異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
マオの寝室は常に女の出入りがある。多くのヒロインを囲う彼は日常的にヒロインたちを逢瀬を重ねていて、見目麗しい女たちの身も心も自由にして、快楽を貪るための空間と化している。当然ながら一日の仕事を終えた後の時間は、セックスをするために費やすことも珍しくない。そして、マオに堕とされたヒロインたちもまた、マオと身体を重ねることを喜び、望んでいる。そんなわけなので、マオが深夜帯で完全にフリーになるというのは珍しいことであった。
一方で珍しいとはいえ、そういう時間を意図して設けることはある。身体を休めたり、一人になりたい時というのは往々にしてあるもので、生活する上でメリハリは大事だ。
夜に一人でいる時間は、眠るまで本を読む。これもまたこの世界では贅沢な趣味だ。明かりすらも贅沢品という家庭も少なくないのだ。
ベッドの上で、ランプの明かりに照らされた紙面に目を通していると、小さくドアがノックされる音がした。
夜が更けたこの時間帯に、やってくる者はいない――――通常は。
「……失礼します」
静かにドアを開けて入ってきたのはアニスだ。
アニスは音を立てないようにゆっくりとドアを閉めて、
「領主様、夜遅くにすみません」
と、小さな声で言う。
「いいよ。時間通りだったな」
マオは本を閉じる。
本来は一人になる予定だ。逆に言えば、このタイミングなら予定をねじ込むことも可能ということだ。
「そんなところに立っていないで、こっちに来たらどうだ」
と、マオは声をかける。
所在なさげにしているアニスは言われた通りにベッドまでやってきた。
「マーリンから連絡はもらっているよ。もしかしたら、今夜君が来るかもしれないってね」
「……マーリンは、その何か言ってましたか?」
「特には何も。優しくしてあげてくれとは言ってたかな」
アニスは結局、マーリンに話をした。
快感を忘れることができずに、マオにとりなしを頼んだのだ。これほどの羞恥を感じることは今までになかった。男に胸を揉んでもらうために、その調整を他者に依頼するなど人生で初めてだったし、そんな頼み事をするようなことになるとは思ってもいなかった。
オナニーに嵌るどころの話ではない。
「胸がやっぱり苦しいって?」
「そ、そうです」
「昨日と同じってことでいいんだね?」
「はい……すみません、よろしくお願いします」
マオにマッサージをしてもらう。
ただそれだけのために深夜に男の部屋を訪れた。
「アニス、自分で胸を出しなさい」
マオの指示を受けてアニスは服のボタンを外し始める。
脱げと命じられて素直に従う身体。疑問を抱くよりも期待を抱いてしまう。ボタンを外し、上着を脱いで、下着も外す。この一連の流れすらももどかしい。
ぷりん、と形のよいお椀型の胸部がむき出しになる。すでに乳首は勃起している。ほんの少し刺激を与えれば、母乳が滲みだしそうなくらい苦しい。
(ああ……領主様の手。あの指が昨日、わたしの胸に触ったんだ……は、早く、昨日の続きを)
アニスの瞳に熱が宿る。
ドキドキしているのが分かった。
いよいよ一線を越えて、自分から男を求めてしまった。次に待っている乳首の快感を思ってアニスの本能が早く早くと急かしている。
「形のいい胸をしているな」
「じ、自分では分かりません」
「ほら、搾るからこっちに」
アニスは頷いてベッドに上がるとマオの元に向かう。そして、昨日と同じくマオの背を向ける。マオはアニスを後ろから抱きしめてその小柄な身体を股の間に座らせる。アニスの上半身はマオに預ける形ですっぽりとマオの腕の中に納まった。
アニスの身体はこうして抱きしめるのにちょうどいい大きさだ。座るマオの視線の下にアニスの頭頂部がある。美しい金髪の両サイドで黒いリボンで留めている。寝る前ではあってもマオの元に来るから髪を整えては来たのだろう。きちんと身体も洗ってきたらしい。さわやかな香料の香りがする。アニス側も準備万端といったところだ。
マオはアニスの形のよい乳房を両手で掴む。
力づくでということはない。包み込むようにして手のひらの中に納めて、少しずつ形を変えていく。五本の指を使い、乳房を揉み解していくのだ。
「ふう……ん……あ……ん、ん……ふう……う、ん、あ……ふぅん♡」
さっそく、アニスは甘い声を漏らし始める。
胸だけでずいぶんと感じている。
やはり、相当な性感帯になっているようだ。乳首はクリトリス並みに敏感になっているのだろう。
「アニスの胸、かなり張ってるぞ。昨日搾ったのに、もうはちきれそうだ」
「それで、困ってるんです。最近は、張るのが早くなってきたようで、あん♡ ん、ふうぅ、ん♡ あ、あ、んん♡」
「気持ちよさそうだな。胸がそんなにイイのか?」
「え……あ、ち、違います、そういうわけじゃ……あッ、んん♡」
乳首をひっかくとアニスは反論の言葉をなくす。
顎を引いて身を固める。
乳首をカリカリと愛撫する。強い刺激ではないが、アニスにとってはクリトリスをひっかかれているのと同じくらいの快感だ。
(ふ、二つ同時なんて! た、た、耐えなきゃ! 乳首、だけでまたイっちゃう! イっちゃったら、わたし……!)
