※この作品はR-18です。

詰みシコRの寝室   作:百男合

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 ※キャラ崩壊。世界観崩壊注意。


BFS的【丹羽太郎】友奈編

 園子が入院した日の夜、勇者部のライン上では緊急ミーティングが行われた。

 といっても参加しているのは部長の風と友奈の2人だけなのだが。

「風先輩、聞きましたかそのちゃんのこと」

「ええ、勝手にバトルファックを仕掛けた上に絶頂して、運ばれた病院で敗北宣言したそうよ。まったく、何考えてるんだか」

 文章からは呆れたような印象を受けるが、実際はすっごい怒ってるんだろうなぁと友奈は思う。

 風はバトルファックに関してルールと礼節を重んじている。今回の園子が行ったようなだまし討ちみたいなやり方は彼女が最も嫌う方法だった。

 それを同じ勇者部の仲間が、しかも返り討ちにあったとなれば面目丸つぶれだ。

 勇者部がだまし討ちされることはあってもその逆はあり得ない。口酸っぱく風が部員の皆に言っていたことだ。

 おそらく、園子は次に会った時すっごく叱られるんだろうなぁと思う。もっとも、それは友奈があの転校生を奴隷にした後だが。

「明日、私が転校生君にバトルファックを仕掛けます。いいですよね?」

「それは勇者部がだまし討ちで負けた後、弱っている転校生を襲って勝ったと思われかねないわ。外聞が悪いからやめなさい」

「嫌です。もう待てません。そのちゃんも勝手にやったんだから、私だっていいですよね?」

 友奈からの返信に、風は頭を抱える。普段は聞き分けのいい子なのだが、ことバトルファックとなると少し意固地になってしまう。

 勝っても得られる名誉はない。むしろ勇者部の名声を地に落としかねない行為に、何とか思いとどまらせようとする。

「落ち着きなさい。あんたが勝っても誰も喜ばないわよ。せめてあと2日は待って相手が回復するまで」

「東郷さんと銀ちゃんを負かしただけじゃなく、そのちゃんにも勝った相手なんですよ! すっごく強い相手に決まってます! 私、早く戦いたいんです!」

 駄目だ。聞きやしない。

 仕方ない。明日改めて釘を刺しておこう。直接言えば友奈だってわかってくれるはずだ。

 そう思い風はラインで「とにかく、冷静に考えなさい」とだけ告げておいてその日の通話を終えた。

 まさか翌日の早朝、丹羽とその奴隷たちである元勇者部メンバーたちが住んでいる屋敷まで行き、「転校生君、私とバトルファックしようよ!」と宣言するなど夢にも思わなかったのだ。

 

 

 

 放課後の体育館は異様な熱気に包まれていた。

 バトルファック。それは子作りを目的としない、相手をどれだけ絶頂させられるかの真剣勝負。

 一方的に蹂躙。あるいは快楽の坩堝(るつぼ)に共に落ちかねないリスクを常に背負っている極限の中での手に汗握る死闘。

 いつの時代も人々を熱狂させてきた戦いなのだ。

(この世界に限って)という但し書き付きだが。

 行動力の化身、結城友奈によって突如挑まれたこの試合だったが、丹羽は承諾した。

 先日の園子とのバトルファックの疲労は消えたわけではない。だがこの状況で友奈に勝てなければ到底その上にいる勇者部部長の風には勝てない気がする。

 そう思ったからだ。

「さあ、皆さん。長らくお待たせいたしました! これより勇者部の結城友奈対挑戦者、丹羽明吾の試合を開始いたします!」

 司会進行役の女子生徒の声に、体育館を揺らさんばかりの歓声が起こる。

「赤コーナー。勇者部のゴッドハンド。昨年犬吠埼風選手と戦うまで無敗だった女。1年前の全校生徒総当たり組手と今年の春行われた新入生狩りで記憶に残っているお方も多いと思われます。結城ぃゆーうーなー!」

