」

「え、なにそれ?」

 

何だそれ聞いてない。他の皆に四糸乃が積極的になって、だけど自分には何もない。これはあれか?ついに四糸乃に嫌われたのか?

最悪の想像を思い浮かべた七罪が、座っていた椅子から崩れ落ち膝をつく。ああ……悲しいがこれが現実なのか。どれだけ天使な四糸乃であろうと、己は嫌われる運命なのだ。

少し、というかかなり悲しいが、四糸乃が急に積極的にスキンシップを取るようになったのは確かに気になるので、仕方なく椅子に戻る。

 

「えっと、大丈夫?」

「……ええ、大丈夫よ。だから話を続けて」

「……ま、まあそんなこともあるわよ。これは偶然、だから大丈夫よ……多分」

「………………………・」

「は、話を続けるわね。これと言って問題が有る訳ではないんだけど、私と令音はちょっと危惧していることがあってね」

 

琴里の「危惧」という言葉を使ったを、七罪は疑問に思い首を傾げた。

七罪自身、四糸乃と触れ合えることは嫌ではない。むしろ四糸乃の天使過ぎる笑顔が近くにあったり、ほんのりと暖かい身体がすり寄ってくるのもとっても気持ちいいのだ。幸せなのだ。幸福なのだ。

……別に問題ないのでは?

 

「別にいいんじゃない?」

 

煩悩のままにそう答えると、琴里はため息をついた。

 

「貴女も士道と同じこと言うのね。まあ、実際何かあるってわけじゃないし、四糸乃が身内だけとは言え、人間関係に積極的になることはこちらとしても望むところだわ」

「じゃあ、何が問題なのよ?」

「はっきり言えば、急すぎるのよ。四糸乃だって、今まであんなに人見知りだったのに、いきなりあそこまで積極的になるのはおかしいっていうのが、あたしと令音の考えよ」

 

確かに琴里の言葉も一里ある。しかし、だからと言って何故自分をわざわざ呼び出したのか。それが気になった七罪は、琴里と令音に問いかける。

 

「でもなんで私だけなのよ?士道にも話しているんなら、他の皆だって読んだ方がいいんじゃないの?」

「それはね七罪、君に頼みたいことがあるからだよ」

「頼みたいこと?」

「君は四糸乃とずいぶん仲が良いだろう?だから、君には四糸乃が積極的になった原因を突き止めてもらいたいんだ。方法は何でもいい。直接話を聞いてもいいし、他の誰かから聞いてもいい。しかし、これだけは守ってくれ。四糸乃にこの事を知られてはいけない。いいね?」

 

令音からもたらされた頼みごととその条件に、七罪は首を傾げる。

頼みごとの方はまあ、理解できる。四糸乃には仲良くして貰っているし、そんな自分なら士道に探らせるよりも怪しまれないだろう。

ただ、四糸乃に知られてはいけないのはどういう意味なのだろうか?

 

「今回の四糸乃の変わり様は、いわばイメチェンと言える。そしてあの四糸乃が、急に人見知りになるのは何か理由があるはずだ。とは言え、人によってはその理由を暴かれるのは……嫌う人もいるだろう?」

 

令音の説明に納得する。所謂高校デビューと同じだろう。

 

「(そりゃあ、高校デビューした奴が、デビューする前の事を知られたくないわよね。……高校デビュー……ちょっとした暴かれる過去……晒される黒歴史……高校生活の破滅……)あああああっ!!!!」

「ちょっ!?七罪ッ!?」

 

何時ものようにネガティブ思考に陥った七罪が叫び、それに驚いた琴里が何とか宥める。

こうして七罪は、四糸乃のイメチェンの原因を調べることになるのだった。

 

 

 

 


 

 

 

「七罪しゃ~ん♡」

「う、うぁぁ……」

 

琴里と話した日から、その調査の一環として、まずは四糸乃を家に招いた。ちなみに、ホントに四糸乃から嫌われているか分からなかった七罪は、四糸乃が来てくれるのかどうか確信が持てず、不安で落ち着けなかったのはまた別の話。

実際会ってみるとそこまで嫌われている様子もなく、何事もなく家にいれることは出来た……までは良かったのだが、四糸乃が全然離れてくれないのだ。むしろもっと甘えてくる。

もはや調査そっちのけで、四糸乃を構い倒したくなってしまう。

しかしこれも大事な事。もし四糸乃に何かあったのだとしたら、四糸乃が危険な目に合っていないか確認するべきだ。

 

琴里の話によると、今の四糸乃は士道や七罪はもちろん、他の精霊にも抱き着いているらしい。

これの何がまずいかと言うと、”あの”美九にも平気で抱き着くと言う事だ。美九に抱き着くたびに他の誰かが止めているが、このままでは何時美九が暴走するか分からない。そして暴走すると、何を仕出かすかが判らない。

いや別に何をやらかすかは普通に想像できるし、出来てしまうのが美九クオリティなのだが、それがまずいから困るのだ。

この話を聞いたとき、七罪は必ずかの暴虐で理不尽な変態(美九)から守らなければならない。

七罪は血涙を流すほど我慢したのだが、次の四糸乃の動作にあっけなく打ち砕かれた。

 

「なつみしゃん?大好きですぅ♡」

「(ぐはぁ!?)結婚してっ!……あ」

「はい♡……ちゅ♡」

「んっ!?」

 

思わず心の声が漏れた七罪の唇を、四糸乃の唇が塞いだ。ぷっくりとした唇の感触が、自身の唇を通して伝わってくる。

突然のことに七罪が放心していると、唇を割ってヌルリとしたものが口内に侵入してきた。

 

