異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
シオンは眼鏡の奥の理知の瞳に好奇心を浮かべてモニターを眺める。
スピカを拘束した調教器具を使い、神騎の肉体をスキャンしているのである。
アトラス院の錬金術師は概ね計算、解析を得意とする。異世界に来て、人類史の存続を求める意義も薄れたことで、シオンの優秀な頭脳はその大半をマオの能力を最大限に活かす方向で使用されているが、同時に生来の知的好奇心を満たすことも忘れていない。
スピカは見た目こそ人間の少女と同じだが、その生体データはまったく別物であった。
スピカの世界は、根本的にこの世界やシオンのいた世界とは別なのだとはっきりと分かるデータであった。
「強引にわたしたちの常識に当てはめるのなら、多神教の神に近いですね。いやぁ、驚き」
世界を創造したという上位存在によって作られた天界の騎士という触れ込みはあながち間違いではなさそうだ。
スピカの肉体は、まさに肉体を持っていたころの神のそれに等しいものであった。
出力そのものは、サーヴァントと同程度と控えめだが、神秘の質は桁違いもいいところである。所謂現代の魔術師の普通の魔術では、彼女を傷付けるのも難しかったかもしれない。
スピカの肉体を守る神秘を突破するにはAランク級の魔術が必要だ、とシオンは軽く見積もった。
そして、そんなスピカすら簡単に無力化するマオの能力の絶対性。
すべてのヒロインを無力化する力の正体は依然として不明ではあるが、シオンは抑止力のようなものだろうと根拠はないもののとりあえず規定していた。
「うく……ひく♡ あ、ひあ♡ あひぃ♡ んぉぉ♡」
調教器具の上でスピカはだらしないアヘ顔を浮かべてよがっている。意識はない。頭にかぶせたヘルメットから送り込まれる快楽情報と洗脳魔術で認識を作り替えられているのである。
もともとがサーヴァント用の調教器具である。神騎にどこまで効果があるかは未知数だ。それでも、肉体の反応や精神構造は人間と同じと見ていいだろうから、それなりの効果を見込めるのではないか。
「ふぅむ、神霊適性が半分くらいに低下してますね。マオさんに汚されたからでしょうか」
興味深いのはスピカの神霊適性が低下していることだ。
ハルカが彼女を連行してきたときには、サーヴァント基準でA+に相当する神霊適性があった。ところが、今のスピカはBランク程度にまで低下している。マオに大量の精液を注ぎ込まれ、そこに含まれる魔力を摂取したことが原因だろう。
「人間と交わったら人間に近づいてしまうですか。ずいぶんとロマンティックな身体をお持ちのようで」
シオンの目の前でスピカが絶頂する。
気持ちよさそうに舌をだらりと垂らす姿に、ハルカと対峙した凜々しい騎士の面影はなかった。
♪
スピカをシオンに任せてから一日が経った。
非常事態が発生しているとは思えないくらいに穏やかな時間である。イステネブルの国境線に向かわせた騎士たちが避難した住民の状況を確認しているところであり、報告は水晶球や使い魔を通して行われる。この情報伝達速度もミコトやマーリンといった魔術に精通したヒロインがいるからこそなせる芸当である。
騎士たちからの報告を、マオは収容所の執務室で聞いた。
イステネブル騎士による住民への傷害はなし。避難の際に転んで軽傷を負った者が今の時点で五人いるくらいで人命は守られた。
だが、最終的に被害を受けた村は五つとなり、二千棟近い家が焼かれてしまった。この地域の住民たちはイステネブルの襲撃に慣れているとはいえ、今回の被害件数は過去最大だ。ミコトが騎士団を纏めて呪殺していなければ、さらに拡大していただろう。
「やっぱり、イステネブルには一泡吹かせないと気が済まないな」
というか、すでにイステネブルの襲撃は人口に膾炙している。二千人の騎士を殲滅したことも喧伝しているので、とりあえず住民感情は落ち着いているが、長年の仮想敵国なだけあって、殴られっぱなしというわけにはいかない。
「イステネブルもやり方が変わったな」
世代交代の影響もあるのだろうか。
先代や先々代は、ここまで大規模な破壊活動はしなかった。もちろん、イステネブルはもともとが騎士の成り上がり国家であり、最大の産業は傭兵だ。作物が育ちにくい環境かつ、多くの騎士団員を抱えるという国柄が、他国への戦争介入といった国家戦略に現れていた。
