異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
多くの特異点や異聞帯を乗り越えてきた立香にとって、閉じ込められるという経験は慣れているとまではいかないものの、珍しいことではなかった。牢に閉じ込められた経験は一度や二度ではないし、命のやり取りも経験している。そういった困難に直面する度に、立香は「絆」に救われ、仲間とともに乗り越えてきた。この世界に突然、召喚された理由は不明ではあるが、シオンもマシュもいる。意識を取り戻してから、まだ顔を見ていないが、立香が無事ならばあの二人も無事なはずだ。信じる力は誰よりも強い。
「マシュ……」
脳裏を過ぎるのは、マシュが魔物に汚される瞬間だ。
これまでの旅の中では、道徳が未熟な世界もあったし、完全に倫理観が崩壊した世界もあった。女に劣情を向ける者も確かに存在した。誰も彼もが聖人ではなく、立香の知る当たり前は、幸福を前提としたものであることを実感したものだ。
それでも、立香もマシュも負けることなくここまできた。危機的状況は何度もあったが、結果的に立香もマシュも男を知らないままであった。
それは単に運がよかっただけなのだと思い知らされた。牛頭の怪物によって、マシュは汚され、立香はなすすべなくそれを近くで見ていることしかできなかった。
(何としてでも、ここを抜けてマシュたちと合流しないと)
目標があれば、どんな苦しい道のりでも踏破する。それが立香の強みだ。へこたれず、愚直に前に進む精神性。多くのサーヴァントがつい手を貸したくなる「頑張る人間」だ。
立香はこの牢を管理するマオとすでに二度、言葉を交わしている。この世界の情勢やヒロインという異世界から現れる特殊能力を持つ女性がいることも聞いた。そして、自分たちもそのヒロインの一人だと認識されていることも分かった。
(わたしたちみたいな人間に希少価値があるのなら、殺されることはないはず。後はマシュとシオンの居場所を聞き出して、とにかく何とかする)
マオに頼んで出してもらうという手も考えたが、彼の「家臣として仕える」という条件を飲むわけにもいかず、交渉は進んでいない。口先だけ約束するというのも悪手。自分たちの常識が通じない世界で、相手に言質を取られるわけにはいかなかった。
約束を強制的に履行させる魔術もある。この世界にそれがないとは言い切れない。
マシュもシオンも、立香と同じように別室に閉じ込められているらしい。この世界の権力者にとって、異世界からやって来たヒロインは重要な資産であると同時に脅威でもある。忠誠を誓わない限り、外に出すことはないというのは、彼らの立場からすれば正しいのかもしれない。従うかどうかは別として、それは理解できる。
部屋そのものは快適だ。狭いながらも縛られているわけではないので、簡単な運動もできる。窓がなく太陽光が恋しいものの、部屋の中は不思議と明るい。何らかの魔術なのかもしれない。天井が蛍光灯のように光って室内を照らしているのだ。
この世界の地域間の技術格差は大きい。この部屋は非常に近代的な要素が多く取り入れられているし、光る天井は立香の世界でも珍しい技術だ。異世界からもたらされた技術が国力となるというこの世界特有の事情を、立香は目の当たりにしている。
異世界からやって来た自分の立場を活かして交渉ができるかどうか。カエサルがいれば、マオを舌先三寸で言いくるめて立香の釈放に貢献しただろうが、今はサーヴァントを頼ることができない。
次にマオが来たときに、どういう話を切り出すか考えていると、ドアの隙間からどろどろとした液体が流れてくるのが見えた。
「あ……もう来た」
立香は諦観とともにそれを見る。
液体は半透明で緑色をしていた。森の中で立香を捕らえ、飲み込んだスライムだ。マオの使い魔だという魔物は、立香を相当気に入ったらしく、こうして牢に侵入しては立香の魔力を貪っていくのだ。
ぷるぷるとしたゼリー状の身体から触手を伸ばして立香の手を掴むと強引に引っ張る。抵抗しても意味がないことをまざまざと体験している立香は、大人しくスライムの横暴に従った。
「うく……ああ、もう、気持ち悪い……」
嫌悪感を顔に浮かべる立香。スライムは無数の触手を立香の貫頭衣の中に滑り込ませる。袖や裾から入り込み、肌にまとわりつく触手は面積を広げて互いにくっつき、立香を包んでいく。
「く……んん……うう……くぅ……!」
スライムはひんやりとしているくせに、触れられたところは熱を持ってしまう。身体の表面を這い回るスライムは、立香の汗を初めとする体液を摂取して魔力を吸っていく。
首周りを探っていた触手が立香の頬を舐めるように這って、先端を唇に押しつけてくる。口内に侵入しようというのだ。
(生臭い……何なのこの臭い……こんなの、絶対に口に入れてたまるか!)
