讃州中学家庭科準備室。
そこに勇者部の部室はある。
友奈が敗北したのを見届けた後、風の足は自然とここに向かっていた。
ドアを開けると、しんと静まった部室が風を迎える。室内は本編の勇者部と同じ間取りだったが置いてあるパソコンが最新式だったり高級なマッサージチェアがあったりとところどころ差異があった。
「広くなったわね、この部屋も」
机の上を手で触り、1人つぶやく。ここは樹の指定席だった。
『お姉ちゃん聞いて聞いて! あのね、わたし初めてバトルファックで勝てたんだ! クラスの女の子をいじめてた男の子のオチ〇チンをワイヤーでいじめてあげたらもうしないって! お姉ちゃんに教えてもらった通りやったら勝てたよ!』
まだ純粋だった頃の樹の笑顔と言葉がよみがえる。その隣は、夏凜の席だ。
『あんたがこの部で1番強いんだって? 残念だけど今日でお役御免ね。あたしは大赦で訓練を受けた完成型勇者なんだから、適正で選ばれたトーシローのアンタらとは違うのよ。嘘だと思うなら、してみる? バトルファック』
あの後自信満々にマン開した夏凜を散々手だけでイかしてやったんだっけ。あの頃から、受けはクソザコなのは変わらないわねと思う。
その対面の2つの席は銀と園子の席だ。
『こう見えてもバトルファックには自信があるんですよ。あたしとこいつと須美。3人がそろえば誰にも負けません!』
『ふーみん先輩、本気出してもいいかな? もし、あの世界から帰ってこれたらわたしの……』
誰よりも仲間思いで優しかった少女、三ノ輪銀。バトルファックの時は正反対の獣じみた戦闘スタイルだった。
ある意味チート級のマン開の使い手だった乃木園子。対等、あるいは自分以上に強い頼れる存在を無意識に求めていた彼女の心に、自分は最後まで気付いてあげられなかったのだと丹羽の奴隷になって幸せそうな彼女を見て風はようやく気付いた。
パソコンの前。そこは東郷の指定席だ。
『風先輩! 勇者部に喧嘩を売る書き込みをしている奴らの場所を特定しました。通報しますか? それともつぶしに行きますか?』
勇者部の頼れるお母さん的ポジションだった彼女。普段から過激な発言が多かったが、友奈が暴走しそうなときは彼女にいさめてもらってたっけ。
そして扉に目を向ければ、そこにはいつも大きな声で入室を知らせる友奈がいて。
『結城友奈はいりまーす。風先輩、さっきバトルファックで他校の女の子奴隷にしたんですけど一緒に犯しませんか? ロングとショート、好きな方選んでください』
生徒会との交流会のために来ていた他校の生徒会長と副会長を奴隷として部室に連れてきた時には思わず元の場所に帰してきなさいと叱ったものだ。何もかも懐かしい。
なんか風以外の勇者部の部員たちが死んだような描写だが、全員普通に生きている。
突如現れた転校生の奴隷として、ではあるが。
幸いなのは奴隷としてひどい扱いを受けているわけではないということだ。
それと樹の性格が以前の大人しいものに戻ったというのも、風にとっては嬉しい誤算だった。
他の元勇者部の面々も憑き物が落ちたように穏やかな性格になったように思う。特に東郷の変わりようは異常だった。
あの男嫌いで友奈ちゃんラブの東郷が、男のご主人様にかしずくなんて想像もできない。一体どういう生活をしているのか。
風としては気になるところだが、考えてみても始まらない。
「転校生、丹羽明吾」
勇者部の部員、6人のバトルファッカーたちを倒した生徒の名前を、改めて口にする。
彼は自分に挑戦してくるだろうか?
