※この作品はR-18です。

異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話   作:もう万体

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第十二話(立香、マシュ、マーリン)

 立香の赤毛が汗に濡れて頬に張り付く。

 一糸まとわぬ姿で金属製の椅子に座る立香の手足は、ベルトで固定されて身動きを完全に封じられている状態だ。

 アイマスクで目元が覆われ視界を遮断し、乳首には搾乳機にも似た器具が取り付けられているが、器具先端の吸引部は無数の細い触手が生えた奇怪な形状だ。これが立香のぷっくりと膨れた乳首に絡みつき、縦横無尽にくすぐっているのである。

 そしてマンコとアナルにも太いケーブルが入り込んでいる。ケーブルの先端はペニスを模したディルドとなっており、媚薬ローションで滑りをよくしたそれが立香の穴の中で前後に動いている。

 ズボズボと機械のマンコとアナルを犯し、乳首を擦り上げられる。身じろぎ程度はできるという程度にしか自由のない状態で、立香はすでに三十分は責め続けられている。

 

「シ、オン、もう、いいでしょ。そろそろ、離し、てよぉ」

「もうちょっと我慢してください。今、いいデータが取れそうなんです」

「そ、れ、さっきからずっと、おほ♡ あひッ♡ あ、あ、ダメ、動き、はひぁ♡」

 

 立香の腰がガクガクと跳ねる。

 ケーブルの動きが変わって、円を描きながら穴を拡張するように動き始めた。ディルドの角度が変わり、肉襞をひっかくイボイボが刺すような快感を立香に伝えてくる。

 

「ヤバい、い、イク、イクって、し、シオンーーーー♡」

 

 立香が喉を反らして痙攣する。

 機械は立香が感じるように最高効率で彼女を犯している。これまでに計測した各種データが、立香の身体に合わせて性感帯を刺激するのだ。もちろん、人工知能を搭載しているわけではない。目的を果たすために止まらず容赦なく動き続ける調教椅子は、立香に休む間を与えない。彼女がどれだけ悶え、絶頂を拒否しようとも、機械はインプットされた通りに淡々と立香をイカせ続けるのだ。 

 

「あー♡ あー♡ あーーーー♡」

 

 アイマスクの下で立香の瞳がぐるりと瞼の下にひっくり返り、白目を剥く。快感が強すぎて思考が定まらず、意識が飛ぶ。

 

「ひぃん♡ んひぃん♡ あはぁ♡ あ、あ、ああ、んふ、あ、マンコ、あ、イク、あ、あ、あ♡」

「立香さん、どうですか?」

「あ、イク、イクって、んく、いぃぃイクッ、はへ、いぎぁ♡」

「やはり、ポルチオとGスポットとクリトリスを同時に責められると、さすがの立香さんでもあっさり達してしまいますね」

「そんなの、当たり、前、あ、あ、あ、また来る、大きいの、一気に、マンコの、激しいって、あ、あああああ♡」

 

 頭を振って快感を否定しようとする立香を機械仕掛けの触手が責め立てる。マーリンを責めた時よりも、大人しい責め苦だが、人間の立香には大きな快感だ。

 

「魔術回路の励起状況や令呪の再装填もありますから、もう十分くらい我慢してください」

「我慢、むり、だって、あ、ああああ、気持ちイイの許してぇ♡」

 

 立香の絶叫が地下室に響く。

 度重なる快感に比例して体内を巡る魔力が上昇していくのを感じた。

 カルデアの技術を流用した洗脳装置は、理論上はあらゆるサーヴァントに使用可能だし、人間にも効果を発揮するはずだ。しかし、まだまだ改良の余地はある。唯一のマスターとして令呪を直に運用してきた立香の生体データは重要なサンプルであり、マオがこの装置を運用する上で立香のありとあらゆるデータが必要なのだ。

 この洗脳装置はカルデアで用いられたマスター――――立香を支援するための機能を流用している。そのため、サーヴァントの洗脳や調教だけでなく、マスター適性を持つ立香に対して使用した令呪を補填したり魔術回路を修復したりと立香用に利用することもできるのだ。

