神様転生でチート能力をもらった僕が、島村卯月ちゃんをドスケベ変態アイドルに調教する話 作:g-men
物心が付く頃には、すでに本を読む事に幸せを感じていました。
絵本に児童文学、読めない漢字を辞書で引き小説を読み幸せを感じる子供。
自分の部屋で、学校の教室で、図書館で、時間があれば本を読み、書の中に広がる世界に埋没する毎日。
幼稚園、小学、中学、高校……そして現在、文学を専攻する大学へ進んだ私は、叔父の経営する書店で手伝いをしながら、書店にある本を読む毎日を過ごしていました。
変わらない毎日に私は満足しています。
大学の授業で文学を学び、授業が終わり書店の手伝いの傍ら本を読む。
何も不満はありません、私は本が読めれば幸せなのですから。
今日もまた変わらない一日でした。
授業が終わり、叔父の書店で店番をしています。
本に囲まれ幸せを感じながら、次に読む本を手に取り数冊の本を抱えた時、書店の扉が開きお客さんがいらっしゃいました。
私は手に持った本を元の場所に戻し、店番としての仕事に戻ろうとしたのですが……来店されたお客さんは本を探そうとせず、私を見て足を止めています。
強い視線を感じ、私は一歩引いて顔を背けました。
このように人から注目されたりするのは苦手です。
無言で強い視線に晒され続け、急にお客さんが叫んだ言葉により私は驚きと共に困惑に陥ります。
お客さんは私の名前を呼んだのです。
面識の無い筈のお客さん、壮年にさしかかろうとする男性が。
交友関係の少ない私が、過去出会った方々の記憶を辿りますがやはりこの男性と私は初対面……少なくとも私はこの男性を知りません。
男性は先ほどよりも強い視線で私を注視しています。
初対面の男性に名乗ってもいない名を呼ばれ、このように見られ続けるという現状に私は小さな不安を抱き男性から距離をとっていました。
私は男性の視線から逃れる為に本棚の影に移動しようと考え、顔を下げ男性に視線を向けないように緩慢な動きで体を動かします。
本を抱え本棚の影に体半分移動したとき、男性は再び私を困惑させる言葉を投げかけてきました。
男性曰く、私がアイドルだと。
すぐには言葉の意味が分かりませんでしたが、男性がその後も語る内容を聞き、アイドルの意味を理解することとなりました。
テレビなどで見る華やかで美しい女性、歌番組で煌びやかな衣装を纏い歌と踊りを披露する可愛らしい女性、童話に出てくるお姫様のような存在。
私の認識としてアイドルとはその様な存在であり、凡庸な人間である私と対極の存在だと認識しています。
それなのに……何を勘違いしているのか男性は私をアイドルだと言うのです。
私の中で不安よりも困惑の割合が多くなり、本棚に隠れるよりも男性に否定の言葉を出していました。
何度か言葉を交わし、男性の勘違いだと言う事が分りました。
男性の知るアイドルで私に似たアイドルがいるのだそうで。
……私に似たアイドルと言われても、私のような人間に似た方にアイドルが務まるのか疑問でしたが……。
男性も勘違いだと分り、私に向けられる強い視線も無くなることで胸に溜まった不安と困惑を息と共に小さく吐き出し私は仕事に戻る事にしました。
……しかし、数分も経たないうちに困惑が私に舞い戻ります。
男性から名刺を差し出されアシスタントになってもらえないかという言葉と共に。
当然断りました。
初対面の男性に、内容も分らない仕事をしてほしいと言われても了承することなどできません。
ですが、男性は何度も私にアシスタントになってほしいと頼み込んでくるのです。
断っても断っても何度も……しつこく勧誘され男性に対する小さな恐怖が芽生え始めます。
しかし、私に芽生えた恐怖の種はそれ以上膨らむ事はありませんでした。
それまではしつこく強引に勧誘していた男性が、アイドルの紹介を行ない始めると先ほどまでとうって変わり長々と語り出したのです。
強い視線も感じなくなり、男性の様子を伺うと、顔を綻ばせ身振り手振りでアイドルの紹介をされていました。
所属するアイドルがどれだけ可愛いのかと途切れることなく私に説明し続け、説明の間は目元が緩み、頬も緩み、壮年の男性とは思えないような純粋な笑みを浮かべる姿を見て少しだけ緊張が和らいでしまったのです。