 桃色の勇者服にロングのポニーテールを花弁のようなリボンでまとめた友奈が、歓声に手を上げて応えた。

「青コーナー。3度目の偶然はあっても4度目の勝ちならばそれはもはや必然! 勇者部に牙をむく反逆者! 丹羽みーんーごー!」

 今回もどうせブーイングなんだろうなぁと思っていた丹羽は、自己紹介が終わると同時に起こった歓声に思わず「え?」と周囲を見回す。

 中には「がんばれー」とか「応援してるぞー!」とかいう声も聞こえる。丹羽を応援する人間は樹や夏凜、東郷、銀、園子たちしかいないと思っていたのに。丹羽は困惑する。

「へぇ、期待されてるんだ君。面白いね」

 好戦的な笑みを浮かべる友奈に、丹羽は改めて目の前の相手に意識を集中し直す。

「いや、戸惑ってますよ。前の試合までブーイングオンリーだったのに」

「それだけみんなが君の実力に期待してるってことだよ。すぐに沈めてあげるけどね。ああ、楽しみ! 君はどんな風に壊れてくれるんだろう」

 うーむ。樹レベルではないがこの友奈も結構キャラ崩壊している。

 少なくとも原作の彼女は、こんなに好戦的で相手を傷つける性格ではなかったはずだ。

 …いや、ゆゆゆいで力試しのときはけっこうぐいぐいきてたな。そういえば。

 樹や東郷に勇者パンチを教える時も高嶋と一緒に暴走してたし、案外心を許した相手や身体を動かすことに関しては乗り気な性格なのかもしれない。

「そう簡単にはやられるつもりはありませんよ、結城先輩。絶対あなたに勝ってみせます」

「望むところだよ、転校生君」

「なお今回から解説に乃木園子さんをお迎えしてお送りいたします」

「よろしくなんよー」

「ちょっと待てい!」

 進行役の女子生徒の声に勇者部部長である風が異議の声を上げ、解説席にいる園子の元へ向かう。

「乃木ぃ、アンタよく平気な顔をしてそんなところにいられるわねぇ? 勝手に部長のアタシにも許可をとらずにバトルファックした挙句敗北したことに関して何か言うことないわけ?」

「えっと、その…申し訳ありませんでした」

 ぺこりと神妙な様子で頭を下げる園子に、風は拳が白くなるほど強く握る。

「それだけ? もしそれで済むと思ってるなら…」

「まぁまぁ、風先輩、落ち着いて」

「園子も昨日充分須美に説教されたし、奴隷宣言して敗北を受け入れたんだからさ。風先輩」

「あたしもあのやり方はどうかと思うし怒りはしたけど、丹羽が許したんだからもう言うことはないわよ。それなのに今ここであんたが問題を起こすのは違うでしょ。風」

 園子への怒りを抑えきれないという風に、東郷、銀、夏凜の2年生組が何とかしようととりなす。

「お姉ちゃん」

「樹…あんたも乃木をかばうの?」

「今の園子さんはわたしと同じ丹羽くんの奴隷だから。仲間を守るのは当たり前だよ」

「それもこの試合が終わるまでの間の話よ。友奈は勝つ。そしてアンタらは勇者部に帰ってくるのよ。乃木はその時に説教ね」

 鋭い風の眼光に、園子は冷や汗をかく。風の恐ろしさは以前バトルファックを挑んだ時、身をもって知っていたからだ。

 それと説教は昨日わっしーに散々されたし、お仕置きもにわっちにいっぱいされたんだけどなーと。

「勝つよ。丹羽くんは友奈さんに。だってわたしのご主人様だもん!」

「樹。アンタ……いえ、試合が終わるころにはそんなこと関係なくなってるわね。じゃあね」

 今まで見たことのない意志の強い樹の瞳に何か言いかけた風だが、踵を返すと樹たち5人に背を向け観戦席に戻っていく。

「ふー。焦ったんよー。ありがとう、いっつん」

「いえ。丹羽くんが園子さんを許したんだから、わたしからいうことはありません。ただ…」

 にっこりと笑う樹は、園子に向けて圧をかけて言う。

「わたしが丹羽くんの1番最初の奴隷ですからね? 1回エッチしただけで東郷先輩みたいに恋人面しないでくださいよ」

「アッハイ」

 あまりにも真剣な顔に思わずうなずく園子。樹はもちろんだが東郷、銀、夏凜に至るまで先日の園子と丹羽との病室でのバトルファックという名を借りたラブラブセッ〇スを目撃して危機感を抱いていたのだ。

「あのー。お話終わりました? もう試合始めてもぉよろしいですか?」

 司会進行役の女子生徒の言葉に、5人は我に返る。どうやら自分たちの会話が試合開始の妨げになっていたらしい。

「うん、やっちゃってー」

「はい。では…試合開始―!」

 ゴングの音と共に、丹羽の視界から友奈の姿が消えた。

 夏凛の時と同じく背後をとろうとしている? いや、違う!