 とはいえ、性的興奮による魔術的施術を念頭に置いた設計のため、立香がカルデア同様の支援を受けるためには、このとおり最低でも一時間は快楽責めを受けなければならないのだった。

 

 

 

「酷い目に遭った」

 

 と、調整を終えた立香はぐったりした様子で項垂れた。

 シャワーで汗を流してさっぱりしたものの、絶頂に次ぐ絶頂で体力は使い果たしている。まだ昼間だというのに、泥のように眠りたい気分だ。

 シャワールーム前のベンチに腰を下ろした立香は、ため息をついた。

 シオンの研究に付き合うのは、立香の仕事の一つだ。少し前まで性を知らない乙女だった立香も、今や肉欲には抗えない雌の本能を呼び覚まされたマオの女の一人に堕した。それでも、やはり快楽ならば何でもいいというわけではない。機械姦のようなニッチな性癖を持ち合わせているわけではない。気持ちイイのは否定しないが、どれだけ絶頂しても物足りないのは何なのだろうか。

 

「先輩、お疲れ様です」

「マシュ。そっちは終わった?」

「はい」

 

 マシュは身体のラインを強調するトレーニングウェアを着ていた。マシュのデミ・サーヴァントの力は、「兵」として非常に優れたものだ。特にシールダーの特性は、命を狙われやすい立場のマオを守るのに向いている。

 今までは立香とマシュはマスターとサーヴァントの関係だったが、マオに屈して以来、マシュはマオと契約を結んでいる状態になっていた。

 よって立香とマシュはマスターとサーヴァントではなく、先輩と後輩という関係性のみとなっていた。

 もちろん、それは二人の絆を否定するものではない。適材適所でこうなっただけだ。人類最後のマスターという重責から解放された立香は、同時に護衛の重要性が大幅に下がった。ヒロインという部分を除けば、普通の少女となった立香に対してマシュの能力は依然としてこの世界でも有用に機能する。特異点や異聞帯で、未知の脅威から立香を守り続けていたマシュの経験も含めて、マオが側近とするのに十分な能力を持っていると評価されていた。

 そんなマシュは、ついさっきまで同じくマオを戦闘面から支えるハルカと模擬戦をしていたのであった。

 

「どうだった、ハルカさん」

「強いです。本気になれば、上位のサーヴァントに匹敵するのではないかと」

「そんなに? 生身の人間なんだよね、あの人?」

「世界の違いというのでしょうか。ハルカさんは元の世界でも厳しい戦いを続けていたようですし、こっちでもすでに何度も死線を潜っていますから」

「経験値なら、わたしたちも負けてないんだけどね」

「そうですね。まだまだ、わたしも負けません。ちゃんと先輩とマオさんの役に立てるように頑張りますね」

 

 ぐっとマシュは握りこぶしを作って決意を新たにする。

 

「わたしもマシュに負けないようにしないと。て言っても、あの椅子の実験に付き合うのは、ちょっとどうにかならないかな」 

「シオンさんが作ったあの? 気持ちイイんじゃないんですか?」

「いや、そりゃ、気持ちイイけど。なんか、ちょっと合わないっていうか。無理矢理ってのがちょっと。身体はそりゃあね」

「そうですね。確かに、機械で無理にというのは、先輩には馴染まないかもしれませんね」

 

 マシュも変わった。

 立香と同じ、いや、立香以上に純真で悪性を知らない彼女は、この世界で快楽を覚え、すでにそれを当然のものとして受け入れていた。立香と同じくマオの力に屈して、それを立香以上に受け入れている。

 

「そうだ、先輩。そういうことなら」

 

 と、マシュが手を叩く。

 

「わたし、これからマオさんのところに行くんです。よろしければ、先輩も一緒にどうですか?」

「マオさんのところに、今から?」

「はい」

「……ええと、じゃあ、ついてく」

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 マシュがハルカとの鍛錬を終えたころ、マオのペニスをしゃぶっていたのはマーリンだった。精神と肉体の双方に本物の快楽を刻み込まれた彼女は、今やノワールの宮廷魔術師としてその能力を遺憾なく発揮していた。