やがて男性は焦った様子で、勧誘からアイドルのライブを観てほしいと私にライブのチケットを押し付けるように渡してきます。
次々と要求が変わる男性に、私もどのような回答をすればいいか分らなくなってしまいます。
焦る男性は購入した雑誌を抱え、私に何度もライブを観に来てほしいと告げ店を出て行かれました。
静寂の戻る書店に困惑の感情を強く抱いた私は男性の出て行った扉を見続けます。
男性の巻き起こした嵐のような一幕。未だに整理の追いつかない私は手渡されたチケットに視線を落とします。
「…………ライブ。…………アイドル」
それまで興味を抱くことの無かった物。
知識としては持ち合わせています。
大勢の観客が集まる会場で行なうライブ、煌びやかな衣装を身に纏う可愛らしい少女たちであるアイドル。
雑誌や写真、テレビでも見たことがあります。
大勢の観客が集まる大歓声を受けながらライブを行なうアイドル……。
「…………やはり、興味を持てません」
あのような場所は……正直苦手です。
大きな音に眩い光と沢山の人……静謐な書の空間を好む私にとってあのような場所は……。
いただいたチケットを会計のカウンターにそっと置きます。
私のような人間には縁の無いものだと、私は本を読むことが…………。
「……これは」
チケットを置くと共に会計のカウンターに雑誌が残っている事に気がつきます。
芸能関係の雑誌……あの男性が購入された雑誌でした。
大量に購入された雑誌の一冊、慌てた様子でしたから雑誌がまだ残っている事に気付かれなかったのでしょう。
「…………困りました」
私は雑誌とチケットを見ながらどうしたものかと困り果ててしまいました。
○○○○○○○
太陽が傾き夕日が空を茜色に照らす頃、私は紙袋に入れた雑誌を手にチケットに記載された地図を頼りにとある高校の前に到着しました。
「…………学校?」
男性から手渡されたライブチケット。
地図を頼りに来たのですが……私が到着したのはライブ会場ではなく高校。
「…………この地図は間違っているのでしょうか?」
辿りついた場所でチケットの地図を見直しながらやはりこの場所を示している地図に何度も首を傾げてしまいます。
「…………どうしたらいいのでしょう」
紙袋に入れた雑誌を手に溜息をついてしまいます。
あの男性が忘れた雑誌を届けようと、観に来てほしいと告げられたライブ会場に足を運んで到着したのは学校。
購入された雑誌をあのままにする事はできず、男性が来てほしいと告げていたライブ会場に男性もいるものだと考え足を運んだのですが……。
「ラ・イ・ブー! ラ・イ・ブー! 顔がいいアイドル達のラ・イ・ブー! ステージも完璧なアイドル達のラ・イ・ブー! やんだぼくを癒してくれる特効薬のラ・イ・ブー! 夢のような尊みが秀吉のラ・イ・ブー!」
ライブと聞こえ顔を向けると、学校には放課後とは思えないほどの人がいることに気付きます。
それも学生とは思えないような姿格好をした方も見受けられます。
髪を派手に染め、色鮮やかでお祭りのような服を身に纏い、手には何本ものペンライトというのでしょうか? その様なものを持ち人々は流れを作り、校内のある場所を目指しているようでした。
私は校門前で様子を伺っていましたが、人の流れを遠目で見ながらその方々の後を追うように歩を進めます。
しばらく歩くと、喧騒が私の耳に届きます。
その発生源はすぐに私の目に映し出されました。
「……これは……」
高校のグラウンドが半分以上人で埋まっています。
千人近くの人がいるのではないでしょうか?
グラウンドが見渡せる高台から見えるその景色は圧巻とも言え、何故ここまで人が集まっているのか疑問に思いながらその場で立ち尽くしていると。
「そこの人ー、そろそろライブ始まるから急いだ方がいいっすよー」
声をかけられ振り向くと学生さんと思われる方がいらっしゃいました。
学生服を着ており……何故か頭には島村卯月命と刺繍された鉢巻を巻いてですが……。
「……あの、これは一体……?」
「どうしたんすか? あぁ、外部の人っすかー、もしかしてうちの高校のライブは始めてっすか?」
「…………ライブ、こちらで行なわれるのでしょうか?」
「そうっすよー、ほら、あそこにステージありますよね」
学生さんが指差す先には確かにステージと思わしき舞台が存在しました。
高校のグラウンドにライブステージ?
