異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
ホープでの戦を終えて、穏やかな日々が戻ってきた。
ホープを手に入れたことに加えて、静謐のハサンの活躍で、クロガネ大公国に大きな打撃を与えられたのも大きく、ノワールの周囲に目立った敵はいなくなっていた。
クロガネ大公国内では、ユーノ皇子がノワールに毒殺されたと喧伝されていて、大公自らノワールへの敵意を露わにしている。その一方で失われた兵力は大きく、鎧の町での敗北以来となる大敗北は国内外に少なくない影響を与えている。
地方領主の中に、大公への反発を隠さない者も出てきた。
ロドポリス侵攻で失点を挽回しようとした大公は、逆に追い詰められる形になったのである。
辛うじて仮想敵国をノワールに設定することで、国内の反発を流している状況だ。
隣国の混乱を尻目に、ノワールは日常を回復している。
ホープの解放はそれだけ重要であった。
貿易船がすでに出入りを初め、滞っていた経済は順調に回り始めた。
アカネは海の見える高台の広場でぼけっと海を眺めていた。
激動の日々を越えて、流れ着いたノワールでアカネは漫然と日々を過ごしていた。
正直、文化の水準が低いノワールでの生活に慣れたかというとそうではない。奴隷商に連れ回されていた時やアテナに飼い殺しにされていた頃に比べればずいぶんとマシではあるが、やはりアカネは二十一世紀の日本で生まれ育った現代っ子であり、彼女から見たノワールは中世から近世ヨーロッパ程度の文化レベルに見える。ネットもスマホもない環境で、暇つぶしをするのは、なかなか難しい問題だった。
アカネの立場はマオの屋敷に勤務するメイドの一人かつ愛人。それに相応しい給金も出ているので生活には困らない。引きこもりにはかなりキツい状況の連続だが、逃げ込む先があるわけでもなく、働いていれば何とかなるので今を享受している。
「あ、アカネちゃん、こんなところで何してるの?」
と、陽気に声をかけてきたのは、桃色の髪の可愛い女の子だ。ユイというどことなく日本人らしい名前のファンタジー世界出身者である。
ファンタジー世界出身者らしく回復系の魔法を得意とする治癒魔術師であり、医療面でマオを支える重要な立ち位置を築いている。
「ちょっと休憩中」
「そうなんだ。今日は朝からだったもんね。ノワールはもう慣れた?」
「そこそこ。旅行するならいいところかもとは思うけど……坂がキツいのが嫌」
「あはは、だよね。ここ、急斜面多いし。……わたしはあまり詳しくないけど、防衛の観点からするといいらしいんだよね」
ノワールの中でもパラディクレールがパンゲア帝国の第二帝都になったのは、この眺望のためだ。平時は優れた眺めの高台であり、有事は水平線まで見渡せる立地。そして、背後は山岳地帯が延々と続く。町そのものが軍事的な目的を意図して設計されているのである。
その分だけ日常生活には不便がある。
アカネが不平を漏らした急勾配の坂道は、その最たるものだろう。斜面に形成された町なので、日常的に坂道の上り下りを強いられるのだ。
「ユイは?」
「買い出しの帰り。使ってたお皿を割っちゃって」
と、ユイは麻布の手提げ袋の中をアカネに見せた。
陶器の平皿の他に、木製のフォークやスプーンも入っている。自分用の日用品だ。
「ふーん、やっぱりユイは家庭的だよね。元の世界ではモテたんじゃない?」
「そ、そんなことないよ。わたし、結局何もできなかったし……それに元の世界のことはもういいの」
「あ、そう……ごめん、変なこと言って」
「ううん」
ユイの表情に影が差す。
アカネはいけないことを聞いたと思って謝罪した。
元の世界への思いは人それぞれだ。
この世界における自分たちヒロインの成り立ちはアカネも聞いている。元の世界には戻れないどころか、今、ここにいる自分は元の世界の自分のコピーに過ぎないと聞かされて、平静でいられる者は少ない。
サーヴァントのようにその世界に召喚され、役目を終えたら消えるのが当たり前のヒロインや異世界を旅することを楽しめるヒロインは別だが、元の世界に未練がある者にはキツい。