 強大な魔術師であり、半夢魔である彼女は通常の人間と異なり栄養摂取を人間の精神活動に依存する。人間の食事が不可能というわけではないが、好むのはやはり他者の魔力だ。そして、実験的に取り入れた疑似令呪とマオの快楽責めにより、マーリンはマオ以外を魔力摂取の対象にできなくなった。結果、空腹になればマオの身体を求める他になく、根無し草のマーリンは、ついにこのノワールにその根を張ることになったのだった。

 

「ちゅ……ちゅ……れろ……はむ……んむ、んちゅ……ちゅぱ……ちゅぱ」

 

 マーリンは一心不乱にペニスを咥え、しゃぶっている。

 暖かいマーリンの口内を楽しみながら、マオのペニスは固く勃起していく。マーリンの舌が裏筋を舐め、尿道口をなぞる。堪らない快感で腰が浮き上がる。

 

「ずいぶんと腹を空かせていたみたいだな」

「ちゅぱ……仕方ないじゃないか。君のおかげで、ボクは君以外から魔力を摂取できなくなったんだから……れろ……れろ……はあ、大きい、ちゅ……ちゅぱ、れろ」

「マーリン、その調子。気持ちいいぞ」

「ああ、れろ……こんなに腫れ上がらせて、いけないチンポだ。ちゅ、昨日も、散々射精しただろうに、れろ、どれだけ、女を鳴かせれば気が済むんだい……こんな、はあ、はあ、れろれろれろ」

 

 マーリンは浮かれた調子で舌を動かしている。

 ペニスから溢れるカウパー液をすくい取り、味わい、キスを落とす。カリ首も丹念に舐め回してからペニスを根元まで咥え、啜る。精液が吸い上げられて、瞬く間にマーリンの口内に真っ白な粘液を吐き出してしまう。

 

「んく……んん……んくぅ……はあ……はあ……また、たくさん射精したね」

 

 口元を押さえる妖艶な魔術師。魔的な深紅の瞳が笑っている。精液を飲まされても不快感はなく、むしろマーリンを満たすのは多幸感と充足感だ。酷い空腹が満たされていく感覚がマーリンを酔わせる。

 花の蜜のような香りを漂わせるマーリンは、ペニスを扱きながら身体をマオに預ける。

 桜色の女魔術師の唇がマオの乳首を吸い、舌先が愛撫してくる。

 

「ん、ん、れろ、れろ、れろ」

「マーリン、跨がれ」

「ん……ぁ」

 

 白銀の髪を指で梳き、頬を撫でる。マーリンは相好を崩して、マオの手を受け入れる。言われるがままに、マーリンは腰を上げて、自らの秘所に亀頭を宛がう。

 

「んふぅ……あは♡ んあ……ボクの膣内が満たされていく♡」

 

 マーリンは恍惚の表情でペニスを受け入れた。

 ずぶり、と瑞々しい膣肉にペニスが飲み込まれる。ぎゅっとした締め付け。夢魔の膣肉はマオのペニスを欲しがってこれでもかと吸い付いてくる。

 

「んふう、はあ、ああ……イイ、これ、領主様」

 

 大量の蜜を滴らせ、マーリンの膣はペニスを愛撫する。

 上下に腰を動かして、色欲のままにペニスを擦り上げる。

 

「はう、んあ……あん♡ んあ、気持ちイイッ、んふあッ、あ、あ、んああ♡」

「ああ、マーリン。すごいマンコだ。がっつい食いついてくる」

「ん、くふぅ♡ 君のペニスも、あんッ、すごい、あ、あ、こんな、んん♡ ふあん♡ 気持ちイイの、他にないよ、あ、んあッ、ああん♡」

 