イステネブルは傭兵国家だからこそ、一つの国から大きな恨みを買うようなことは避ける傾向があった。どの国もお得意様になり得るからである。そういった中でノワールだけは、「戦争に縁がない」という理由からイステネブルの攻撃対象となってきた。
ノワールも専守防衛が基本であった。
険しい山岳地帯は敵の攻撃を防ぐのと同時にノワールからの出兵を妨げるものでもあったからだ。
それをいいことにイステネブルは度々ノワールの国境を越え、深入りしない程度に村々から食料を略奪してきた。
が、それはあくまでも食料を供出させる程度であった。家を焼き、恵みを奪い尽くすようなことをすれば次の年がなくなってしまう。先代までのイステネブル王は、それを分かって、ほどほどの食料を供出すれば、被害を出さないという塩梅にしていたのだ。
ところが、今回の襲撃は、多くの家々を焼いた。焼け出された人々は帰る家を失い砦の中に身を潜めている。この分では、例え村を再建しても、帰ろうと思う者は少ないだろう。
「さて、と。そろそろか」
マオは立ち上がって、部屋を後にする。
向かったのは関係者以外立ち入り禁止の地下空間。ヒロイン専用の収容所である。
シオンの調査を終えたスピカが元の部屋に戻されていて、そろそろ、意識を取り戻す頃だろうと思った。
地下二階の多くは主のいない空の部屋だ。二十部屋のうち、使用は一部屋だけだ。ヒロインなど、そうそう捕まるはずがないので当然だ。今後、マーリンが連れ帰ってくる愛歌が入る予定もあるが、それ以外の使用は考えていない。
錠を外して、部屋に入る。いちいちノックすることもない。ここはマオの施設で、スピカはマオのものだ。スピカの都合など、もはや関係ない。
「ッ、だ、誰?」
スピカは意識を取り戻していた。
以前と同じように首輪と鎖で繋がれた状態である。脱出を試みていたようで、うっすらと額に汗を浮かべている。
「……いきなり、入ってくるなんて。ノックくらいしたらどうですか?」
「不機嫌そうだな」
「これで機嫌がよかったらおかしいと思いますけど?」
「そうかな。昨日あれだけ仲良くしたんだから、少しくらい喜んでくれてもよかったのにな」
「ッ……!」
スピカは頬を朱に染め、キッとマオを睨み付けた。
スピカにとっては強引に組み伏せられて、気絶するほど犯され続けたおぞましい記憶でしかない。
「さて、スピカ。今日はどうする?」
「どう、とは?」
「昨日、お前は俺に一度として勝つことができなかったな。せっかく目の前に敵国の領主がいたというのに何もできなかった。結局、ハルカに会うこともできなかったし、お前にできたのは、ただ勝負に負けてベッドの上でアヘ顔浮かべて転がっただけだ」
「な……く、この言わせておけば」
「スピカが望むなら再戦してやってもいいぞ。イステネブルのヒロインとして、俺に屈しないというのならな。俺をイカせて、参ったと言わせられたら、ハルカとの面会も帰国も認めてやるぞ」
「その言葉、忘れないでください。あなたを射精させるくらい、十分あれば余裕です。後悔しても遅いですからね」
挑発されて頭に血が上ったスピカはマオの挑戦をあっさりと受け取った。
不自然な会話だったがスピカはそうと気づかなかった。
シオンの調教器具でいくつかの暗示をすり込んでいたのである。
『マオとのセックスは国威をかけた決闘』であるという暗示がスピカにマオへの敵愾心をそのままにセックスへの忌避感を喪失させていた。スピカは騎士としての誇りをもってマオとのセックスに臨むのである。
敗北以外の道のない決闘。それどころか、決闘であるということすらもまやかしに過ぎない。すべてマオの手の平の上であり、マオの趣味に付き合わされているだけのスピカだが、本人はいたって本気だ。
「ふ、ふん、まだ始まってもいないのに膨らませて、口ほどにもないですね」
スピカの言うとおりマオのペニスは天を衝くほどに反り返っている。
「俺も男だからな。可愛い娘とセックスできると思うと、こんなに興奮するんだ」
「可愛いッ、く、甘言を弄してペースを乱す気ですね。そうは行きませんよ。あ……む、んむ」