いや、きっとしに来るだろう。そして自分は完膚なきまでに打ちのめす。
それが勇者部部長、犬吠埼風なのだから。
「犬吠埼先輩、バトルファックの申し込みに来ました」
「いや、ちょっと待ちなさい」
翌日。昼休みに自分の元に馬鹿正直にバトルファックを申し込みに来た丹羽に、頭が痛いというようにジェスチャーしながら風は言った。
「アンタ、友奈と戦った昨日の今日でわたしに挑むつもり? まだ体が回復してないでしょう」
「たしかにちょっと疲れていますけど、それで戦いから逃げ出すわけにはいきませんから」
なるほど。こいつ、友奈以上のバトルファックジャンキーかもしれない。
風は丹羽への認識を改める。奴隷になった樹をはじめとした元勇者部員たちがひどい扱いをされていないようだし、いい奴なのかと思ったらただ頭のねじが外れてただけだった。
「ここでアタシがアンタに勝っても得るものがないから却下よ」
「えっ、受けてくれないんですか?」
予想外の反応だったのか、丹羽がうろたえている。
「あのねぇ…。もしアタシがアンタに勝っても勇者部は闇討ちした上に部員を捨て駒にして弱らせた相手を倒したって言う悪評が広まるだけでしょ! アタシはバトルファックでは正々堂々と闘いたいのよ!」
「それなら日時を決めて改めてバトルファックをしてくれませんか? それならいいでしょう?」
こいつ、どんだけバトルファックがしたいんだ。
風は呆れながら、丹羽の容態を確認する。
「普通に立って歩けてるところを見ると、友奈とのバトルファックのダメージは少ない…わけないわよね」
「ええっと…ダイジョウブデスヨ」
すっごいカタコトだった。しかも思いっきり目を逸らしている。
風はため息をつく。友奈といいこいつといい、バトルファックジャンキーたちは自己管理よりも欲望を優先させるのはなぜなのか。
「大丈夫なわけないでしょう。少なくとも1週間。あんたの精力が回復するまでバトルファックはこっちからお断りよ。それとちゃんとお医者さんに診てもらった? 前立腺の検診が恥ずかしいのはわかるけど、しっかり診てもらいなさい。身体を壊してからじゃ遅いんだから。あと食事も」
敵であるはずの丹羽の世話を焼き心配する風の言葉に、丹羽はぽかんとする。
こういうところは、世界が違っても風先輩なんだなぁと。
「聞いてる? そういうわけで、ちゃんとあんたが万全な状態ってわかるまで、バトルファックはなし! いいわね」
「アッハイ。あまりのまともさに正直言葉を失ってました。犬吠埼先輩って優しいんですね」
「優しい? 卑怯なやり方が嫌いなだけよ。せいぜい身体を大事にしなさい」
「ていうことが今日あってね」
「あはは、お姉ちゃんらしいや」
夜、樹を部屋に招いた丹羽は今日の出来事を語り今後の作戦を立てることにした。
「犬吠埼先輩ってただバトルファックに強いだけじゃないんだね。相手を思いやる心を持ってる」
なのに新天地で作物を略奪するときはなぜヒャッハーな状態だったのか。解せない。
「うーん。お姉ちゃんってそういうとこは義理堅いというか。全力の相手を全力で打ち負かしたいと思ってるところがあるんだよ。友奈さんが園子さんに続いて丹羽くんと戦おうとしてたのを止めてたそうだし」
「そうなんだ。だったらしばらくはバトルファックの申し込みをやめて回復に専念すべきかな」
「そうだね。万全な状態じゃないとお姉ちゃんには勝てない。いや、万全な丹羽くんでも正直勝てるかどうか…」
樹の言葉に丹羽はこの世界でもふういつは正義なんだなぁと尊く思う。