 腰を振りながら、マーリンは自らの乳首を捏ねる。心身が快楽を欲しがっている。これほどまでに一人の男に執着したことは今までになかった。人の快感に溺れ、我を忘れる感覚は夢魔だからこそ縁のないものだった。その力を封じられ、叩き込まれた快楽は「無垢」なマーリンをあっさりと染め上げてしまったのだ。

 食欲と同じく性欲を満たすため、マーリンはマオに跨がり、腰を振る。

 

「へあ、ん……あはぁ♡ あん、んあ、ああ、奥、奥、イクぅ♡ あああーーーー♡」

「マーリンッ」

 

 ぐい、とマーリンの腰を掴んだマオはペニスを最奥にまで突き込む。ポルチオをペニスの先端で圧迫し、子宮に向けて狙いを合わせたマオは、溢れ出る性欲のままにマーリンの膣を精液で満たす。

 ペニスがポンプのように脈打って、マーリンの膣内に精を送り込む。

 

「んああああ、これ、すごい。ボクの全身に、君の魔力が行き渡って、んく……ふはッ、ああぁ、おかしくなってしまいそうだ」

 

 ぐったりと倒れ込むマーリンを受け止め、抱きしめる。異常なまでに体重の軽い彼女は、騎乗位でも重量を感じない。まるで人形のようだが、体温と香りは確かに彼女は肉体を持っていることの証だ。

 マーリンは名残惜しそうに腰をぐりぐりと押しつけてくる。甘い口付けを交わしながら、密着して愛欲に身を委ねる。

 そんな折り、部屋を訪れたのはマシュと立香だった。ノックをして部屋に入ってきた彼女たちが見たのは、睦み合うマオとマーリンだ。

 二人は驚いて立ち竦んだ。

 

「ええと、マオさんにマーリンさん。そのすみませんでした」

 

 と、困惑しながらマシュは謝罪する。

 性的なことに耐性がついたおかげで、顔を紅くしつつも取り乱すことはない。

 

「やあ、マシュ、それに立香も。先にもらっちゃってたよ」

「あの、いえ、別に順番でもないので……」

「ふふ、なら、このまま続きをしてもいいかな?」

「えッ」

 

 マシュは思わず声を上げる。

 そんなマシュの反応にマーリンは楽しげに微笑む。

 

「マーリン、意地悪はその辺にしておけ」

「あん♡」

 

 マーリンからペニスを抜いたマオは、マシュを手招きする。

 

「ハルカとの模擬戦は順調に終わったようだね」

「はい」

「いい娘だ。マシュのおかげで、ノワールの守りはまた強力になった。これからも俺のために、その力を振るってくれ」

「はい、もちろんです」

 

 マシュの頭を撫でるとマシュは心地よさそうに目を細める。マオ専属の護衛官に就任したマシュの仕事は、マオをあらゆる敵から守ることだ。守ることに関して、マシュは突出した能力を持つ。マシュの加入によりハルカとミコトにかかる負担が軽減したことはノワールの体制上非常に有益だ。

 マシュを抱き寄せて、唇を寄せる。

 

「ん……ちゅ……れろ……」

 

 マシュは唇を重ねると同時に舌を伸ばして、マオの舌に絡みつかせる。そういうキスをするように教え込んだ。当たり前のようにディープキスをして、甘い唾液を交換する。まだまだマーリンのような熟練のキスではないものの、初々しさを感じさせる手探りのキスはマオを興奮させるのに十分だ。

 

「んちゅ……れろ……れろ……んはう……ちゅ……ん、マオさん……ちゅ……先輩、も」

「先輩思いだな、マシュは」

「んッ!」

 

 マシュの尻を掴み、マシュごしに立香を見る。

 立香は口付けを楽しむマシュとマオを釘付けになったように見つめていた。

 頬を上気させた立香の瞳は、熱を帯びている。

 そんな立香の背後にマーリンが回り込む。

 

「ふふふ、立香君、ずいぶんと熱心に見つめているね」

「マ、マーリン!?」

「そんなに領主様のチンポが欲しいのかい? それとも、大事な後輩が盗られて妬いているのかな?」

「ち、違うから。そんなんじゃ、んあ!?」

 