スピカはマオの前に跪き、フェラチオを始めた。ペニスを咥えて、どうだとマオを見上げてくる。熱い口内粘膜に包まれてペニスは至福を感じている。
「いきなりフェラとはな。それも、なかなか上手いじゃないか。誰に仕込まれたんだ」
「じゅる……じゅる……こんなこと、誰にも仕込まれてなんか、いません。れろ……ん、じゅる……じゅる」
スピカのフェラチオはぎこちない。前戯の知識があるだけで経験がないのだ。口に含んだペニスを単調しゃぶるだけだ。気持ちイイが物足りないフェラチオである。
「ん……ん……んん……じゅる……ちゅる……じゅるる……じゅるる」
(まだ、出ないのですか? もう十分舐めているというのに)
ちゅぱちゅぱと音を立ててペニスを吸うスピカ。
口の端から溢れた涎が、顎先からしたたり落ちる。
「んふう……ふう……んちゅ……ちゅる……ちゅぱ……じゅるる」
「どうした。もう限界か? 威勢がいい割に降参は早いな」
「ま、まだでふ……じゅる……れろれろ……んじゅるるッ」
煽るとキッと負けん気を出して強く吸い付いてくる。初々しいフェラチオというのも乙なものだが、射精しようというのなら一押しが欲しいところだ。
「ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ……れろ、ちゅ……んむ……ちゅ……れろ……ん、ん、んんぅ」
(これだけ舐めているのに、射精しないなんて。もう顎も疲れてきた。ペニスが大きすぎる)
悪戦苦闘するスピカを尻目にマオは余裕の表情だ。
むしろ、スピカの苦闘を上から眺めて楽しんでいるくらいである。むっとするスピカだが、事実としてマオを追い込めている手応えはない。
「スピカ、そんな風に吸ってるだけだと、いつまで経ってもイカないぞ」
「ッ……吸ってるだけというわけじゃ」
「やり方が分からないなら教えてやるぞ。ほら、よく形を見てみろ。出っ張っている部分があるだろう。亀頭だ。くびれた部分までが特に敏感な場所だ。集中的に舐めるのならこの部分だ」
「う、む……ぁ」
スピカは生唾を飲んで、ペニスを眺める。
(そういえば、こんなに間近でペニスを眺めたのは初めてです。わたしは、さっきまでこんなのを咥えていたんですね……すごい臭い。なぜ、くらくらする)
「どうした。降参でいいか?」
「まだですッ。……れろ」
マオに言われたとおりにスピカは亀頭を中心に舐め始める。愛らしい舌で割れ目を擦り、敏感だと教わった赤黒い先端に舌を這わせる。
「れろれろれろれろれろれろ」
「いいぞ。その調子。ああ、でも単調な舐め方だと飽きられる。上手いヤツはもっと舐める場所も速さも変えるんだぞ。ほら、裏側の筋も」
「んく……命令しないでください。れろ……れろ……れろ」
「舐めるだけじゃなくて、途中でキスも織り込め。棹から」
「敏感じゃないのに?」
「緩急が大事なんだよ。同じ場所だけだと慣れてしまうからな」
「な、なるほど。ん、ちゅ……ちゅ……れろ……れろ」
「よくなってきた。そうしたら手も使え。舐めていないところは手で優しく撫でる。棹の根元を舐めて、亀頭を手で撫でる、とかな」
「根元を舐めて、手で亀頭を撫でる……あむ……ちゅ……んふぅ……ちゅ……れろ」
スピカは復唱してペニスの根元に顔を突っ込む。そこで根元にキスをして舌を伸ばしてペロペロと愛撫する。その上で亀頭が右手で包み込み、愛撫する。
(ペニスが熱い。手の平が焼けてしまいそうです。臭いもキツくなってきて……)
「ん……ちゅ……れろぉ……れろれろれろ……」
格段に快感が強くなる。
射精欲求の高まりに応じてペニスの怒張も強まる。痛いくらいに張り詰めたペニスの先端からは透明なカウパー液が溢れんばかりに滲み出る。
「スピカ、口を開けろ」
「あ……ああむッ!?」
スピカの口内に思い切りペニスを突き込む。じゅるり、と舌を押しのけてカウパー液を口内に染み渡らせる。スピカは咄嗟に喉を鳴らして涎とカウパー液を飲む。
マオはスピカの頭を押さえつけて、強引に喉奥にペニスを侵攻させる。
「ふぐッ、んぐぅううううッ」
苦悶に呻くスピカ。その喉にマオは射精した。どくどくと流し込まれる精液にスピカは目を白黒させる。
「んじゅ……んぐッ、んんんんんんんんんッ!?」
(熱い、苦い、気持ちが悪いッ、精液!? わたしの口に!?)