「言っておくけど、身内の贔屓目じゃないからね。お姉ちゃんは本当に強いんだよ」
「わかってるよ。あの結城先輩と園子さんに勝つくらいだからね」
丹羽の言葉にわかっていないというように樹は首を振る。
「お姉ちゃんは強い。単純に強いんだよ。どの体位が強いとか、どのプレイが強いとかじゃない。友奈さんや園子さんみたいな必殺技があるわけでもなく、ただ強いんだ」
その言葉に首をかしげる。てっきりマン開の能力がチート級かと思っていたが、どういうことだろう。
「正直、お姉ちゃんのマン開は最弱だよ。わたしみたいにワイヤーが使える数が増えるわけでもない。夏凜さんみたいにオチ〇チンが2つ生えるわけでもない。ただ身体能力が強化されるだけ。それも多分、銀さんのそれとは遠く及ばない」
「えっ、そうなの?」
「うん。なのに勇者部の部長でいられるのはお姉ちゃんの地力が強いから。いや、強すぎるからかな。スタミナと性欲がお化けクラスなんだよ。前に言ったでしょ? 勇者部でバトルロワイアルをしたら、最後に立っているのはお姉ちゃんだけだって」
樹の言葉に丹羽はうなずく。
「あれ、比喩でもなんでもないからね。正直マン開なしでもお姉ちゃんならみんなからの責めを耐えて全員をイかせることができる。それぐらい強いんだよ」
樹の言葉に改めて丹羽は最後に立ちはだかる敵の強さに震える。
今までの相手はどこかしら弱点があった。攻めが強すぎるゆえに受けが弱かったり、未体験の快感に弱かったりと。
だが、樹からの情報によると風は受けの強さもあるらしい。まさしくバトルファックの申し子。勇者部のラスボスだ。
「そんなお姉ちゃんが1番得意とするのは、時間無制限のセックスバトルだね。これを挑まれたら誰も勝てない。だから、バトルファックを挑むなら、制限時間内に何回イかせてかを競うルールで」
「いや、逆だよ犬吠埼さん」
姉に勝てる方法を伝授しようとしていた樹は、自分の主人の不敵な笑みに困惑する。
「相手の有利な状況で勝ってこそ、完全に打ち負かすことにつながるんだ。俺は、犬吠埼先輩の最も得意とする戦いで勝つ」
「正気? 絶対勝てないよ。たとえ丹羽くんでも」
自分を心配してくれる樹に、丹羽は決意を込めて言う。
「勝ってみせるさ。だってそれが、俺がここに来た目的なんだから」
1週間後、犬吠埼風は丹羽明吾からのバトルファックの挑戦を受けた。
会場はいつもの体育館ではなく、大赦の施設である。
大会は勇者部のスポンサーにして四国全土の大人のおもちゃや性玩具の元締め。そしてこのバトルファックの才能を持つ女の子たちを集めて調教している諸悪の根源。大赦が仕切るそうだ。
今回のバトルファックは特別枠として四国全土で生放送されるらしい。大赦も勇者部の面々を打ち負かした丹羽を無視できない存在だと注目したようだ。
まあ、1番はこのバトルファックを通じて大赦の名を売ることなんでしょうね、とリングに上がっている黄色い勇者服の風は思う。
バトルファックの生中継は高視聴率で、国民に大人気だからだ。
そのスポンサー料と宣伝効果は馬鹿にならない。どこでバトルファックのことを聞きつけたのか大赦のお偉いさん直々のお願いをされ、風は断ることができなかった。
ちなみに犬吠埼姉妹の両親はこの世界では普通にご存命だ。大赦の研究所で大人のおもちゃを作って風にモニターとして感想を求めてきたりしている。
思春期の娘なら発狂しそうな内容だが、この世界はエロに寛容なので風は両親の仕事を誇らしく思うことはあっても軽蔑することは全くなかった。
そのため勇者部上位の能力を持ちながら受けにも強いという稀有な存在になったのだが。