アニスはマオの腕の中で身悶えする。
抱きしめられて身動きが取れない中、両乳首の同時愛撫で責められている。直接、マンコを弄られているわけではないのに、子宮が熱くなって愛液が分泌されているのが分かる。
「くひ……んふ……ひあ……ふう、んふう♡ ふう♡ んあ……あ、領主、様、ち、違、これ、んあ……ち、乳首ばかり、弄られると、わ、わたし、ん、変な、気分になっちゃう♡ あ、んふ……ふう♡」
くにくにと乳首を摘み、解しているとアニスがそんなことを言った。
「別に変な気分になっていいじゃないか。どうせ俺たちしかいないんだし、思い切り身をゆだねればいい」
「んあ……そんな、ダメ、です。だって、これ、やっぱり変……ん、あ、ふあん♡ あ、あ♡ つ、よい、んひぃ♡ 乳首、と、とれちゃう、んんん♡」
ぎゅっと摘まんで引っ張る。
アニスの乳首の扱いにも慣れてきて、最適な力加減が分かってきたところだ。
(乳首、気持ちイイ♡ すご、これ、続けられたら、本当にイっちゃう♡)
アニスは快感をこらえるべく歯を食いしばり、上半身をひねって快感を逃がそうとしている。そんなアニスをしっかりと抱き抱えて、マオはいよいよ乳搾りに取り掛かる。
十分に解した乳房を握り、乳首に向かって搾っていく。
「ふぎゅう! ん、きゅ、ううう♡」
アニスが奇妙な声を発した。
今までとは異なる刺激に混乱したのかもしれない。
アニスの胸に溜まった母乳がマオの手によって搾り出される。
びゅ、びゅっと勢いよく白い液体が噴き出す。
「はへぇ♡ お、おおお♡」
アニスは射乳の感覚だけで絶頂したようだ。
瞳をひっくり返して、舌を出してだらしないイキ顔を見せる。
乳首が強烈な性感帯になった状態でマオが揉み解したのだ。母乳が噴き出る刺激もまた、アニスにとっては耐え難い快感だった。
「ひッ、ふッ、んあ、あ、イクッ、ダメ、これ、あ、また、出りゅ♡ ふぎゅ、んあ、あ、ああん♡ お、おおおおおん♡ おっぱいぃ♡ 出て、イク♡ イグぅ♡」
アニスは腰を浮かせて、背中をそらす。乳首がそれだけ気持ちよかったのだ。母乳を出しながら、絶頂し、マオの腕の中でのたうちまわる。
「すごい勢いで出るな、アニス。おまけにイキっぷりもすごい。そんなに気持ちいいのか、これ」
「ひぃ、ひぃ……待って、もう無理、休ませて、ください。乳首、じんじんして、んんん!」
マオはアニスの乳首を抓り、母乳をさらに搾り出す。シーツが濡れることなどおかまいなし。当然、アニスの弱音も無視する。
「ん……ああああ! 待ってって、言ったのに! 胸、ばかり、変になっちゃううう!」
ぎゅううう、と乳首を搾る。暴れるアニスを力づくで抑え込み、胸を苛め抜く。
「あッ、あッ、あッ、イグ、イグ、乳首ぃ、イク、ひぃいいいいいいいいいいん♡」
アニスが頭を振り、何度繰り返したかわからない絶頂に達する。
これが一番のオーガズムだ。
大きくのけぞったアニスは弓なりに身体を撓らせた。
腰を振り上げて、弄ってもいないのにマンコから潮を噴く。びくんびくん下半身を弾ませる様は、浜辺に打ち上げられた魚のようだ。
「おッ……んおッ、おお……むぐッ!?」
仰け反るアニスの唇をマオは奪った。逆向きのキスで表情は見えない。熱い吐息が口内を行き来し、くぐもったうめき声が口の結合部から漏れていく。
「ふぐ……ん、んぐ……んちゅ……れる……んんん!」
アニスの口の中に舌を入れる。
ぬめぬめした口内粘膜を触れ合わせ、舌を捉える。アニスはまっとうなキスをしたことがない。異性とのファーストキスが、このような不格好な体勢というのはロマンの欠片もないが、アニスはそんなことに気を回す余力がなかった。
(これ、口……キス!? 嘘、なんで、どうして!? 領主様の口、舌が口の中に入ってきてる!)
初めての感覚に戸惑いながらアニスは目を白黒させる。
口の中に広がる未知の感覚。
他人の舌が口の中を這い回るという非常識な事態にどう対処したらいいか分からない。
まして、仰け反った体勢からの逆向きの濃厚キスである。一方的に口を貪られるだけでアニスからできることは何もない。
「ふぐ……じゅる……んふ……れる……ん……んん――――! ん、れる……んく……んぐぅ♡ ん……ちゅぱ……んふあ、あふ、んん♡」
舌と舌が触れ合う。
絡みついてしごかれて、頬の内側、歯茎、上あご、舌の裏側と徹底的に舐め回されている。
(こんなことって、あるの? 男の人とキス、初めてがこんな滅茶苦茶なキスなんて……なのに、どうして。領主様の舌、熱くて、ぬるぬるしてて、気持ちイイ……)
キスの気持ちよさを自覚したアニスは抵抗を止めた。脱力して体重もすべてマオに任せた。思考が蕩けていく。マオに貪られるのが気持ちよくて、どんどん力が抜けていく。
「んふ……♡ んじゅる……♡ ふう……ん、ちゅ……れろ……れろ……じゅる……んく、んふ……れろ♡ ちゅぱ……ん、んん♡」
アニスはいつの間にか自分から舌を絡ませるようになった。マオがそうしたように見様見真似でディープキスを継続する。マオの舌に自分の舌を絡ませる。できるだけ一方的だったものを対等に戻すのだ。いや、これは自分がもっと気持ちよくなりたいからしているだけだ。マオを気持ちよくしてあげようという殊勝な気持ちはない。そんなことに気が回るような状況ではないし経験もない。自分が男を楽しませるのだという方向にまで考えが至るには、もっと余裕と経験がなければならない。今はまだマオの動きに反応を返すのが精いっぱいだ。
「ん! んふ! んんッ~~~~!!」
アニスが一気に声を上げる。
マオの手が乳首とマンコに伸びていたからだ。開発された乳首、そして未だ未使用のマンコをマオの指が同時に責め始める。
片方の乳首をコリコリと愛撫しながらマンコの中に指を入れた。
直接見なくても、アニスの膣内が潤っているのが分かる。挿入した指は人差し指と中指の二本だけ。その二本に、媚肉が絡みつき、吸い込もうとしてくる。
「んふ♡ んふぅ♡ んん♡ んあ、あ、んぶ! んん、くちゅ、んじゅる、んふぁ♡ あ、やぁ、ん! んくぅ♡」
口を離しても逃がさない。
息継ぎも許さず、マオはアニスの口を塞ぐ。アニスの舌を捉えて、吸い込み、口の中で舐る。
(息、できない、苦し、気持ちイイ、なんで、これ、頭が、変になる、イク……イク……イ――――!)
「んッ――――ふうんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん♡」
強烈な快感が全身を駆け抜ける。
乳搾りという当初の目的など、すっかり頭から抜け落ちた。
アニスはオーガズムのままに両足をピンと伸ばして媚肉を引き絞ってマオの指を締め付けた。
「んッ、んッ、ん……はぁあ♡」
ようやく、アニスは解放された。
唾液の糸が口を繋ぎ、脱力したアニスはベッドの上でぐったりと横たわった。
(気持ちよかった。信じられないくらいのイキ方しちゃった)
はあはあとアニスは息を吐き、呼吸を整えて天井を見やる。壮絶な絶頂の後に残されたのは、心地よい疲労感だ。男と濃密なキスをしたことも、局部を触られたこともまったく不快ではなかった。自分でも不思議なくらいに、マオを受け入れている。本来、男との性的な接触には強烈な嫌悪感があるはずなのに。
(この人がそれだけ特別ってこと? そんなことってある?)
