異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
スピカを堕落させて、きっちりとその心身に上下関係を刻み込んだマオは、ぐったりとした虫の息になったスピカを残して部屋を出た。
スピカが落ち着いたら、この部屋は再び次の収監者を待つことになるだろう。今のうちに、スピカの私室を用意しておく必要がある。スピカが自分に仕える以上、スピカの衣食住を保証するのが主人の務めであると殊勝なことを考えていた。
「思ったよりも時間が経ってるな」
スピカの抱き心地がよく、調子に乗って長々と犯し続けてしまったから、予定がかなり狂っていた。市中に発布していた非常事態宣言は、もうしばらく続くことになるが、イステネブルの騎士団を撃滅したことは力強く宣伝している。人手は大きく減ったが、戦いがほぼ終息しているので、この状況も長くは続かないと皆分かっている。
「さて、次は……沙条愛歌だったっけ」
知り合いだというマーリンから彼女のことを聞いた。
マーリンの世界と根幹を同じくする世界の魔術師としては最高ランクの実力者で、スペックとしては神様に近い。世界のすべてを自由に作り替えることも不可能ではないという根源接続者という規格外の性能があるのだとか。この話を聞いたシオンは、愕然として目を白黒させていた。彼女の価値観では根源接続者など、神話級の存在なのだとか。
それほどの危険かつ強大な力があっても封殺できるマオの力の絶対性こそ、何よりも異質で異常だ。
マオは愛歌を閉じ込めている区画に向かう。
おどろおどろしい雰囲気のある薄暗い区画だ。特に危険性があると判断された犯罪者やヒロインを収容する収容所の最奥である。
特に注目すべきは魔術的な防御力の高さだ。
ミコトとマーリンが中心となって構築した異なる世界の技術の結晶である。二十四層の魔術結界の他、それらを維持する三基の魔力炉心、金剛式鬼を始めとする多数のトークンが常に巡回し、一部は異界化しているところもあるという超厳戒態勢である。
脱出も侵入も事実上不可能な布陣。さらに、マオの力でヒロインは軒並み無力化される。トークンに捕えられ、犯され、収容される未来しかないのである。
そんな要害堅固な収容所最奥部を訪れたマオを待っていたとばかりにマーリンが笑顔の花を咲かせる。
「遅かったね、領主様。神騎とかいう少女とずいぶんとお愉しみだったようだ」
「ああ、つい長居してしまったよ」
そして、マオは部屋の中にいる少女に目を向けた。
少女、愛歌は頬を紅潮させて裸に剥かれた状態でベッドの上に横たわっている。
染み一つない白い肌には、半透明なジェル状の生命体が絡みつき、全身をくまなく愛撫している。スライムである。
「スライム君が通りかかったからね、せっかくなので誘ってみたんだ」
と、マーリンはあっけらかんと言う。
スライムに絡みつかれている愛歌はベッドの上で悶絶しながら、びくんびくんと腰を跳ねさせている。彼女が唯一身につけているのはアイマスクで、それ以外はまっさらだ。スライムは膜状に広がって愛歌を包み込み、その表面を数十万もの微細な触手を走らせて愛歌の柔肌を細胞レベルで愛撫している。
視覚を失ったことで、感覚が鋭敏になっている。外部の様子が分からないので不安が募り、それが快感に変わる。すべてのスライムの動きが、不意打ちとなって愛歌に心の準備を許さない。
「ひッ、んふぃあああああ♡」
愛歌が仰け反る。いやいやと首を振る。スライムを引き剥がそうと身体を捻り、もがき、それでもぴったりと張り付いたスライムは愛歌を逃がさない。
小さな触手が伸びて、クリトリスに吸い付く。ミリ単位の愛撫が愛歌のクリトリスに未知の快感をすり込んでいく。