「おおっと! 結城選手の双手刈りがきれいに決まったー! 丹羽選手マットに倒れこみます!」

「ゆーゆは空手もやってますけど古武術や柔道の技も使えますからねー。このくらいは基本です」

 友奈の奇襲がもろに決まり、丹羽はマットに倒れ背中と頭をしたたかに打つ。

 くらくらする中上体を起こそうとする丹羽の顔を、スパッツを履いた友奈の下半身が抑え込んだ。

「そのまま顔面騎乗! これは屈辱かご褒美か。判断が分かれると思うのですがどうでしょう乃木さん?」

「いえ、これはゆーゆの18番の前段階です。次に来ますよ」

「勇者ぁパーンチ!」

 声と共に丹羽の下半身、へそと金的の間の部分を友奈の拳が振り下ろされる。それに丹羽はうめき声をあげブリッジをするように腰を浮かせた。

「あー。入っちゃいましたかー。ゆーゆの勇者パンチ」

「乃木さん、あれはいったい? 丹羽選手の腰が不自然に跳ねたように見えましたが」

 司会進行役の女子生徒に、園子が解説する。

「あれは古武術や中国武術で有名な遠当てを応用した技です。肉体に直接ダメージを与えずその中にある内臓や心臓にのみダメージを与えるものですね。ゆーゆはそれを子宮や精巣と前立腺に向けて行えるわけです」

「遠当て? 前立腺…ですか?」

「はい。ゆーゆの勇者パンチはそりゃもうすごい威力で、その衝撃が直接前立腺を責めるんです。指やエ〇マグラ、ア〇ルバイブの刺激なんて目じゃありません。下手すると破裂します。でも、ゆーゆは絶妙な力加減でその部分を刺激し、相手を強制的に絶頂させるんです」

 観客や園子たちからは見えないが、その言葉通り丹羽は絶頂して目から光が消え、うめき声をあげていた。

 友奈の勇者パンチにより精巣と前立腺、そしてそれを制御する弁が刺激され、強制的に射精させられたのだ。

「あっ♥ ごっめーん♥ ズボンとパンツ脱がすのを忘れてた♥ よいしょっと♥ うん、これでオッケー。じゃあいっくよー」

 ズボンとパンツを脱がせ、ペ〇スがあらわになった丹羽の前立腺目掛け、再び拳が振り下ろされる。

「勇者パーンチ!」

 拳が振り下ろされてから1拍を置いて、ペ〇スの鈴口から精液がマットの上にまき散らされた。

「あっはぁ♥ きったなーい♥ なっさけないんだー♥ 私、ちょっと叩いただけだよ♥? なのに射精しちゃうんだー♥」

 言葉と共に丹羽の顔に乗せた下半身に体重をかける。それに対し、丹羽は「むぐー!」としか反論することができない。

「くすくす♥ オチン〇ンビンビンだし♥ 女の子に顔の上に乗られて嬉しいのぉ♥ 変態だねー♥」

 反論できないことを知っていて好き勝手言う友奈。

「そんな変態にはぁ♥ お仕置きが必要だよねぇ……はぁ♥ よーし、勇者パーンチ! パンチパンチパーンチ!」

 4連続勇者パンチ。拳が振り下ろされるごとに、丹羽は腰を浮かせて精液を吐き出す。

 まるでおもちゃのようだ。さしずめ今の友奈はネズミをいたぶる猫のようなものだろうか。

「あーっ♥! また精液でマット汚してるぅ♥ いっけないんだー♥ そんな子には……えいっ♥」

 丹羽の鼻の上にスパッツに覆われた友奈の秘部がこすりつけられる。

 濃厚な牝の臭いとかすかに残るアンモニアの香りに、丹羽の頭がさらにくらくらした。

「あれれ? 休んでていいのー♥? ほらほら♥ 抵抗しないともっといっぱい出しちゃうよ♥ 勇者パーンチ!」

 7度目の射精。マットの上に濃厚なオスの臭いが広がり、友奈の顔も上気する。

「あははは♥ おもしろーい♥ それっ勇者パーンチ! すっごい荒い鼻息が私の大事なところにかかってるよぉ♥ 興奮しすぎ♥ こういうの好きなんだぁ♥」

 8回目の射精。友奈はわざと丹羽の鼻先に秘部をこすりつけて、オ〇ニーをし始めた。

「んっ♥ くふぅ♥ 生意気な男の子を屈服させるのって大好き♥ これだからおもちゃで遊ぶのはやめられないんだー♥ 勇者パンチパーンチ!」

 9、10回目の連続射精に友奈はご満悦だった。丹羽は必死にもがいているが、上半身はもう腕を足で挟んで極めている。滅多なことでは逃げられないはずだ。

「それじゃあ♥ 次は5連続行ってみようかなー♥♥♥ いっくよー♥ 勇者ぁ……くひぃいいん♥♥♥⁉」

 拳を振り上げようとした友奈の腰が浮く。

 見ると丹羽が鼻先にあった友奈の秘部を動かし、舌でスパッツ越しに刺激していた。

 予想外の刺激に友奈に隙ができる。一瞬だが、それだけで丹羽には充分だった。

「んぐっ⁉ ふむっぅうううん⁉」

 丹羽は腹筋と背筋を使い下半身を起こして足で友奈の頭をがっちりホールドすると、ペ〇スを友奈の口に押し込む。そのまま首で友奈の体重を支え、舌でスパッツ越しに友奈の陰核や秘部を刺激し始めた。

