※この作品はR-18です。

詰みシコRの寝室   作:百男合

2 / 19
※このお話は詰みゲーみたいな島(四国)に転生した百合厨はどうすりゃいいんですか? 通称詰みシコのヘテロ堕ちルートのエッチな続きなんだハメ。
 いわゆるコンシュマーではカットされるエッチなシーンパコ。
 相手役に名前があって感情移入できない奈良ハメイトのみんなは回れ右してたっぷりのローションとエ〇マグラでお尻の穴を開発することをお勧めするんだハメ。
 それではよいドスケベライフを~。


バッドエンドルーム寝室
【風ルート 「キス」あまあま】


 食欲が強い人間は性欲も強いという言葉をご存じだろうか?

 いわゆる迷信というやつだが、目の前の彼女に対してはそれが当てはまるらしい。

 勇者部1の健啖家(けんたんか)。大食い大会で力士といい勝負をする彼女――犬吠埼風と口づけをしながら丹羽明吾は思う。

「ん…ふぅ……ちゅっ、ちゅるるっ」

 誰もいない大橋の犬吠埼家に、水音が響く。

 風は丹羽の口の中に舌を入れ、唾液をすすっている。

 もっと、もっと欲しいというように貪欲に自分の唾液を送り込み、代わりに丹羽の唾液をすすっていた。

 それと無意識だろうが丹羽に胸を押し付け、丹羽の足を股に挟み逃がすまいと頭を両手で抱きしめている。

 おかしい、こんなはずでは。と丹羽は思う。

 最初は確かに唇と唇が触れ合うだけの初々しいキスだったはずだ。

 感触が気に入ったのか、風は瞳を潤ませ何度も丹羽の唇を求めてきた。丹羽も悪い気はしなかったし、風のことを好きだと告白した後の気持ちの盛り上がりもありそれに応えた。

 異変に気付いたのはキスの時間が10分を超えた頃だ。

 いくらなんでも長すぎない? と丹羽が「そろそろやめましょうか」と声を掛けようとした時だった。

 風が胸を押し付けてきて手を頭の後ろに回した。

 思わずバランスを崩しかけて丹羽はたたらを踏む。後ろに倒れそうになったので手で身体を支えると風がその上にのしかかって来た。

「んむっ…ちゅ、ちゅ……ちゅる、じゅる」

 あとは現在までこの状態が続いている。

「ハァ、ハァー、じゅるっ、ちゅ…ちゅる……んっ」

 息継ぎのために時々口を離すがすぐ荒い息を吐き風は丹羽の口をふさぐ。

 顔が真っ赤で、濡れた瞳が妙に色っぽい。

 いつもみんなを引っ張っている勇者部部長の意外な姿に、丹羽は驚く。

「じゅるっ……ずずー、じゅ、ちゅる…んむっ」

 風は体重を預け、丹羽を押し倒そうとしている。

 おそらく無意識だろう。いつもの風ならこんなことをしない。

 ただ初キスという出来事と誰もいない部屋で2人きりという状況が彼女を暴走させているのだ。

 丹羽はこの時程自分が無性であることを感謝したことはない。もし下にナニがついていたら絶対に暴発している。

 それほどまでに風とのキスは気持ちよく、脳がとろけるほどの快感だった。

 これは麻薬だ。

 風の甘い唾液が丹羽に注がれ、どんどん力が抜けていく。

 しかも、胸板に当たる風のおっぱいの柔らかさが理性を狂わせる。

 もう、これ倒れちゃった方がいいんじゃない?

 心の中の悪魔が囁く。向こうが押し倒してきたんだし、据え膳だろ。食っちゃえよと。

 とそこで心の中の天使が待ったと意義を唱える。

 初めてがこんな形でいいのか? こういうのは男のお前がリードすべきだろ。

 うっせぇお前が持ってるエロ本全部男性受けシチュばっかりだろ! と悪魔に証拠を出され、天使はそれに何も言えずすごすご帰っていく。

 いや、もうちょっと頑張ってくれ天使と丹羽は押し流されそうな理性をなんとか食い止める。

「ん、ん。じゅっじゅっ、じゅるるるぅ~。っぷは」

 風が口を離す。丹羽の頭はくらくらだ。

 2人とも荒い息を吐く。誰もいない犬吠埼家に、2人の息遣いだけが響く。

「ねえ、丹羽ぁ♡」

 風の言葉に、丹羽は答えることができない。荒い息を吐きながら濡れた風の瞳を見返すことしか。

 

 このままさいごまで、しちゃおっか?

