異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
国内の不安材料の一つとなっていた結羅を下したことで、マオは南方の不安材料を取り除き、さらに戦力を増すことに成功した。
髪に拘りのある櫛の妖怪というだけあって、結羅の緑の黒髪は艶やかで絹のような触り心地だ。
人間で言えば十代の半ばから後半くらいの年齢に見えるが、人種のことを考慮するとさらに若く見えることもあるが、実年齢はそれなりに上だ。妖怪という種族は、人間とは比較にならない寿命を持つのだそうだ。彼女は櫛が化けた妖怪だというから、櫛が妖怪化するだけの年月を考えると、百年以上の年月を経ていることになるだろう。
人間に敵意を抱くことも見下すことも、彼女の成り立ちや妖怪という種族の力を考えれば当然であろう。マオたちの世界にいる魔獣や悪魔と同様の脅威が、日常の中に存在する世界だ。ヒロインのような特筆するべき戦力がいるかどうかは定かではないが、あちらの世界の人間はさぞ苦しい状況に置かれていたことだろう。
とはいえ、そんな強力な力を持つ妖怪であってもヒロインとしてこの世界に現れた以上は、マオの敵ではない。
マオに犯され堕ちた結羅は、今となってはマオの精を啜る一人の乙女となり果てた。
「んふ……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる」
結羅はマオに言われるがままにペニスを口に含み、奉仕している。
熱いとすら思える彼女の口の中をマオのペニスがじっくりと堪能する。
「じゅる……はむ……ちゅる……じゅる……じゅるるッ……ちゅぱ……れろ……れろ……あん、また大きくなった♡ れろ、れろ、ん、ちゅる……じゅるる」
涎を零し、すっかり従順になった結羅はフェラチオを楽しみながら快楽に溺れている。彼女の思考から人間への敵意は失われ、マオのペニスを求めることしか頭にはない。
「まるで犬だな。そんなに気に入ったのか?」
「ん……あ……もご……じゅる……んふぅ♡ あんたが、あたしをこんな風にしたんだからね、このチンポが、はあ、はあ、悪いんだから……れろぉ♡」
時に強気なことを言うが、ペニスからは離れられないようだ。視線はガチガチに勃起したペニスに釘付けで、しゃべり終わるやフェラチオに戻った。
紅い舌で丹念にカリ首を舐め、裏筋にキスをしてから、喉奥まで頬張る。
「ん、ん、んん、んじゅるるるるるるるッ! じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、んふぅ♡ ふう♡ んむぅう♡」
結羅は顔が崩れるほど強くペニスをしゃぶる。
激しいバキュームフェラは、精魂を一気に吸い出そうとしているかのようで、思わずマオの腰を浮き上がってしまう。
「ちゅぱ、れろ……じゅるる……ちゅ……んじゅるる……じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、んぁう♡ んあ……れろ……あむ……んんんぅ♡ じゅるる♡」
結羅は、そのままペニスを吸い続けて快感を増幅していく。鼻息荒く精液を早く摂取したいという欲望に突き動かされているのがまざまざと見て取られた。
ざらつく舌が亀頭に絡みつき、口腔粘膜のぬるぬるした感触が性感を加速させる。
「んぶッ、じゅぶッ、じゅぶッ、じゅるるるッ、んふぅ、んふぅ、ふぅう、ん、ん、ん、じゅるるる!」
強く、強く、結羅はペニスを吸う。
頬を窄めて、みっちりと内頬をペニスに貼り付けて、口内のすべてを使って愛撫する。
カリに掻き出される涎が結羅の顎を伝っている。
結羅の舌技は日に日に上達している。
もしかしたら、彼女の基となった櫛はそういう女性が身につけていたものかもしれない、などととりとめのないことを考えながら結羅のフェラチオに身を任せる。
彼女の肉体を堕とし、魂を媚薬漬けにした。
意識がこの身体に戻った時、結羅は身も心も快楽に狂ってしまっていた。