「おおっと! これは予想外の反撃だー! 結城選手の口に丹羽選手のペ〇スが咥えさせられてしまったー!」

「これは文字通りの69ですねぇ。シックスナインと違い片方が寝転がる体位ではなく、座っている相手に逆立ちして自分のモノを咥えさせています」

※丹羽くんはバーテックスなので人間とは違います。実際この体位をやろうとすると最悪首の骨が折れるので、絶対にやめましょう

「んぐっ♥ んぐっ♥ んむーっ♥⁉ じゅるっ♥ んっ♥ んっ♥」

 丹羽は友奈の頭を足でホールドしたまま、器用に腰を動かし友奈の喉奥を犯す。

 射精した青臭い精液の臭いが喉から鼻の奥に広がり、友奈はくらくらした。こんな喉奥を犯される経験など、今までなかったからだ。

「んっ♥ んっ♥ じゅずっ♥ じゅるるぅ♥ じゅっ♥ じゅぶっ♥ ん? んむーっ⁉」

 丹羽の腰が震え、ぎゅっと頭を押さえる足の力が強まる。それと同時にペ〇スから大量の精液が喉の奥に流し込まれ、友奈は涙目になりながらも窒息しないように鼻で呼吸をするのが精いっぱいだ。

 だが鼻で呼吸をすると喉の奥から精液の臭いがしてきて余計に頭がくらくらする。

 それに下半身を責める丹羽の舌使いもどんどん激しくなってきていた。奉仕されるのは好きだが、ここまで責めぬかれるのは初めての経験だ。

 結城友奈。自他共に認めるバトルファックジャンキー。

 彼女は攻めには強かったが受けはまだまだ経験不足だった。それは皮肉にも彼女の攻めに対抗できる人間が同年代に存在しなかったというのが最大の原因だ。

 そこに活路を見出した丹羽は、攻める。責める。

 陰核と秘部を苛め抜き、腰を振り精液を変則イマ〇チオで喉奥に注ぎ込む。

 溺れる。このままでは精液と先走り汁で溺れてしまう。

 決意した友奈は丹羽の上半身の拘束を解き、前に倒れこんだ。自由落下で倒れた両足の拘束が緩んだ瞬間ペニスを喉から引き抜き、猫のようなすばしっこさで距離をとる。

「おおっと! 結城選手、急に拘束を解き離れましたがこれはどうしたことでしょう、解説の乃木さん?」

「仕切り直しということでしょうね。いい判断だと思います。あのまま我慢比べになっていたら、ゆーゆには不利でしたから」

 自分の心を見透かしたような園子の解説に、友奈は歯噛みする。実際その通りだったからだ。

 と同時に自分をここまで追い込んだ丹羽に対して闘争心が沸き上がる。もっと抵抗してくれ。もっと自分を楽しませてくれと身体と子宮がうずうずするのだ。

「おもしろい。おもしろいよ転校生君。君みたいな子と闘うの、私、初めてかもしれない!」

「それは…光栄ですね」

 一方で丹羽は戦慄していた。友奈の責めに。

 まさか前立腺と精巣を直接刺激する攻撃とは…どれだけ鍛錬を積めばそんなことできるのだろうと。

 そんな鍛錬を積むくらいなら、普通にバーテックスと殴り合いをして倒した方が楽なんじゃないかと。

 まあ、この世界の戦闘方法がバトルファックな時点で、そんな考えは選択肢として思いつかないんだろうが。

 それに、彼女はまだ全然本気を出していない。

 満開…じゃなかった、マン開も使っていない状態だし、なにより本来のゆゆゆ世界で勇者部のメンバーに行っていたアレを自分に対して使っていない。それだけに不気味だった。

「これなら、うん。本気を出してもいいかな。風先輩はダメだって言ったけど、いいよね! だって私の勇者パンチに耐えた上に反撃だってしてくれたんだもん! 私も、本気で応えなくちゃ」

「友奈? アンタまさか⁉」

 友奈の言葉に観客席で人間椅子に座っていた風は立ち上がる。

「やめなさい友奈! それは人間相手に使っちゃいけない! 対戦相手を壊す気⁉」

「止めないでください風先輩。ようやく本気でぶつかり合える相手に出会えたんです。バーテックスだって、この攻撃に耐えられなかった。私を満足させてくれなかった。だけど、この子なら」