「さあ、みなさん。長らくお待たせいたしました。これより勇者部部長、犬吠埼風様と挑戦者、丹羽明吾様とのバトルファックを開催いたします!」
いつもの女子生徒ではなく大赦仮面をかぶった女性の言葉に、会場となった大赦の訓練施設を揺らさんばかりの歓声が起こる。
会場は満員御礼。立ち見の客も出るほどだ。
バトルファック。それは互いの尊厳と人権すべてをかけた戦い。
子作りを目的としないセックスバトル。快感のみを追求し、相手をイかせ、あるいは絶頂するまで犯す真剣勝負。
快楽の坩堝に共に落ちかねない危険をはらんだ、極限の死闘。
いつの時代も人々を熱狂させてきた戦いなのだ。
(この世界に限って)という但し書き付きだが。
「赤コーナー。勇者部部長にして女子力番長。うどん大好き犬吠埼さん。今までのバトルファックの戦績は全勝無敗! 犬吠埼ーふーうー!」
勇者服に変身して普段の茶髪が金髪のロングヘアになっている風が、歓声に両手を振って応える。
「青コーナー。勇者部を倒すのは俺だ。もう無名の転校生とは呼ばせない。丹羽ーみーんーごー!」
同じく風の体面にいる丹羽も観客席からの声援に笑顔で応えた。だが少しぎこちない。
「やっぱり、こういう場所は慣れない? 丹羽」
「ええ、少し…って、犬吠埼先輩。俺の名前…」
「流石にもう覚えたわよ。うちの子たちを全員負かせたんだから、その相手の名前くらい」
「解説は12体のバーテックスをテクノブレイクさせ瀬戸大橋を守った伝説の勇者、乃木園子さんをお招きしてお送りいたします」
「よろしくなんよー」
「乃木ぃ…あの娘はまったく」
「叱らないで上げてください。大赦の人がどうしてもって言うので」
「わかってるわよ。でも、本当にいいの、このルールで」
丹羽の申し込んできたルールは、風の得意とするもので明らかに風の方に分があった。
「もちろんです。相手の得意分野で勝利してこそ、犬吠埼先輩も俺を認めてくれるでしょ?」
なるほど、そういうことか。全く呆れる。
そんな浅はかな考えで、自分に勝とうだなんて。
「いい度胸じゃない、丹羽。いいわ。この戦い、負けたらアンタの奴隷にでもなんでもなってあげるわよ」
「それでは、試合開始―!」
風が不敵な笑みを浮かべると同時に、試合開始のゴングが鳴った。
それと同時に丹羽が風に詰め寄る。
「さあ、どういう試合の流れになるでしょう、解説の乃木さん」
「ふーみん先輩は受け、攻めも両方イけるスペシャリストですからね。まずは様子見といったところで…おっとこれは」
組み合うものかと思われた2人だったが、丹羽が選んだのはキスだった。
唇をついばむように風の唇と重ね、ゆっくり、じっくりと口内を犯していく。
「これは…予想外に静かな始まりですね」
「はい。でもそれも当然かもしれません。ふーみん先輩はいままでにわっちのバトルファックをじっくりと観戦しておそらく対抗策を練っていることでしょう。同じくにわっちも。派手な技の応酬だけがバトルファックではありません。バトルファックはキスに始まりキスに終わるという言葉があるように、今は互いの力量を探りあっている状態なのでしょう」
なんだその頭の悪い格言は。と丹羽は園子の解説を聞きながら思う。
まさか抵抗もなく風がキスを受け入れてくれるとは思わなかった。いざというときは無理やりでも押し倒し口内を犯して媚薬である体液を送り込もうとしていたが。
これが絶対王者としての余裕だろうか。冷や汗が丹羽の背中に流れる。
一方で風はそれどころではない。
(キスしちゃった! 男の人とキスしちゃった!)