ジタバタするスピカを押さえつけて思う存分に射精するマオ。スピカはこのままでは窒息してしまうと、やむなく精を飲んだ。
大量の精液だ。一度には飲みきれない。複数回に小分けにして飲むしかなかった。
一頻り射精したマオはスピカの口からペニスを抜いた。
「くはぁ……げほ、げほ、んく……げほ、はッ、はッ、はッ」
スピカは酸素を求めて何度も喘ぎ、崩れ落ちる。
「はあ、はあ、はあ……ふふ、射精、しましたね。これで、わたしの勝ちですね」
「何言ってるんだ。俺は降参なんて言ってないし、それに、今のだって俺がアドバイスしたからだぞ。まさか敵に情けをかけられて勝ち誇っているんじゃないだろうな?」
「んく……ッ、そんなわけありません。今のは前座みたいなものでしょう?」
「ああ、そうだな。ほら、俺ももう復活した」
「ッ……」
スピカの眼前に勃起したペニスを突きつける。絶倫のペニスだ。一回や二回で収まりはしない。まして、スピカのような美少女が目の前にいるのだから。
スピカは脈打つペニスに視線を奪われる。心なしか頬を上気させている。
「どうした。物欲しそうにして。もう挿入してほしいのか? 昨日みたいにしてほしいんだな?」
「ち、違います。そんなはずありません。あのような屈辱……ッ。二度も繰り返しません。今日、泣きを見るのはあなたの方ですよ!」
「分かった。じゃあ、ほら、壁に手を突いて、尻をこっちに向けろ」
「そんな格好で……」
「早くしろ」
「分かりました」
不承不承、スピカは了承する。
冷たい壁に手を突いて、言われるが尻を突き出す。
スピカの尻をマオは鷲掴みにする。
そして、マンコにペニスを擦り付ける。
「ん……」
スピカが小さく呻く。
「どうした?」
「何でもありません。……入れないのですか?」
「入れて欲しいのか?」
「違います。ですが、さっきまではわたしからの一方的な攻撃ばかりでしたから、あなたにも攻撃の機会を与えないとフェアではないでしょう」
「なるほど、さすがは神騎だ。それじゃあ、正々堂々の一騎打ちとしゃれ込もうか」
スピカの割れ目を押し開き、ペニスを挿入する。今回は初めから濡れていた。スピカはフェラチオをする中でしっかりと発情していたのだ。
「お♡ ――――ああッ♡」
ずぶり、とペニスを飲み込んだ膣はぬるぬるとした感触のままに奥深くにあっさりと侵入を許した。スピカの膣内は入り口から奥までゴリっと刺激されて、強烈に収縮した。踏ん張る両足がガクガクと震えて、尻が痙攣している。
「まさか、入れただけでイッたのか?」
「イク? 何ですか、それは?」
「今の感覚だ。人間で言うところのオーガズムってヤツだ」
「オーガズムですって? わたしは、神騎ですよ。そんな人間の性欲と一緒にしないでください」
真っ赤な顔で涎を垂らしながらスピカは言った。口とは裏腹に目元は垂れて、瞳を潤ませている。明らかな欲情の色である。
「なら、この反応をどう説明する?」
「んきゃッ!?」
腰を前後させるとスピカは可愛らしく悲鳴を上げた。
じゅぶ、じゅぶ、と蜜壺を攪拌する。膣肉はギリギリと貪欲にペニスに吸い付いてくる。大量に注ぎ込まれた精液を、もう一度味わいたくて仕方がないというように。
「あ、あ、んあッ、ひあッ、あん♡ 何、ん、あ、お腹の奥、あ、熱い……ひぃん♡ あ、あ、んあ♡」
「そんなに喘いでいていいのか? きちんとマンコ締めないと、また俺の一方的な展開だぞ」
「んく……ぐぅ、あ、ん、負けない。わたし、は、今度こそ……くはッ、あ、ん、あぁん♡」
腰をくねらせるスピカは、甘く蕩けた声を漏らした。
負けないという意思に反して、スピカの肉体はすっかり快楽の虜になっている。
セックスでイキ続けた上に調教器具で脳に覚え込まされた快楽情報は、彼女の理性を着実に蝕んでいる。
「ほらほらほら、またイクんじゃないか?」
「あ、あ、あ、違う、違う、これは、ん、あ……ひぃ、ひぃ、ああッ」
ペニスに奥を突かれる度に甘い痺れに苛まれる。
強烈な圧迫感が苦痛ではなく、蕩けそうな熱に脳が焼けただれる。全身が火を噴くようで、未知のエネルギーに突き動かされていくのような感覚だ。
「あ、あ、何か来る。わたし、あ、ああ!」
「そら、受け取れ」
「ひい、んひゃあああああああああああああッ!?」
射精とともにスピカは絶叫した。どくどくと流れ込む精液の熱に反応して、身体中が悦びに満ちあふれてしまう。