 

 何のことを言われたのか理解できなかった。いや、脳が理解するのを拒否したというべきか。

 最後? 最後って何?

 そりゃもちろんキスが最初なら最後はもちろんセ――

(いや、ダメだろ⁉)

 丹羽は突然頭に冷水をかけられたように正気に戻った。

 最後までということは必然的に下半身を彼女にさらすということだ。

 つまり下半身のナニがないことがわかり無性であることがばれるということ。

 それは大変まずい。

 見ると風は丹羽の返事を待たず、丹羽のズボンに手をかけている。

 おい、いつも言っている女子力(貞淑)はどうした!?

「ちょ、ちょっと風先輩⁉」

 思わず起き上がり止めようとした丹羽だったが、その口が風に塞がれる。

「んむっ!?」

「んっ、ちゅっ、ちゅる…もう、がっつかないの♡」

 風は妖艶に微笑み、丹羽の胸板を指でゆっくりとなぞった。

 指がなぞった部分がぞくぞくする。

 ちょっと待て、バーテックスなのに性感帯とかあるの? と丹羽は焦った。

 まずい、このままではまずい。

 最後までイってしまう。

「ねえ、丹羽。イヤ?」

 そんな顔でその質問はずるい。

 大好きな人にそんな誘うようで不安げな声を出されたら、男は嫌とは言えない。

「イヤじゃ…ないです」

「うん、知ってた♡」

 丹羽の返事を聞くや否や風は丹羽に覆いかぶさる。

 さながら女子力(獣欲)だ。

「丹羽、丹羽ぁ♡ 好き、好き、大好き♡」

 ディープキスからチュッチュチュッチュといった連続キスに変わった。それと同時に丹羽の足を挟んだ腰が動いている。

 これ、ひょっとして足を使ってオナ……。

「んっ…!」

 風の身体が小さく痙攣し、瞳からハイライトが消える。

 どうやら絶頂したらしい。これで少しは冷静に――なると考えていた丹羽が馬鹿だった。

「んむっ!?」

 風は再び丹羽の口にディープキスをして、ついに床に押し倒す。

 女は男と違い1度絶頂したくらいで性欲は収まらないのだ。むしろ増す。

 犬吠埼風はその傾向が高かったらしい。夢中で唇を重ね、口内をむさぼっていた。

「ん、んっ♡ じゅるっ、じゅるるるぅ~♡ っぷは! ふー、ふー♡」

 舌を絡め自分の唾液を送り込んだ風は、呼吸ができなくなりつらくなったのか1度離れ、荒い息をついている。

 まるで食事だと丹羽は思う。

 自分は目の前の彼女に食べられている。じっくりと味わわれ、優しく、激しくしゃぶりつくされ脳みその中をトロトロにされてしまう。

「はむっ♡ ん、んむっ♡ ちゅる…ちゅっ♡ じゅっ♡ じゅるるるぅ~♡」

 わずかに残った理性が風を止めようと体に手を伸ばす。それを風がぎゅっと握り返し恋人握りになる。

「んっ♡ ちゅる…じゅ、じゅるるるぅ~♡ んむっ♡ ちゅっ♡ じゅっ♡」

 丹羽の足を挟んだ風の腰の動きが早くなる。いつの間にか足をからませていて丹羽は逃げることもできない。

「ちゅっ♡ ちゅっちゅ♡ んっんっ♡ んむぅ~~~!」

 突然風の身体が痙攣し、動きが止まった。だが舌はまだ動き。力なくだが丹羽の舌の上を這っている。

 チャンス! 丹羽はつながれた方の手とは反対の手で覆いかぶさった風を優しく離そうとした。

 だが目測を誤り風の胸を触ってしまう。

「あん♡」

 口を離した風から甘い声が漏れる。

 違うんです違うんです。決してそんなつもりはないんです!