理解の追いつかない私でしたが、本当にこの場所でライブが行なわれるのかといただいたライブチケットを見たり、ライブ会場を遠目に見たりしていると。
私の持っているライブチケットを見た学生さんが驚愕の表情を作り大きな声をあげました。
「そ、そそそ、それは、最前列指定席の特別プレミアムライブチケットじゃないっすかーーーーーー!?!?!?」
「……っ!?」
声に驚き体を震わせる私に学生さんはライブチケットの説明をしてくださいます。
「毎回のライブで限定的に発行される10枚限定のプレミアムチケット……毎週木曜日に学業優秀な生徒及び地域貢献などを認められた生徒に贈られるモノで、十数万円でも購入を希望する者もいるが、売りに出されることなど無く手にした選ばれたものが最前列でライブを観戦できるチケット……そ、そんなモノを持っているなんてお姉さん……貴女は一体何者なんだ……?」
説明口調の学生さんは私の手にするチケットがとても価値のあるものだと説明してくださいます。
説明を聞いているうちに、グラウンドの喧騒がより大きなものとなり、説明口調の学生さんは。
「お、お姉さん、早くしないとライブ始まりますよ!? そんなプレミアムチケット持ってるんだから早く行かないと!?」
「……あ、あの……私は……」
背を押され私はライブ会場へ連れて行かれてしまいます。
わ、私はライブを観るつもりは無く、あの男性に忘れ物を届けに来ただけなのですが……。
○○○○○○○
流されるままに私はライブ会場の最前列の席に案内され、背後からの大歓声と熱気を背中で受けて顔を俯かせ小さく震えていました。
大歓声は地震の様に大地と空気を震わせ、振動が私の体を叩いています。
人が生み出すエネルギーを全身に受け、経験したことの無い感覚に身震いし続けていました。
何故私はこんな所にいるのでしょうと身震いしながら考えていました。
これまで聞いた事の無い大歓声は私の耳に痛みを与えます。
空気を伝わる振動で気分が悪くなり始めます。
周囲の熱気で全身が熱く眩暈がします。
この場の全てが私の苦手とするものでした。
これ以上耐えられない、そう思い席を立とうとした瞬間。
眼前のステージに光が灯り、光を背に5人の少女たちが現れました。
光を背にステージを進む少女たちの美貌とその装いは、高貴で可憐な姫君のようでした。
少女たちの登場と共に先ほどまでの喧騒が消え、ステージ上の青いドレスの少女が一歩前に出て…………私は今だかつて経験したことの無い体験をすることになりました。
青い少女の声が静寂の会場に響き渡ります。
それは歌……なんだと思います。
すぐに歌と分からなかったのは、今まで私が聞いてきた歌というものと青い少女が歌うそれがあまりにも大きくかけ離れていたからです。
心地がいい、何て清らかで心地のいい歌なのでしょうか……っ!?。
青い少女の歌声に酔いしれていた私が目にするのは、青い少女を中心に5人の少女たちの流麗なる舞。
ダンスというものを目にする事は少ない私でもこの少女たちのダンスは一線を画すものだと言う事が分ります。
それほどまでに美しく力強くも滑らかな踊り……。
気付けば私はステージの上で織り成される歌と踊りに魅了されていました。
心地の良い歌と美しい踊りは一つの世界を形成していました。
優れた物語のような完成された一つの世界。
私は少女たちが生み出す物語を眼と耳で読み感動しています。
初めて書を読んだときに感じた感動と同じものを感じています。
いつしか物語は終わりを迎えました。
残るものは良書を読んだ後に感じる心地の良い読了感と同一のもの…………いえ、それ以上の満足感が私の心を満たしています。
私に素晴らしい物語を伝えてくれた青の少女はステージの後方に移動し、別の少女がステージの前に進みました。
白と桃の衣装の少女です、その少女はステージの前に立ち…………少女が浮かべた笑顔と共に新たな物語が始まったのです。
○○○○○○○
物語が終わりどれほどの時間が経過したのでしょうか?