「ん♡……ぴちゃ♡ぴちゃ♡……ちゅぅぅ♡♡」

「むぐっ……んひゃ、むちゅ……んむぅぅ!?」

 

四糸乃から離れようともがくも、上から覆いかぶさるようにキスをされている上、突き飛ばしたりしたら四糸乃が怪我をするかもしれないと言う考えが頭を過ぎり、なかなか離れることが出来ない。

そうこうしている内に、七罪はソファの上に押し倒されてしまった。

 

「よ、四糸乃……?」

「七罪さん♡好き、好きです♡」

 

なんということだ。変態(美九)が暴走する前に、天使(四糸乃)が暴走してしまった。さしずめ今の天使(四糸乃)は快楽を知った堕天使(四糸乃)ということだろうか。

そんな現実逃避をするも、眼の前の事実は変わらない。潤んだ瞳、上気した頬、汗によって額に張り付いた前髪、荒い息。それらが幼い四糸乃の魅力を、可愛らしい幼子から艶めかしい大人のそれへと変えていく。

顔を赤くした七罪にクスリとほほ笑むと、四糸乃は顔の位置を七罪の胸のあたりに降ろし、七罪の服をまくって行く。

 

「あ、ま、待って……四糸乃……」

「ふふ、大丈夫ですよ七罪さん♡私も七罪さんが初めてですけど、こうすればいいと本には……」

 

興奮した様子の四糸乃によって、七罪の慎ましい胸が晒される。それによってさらに興奮したらしい四糸乃は、七罪の乳首を口に含んだ。次の瞬間、七罪を快楽が襲った。

 

「ちゅっ♡」

「ひやぁぁああ!?な、なにこれぇぇええ♡」

「あはっ♡七罪さん、喜んで下さるんですね♡嬉しくて、もっと頑張りたくなっちゃいます♡」

「や♡だめ♡それ以上されたら、おかしくなるからぁ♡♡」

「大丈夫です♡一緒におかしくなりましょ?ちゅぅぅぅううう♡♡」

「んやぁぁぁぁああああ♡♡♡」

 

ビクビクビクッ!!と七罪の身体が痙攣し大きくのけ反る。

そんな七罪を見て、四糸乃はいつもの純真無垢とは違う悦の入った笑みを浮かべる。

 

「な、なにこれぇ♡四糸乃ぉ♡」

「大丈夫ですよ七罪さん。も~っと気持ちよくなるだけですからね?」

「や、やぁぁああ♡♡」

 

 

 

 


 

 

 

 

「えへへ♡それじゃあ、私は帰ります、ね?」

「あ……うん。ばいばい四糸乃」

「はい!さようなら七罪さん!」

 

情事を終え、後(・)片(・)付(・)け(・)をした後に、四糸乃は帰って行った。

四糸乃との情事が衝撃的過ぎて頭の処理が追いつかない七罪は、己の手に視線を落とした。

 

「(四糸乃、すっごい柔らかかったわ)」

 

七罪の手にはまだ残っている。四糸乃の柔らかい身体の感触が……

 

「(天使、やばすぎ、結婚したい……はっ!!)うがぁー!何やってんのよあたしぃぃいいい!!」

 

結局四糸乃に流されるだけ流された挙句、そ(・)う(・)い(・)う(・)事(・)をしてしまったことに深い自己嫌悪を抱く。

これじゃあ何のために四糸乃を呼んだのか分からな―――

 

「―――そうじゃん!結局なにも聞けてないじゃない私の馬鹿ー!」

 

 

 

一方その頃、自身の部屋へと帰って来た四糸乃は、部屋に入るや否や自身のベッドに飛び込み足をバタバタさせた。

 

「~~~ッ!!~~~~ッッ!!!」

『あれれ~?四糸乃どうしたの~?』

 

滅多に見せない四糸乃の奇行に、よしのんが話しかける。

それに対し、ガバリと起き上がった四糸乃は真っ赤に染めた顔で口をパクパクさせる。その様子は、七罪に見せた妖艶なものではなく、羞恥に染まった年相応なものだった。

 

「だって……あんな、こと、しちゃって……嫌われてないかなぁ」

『うーん。大丈夫じゃないかなー?』

「ほん、とう?よしのん」

『うんうん。恋は勢いが重要だよー。このままグイグイッと七罪ちゃんを虜にするんだよ!そのために頑(・)張(・)っ(・)て(・)皆(・)で(・)練(・)習(・)し(・)た(・)で(・)し(・)ょ(・)?(・)』

「そ、そうだけど……でも、七罪さんと、結婚……。~~~~ッッ!!」

 

枕に顔を埋め、再び足をバタバタさせ始めた四糸乃を尻目に、全ての元凶(よしのん)は子供を見守る親のようにやれやれと肩をすくめるのだった。




四糸乃と七罪のカップリングは最強!
それによしのんって、四糸乃のお母さんを真似た疑似人格なんだから、こういうことしそうだよねってことで産まれた話でした。

それとしばらく間が空いてすいませんでした。
実は学年末テストと、ファンタジア大賞新人賞の締切が重なって、中々こっちに手が出せなかったんです。
今回の投稿は、良い息抜きになった……。

次回の予定は未定。多分まだ出せてないキャラ(八舞姉妹が最有力候補)を出すかも?なんで未登場キャラのリクエストを貰えるとありがたいです。

活動報告ではリクエストを受け付けてますよ!

どれが見たい?

  • 十香と天香の姉妹ックス
  • 狂三による真那の調教
  • 四糸乃と七罪のイチャラブセックス
  • 反転体VS通常体
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