 丹羽は心の中で必死に謝るが、風はむしろ丹羽から与えられた快感に火が付いたようだ。

「触りたいの? いいわよ、触って」

 そう言うと丹羽の手を取り、服の中に入れてくる。

 固いのはブラの感触だろう。それをずらす感触がして、柔らかい何かが右手に触れる。

 試しに揉んでみると「ん♡」と風がくぐもった声を出す。

 何で揉んだと聞かれればそれは手の中におっぱいがあったからだとしか答えられない。

 多分男ならこの状況で揉まない奴はイ〇ポなんじゃないだろうか?

 揉みながら手を動かすと手のひらに突起の感触がする。

 これは何だろう? 思わず指でつまんでみると、風が「くぅ…んっ♡」と声を上げて身体をのけぞらせる。

「やぁ、馬鹿…。そこ、乳首」

「え⁉ いや、あの…すみません」

 思わず離そうとした丹羽の手を風の手が手首をつかむ。

「ね、わかる? アタシの心臓がドキドキしてるの」

 風の言葉に丹羽は右手に意識を集中させる。

 ドクンドクンと風の心臓脈打つのを感じられた。同じように人間に擬態している強化版人間型星屑の心音と重なる。

「アンタの…丹羽のことを痛いくらい好きだって言ってるの、わかる?」

「ええ。俺だって負けないくらい、風先輩のこと好きだって言ってますよ」

 その言葉に風は左手で丹羽の胸板を触る。

「聞こえないわよ。胸に脂肪がある分、アタシのほうが聞こえにくいのに」

「じゃあ、これならどうです?」

 丹羽は胸から右手を抜き、風の頭を胸元に抱き寄せる。

「聞こえますか? 風先輩」

「……うん。聞こえる。好き好き好き好きって、一生懸命アタシに言ってる声がする」

 風は目を閉じ、丹羽の心音を心地よさそうに聞いていた。

 その時急に風のスマホから着信音が鳴り、丹羽と風の心臓は飛び出さんばかりに驚く。

「きゃっ!?」

「うわっ!?」

 誰が見ているわけでもないのに2人は離れ、急いで乱れた服装を直す。それから風は急いでスマホをタップし電話に出た。

「もしもし、樹?」

「あ、お姉ちゃん。お家はどうだった?」

 相手は妹の樹だったらしい。よかったと丹羽は脱力する。

 もしあのままだったら本当に最後までしていたかもしれない。自分の意思がここまで弱かったのかと反省する。

「えっと、大赦の人が管理してくれてて。結構きれいなままだったわ」

「そうなんだ。へぇ~」

 一方で風も樹の電話にドギマギしていた。

 何でもないように装っているが、キスだけのつもりが押し倒して本番までしようとしてしまった。

 自分は勇者なのに。もし最後までしてしまったら勇者に変身できないかもしれないということはキスの興奮と快感ですっかり頭から抜け落ちてしまったのだ。

「丹羽君に告白、ちゃんとできた」

「え? ああうん。したわよ。したした。うん、した」

 だから妹に生返事していることに気づかない。電話口の向こうの妹がそれでいろいろ察していることも。

「お姉ちゃん」

「な、なに樹?」

「おめでとう。今日は東郷先輩にお願いしてお赤飯炊いてもらうからね」

「え、ちょっとどういうこと? 樹? 樹ぃいいい!?」

 祝福の言葉と共に一方的に通話を切った妹に、風は思わず叫ぶ。

 結局その後冷静になった2人は続きをすることなくマンションに戻り、なぜか赤飯を持って犬吠埼家に集まった勇者部メンバーに顔を真っ赤にして「アタシたち、お付き合いすることになりました」と伝えるはめになったのだった。

 

 




風「あの、樹。どうしてお赤飯を?」
樹「お姉ちゃん。丹羽くんとエッチなこと、したんだよね?」
風「し、してないし! ただ普通に家の中見ただけだし!」
樹「したんだよね? エッチなこと」
風「いや、だから…」
樹「エッチなこと、したんだよね?」
風「……しました」
樹「みなさーん、やっぱりお姉ちゃん丹羽くんとエッチなことしてましたー!」
風「ちょっ!?」
樹「今日は宴ですよー! お姉ちゃんが全部吐くまで終わらないから覚悟してね♥」
友奈、東郷、夏凜「「「Fooo!」」」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。