 立香のスカートにマーリンが手を伸ばした。するりとスカートの中に手を滑り込ませて、下着越しに割れ目を撫でる。

 

「は――――ひ!?」

 

 立香の膝がガクガクと震える。

 マーリンが触れた瞬間に膣が勝手に動き始める。強烈な快感が頭に襲いかかってきて、立っていることができなくなった。ふらつきながらしゃがみ込んだ立香の下着は愛液で濡れてしまっていた。

 

「マーリン、今、何したの?」

「少し、気持ちに素直になれるようにしただけだよ。せっかく目の前に美味しそうなチンポがあるのに、見てるだけなんて辛いだろう?」

「ひ、違ッ、わたしは……」

「いいじゃないか。領主様に抱かれるのも初めてじゃないんだし、我慢は身体に毒だよ」

「我慢なんて、してるわけじゃないから」

 

 立香の膣は快楽を欲している。どれだけ理性で抗おうとも、この欲望を消すことはできない。マオのペニスを受け入れる悦びを身体も心も知ってしまっている。無知な頃ならいざ知らず、今の立香に目の前の性欲から目を背けるだけの意地は残っていない。

 

「立香、そんなに物欲しそうにして。セックスしたくて堪らないって顔だな」

「あ……いや、そんな顔してないです」

「そうか? とてもそうは見えないけど。まあ、立香がそういうならそうなんだろう。マシュ、立香はしないそうだから、マシュから相手をしてもらおうかな」

「え、あ……」

 

 立香が何か言いたげに顔を上げる。

 マシュは立香を申し訳なさそうに見た後で、マオの乳首を舐めながら手淫を始めた。萎えかけたペニスがマシュの手の中で大きく膨らんでいく。

 

「ぺろ、ぺろ……マオさんのチンポ、あっという間に大きくなりました」

「マシュの手が気持ちイイからだ」

「マオさん、先輩が欲しがっているので……」

「立香、マシュがこう言っているぞ?」

 

 立香はマオに呼びかけられて、びくりと肩をふるわせる。

 すでにマーリンにかけられた発情の魔術は立香の理性を融解させつつあった。

 マンコもその奥の子宮もマオのペニスを欲しがって仕方がないのだ。

 

「し、したい……です」

「何を?」

「せ、セックスがしたいです。マオさんのチンポで、わたしのマンコをぐちゃぐちゃにかき回して、イカせて欲しいです!」

 

 絞り出すように立香は言い切った。

 

 

 

 裸になった立香がベッドの上で四つん這いになる。

 身につけているものは髪を束ねるシュシュだけだ。

 秘所は発情を見せつけるようにぷっくりと膨れて、涎を垂らしている。

 

「いやらしい女だな、立香は」

「誰のせいでこんな身体になったと思ってるんですか」

「口が減らないな」

 

 マオは立香の膣内に指を挿入する。

 

「ひぃん♡」

 

 魔術で強制発情させられている立香には、これだけでも相当強い刺激だった。

 マンコの中を指が泳ぐ。Gスポットをコリコリをひっかき、クリトリスも捏ねる。立香は面白いように腰を振り、愛液を零しながら声を上げる。

 ぐちゅぐちゅぐちゅと立香のマンコをかき回し、膣肉の感触を楽しむ。若い女に瑞々しい膣肉は、雄を欲しがって貪欲に食いついてくる。

 

「あッ、あッ、あッ、ああんッ、あ、あ、イク、ぃ、ぃく、あ、ああ♡」

 

 指を出し入れしているだけで、立香は簡単にイッてしまった。

 

「あ、あう、ん……指だけ、なのに」

 

 立香は枕に顔を押しつけて呼吸を整えて、背後を振り返る。潤んだ瞳でマオを見上げる立香は、腰を上げて、膣口を広げて見せつける。

 