「し、知らない。こんな、知らないはず、なのに……♡」
ひくひくと震えるマンコ。スピカはうっとりとした表情で絶頂の余韻に浸る。
「これがオーガズムだ。イクということだ。覚えたかスピカ」
「イク……なんて、わたし、神騎なのに。ありえない。こんな人の欲求が……♡」
強引に気持ちよくされてしまう。高みから飛び出して、真っ逆さまに落下するような異常な興奮にスピカは混乱した。
「さて、スピカ。まだまだ終わってないぞ」
「あ――――ひぃああ♡」
片足を持ち上げて腰を突く。角度が変わって、抽挿の刺激も別物になる。スピカも今までとは異なる快感の種類に嬉しそうにしている。
「あッ、あッ、あッ、ああん♡ ひはッ、あ、これ、変なところに当たる♡ あ、んあ♡ ひはぁ♡」
「気持ちよさそうだな、スピカ」
「ち、違ッ、これは、んあッ、あ、あなたを攻撃しているだけ、だからぁ♡ あぁん♡ ん、だから、ほら、もっと締めます♡ チンポ、マンコで締めて上げますから、覚悟ぉ♡」
甘えるような声音でスピカは言う。きゅ、とマンコが締まってペニスの刺激が強まる。全方位をぬめぬめの媚肉に包まれて扱かれる刺激は堪らない。
スピカは全力でマオに挑んでいると思い込んでいる。真面目な性格からセックスにも手を抜かない。体位を変えて、何度も一緒に絶頂を味わう。
「んふぅー♡ んふぅー♡ はふぅ♡ はあ、はあ……んッ――――はあ、ふう♡」
情熱に濁った青い瞳が見下ろしてくる。息を荒げたスピカがマオの上に跨がる。騎乗位である。ずっちゅ、ずっちゅと勢いよくスピカの腰が上下する。
「ん、ふあぁ♡ あふ……どう、ですか? はあ、はあ、そろそろ降参する気になりましたか? ん、くぅ♡ はあ、はあ、んッ、あん♡」
「それはこっちの台詞だな。もう何回スピカは果てたんだ?」
「そんなもの、数えていません。ん、はあ、わたしは、あなたをイカせればいいだけなんですから。んあん♡」
ぐりん、ぐりんと腰を捻るスピカ。
卑猥なダンスを腰の上で踊り、意外にも大きな乳房が揺れる。
「ふ、ふふふ、このまま、止めをさしてあげます。ん、んん!」
ずりずりと腰を引き上げて力を溜めて、一気にスピカは腰を落とした。ぞぶり、と深々とペニスが突き刺さり子宮の入り口を叩く。
「お♡ んぉおおおお♡」
スピカの膣が痙攣して強烈な絶頂がスピカを襲う。喉を反らして舌を突き出す。
「あ、ふあ……あ、またイッてしまいました。はあ……はあ……」
卑猥な顔だ。蕩けきった表情でマオを見下ろすスピカ。
「ふふ、でも、不思議とわたしも分かってきた気がします。エッチの仕方…………ぁぇ」
唐突にスピカの笑みが消えて、瞳に理性の色が戻った。
困惑の表情。それから、愕然とした絶望に変わる。
「あ、ああ、何ッ、何ですか、これは!? どうして、わたしが、あ、ああ、あなたと、こんな、卑猥なことを!?」
叫んで暴れるスピカ。自分の状況すらもよく分かっていないらしい。
今の絶頂で暗示が解けたようだ。やはり洗脳の魔術なり道具なりはふとした拍子に解けてしまうから信頼性が低い。
「ひ、ひぃ、わたし、なんで、これが決闘だなんて、おも、思って、あ、あ、つ、繋がって、繋がってる。男の人とッ、あ、ああああ!」
「ふんッ」
マオは腰を突き上げる。マンコにペニスは刺さったままだ。カリが肉襞をひっかいて、スピカに快感を流し込む。
「ひぃん♡」
スピカは先ほどまでと変わらない嬌声を上げた。理性を取り戻しても、覚え込まされた快楽は忘れていない。肉体はすでに快楽に屈しているのだ。
「い、今のは、あ、あ、どうして」
「スピカ、いきなり暴れてどうしたんだ? 動かないのか?」
「わ、わたしに、わたしに何をしたんですか!?」
「何をも何も、勝負を受けただろ。もう止めにするか? スピカの負けってことでいいか?」
「こんなことの何が勝負ですか!? あの椅子ですね。わたしに何か洗脳の類をしたんでしょう!?」
激情のあまりマオと繋がっていることも忘れたのだろうか。そのままマオの首元を締めようとするスピカだが、力ではマオには敵わない。体制をあっさりと入れ替えられてしまう。
ベッドの上でうつ伏せにされたスピカは頭を押さえつけられて、動けなくなる。
「だが、セックスを愉しんでいたのはお前自身だぞ。俺はその部分には何もしていないからな」
「嘘です。そうじゃなくちゃ、わたしがあんなこと!」