「んひッ、んひぃい♡ あ、んふあん♡ いや、それ、ダメ、あ、あ、そこ、本当にダメなの♡ あん、いや、んあん♡ あん、あん、ああん♡」
愛歌はここにマーリンがいることも忘れているかのように叫び、スライムに懇願する。
「いッ、い……く、あ、ひい♡ あ、来る、い、き、ひはぁッ、あ、ダメ、イキ、そうなのに、また、ひふぅぅ、ううッ」
愛歌は苦しげに呻く。
絶頂禁止の呪印は、スライムに嬲られている今も有効だ。全身性感帯に改造されたに等しく、風が吹くだけで感じるほどに鋭敏になった肌を何万本もの触手で全身同時愛撫されている。快感で発狂し、快感で正気に戻るを繰り返し、愛歌はイクにイケない絶望を味わい続けているのだった。
「あの根源の姫がこんなになってしまうなんて、すごいことだよ」
マーリンは興奮冷めやらぬ様子で呟く。
愛歌は性感帯をスライムに吸われ、弄られているが膣や直腸内部への侵入はしていないようだ。あくまでも身体の表面を舐め回しているだけであった。
「中には入らないように言い含めているからね。そっちは、君が最初がいいだろう?」
「よく分かっているじゃないか」
殊勝なことを言うマーリンを褒めてやる。
愛歌は本当の性感帯を弄られることなく、身体の表面の感覚を鋭敏にされてしまっているわけだ。
「ふふふ、じゃあ、いよいよお待ちかねだ。スライム君、もういいよ。巡回に戻ってくれたまえよ」
マーリンの声を聞いてスライムは活動を止め、それから愛歌から離れた。ベッドから滑り降りたスライムは、部屋の外に這い出ていく。
「ひい……はあ……んふう……はあ……熱い……はあ……ま、マーリン?」
「愛歌。いよいよ、君のご主人様が到着したよ」
「ご主人様?」
愛歌は疲弊し息を荒げながら身体を起こした。アイマスクをマーリンが外して、澄んだ青い瞳がマオを捕える。
「あなたが、マオさん……ノワールの領主でマーリンのご主人様なのね」
「初めまして、沙条愛歌。君のことはマーリンから色々と聞いてるよ。鎧の町を発展させた、優秀な魔術師なんだってな」
「それほどでもないわ。ん……はあ……マーリンは買い被っているのよ……」
体力の限界を迎え疲れ切った表情の愛歌。言葉にも力がなく、今にも気を失いそうだ。
「君の噂なら、前々から聞いていたから買いかぶりとは思わないよ。鎧の町の聖女様だ。こんな形で会えるとは思わなかったが、これも何かの縁だろうな。マーリンから聞いているだろうが、君は今後鎧の町ではなく、このノワールの宮廷魔術師として力を尽くしてもらうからな」
「まるで、決定事項のように言うのね。わたしの意見を聞く気はないのね」
「もちろん、君ほどの力ある者を野放しにはできない。俺の管理下でのみ君の自由は保障される。もちろん、マーリンを見れば分かるとおり、俺に忠誠を誓っていれば、ほぼ自由なんだけどな」
「でも、わたしは鎧の町を発展させることを願われたわ。それを無碍にはできない……」
逡巡する愛歌をマーリンが後ろから抱きしめる。
「マーリン!?」
「ふふ、可愛い愛歌。そんなつれないことを言わないでおくれよ。ボクと一緒に堕ちるところまで堕ちてしまおうよ」
「ッ……ん」
マーリンは愛歌の首筋を舐め、乳首を抓る。
「ひん……♡」
身体中が敏感になった愛歌はそれだけの刺激でも十分に魅力的に感じてしまう。マーリンの手が乳首から腹部を擦り、そしてマンコを穿る。
「ひやん♡ あ……んあん♡ あッ、マーリン、そんな、んん、男の人の前なの、んふ……はう♡ あ、あ、そんなのダメよ♡」
よがる愛歌を抱きかかえてマーリンはくちゅくちゅと音を鳴らして愛歌をマンコを指で抉り、Gスポットをひっかく。
強烈な快感で愛歌が仰け反る。マーリンの手淫はまさに愛歌を絶頂させようというほどに激しいものだ。しかし、愛歌は呪印の所為で絶頂ができない。イクにイケない状況は依然として継続していて、愛歌の我慢はもう限界を超えている。