ぐっと堪えて顔を逸らす立香。都合、四回スライムに身体を弄ばれてきたが、あくまでも身体の表面を舐め回される程度だった。今のスライムは新しい動きをを模索しているようだ。
キツく唇を噛み、口内への侵入を阻止する立香。そんな立香の抵抗に苛立ったのか、スライムは身体を責める「手」を強める。
立香の全身を締め付けながら、乳首を強く吸う。立香の乳首に吸い付いた部分には、微細な毛が構築されていて、乳首を優しくブラッシングしてくる。
「ふぐ……ん……ん、んぐ……ぐぅ、う、んん!」
(こいつ、今までこんなことしてこなかったのに!)
立香は思わず腰を震わせてしまう。
立香も年頃の女子なので、自分で自分を慰めることはあるが、乳首はとくに弄らない。性感帯といっても、そこはあまり感じないからだ。
だが、それは、自分で弄ったときの話。スライムが目に見えないくらい小さな毛で常時刺激し続ける状況など、経験したことがない。立香の乳首には、過去に感じたことのない快感が休む間もなく送り込まれ、たちまち固く尖らせてしまう。ピンと勃った乳首をスライムはさらに強く愛撫する。半透明なので見た目には分かりにくいが、立香の乳首に吸い付いた触手は脈打ち、ざらつく表面を常に波打たせている。
(これ、胸、ヤバい。何これ、こんなの、今まで……)
厄介なのは、乳首で感じてはいるがそれだけでは、やはりまだ絶頂には弱いと言うことだ。絶妙なもどかしさが身体を苦しめる。乳首ばかりを弄られることで、肝心のマンコのほうが切なくなってくる。そんな立香の苦悶を読み取ったのか、スライムがついに立香のマンコを攻め始める。クリトリスを啄み、マンコの中に入り込む。柔らかいスライムが内側から立香の媚肉全体に浸透し、ぞわりとブラッシングする。
「あ――――くあぁ♡」
昂ぶった身体は立香の口から苦悶とも嬌声とも取れる声を吐き出させた。そしてそれを見逃さないスライムは、すかさず触手を立香の口に侵入させる。
「んぶぅぅぅぅ!」
じゅるじゅると立香の涎を吸いながら、舌と頬を犯す触手。マンコからも愛液が滲むが、それもスライムは貪るように啜る。
「ふむ……んむ……んんん! ん、ん、んんんん!」
(く、臭い! 不味い! 苦い! これ、最悪、口から喉まで! 息が、苦しい!)
逃れようとする立香をスライムはがっちりと拘束する。頭を振っても、柔軟性のあるスライムからは逃げられない。噛み切ろうとするが、そのときにはゴムのような弾力性を発揮する。息苦しくて意識が遠のき、マンコを穿られる快感で覚醒する。頭の中が快感で一杯になり、強引なオーガズムを何度も体験させられる。
立香の体液が大好きなスライムは、立香が達すれば達するほど汁を吐き出すと学習してからは、とことん立香の身体に合わせた動き、形態を取るようになった。スライムの卑猥な触手の形状も動きも立香の身体が望むものを研究した結果だった。
(こんなのに、絶対負けるもんか。絶対に、マシュとシオンとここから出てやる。わたしには、まだ取り戻さなくちゃいけないものがあるんだから!)