脱力感から抜け出せず、アニスは余韻に浸る。
そんなアニスを尻目に、マオは次の準備を始めた。服を脱ぎ、ズボンも下した。セックスを始める気満々である。これほどの美少女が自分の腕の中でイキ狂った様を見て、興奮しないはずがない。
「へ……あ、領主様、ちょっと、何してるんですか?」
アニスは身を起こして、警戒心を惹起する。
アニスとしては当初の目的を失念していたものの、決してマオとセックスをすることまで了承はしていない。あくまでも胸の張りを解消することがこの部屋に来た目的である。
もちろん、夜遅くに男性の部屋を訪ねて胸を揉ませるということが、男性側を誘惑するような行いだというのは理解しているが、それはそれ。その先に進むかどうかまでは、覚悟や承知をしていたわけではない。
(ヤバい、領主様、完全にヤル気だ)
我に返ったアニスは胸もとを隠しつつ、ベッドの上で後ずさる。
(それだけわたしが魅力的だったってことかなぁ……なんて言ってる場合じゃない)
「あ、あはは……領主様、あの、わたし、胸、落ち着いたんで。ありがとうございます。本当に、お手数おかけしました」
「そりゃ、よかった。とはいえ、まだお互い全然消化不良だろう」
「い、いえいえ、わたしはもう今日はすっきりしましたので、これで引き揚げようかと思います。はい」
「そう? 残念だ。見直的な女の子とは、もっとお近づきになりたかったんだけどな」
思いのほかマオは素直に引き下がる。
力づくで抑え込まれるかと警戒していたアニスは拍子抜けした。
ベッドの上で立ち上がるマオ。すでに服を脱いでいるので、その股間も丸見えだ。引き下がったのならズボンを履くなりするだろう。要するに、マオは引き下がるつもりは毛頭なかった。アニスの反応を見つつ、その身体を我が物にしようと画策していたにすぎない。
アニスについては、無理やり手籠めにというのは本意ではない。
アニスを思ってのことではなく、ここまで自分から近づいてきてくれたのだから、このまま、自分から堕ちてくれるのが好ましいと思っただけである。
「あ、ひゃ」
アニスが小さな悲鳴を上げた。
彼女の前にぶら下がったのはマオの巨根である。初めて見る男性器は、アニスの知識にあるそれよりも一回り以上も大きい。
(こ、これが男の人の……? こ、こんなのわたしの膣内に入るわけないじゃん)
アニスはぎょっとして、身を引いた。
初めて見るペニスの大きさに驚愕して、セックスの知識を結び付けて無理と判断するほかなかった。指くらいであれば、分かる。自分で自分を慰める時もあるから理解できる範囲だ。だが、マオのペニスを目の当たりにすると指の太さとは比較にならず、本番行為をしたらどうなるか想像もできない。
(逃げないと。さすがに、これは無理!)
アニスの危機感が警鐘を鳴らした。
セックスそのものへの忌避感は置いておいて、身の危険を感じる太さだ。仮に受け入れたとして、自分が無事でいられるとは思えない。それに、強烈な雄の臭いが漂っている。アニスの雌の本能を刺激する怪しい香りは、アニスの心身を今までとはまったく別のものへと作り変える可能性を秘めている。
見ただけで、これは危険だと直感した。冒険者としての勘が危険性をはっきりと感じ取っている。
そして臭い。危険なものはそれ相応の臭いがある。ある種の植物が、虫をおびき寄せるために蜜を分泌するように、このペニスもそれに似た香りを漂わせている。
アニスの前に仁王立ちするマオに背を向けて、立ち去るべきだ。そうでなければ、致命的なことに繋がる。そう分かっているのに、アニスはベッドに根を張ったかのように身動きが取れない。思考は正常だ。立ち去るべきだと何度も考えている。しかし、その思考が身体の動きに繋がらない。視線すらもそらすことができず、雄々しいペニスを見つめてしまっている。
「アニス、帰るんじゃないのか?」
と、マオは聞いた。
これ見よがしにペニスを見せつけていながら、得意げに口を開いた。
アニスが部屋を出ることがないと分かっているかのような口ぶりである。実際、アニスがベッドを降りる気配はないし、マオから見てアニスの陥落は目前だ。何せ、彼女は言葉とは裏腹に、その表情はすっかり蕩けている。ペニスを見つめて今にもむしゃぶりつきそうな顔をしている。
「か、帰り、ます。今日は、これまで、ん……はあ……はあ……う……ぁ、すごぉ♡ はあ……はあ……ふぅ、ふぅ♡ ん、すう♡ はあ♡」
アニスは茫洋とした瞳でペニスを見つめて、顔を近づけた。
花の蜜を吸う蝶のように吸い寄せられて、その臭いを堪能している。
(臭い、酷い。こんなの鼻がおかしくなる。頭も、くらくらして、ああ、ダメ。これ、ダメなヤツ、早く、逃げないと、溶けちゃう。男の人の臭い。嗅いだことない。ダメな臭い。女の子にこんなの嗅がせるなんて、絶対、酷いことなのに)
アニスはついにペニスを鼻先をつける。至近距離からペニスの臭いを嗅ぎまわる。まるで犬のようだ。彼女の中の雌の本能がそうさせる。そんなアニスの行動にマオは満足した。そして、興奮する。今まさに一人のヒロインがマオのペニスに屈し、雌犬に堕ちようとしている。それを見て、興奮しない男がいるだろうか。マオのペニスはさらに膨張し、ビンビンにそそり立った。アニスが今まで見ていたものは、まだまだ序の口だったのだ。
「ひッ……あ、でっかぁ♡」
アニスは目を見開き、勃起したペニスを見上げた。
まさかさらに大きくなるとは想像していなかった。
半勃起状態ですら危機感を抱いたのに、完全勃起状態を見せつけられたら、もうどうにもならない。
「こ、こんなの、困ります。こんな、す、すごいの……押し付けられたら、わたし……」
「押し付けてないぞ。アニスが自分からすり寄っているんだからな」
「ち、違います。だって、わたしがそんなことしたいわけじゃ……あなたがそうしろって、言ってるようなものじゃないですか……こんな、男の人の見せてきたら、誰だって、こうなる……こうするしか、ないじゃないですか」
ペニスに従う。
本能が降参を宣言している。
(こんなの、勝てない。逃げられない。こんな立派なもの突きつけられて、喜ばない女の子なんていないよ。――――ああ、ダメだ、もう無理。早くこれでわたしを犯してほしい。子宮まで一気に貫いて、おマンコぐちゃぐちゃに掻き回して、精液を注ぎ込んでほしい。これはそのためのもので、わたしは、この人を受け入れるための雌)
「はあー♡ はあー♡ はあー♡ ん、ふう……んぁ♡ はあ、はあ、はあ、んふうぅ♡」
舌を出したアニスは涎を垂らしながら四つん這いになる。それこそ雌犬のようなふるまいで、ペニスに頬ずりを始めた。
「舐めてみるか?」
と、マオは尋ねた。
事実上の命令に等しい。アニスに選択肢を与えるように尋ねているが、今のアニスの精神性で拒否するはずがなかった。
むしろ、喜ばしく思える。
(舐める? これを? こんな酷い臭いの物を、わたしが? そんなのいくらなんでもあり得ないでしょ。おちんちんなんて、口に入れるようなものじゃない。だって、こんな汚いもの舐めるなんてどうかしてる。絶対にありえない)
「んあ……ふ……ん、れろぉ♡」
アニスは舌先で裏筋を舐めた。恐る恐る、確かめるように亀頭を舐ると、チロチロと竿の裏側を舌先で刺激する。舐め方が分からないのでとりあえず舌を這わせているというような感じだ。それでも、屈服したことを如実に示す行動ではあった。
(あああああ! なんでわたし、こんなことしてんの!? おかしい、絶対におかしい! 男の人のおちんちん舐めるなんて! フェラなんて! できない、するはずないのに!)