「気持ちよかっただろう、セックスは」
「違いますッ、こんな酷いこと、よくできますねッ。罪深い邪悪、魔王も呆れる所業ですッ」
「魔王も呆れるときたか。酷い言われようだなッ」
スピカのマンコにペニスを突き刺すマオ。
「んぎぃ♡」
引き潰れたカエルのような苦悶の声を上げるスピカ。
パンパンパンと腰を打ち付けるとスピカの膣肉は今までと変わらない吸い付きで奉仕してくる。
「身体は正直だな」
「ひッ、んきゃッ、あッ、んあッ、いや、いや、ん、あッ、なんで、こんな、あ、あ、ん、ふぐ……違う、違うんです、こんな卑猥なことに、あん♡ んあ♡ あ、あ、心、動かされるなんて、絶対に違います♡」
「気持ちイイと一言言えば楽になるのに、強情を張る」
「うぐ……ひぐ……んくぅ♡ あ、なたなんかに従う、ものですか。快楽、になんて、絶対に負けません、絶対に」
「頑張るな、スピカは。だがな、お前にはきっちりと償ってもらわないといけないことが山ほどあるんだ。それをはき違えて正義の側にいると思うなよ」
「わたしが、何を償うというのですか」
スピカからすれば、自分の処女を強引に奪い、洗脳し、何度も何度も身体を汚した男から償いを求められても何のことだと思うのも当然であろう。
今も、スピカは組み伏せられ、ペニスを打ち込まれ続けている。
そんなスピカにマオは凶悪な笑みを見せる。マオが何やら合図をすると部屋の中にどこからか一羽の鳥が現れた。
使い魔だ。スピカの知らない魔術で作られたものだ。
「よく見ろ、お前の罪をな」
そうマオが呟くと、鳥の瞳が輝きを発した。
鳥の目から出た光が、真っ白な壁に映像を映し出した。
視点は森の上にあって、高速で移動している。鳥の視点で撮影した映像であった。
「この鳥の使い魔は我が国の宮廷魔術師の使い魔でな、先日の小競り合いを記録するために飛ばしていたものだ」
「小競り合い?」
映像を見せられたところでスピカには何も思うところがない。次第に雲行きが怪しくなってくる。真っ青な蒼天の下、緑がどこまでも続く森の向こうから黒煙が上がり始めた。鳥の視点はその黒煙の元へと向かう。
「――――あ」
そして、スピカの目に飛び込んできたのは、煌々と炎を上げる家々だった。
「こ、これは」
「ノワールとイステネブルの国境の村だ。山向こうの村の中では一番栄えていたんだ。千二百棟は軒を連ねていたくらいだ。それが、今や焼け野原だ」
「なんで、こんなこと。いったい……ッ」
「よく見ろ。見覚えがあるんじゃないか?」
「見覚え……ぇ」
映像記録の中で村に火を放つ者の姿も映っている。真っ赤な炎を反射する白銀の鎧に身を固めた集団が、路上に運び出した麻袋を荷馬車に積み上げている。村の家々から収奪した穀物などの食料品や金品だ。
それだけでも非難に値する。村に火を付け略奪するなど、賊徒の所業である。が、何より目を引いたのは、その賊徒の所属である。
彼らが掲げる旗には剣と盾を重ねた紋章。イステネブルの旗であった。
「あれはイステネブルの騎士団だ。スピカ。お前がハルカと戦っているとき、ヤツらは国境を侵して我が国に侵攻してきた。目的は見ての通りだ。金品と食べ物を奪い、村を焼く。ただそれだけのために攻めてきたんだ」
「そ、そんな! んぐッ!」
「スピカ、お前もヤツらの仲間だろう。イステネブルの騎士だというのなら、同罪だ。まして、お前は先行して攻めてきたんだからな。村を焼いた連中は、お前が引き込んだんじゃないのか?」
「そんなわけありませんッ。わたしは、こんなこと知りません! こんな、村を焼くなんて!」
「そうだ。何も知らない、騎士でもない人々の村を焼いた。お前たちイステネブルの所業、俺たちが許す道理はない。お前は騎士の中で一番強いんだろう? なら、この作戦を知っていたんじゃないのか?」
「し、知りません。こんな、あ、くう、本当に、何も、あ、う、聞いて、ないんです」
「聞いてない、知らないで済む話か」
パシンとスピカの尻を叩き、ペニスを打ち込む。
「ひ、ぃぃん♡」
「よがってないで返事をしろ。どう責任を取るんだ?」
「ひ……あ、責任、ど、どうして、わたしが」
「イステネブルの騎士だからだ。お前が攻め込んできたのは事実だろう。そして、村が焼かれたのもだ」
「そ、それは、わたしは知らなくて、ん、ふあッ……あ、あああ!」
「民草から略奪するのは正義なのか?」
「それは、あ、悪です。正義のはずが、ない」