「あッ、あッ、んあッ、ああん♡」
「ふふ、まだイケないね、愛歌」
「いや、もう許して、マーリン、こんなの続けないで」
「君がノワールに鞍替えするって言えば一瞬だよ。チンポは目の前だよ。我慢なんてする必要ないんだ。これから、君がご奉仕するのは、あれだ」
甘く蕩けるマーリンの声が耳から愛歌を犯す。
愛歌の身体はマーリンが時間を掛けて作り替えている。精神のほうは、もともと我慢強くはない。何せ、彼女にはそもそも人格らしい人格はなかったのだ。人間の器に合わせて、少しずつ人格を構成し学習していったが、それは「人間とはこういうもの」という仮面を何枚も重ねたものだ。愛歌の本質は「無」である。だからこそ、愛歌は「基本的には常識人」と「効率重視の非道」の二つの側面を両立できるのである。
ところが、マオによって神の如き力を愛歌は失った。
彼女に残されたのは積み重ねた常識という学習の成果だけで、実感と経験から構成される強固な自我は存在しない。
今の沙条愛歌は、同年代の誰よりも精神的に打たれ弱い女の子でしかないのであった。
快感を極限まで高められ、さらに寸止めを延々を繰り返された愛歌に我慢という発想はそもそもないし、できない。そんな余裕は失われている。
ペニスを見れば、強烈なメスの欲望に支配される。
「ふあ……♡」
愛歌の眼前にペニスをぶら下げると、愛歌は表情を蕩けさせた。
知識でしか知らないそれを、愛歌はどうしようもなく魅力的に思ってしまう。
「これが、男の人の……マーリンを屈服させたもの」
まだ勃起しきっていない。
それでも、特徴的な臭いを感じる。
酷い臭いなのに、顔を背けられない。
思わず生唾を飲んでしまう。
何がそこまで愛歌を虜にするのか分からない。
「舐めてみるかい?」
と、マーリンは言う。
「舐めるなんて、そんなこと……」
「フェラチオだよ。知らないわけじゃないだろう? はしたないことだけど、セックスする前にはみんなしてるんだよ?」
「セックスする前に、みんなしているの?」
「そうだよ。前戯だからね。そうやって、チンポを勃起させてマンコに入れやすくするんだ。男の人をその気にさせる、大事な通過儀礼さ。セックスしたいんだろう?」
「……舐めればいいのね?」
マーリンにそれっぽく言われると、そうなんだろうと思う。疑問を持てるほど愛歌に知識も経験も余裕もない。
肉体が欲しいと言っている。
指針としては十分だ。
愛歌はゆっくりと身体を起こして、ベッドの前で仁王立ちするマオのペニスを口に含んだ。
「ん……む……ん……じゅる……」
「お……ん、いいぞ」
ペニスを口の中で吸う愛歌。
小さな口の中でむくむくとペニスが肥大化していく。
愛らしい愛歌の頬が窄まり、ペニスが口の奥へと吸い込まれていく。
「ふうー♡ んふうー♡ じゅる……ちゅる……じゅるる……んふぅ♡」
(男の人の味がする。苦くて、熱い。これがフェラチオ。わたしの口の中で少しずつ大きくなっている)
舌が焼けるように熱い。
愛歌はペニスに舌を這い回らせつつ、頭を前後に揺らす。
「上手上手、その調子だよ愛歌。ご主人様のために丹精込めてしゃぶるんだよ」
と、耳元でマーリンが囁く。
ペニスをしゃぶるという行為への忌避感はない。
味を嫌悪するものではない。
これが普通なのだというのなら、それをそのまま受け入れるまでだ。
「ん、ん、んん……ちゅぱ……ふあ?」
口からペニスが抜ける。
現れたのは涎で滑る巨根であった。
さすがの愛歌もこれには驚いた。
「あ……これ、こんなに?」
(大きい。あのチンポがこんなに大きくなるの? わたしの顔くらいあるんじゃないかしら?)