 え、何それ怖い。

 バーテックスすら耐えられないという情報に思わず丹羽はドン引く。そんなものを(見た目は)ただの人間の自分に使おうとする友奈に。そして快感で絶頂して行動不能になったバーテックスたちに。

「いくよ! 転校生君! マン開!」

「友奈! あの馬鹿っ!」

 言葉と共に友奈の周囲に桜の花びらが舞い、姿を覆い隠す。

 本編の彼女の満開は巨大なリングを後ろに背負い2つの堅牢な腕がついたパワー重視な姿だったが果たしてこの世界での能力はどんなものなのか。

 ごくり、と固唾を飲んで見守っていた丹羽は、次の瞬間目に飛び込んできた光景に思わず自分の目を疑った。

「へ?」

 腕だ。

 まるで仏像の千手観音のように友奈の後ろから無数の腕が生えている。

 それが非常に安っぽく、まるでお仕置きで使われるくすぐり用のマジックハンドのようだ。あまりの場違い感に、会場は静まり返る。

「えっと、これはどういうことなんでしょう。解説の乃木さん」

「これはゆーゆのマン開姿です。見た目はちょっとアレですが、かなり凶悪な能力ですよ。にわっち気を付けて―!」

「乃木さん、片方の選手に対する偏った応援は控えてください。凶悪な能力とは一体?」

「見てればわかります……あっ! 始まった!」

 園子の言葉通り、友奈が丹羽に向かって突っ込んだ。無数にある腕から逃れるすべはない。

 丹羽は何とか攻撃をガードしようとするが、数が数だけに攻撃をさばききれず腕から伸びた友奈の手が丹羽の身体に触れる。すると次の瞬間、電撃的な快感が丹羽の身体を襲った。

「ぐわぁあああ⁉」

「おおっと! 丹羽選手急に身体を弓なりに反らし、立ったまま絶頂! いったいどうしてしまったというんだー!」

「これがゆーゆの怖いところ。ゴッドハンドの2つ名の理由です」

 心配そうに絶頂する丹羽に視線を送りながら、園子が解説する。

「ゆーゆは空手やってるんですがそこでツボというか、秘孔といか。つまり人体の急所についての知識が豊富なんですよ。で、彼女自身マッサージが得意なんですけどね」

「はい、存じております。わたくしもその洗礼を受けたことがありますので」

 と司会進行役の女子生徒が顔を赤くして言う。彼女も友奈のマッサージを受けたことがあるのかその時のことを思い出しているようだ。

「ぶっちゃけ下手な前戯よりも気持ちいいです。わっしーはいつもゆーゆとのスパーリングでマン開姿でそれを受けるんですが、1ラウンドももちません。決してわっしーがにぼっしーみたいに受けに弱いクソザコだからじゃありません。彼女が強すぎるんです」

 思わぬ飛び火に「ちょっと!」と丹羽のセコンド席にいる夏凜が声を上げるが、誰も特に気にしていない。

「2本の腕でそれだけ凶悪なんです。それがあれだけの腕で行えるということは…」

 園子の言葉に会場中がごくり、と唾をのむ。

 讃州中学の生徒で友奈のゴッドハンドを受けて絶頂しなかった者はいない。それほど彼女の腕前は誰もが知るところだった。

 それにあの腕の数。あれが一斉に襲い掛かりその快感を身に受けると思うと……会場の観客たちは震えあがる。

「その、大丈夫なんでしょうか?」

「何とも言えません。ただ……この戦いで死人が出るかもしれない。最悪の事態も考えてほしいということを、わたしは皆さんにお伝えします」

 園子の言葉に誰も何も言えなかった。

 それほどまでに、結城友奈という少女のバトルファックの強さを、マッサージの快感をだれもが知っていたのだ。

 あんな快感を何回も、しかも何倍もの手で体中を犯される。

 現に先ほどまで攻勢に出ていた丹羽が、なすすべもなく友奈のマン開で生えた手で犯されている姿が如実にそれを物語っていた。

「あははは♥ ねえ♥ さっきまでの威勢はどうしたの♥? 抵抗してくれないとつまらないよ♥」

「友奈ちゃん…」

 凶暴な笑みで丹羽をマッサージしている友奈に、東郷は複雑な視線を向ける。

 丹羽と友奈を闘わせたくなかったのは、友奈が男とバトルファックをするのが嫌と言うのもあったが、このバトルファックになると人が変わったように好戦的になる彼女の性格を鑑みてのものだった。