雌の臭いを漂わせながら、雄の臭いと味に酔い痴れる。
「早く、早く射精して。んじゅるるッ。飲みたいの、あんたの、精液。ちゅ……じゅるる、んふう、じゅる、んちゅぷ♡」
頭を前後に振って、唇で竿を扱く。
揺れる髪先が肌を撫でてくすぐったい。
精液を求めてひたすらペニスをしゃぶり続ける結羅の表情には飢餓感すら浮かんでいる。精液を飲むまで、絶対に離さないと言わんばかりに根元まで咥え込み、持ちうる知識と技術を動員して射精させようと全力を尽くしている。
一流の娼婦もかくやとばかりのフェラチオは、昨日今日覚えたばかりとは思えないもので、末恐ろしい。このまま成長していけば、彼女はどこまで堕落するのだろうか。こうも積極的に性技を習得していくと、色々と教える楽しみが増えていい。
「結羅、そんなに欲しいか?」
「ん♡」
口を離さず頷く結羅。視線だけで、我慢できないと語っている。
「なら一滴残らず飲み干せ」
結羅の髪を掴んでマオは彼女の喉奥にペニスを押し込む。
「んぐ……! んん♡ ん……んんッ!」
びくん、びくんと結羅の腰が震える。
絶頂のサインだ。
結羅の喉奥はとうの昔に性感帯に調教済みだ。彼女が意識を分離している時にマンコやクリトリス、アナルだけでなく、喉でも絶頂できるように繰り返し身体に覚え込ませた。
条件付けは済んでいて、イラマチオで結羅は興奮して顔を火照らせる。
そして、軽イキを繰り返す結羅の喉奥に向けて、マオは精を迸らせる。
「んぉ! お、んんんんんんんんんん!!」
魂が抜けるような快感が下半身から全身に広がる。結羅の口内でびくびくと震えるペニスは、結羅が望んだとおりに大量の精液を放出した。
結羅のくぐもった嬌声すら、マオの性欲を助長し射精量を引き上げる。
「おぶ、んぶ、じゅる……んんぅ♡ はふ、じゅるる♡ んく、ごく、ごく、んふ、ふあ……あふ♡ んああぁ♡ 精液、んじゅる……おいひい♡ んふ、じゅる……じゅる……あ、ぁ、イク♡ あ、ふあぁ♡」
精液を飲んだだけで、結羅は潮を吹いた。
しゃぶりながら白目を剥き、快感で意識を朦朧とさせる。
彼女の肉体だけでなく、魂レベルで精液の虜となっている。
絶頂は心身をくまなく狂わせて、舌も喉も快感に溺れている。
「お♡ お♡ ふあ♡ ああ♡ 喉、熱い、ぃ、子種飲んで、イってるぅ♡」
結羅の口からペニスを引き抜くと、またその刺激で絶頂する。一度スイッチが入ると、少しのことでイってしまう。
ひくひくと痙攣し、気持ちよさそうにして気を失っている結羅。
繰り返す絶頂は、いとも簡単に彼女を屈服させる。
「お、あ……んあ」
結羅はベッドの上に倒れ込み、身体を痙攣させる。
アヘ顔を浮かべたまま、夢の世界に旅立ってしまった。このまま、この魅力的な身体を使って性処理を継続することも考えたが、今日は止めておこう。新戦力だからと結羅を可愛がりすぎて、他をおろそかにしてはならない。
結羅を捕縛したのも、そもそもがノワールの安寧のためなのだ。
マオにとってヒロインを下すことは安全保障のための重要な政務ではあるが、特定のヒロインに情を注ぎすぎるのも国の運営に支障を来すというものである。
一通り仕事を終わらせてから、また結羅を呼び出して抱けばいい。
後ろ髪を引かれる気持ちもあるが、今日はこの後でするべきことがあるのだ。
■
正体不明のヒロインの問題を片付けたノワールだったが、これはノワールが抱える問題としては下の下である。捨て置いても構わないが、後々に響くと厄介なので事前に対処しただけのことであり、決して可及的速やかに対処するべき課題ではなかった。
ヒロインを増員したことで、マオの個人戦力は飛躍的に向上し、国内の反対勢力は事実上消滅している。よって、ノワールの問題は国外の情勢に絞られる。そして、これが決していいとは言えない状況である。