立香は心だけは負けないように強く念じながら、スライムの責めに抵抗し続け、スライムが満足するまでに何度も絶頂させられることになった。
♡
スライムに犯され、喘ぐ立香の姿がぼんやりと中空に浮かび上がる。
立香の牢に施設された魔術の一つが、監視カメラのように機能しているのだ。スライムに全身を浸し、あられもない声を上げる立香の扇情的な姿は、男心をよくそそる。
マオは、そんな立香の映像から視線を外し、下を見る。椅子に腰掛けるマオの前に跪くマシュが、ペニスを舐めているところだった。
「いいぞ、マシュ。上手になったな」
「ん……ちゅ……ぺろ……ぺろ……れろ……れろ……」
マシュは無心になってフェラチオをする。服を脱ぎ捨て、豊満なバストをぶら下げたマシュは、この肉付きのよい肉体にもかかわらず、男性経験も性知識も皆無に近かった。肉欲に溺れながらも、ごく基本的なセックスしか知らない彼女に、マオは一から知識と技術を教えていた。
「そうそう、しっかり棹の横も舐めて」
「はい……れろれろれろ」
「出っ張ってるとこも、念入りに」
「れろ……れろ……ん……ちゅ……れろ」
「カウパー液が出てきたから、舐めろ」
「はい、れろ……れろ……れろ……」
「勃起したから、咥えて、しっかりしゃぶって」
「ん……んむ……じゅるる……じゅる……じゅる……ん……ちゅぶ……れる……」
「根元まで咥えるんだ」
「ん――――んじゅるッ……んじゅるるッ」
マシュの下手ながらも学習しながらのフェラチオは、嗜虐心を煽ってくる。熱いマシュの口内を堪能し、背筋がゾクゾクする気持ちよさに腰が浮き立つ。
立香のほうはマシュがこうして男に奉仕していることを知らず、今も奮闘している。
「マシュのマスター? 先輩? 立香は、今もスライムと仲良くやってるよ」
「ん……先輩を気安く呼ばないでください。それに、そんな酷いこと」
「酷いかな。立香はすごく気持ちよさそうだぞ」
マシュの眼前に立香とスライムの交わりの映像が映し出される。スライムに犯されて、絶頂する立香の姿がそこにある。
「う……く……」
「ほら、マシュ、入れるから壁に手を突いて」
「はい……」
マシュは力なく立ち上がり、壁に手を突く。
突き出される尻を揉んで、マンコにペニスを擦り付ける。
「マシュ、どうして欲しいか言ってみろ」
マシュのクリトリスにペニスを擦る。熱い愛液が滲む。散々ペニスを覚え込まされたマシュの身体は、あっさりと発情してしまう。
「わ、わたしのおマンコに、マオさんのおちんぽ、入れてください……」
「よく言えたな。ほら、ご褒美をあげるぞ」
マシュの心とは裏腹に雄を求める身体は、ペニスがマンコに触れるだけで期待してしまう。
マオがマシュの腰を掴んで、ペニスを挿入する。
奥深くまでしっかり濡れたマシュの膣の内部にずるりと入り込んだペニスを通じて、その新鮮かつ卑猥な膣肉の感触を楽しんだ。
「あ――――ん、ふうぅ♡」
マシュは唇を噛んで嬌声を殺した。
すぐ目の前で身もだえする立香の映像が浮かぶ。
決してマシュの声は届かないが、万が一にも立香に今の自分のことを知られるわけにはいかなかった。
「マシュの膣内、気持ちイイぞ。マシュはどうかな?」
挑発的な口調でペニスを抽挿するマオ。マシュを徹底的に辱め、快楽の虜に堕とそうとしている。そして概ねその試みは成功しつつある。
マシュの身体はマシュの意に沿わずセックスで快楽を得ている。恐ろしいほどの熱が子宮の辺りで湧き上がり、身を捩り、叫び出したいくらいの激しさで脳を焼く。
「ぐ……ん……ふう……あッ、ぐ……んんッ、ふう、あう……あん♡」
「甘い声が出てるぞ。マシュの弱いところは、もうだいたい分かってるんだ。ほら、入り口を浅くすられるとむずむずしてくるだろ?」
「んぐ……う、うう……んふ……ううッ」
悔しいことに、マオの言うとおりだ。
膣の入り口をペニスで擦られると、膝に力が入らなくなる。それが気持ちよくて堪らないというよりも、次の快楽が欲しくなってしまう。
じわじわと嬲るような快感が膣口から子宮に伝播する。
(身体が、こんなに自由にならないなんて……)
マシュは絶望的な気持ちで、壁に額を押しつけた。
身体はどんどん正直になっていく。好きでもない男との結合を拒否できず、ペニスから逃げようとしてくれないのだ。
(……浅いところだけ、まるで何かを調べてるみたいに入念に……こんなこと、続けられたら、わたし……)
マシュは時に身体を痙攣させながら、何度も生唾を飲み、ぎゅっと目を瞑って快楽を堪える。
だが、それでも、無視しようとすればするほど、意識は性的興奮に向かってしまう。無視しようという努力そのものが、意識しているのと同義だった。
マオのペニスの存在感が膣の中で膨らんでくる。身体を貫く雄の象徴を無視することは到底不可能だったのだ。
「あ……く……は、あ……ん……ぁ……うう……ふう……ぁ……ぁ……」
