異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
甘い花のような香りが漂う寝室でのどかはバスローブを脱いだ。
日はすでに没し、オレンジ色のランプの光だけが室内を照らしている。ゆらゆらと揺れる光源は、妖しい雰囲気を演出し、アロマの香りと合わせてのどかを落ち着かせるのに一役買っている。
「まだ緊張しているのか?」
と、マオは尋ねた。
「少しだけ、ドキドキしています。二人きりというのは、あまりなかったなって」
「確かに、そうだったな」
思えばのどかは一緒にパラディクレールを訪れたジャンヌとエクシールのどちらかと一緒にマオの相手をすることが多く、未だに一対一で身体を重ねる経験は乏しかった。普通では考えられない状況ではあるが、そこは環境要因が大きいので仕方がない。
「まあ、すぐに慣れる。セックス自体は嫌いじゃないだろ」
「そ、それは……そうです、はい」
顔を紅くしてのどかは視線を逸らす。もともとが恥ずかしがり屋で内気な少女なのだ。様々な冒険を経て精神的にも肉体的にも強くなったが、性に関しては経験豊富とは言いがたく奥手なままだ。そのため、のどかから積極的に関係を迫るということはなく、周囲に巻き込まれる形が多い。
とはいえ、男の寝室で裸になって普通に会話ができるくらいなので、十分に男女の関係に慣れているのは間違いない。すでに処女を散らしセックスの快感を知っているので、いつまでも初心な反応ばかりしているというのもおかしな話ではある。
マオはのどかを抱き寄せて始めに軽くキスをする。挨拶代わりに唇に触れるだけのキス。それをスイッチにしてのどかはエンジンがかかる。
「は……ん……ちゅ……ちゅ……ん……ん……はあ……ん……ん」
のどかは啄むようにマオの唇を求めた。
マオはそれに応えてのどかと唇を重ねる。のどかの腰に手を回して、強く抱き締める。苦しげに呻くのどかの唇を舌でこじ開けると、のどかはすぐに自分の舌を差し出してくる。
熱い吐息を絡め合い、涎を交換してキスに耽る。舌と舌が触れあって痺れるような甘さを感じる。
しばらくキスをしていると、のどかの緊張はすっかり解けていて自分からマオの口に舌を押し込んでくるようになっていた。
「はむ……ん……ちゅ……んあ……あ……れろれろ……ちゅ……んんん……ふ、はあ……はあ……ぁ……」
とろんとした目でマオを見上げてくるのどか。その愛らしい顔を見ているだけで勃起してしまう。外では決してこのような顔はしないだろう。こののどかを見ることができるのはマオの特権だ。
「のどか、今度はこっちの準備をしてくれ」
そう言ってマオはのどかの手を取ってペニスを握らせる。
のどかは嫌がるそぶりも見せずむしろ笑みを浮かべて頷いた。
「はい、が、がんばります」
マオはベッドの上に移動して、足を投げ出した。のどかは自ら進んでマオの股の間に四つん這いになり、ペニスを手に取った。すでに勃起している男の象徴をのどかは大事そうに両手で支え、臭いを嗅いだ。
「はあ、ん……マオさんの臭いがしますね」
のどかは亀頭にキスをして、舌先で先端を愛撫し始める。
まだ不慣れなフェラチオは、単調で大胆さに欠けるものだが、一方で拙い技術ながら男に奉仕しようという意思を伝えるものでもあって、高いフェラの技術を持つヒロインのそれとはまた別種の快感をマオに与えている。
「れろ……れろ……れろ……ちゅ……れろぉ……ん……んむ……ちゅ……れろれろ」
愛らしい舌が亀頭から裏筋を巡り、竿を舐め上げる。
アーティファクトがあれば、マオの弱点もすぐに見抜いただろうが今はその特技はない。のどかはマオの様子を観察しながら、舌と指でペニスの弱点を探るしかない。