アカネもまさにこれからというところで、この世界で目覚めたのだ。
「まあ、この世界はこの世界で気に入ってるし、ご主人様も優しいし、元の世界に帰るって選択肢がないんだから、こっちで頑張るしかないよね」
「優しい? あいつが?」
アカネはマオを思い返して首を傾げる。
アカネからすれば自分の処女を奪い、辱めた相手だ。強引な手法で女を犯し、従えるマオを優しいと表現するのは適切でないように思う。
「優しいよ。ご主人様は、わたしを助けてくれたんだから」
「そう? そう……なんだ」
ユイの圧に若干引いたアカネはこの話題をさっさと切り上げることにした。
普段の柔和で大人しく、どこまでもいい子なユイが唯一強く主張するのがマオのことだ。アカネは何度かマオのことでユイと話をしたことがあるが、ユイはマオを全肯定するし、その度にどこか重たい圧を放ってくる。
ユイはまさに学級の優等生といった性格なのだが、ダメ男に引っかかって周りが見えなくなっているような危うさを感じる。
(それはわたしも同じか)
内心でアカネは呟いた。
強引に迫られて、滅茶苦茶にされたのに結局、今になってもマオから逃げることができない。金も逃げる時間もあるのに離れられない。そういう気持ちが湧いてこない。理性ではおかしいと分かっているのに、感情がついてこない。それどころか、マオと肉体関係を持つことを期待している自分がいる。
常識的にはあり得ないことが自分に起きている。
洗脳、催眠、どれもアカネの常識の埒外にあるファンタジーだ。まして、セックスで堕とされるなど、出来の悪いエロ漫画も同然の状況だ。それでも、アカネの身体はそうなっているし気持ちもそうだ。マオを受け入れているし、好意的に感じている。それを疑問に思う理性はあっても、それすらも次第に溶けて消えてなくなるのだろうと思っている。
今のユイは未来のアカネだ。
それが明日か、一ヶ月後か分からないが。
ユイもこの町では新参者らしいので、それほど時間はかからないだろう。
(……楽しみ)
ふと、そういう気持ちになる。
マオに心身共に完全に隷属する。そうなったときの自分がどうなるのか分からないが、それは悪いことではないのだろう。
「ところで、それ香水だよね。何の香り?」
と、アカネはユイに尋ねた。
ユイの麻袋の中にある青いガラス瓶が気になったのだ。
「あ、これは、その……フローラル系?」
「何で疑問形?」
「うん、フローラル系で間違いないよ。ベースが花だし」
「適当」
「あはは、わたしもよく分かってないんだ。この世界の花の香りだから」
「ああ、それもそうだね」
ここは異世界だ。
アカネの世界ともユイの世界とも違う。生態系も似ても似つかない。魔物だけでなく植物も、元の世界にないものがたくさんある。となれば、香水のベースに使われる植物もアカネとユイにとって未知の植物となることに不思議はない。
「あ、じゃあ、わたしそろそろ行くね。夕ご飯の準備もあるから」
「うん、また」
時計台の鐘が鳴る。
正午と夕方五時に鳴る時報だ。今鳴っているのは夕方五時を知らせるチャイムだ。
ユイはそれをきっかけに広場を後にした。
アカネはしばらくオレンジ色の空と海を眺めた後、自宅に帰っていった。
■
近年、マオの夕食は料理を得意とするヒロインに任されるようになった。
これは、ヒロインであればマオを害することができず、毒を盛られる心配がないからである。
最近は愛歌かユイが料理担当になる日が多い。二人とも料理上手で、マオの舌に合う食事を提供できる。
今日の料理担当はユイだ。
日々貴族が食べている豪奢な食卓は望めない。ユイは一般の家庭料理の範囲にしか手が出せない。それでもマオが望んでいるのは安心安全であり、ユイの腕はキッチンを任せるには十分だ。
一国を領する統治者の食事を作るということに初めは恐縮していたユイであったが、基本的に食べるのはマオ一人だ。マオがよしとすれば、それでよいのだ。
食後、寝室に戻ったマオはユイを招いて雑談に興じた。
小皿に盛った一口サイズのチョコレートを摘まみながらマオはユイに尋ねる。