「チンポ、入れてください」

「欲しい?」

「欲しいです。指だけじゃ、足りない……です」

「そうやって素直にしてるほうが、可愛げがあるぞ」

 

 マオは勃起したペニスを立香の膣に挿入する。尻肉を掴み、腰を落として根元まで挿入する。暖かい立香の体温を感じながら、彼女のポルチオを一撃する。

 

「あ――――んあああああ♡」

 

 立香が背中を反らして叫ぶ。

 ずるずるとペニスを引いて、力強く突き込む。

 肉襞がカリ首に絡まり、ぞくぞくした快感を与えてくる。

 この女の膣内に射精し、汚したいという欲望を堪えてマオは立香の膣内でピストン運動を繰り返す。

 

「ひッ、あッ、くあッ、あん♡ ふはッ……あ、あ、んあ、ああん♡ あん♡ あ、あ、んん、ふはッ、あん♡」

 

 最初こそ苦しげだった立香もすぐに快感の虜になった。

 薄らと笑みを浮かべて、口元からだらしなく涎を零し、意味のない声を吐き出し続ける。

 もちもちとした尻肉を揉み、叩く。ちょっとした刺激で立香は嬌声を上げる。

 

「これが欲しかったんだろ、立香?」

「ひぃんッ」

 

 膣奥を突く。

 立香はシーツを握りしめて悶える。

 立香の膣肉がうねり、ペニスを愛おしげに吸っている。

 

「あ、あ、ああん、ひあ、あ、あひぃぃ♡」

「先輩、すごい顔。気持ちいいんですね」

「マシュ、見ないで」

「いえ、もっと見たいです。先輩の幸せそうな顔」

「あん、んあ、ひはぁ♡」

 

 悦楽に溺れて悶える立香の顔をマシュが覗き込む。立香の幸せはマシュの幸せ。立香が苦しみから解放され、幸福に生きられるのならマシュは己の全生命を擲つことができる。共に戦うのではなく、共に堕ちることを選んだマシュからすれば、こうしてマオに抱かれて女の幸せを味わう立香は理想的だ。

 

「マシュがもっと乱れた立香を見たいそうだから、見せてやろう」

「え……あ、いや」

 

 立香を強引に起こしたマオは、体位を変えて背面座位にする。立香を後ろから抱きしめて、ペニスの上に座らせる。

 

「ふあああああ♡ これ、奥に届くぅ♡」

 

 立香は喉を反らし、舌を突き出した。

 全体重がかかってペニスを奥へと導くのだ。

 

「太い、チンポが、一番奥に届いて、んひぃ、あッ、ああん♡」

 

 激しい突き上げで立香の身体が宙に浮く。

 隠しようのないアヘ顔を曝し、立香は嬌声を上げる。

 真正面にいるマシュは興奮しながら立香の痴態を見つめている。

 

「マシュ、お願い、見ないで。見ちゃ、ダメ、あ、あ、ああん、いや、いや、あ、ああん♡」

「立香、そんなこと言いながら、マシュに見られた途端、締め付けがきつくなってるぞ。マシュに見られて興奮してるんだろ?」

「ち、違います。そんなこと、ない、ないの、ないのぉ♡」

 

 いやいやと首を横に振る立香だが、身体は正直だ。マシュに見られて立香の身体の芯から熱が生まれ、自然と身体を上下させてしまっている。

 マシュにあられもない姿を見られて興奮している事実は変えようがない。

 ペニスの上に跨がり、自分から快楽を貪る姿を曝して溜まらなく興奮しているのだ。

 

「立香、もっと素直になれ。ほら、気持ちイイだろ。乳首とクリトリスも同時に責めてやる」

「あ、あ、あああああ♡ それ、ダメ、あ、ん、くうぅ♡」

 

 ガクガク、と立香は震える。

 乳首を抓り、クリトリスを撫でる。マンコをペニスで突き上げながら、マオは器用に立香を三点責めする。

 