光の落ちたステージの前、最前列の席に座ったまま私は動く事ができませんでした。
興味もなかったはずのアイドルのライブ。
それがどうでしょう、今の私はもう一度ライブを観ることを切望しています。
書の世界とは違う世界、今まで知ることの無かった世界。
私はアイドルのライブに心底感動し、心を動かされたのです。
「………………ライブというものがこれほどまでに素晴らしいものだと知りませんでした」
目を閉じれば思い起こされます。
少女たちが作り出す物語の数々を。
どれもが最上の物語であり、私に感動を与えてくれました。
「…………~♪ ~♪ ~♪」
いつしか私は思い起こされる物語を口ずさんでいました。
ふふふ……初めての経験かもしれません、鼻歌を奏でるなんて。
私は目を閉じ膝に当てた手でリズムを取りながら鼻歌を奏で続けました、心地のいい気分を胸に。
「おお! 鷺沢さん! 来てくれたんっすね!!」
「ひっ!?」
自分の世界に浸っていた私に唐突に声がかかり、歌を奏でていた口は息を飲み込むように小さな悲鳴を発してしまいました。
目を開けたそこには、今日の昼書店で雑誌を購入した男性の姿があり、私は反射的に立ち上がり男性から数歩距離を取りました。
驚きのあまり心臓が早鐘を打っています。鼓動を落ち着かせる私に男性はもう一度私に声をかけてきました。
「どうでした!? みんなのライブ、最高のライブじゃなかったですか!?」
男性は私に問いかけてきます、しかし驚き戸惑っている私は男性の問いには答える事が出来ず胸を押えて息を整えていました。
「あなたー? どうしたんですかー?」
「何してるの? ……誰? その人?」
胸を落ち着けている私は、二人の少女の姿を目にします。
月明かりに照らされ、まるで妖精のような二人は先ほどステージに立っていたアイドルの二人。
二人は男性の横に立ち私に視線を向け、私はあまりにも人間離れしたその美しさに目を離せなくなっていました。
「卯月ちゃん、凛ちゃん、紹介するね。この人、鷺沢文香さん。今日うちのアシスタントさんとしてスカウトした人なんだよ」
「えっ? アシスタントさんですか?」
「聞いてないけど、アシスタントさんを雇うの?」
「ほら、最近みんな絶好調だから僕、中々仕事できてなくてさー。だから仕事を任せられるアシスタントさん雇おうと思ってさっき外出してたんだよね」
「そうだったんですね」
「ふーん。珍しく一人でどこかに行ったと思ったらそういう事ね」
私を蚊帳の外にして話される内容を耳にします。
男性が話す内容は昼間に私にした内容であり、男性は本当に私をアシスタントとして雇うことを考えていたようです。
昼間は強引に話を進められて、初対面の男性からの勧誘で不安と困惑に陥っていましたが、実際のライブを観て、ライブを行なったアイドルと親しげに会話する男性が本当にアイドルのプロデューサーなのだと理解しました。
「で、鷺沢さん、どうっすかね? うちのアシスタントさんになってくれないっすか? 今日見たライブ以上に感動するライブを計画してて、僕一人だと中々仕事が進まなくてですね、鷺沢さんがアシスタントさんとして手伝ってくれればみんなに最高のライブをプレゼントする事が出来ると思うんですよ」
男性の勧誘に昼間と違い思うところがあります。
今日見た素晴らしいライブは私の心を動かしました。
私が今まで知らなかった世界、煌びやかで輝く物語の世界。
男性はその様な世界を作る手伝いを求めています。
煌びやかな世界とは正反対の世界に存在する私に。
今までの私なら男性の勧誘をただ断り、書の世界に戻り今までと変わらぬ毎日を過ごしていったのでしょう。
ですが、あの輝く世界を目にした今、男性の勧誘を無下にすることはできず……。
「本当に僕達、鷺沢さんを必要としてるんですよー、僕達を助けると思ってどうかたのんます!」
「お、お願いしますっ」
回答の無い私に痺れを切らしたのか男性は深々と頭を下げ、隣の笑顔が美しい少女も同じように頭を下げて私を必要だと言います。
……外の世界を知ることの無かった私に、別の世界を見せてくださった方々が私を必要だと。
回答を待つ男性に私は小さく言いました。
「…………私は凡庸な人間で、アシスタントといった仕事を務めた事もありません。……そんな私を本当に必要とされているのでしょうか?」
「必要必要! 鷺沢さんじゃないとうちのアシスタントさんは務まらないっすよ!」
……書の世界に埋没して、本だけを読んでいれば幸せだった私ですが、新たな世界を知り、人に必要とされることにより一歩外へ踏み出したくなったようです。
「……わかりました。……あらためて……鷺沢、鷺沢文香と申します。私に何が出来るわけでもありませんが……アシスタントという仕事をお引き受けいたします」
この日、私はアイドル事務所のアシスタントとなり、まだ見ぬ世界へと足を踏み出したのでした。
●~
鷺沢さんのスカウトを成功した僕は非常に上機嫌だ!
アイドルじゃなくアシスタントにだけど、これは072プロにとって大きな成果だと思いますよ!
今は右も左もわからなくても少しづつ仕事を覚えてもらって、将来的に僕の右腕となっていただく予定であります!
まずは文学少女的に書類とか作るの上手そうって思うので、様々な企画書を作ってもらったり色んな事務処理とかやってもーらおっと!
「アシスタントさんの鷺沢さん、凄く可愛い人だったよ!」
「うん、前髪整えてセットしたらアイドルとしても通用できるくらいだったね」
「何何? そんなに可愛いアシスタントさんが明日から来るの?」
そしてベッドの上でも鷺沢さんの話題で持ちきりだった!