「ん……ちゅ……れろ……れろれろ……ちゅ……はあ……ふう……あ、どんどん熱くなってます……れろ……」
のどかのおかげで固く勃起したペニスは先走り液を滲ませてギンギンだ。ざらつく舌が優しく弱々しく亀頭を舐めるので、むず痒く焦れったい。
「のどか、そのまま咥えろ」
「あ……はい……んあ……む……ん♡」
のどかの口にペニスを押し込む。
そして、のどかはゆっくりと頭を上下させ始めた。
「ん……ん……ん……ちゅぱ……じゅる……じゅる……じゅる……ん……じゅる……じゅるるる♡」
目を細めてペニスをしゃぶるのどか。
時折、喉を鳴らして涎と先走り液の混合液を飲んでいる。
「じゅる……じゅる……じゅる……じゅるるる……ん……ちゅぱ……ちゅぱ……んじゅるる……ちゅ……んむ……ぅ……じゅるる……じゅるる……ちゅる……んふぁ……あ……れろれろれろ……んあぁ……む……んむぅ……んふぅ♡」
一生懸命なフェラをするのどかの頭を撫でながら、マオは大きく息を吸って快感を堪えた。
頬を窄めて強くペニスを吸っているのどかは、次第にフェラのコツを掴んできたようで、しゃぶりながら舌をペニスに這わせている。
ぞくぞくとした快感でマオは腰の力が抜け、しかし四肢は力んでしまう。
「のどか、そのまま口に咥えてろ」
「ん! ふぁい♡ ん……んん♡ ん、んふぁう……ん……んんん♡」
のどかの口の中で小刻みに震えるペニス。
熱を帯び、射精欲求の高まりがのどかにも伝わっている。
「イクぞ、のどか。口を離すな」
そう命じるやマオはのどかの口内に精液を注ぎ込む。
一気に噴き上がる欲望がペニスに集約されて飛び出ていく。魂が抜けるかのような快感だ。のどかの愛らしい口の中でペニスは跳ねながら精を飛ばす。
「ふぐ……んぐ……ん……ん……じゅる♡ ん、んふぅう♡」
のどかはこくこくと精液を飲んでいく。
唇で竿を押さえ込み、暴れるペニスから精液を吸い上げていく。
「ぷは……あ……はあ……はあ……ん……ふう……すごい量、でした」
「まだ序の口だぞ。これから、のどかの膣内にもどんどん射精していくんだからな」
「あ……はい♡」
マオはのどかの肌に触れる。頬を撫でると気持ちよさそうに目を細めた。そこから喉元、鎖骨、乳首まで撫でていく。くすぐったさにのどかは身じろぎする。
「もう限界そうだな」
見ればのどかの股座からは透明な愛液が滴っている。
触れてもいないのに、のどかはマオに犯される期待感ばかりですっかり感じているのだった。
「クロガネ大公国のヒロインを捕まえてくれたからな」
「わたしは、ミコトさんの実験に付き合っただけですから、そんな……あ」
マオはのどかを抱き寄せた。のどかはマオの腕の中に納まり、体重をマオに預ける。
抵抗は全くない。
ヒロイン生協の所属ではあるが、実質的にはマオの配下になり、身も心もマオに捧げている。
妃崎霧葉という唯里と同郷のヒロインをのどかは確保することに貢献した。
その労いをするというのが目的だったのだが、結局は彼女を抱くことになる。
マオに都合の良い状況。しかしのどかもまたマオに犯されることを求めているのだ。
のどかと位置を入れ替える。
仰向けになったのどかの股を開き、ペニスをクリトリスに擦りつける。
「ひゃ、あん♡」
「可愛い声だな」
「聞かないでください」
「さすがにそれは無理だぞ」
「ん……ふう……あ……太、い」
くちゅ、くちゅ、と汁気の多いマンコから音がする。亀頭で膣口をつつくと焦れったそうに入り口の肉襞が動いている。
鮑という形容表現があるがよく言ったものだ。なるほど、確かに見ようによってはそう見える。のどかの意思とは無関係に雄を誘う卑猥な肉襞は生きた鮑に似ている。
「入れるぞ」
のどかの返事を待たず、マオは鮑のまっただ中へペニスを挿入する。
「ひ……ぐ……あ♡」
声まで愛らしい。