動揺するのも根源接続者の力を失ったからだろう。
再びマーリンが愛歌を背後から抱きしめる。
「いよいよだね、愛歌。ずっと、これを愉しみにしてたんだろう?」
「あ……それは、ふうぅ♡」
愛歌のマンコをマーリンがじゅちゃぐちゃと弄る。どれだけ激しく弄られてもマオとセックスしないと絶頂できないのだから苦しい。
愛歌のマンコはこれでもかというほどに愛液を零している。
「あ、あ、んあッ……はあ、はあ、ふぐ……んあッ、あ」
「ほら、おねだりするんだ。セックスしてくださいって、自分でマンコ広げて」
「自分で、広げるなんて恥ずかしい……」
「こんなにして今更恥ずかしがっても意味ないぞ。それとも、ご主人様にお帰りいただくかい?」
「ひッ……あッ、それは、ダメ」
もしも、マオがセックスをせず、自分を見限ってしまえば、この身体はどうなるのか。絶頂できないまま火照った身体で延々と時を重ねることになるのか。
未来が見えない愛歌でもそれは生き地獄だと分かる。
愛歌はマーリンに促された通りに両手でマンコを広げた。ピンク色の濡れた媚肉が涎を零している様をまざまざとマオに見せつける。
「はッ、はッ、はッ、ふう……お、お願いします。わたしと、セックスしてください」
顔から火が出るのではというほどに顔を真っ赤にして、愛歌は言った。
とても可愛らしい初心な反応だ。
これだけで全力で勃起できる。
「セックスしたいんだな?」
と、マオは念押しする。
「……はい」
愛歌は目を伏せて頷いた。
もうマオを見ることができないというほどに恥ずかしがっている。
マオはベッドの上に乗って、愛歌の膝を掴む。そして、ペニスを膣口に押し当て、腰を落とした。
挿入されるはずのペニスはマンコの上を滑ってクリトリスを擦る。
「ひゃん♡」
愛歌は可愛らしく声を漏らす。
だが、挿入されていない。愕然とした。
「ど、どうして?」
「まだ、俺に仕えると言ってないから」
「え、ぅ、それは……でも……」
「言わないと、ずっとこのままだぞ」
物欲しそうな愛歌のマンコを尻目にマオはクリトリスをペニスの裏側で擦るだけだ。一方、セックスできると期待を膨らませていた愛歌は期待した分だけ失望も大きい。ジェットコースターのように精神状態が上がり下がりを繰り返し、心の均衡が崩れてしまう。
「ふぅ、ふぅ、んあ、あ、もう、いや、限界……んあ、あ、入れて、入れてください、我慢できないの、セックス、気持ちよくして、イカせて」
「仕えるか? 俺のものになると誓えるか?」
「誓います。誓いますから、わたしをイカせて。我慢、いや、いやなの。許して、ああぁ」
ずりずりとマンコを擦られる愛歌は涙を零して肉体の限界を訴える。
その言葉を聞いて気分をよくしたマオは、ペニスの角度を変えて愛歌の膣口に亀頭を押し当てる。
「ひぃん♡ あ、あ、入れて、入れて、そのまま♡」
愛歌が腰を自分から動かしてペニスを咥え込もうとする。ひくつく膣肉も期待を高めて涎を零す。こうなってはマオも我慢できない。今度こそ、愛歌の処女を奪う。
「ひゃ――――ふああああああ♡」
びしょ濡れマンコの処女はあっさりと散った。破瓜の痛みはまったく感じない。強烈な快感が痛覚を麻痺させ、全身で悦びを溢れさせる。
(入った、入った、わたしの膣内に男の人のものが)
ぞくぞくとした快感が背中を震わせる。膣肉が今までにないほど引き攣って、ペニスを締め付けているのが分かる。
これでもまだ半分だけだ。
初めての愛歌の膣内は、開発が進んでおらず狭い。マオの巨根をすべて飲み込むのには、まだ時間がかかる。
なので、マオは小刻みにペニスを前後させる。
カリで襞をひっかきながら、リズムを取って愛歌の膣を慣れさせる。
「ひん♡ あん♡ んあん♡ あ、あ、あ、すごい♡ あ、動くの、チンポすごいわ♡ あ、あ、頭が変になってしまう♡」
愛歌はすっかり表情を蕩けさせて、結合部分を凝視している。
少しずつ愛歌の膣が蕩けてきて、強ばった奥の肉が解れる。ずりずりとペニスが掘削し、深く深く入っていく。
「ひぅぅう♡ まだ、奥に入ってくる♡ こんな、大きいのに♡ 全部、入っちゃうの♡ あ、あ、わたしの中、全部、あなたのでいっぱいになって、満たされて……あん♡」