「声、我慢できなくなってきたな」
「こ、れは……ん……違います、ん……ぁ……う……ぉ、同じ、とこ、ばかりは……」
「同じところばかりだと何?」
「い、今のは、違います……んッ、あッ」
マオはマシュの堕落を促すように、小刻みに責めていた抽挿を大きくする。膣奥に挿入したペニスでポルチオをノックする。
「ふあッ!? あ、ああ――――!!」
マシュは仰け反って叫んだ。まったく想定外の一撃を受けて、達してしまった。マシュの我慢は、こんなにもあっさりと砕かれてしまう程度のものだったのだ。
おまけに、マオはすぐに入り口での小刻みな愛撫に戻ってしまう。
「どう、して……?」
「何が?」
「ん……く……ぁぁ……ぅぅ!」
マシュは恨みがましい視線をマオに送るが、マオは我関せずだ。マシュを嬲るように、焦らすようにゆっくりとした腰使いに切り替える。刺激は大幅に減り、しかし、ペニスの存在感は一層増した。
(奥が、切ない。どうしようもなく……)
マシュはもう一度生唾を飲んだ。
それから、マオを振り返る。
「あ、の……も、もっと……」
「もっと、何だ?」
「……もっと、深く突いてください……」
消え入りそうな声でマシュはそう言った。言った瞬間に、顔を真っ赤に染める。自分がとてつもなく恥ずかしいことを言ってしまったと思ったからだ。
「でも、先輩が頑張ってるのに、そんなこと言っていいのか?」
「あ……う……」
マシュは立香の映像に目を向ける。
立香はスライムに犯されて、絶頂しながらも、その目からは力が消えていない。まだ立香は負けていないのだ。何度も汚されながらも、彼女の心は決して折れず、今でも人理を取り戻すために戦い続けるつもりでいる。
(先輩が負けてないなら、わたしも、もっと頑張らないと……)
「んお……!?」
意を決した直後に、マオが再び強くペニスを押し込む。強烈な快感で、思考が揺らぐ。ペニスがずるずると下がっていって、膣から抜けそうになる。マシュは思わず膣に力を込めて、ペニスが抜けるのを防ごうとした。
(あ、ダメです。わたし……もう……)
ペニスがないと膣が寂しくて仕方がない。
もっと激しく、強いセックスで膣の奥までかき回して欲しい。それ以外に考えられなくなる。
「ま、マオさん、それ、抜かないでください」
「もっと頑張ってみるんじゃないの? 先輩が頑張ってるんだよ?」
「ぬ、抜かないで、もっと、奥まで突いてください。ダメ、なんです。わたし、わたしは……もう、我慢できないんです!」
マシュは涙を浮かべて叫んだ。
自分から腰を振って抽挿をせがむ。そんなマシュの態度に気をよくしたマオは、彼女が望むとおりに膣奥までペニスを滑らせる。
「おッ!? あ~~~~~~~~♡」
待ちに待った挿入にマシュは悦びの声を上げる。
さらに、マオの責めはそれまでと打って変わって苛烈だ。尻肉を鷲掴みにして、激しくペニスを挿し、根元まで押し込んだら、さらに深くゴリゴリとポルチオを叩く。
「あ、あ、ああッ、ああああッ、あ、ああ、すごいッ、奥、まで、固いの、あはあぁ♡ あーーーー♡ あーーーー♡」
「我慢した分だけ、いっぱい気持ちよくなっていいぞ、マシュ」
「ふぐぅ、ぉ、おお♡ あ、ああ♡ あッ、あッ、あひぃ♡ 深ッ、あ、ゴリゴリ、おちんぽ、わたしの膣内で暴れてますッ♡ こんな、あああ♡」
マシュの膣肉の締め付けが一層キツくなる。
パンパンパンと腰を打ち、肉をぶつける音が響く。
「せ、先輩、先輩、ごめんなさい♡ わたし、先輩が頑張ってるのに、エッチなことして、気持ちよくなってしまって♡ ああん♡ あ、おちんぽ、イイ、奥、気持ちイイです♡ はひぃ♡」
マシュは箍が外れたように叫び、快楽を求めて身もだえする。
マオがガンガン腰を叩きつけ、マシュは愛液を垂れ流して悦楽に耽る。
「あああああ、イク、イキますッ、わたし、もうッ」
「ああ、膣内で出すぞ」
「は、はいぃ♡ あ、あ、あああああああああああッ♡」
マシュがイクのと同時に、マオもイッた。マシュの膣の中に思う存分欲望の種を吐き出した。マシュと結合したまま、余韻を味わった後、マシュを抱えてベッドに向かった。
「マシュ、俺はまだまだイケるぞ」
「はい」
「マシュはまだイキたいか?」
「はい……まだ、イキたいです。気持ちよく、してください」
マシュは自らマオにしがみついた。
自分のマンコにペニスが挿入されていることを汚らわしいとは思わなかった。頭を焼き尽くすような快感。すべてを真っ白に洗い流す欲望をもっと深く楽しみたい。無垢な少女は、無垢ゆえに快楽に抗う術がなかった。
マシュは自分が気持ちよくなるためだけに腰を振った。マオの上に跨がり、ぐりぐりと腰をグラインドさせながらペニスの挿入感を楽しむ。
抱き心地のよいマシュの柔らかい身体をマオはがっしりと抱きしめる。愛し合うかのようにディープキスをしながら、マオはマシュとの繋がりをその後二時間に渡って楽しみ続けた。