※この作品はR-18です。

お姫様達が数万の観衆に見られながらエロい事される話   作:黒糖バス

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2.皇女と聖女

 謁見時のアランによる暴挙はクラウディアが泣き寝入りする形で有耶無耶とされた。彼女は城で働く男達の視線から逃れる様に、与えられた客室に引き篭もって数日を過ごした。

 

 同行した使節団のメンバーは帝国との条約を結ぶべく帝国の上層部と会談を行なっていたが、望む結果は得られていないらしい。

 

 ──そして、クラウディア達皇国の使節団が帝国に到着してから2日後。皇帝アランの即位式は予定通り行われる事となった。

 

 

 

 帝都の広場には数万の帝国民が集まり新皇帝の誕生を祝福していた。クラウディアは式の後半で役割が与えられる事となり、豪華なドレスを身に付け、控え室で出番を待っていた。

 

 昼を過ぎた頃、裸の女官が出番を伝えに来る。クラウディアは彼女に連れられて、広場へと移動した。

 

 ステージを半円状に取り囲む国民達は、クラウディアの姿を見つけると大きな歓声を上げる。彼女の美貌は帝国にまで知れ渡っていた。人々は音に聞こえた美姫の姿に目を奪われ──そして次に、肉欲のこもった視線を彼女に向けた。

 

「あのお姫様も陛下に裸にされたらしいぞ」

「ああ、城の兵士達が自慢してたな。宝玉の裸を目にしたってよ」

「下の毛も金髪らしいぜ?」

「あの清楚なお姫様のまん毛かぁ…。想像しただけで勃っちまいそうだ」

 

 どうやら城での事が民衆にまで伝わっているらしい。聞こえてくる屈辱的な会話を、クラウディアは何とか聞き流し、微笑みを絶やす事なく歩を進める。

 

 そして壇上まで辿り着くと、そこに立っていた皇帝アランに礼をした。壇上には巨大な魔動スクリーンが設置されていて、美しく着飾ったクラウディアの姿を大きく映し出している。そのお陰で広場の後方にいた国民達にも彼女の姿がよく見えていた。

 

 

 ▼

 

 

 広場に新たな女性が姿を見せた。クラウディアを映していたスクリーンがその女性を映し出す。人々の合間を縫って歩く銀髪の女性は、帝国の東にある神国からの大使であるらしかった。彼女もクラウディアと同様に壇上に上がる。

 

 その後、更に2人の女性達が登場し、壇上には4人の女性と皇帝アランが整列した。アランは居並ぶ女性陣を眺めると、一歩前に出て口を開く。

 

「これ程の美姫達が並ぶと圧巻だな。さて、先ずは紹介をしよう。クラウディア皇女、一歩前へ」

 

「はい」

 

 アランの言葉に従い、クラウディアは前に進み出る。美しい所作で一礼すると、国民達は見惚れた様に静かになった。皇女として磨かれた彼女の立ち振る舞いは、最早芸術の域にあり、人々の目を惹きつけてしまう。

 

「彼女は皇国の第一皇女クラウディア殿だ。今見た通り、容姿だけでなくその所作まで完璧な《淑女の中の淑女》と評される人物だ。"四宝玉の黄玉"と言えば平民の間にも知られているだろう。この世で最も美しい金髪の持ち主だ」

 

 アランの紹介を受け、もう一度礼をするクラウディアに、割れんばかりの拍手が送られる。しばらくして拍手が止むと、アランは次の女性の名前を呼んだ。すると、クラウディアの隣に並んでいた銀髪の女性が一歩前に出る。

 

「彼女は神国の聖女セシリア殿だ。《神の血を引く最も穢れなき存在》と言われているが、それも納得してしまう容姿の持ち主だな。治癒魔法のエキスパートでもあり、謁見時に俺の古傷を癒して貰った。クラウディア殿同様"四宝玉"に数えられている女性だ」

 

 ただ立っているだけの聖女セシリアは、クラウディア以上に男性達の視線を集めた。銀色の髪を腰まで伸ばし、純白の法衣に身を包んだ彼女は、皇帝の説明通り一切の穢れを感じさせない神聖さを纏っていた。整い過ぎて作り物の様にも感じる美貌。目が見えないのか光を宿さない瞳も彼女の超然とした雰囲気を際立たせている。

 

 聖女は柔らかく微笑むと一言だけ挨拶をし、列に戻る。それでもまだ多くの人々の視線を引き付ける彼女に、クラウディアは生まれて初めて女性としての敗北感を抱いた。"四宝玉"の中でも最も美しいと言われる聖女は、間違いなく美の極地にいたのだった。

 

 

 ▼

 

 

 続いて黒髪の少女が進み出る。

 すると、聖女に向けられていた視線が彼女に移った。聖女と容姿を比較されながらも、少女は一切表情を変える事なく帝国民を見つめ返していた。

 

「彼女は魔法国の魔王女ドロシー殿だ。《宮廷次席魔法士》《Sランク冒険者》と様々な肩書きを持っているそうだ。"四宝玉の黒曜"と言えば魔法を修める者の間では女神の如く崇拝されているそうだな」