驚くべき速度で勢力を縮小しているクロガネ大公国とそれを助長するかのように蠢動するブリンクウォール。この二国の動きがノワールにも影響し始めている。情勢不安は商業活動の停滞という形で現れているし、国民の不安感も強くなってきている。何と言っても、ブリンクウォールが繰り広げる虐殺やクロガネ大公国の独立勢力への粛清など、日に日に流れる血の量が増えているというのは、市井の民にとって恐怖でしかない。
対岸の火事として眺めていられるうちはいいが、ノワールは山を越えれば、クロガネ大公国だ。
天然自然の守りだろうが、地続きの大地であることに変わりはない。
この問題に、マオはブリンクウォールの体制を一新すること以外に解決手段は見いだせておらず、ノワールがそれをしようとすれば、全面戦争に突入するというのは火を見るより明らかだ。
ヒロイン同士の戦いであれば、マオがいるノワールが圧倒的有利ではある。
だが、戦争というものは、簡単には起こせない。
ブリンクウォールを滅ぼすだけなら何とかなるだろう。
だが、現実には滅ぼした後の統治が必要になる。ノワールという小国がブリンクウォール分の領土を管理することなどできるだろうか。山脈に囲まれたノワールは、そもそも外との連絡で不利になるというのに。
戦に敗れることになれば、そもそも必要のない心配ではあるが、勝ったら勝ったで課題が山積している。
ヒロイン生協は、ブリンクウォールが狙っているという儀式を破綻させられればいいというスタンスだが、ノワールがそこに首を突っ込めば、それだけで済む話ではなくなる。そのため、極力関わらず静観を続けていきたいというのが、政治的な見方であった。
そもそも、外国の悪いところを取り除くための戦争など、ノワールにメリットがあまりない。安全保障という点は確かにそうだが、それにしてもリスクのほうが大きい。
クロガネ大公国が友好国なり同盟国なら、そのための理屈も立っただろうが、そういうわけでもない。
端的に言って、ノワールには積極的にブリンクウォールと対立する理由がないのであった。
ブリンクウォールが繰り広げる無軌道な虐殺行為は、確かに眉を潜めるものではある。糾弾に値するとも断言できる。だが、自国民を危険に曝してまで対立を選ぶほど、ノワールは義侠心に満ちた国民性ではなく、むしろ土地柄から閉鎖的だ。山の向こうは異世界といえるほど、ノワールと内陸部は断絶していて、隣国のクロガネ大公国よりも海上貿易で繋がりのある南方の諸国家のほうに親近感を抱いているくらいである。
地理的に孤立しているが故に、外部との関わりが薄く、内向的で排他的。それが、ノワールの国民性なのだ。
だが、その一方で悩ましいのは、ブリンクウォールとクロガネ大公国の連携と政情不安の拡大だ。
ブリンクウォールの最終的な目的がどう転ぶか不透明だが、クロガネ大公国が、ブリンクウォールの企みに巻き込まれているのは明白だ。この流れは、ノワールとしても歓迎すべきことではない。ブリンクウォールの動きがまともではないので、何がどう飛び火してくるか分からないという不安もある。
暗雲が立ちこめている大陸情勢の中で、ノワールの置かれている立場は決して安泰とは言えない。
マオの視線の先に佇む賓客もまた、そんな問題と無関係ではない。
小柄ながら覇気と威厳を兼ね備えた少女がそこにいる。
サーヴァント系ヒロインでクラスはライダー。真名をヒッポリュテという。
彼女はブリンクウォールと対立した騎馬民族をまとめ上げ、アマゾネスと号する一大勢力に育て上げてブリンクウォールと激戦を繰り広げてきた。
そのアマゾネスも、ブリンクウォールの本格的な討伐を受けて、大打撃を被ったようだ。
ヒッポリュテは味方を守るため、ブリンクウォールのサーヴァントに一騎で挑み、戦いの果てにノワールの領地に流れ着いた。
一時は命を落とすかもしれないほどの重篤な状態だったが、幸いなことにこちらにはサーヴァントを治療できるヒロインがいる。
「傷の具合は……もう何ともなさそうだな」
「沙条愛歌の治療のおかげだ。彼女を派遣してくれたあなたには、感謝している」
やはり、こうして相対してみるとサーヴァント系ヒロインというのは、普通の人間とは違う。