のどかは目を見開き、自分の秘所を貫く圧迫感に悶える。
小さな膣穴を拡張しながらマオのペニスはぐりぐりと奥へ入っていく。
「くぅ……い、ぅ、ううう♡」
一番奥深くに到達したペニスは、軽くポルチオをつついた。
のどかは唇を噛んで快感を堪えたが、その我慢は一瞬で崩れた。とんとんとんと膣奥をノックすると膣肉が反応してペニスに答えてしまう。のどかの口よりも膣のほうが正直だ。
初めはゆっくりと腰を前後させるマオ。
のどかの膣内に合わせて抽挿し、膣の肉感をしっかりと堪能する。
幾重にも重なる肉襞を亀頭が押しのけて、引くときにはカリの出っ張りが何度も引っかかる。若く瑞々しいのどかの膣内は、柔らかく適度な反発があってペニスを甘い快感で満たす。
「んあ……あん♡ んはあぁ♡ あ、あん♡ はあん♡ んん! ふあぁ♡ あ、すご、奥まで、はあん♡」
抽挿を加速していくとのどかもテンションが上がってきた。
声を我慢することもなくなり、素直に嬌声を上げ始める。
そうなってくると俄然マオもやる気が出る。
自分の下でよがる美少女というのは、とてもいい。最高の絵だ。しっとりと汗をかいた首筋にマオは舌を這わせ、乳首を愛撫する。
「ひ、あう……んあ、マオさん、ん♡」
「のどかが可愛いからつい」
「そんなこと、言われたら、あ♡ ん♡ ふうぅ♡」
のどかの膣内の締め付けがぐっとよくなる。
感情が膣の動きに表れているのだ。
「ん――――くお……あ、はあ♡ あ、ああん♡ あ、んあ、あ、あ、あ、あ、はん、ふぐぅ♡」
のどかが呻き、身を捩る。
ポルチオから深く激しい快感が脳を駆け抜ける。
歯を食いしばり白目を剥きながら、のどかは軽イキを繰り返した。
膣内が微細な痙攣を繰り返す。
それに引き摺られて、ペニスが断続的な圧迫を受ける。
「ふう、のどかの膣内が、ずいぶんとキツくなったぞ」
「あ、ふぉ、おあ、あ、あん♡ い、イイ、れす、すごい、ひいん♡ あ、ああ、そこぉ♡」
「のどかの気持ちイイ場所は覚えたからな。そんなにせがまなくても、すぐにイカせてやる」
「はッ、あ、ひぃいいん♡ あ゛、すご、おほおん♡ んああ、ああ、んあああ♡ い、イイ、イイ、すごく、イイです、あひぃッ♡ あ、あ、あ、あ、ああ、イク♡」
のどかはどんどんと淫蕩な声音で快感に溺れていく。
腰を跳ね上げてブリッジして絶頂し、それで終わらせずにマオは腰を突き上げる。
膣奥を連続して突くことで生じた快感は、のどかに休む暇を与えない。
「い、今、イッて、あ、ああ、いや、ダメッ、そんな激しいのは、あ、あ、あ、イッてます、イッてますから! あ、あ、んああ♡ あ、あ、ダメ、ダメです、ひぎぃ、そんなぁ、戻れなくな――――あ、ひいいいい♡」
ばつんばつんと激しく音を立てて突き続けた結果、のどかは絶頂に絶頂が重なって金切り声を上げて悶えた。苦痛とも紙一重の快感。一瞬、意識が飛び、呼吸すら止まるほどの法悦が襲いかかり、のどかはぐるりと白目を剥いた。
「のどか、イクぞ」
マオもそろそろ射精したい。
精液は十分に溜っていて有り余っている。それをのどかの膣奥に一気に解放する。
「んああああああああああああああああ♡」
膣奥に感じる熱量がのどかを快感の果てに連れて行く。
この日、一番の絶頂でのどかは潮吹きをした。
のどかは、弾けたように身体を跳ね上げ絶頂する。
舌を突き出して、あられもない顔をさらす。
大人しく引っ込み思案な少女の姿はすでになく快感に悶える娼婦の如き淫蕩な女に成り果てている。
「は、あ……あふ、ん」
どくん、どくんと脈打つペニスをのどかから引き抜いた。
どろりとマンコから零れ出る精液が射精の激しさを物語る。
のどかは幸せそうな顔をして、呼吸を整えている。絶頂の余韻から戻って来られなくなっているかのようだ。