 東郷美森は知っている。結城友奈が、本当は誰よりも優しい少女だということを。

 現に讃州中学に入学するまでの数日間、隣に引っ越してきた自分に彼女がどれだけ親切にしてくれたことか。

 だが、入学直後。1人の男子生徒にバトルファックを挑まれたことで彼女は変わってしまった。

 理由は些細なことだったと思う。新入生にしては生意気だとか、東郷の胸をスケベな目で見ていただとか。

 その男のバトルファックの申し出を受けた友奈は、泣き叫んでギブアップをしようとした男子生徒の口を塞ぎ、気絶するまで絶頂させたのだ。

 あの時の彼女は今、リングで丹羽を責めている残忍な笑みを浮かべていた。目の前の対戦相手を壊すのが楽しくて仕方ないというような目を。

 結局東郷は彼女を止められず、先輩の犬吠埼風にやられるまで結城友奈の無差別バトルファックの被害者は増える一方だった。

 勇者部に所属してからはバーテックスとの戦いでその戦闘欲求を発散させていたが、それがまた人間に及ぼうとしている。

 東郷は忌避していた。友奈がバトルファックの強さ故、孤独になってしまうことを。

 そして決意していた。何があっても自分だけは彼女の味方でいようと。

 だけど……もう無理かもしれない。

 東郷を倒した丹羽を一方的に蹂躙する姿に、東郷は彼女が自分の手の届かない次元にすでに到達していることを知る。

 自分が彼女と並ぶなどおこがましい。ましてや共に生きるなど。

 あれは化け物だ。バトルファックの中でしか生きていることを実感できない、真の戦闘狂。

 以前見た時よりも明らかに成長している。あれではもう、風先輩でも勝てるかどうか。

「勝てますよ」

「え?」

 東郷の考えを見透かしたように樹が真剣な瞳をリングに向けたまま言う。

「丹羽くんは勝ちます。勝ってみせます。だって、わたしたちのご主人様なんだから」

「樹ちゃん」

 樹の言葉は嬉しい。

 だが、この状況ではもう…。

 東郷は樹に続きリングを見る。そこでは無数の腕に身体全体をマッサージされ、絶頂している丹羽の姿があった。

「はいっ♥ びゅーびゅー♥ きったない精液いっぱい出たねー♥ 私、オチ〇チンには一切触れてないのに不思議だねー♥ 転校生君よっわーい♥♥♥」

「うっ、ぐぅ」

「クソザコチ〇ポ♥ ザコチ〇ポ♥ うなってないでほら♥ もっと私を楽しませてよ♥♥♥」

「がぁっ⁉」

 うなり声と共にまた精液がまき散らされる。もはや白濁液ではなく、透明な汁が水を送るホースの先のようにじょろじょろと出ていた。

「あはっ♥ おしっこ出してる♥ きったなーい♥ それとも潮吹き♥♥♥? 男の子の潮吹きって初めて見たよー♥♥♥ こんなかんじなんだねー♥♥♥」

 言葉で責めつつもゴッドハンド友奈の追撃は泊らない。絶頂に次ぐ絶頂で意識がもうろうとしている丹羽の身体をさらに複数の腕が隅々までマッサージをする。

「こうやってぇ♥ あはっ♥ 夏凜ちゃんと感じるところ同じだねー♥ 夏凛ちゃんはここをつんってするだけで「あひゃんっ♥♥♥」って声を上げて腰ガクガクさせて立ち上がれなくなっちゃうんだよー♥♥♥ 君もそうなの♥♥♥?」

「友奈。もうやめなさい。これ以上は相手が死ぬわ」

 いつの間にか観客席からセコンド席へ移動した風がリングの上の友奈に声をかける。

「いやです風先輩♥♥♥ 私、今すっごく楽しいんですよ♥♥♥」

「勝負はもう着いたわ。これ以上する必要はない」

「いいえ! ついてません!」

 声は樹のものだった。それに風は妹をにらみつける。

「樹、アンタ自分の主人を死なす気? もう充分でしょ。友奈の勝ちよ」

「負けてない! 丹羽くんが自分で負けを認めるまで、わたしはそんなの信じない!」

 妹の必死の訴えに、風は首を振る。自分の妹はこんなにわからずやだっただろうか?