愛歌が身体を捩る。
快感に耐性がないのか、まだ序盤だというのに愛歌の膣肉は断続的な痙攣を続けている。柔らかい膣内の感触。絡みついてくる肉襞はしっとりとしていて最高に気持ちがイイ。愛らしく楚々とした愛歌に反して膣内は積極的に男を求めて食いついてくる。
「始まったばかりなのに、ずいぶんと乱れるじゃないか」
「い、言わないでぇ♡ こんな、ふぅあ……あッ、んッ、ひん♡ あ、ダメ、変なの、動かれると変なのが、あふぅ、あ、来ちゃうぅ♡」
ひくひく、と愛歌の腰が震える。
さっそく絶頂の気配が近づいている。
焦らされ続けた愛歌の身体は、こんなにもあっさりと堕ちてしまう。
解して解して、膣奥に辿り着く。
子宮口をトントンとノックする。
「ふひゃん♡」
と、愛歌は可愛らしく鳴く。
「深い、深い、そんなところまで、あ、すご……ぃ、ああ、何? 来る、あッ」
ぞわぞわ、と何かが這い上がってくる感覚に愛歌は困惑する。
それが絶頂。オーガズムの前徴だと愛歌が自覚する時には、すでにその感覚は脳一杯に満ちていた。
「ひぐぅ♡」
愛歌は身体を海老反りさせて、イッた。
我慢という発想が出てくるよりも前に、愛歌の頭は快感で一杯になった。
「あ――――は♡ ふは、何今、あ、ふああ♡」
初めての絶頂。その余韻が収まる前にマオは続けて抽挿する。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、と愛歌のマンコを堪能する。
「ひッ、あッ、あッ、これが、イク、あ、んあ、イク、なのね。はう、あ、気持ちイイ、あん、ふあ、あんん、あ、あ、あ、んあ、あ」
愛歌のマンコはペニスの抽挿に慣れてきて、愛歌にも愉しむ余裕が出てきた。初絶頂からさらに軽い絶頂を二度、三度と経験し、愛歌はそのたびにはしたない笑みを浮かべてマンコを締め付ける。
「どうやら、気に入ったみたいだね」
「ふえ?」
「ご主人様のチンポ」
「あ、んあ……ふうぅ」
「マンコ抉られて、子宮の奥をトントンされる。すごく気持ちイイだろう?」
マーリンは愛歌に囁きかけながら、愛歌のクリトリスを指で捏ねる。ペニスで膣奥を突かれているのにそんなところを弄られたら、刺すような快感と深くじんわりとした快感の同時攻撃で全身が火を噴きそうになる。
「あ、あああ♡ あ、あ、あ、すごい、すごいの、それ、あひ♡ ひはぁ♡ ああん♡ き、気持ちイイ♡」
「気持ちイイ?」
「気持ちイイ」
「お腹の奥、好き?」
「す、好きッ、それ、あ、あ、奥、一番、イイ♡ あ、ふぁん♡」
愛歌は必死の表情でマーリンの質問に答える。
快楽が最優先になっていて、それ以外はどうでもいいといった風だ。
マオはあまのじゃくなところがあるので、奥が好きだというのなら、あえて奥を弄らないことにした。浅いところで小刻みにペニスを動かす。快感はしっかりと与えるが、愛歌は焦らされているようで堪らない。自分から腰を動かして、ペニスを奥に誘導しようとしてくる。
「愛歌、必死になってどうした?」
「だって、だって、チンポが、あ、あ、奥に、もっと突いて、全部、全部欲しいのに」
「そんなに奥まで欲しいのか」
「意地悪しないで」
「そうか。それは悪かった」
泣きそうな顔の愛歌が愛おしい。
マオは愛歌を抱き起こして、腰の上に座らせる。
対面座位の姿勢は、愛歌の体重でペニスが一気に深いところまで突き刺さる。
「あ――――ああああああ♡」
愛歌の膣が一気に締まった。
思わず射精してしまいそうな締め付けだ。
「これなら奥まで届くだろう。ほら、自分で動かしてみろ」
「は、はい……ふぐ……んふ……ふう……はぁん♡ あは♡ ひう……ふぅん、はあぁ♡ あん、あん、んあん♡」
愛歌は言われたとおりに自分で腰を上下させる。
膣の吸い付きはさらに強くなり子宮口がペニスにキスをする。
愛歌は身体を安定させるためにマオにぎゅっと抱きついて全身を密着させる。愛歌のいい匂いがマオの鼻孔をくすぐる。
「はあ、はあ、はあ、んあ……あん、ん、ふあ、あ、奥、すごい、あん、わたし、こんな、気持ちイイこと、知らなかった。あん、ふあん、あん、ああん♡」