頭では拒否しても身体が拒否できない。それどころか勝手にフェラを続けている。
「はふ……♡ んふ♡ んあ……れろ……ちゅぱ……んちゅ……れろぉ♡ れろれろ♡ ちゅ……ちゅ……れろ♡」
「ああ、いいぞアニス。その調子だ」
「はあ、はあ、はい♡ れろ……れろ……ちゅ……れろぉ♡ れろ……れろ……れろ♡」
アニスはひたすら舌をペニスの表面に這い回らせる。
拙い舌技ながらも雌犬としての態度は百点だ。
技術ではなく態度でマオを興奮させている。実際、この世界に現れたばかりのヒロインの多くは性経験がない。マオに従うことを選んだ者たちも、初めての相手がマオであるというのは珍しくはない。アニスもまた同じ。フェラの経験値など皆無なのだ。むしろ素人が必死になってペニスを舐め回している姿を愛でられる貴重な機会であるともいえるだろう。これから少しずつ学んでいくことになるが、そうなるともう下手なフェラをするアニスは体験できなくなる。今のアニスを楽しめるのは、本当に今だけだ。もっとも、新たに召喚された別のアニスを見つければその限りではないが、それは非常に低確率だ。
「ふは、んちゅ……れろ、れろ……んふ、あ、苦いのが出てきました……れろ……気持ちイイですか?」
「いいぞ、その調子。このまま咥えろ」
「ん……んふう……んんぅぅ♡」
アニスは口を開いてペニスを咥えた。
口いっぱいにペニスを頬張る。さらに、マオの腰に両手を回してしがみついた。この行動にはマオも驚いた。がっしりと腰を抑えて、ペニスを逃がさないように咥えこんだのだ。
「ふうぅう♡ んふうぅ♡ ぐぷ……じゅる……じゅるる♡ じゅるるる♡」
アニスは涎を垂らしながらペニスをしゃぶった。鼻息も荒く、獣が餌に食らいつくかのように激しい。
アニスの頭を撫でながら、マオは満足げだ。ペニスがアニスの口の熱を感じている。舌が激しく亀頭を舐め回し、竿に絡みつく。つるつるした口腔粘膜と舌のざらつきのコントラストが堪らないほどに気持ちがいい。頬を窄めて表情を崩して懸命にペニスを啜るアニスの歪んだ顔がまた性的興奮を誘う。
(全然、離れられない。おちんちん、美味しい。あり得ないのに、こんなこと絶対ダメなのに! 美味しすぎて、しゃぶるのやめられない!)
仁王立ちしていたマオは座り込み、アニスもまたそれに釣られて体勢を変える。それでもペニスは離さない。しゃぶったまま、腰を突き上げるまさに犬のような姿勢だ。
卑猥な音を口から発しながら、頭を振ってペニスを扱く。教えられたわけではないのに、そうするのが正しいとなぜか知っている。
アニスの頭をマオが撫でる。金色の髪を指で梳き、頬を撫で、よしよしとフェラに没頭するアニスを褒める。
(ああ、褒められてる。これが気持ちいいんだ。口の中でおちんちんが跳ねてる。わたし、上手くできてるってことだよね? なんか嬉しい。もっと撫でてくださいっておねだりしたくなる)
「んふッ、ふう……じゅるるるるる♡ ぐぷ……じゅぷ……じゅるる♡ れろれろ……んはあ、はあ、ん、あふ……れろ♡ んんッ! んぶ、じゅるるう♡」
アニスは息継ぎをしつつもフェラを続ける。
ずっと口の中にペニスを入れっぱなしにして、先走り液を吸い続けている。
アニスの頭をマオは撫でて褒める。アニスは目を細めて嬉しそうに相好を崩し、奉仕にますます熱を入れる。
「じゅるるるる♡ ちゅぱ♡ れろ……れろ……れろ♡ ふぅ、んふう♡ んあ、んむ、ん……ん……んん♡」
(これだとどうかな? 気持ちイイかな? 裏側の筋のところとか、舐めてみたらいいのかな? あ、ぴくんってした。イイんだ。やった。もっと褒めてもらえる。あの手で、撫でて……触ってもらえる)
アニスの舌が裏筋を舐めて、頬を窄めてペニスを吸う。初めてのフェラだが、持ち前の好奇心と創意工夫で時間を追うごとに技術を如実に挙げている。素晴らしい学習能力だ。愛らしい顔を淫らに歪めて、口の周りを涎まみれにして、アニスはじゅぼじゅぼとペニスを口に出し入れする。
「んちゅ……れるちゅ……じゅるる……じゅるる……じゅるるう♡ ぐぷ……んふ……ぐぷ、じゅる♡」
「アニス、そろそろ射精すぞ。そのまま咥えてろ」
「ん……ふ……んん♡」
(射精するってこと? このまま? わたしの口に?)
射精というものを知っていても、フェラのその先まで明確に知識としてあるわけではない。本の知識としてはあるが、それは実体験を基にしたものではない。噂には聞いていたけれども……という程度の浅い知識だ。口内射精が具体的にどういったものか、想像できるはずがない。
それでも、なんとなく分かってしまうのは、やはり雄と雌の本能によるものだろうか。
(なんだか味が変わったような気がする。これが射精の前兆? 精液、上がってきてるの?)