「満足したか?」
「はひ……よかった、です」
のどかは弱々しく答えた。のどかの小動物のような愛らしさは、男の庇護欲を誘う。マオはのどかを抱きながら、ベッドに横になった。のどかもマオに身を寄せて、その腕の中に納まる。のどかから足を絡めてきて、さらに密着する。
ランプの火を消して寝室を真っ暗にすると、セックスの疲れもあったのか、すぐに眠りに落ちた。
■
のどかが操っていた鬼に敗れた霧葉は、鬼の巣に運ばれた。
そこは山中の洞穴の奥に広がる地下空間であり、ノワールの軍事施設の一つだ。
その鬼は魔獣ではなく式神に相当する存在であり、この施設を基点に森を守る防衛機構の一翼を担っているのである。
森の中の施設というだけあって、城や砦のように見ためから軍事施設だと分かるようなものではない。入り口は自然の洞窟そのままで、外から見ても木々に覆われて場所を特定するのは困難だろう。
ここに至る道も獣道以外にはなく、決して利便性のよい施設ではない。
北方路や南方路のような道を無視して、急峻な山を越えてくる敵を警戒、監視することを目的としていたのだろう。それも、魔法の出力が著しく低下する環境であることを考慮すれば、生成した使い魔たちを放って自由にさせておけば放っておいても敵勢力を追い返すことはできる。
そのため、ここにはノワールの騎士は配置されていない。
その代わりに衛兵代わりの使い魔たちが潜んでいる。
鬼はその中の一匹で、特に作成者が拘って作り上げた逸品だ。
軍事施設らしく、地下空間には牢があって、霧葉はその中に放り込まれた。のどかの遠隔操作から自由になった鬼は、決められたプログラムに従って巡回に戻る。敵を見つけたら実力行使で排除。ヒロインや魔法使いは捕縛、といった具合の簡単な指示である。
こうした指示は他の使い魔たちにも大なり小なり設定されている。
使い魔たちは一定の知性があり、その目的に沿って動く。決して捕虜にしたヒロインを殺すことはしない。ただ、使い魔は生物的な特性も与えられておりマオが得意とする快楽による支配を代行する。使い魔それぞれがその身体能力を駆使してヒロインを襲い、堕とすということもこの施設内では日常的に行われていることであった。
「ん、くふぅ、お、おおおおおおおおおおお♡」
喉を裂かんばかりの絶叫が響く。
霧葉よりも先に捕虜となり、この地下施設に連行されたイレイナの声だ。
植物の魔物に囚われた後、彼女はこの施設の管理下に置かれた。パラディクレールまで距離があり、連行するのに時間がかかると判断されたためである。
アリーシャやノエルは、直接パラディクレールに連行された運の良いヒロインだったと言えるだろう。あちらはあちらで調教されるが、マオが直接手を下す分、そこには情がある。
だが、こちらはもっと悲惨だ。何せ相手は人間ではないのだ。尊厳も何もあったものではない。ただ、使い魔たちにはマオの力の一端が付与されているので、ヒロインたちは抵抗もできず、快楽に流されていくしかない。
自分でも理解できない力にただ服従を強いられるだけの日常が、この施設の中では繰り返されている。
「ひあ、お、んおおお! い、あああ! 入る、わたしの膣内にぃ♡ ひいいいい♡」
イレイナが悶えるのは半透明な緑のベッド。巨大なスライムに囚われて、穴という穴を犯されているのだ。
この施設内で最も大食らいのスライムは、イレイナの他にもその内にベアトリクスや捕らえたクロガネ大公国の魔法騎士たちも取り込んでいる。
「ひいいいいいい! あ、あ、あ、んひゃあああ! いやあああ!」
「あぐ、んぶじゅる、んぐうううう♡」
「許して、あ、あ、離してええ、ん! んんんんんんん!」
阿鼻叫喚の地獄絵図。