「今日のムニエルは最高だった。何の魚を使ったのか聞いてなかったな」
「ありがとうございます。今日、水揚げされたノワールサーモンを使いました。今が旬だって聞いたので」
「ああ、確かに毎年、この時期はノワールサーモンの脂がのる時期だな。もう少しすると、今度はノワールサーモンを使った保存食を作る季節になる」
「保存食ですか。干したりですか?」
「そう。ユイの世界にも干し鮭はあるのか?」
「似たようなものなら。ノワールサーモンはないですけど」
「そりゃそうか」
保存食は人間の文明と切っても切り離せない関係にある。
冷凍保存技術が確立されていない世界ならば尚のことであり、寒い冬や長い航海を乗り越えるために、必要不可欠なものだ。
世界は変わっても、人間が食事を必要とする限り、その部分に変わりはないのだ。
「それじゃあ、秋になったら干し鮭を使った料理も考えてみます」
「楽しみだな。ユイの料理は、何というか落ち着くんだよな」
「そうなんですか? ふふ、それならよかったです」
一日の終わりにとりとめのない話をする。
必要不可欠な話ではない。
今日の町の様子であったり、他のヒロインの様子であったり、そういった話をユイから聞いた。
ユイ自身、ノワールに来てから日が浅い。
しっかり者で、コミュニケーション能力も高いので他のヒロインとも仲良くやっているようだ。
「ユイ、そろそろベッドに行こうか」
小一時間ばかり会話を楽しんだ後で、マオはユイをベッドに誘った。
男女が夜に寝室に二人きりになったのだ。最終的に行き着くところは決まっている。
「それとも今日は帰るか?」
「いえ……あの、帰りません。よろしくお願いします」
なぜかユイは頭を下げた。
まだセックスする前は緊張してしまうらしい。
服を脱いだユイの綺麗な身体は、宝石もかくやとばかりの美しさだ。
血色の良いハリとツヤのある若い肌。くびれた腰。大きな乳房。可愛らしい容貌。どれをとっても高評価である。
そんなユイを抱き寄せて密着したマオは、まずその身体の柔らかさを堪能した。
「あ……ん……ご主人様」
ユイの髪を撫で、尻をさすり、腰を抱き寄せる。
ユイはマオに完全に身体を許した。
気持ちよさそうに目を細めて、マオの胸板に頬を寄せる。
「香水、つけているんだな」
ユイの首元からほんのりと漂う香りにマオが気づいた。
「あ、はい……少しだけ。その、嫌であれば、落としてきます」
「嫌じゃないぞ。いい匂いだ。なんだか、やらしい気分になる」
「そ、そうですか? 嫌じゃなければ、よかったです」
ユイは頬を紅くしてマオの視線から逃げるように目をそらす。
香水は異性へのアピールだ。
特にユイが付けているのは、アカネがめざとく見つけた青い小瓶の香水であり、その主成分は夜淫草という花から抽出された匂い成分である。そこにマンドラゴラの蜜を混ぜ込んだものである。どちらも昔は淫魔の秘薬の材料として使われていたという伝説があり、これを調合した香水は媚薬とか愛の妙薬という宣伝文句で出回っている。その香りは甘い花の蜜のようで、淡く漂うだけなのに印象に残る不思議な香りであった。
「わざわざ、香水つけて俺の部屋に来たんだな」
「……そ、それは、その……はい」
ユイは羞恥に顔を真っ赤にした。
彼女が香水をつけたのはマオの気を引くためだ。
「やらしいなユイ」
「あ、ん……ごめんなさい」
ユイの乳首を摘まみ、乳房を揉む。ユイは呼吸を大きくして、生唾を飲む。
ユイを抱き締めたマオはユイの肌をさすり、耳たぶを舐める。太ももに指を這わせ、少しずつユイの身体をその気にさせていく。
「ふ……ん……ぁ……ん……はあ……くすぐったい、です……」
「乳首固くなってる」
「んッ……はあ……ご主人様がエッチな触り方するからです」
「そうか。俺だけのせいじゃないと思うけどな」
「ん、く……ぁ……ふうぁ……ぅ……んん」
ユイの身体が小刻みに揺れる。
熱いマンコをなぞると待ちきれないとでも言うように腰がひくつく。
「はあ、はあ、はあ、ふう……ふう……ん……ぁ……んあ……あ……」
「ユイ、どうしたい?」