味と魔力の濃さが変わったような気がした。舌の上で感じるそれらの僅かな違いから、アニスは射精が近いことを感じ取ることができた。それがそういうものだと分かったのはマオの言葉を聞いてからだが、何かが違うと感じる程度にはアニスの舌は敏感なのだ。
そんなアニスの舌が裏筋を舐めて、亀頭に絡む。
ぬるりとした感触はマオの性欲を大いに高める。美少女の澄んだ瞳がマオを見上げる。健気な献身。フェラ顔を見ながら、睾丸が作り出した精液がペニスを登っていく。我慢をすることはない。アニスの口内に気が済むまで射精すればいいのだ。
「アニス、そのまま」
アニスが深くペニスを咥えたところで動きを止めた。
マオはアニスの後頭部に手を添えて固定して、噴き上がる快感に身を任せて精を吐き出した。
「う……くぅ、ああ、射精る」
「ん――――んんああふうッ!?」
くぐもった声は当然にアニスの口から漏れ出たものだ。人生初の口内射精は、常人を遥かに上回るマオの精液で体験した。
(な、なにこれ、ぬるぬるしたのが口いっぱいに広がって、気持ち悪い! 気持ち悪いのに、何だか吐き出したいと思えない。それどころか、もっと欲しいなんて思っちゃうのはどうして?)
「ん……く……ちゅぷ……んく」
アニスは口に含んだ精液を咀嚼するように口内で掻き回してから三つに分けて飲んだ。
一回で飲みきれなかったものも、零すことはなかった。
「ん……ふぅ、ふあぁ♡ はあ♡ はあ♡」
ようやくペニスから口が解放された。涎まみれのペニスは依然としてガチガチに固まったままだ。
「全部飲んだか。よくできました」
「はあ、あ……ん……ありがとう、ございます。領主様ぁ♡」
頬を撫でるとアニスは嬉しそうに相好を崩した。すっかり、心身ともに溶け堕ちている様子だ。理性による抵抗も、精液を飲んだことで終わりを迎えた。
口から喉、胃の奥まで熱いものが通り抜けていく。ジンジンする腹部が、アニスの欲望を加速させる。
「じゃあ、アニス。続きをするか? 俺は見ての通り、まだまだ足りないんだ」
「あ……♡」
勃起したペニスを見て、アニスは呆ける。
それから笑みを浮かべた。
「はい……その、よろしくお願いします」
アニスはベッドの上の仰向けに倒れこんだ。
頬を染めて、股を開く。
マンコの自分の手で広げて、マオに差し出した。
「びしょびしょだ。フェラで感じてたな」
「言わないでください。恥ずかしい……から」
ペニスをマンコにあてがう。
「領主様、わた、し、初めてで」
「心配するな。優しくしてやるから、力を抜いて俺に任せろ」
「あ、はい……♡」
任せろと言われると、なぜかきゅんとしてしまう。頼れる男が身近に少なかったからだろうか。アニスの上に覆いかぶさるマオの身体を見る。鎖骨から胸筋、腹筋まですべてがアニスの知る身体と異なる。女の線の細くしなやかで柔らかい肌ばかりが印象に残る記憶が塗り替えられていく。アニスはマオの身体に触れる。胸筋に手を添えると硬さに驚いた。
(これが男の人の身体。硬い、全然違う。力強くて、格好いい♡)
アニスの子宮がきゅんとする。
(あ、下りた。子宮がおちんちん迎えに行った♡ 分かっちゃった♡ もうダメだ♡ ごめんユフィ、わたし、負けた♡)
膣口をペニスが押し広げる。生まれて初めての圧迫感は確かな息苦しさと快感を伴うものだった。
「ふぐ……ん……ぐぅぅ」
「力を抜け、アニス。力むと痛いぞ」
「そんなこと、言われて、もぉッ、んお、おほぉ♡」
十分に解されたアニスの膣内は、待ちに待ったペニスの挿入に沸き立ち歓喜と共に迎え入れた。不随意に痙攣する膣肉がペニスに吸い付き、じゅるりとしゃぶりつく。まるで別の生き物であるかのようだ。アニスがとっさに抵抗しようと下腹部に力を込めてしまうのだが、その意図を無視してペニスを飲み込んでいく。
つるりと呆気なくアニスの処女膜はマオによって貫かれた。
「おッ、おおんッ!?」
強引に広げられる膣内にみっちりと詰まったペニスが最奥に達する。
「あ……お、んふ……あは……あ、入った、一番、奥に……と、届いてる。わたしの膣内、男の人のが……」
アニスは放心しながら、自分の下腹部を見やった。
恐怖すら感じた巨根が今やアニスの胎内に納まっている。大げさに言えば生命の不思議だ。あれほどの大きさが、自分の身体の中に入るなど信じられない。
(ほんとにここって、男の人のを入れるための場所なんだ)
胎内の奥深くから感じる熱と圧迫感が愛おしい。自分の女としての役割を否応なく自覚してしまう。この身体の正しい使い道がようやく理解できたとすら思えた。マンコはペニスを入れるための場所。その生物として当然の在り方を、アニスは本能レベルで理解した。
マオのペニスが膣の中にしっかりと納まっている。あたかも剣と鞘の関係のようにぴったりと媚肉がペニスを保持しているのが分かる。
処女膜を破られた痛みもいつしか引いた。今は女の喜びしか感じない。
「動くぞ、いいな?」
「はい……ありがとうございます」
アニスは頷いた。
アニスがペニスの挿入に慣れるまでマオは待っていたのだ。このような形にはなったが、気を遣ってもらえたこともまたアニスをときめかせた。今なら、何をされても肯定的に見ることができるだろう。
マオが腰を引いた。アニスの膣内のペニスがゆっくりと抜けていく。
「んッ……ぁ……」
アニスの腰も思わず反応してしまう。一番深いところから、浅いところまで異物が移動するのがよく分かった。そして、腰が抜けそうな快感と切ない寂しさがある。胎内からペニスが抜けてしまうことを寂しく思った。まさかの感情に困惑したのも束の間、すぐにペニスが戻ってくる。
緩慢な動きだ。
一ストロークに時間をかける。アニスにペニスの存在感をはっきりと覚えさせようとでもしているのか。それとも、初めてのアニスを気遣っているのか。
「ふう……んふ……んぅ……あ、ん……は……ぁ……んあ……あん♡ ん、あ、んふ……ふう♡」
アニスはすぐに抽挿に慣れた。ゆるゆるとしたストロークは破瓜の痛みを快感に変えるには十分な時間を稼いだ。
「あ……あ……ん……ぁ……ふう……あ、んあ……んふぁ♡ あ、い、く……ん♡ おっきぃ♡ あふん♡」
アニスの膣肉がペニスをきゅっと締め付ける。瑞々しくも淫らな肉壁をカリ首で削りながら、膣奥をノックする。