そもそも人間ではなく、より上位の存在だというから当然なのだが、見た目が少女なので、感覚が狂いかねない。
マオは、強力なヒロインと多数関係を持ってきたし、見た目で判断できるようなヒロインのほうが少ないくらいなので慣れているが、そうではない人間ならば、少女同然の彼女の外見と強大な王であることを感じさせる覇気のアンバランスさに目眩がするだろう。
「名前は……ヒッポリュテだったな」
「ああ、間違いない。そして、この世界においてはライダークラスのサーヴァントだ」
サーヴァントという枠組みでこの世界に召喚されるヒロインは今となっては珍しくはない。ヒロインの全体では少数派だが、そういう枠組みがあり、どういう性質のヒロインなのか認知される程度には歴史と実例がある。
「こちらにもサーヴァントのヒロインはいるんだが、もう顔は合わせたか?」
ヒロインたちは同じ世界出身というだけで親近感を抱くこともあるという。
それも当然だろう。
見ず知らずの世界に一人で投げ出されるのだ。
本来、それはとてつもない恐怖であるはずだ。
サーヴァントたちは例外的に、もともとあらゆる時代、地域に召喚される性質があるため、あまり違和感を覚えない者もいるようだが、それでも共通点を持つ者同士は打ち解けやすい傾向にあるのは想像に難くない。
最初に紹介するのなら、同郷のヒロインがいいだろう。
「ワルキューレの三騎とここに来るまでに話をした。二、三、言葉を交わしただけだがな」
「顔見知りだったか?」
「いや、同郷とはいえ、それは同じ世界というだけだ。生まれた地域も時代も違うから、顔見知りというわけではない、のだが、不思議とどこかで会ったことがあるような……血が騒ぐ、そんな感覚のする相手ではあった」
「サーヴァントってのは、そういうものだったか?」
「それこそ、初対面だ。普通はこのような感覚は抱かないが、この世界にいること自体が普通ではないからな」
マオの知識にはないが、ワルキューレ三姉妹とヒッポリュテの出身地はまったく別だ。『同郷』といっても、それは同じ世界というだけで、それ以外の接点はないに等しい。
もちろん、サーヴァントというのは非常に特殊だ。英霊の座に蓄積された知識があるので、自分と異なる時代を生きた英霊の経歴を把握している。ワルキューレについても、その概要は既知のものだ。
ヒッポリュテが困惑したのは、そうした上辺の知識とは異なる本能的な部分で、ワルキューレ三姉妹に警戒心を抱いてしまったことだ。
初対面だから警戒するというようなレベルではなく、ぱっと見で反りが合わないと感じてしまった。自分でも、そんな心の機微を疑問に思っているくらいであった。
「む……」
ヒッポリュテがマオを眺めている。
かなり露骨に測られているのを感じる。
「何か?」
無視することもできるが、ヒッポリュテのそれはあえてマオに気づかせるような視線だ。さすがに、これに気づかないほど鈍感ではないし、鍛錬を疎かにもしていない。
「すまない。不躾に過ぎた」
ヒッポリュテは素直に謝罪した。
少女といってもよい年齢に見えるヒッポリュテではあるが、彼女の言動は堂に入っていて覇気がある。この世界で一つの勢力を率いてブリンクウォールとしのぎを削ってきたというだけでなく、もとの世界でも高い位に就いていたことが容易に想像できる。
その上で、彼女は他者を見下すことなく礼節を持って接することができる。見た目は少女の姿ではあるが、内面は優れた女王といっても差し支えない。
だからこそ、そんなヒッポリュテがこうもはっきりとマオに何らかの意思を持って視線を投げかけてくるというのは解せない。
「先ほど、ランサー……ワルキューレと話をした時に、彼女たちが貴殿をマスターとした経緯を聞いた。信じがたいことだが、試合で敗北し、貴殿を認めたのだとか」
「マスターの契約云々とは違うが、確かに、そういうことはあった。あの時は、大きな戦の前だったから、お互いに力を確認しないといけなかったんだ。信頼も作戦も、それで大分変わるだろう?」