マオはユイに意地悪をする。
焦らして焦らして、本丸には攻め込まない。
昂ぶらせるだけ昂ぶらせて、刺激は弱いままでユイをいたぶっている。
「く……ん……あ……はあ、はあ、あぅ……ぁ……」
ユイが潤んだ瞳で見上げてくる。
「え、エッチ、したいです」
ユイは熱い吐息を吐き出すように答えた。
「キスもしたいです。ご主人様にいっぱい気持ちよくして欲しいです」
と、ユイは白状した。
仕方がないことだ。初めからユイはそのつもりでここに来たし、今日はマオと二人きりになれると踏んで香水まで用意したのだ。
マオに身体を求められるのは織り込み済みだ。
むしろ、ユイから求めたいくらいだった。
「ユイ、口開けろ」
「あ……ん……!」
ぬるりとした舌がユイの口内に入ってくる。
ユイの唇を奪ったマオは、すぐさまディープキスをしたのだ。面食らったユイだったが、すぐに自分から舌を絡め始めた。
「んちゅ……んちゅ……ちゅ……れる……れる……れる……ん、んんッ、はあ……れろ……ちゅ、んんん♡」
キスをしながらユイの乳首を摘まんで弾く。
ユイの呻きが口を伝わって響いてくる。
ユイの舌のぬめりがマオの舌を押しのけて反撃に転じた。マオの口内に侵入したユイの舌は、マオの口内粘膜を弄りながら動いている。
キスだけで蕩けてしまいそうな快感だ。
「んふう……ちゅ……ちゅ……んぁ……ぁ……ん……ちゅ……ちゅ……ちゅぱ……あ……ふあ……れろ、れろ、れろ、れろ……ん……んんん♡ ちゅ……れろ……んく……んちゅ……ふはあぁ♡ あ、あ、れろ、れろ、れろ……ちゅ、ん……ちゅ……ちゅ♡」
夢中になってユイはマオとのキスを楽しむ。
唇も舌も気持ちがイイ。マオから流し込まれる涎も飲んで興奮してくる。
(キス、気持ちイイ。頭がぼうっとしてきちゃう)
うっとりとしたユイは、思いの赴くままに口付けを続ける。
強くマオの舌に吸い付いたり、マオの唇をチロチロと舐めたり、キスだけでなく唇と舌を使ったあらゆる奉仕を行った。
思う存分、キスをしてから、マオはユイを犯す。
ユイをベッドに押し倒して、ピンク色のマンコにペニスを挿入する。
少し前まで男を知らなかった乙女の秘所は、今や自ら激しくペニスに吸い付き、ギチギチと締め上げてくるようになってしまった。
「ふぐ……ひう……ああ……ぁ♡」
ユイは感極まって、放心したように遠い目をする。
膣内の圧迫感に息が詰まる。
それが快感を伴ってユイの理性に空白を生み出した。
「ああ、ユイの膣内、最高に気持ちイイぞ」
「あッ、あッ、んあッ、あ、ありがとうございます、ふう……ひう……んんッ、わたしも、気持ちイイです」
ずん、ずん、ずん、とペニスを根元まで押し込んでマンコをかき回す。
ユイの汗と香水の匂いが混ざった芳しい香りが鼻腔をくすぐる。
「あッ、あッ、あッ、また、大きくなった、はうぅ♡ イイ♡ ん、んんん!」
元気いっぱいになったペニスが喜び勇んでユイと結合する。
膣肉は熱く激しくペニスを扱く。
はしたなく愛液を滲ませ、ペニスを包み込むユイの膣は、瞬く間にペニスの形を覚えてしまい、完全にマオのペニス専用マンコになっていた。
すべての肉襞がマオのペニスに張り付き、絡みつく。ぬらりとカリ首を舐め上げて、竿を握り、膣奥に導こうとうねる。
愛らしいユイの顔が法悦に歪み、口の端から涎が零れる。
脱力した口元はだらしなく開き、蕩けた笑みを向けてくる。
「はあ、はあ、はあん♡ あ、ん……ああッ、あッ、ご主人様ぁ♡ あはッ、あ、もっと、突いてください♡」
「言われなくても、ガンガン突いてやるぞッ」
「あッ、ああッ、嬉しい、あん、はああッ、あ、ああッ、もっと、もっとぉ♡」
ガツン、と思い切り腰を打ち付ける。
ユイは目を見開いて腰を上げ、喉を反らして喘ぐ。
「あひゃああぁ♡ そ、それ、好き♡ あ、ふはぁ♡」
ユイの絶叫の後、さらにマオは亀頭でポルチオを責め続けた。
ユイの膣が猛烈に締まる。
肉襞の絡みが強まって、腰を僅かでも動かせば快感でペニスが跳ね上がりそうになる。
「ひぃッ、はあッ……あん……あッ、あッ、ああッ、激しい、んいぃ♡」