「鷺沢さんは本来アイドルだから可愛いのは当たり前だよお、アシスタントとして雇っちゃったけど」
「本来アイドル? あぁ、前世の知識ね」
「そうそう、かなり人気のあるアイドルだったはずだよ、人気投票とかもよく上位にいたし」
「……なんでそんな人をアシスタントとして雇ってんだよ。普通にアイドルとして雇えばよかったんじゃないの?」
「僕には僕の考えがあるので、この世界では鷺沢さんはアシスタントが天職だと判断したんだよ」
こうして鷺沢さんの事を話していて、僕は一つ注意喚起をすることにした。
それは非常に大事な事。
「はい、みんなちょっといいかなー? 今からお願いすることあるんで」
みんなが僕に注目する、チンポをしゃぶったりするのは止めないまま。
「お願いってなんですか? 新しい変態プレイですか?」
「違います! ちょっと真面目な話です!」
新しい変態プレイも考えているけど、今回は違う。
僕がみんなに注意喚起する事は。
「鷺沢さんは普通のアシスタントとして雇うので、手を出したり調教したりするのは駄目だからね!」
僕がこんな事を言うのも変かも知れないが、鷺沢さんはガチで手を出すつもりはない。
普通のアシスタントとして雇って、普通に仕事をしてもらう。
ドスケベド変態とか調教とか絶対に駄目!
「いや、そういうことするのはプロデューサーさんだろ……なんであたし達にお願いするんだよ……むしろあたし達はプロデューサーさんが鷺沢さんに手を出そうとしたら止めるぞ?」
「奈緒ちゃん、ありがとう。奈緒ちゃんは大丈夫そうだね」
「お願いの意味わかんないんだけど……プロデューサーさんはアタシ達が鷺沢さんを調教するとか手を出すとか思ってるワケ?」
「はい、加蓮ちゃんも大丈夫そうだね」
奈緒ちゃんと加蓮ちゃんは大丈夫っと。
「未央ちゃんも大丈夫そうかな?」
「大丈夫の意味が分からないって」
「ふむ、それもそうだね」
ぶっちゃけ未央ちゃん、加蓮ちゃん、奈緒ちゃんは問題ないと分っている。
危険なのは……。
「卯月ちゃん。鷺沢さんをドスケベド変態調教するの無しだからね」
「ふえっ!?」
そう、卯月ちゃんである。
「僕知ってるからね。卯月ちゃん、親友レベルまで仲良くなった娘とは一緒にセックスしたいって考えてる事僕知ってるからね」
「!?!?!?」
そうなのである。
卯月ちゃんは仲良くなった娘を連れてきて一緒に僕とセックスをしようとする悪癖があるのだ。
「わ、私、そんな事考えてないですよ?」
「はい、前例1、2、3、4」
順番に凛ちゃん、加蓮ちゃん、未央ちゃん、奈緒ちゃんを指し示して卯月ちゃんにQEDする。
「あぁ、そういうことね……」
凛ちゃんは納得したようだ。
「卯月、これは間違いなくこの人の言うとおりだと思う」
「り、凛ちゃん!?」
凛ちゃんに指摘されキョドる卯月ちゃん。
「分っていただけただろうから卯月ちゃんに強くお願いします。鷺沢さんをドスケベド変態調教は無し! わかりましたか!?」
「わ、私がそんなことするように見えますか?」
「思います。見えます」
「あぅ……」
シュンとヘコむ卯月ちゃんが可哀相でごめんねー調教してもいいよーって言いたくなるがここは堪える。
だって鷺沢さんはアシスタントとして仕事をしてもらう為に雇ったのに、これでまたドスケベド変態化してみんなと一緒に僕に襲い掛かってきたら本末転倒、仕事する時間とか0になるんちゃう?
そんなワケで鷺沢さんにドスケベド変態調教、ダメゼッタイ!
「では、卯月ちゃん。僕のお願いを聞いてくれますかな?」
「聞きますよぅ……」
「ホントに手を出しちゃダメだからね!?」
「はぁい……」
その言葉を聞きたかった。
後は……。
「念の為に言っておくけど凛ちゃん……」
「わかってるって」
うむ、わかってくれてる!
……まあ、凛ちゃんは卯月ちゃんがタクトを振れば悪魔にでもなるからなぁ。
ま、その卯月ちゃんから言質は取ったから大丈夫か!
安心したところでみんなとのセックスだ!
卯月ちゃんにかわいそかわいそしちゃったから沢山可愛がって満足させてあげねばならんな!
僕は鷺沢さんを仲間にし、みんなとの交渉も完了し、全てが順調に行った事に満足しセックスに突入した。