「失礼ながら、あなたからはサーヴァントに敵うほどの力は感じない。正直、こうして対面しても、あの三騎どころか一騎を相手にするのも難しいと感じている」
「手厳しいな。確かに、腕っ節でサーヴァントに敵うほど強くはないな」
そもそも、この世界で戦闘特化のヒロインと渡り合える騎士など、数えるくらいしかいない。二千年もの間、ヒロインが特別な立ち位置を維持している最大の理由である。
ワルキューレ三姉妹の戦闘力は、マオを圧倒してあまりある。
それを恥じることはない。
この世界では、それが常識だ。
「では、ワルキューレが言ったことは誤りか? それとも前提条件付きだったのか?」
「ずいぶんと気にするな」
「わたしは力ある女たちの女王だ。故に力なき男に従うわけにはいかない。貴殿の善悪人柄によるものではなく、これは、偏にわたしの矜持の問題だ」
力ある女という言い回しに違和感は覚えない。
二千年という長きにわたってヒロインとともに歩んできた大陸に女性を男性の下に位置づける感覚はない。
だが、彼女の言葉はこの世界の慣習に関わりない、元の世界で彼女が過ごしたコミュニティに依拠する感性に基づいているものだ。
ヒッポリュテはマオとサーヴァントの契約を結んでいるわけではないし、現時点では国外の一勢力の長だ。正式に国家として認められていない勢力ではあるが、確かに、マオの家臣としては扱えない。
その一方で、彼女の勢力はほぼ壊滅状態だという話もある。
もともと根拠地のない遊牧生活を送っていた勢力なので、どの程度の被害が生じているのかはっきりとしない。
「貴殿には救ってもらった恩があるから、その恩は必ず返す。だが、わたし自身の立ち位置を決める上で、貴殿をマスターとするか否かは重要だろう」
「食客として力を貸すが、弱い男とはそれ以上の上下関係にはならんということか」
「そういうことだ。解せないのは、ワルキューレ三騎が認めた貴殿の力だが」
ヒッポリュテの言うとおり、マオに直接的武力はほとんどない。普通の人間の騎士くらいなら相手にできるが強力なヒロインと同等の力を求められても無理だ。
ヒッポリュテはそれを正しく見抜いている。彼女ほどの武人なら、立ち居振る舞いから彼我の実力差を把握するなど造作もないだろう。
だからこそ、自分と同等の力を持つサーヴァントがマオに力で従えられたというのが俄に信じられない。
今後、マオとどの程度の距離感で接していくのか決めるためにも、マオの力を確認したいと思うのは自然な考えだ。
「俺の力を試したいっていうのなら、いつでも相手になるぞ」
「ほう、ずいぶんと自信があるのだな」
「スルーズとオルトリンデに力を認めさせたくらいだからな。自信くらい持つさ」
「ならば、さっそく試させてもらおう。サーヴァントと屈服させたという貴殿の力をな」
ヒッポリュテは手の平に拳を叩き付けて不敵に笑む。
理知的だが生粋の武人気質だ。
ギリシャ神代に語られるアマゾネスを率いた女王である。
軍神アレスの娘でもある半神である。戦となれば血が滾る。正面からのぶつかり合いでも搦め手でも踏み越えて勝利する。ワルキューレを屈服させたマオがどのような力を見せるのか、ヒッポリュテは大きな期待に胸を高鳴らせた。
「んお……! おひゅ!?」
びくん、と小さな身体が跳ねた。
マオの性器がヒッポリュテのマンコを貫いた刺激で彼女は思わず仰け反った。
ベッドの上に仰臥するヒッポリュテの両足を広げさせて、マオはペニスを根元まで挿入する。滑るマンコは愛液を垂れ流し、シーツに染みを作っている。
「あ……はへ♡ あ、んおおお♡」
ずるずるとペニスを引き抜いて、膣奥を鋭く突く。
単純作業に見えて膣の反応と女の表情、喘ぎ声を読み取って力加減を調整する。
多くの女を抱いて経験を積んできたマオの技術は、女体を女以上に上手く扱える。彼女たちの細く繊細な指よりも長く太いペニスが、未知の快楽を叩き込む。
「あッ、あッ、あああ♡ んああああ♡ ひい、んはぁ♡」
ぱちゅん、ぱちゅん、と弾ける水音。
ヒッポリュテの嬌声が寝室に響く。