囚われた女たちはヒロインかそうでないかに関わらずスライムの餌食となっている。彼女たちに共通するのは強力な魔力を持っているということ以外にない。スライムは魔力を好んで食う。自分のテリトリーに優秀な魔法使いが入ってきたら、率先して捕食するだろう。
ベアトリクスとイレイナは抵抗もできずに早々に快楽に溺れた。他の魔法騎士たちは、マオの力の影響を受けないので直接的に従順に作り替えることはできないが、それでもここまで来れば変わりはない。
スライムに犯されているという現実を受け入れられずに心を壊す者、あまりの快感に正気を失う者、魔力を吸い尽くされて、意識を手放す者といるが、いずれにしても彼女たちは抵抗することもできずに、スライムに犯されて続ける以外に道はないのだ。
スライムに女を犯しているという認識はない。これはただの捕食行動であり、彼女たちを犯すのはそれが最も効率がいいからだ。
特にイレイナとベアトリクスは上質な魔力を持つ。
この世界の魔法騎士の数十倍の魔力量は伊達ではないし、ヒロインという性質が足かせとなり、彼女たちはまったく抵抗することができずに従属してしまう。
スライムの触手がベアトリクスのマンコとアナルを穿り返している。媚薬成分が骨の髄まで到達し、常時発情状態を維持している。絶頂してもベアトリクスの身体が満足することはなく、すぐに快感を求め出す。
「お、おひぃん♡ あ、んほおお♡ んああああ♡ き、気持ちイイぃ♡ あ、あ、あ♡ イイ、んあ♡ はあん♡ ああ、イク、イク、あ、あ、あ♡」
粘液に塗れた身体で自分から腰を振り、快楽を味わい続けるベアトリクス。正気は失われ、快楽を貪るためならいくらでも魔力を提供するとばかりにスライムに媚びを売っている。
そのすぐ近くでイレイナもまた嬌声を上げている。
下半身と両腕がスライムに埋もれて身動きが取れず、マンコとアナルがスライムの中でぱっくりと広がっているのは、二つの穴にスライムが侵入している証である。
「う、ああ、入ってくる、くる、うひいい♡ あは♡ あ――――はあぁ、ひゅごぉ♡ お、おお♡ 飛ぶ、頭、飛んじゃいます♡ はへ、あ、あ、奥が痺れるぅ♡」
イレイナは連日連夜の快楽漬けで精神に異常をきたしてきている。只でさえトラウマを抱えて現実逃避に浸っていた中で、この受け入れがたい惨状を味わえば、彼女の心はひび割れてボロボロだ。
「あは、スライム……スライム、気持ちイイです、あん♡ あ、魔力、あげますから、もっと犯して、くひぃ♡ あへ♡ あ、イク、イキます、んあああ♡ イイ♡ いっぱい、もっといっぱい食べてくださいぃ♡」
このスライムがイレイナの命を奪うことはないと理解している。快楽に溺れていれば安全は保証されるし、もう外の世界の理不尽を目にすることもない。ここは辛いことのない、ただ気持ちイイことが延々と続くだけの楽園だ。逃げだそうなどという発想はまったくない。外に出て辛い日常に戻るくらいなら、ここでスライムに魔力を捧げているほうがずっと気持ちが楽だ。
何も考えずに、快感だけを味わい続ける。今のイレイナには、それが幸福だった。
◇
地下はよく音が反響する。
出入り口こそ防音の魔法がかけられていたが、内部にそのようなものはない。普段は使い魔しか利用しないためかプライバシーなど何の配慮もない。蟻の巣のような構造ではあるが、大きくはない。女たちの嬌声は施設中に響いていて、静かになる時はない。
そんな施設なので目覚めた霧葉はすぐにこの施設で行われている凄惨な捕虜への扱いを知ることができたし、そこに行方不明のヒロインもいるということも分かった。自分のこれからを想像するのは容易だった。
まして、武器を取り上げられ素手の状態で眼前の鬼を倒して脱出するのがどれだけの難事業であることか。
「本当、ついてないわね」
半ば諦めの境地に達している。