「いいわ、友奈。せめて楽に終わらせてあげなさい」

「はーい♥♥♥ 風先輩♥♥♥」

 言葉と共に友奈はあらゆる体液まみれになっている丹羽を満開アームでマッサージをしながら自分の手が届く範囲まで持ってくると、両腕を伸ばす。

「仕上げは私がやってあげる♥ これは私も気持ちいいと思ってる奴で、東郷さんにもやってあげてたやつだよ~♥ これやると東郷さんがあのきれいな顔が見る影もないくらいイき狂って♥ すっごくビクビクして面白いの♥♥♥ じゃあ行くよー。せーのっ!」

 ゆっくりと友奈の両手が丹羽に迫る。それと同時に丹羽の目に光が戻った。

「つーかまーえた」

「へ?」

 友奈の両手をがっちり握り、友奈に向けてにっこり笑う。

 次の瞬間、友奈の腰がかくんと落ちた。

「おっ? おぉおおおお♡♡♡? にゃに♡? にゃんにゃのこれぇ♡♡♡?」

「おおっと! 友奈選手、急に腰を下ろしたー! これはどうしたことだー⁉」

「これは…やってくれましたね。にわっち」

 解説席の園子がにやりと笑う。一方で友奈の頭は困惑していた。

 なんだこれ? 身体がぞわぞわする。両手を伝って気持ちいいのが自分の身体を犯していく。

 キャンサーのリフレクトミラー。防御特化でサジタリウスの矢を反射するキャンサーの能力をバトルファックの能力に応用するとこうなる。今まで自分の受けた快感を相手に与えることができるのだ。

 もっとも直接肌や粘膜に触れていないと発現できないという限定的な反撃手段ではあるが。

 それともう1つ。丹羽は友奈に向けてゆゆゆいバーテックスの能力を発動させる。

 それは植物っぽいバーテックスのドルチェ。スタンと毒を付与するウィークシードというスキルを使用する敵だ。

 丹羽はそのスタン能力と毒である媚薬効果のある刺激を与えるため植物のツルのような形に手と指を変化させ、友奈に襲い掛かった。

「こしょこしょこしょこしょこしょこしょ!」

「あははは♡ にゃ♡ にゃにするの♡ くすぐったい♡ くしゅぐったいよぉ♡」

 丹羽の両手から送られる自分が丹羽に行っていたマッサージの快感と、くすぐられることで感じるくすぐったさ。

 それに我慢できず、友奈は必死に身じろぎする。

 ちなみに観客や友奈たちからは丹羽の変化した手の内と指先は見ることができない。もしバレたら自分が人間でないことがばれてしまうからだ。

 でもマン開を使う勇者たちと渡り合うにはこれくらいのズルは見逃してほしいと思う。

「結城選手、いきなり笑い出しましたが、これは一体? 解説の乃木さん?」

「これは…くすぐり責めですね。ゆーゆは意外とくすぐったがりなので有効な戦術かと思われます」

 園子の解説に、それはいいことを聞いたと丹羽はさらに容赦なく手の内で友奈の腕をくすぐっていく。

「あははははは♡ らめ♡ これらめ♡ くしゅぐったい♡ 息苦しっ♡ おなか痛いっ♡ あははははは♡」

「えっと、これは責めなんですか? ただ相手を楽しませてるだけに思えるんですが?」

「くすぐり責めを舐めちゃいけません。相手の体力を奪うと同時に快感を与える。さらに拷問として使われる手段でもあります」

「ご、拷問ですか?」

「はい。その歴史は古く、西暦にはそういった性癖もあり死ぬ直前までくすぐり責めを行うという内容のえっちな本もあったみたいです。業が深いですね」

 いや、西暦では一般的みたいな言い方してるけど、実際はものすごいコアな性癖なんですけど? と西暦時代の転生者である人型バーテックスの記憶を持つ丹羽は口には出さず思うだけにする。

「あはっ♡ りゃめ♡ こんにゃの……♡ 立ってられにゃい♡♡♡」

 ついに快感とくすぐったさから膝をついた友奈に、丹羽の手が迫る。

「おひょっ♡♡♡⁉ 脇ぃっ♡ そこぉ♡♡♡ らめらめぇ♡♡♡ こんな感覚知らない♡♡♡ くしゅぐったいのに身体熱くなっちゃうよぉ♡♡♡⁉」

 体が熱くなるのはドルチェの毒付与の能力のせいだ。無論、バトルファックにおける毒とは媚薬に他ならない。

 それに加え脇には人体を流れる太い血管がある。毒を回らせるのにここほど適切な場所はないだろう。

 スタンの効果も同時に効いて来たのか、友奈の身体から力が抜けている。今こそ絶好の反撃タイム!