「激しいのが好きなんだろ?」
「はひ、好きです♡ ふあッ、あん♡ あひッ♡ ひぃう♡ んんあ♡ はあん♡」
ユイはシーツを握りしめて全身を波打たせる。
大きな乳房が勢いで弾む。
登ってくる快感が全身の細胞を蝕み、身体中が燃えるように熱くなる。
「もう気持ちイイことしか考えられないって感じだな」
「ふう……ひい……はあ……はあ……ああん♡ あ、あ、イク、イカせてください♡ あん、あ、あ、んあッ、あはぁ♡ き、気持ちイイぃ♡ あ、おちんちん、好き、好きぃ♡」
じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、とペニスを抜き差しする度に卑猥な音が結合部から響いている。ユイの身体が振動でゆさゆさと揺れる。オーガズム一歩手前で踏みとどまって、必死になって我慢している姿も愛らしい。
マオはユイのクリトリスを親指で扱いた。腰を振りながら器用にユイの性感帯を責め立てる。
「ひ、あ、嘘、そんなッ、ダメ、ダメです、そんなのぉ……あ、あ、我慢、できない、ぃ、ぃく、あッ、あッ、ああッ!?」
「いいぞ、好きなだけイッてしまえ、ユイ」
「あ、あ、ああッ、あッ、すご、すごい♡ きも、気持ちイイ♡ あへ、ふへあ、あ~~~~♡」
ユイが言葉を忘れたかのように喘ぎ声を上げる。
膣肉が大きく脈打って、ペニスを咥え込む。
「う、ぐ……イク、出すぞ、ユイ」
「はい、はいぃ♡ 出して、出してください♡ あ、わたしも、もう、い、イク、イク♡」
ユイがマオにしがみついてくる。マオもユイに覆い被さって、二人は完全に密着する。ユイの香りを楽しみながらマオはラストスパートを仕掛けた。
だいしゅきホールドでマオに抱きつくユイに全体重をかけて腰を打ち付ける。
杭を打つようにユイの膣にペニスを叩き付け、亀頭を子宮に抉り込ませるかのように膣奥を打つ。
ユイの悲鳴にも似た嬌声が耳元で上がった。
柔らかいユイの身体を抱き締めて、卑猥な喘ぎ声を聞きながらマオのペニスはその先端をポルチオに届かせる。
「ぐう、出る」
そして、マオのペニスはユイの膣内に溢れ出る性欲を吐き出した。
「あッ、あああ~~~~~~~♡♡」
ユイの身体が硬直する。
射精のエネルギーがユイの膣から全身に伝わって、激しくユイを打ちのめした。
ふやけきった顔に似合わずユイの身体はマオを求めて強くペニスを吸い立てた。まるでマンコが口になったかのようだ。
「吸われるッ」
脅威的な吸引力でペニスが膣奥に引きずり込まれそうになる。射精した精液がユイの膣に吸収される。何度もユイは痙攣してペニスを刺激してくる。ユイから漂う香水の香りは汗を混ざってなんとも言えないフェロモンのようになっていて、マオの性欲をそそるのだ。
マンコから抜いたペニスをユイは口に含んだ。
ベッドの仰向けになるマオの股間に顔を埋めて、涎たっぷりの口でペニスをしゃぶる。
「ふむ……じゅる……じゅる……じゅるる……んふう、ご主人様のおちんちん、熱いです……れろれろ……じゅるる」
「ユイの口も熱い。火傷しそうだ」
「ちゅぱ、れろ……ふふ……れろぉ……もう、こんなに固くなりました♡ ちゅ……んむ、じゅる、じゅる、じゅる」
ユイは舌先で裏筋を舐めると、もう一度頬張って根元まで咥える。それから、ゆっくりと頭を振ってペニスを刺激する。
もともと絶倫のマオに一度や二度の射精で萎えるという現象は関係ない。が、例え萎えたとしても、ユイのこの口奉仕を受ければたちまちに復活することになっただろう。
「れろれろれろ……ん……」
ペニスを舐め回すユイの頭を撫でるとユイは嬉しそうに頬を緩める。
「ちゅ、ちゅ……ご主人様、あの……もう一回、できますか?」
ユイは上目遣いでマオを見上げて尋ねた。
「ああ、もちろん。何回だって、できそうだ」
「えへへ……んむぅ……じゅる……じゅる……じゅる」
ユイは楽しげに腰を振り、フェラチオを続行する。
この後、ユイの要望に応えてマオはセックスをした。それも一度では済まず、結局五回も体位を変えて、汗でびしょびしょになるまで身体を交え続けたのだった。