戦いの趨勢は言うに及ばない。ヒロインの時点でマオには抗えず、ベッドの上で従属関係を刻み込まれていくのみだ。
ワルキューレたちはどこまでこの展開を読んでいたのか。
「ん、ぐぅ、んおおおお……なぜ、わたしは、こんな……ことにぃ、ん、はぁ、ふう、んふう♡」
「なぜも何も、俺に負けたからだろ。勝負して」
「ち、がう、あれは、あ、あんなものが勝負など、おおん♡」
ヒッポリュテの反論を封じるが如く、ポルチオを抉るように突いた。
途端に舌を突き出して快感に白目を剥くヒッポリュテ。
武人としての勝負の土台に上がるまでもなく、力を封じられたのだから納得できないのも仕方ない。
彼女が期待していたのは、力と知恵のぶつかり合いだった。それが、自らの力を振るう機会すら与えられず犯されたのだから、これほどの屈辱はない。
「へあ、あ、ああ……あ、あ、あ、んああああああ♡」
膣を激しく突かれながら、乳首を抓られる。豊満ではないが形の良い胸も一通りマオが味わい尽くしている。
サーヴァント用の特性媚薬を塗り込まれた乳首は限界まで勃起して、少し爪弾かれるだけで頭が痺れるような快感に襲われる。
「いい締まりだ、ヒッポリュテ。このまま中に出すぞ。そして、俺をマスターと認めるんだな」
「んぐ……待て、中は、あぐ、んふあ……あん、ああ、わたしはアマゾネスの女王だ。こんな形で男の物になるなど、ヘラクレスでもない男にぃ!」
ヒッポリュテのプライドが逆にスパイスになったのか。快楽と屈辱に歪む彼女の表情はマオを興奮させるばかりだ。言葉とは裏腹に彼女のマンコはペニスを咥え込み、思い切り吸い付いている。言葉による拒絶だけで中出しを止めることは最早不可能だった。
「イクぞ、ヒッポリュテ」
「やめ、今は、うああああああああ!」
精巣で大量生産された精液が、新たな女の胎内に飛び出していく。
突き抜けるような快感と脱力感がマオを襲う。ペニスを通じて、精液がヒッポリュテに注ぎ込まれている。
「んおおおおおおおおおおおおおおお♡ 中に、でてりゅううう♡」
びく、びく、びく、とヒッポリュテが全身で絶頂を表現する。
ほどよく引き締まった健康的な腹筋が何度も痙攣している。
褐色の肌に汗が滲み、まるでフェロモンのようにいやらしい女の香りを漂わせている。
「ふお、お、お、あぐぅ♡ 魔力が、染み込んでくる……ふう、あが……」
ヒッポリュテは絶頂の余韻に苦しみながら、自分の身体を侵すマオの魔力を実感していた。サーヴァントは魔力喰らいだ。マスターからの魔力供給があれば飛躍的に能力を伸ばせるし、魔力を注がれれば本能的に吸収してしまう。
「はあ、はあ、はあ、はあ、ん、くはぁ……はあ……あ、まだ……そんなに」
ヒッポリュテから引き抜いたペニスは勃起したままだ。精力だけはどんな男にも負けない自負がある。一回中出しを決めた程度で、大人しくなるほどマオの股間は柔ではない。
「俺は全然イケるぞ。アマゾネスの女王様はもう限界か?」
「わたしは、この程度で貴殿をマスターと認めたりはしない。これでわたしを手籠めにできるとは思わないことだ」
ヒッポリュテは精一杯の虚勢を張って、マオを睨めつける。
散々にイカされ続け、ろくに抵抗することもできない状況に置かれて、彼女はまたマオに屈するまいとしている。
力のぶつかり合いこそ実現しなかったが、ここから先は心の戦いだ。
アマゾネスの女王として、矜持だけは捨てるわけにはいかないのだ。
女と男の淫臭が部屋中に満ちている。
体液が飛び散り、ベッドを濡らし、いやらしい喘ぎ声が木霊する。ベッドが軋む音すらも、性欲を助長する呪文のようだ。
「ひぅん♡」
可愛らしい声をヒッポリュテは漏らした。
犬のように尻を突き出し、枕に顔を埋めている。
マンコから収まりきらない精液を垂らしながら、アナルを穿り返されている。
交尾を始めて何時間が経過したか。依然として衰えないマオの性欲は、ヒッポリュテ一騎に向けられている。
適宜水分補給をしながら、雄の衝動がヒッポリュテを汚し続けている。