「ひぃ、んぎぃ♡ あ、あ、ああ、んあーーーー♡ あ、い、イク、イク♡ あああ♡」

「気持ちイイか。イクのか?」

「き、気持ちイイ。気持ちイイです! イク、イキます♡ あ、あ、乳首とクリ虐められて、マシュとマーリンに見られながら、ぃ、イキます♡」

 

 ひときわ立香の膣が強く締め付ける。

 興奮は最高潮に達し、立香の快感は頂点に届く。

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 大絶叫。 

 耐えられない快感の津波が立香の脳を捕えて焼き尽くす。

 マオのペニスが膨れて精を解き放ち、立香の膣を満たす。どくどくと精液を流し込まれるマンコをマシュに見せつけながら、立香は潮を吹いた。

 ひくひくと絶頂の余韻に腰を痙攣させながら、立香ははしたないイキ顔をマシュに曝した。

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 鎧の町は愛歌の活躍により、クロガネ大公国の中でも独自の発展を始めていた。長らくクロガネ大公国の中核を担っていたヒロインを討ち、軍事力や権威が揺らぐクロガネ大公国は、鎧の町を警戒しながらも大規模に軍を動かすことができない。そのようななかで、愛歌は次々と策を巡らせ、自らの影響力を増していた。

 ウェストローザ辺境伯との密約を皮切りに、収穫を狙って押し寄せてきた北方の遊牧民族を下し、周辺の町の指導部にも自らの手足となる者を用意し、着実にクロガネ大公国を蝕んでいた。

 大それた動きをしないのは、偏に彼女を保護したウィリアム・オーガストの小心ゆえだ。

 彼は落ち目の鎧の町を復興したいと思っていたが、クロガネ大公国からの独立は考えていなかったし、そこまでの度胸もなかった。

 愛歌という規格外の存在を持て余しているうちに中央政府との関係がこじれ、いつの間にか鎧の町はこの地方で独自の立ち位置を築くことになってしまった。ここまでの変化をウィリアムは想定していなかったし、これから未来を思い描くこともできない。

 一つ言えることはクロガネ大公国との関係はすでに修復不可能な状態にまで悪化しているということだ。

 いずれにしても、鎧の町もウィリアムもこのまま突き進むしかない。

 愛歌がウィリアムの言葉には耳を傾けてくれるのがせめてもの救いだが、それもいつまで続くか分からない。

 愛歌が何を考えているのか、何をしたいのかウィリアムに推し量ることができない。

 イステネブルから使者が来たのは、まさにそういった苦悩に苛まれていたころだった。 

 

「イステネブル? 確か、北のほうにそんな名前があったわね」

 

 と、テーブルに着いた愛歌は言う。

 うららかな陽気の午後だ。

 高価な砂糖をまぶした焼き菓子がテーブルの上に置かれているのも、鎧の町の賑わいを窺わせるものであろう。

 

「はい。北方の大湿原の向こう、海に面した国です。クロガネ大公国とは、縁戚関係がありまして」

「婚姻政策ね。でも、あまり名前は聞かなかったわね。交易もほとんどしてないみたい」

「湿原を挟んでいますから、往来は不便があります。しかし、軍事的には重要な同盟国です。こちらから西の海に向かうには、大山脈の先のノワールか大湿原の先のイステネブルしかありませんからね」

「確かに山より湿原のほうが、まだましね」

「それにノワールは皇族の血を引く一族です。歴代大公も、あまり彼らと事を構えようとはしてきませんでした。それに、ノワールには悪い噂も」

「噂?」

「今の領主が生まれた時、ヒロインを食らう、などと予言されたとか何とか。眉唾ですがね。ただ、ここだけの話ですが、イステネブルのヒロインがノワールに送り込まれてから戻っていないのだとか」

「食べられちゃったのかしら?」

「言葉通りの意味ではないでしょうが、ノワールのことは分からないことも多いので。ヒロインを複数囲っているという話もありますが、この辺りはどこの国も曖昧にしているところです。ノワールの情報も鵜呑みにはできないでしょう」

「そうね。確かに、あそこは分からないことが多いわ」

 