 

 魔法学園の制服の上からローブを身に着けた魔王女は、感情の読めない無表情のまま小さく頭を下げた。小柄な事もあって人形の様にも見える彼女は、美しさと愛らしさを両立させ聖女にも負けない魅力を持っている。14.5歳程に見える彼女の容姿は一部の男達に特に好評で、大きな歓声が上がっていた。その歓声が鳴り止むと、最後の1人が渋々前に出た。

 

 

 ▼

 

 

 外交の場でありながら不機嫌さを隠す事のない彼女は、鋭い視線を民衆と──そして皇帝へと向ける。それを受け、皇帝は面白そうに笑みを浮かべた。

 

「おお、怖い怖い。世界最強の名は伊達ではない様だ。何をそんなに怒っている?」

 

「──分からないか、皇帝?先程から他国の大使に対し、下卑た視線を向ける国民。あれは何だ?見たところ男しかいないようだが…?それに見世物の様に裸で立たされる女官もそうだ。こんなもの、まともな式であるとは思えん。──謁見の時の事を考えれば尚更な」

 

「クククッ、この場でよく言えたものだな。騎士として女性が辱められる姿を見過ごせなかったか?少し待っていろ。この式の目的はすぐに分かるさ」

 

 そう話す皇帝に、女性は納得いかない様子だったが、それ以上は何も言わなかった。それを了承と受け取り、皇帝は彼女の紹介を始める。

 

「待たせたな。彼女は王国の姫騎士ソフィア殿だ。1人で千の魔物を討伐した逸話は物語にもなっているな。先程の闘気は正に抜身の剣の様であった。今日はドレスを着て貰っているが、謁見の際には豪華な鎧を身に着けていた。彼女もまた"四宝玉"の1人だ。つまり、大陸で最も美しいと呼ばれる4人の姫がここに揃っていると言うことだな」

 

 皇国、神国、魔法国、王国。4つの国が誇る宝とも言うべき女性達が一同に会するのは初めてだ。それだけ各国が皇帝の即位を重要視していた証拠でもある。政略結婚として最高の駒であったり、国防における最高の戦力を他国に送り出したのだから。

 

 全員の紹介が済むと、皇帝はスクリーンを見るように国民に呼びかける。そして、手振りを加えて話し始めた。

 

「彼女達は周辺国から帝国に遣わされた大使達である。これ程の美姫達を寄越した各国の誠意が窺えるな。────だが、どうやら姫君らは淫売の類いであったみたいなのだ」

 

 突然の皇帝のその言葉に、姫達は「どう言うことか」と視線を送る。姫騎士ソフィアなど、睨み付ける様に皇帝を見ていた。国民達も多くは疑問の表情を浮かべている。しかし、一部──事情を知る者達はニヤニヤと下品な笑みを浮かべていた。

 

 そんな様々な視線を受けながら、皇帝は皇女クラウディアの背後まで移動した。そして、彼女の肩に手を置くと、スクリーンへと目を向けさせた。

 

 クラウディアの姿を拡大して映し出していたスクリーンが一瞬暗転する。そして、次に映像を映し出した時、クラウディアは声にならない悲鳴を上げてしまった。同時に、広場が揺れる程の歓声が国民達から響き渡った。

 

「あ…そんな……っ」

 

 映っていたのは衣服を脱ぎ去り、身体の局部を手で隠したクラウディアの姿だった。足元にはドレスと白い下着が脱ぎ捨てられており、すぐに謁見の時の様子だと分かった。

 

 映像の中で彼女は、美しい顔を羞恥で染めている。上半身では、右手で乳首を隠しているが、白い乳房の殆どが露わになっており、下半身では秘所を覆う左手の端から金色の陰毛が見え隠れしていた。

 

 両手で口を塞ぎ、目を見開く彼女の横顔を皇帝アランは愉しそうに眺めていた。数万の人々の前で自身の裸を晒される。皇女という身分の者が本来受けるはずのない辱めに、クラウディアはショックで固まるしかなかった。

 

 しかし、映像はこれで終わりではない。映像の中でアランの声が聞こえた直後、クラウディアは両手を股の間の割れ目に移動させ、ゆっくりと広げたのだった。一本筋の割れ目はその花弁を開かせ、秘すべき場所を帝国民の目に晒す。男達は清楚な皇女の身体を食い入る様に見つめた。

 

 ──クラウディアは、恥丘の下にある陰核の大きさから、尿道の場所、そして女として最も大切な穴の形までも知られる事となったのだ。

 

「皇女さんはマンコまで清楚なのかよ…」

「あのサラサラの下の毛最高だな。使用人に洗わせてんのかな?」

「"四宝玉"の裸を見れたら死んでもいい、なんてよく言うが、まさかマジで見れる日が来るとはなぁ…」

「あの小せぇ穴にチンコぶち込んでヒィヒィ言わせてやりてぇぜ」

 