愛歌は声を殺すことなく、嬌声を上げる。
愛歌にとって人生は絶望と同義だ。
生きることも死ぬことも意味がないので、ただ呼吸しているというだけであった。肉体は蛋白質でできた人形に過ぎないもので、この世はおしなべて無意味である。それが根源接続者の共通認識である。
だが、今は違う。
愛歌は肉の悦びを知った。決して無意味ではない「快」の感情を覚えた。
「いいぞ、愛歌。そのまま中に出してやるからな」
「は、はい」
「い、くぞッ」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あああああああああああああああ♡」
激しいピストン運動の果てに、マオは射精した。愛歌の膣内にどろどろとした精液を思い切り流し込む。
引き上げられた快感がそのまま噴火のように噴き上がり、愛歌の意識を吹き飛ばす。喉を裂かんばかりの嬌声を上げて、愛歌は舌を突き出し天を仰ぐ。
今までで一番の快感、そして絶頂。
愛歌ははしたなく初潮吹きを経験し、そのまま意識を失った。
■
イステネブルの侵攻から七日。
ミコトの呪殺で全滅した騎士団の遺体の埋葬や焼け落ちた家の片付けや救済措置などで未だにバタバタとした日々が続いている。
幸いだったのは死者がいなかったことだろう。攫われた人もいない。もしも、人的被害が出ていれば国内世論はイステネブルへの報復をより強く主張しただろう。
マオとしては、あまりイステネブルへの戦争をすぐに始めようとは思っていない。
戦争は金がかかる。
戦争をするからには、多額の資金と人命を費やして、それに相応しいリターンを得る計画がなければならない。
イステネブルは正直、支配するうまみのない土地だ。
そういう意味ではノワールと似ている。
戦争して資金と人命を投資する価値がないのである。
そのため、一番の良策は戦争を回避し、賠償を要求することであろう。一先ずは国内世論はこれで抑える。後はイステネブルの出方次第となろうか。本気で戦えば、戦闘向きのヒロインを多数擁するこちらが有利だ。ただし、占領するとなると人手が足りない。湿地だらけで交通の便の悪いイステネブル国内では、地域ごとの兵の融通にも時間がかかるだろう。やはり実効支配する力がない内は攻め込まない方がいい。
二千人という騎士の犠牲者を出して、明確な敗北を喫したイステネブルだ。あちらはあちらで国内の綱紀粛正でしばらく動きがないだろう、と相談役のマーリンは言った。
ということで、今のうちにこっちの問題を片付けることにする。
「流通が減っているな」
経済の問題である。
大陸各地で戦争が繰り広げられているものの、商魂たくましい商人たちは国を跨いで物品の取引を続けている。
ノワールの場合陸路はごく一部の商隊が使うだけで、メインは海路である。
このところ、港に出入りする船の数は減ってきているのである。
これは、海運による経済を重視しているノワールにとって危惧すべき案件である。流通は国外の情勢に影響されるので、安定した財源とするのはそろそろ難しいのかもしれない。
「船が来ないのは、南のほうで戦争しているからよね」
「びっくりした。愛歌、いつ来たんだ?」
資料を読んでいたら、不意に目の前に愛歌が立っていた。
「声をかけたのに返事がないから、何かあったのかと思ったのだけど」
「すまない。集中し過ぎていたみたいだな」
「根を詰めない方がいいわ。身体を壊してしまったら元も子もないもの」
愛歌が宮廷魔術師としてマオに仕えるようになって、劇的な変化があったかというと、まだそうでもない。というのも、愛歌はいまだに宮廷魔術師として表立って活動をしていないからだ。マーリンが適当に手を回せば済む程度の話が多く、それも片手間であった。愛歌はちょこちょこと魔術礼装などという怪しげな物品を作っているくらいの活動だ。
そんな愛歌は今のところ宮廷魔術というよりもメイドとしての働きのほうが目立っている。
どういうわけか、愛歌はメイド服を着て仕事をしている。これが、思いのほか似合っているので、マオのほうが驚いたくらいだ。
もともと、愛歌はよき娘、よき姉として振る舞った時期がある。