犬吠埼風。こう見えてキスは今回が初チューであった。
いつもバトルファックは相手のペ〇スを手コ〇したり大赦の両親から送られてくる大人のおもちゃでイかせているので、実はこういう前戯は初めての体験だったのだ。
丹羽の舌が口内に侵入し、甘い唾液が風の舌にまとわりつく。
キスの時、唾液を甘いと感じるのは相手を好ましいと思っているためだっただろうか。テレビで聞きかじった情報を風は思い出していた。
「んちゅっ♥ ちゅっ♥ ちゅっ♥ ちゅるっ♥ じゅずずず~♥ ……うんっ♥」
最初は恐る恐る、やがて大胆に丹羽の舌と己の舌をからませ、風は丹羽の手を恋人握りで握り、胸を押し付けていく。
頬は上気し、瞳はうるんでいる。鼻で呼吸しているせいか鼻息が少し荒い。
どうやら媚薬の効果が効いてきているようだ。丹羽はさらに風の口内を犯す。
「じゅっずるるぅ~♥ じゅっ♥ じゅぱっ♥ ちゅっ♥ んふっ♥ ふぅ♥ んっふ♥♥♥」
風は積極的に丹羽の舌に自分の舌をからませ、丹羽の足を挟み身体を上下させている。
これは、オ〇ニー? 相手に快感を与えるのではなく、自分が快感をむさぼるための行為をしてることに、丹羽は困惑する。
「んちゅっ♥ じゅるじゅるっ♥ じゅるっ♥ っぷはぁ♥ はむっ♥ んふーっ♥♥♥ じゅるるぅ♥ じゅるじゅる♥♥♥♥♥」
風が丹羽の足に秘部を押し付ける動きが激しくなると同時に、風の舌使いもさらに激しくなっていく。
気が付けば丹羽は風に犯されていた。最初は自分から始めたはずなのに、気が付けば攻守が逆転していたのだ。
(これが、勇者部部長の実力⁉)
改めて風のポテンシャルに丹羽は戦慄する。だが同時に反撃の手を打つ。
風とつないだ手と反対側の手を秘部にやり弄れば、まだ自分のペースを取り戻せる。
そう思った瞬間、風に逆に押し倒された。
「おおっと! 犬吠埼選手丹羽選手を押し倒した―! 試合が一気に動きましたね乃木さん」
「はい。こうなるとにわっちは苦しいと思います。何せ今回のルールは時間無制限。相手がギブアップするか絶頂しすぎて気絶するまで終わらないデスマッチ。スタミナお化けのふーみん先輩に圧倒的に有利なルールだからです」
園子の解説を聞きながらも丹羽は反撃の機会を伺っていた。だが風の瞳を見て息をのむ。
(発情してる? 媚薬が効いてるのに、まだ攻めるのか?)
今までの勇者部のメンバーたちは媚薬が効いてくると快感に翻弄され、丹羽の責めにされるがままだった。
だが、風はむしろ媚薬の効果を発情という形に変え、攻めに転じている。
さすが勇者部部長だ。樹が自慢するだけのことはあった。
「んふーっ♥♥♥ ちゅっ♥ じゅるじゅるっ♥ ……ふぅ♥ ふぅ♥ はむっ♥♥♥ んふぅ♥♥♥」
夢中になって丹羽の口内を犯している風の腰が跳ね、目から光が消える。
どうやら1回イったらしい。だが口内を犯す舌はさらに熱を帯び、丹羽とつないでいた手の反対側の手が丹羽の下半身に迫る。
「んふっ♥♥♥ ぷはっ♥♥♥ 出てきた出てきた♥♥♥」
完全勃起している丹羽のぺ〇スを見て、風はいやらしく微笑む。そして秘所に手をやりペ〇スを支えるとゆっくりと丹羽のナニを呑み込んでいく。
「んぅ♥♥♥ くふぅうううん♥♥♥」
丹羽のペ〇スを完全に呑み込んだ風の甲高い嬌声が室内に響く。その姿に観客は前のめりだ。
「犬吠埼選手、丹羽選手のオチ〇チンを完全に咥えこみました。すごい腰ふりです! これは男性はたまらないでしょう」
「恐るべきは、あれを無意識でやっていることですね。あれ、完全に発情して理性のタガが外れています。これは搾りつくすまで終わりませんよ」