「なら、イステネブルの騎士は悪だ。お前も悪だ。一方的に攻撃を仕掛け、イステネブルの騎士を引き込み、この悲劇を作ったんだ。お前は罰されなければならない」
「わ、わたしは、わたしは、こ、こんな……村を焼く、わたしが……知らない、知らないのに」
正義を頑なに信じて戦ってきたスピカにとって、これはあまりにも残酷な映像であった。
この作戦でスピカは単騎でハルカと交戦することを求められていた。それは道を誤ったハルカを正道に戻すという大義があったからである。イステネブルでのスピカは、主に魔物の討伐や悪徳貴族の拘束といった分かりやすい戦闘行動にのみ関わった。騎士団の略奪行為に加担したこともなければ、そのような動きを知る機会もなかったのだ。
もちろん、マオは、そのようなスピカの事情は概ね理解している。ここで彼女を責め立てても何もないと分かっている。
それでもマオはスピカを悪として裁く。彼女の大義名分を徹底的に破壊する。
「知らなくとも、スピカはここで罰を受けるんだ。火を付けて回った騎士どもの一員なのだからな」
「あひゃあああああああ♡」
スピカの髪を掴んで上を向かせ、強引に膣内を抉る。
スピカは目を見開き、舌を突き出して叫ぶ。
目の飛び込んでくるのは、燃えさかる村々。映像が切り替わり、別の村でも騎士が略奪と放火をしていたことが白日の下に曝される。
(わたしの仲間? あれが、仲間だというのですか? こんな力ない人々の幸せを奪い、焼く者たちが)
「ひぎ……あッ、んはッ、ああん♡ ひは、あ、はへあ♡ あ、あ、強、ぃ、お腹壊れて、あ、んああ♡」
「罰を受けているというのに、気持ちよくなるんじゃない」
ごり、とポルチオを抉る。
スピカの快感のポイントは、もうばっちり把握している。
「ひああああああああああああああ♡♡」
(熱い。頭が熱い。マンコがおかしくなる。チンポで突かれて、頭の中までかき回されている!)
「悪……わたしが、村を焼いた。わたしの所為で……」
何も知らないから許されるものではない、と言われればそれまでだ。事実としてスピカは攻め込んでいる。時期を同じくして攻め込んだ別働隊との関連を疑われるのは当然であるし、同じ集団として扱われるのは当たり前だ。
イステネブル騎士団の所業を思えば、ノワールの人から見てスピカもまた悪なのは疑いの余地のない話である。
「スピカ、謝罪しろ。イステネブルに協力して村を焼いた罪を償え」
マンコをペニスが抉る。
「あ、ひあああああああ♡」
(罪、わたしの罪。村を焼いて、みんなの生活を壊した、わたしが悪い、頭がおかしくなる。何も考えられない、あたまが快感でいっぱいになってしまって、こんなこと、いけないことなのに)
「……ご、ごめんなさい」
スピカはやっとのことで言葉を絞り出した。酷いことをされているのに、自分の境遇を憤る資格すらなかった。信じてきた善がガラガラと音を立てて崩れていく。イステネブル騎士の罪。同じくイステネブルの騎士であったスピカが糺されるのは当然である。この罰はスピカが受けるべき罰だ。
「ごめんなさい。知らなかったんです。こんな作戦だったなんて、本当に、う……ふぐ……あ……わたしは、知らなくて、ハルカさんがノワールに走ったことを咎めなければならなかったから、こんな騎士団が村を焼くなんて……」
スピカは涙をこぼしながら言葉を紡ぐ。
「だが村は焼かれた。食料も奪い去られた」
「ごめんなさい。ごめんなさい。あ、あ、ひぐ……みなさん、ごめんなさい」
絶望と憔悴がスピカの胸を締め付ける。何も悪いことをしていないのに、一人敵国の手に堕ちて陵辱を受ける理不尽とそれでも仲間のしでかしたことだと受け入れざるを得ない苦しみ。何より、自分が最も大切にしてきた善の人々を悪から守る使命に背いたことが、彼女の根幹を破壊していた。
そして、弱った心身に強烈な快感が叩き込まれる。
「あ――――あぎぃ♡ ひぃん♡」
スピカは仰け反り、嬌声を上げた。
今までよりもずっと抵抗が少ない。肉体の欲求を我慢し否定する精神が弱り切っているからだ。
「こんなときに気持ちよくなっているんじゃないぞ、これは罰なんだぞ」
「ご、ごめんなさい! ひん♡ あ、ふあ♡ あ、動かないで、ください、今、そんな動かれたら!」
「俺に指示できる立場か?」
「あぅ、ひは、あ――――♡ ごめんなさい、ごめんなさい、気持ちよくなってごめんなさい! 申し訳ありません! あ、あ、ああん♡」