精神性が人並みになったことで、愛歌が手本としたのがその時の振る舞いである。面倒見のよい人間という形で、愛歌の人間性は成長し始めていた。
「午後のお茶菓子と紅茶を持ってきたの。よかったら、食べて」
愛歌はお盆の上にティーポットとケーキが一切れ置いてある。
「分かった。冷めるとよくないな。今、もらおう」
資料を読んでいたところで、解決するわけではない。
休憩を取り、糖分を摂取して脳をリフレッシュしたい。
「愛歌の分がないな」
愛歌が持ってきたのはマオ一人分だけだ。
「だって、メイドがご主人様と一緒にというわけにはいかないじゃない」
「ここには俺と愛歌しかないから気にしなくてもいい。それに、愛歌はただのメイドじゃないだろう」
「ええと、はい」
愛歌は頬を染め、首に装着したチョーカーをなぞる。
マオの物になった証である。
メイド服のデザインに合致した黒いチョーカーは、愛歌にとってマオとの繋がりを示す大事な物となっていた。
マオは戸棚からティーカップと小皿を持ってきた。ティーカップに紅茶を注ぎ、ケーキを半分に切り分けて、小皿に移した。
愛歌は恐縮したようにそれを受け取り、マオと一緒に食した。
「甘くて美味しい。よくできてる」
と、愛歌が呟く。
「これはどこの店の菓子だ?」
「宮森さんのお店よ。あなたも知っているでしょう?」
「あおいの店か。ドーナツ以外にも手を出したのか」
あおいのおかげで、ノワールはドーナツ発祥の国として内外に名が知れた。輸出品としても人気で長い船旅でドーナツを楽しむために大量に購入されることもあるらしい。
もともと精力的に仕事をする娘である。
それがしっかりと結果に結びつく辺り、経営の能力もあるのだろう。
ちなみにあおいの店のパトロンはマオである。あおいの店は多くの人が出入りする人気スポットであり様々な情報が行き交う。彼女はそうした情報をマオに伝える役目も担っているのである。
「この美味しいケーキも船の行き来が減れば、食べられなくなってしまうわね」
「南洋連合の内ゲバだって話だが」
南洋連合は大陸南西部の海沿いの国々が出資して設立した貿易会社だ。南西部には小国家がいくつもあり、一部の国が不当に関税を上げたり、港を閉鎖したりすると全体の交易に不都合が生じるため、それらを防止するためにこの地域の貿易を独占して扱うことを目的としたものである。何より、小国家同士で争っていても大国に潰されるだけだ。そういう観点もあって、一つの経済圏として各国の港を一定の条件下で解放していた。
この南洋連合と出資元の小国家群との間にすれ違いが生じて何年も前から問題になっている。
「それだけじゃないわよ。あそこ、一月前に島ができたじゃない」
「島ができたって言うのが、ちょっとよく分からないが。火山でも噴火したか?」
「いいえ。ある日突然、島ができたのよ」
「ある日突然?」
「一晩で。わたしも驚いたわ。とても大きな魔力を感じたの。何かと思って覗いてみたら、逆に睨み返されちゃって。機嫌を損ねたら、呪いが飛んできていたかも」
「ヒロインか」
「ええ。わたしとは違う世界の娘。たぶん、人間じゃないわ。神様かしら。銀色の髪と黒曜石のような深い黒い瞳が綺麗だったわ。その娘が、島を作ったの。海のど真ん中に。魔力の出力はわたしとは比べものにならないでしょうね」
「そのヒロイン、マーリンは知ってるのか?」
「気になっているみたいだけど、あまり関わりたくなさそう。ボクの天敵だからって」
「あれの天敵なんているのか?」
「物は言いようでしょうけど。あなたみたいな天敵もいれば、純粋に戦いの相性が悪い相手もいるでしょう」
「……島を作るか。まあ、確かに脅威的だな」
一晩で島を作ってしまえる能力。間違いなく、天変地異を操る最高位のヒロインの一角であると言えるだろう。
今のノワールでその規模の力を振るえるヒロインはいない。愛歌が魔力のバックアップを受けて、無理をすればそのレベルに達するかと言うくらいだ。
「その島が問題を大きくしているのか」
「怖がって、みんな近づかないの。排除に動いた軍もいたけど、全滅したようだし。それで流通が減って、南洋連合の内輪揉めが大きくなったわけね」