丹羽の上に乗り、金髪の豊かな髪をうねらせて風が腰を一心不乱に振る。
丹羽は先走り汁を出しスライムチ〇コを形成しながら風の膣内を突いていく。と同時に風の勇者服の中に手をやり、胸を弄る。
「んっ♥ 胸ぇ♥ 好きなの♥? ふふっ♥ いいわよ♥ 揉んでも♥ ほーら♥」
無防備に胸をさらけだし、丹羽の手を導く風。下の口は貪欲に快感を求め、丹羽のペ〇スを咥えこんでいた。
その姿はまさに淫魔。精を搾り取るために生まれたとしか思えない妖艶さに、丹羽は思わず見惚れてしまう。
「おほっ♥♥♥ オチ〇チンがぁ♥ オチ〇ポがぁ♥♥♥ アタシの弱いところ突いてるぅ♥♥♥ そこ好きぃ♥♥♥ もっと突いてぇ♥♥♥♥♥」
スライムチ〇コ形成が終わり風のウィークポイントを突くと、嬌声と共にそんな言葉が出る。
もしかして彼女はスライムチ〇コを使わなくても弱点を教えてくれたんじゃないか? そんな疑問が丹羽の頭の中に浮かぶ。
「おっ♥ おっ♥ おほぉおおお♥♥♥ クる♥ キちゃうぅ♥ 気持ちいいのっ♥ 絶頂キちゃうぅううう♥♥♥」
「ぐっ⁉」
風の絶頂とともにあまりの締め付けの快感に丹羽は射精してしまった。
丹羽はバトルファックに特化して製作されたバーテックスである。本来は射精を自在にコントロールできるのだが、風の締め付けはその予想を上回る快感だったのだ。
いわば名器。ミミズ千匹。数の子天井と呼ばれるもの。
精液を搾り取ることに特化した膣内が丹羽の精液をもっと欲しいと搾り上げているのだ。
「2人同時に絶頂! まさにダブルノックアウトォオオオ!」
「このくらいで騒いでちゃこの後もちませんよ。まだ始まったばかりです」
園子の言葉に司会進行役の大赦仮面は「え?」と声を上げた。
果たして園子の言葉通りになるとはだれが予想できただろう。
30分間。丹羽と風の騎乗位セッ〇スは続いた。
風は嬌声を出し続け、丹羽は何とかこの状況から抜け出そうとマエトーソの電撃で乳首責めしたり、牡羊座の振動能力をペ〇スに発現させ攻め立てる。
だがそのすべてを風は快感に替え、腰の動きは早くなる一方だ。その締め付けに勝てず、丹羽は何度も絶頂してしまう。
「……まもなく試合開始から1時間経とうとしております。解説の乃木さん、先ほどから試合が硬直しておりますがどうでしょう?」
「すぴー。すぴー」
「乃木さん? 解説の乃木さん⁉」
「寝てないんよー。ただ目を閉じてるだけなんよー」
嘘つけ絶対寝てただろうという大赦仮面の視線を受けながら、園子は言う。
「硬直したとおっしゃいますが、実際は激しい攻防が続いております。あの体位で何度も絶頂しているんですよ。いわば無呼吸で近距離の殴り合いをしているのと同じレベルです」
「それはそうですが…その」
「退屈ぅ~? そうだねー。時に強すぎるのは人を退屈にさせるんよー。ふーみん先輩もゆーゆも、きっとそうだったんだろうねー」
園子の言葉を聞いたセコンド席にいた友奈は、顔を伏せる。
確かにその通りだった。だが丹羽とバトルファックをして敗北した時、まだまだ自分の知らない快感があるのだと知ることができたのだ。
きっと風先輩も今そう思ってるんだろうなぁとマットの上で互角のバトルファックをしている2人をうらやましそうに見る。
「んっ♥ ふぅ♥ ふぅ♥ まだまだぁ♥ もっと♥♥♥! もっと突きなさい♥♥♥!」
「言われなくても!」
互いに必死になってイかせあている姿は輝いてすらいる。
羨ましい。結城友奈は初めてその感情を抱いた。
風先輩は正統派に体力お化けで性欲強い系勇者です。
シンプルなのが一番強い。