マンコを十分に堪能したので、アナルを犯す。アナルを犯したら、今度は休ませていたマンコを再び使う。
それを交互に繰り返しながら、ヒッポリュテの身体にマオの存在を刻み込む。
「ふぐぅぅ♡ あ、んはぁ♡ あ、んああ♡ んぎぃ、お、お、ふおおおお♡」
ヒッポリュテはシーツを噛んで声を堪えようと懸命になっているが、もはや彼女の身体は快楽に抗う術を失っている。
マオには絶対に勝てない。
そこの事実を認識させられるだけである。
「ヒッポリュテのアナルも悪くないな。こんなにぎゅうぎゅうに締め付けて、もう性器同然じゃないか」
「くふ……んあ、あ、ふお、お……おぐ、届く、ぅぅ、イグ……んお♡ おおお♡」
ヒッポリュテは涙を流しながら絶頂する。
果てるタイミングは選べない。
彼女の自由になるものは何一つないのだ。
マオが彼女の直腸内に射精する。
何度、出されたか分からない灼熱をまた受け止める。
「かは……あ、あーー♡ また、出てる♡ はへ、んへあ♡ あーー♡ い、ぐ、おほぉ♡」
ペニスが抜けたアナルから精液が溢れる。尻穴がまるで呼吸するかのようにひくついている。マオは次に休ませたマンコにペニスを挿入する。片足を持ち上げて、角度を付けた。すっかり馴染んだ膣内は、幾重にも連なる肉襞のすべてでペニスを歓迎する。
「くはぁ♡ あ、待て、そんな……んぐぅ、大きい、まだ、こんなに固い♡」
「どうした。すっかりグロッキーだな」
「ん、ぃ……ぃぃ♡ あはッ、あ、んああ♡」
ヒッポリュテは声にならない嬌声を上げ続ける。
マオが体重を掛けてのし掛かり膣奥に亀頭を押しつける。
「あああ~~~~♡ それ、止めろぉ♡ 奥、子宮が潰れるぅ♡」
「呂律も回っていないな。もう気持ちよくて、どうでもよくなってるだろ?」
「そんなことは、なひ、あ、くぅ」
マオはヒッポリュテを振り向かせて唇を舐める。
「舌出せ」
「あ、あぇ……ん」
囁く声に反応してヒッポリュテは舌を出した。その舌を絡め取り、ディープキスをする。ヒッポリュテと涎を交換し、唇と舌の柔らかさを堪能する。
「ん、ん、んんぅ……ちゅ……れろ……ちゅぱ、ん、んん! んあ……これ、卑怯な……ん、ちゅ……口を封じる、ん、ちゅ……んあぁ♡」
キスをしている内にヒッポリュテの抵抗が弱まっていく。
口付けすらも性欲を喚起する。
舌裏や上顎を舐められて、ヒッポリュテの身体から力を抜け、それと同時にマンコの締め付けが強くなる。
ペニス全体を包み込む熱い媚肉の感触が、終わらない射精を促している。
背筋を這うような快感にマオは震える。
膣奥を突いて狙いを定め、
「また出すぞ」
「ふぐ……!」
絶頂の予感に恐怖と期待を抱くヒッポリュテの子宮口に、思い切り精液を叩き付ける。
「ひぃ、あ、あああああああ♡」
ヒッポリュテは激しい絶頂に白目を剥いた。
突き出す舌をマオは吸う。
キスで口を塞いで抽挿をたたみかける。
「んちゅ、ふぐ……んぐ……ちゅ……ん! ん! んちゅ、ちゅぱ♡ あ、ん♡ んんんぅ♡」
呼吸を制限されたことで快感が何倍にも増幅される。
空気を求めるヒッポリュテの口を容赦なくマオは塞ぐ。
アマゾネスの女王はそこにはなく、性に翻弄される少女がいるだけだ。
「お前の負けだ、ヒッポリュテ。俺のサーヴァントになれ」
「あ、あ、ん……はあ……負けてない。わたしは、負けてないぞ」
「そうか。なら、手加減なしだ。お前が俺のサーヴァントになるまで徹底的に分からせてやる」
「んあッ! あ、んぐぅ♡ 奥、届く、くあ♡ あ、ああ♡ それ、あ、引っかかる♡ あひ、んへあぁ♡」
強く腰を叩き付けてヒッポリュテの膣内をかき回す。
乱暴さと優しさを交互に使い分けて、緩急を付けて快楽を教え込んだ。
マオもヒッポリュテも何度絶頂したか分からない。
二人の体液を混ざり合った液体でベッドは濡れ、淫臭が全身にこびり付くかというほどに汚し合った。
ヒッポリュテがついに敗北を認めたときには、彼女の身体は隅々までマオに汚され尽くしていて、身体の内側すらも例外ではなかった。