「慣れてきたな、アニス。もうお前の中は完全に蕩けてるみたいだぞ」
「だって、こんなの……されたら。あ、ん……仕方ないじゃないですか……ん……あぅ……領主様の、が、届いちゃいけないとこまで、来るから……わたし……ん、どうしようもなくなる、はぁ♡ ん♡」
アニスの視線が下腹部に向かう。
マオのペニスがアニスの膣に挿入されて、しっかりとその内側に入っている。
(お臍の裏側くらいには来てるのかな? どうだろう。わたしのお腹の中いっぱいに、この人の物が入ってるなんて♡)
本当にどうしようもない。
ここまで男性器に侵入を許してしまったら、負けを認めるしかない。
城と同じだ。
開門してその内部に入り込まれるのは落城とイコールだ。
マオの腰の動きが変わる。
挿入したペニスをさらに強く膣奥に押し付ける動きを始める。ぐりぐりされると反応するのがポルチオだ。
「ひッ、ふぉ♡ あ、何、これ♡ あ、ヤダ、変なのが来る♡ し、知らないのが、上がってくる♡」
アニスは急に生じた未知の快感に混乱した。
無理もない。
指を使ったオナニーでポルチオを責めることなど不可能だ。
クリトリス、Gスポットならばまだしも、膣の最奥に存在するポルチオを自力で弄るのは相応の覚悟が必要だろう。少なくとも処女を玩具で喪失することにはなる。そこまでのオナニーを経験していないアニスにとっては、このセックスで初めて膣奥が責められることになる。
「アニス、そのまま受け入れろ。ポルチオを今日はちゃんと開発してやる」
「ポル、チオ……? んあ゛! あッ、これ、がッ、んはッ、あ、はひ♡ あ、違ッ、い、イク♡ そんな奥、トントンしないで♡ はぁ♡ あ、来ちゃうから♡」
マオは小刻みにペニスを動かしてポルチオを突いた。
激しくする必要はない。
適切な力加減で、確実に性感帯を叩く。
当然、さっきまで処女だったアニスにこれを我慢する余力も経験もない。ベッドの上で髪を振り乱して快感に翻弄される他にないのだ。
「はあ……あ――――ぁ、ああ! んあ、い――――ぐ♡ んはあぁ♡ あ、きゃ、あ――――あ、ああ♡」
ギチギチとペニスを力強く媚肉が締め上げた。
それまでの動きと異なる媚肉の脈動は、アニスが絶頂したことの証だ。
とてもよい反応をアニスの身体はしてくれるから、男冥利に尽きる。
アニスが声にならない声を上げ、顔を仰け反らせてポルチオアクメを決めた。
全身の硬直から解放されてどさっとベッドに身を投げ出すアニス。
「はッ、はッ、はあ、ん……はあ、あ……」
「派手にイッたな、アニス」
「あう……う、ダメ、今、見ないでください」
アニスは恥ずかしそうに顔を隠した。セックスしながらイカされたのがよほど恥ずかしかったのだろう。顔は真っ赤で涙目になっている。
とても愛らしい少女だ。セックスで屈服させた甲斐がある。
「アニス、悪いがまだ全然終わってないからな?」
「あ……え……ぅ、それは、あッ」
マオはまたさらに抽挿を始める。
ポルチオアクメの直後の膣内は敏感だ。アニスは目を見開いて新たな快楽に翻弄される。次からのストロークは、今までよりもずっと力強かった。
「んぎッ! あふ、んお♡ あ、ま、待って、くださ、いッ!? お、あ、そんな、いきなり、強い、ああん♡ はへ、む、無理♡ 無理、れす♡ こんな、はッ、はッ、んへ♡ あ、あへあ、んひいぃ♡」
アニスの顔が徐々に蕩けてだらしなくなっていく。快感に脳が焼かれて、満足に思考を維持できなくなっているのだ。
ペニスで突くたびにアニスの理性は失われ、本能がむき出しになっていく。セックスを味わい、快感を貪る本能が、主導権を握り始める。
マオはアニスの腰を掴み、斜め下から突き上げるように挿入する。Gスポット狙いの一撃は、アニスを激しく善がらせる。
身体を弓なりにして、激しく絶頂するアニス。
「んはああああああああああああ♡」
アニスは半ば白目を向いて舌を突き出した。
この顔を見て、彼女がアニスだとかつての友人たちはすぐに理解できるだろうか。同じ顔をしたまったくの別人だと思うのではないだろうか。それほどまでにアニスの顔は悦楽に溶け堕ちて、はしたないアへ顔になってしまった。
パン、パン、パンと力強く撃ち込まれるペニス。音がするたびに、アニスの口からもあられもない嬌声が押し出される。
「お♡ んお♡ ふおぁ♡ んあ、あん♡ お゛♡ イグ♡ んほぉ♡ おお、アへ♡ しゅご♡ んおお♡ ダメ、これ、き、気持ちイイ♡ また、イク、イク♡ はへ、え、んへああ♡」
高まった性欲はアニスをより淫らな雌に昇華する。
膣肉がペニスを貪り、快感を求めて暴れている。
アニスの嬌声と乱れた表情がマオの嗜虐心をくすぐった。睾丸が精液を大量生産して送り出す。もう止められない。
「アニス、射精するぞ」
言うや否や、マオはアニスの膣内に容赦なく射精した。アニスに心の準備をする時間を与えることもなかった。
「は――――ぉ、ひぃいいん♡ あ、あ、これ、射精!? 熱ッ、出てる、領主様の、あ゛、すご、イグッ♡」
膣内射精を感じた瞬間の身体の反応は凄まじい。マオから注がれた精液と魔力がアニスにこの上ない快感と多幸感を叩きこんだ。感じるというような生易しいものではなかった。現地人とヒロインとかノワールとヒロイン生協の関係とかまったくどうでもよくなる強烈な一撃だ。すでに敗北を認めていたアニスの認識を補強し、ダメ押しするもの。雄と雌の絶対的関係性を明確なものとしてアニスの頭と子宮に刻み付けるものだった。
「お゛、お゛、はえ……すご、お腹に、領主様の精液が♡ えへ……これで、わたし、ほんとにあなたの物……♡」
アニスは愛おしそうに腹部を摩る。
そんなアニスの頤に指を添えて、上を向かせた。
柔らかい唇にマオはキスをする。そして、アニスの両手を掴んで指を絡めるとディープキスをする。舌を口内にねじ込むとアニスも舌を絡めてその動きに応じた。
「ん……ん……んん……じゅる……れろ……ちゅ……んちゅ……んむぅ♡」
ねっとりと舌を絡ませる。先ほどのキスとはまた趣の異なる熱烈な口付けだ。
吐息と唾液を混ぜ合わせながら、ひたすらに互いの口を貪る。唾液で口の周りが濡れるのもお構いなしである。