「んっ⁉ んぐぅううう♡♡♡ んちゅっ♡ じゅっ♡ ちゅるっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅむっ♡」

 丹羽は友奈の唇をふさぎ、媚薬である自分の体液を送り込む。長い時間をかけ、じっくりとほぐすように。

 それと同時に脇だけでなくへそや横腹にもくすぐりマシーンと化した手を動かし、身体全体をくすぐっていく。

「んひゅぅううう♡♡♡ ぷはっ♡ あはははははっ♡ らめっ♡ くすぐったいのと気持ちいいので♡ もうわけわかんにゃい♡ 止めて♡! くすぐるの止めてぇ♡♡♡!」

「くすぐってるだけなのにもうこんなに濡れてるじゃないですか。これなら挿入しても問題ないですね」

 言葉と共に丹羽は友奈の秘部にペ〇スをあてがい、膣内に挿入する。最初は浅く腰を振り先走り汁で膣内を満たす。ウィークポイントを知り弱点を徹底的に責めるために。

「おっ♡ おっ♡ オマ〇コ♡ 私のオマ〇コに挿入れられちゃったぁあははははは♡♡♡ 私、初めてだったのに♡ じぇんじぇん痛くないよぉ♡ むしろくすぐったくてそれどころじゃ♡ あはははははっ♡♡♡」

「ええ、じっくりほぐしてから突いてあげますから…じゃあ、そろそろ」

 言葉と共に、マットの上に寝かせた友奈の上に覆いかぶさる体勢の丹羽が腰を落とす。それだけで友奈は絶頂した。

「あはははははっ♡ あはっ♡♡♡ お゛っ♡ おぉおおおん♡♡♡ こりぇ♡♡♡ こりぇにゃに♡♡♡ お腹の中苦しいのにくすぐったくて♡♡♡ もうわけわかんにゃいよぉ♡♡♡♡♡」

 くすぐりの快感と膣内に起こった新感覚の絶頂に、友奈の脳は処理しきれないほどの情報の奔流が襲う。

 気持ちいい。くすぐったい。熱い。汗が冷たい。くすぐったい。気持ちいい。気持ちいい。

「もうりゃめ♡♡♡ 気持ちよくて変ににゃる♡♡♡ 馬鹿になっちゃう♡♡♡ 頭真っ白で♡♡♡ おほぉおおお♡♡♡⁉ やめて♡♡♡! これ以上くしゅぐらないでぇ♡♡♡♡♡」

 言葉と共に友奈の膣内がキュッキュと締め付けが強くなる。絶頂したようだ。

 だがここで終わらない。なぜならこれはバトルファック。相手がギブアップするか、気絶するまで行う戦いなのだから。

「あはははははっ♡♡♡ イっちゃう♡ くすぐったいのでイっちゃう♡♡♡♡♡ パンパンするのも気持ちいいけど♡ くすぐられるのはもっと気持ちいいのぉ♡♡♡ あはははっはは♡♡♡♡♡」

「友奈…」

 風は信じられないというような表情で目の前の光景を見る。

 まさか友奈が。マン開した友奈が負けた?

 あのバトルファックジャンキーが、目の前で無様に膣内を突かれ、マン開で生えたペ〇スからいろいろな体液をマットの上にまき散らして丹羽にくすぐられるたびに弓なりに背と顔を逸らせ絶頂している?

 ありえない。

 信じがたい光景に、風は呆然とするしかなかった。

 やがて友奈の笑い声が止み、白目をむいて気絶するとゴングが鳴る。

「勝者、挑戦者丹羽明吾! タンカ、早く結城選手を運んでください!」

 丹羽を運ぶために待ち構えていた救急スタッフも、まさか友奈の方を運ぶとは思っていなかったらしい。困惑している様子がありありとわかった。

「丹羽くん、やったね!」

「丹羽、よくやったわ!」

「さすがあたしの見込んだ男だ!」

「友奈ちゃんに勝ってくれたのね…ありがとう、丹羽君」

「にわっち―! おめでとー!」

「ちょ、解説の乃木さん⁉ 勝手に持ち場を離れないでくださーい!」

 大番狂わせの結果に観客席はざわめき、勝者である丹羽に、元勇者部の5人の少女たちが駆け寄る。

 こうして勇者部のバトルファックジャンキーことゴッドハンド友奈が破れ、残る勇者部のメンバーは部長の風1人となったのだった。




 勇者パンチ=前立腺パンチをやりたかった。元ネタがわからない人は前立腺パンチで画像検索しよう。
 ゆゆゆいを見る。ゴッドハンド友奈関連動画を見る。
 無理だぁ…勝てるわけないよぉ…。
 逆アナルはもう夏凜戦でやったし、連続絶頂もやったし、後やってないのは箱化とか風船膨張責めとかしか…。
 あったよ! くすぐり責めが!
 でかした!
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