 ノワールといえば、少し前にマーリンが旅立った国だ。あれ以来、マーリンの姿は見ていない。マーリンのことだから、姿を隠す魔術で愛歌の目から逃れているのかもしれないが、まったく存在も感知できないというのは少々気になる。ノワールから外に出ていないということだろうか。山脈より向こうは、愛歌の力でも見通せない不可思議な力場に覆われている。

 

「それで、さっきまでいたイステネブルの人たちはおじさまに何のようだったのかしら?」

「ええ、それがですね。ヒロインを取り戻すのに協力して欲しいとのことで……」

「もしかして、ノワールから帰ってこないっていう?」

「はい」

 

 ヒロインの有無は国力に大きく影響する。戦闘力だけでなく、特別な知識を持つ者も珍しくない。それに見目麗しいヒロインも数多い。戦闘力が注目されがちだが、時の権力者の中にはヒロインを愛妾として侍らせるものもいる。イステネブルの領主もまた、ノワールに送り込んだヒロインに心奪われた一人だ。

 

「恋、というものなのかしらね。」

「イステネブルはヒロインを刺客として送り込むようです。その際に、我々にも力を貸して欲しいとの要請です」

「大公さんじゃなくて、おじさまにお願いなのね」

「その、大公国内のヒロインの中では愛歌様が今は最強と名高いからではないかと」

「強い弱いを競ってきたつもりはないのだけど」

 

 愛歌の評価は、本人の意図しないところで上がっている。主にその危険性と万能性についてだが。人格面では聖人君子もかくやとばかりだが、鎧の町の敵に対しては容赦がない。大公国のヒロインが愛歌に挑んでは再起不能になっているところが、その証である。

 そのような状況なので、イステネブルとしても大公国そのものは頼みにならないと判断したらしい。鎧の町に水面下で交渉をしにきたのは、そういった事情によるものだ。

 

「でも、おじさまはよかったの?」

「交渉を受けたことですか?」

「ええ。だって、一国との交渉を大公様を通さないで勝手に進めたら、大変なことになるんじゃない?」

「それは、まあ、そうですが……」

「ふふ、でも、これで鎧の町は鎧の国にランクアップね。イステネブルと大公様の代理ではなくて、おじさまの名前で同盟を結ぶんですもの」

 

 愛歌は喜ばしいとばかりに手を叩く。

 いずれにしてもウィリアムに選択の余地はない。愛歌の力に依存した鎧の町は、ウィリアムの意図を越えて動いている。イステネブルとの同盟も、孤立しつつある鎧の町には不可欠だ。大公との対立が確定した今、ウィリアムの生命は愛歌の力を背景にどれだけ独立政権として安定させられるかというところにかかっている。イステネブルとの同盟は渡りに船だった。

 

「でも、鎧の町に兵隊はいないし、思い切って戦争するのは難しいわね」

「その、今回はあくまでもヒロインの奪還が目的なので、こちらはあくまでも攪乱に徹してくれればいいと」

「ふぅん、そうなの。じゃあ、どうしようかしら。わたしが直接行くしか、今のところはないわよね」

 

 兵を動かせば、さすがに大公国が黙っていない。愛歌以外の戦力がない以上、愛歌がこの地を離れるのはそれだけでリスクだ。しかし、ノワールにヒロインが属している以上、ヒロインの力で対抗するのが最適解だ。鎧の町としては愛歌を攪乱要因として派遣するしかないのだ。

 

「申し訳ありません」

「いいわよ。ノワールってマーリンが観光しに行ったところだし、興味はあったの。あっちの領主様をどうこうするのは、イステネブルのヒロインがするとして、わたしはわたしで頑張らないとね」

 

 マーリンが旅だったノワールに個人的に興味があるということもあった。ウィリアムがイステネブルに協力するという方針を採るのなら、愛歌は従うだけだ。拒否する理由がないし、愛歌にはそもそも自分の利益を追求しようという意欲がない。指示があれば、それに従うだけであった。

 

 

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