(キス、気持ちイイ。これが本当のキス……もっと欲しい。領主様のキス……幸せ)
アニスは目を細めてキスに没頭した。
そうしていると胎内でペニスが膨らむのを感じた。
(まだ、おっきい。射精したりないんだ。わたしのこと、もっと使いたいんだ)
どくんと心臓が跳ねる。
マオに求められていると思うと飛び跳ねそうなくらい嬉しい。
アニスは両足をマオの腰に絡ませる。
そしてマオは再びストロークを始める。しっかりとアニスを抑え込んで、唇まで塞いでペニスを子宮口まで進ませて叩きつけるように腰を振る。
「んぐ……んん、んちゅ……れる♡ んん、ふ……んふ……んんんん♡」
また新しいセックス。
激しい抽挿はアニスを徹底的に征服するための腰振りだ。
「んッ、んッ、んんん! ふあ……んあ♡ はあん♡ ん、んむ♡ れろ……んじゅるるう♡」
(すごい腰振り♡ お腹の奥、何回も叩かれてる♡ 息できない♡ 逃げられない♡ もうダメイキ死ぬ気持ちイイ♡ 領主様の精液塗りこまれておちんちんで掻き回されて完璧に堕ちる♡ 今から堕ちる♡ 雌になる♡)
子宮がペニスを欲している。もっと精液を注ぎ込んでくださいとおねだりしている。媚肉が進んでペニスを頬張って、精液の残り汁を啜っているかのようだ。
バンバンと激しく打ち付けられる腰。
愛液を掻き出し、膣肉をほじくり返す腰使いにアニスは酔い痴れる。快感は彼女の聡明な脳機能を停止させ、ただの性欲を求めるだけの肉人形に仕立て直した。全身全霊で男を迎え入れ、愛欲に溺れる。
「んふ――――♡ んッ、あふ、んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん♡」
口を塞がれながら、アニスは膣内に熱を感じる。火傷しそうな灼熱が、膣内に注ぎ込まれている。
(イキ声あげることもできない。こんな、がっつりキスしながら膣内射精♡ 領主様に全身で押さえ込まれて、おちんちん深いとこまで打ち込まれて、こんなの逃げられない♡)
「ん……ちゅ……ぁ……ぇぁぁ♡」
くちゅ、と水音を立ててアニスの口内からマオは舌を抜いた。
アニスは舌を出して、涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔を整えもせず、茫然としている。
「アニス」
「はい……」
「尻、こっちに向けろ」
「へ……ぅ、あの、まだ……?」
「当たり前だろ」
「あ……ん……ぁ……嘘、こんな、全然……」
アニスの膣内から引き抜かれたペニスは、驚くべきことに未だにその固さを失っていない。ギンギンに勃起したままだ。
何度も射精していながら、衰えることを知らないマオのペニスを目の当たりにして、アニスの子宮が疼いた。
アニスは言われたとおりに四つん這いになった。尻をマオのほうに向けた姿勢は屈辱的だ。
(全部、見られてる)
ぞくりと震えた。マンコだけでなく尻穴まではっきりと見える姿勢だ。マオに自分のすべてが観察されていると思うとそれだけで被虐的な快感で愛液がにじみ出た。
「じゃあ、続きだ」
「ふう……ん、ふぅう♡」
ペニスの挿入とそれに伴う快感でアニスは呻いた。
(すごい、射精したばかりなのに、こんなにガチガチなんて。全然、変わらない。男の人って、こんなに持続しないはずなのに、何から何まで、立派すぎる♡)
後ろから突かれたアニスの身体が前後に揺れる。
大きな胸の膨らみがぶるんぶるんと揺さぶられた。両手をしっかりとベッドについて、身体を保持する。膣内をペニスが行き来して、カリが肉襞を削る。力強い抽挿でマンコが開発されていくのが分かる。
「はあ……はあ……はあ……んはぁ♡ あはあ♡ んあ、はう、ん……あ、あ、あ、すごい、んあ、ああ、すごいぃ♡ おち、おちん、ちん♡ 固い、あ、ああ♡」
「素直になったな。いいぞ、もっと喘げ。アニス、そのまま感じるままに」
「はい、んあ……あん、あん♡ ああん♡ イイ、すごいの、これ♡ こんなの、知らない♡ んあ、知らない♡ 覚えちゃ、絶対だめなヤツ♡ んふ、あ、あ、んああ♡ ああ、気持ちイイよぉ♡」
「ダメなものか。しっかり一晩かけて覚えるんだ」
「お――――んほぁ!? あ、深ッ、あ、うぐぅ♡ ひ、あ、しゅご、奥、奥に、ひぃ♡ はあ♡ あはぁ♡」
アニスは四つん這いになって前後に身体を揺らす。
パンパンと勢いよく肉を打ち付ける音が響き、それに合わせて胸が揺れた。
「あッ、あッ、んあッ、あはぁ♡ んあ、ああ、ひぐぅ♡ ん、くぅ♡ あ、すごい♡ わたしの膣内、抉れる♡ 熱い♡ あ、あ、気持ちイイ♡」
アニスは舌をだらしなく垂らして快楽の嬌声を挙げる。
白く透き通った肌を桜色に染め、頬を淫らに上気させてよがり狂ったアニスの膣肉は、しっかりとマオのペニスをしゃぶっている。
初めてのセックスではあるが、あっという間にアニスの膣はマオのペニスの形を覚えてしまった。
張り出したカリが肉襞を削るように前後に動き、亀頭がポルチオを潰すように突く。
アニスは上半身を支えることができず、肘を折り、尻を突き上げるようにしてベッドに突っ伏した。
「お――――んおおお♡」
アニスが野太い声を漏らした。
マオがアニスの背中に覆いかぶさり、その小柄な身体をベッドに押さえ込んだ。全身を使って完全に拘束し、ペニスを膣奥まで挿入する。
「お゛ッ、んお゛お゛ぉ♡ はひゅ……あふ……あ、ふ、かぁ♡ あ、すご、ぃ♡ これ、あ、そこ、届いちゃ、ダメなとこぉ♡」
ぐり、ぐり、とマオはペニスを上下左右に捩じるように動かしてポルチオを圧迫する。これまでの抽挿から趣向を変えた責め方にアニスは戸惑い、そして強烈な快感を覚えた。刺すような抽挿の快感から深みのある甘く痺れるような快感だ。
「ひぅ……あ、今までと、違う……き、もちイイ♡ なにこれぇ♡」
「感じ方が違うだろ?」
「あ、あッ、ひう……んふ、うぅう♡」
子宮口にねじ込まれるペニスの感覚にアニスは言葉を失う。マオの問いかけに答えようとしてもパクパクと魚が空気を求めるかのような反応しか返せない。
そんなアニスを休ませることなくマオは腰の動きを再開する。
軽く腰を引き、突き刺す。