「じゃあ、そのヒロインを何とかすれば一応の解決にはなるのか」
「どうかしら。南洋連合の問題もあるから一概には解決とはいかないと思うけど、元の状態に戻すことはできるわね」
「そうか。どうするかな」
ヒロインが相手なら、マオの力は切り札となる。ただ、そこまで出ていくとなると、国を留守にすることになる。領主という立場もあるので、どう折り合いをつけるべきか。それが悩みどころであった。
「だが、まあ、問題の出所は分かった。やはり、千里眼は便利だな。愛歌がいてよかった」
「そんな、こんなことで褒めてもらっても……」
愛歌にとって、遥か遠くを見るのは息をするのと同じくらい簡単だ。
だた、世の中には愛歌の千里眼に気づき、逆に睨み返すような者もいる。千里眼を妨害する結界を張る者もいる。視線を辿り、呪いを送りつけてくる者もいる。南洋に出現したヒロインは、それらの力も隔絶していた。おそらくは何らかの魔眼も持っているだろう。
そういった怪物でもない限り、愛歌に見えないものはそうそう存在しない。それはマーリンも同じことだ。
「何か褒美をあげないとな」
冗談めかしてマオは言う。
本来ならば情報収集の過程では人手を割いて、流れてくる情報を取捨選択して精査をする必要があるところを愛歌はこの場にいながら大事な情報を持ってくる。これは他国に対する大きなアドバンテージだ。
「褒美。そんな、どうしようかしら……」
愛歌は照れながら視線を彷徨わせる。
それから、羞恥に頬を染めて、呟くように口を開いた。
「その……それなら、一つ」
「なんだ?」
「キスをしてほしいの」
「キス?」
「だって、まだしてもらってないもの。エッチはしたけど、キスはまだ……」
愛歌を服従させたセックスで、彼女の身体を激しく求めた。しかし、確かにキスはしていない。
「乙女チックというんだったか」
「う……やっぱり、恥ずかしい。今のはナシで」
「いや、いいぞ。ほら、こっちに来い」
「え……ぁ、はい」
愛歌は立ち上がって、マオの傍に歩み寄る。
マオは愛歌の手を取って引き寄せ、その小さな身体を抱きしめる。
「ぁ……ん」
愛歌の頬を撫でて顔を隠さないように髪を払う。
愛歌を膝の上に座らせて、頤を上げる。
そして、そっと唇を重ねる。
「ん……♡」
愛歌の唇は柔らかく瑞々しい。しっとりとしたその唇は緊張で固く閉ざされる。
「あ……ん……キス、これが」
「もっとするか?」
「え、ええ。その、もっとしたい……んむッ」
愛歌の望みを叶え、今度はより深い口付けを交わす。
緊張を解きほぐすように優しく唇を吸い、空いた隙間に舌を差し込む。愛歌は驚いて舌を引っ込めるが、それを追って愛歌の口内に舌を滑り込ませた。
「は――――んふぁ♡ あ……ぁ……んあ……れろ……れろ」
おっかなびっくり愛歌は舌を動かしてマオの舌を舐める。
「愛歌、もっと舌、動かして……ん、ちゅ……れろ」
「ひゃぃ……んちゅ……れろ……ちゅ……ちゅ……れろ」
歯茎をなぞり舌の裏側を舐め、上顎から内頬までを味わう。並びのよい白い歯列もマオの愛撫の対象だ。愛歌の口内でマオの舌が届かない場所はない。甘い涎を交換して、舌を舐め、強く唇を吸う。
「ん、ん、んんッ、んん……♡」
ちゅぱ、と音を立てて唇が離れる。
うっとりした表情の愛歌の唇から一筋の糸が零れる。
「愛歌、今夜、空いているな?」
「はい」
「俺の部屋に来い」
「はい」
愛歌はふにゃりと笑った。
夜に男の部屋に行くのがどういうことなのか分かっている。
愛歌にとって、それはご褒美中のご褒美だ。
今から夜が楽しみで、愛歌はスキップしてしまいそうな気持ちでマオの部屋を辞した。
愛歌は無色透明で自我がないのがベースだけど、成長の余地はあるんだ。複雑な人間性を形成する前に強烈な感情を覚えるとそれ一色になるっていう厄介さがあるのが玉に瑕。
プロトだと恋心に染まりましたが、ここでは愛欲と快楽に染まりました。
対象はマオ一択で人類とかどうでもいいので人類悪にはなりません。なるとしたら、マオ限定の快楽天になります。そのときに他の人類がどうなっているかは分かりません。
ただ現状だと覚えたてのエッチに嵌まってキス魔になった金髪エロメイドです。