意識がどんどん快楽に染まっていく。自分が何を口走っているのかも判然としない。もうどうでもいい、と投げやりな気持ちばかり強くなる。スピカを支える信念は何も残っていない。徹底的に破壊され尽くした。残されたのはマオに調教された肉体と快楽だけだった。
「ひい、ひい、んひぃぃ♡」
「スピカ、俺に仕えろ」
「そ、れは、ん、ふう……裏切りだから、ダメ、あん♡」
「構わん。どの道、お前はもう罪人だ。俺が、お前の罪を裁き、罰を与える。こうやって、気持ちイイ罰を与え続けてやる」
「あ、あ、あ、あ~~~~~♡ それ、ダメ、ダメです♡」
前方を押しつけるようにペニスをぐりぐりと押し込んで、襞をひっかけるように引く。スピカは愛液を吹いて強烈な快感に身もだえする。
「はひ……う、今後も、これからも、わたしを……」
「そうだ。それが唯一、許される道だ。お前の贖罪は俺の物になることだけだ。お前の雑魚マンコは俺のチンポを受け入れるためだけにある。今後、お前は騎士ではなく俺専用の愛玩奴隷として飼われることになる。それを受け入れろ。騎士のプライドも何もかも捨てて、お前の全能力全存在をかけて賠償しろ」
「そんな、そんな、ことを……ぉ、んふぉあ♡ おほぉお♡」
ポルチオを叩きながら、クリトリスを摘まむ。スピカは白目を剥いて野太い嬌声を上げる。
(この身体、もうダメになっています。壊れている。こんな簡単に果ててしまうなんて。ああでも、それも、イイ)
とろんとした表情で現状を受け入れる。
スピカの心身は壊れている。快感以外を受け付けないほどに。快楽を貪るだけで許してもらえるのなら、こんなにイイ罪滅ぼしはない。
「お仕えすれば、許していただけるのですか?」
「ああ、すべてを俺に捧げるのならな」
「あふ……ん、なら……はい、お仕えします♡」
「愛玩奴隷を受け入れるか?」
「はい、受け入れます。スピカは、あなたの愛玩奴隷になります。わたしの雑魚マンコで、あなたのおちんちんにご奉仕させてください♡」
「いいだろう。契約は成立だな」
マオはスピカの小さな身体を持ち上げた。
そして、背面座位の姿勢に持ち込んで、スピカを下から貫く。
「あひぃいいいいいいいいいいい♡」
スピカは汗と涎と愛液の雫を垂れ流して猛烈な快感に溺れる。
ぱちゅんぱちゅんと水音がする。
大洪水のマンコから愛液があふれ出す。
「んお、んお、ふぉお♡ 深い、おちんぽ深い、スピカのマンコ、抉れてます♡ あ、あ、あ、気持ちイイぃ♡」
「そうか、なら、もっと気持ちよくしてやるぞ」
スピカの耳たぶを甘噛みしたマオは、彼女の乳首を抓り、クリトリスを高速愛撫する。
「ひは――――おッ、んふああああああああ♡」
吼えるスピカ。
「あひ、飛ぶ、飛ぶ、それ飛んでしまいます♡ あ、あ、イク、イク、い、イクぅううううう!!」
射精と同時にスピカは最大の絶頂を迎えた。
開いた股から激しく潮を吹き、ベッドの上に大きな染みを作った。
「はあ、はあ、はあ、はあ、ふへあ」
「スピカ、最後だ。最後に謝っておく相手がいるだろう」
「謝る、相手?」
「ルドルフだ。イステネブルからお前を送り込んできた大将。そこにいると思って謝罪しろ」
スピカはルドルフの命を受けてノワールに侵入した。結果的に任務は失敗し、すべてご破算となった。スピカからすれば、大罪の片棒を担がされた相手だが、仕事に失敗した事実はあるので、謝罪はしてもいいのだろう。
スピカは騎士とは思えない、卑猥な表情で虚空を見つめながら口を開いた。
「……ルドルフ陛下、ふぐ……んは、ぁ、す、スピカは、あなたにいただいた任務に失敗して、ノワールの捕虜になった挙げ句、ノワールの領主様のおちんぽに負けて愛玩奴隷になることになりましたぁ。ひ、ふ、あ……あ、今後は、このおちんぽ様に雑魚マンコを罰していただきながら、罪を償って、いきます。ご期待に添えなかったばかりか、裏切ることになってしまい、申し訳ありませんでした……あ、イク♡」
旧主への謝罪と裏切り宣言はそれまで悪と定めてきたスピカの価値観を一変するものであり、同時に強烈な背徳感は彼女を著しく興奮させた。動いてもいないのに、軽くイクくらい、スピカの肉体は敏感かつ性欲に従順になっていた。
「はひゃあああああん♡」
その後、室内には快楽を受け入れて愛玩奴隷に堕ちたスピカの嬌声が延々と響き渡ったのだった。