アニスの腰が弾み、膣肉がぎゅっと締まる。瑞々しい膣肉の反応は、ペニスが溶けそうなくらいの快感を与えてくれる。いつ射精してもおかしくない。さっきまで処女だった彼女の膣内はすでに歴戦のヒロインたちと同等の名器に作り変えられている。
アニスの遺伝子に刻まれた雌の本能がペニスを受入れるために必要な準備を瞬く間に仕上げてしまった。
(分かる。分かっちゃう。わたしの身体が悦んでる♡ 子宮がもっと領主様のおちんちん欲しがってるの♡ 膣内、全部領主様専用に仕上げられちゃった♡)
びくん、びくん、とアニスの膣が痙攣する。
膣肉を引き締め、ペニスを搾り、精液を吸いだそうとしている。アニス自身も腰を左右に振り、ペニスをより感じようとしている。
「あ、気持ち、イイ……んあ、はう、んん♡ もっと、あ、領主様ぁ♡ あ、あ、イク、んあ♡ はあん♡」
「欲しがりさんだな、アニス。そんなに欲しいのか?」
「ああん、だって、しょうがないじゃないですか。領主様のおちんちんが気持ちイイんですからぁ♡」
アニスは淫蕩な表情でおねだりする。
快楽を受け入れ、セックスを愉しみ、欲望を開放する。
子宮口を突かれるたびに、アニスの常識が吹き飛んでいく。頭が真っ白になって、雄を受け入れることしか考えられなくなっていく。
「このまま膣内に射精するぞ。そうしたら、お前は俺専用マンコになる。俺専用だ。それでいいか?」
トントントンとポルチオを叩きながらアニスの耳元で尋ねる。
「お♡ お♡ んお♡ んぉお♡ そんな、こんな聞き方、ず、ずるい……ん、ぉ、んぉおおお♡ らめ、それぇ♡」
アニスを抑え込み、ポルチオをぐりぐりと捩じり圧迫する。
アニスは白目を向いて舌を突き出した。涎を垂らして悲鳴を上げる。軽い絶頂が連続している。膣内の痙攣がアニスのオーガズムを物語る。
「い、イグ、イグ……お、おおう♡ イク、のが、重なって、あ、ひぐ……んあぉ♡」
「アニス、俺の質問に答えてないぞ!」
バチン、と一発強く腰を打つ。
「ひぐぅう♡ ご、ごめんなさいぃ♡ あ、と、飛んじゃう♡ あ、ああぁ♡」
急な刺激と余韻でアニスは背中が仰け反りそうになる。そんなアニスの身体を抑え込み、再びポルチオ責めをする。熱を蓄えさせるかのように、じわじわと責める。アニスの放つ雌臭がマオを興奮させ、さらにペニスを固くするのだ。
「あ、あ、気持ち、気持ちイイ、領主様、あ、あ♡」
「俺専用になるかと聞いてるんだぞ、アニス」
「そ、そんな……あ、ふうん♡ んんん♡」
アニスは逡巡し、唇を噛む。が、しかし、今のアニスには何もない。ヒロイン生協に所属しているのは成り行きだ。かつてのような王女としての責務もなければ、命を賭して守るべき友人もこの世界にはいない。マオに逆らい、快感を手放してでも意地を張る理由が何もないのだ。
ゆえに、アニスはあっさりと折れる。
「領主様、専用おマンコぉ……もう、なってるぅ♡」
蕩けた笑みを浮かべてアニスは答えた。
認めた瞬間にアニスの膣内が震える。
立場を自覚し、快感を素直に受け止める下地ができがった。意地も誇りも何もない。雌と雄の関係に立ち戻り、動物的な本能に任せて腰を振るだけのものだ。
「じゃあ、膣内射精するぞ。しっかり受け止めろ」
「は、はい、いつでも射精してください♡」
マオのペニスにしゃぶりつく膣肉。今度は意識して膣肉をきゅっと締める。マオのペニスの形が分かるような気がする。それくらい膣内が敏感になっているのだ。
きゅ、きゅと膣肉がペニスを圧迫し、腰を動かすだけでも快感で腰が抜けそうになる中、マオはアニスを抑え込みながら、登ってくる射精欲求をコントロールする。射精するのであれば、アニスの膣奥。絶頂のタイミングに合わせてやると意気込んで、スパートをかける。
「お、お、お、おおおおおおおおおおお♡ 激し、激しいい♡ んあ、あ、急に、そんあ、突かれたらぁ♡ あ、あああ、イク、イキます♡ ヤダ、ヤダ、イッちゃ、あはああああああああああ♡」
アニスの膣が特徴的な痙攣を始める。
この時を逃さず、マオはペニスを深くまで押し込んで一気に精を開放する。
「んぐ……射精すぞ、アニス」
「ひぃ♡ ま、今ッ、は――――馬鹿になっちゃ、んふお!? あ、んお♡ おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡♡♡」
どびゅ、びゅるううううううううううう♡
大量の精液がアニスの膣に注ぎ込まれた。
ペニスが爆発しそうなくらいの快感。解放された怒涛の精液がアニスの膣を満たしていく。
(射精してる♡ 領主様の精液♡ なんて熱い♡)
「あ、あ、領主様が、わたしの膣内でびくびくして、ん……あ、いっぱい、射精してるぅ♡ あ、はあぁ♡ うあ、すごい……」
ぐったりとしたアニスは夢見心地のまま突っ伏した。心臓がドキドキと高鳴っている。まだ快感の余韻に浸っていたいと思いながら、身体を起こした。それから、マオと口付けを交わして、身を寄せた。
「んちゅ……れろ……ちゅぱ……はあ、はあ、領主様、ん……ちゅ……あ、ダメ、こんな、ちゅ……れろ……気持ちいこと、ちゅ……知らなかった……れろ……ん……ちゅぱ」
「キス好きそうだな、アニス」
「ん……だって、それは領主様がこんなことを教えてるからです……んん♡」
いじらしいアニスを抱き寄せて深いキスをする。舌を彼女の口の中の押し込んで、ねっとりと舐め回す。アニスは目を細めて舌を絡ませ、熱い吐息と涎を交換する。
「はあぁ♡ んはぁ♡ んちゅ……ちゅぱ……れろぉ♡ キスも気持ちイイれす……ちゅ……もっと、教えてください」
「いいぞ、教えてやるから、しっかりと覚えて帰るんだぞ」
「ふぁい♡ ちゅ……れろぉ♡」
アニスはマオの唇に吸い付きながら返事をする。
マオはアニスの下腹部を撫でる。
アニスはくすぐったそうに身じろぎしながら、膣口を濡らした。どうしようもないくらい興奮して、かつてないくらいに雌に堕ちている。男と関係するということが、どういうことなのか身をもって知ってしまった。今まで遠ざけていた異性との交流がこれほど魅力的だとは知らなかった。
マオのペニスを受け入れるのはいつでも問題ない。マオがその気になれば、どれだけの精液でも飲み干してしまえる。
覚えたばかりのセックスでどれだけの快感を味わえるのか。
今から楽しみでならないアニスであった。