 国民達は口々にクラウディアの身体の感想を言い合う。スクリーンには平静を装ったクラウディアが、割れ目を広げたまま廊下を歩き、すれ違う男達に見られる姿が映し出される。そして彼女が客室へと辿り着いた所で一度暗転し、直後に今度は客室の中で泣き崩れる彼女の様子を映し出した。

 

 

 映像が終わると、クラウディアは力が抜けた様にその場に座り込んだ。皇女としてのプライドも、1人の女としての尊厳も既にズタズタに引き裂かれていた。

 

 皇帝はそんな彼女を見下ろした後、その隣で顔を強張らせている聖女セシリアの背後へと移動し、その肩に手を置いた。

 

 

 ▼

 

 

 まさか、という男達の期待に応える様に、スクリーンが次の映像を映し始める。先程の映像と同じ部屋で、同じ様な格好をした1人の女性が肌を晒していた。

 

 違うのはその女性がクラウディアではなく、聖女セシリアである点だ。法衣と下着が床に散らばる中で、最も穢れないと言われる女性が、自らの秘所を大きく広げていた。

 

 同性でも息を呑むほど美しい真っ白な肌。遠目には生えていない様にも見える銀髪の茂み。そんな色素の薄い身体の中で、薄紅色の秘所はよく目立っていた。神が手づから作り出し様な美貌を困惑気味に曇らせる聖女。世界一の美女は、そんな顔ですら人の目を惹きつけてやまない。

 

 神国において神の子孫・女神の生まれ変わりとして信仰の対象になり、その玉肌に触れる事すら恐れ多いと言われる聖女セシリアが、異国の地で男達から肉欲の目を向けられている。この光景を神国の民が目撃したならショックで卒倒する者が続出したに違いない。

 

 盲目であるセシリアにはスクリーンの映像は見えていない。しかし、人々の話し声と自身の身体に感じる絡みつくような視線により、何が起きているのか正しく理解していた。

 

 謁見の日、付き従う信徒達と帝国の騎士達の前で初めて肌を晒した時でさえ、彼女は自分が穢れてしまったと感じていた。それこそ、国に戻ったら聖女の地位を退く事も考える程に…。それなのに現在、彼女はあの日の数千倍の人々に裸を見られていた。

 

「聖女様の聖なる雌穴…」

「いや、マジで美しいな。顔も満点だが身体も完璧じゃねぇか」

「見ろよ、あのデカ乳。ピンクの乳首がエロ過ぎだろ…」

「困惑顔でマンコ広げる女神の生まれ変わりか。最高だな…」

 

 セシリアは自身が異性の目を引く容姿をしている自覚はあった。信者には彼女の顔に見惚れる者が多かったし、信仰の薄い者の中には法衣越しの彼女の胸や臀部に視線を向ける者もいたからだ。

 

 しかし、今の様に隠す事なく情欲を向けられた事は無かった。その為、初めて味わう剥き出しの感情に彼女の身体は怯み、小刻みに震えてしまった。その肩に皇帝アランが手を乗せる。

 

「大丈夫かな、聖女殿」

 

「っ──皇帝陛下…」

 

「ククッ。もうすぐあのシーンだぞ」

 

「っ………いつか、貴方様には天の罰が下されるでしょう…」

 

「ああ、それは楽しみだな」

 

 悔しさで唇を噛むセシリア。その様子を眺めるアランは、映像の中で自分が声を発するのを聞き、スクリーンへと目を向けた。

 

 映像の中で彼は幼少期に負った傷の痕の治癒をセシリアに依頼していた。自身を裸にし、晒し者にする皇帝の依頼だが、拒否する事も出来ず、セシリアは受ける事にする。

 

《皇言》を受けた彼女は、割れ目に指を添えたまま皇帝の前まで歩いて行く。その際、上下に揺れる乳房や左右に振られた尻に多くの視線が集まった。

 

 治癒魔法は患部に触れて魔力を流す事で発動する基礎的な魔法だ。アランは腕を捲ると手首から肘に掛けて伸びる裂傷の痕を見せ付ける。それを確認し、セシリアは傷に手を伸ばそうとした。

 

 ──しかし、アランはそれに待ったを掛ける。彼は動きを止めたセシリアの股の間に腕を伸ばすと、秘部に傷痕を触れさせたのだった。

 そして──

 

「傷に触れていれば手でなくともいいはずだ。そうだろう?なら、余興も兼ねてその聖女の股を使って治癒して見せろ」

 

 ──と信じられない事を口にした。

 

 呆気に取られたセシリアは《皇言》の効果で腰を動かし、アランの腕に秘所を擦り付け始めた。そして『…治癒神様…お許し下さい…っ』と謝罪の言葉を口にしながら、治癒魔法を発動し、彼の傷を癒したのだった。

 




自分は聖女が好きです。
清廉潔白な聖女も、実は腹黒な聖女も大好き。
ただ、異世界に召喚された日本人が聖女になったパターンは好きじゃない。
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