ノワールが悪趣味なのはよく分かった。クロガネ大公国もろくでもないところだが、この世界が元の世界に比べてずっと原始的な価値観の世界なのは理解している。前向きに考えるのであれば、殺されないだけマシというところだろう。
自分の価値は承知している。ヒロインであるというだけで上々、その上で戦力にもなる。クロガネ大公国で生活する中で自分の商品価値を自覚している。
ノワールとて事情は同じだ。自分を殺すことまではしないはず――――と、希望的観測をしてみる。
思えば太史局にいたころから非合法活動を政府公認を行ってきた使い捨ての駒のような生き方だったのだから、どこかで破綻する運命にあったのかもしれない。
鬼は一言で言って巨漢だ。丸太のような腕は人間の女を殺すことなど造作もないだろう。霧葉を捕らえた鬼と外見は同じだ。
「この鬼にハニトラは効果あるのかしら」
そう嘯く霧葉の前で鬼がその一物を膨らませた。
まったくおぞましくグロテスクだ。醜い雄の象徴をこうもいきり立たせる滑稽さに霧葉は身の危険以上におかしさを感じてしまった。
使い魔も人間も、雄は総じて同じということか。使い魔の作成者の意図や人格を反映しているのかもしれない。
鬼はふー、ふーと息を吐く。霧葉を犯したくて仕方がないというのがありありと伝わってくる。
鬼の両手が霧葉の肩を掴む。
大きな手の平はプレスマシンのようで、少しでも鬼の機嫌を損ねれば挽肉にされてしまうだろう。
肩の骨がミシミシと音を立てる。
霧葉は脂汗を浮かべて気丈に笑みを浮かべてみせる。
「く……!」
屹立する肉棒は人外の大きさだ。
霧葉には男性経験がそもそもないし、人並みに好みもある。少なくとも、このような鬼に処女を捧げるような趣味は持っていない。
それでも、鬼はそんな霧葉の内心には頓着しないし配慮もしない。
易々と霧葉を持ち上げて、粘液を零す巨根をマンコに押し当てる。
「乱暴ね。女の身体を道具としか見ていない、あなたの造り主の趣味の悪さには呆れるわ」
その言葉が鬼に届いているか。ノワールのヒロインに操られてた時とは違い、知性を感じない。霧葉の皮肉も届いてはいないのだろう。まさに性欲の化身だ。霧葉の濡れていないマンコに剛直を力尽くで押し込んでいく配慮のなさは、まさに鬼の所業だ。
「あ゛――――ぐ、がぁ!」
霧葉は今更痛み程度で泣きわめくようなことはない。太史局の一員として、物心ついた時から厳しい実戦訓練を積んできたからだ。それでも、処女を失う痛みはどこかで心の喪失を自覚させた。自分が想像していたよりもずっと、それは大事なものだったらしい。
(どこまででかいのよ、これは)
霧葉も初めてなので、自分に合うサイズなど知るよしもないが、さすがに見て分かる巨根を受け入れるキャパシティはないのは分かる。
霧葉の処女を奪い、破瓜の痛みを味わわせたペニスは、まだ半分も入っていない。鬼は容赦なく霧葉の膣内を拡張しながらペニスを押し込み始める。
「い――――ぎぃッ、あぐぅ、この、鬼の分際で、ああ!」
ぐり、と鬼が霧葉の膣内にペニスを挿入する。破瓜の血が痛々しく結合部が滲んでいるのも、鬼は気にしないで、霧葉をオナホか何かであるかのように強引にペニスを奥へ侵入させていく。
「ひぎ、いう……ぐ、あ、ああッ、く、ぐううう」
快感とはほど遠い激痛が霧葉を苛む。
身体は身を守るために反射的に愛液を分泌しているがとても間に合わない。鬼は固く他者の侵入を閉ざす膣肉を押し広げて強引に最奥まで到達すると、今度は腰を引いてペニスを抜き出す。ペニスの巨根に相応しいカリ高は最早凶器だ。霧葉の膣肉をごり、ごりと引っ掻きながら抉っていく。
「ひぎぃぃい! あ、捲れる、わたしの膣内、がッ、あ、ぐぅ、ああ!」
骨盤が一回りも広がったかのような錯覚。
身体の内側に異物を入れるというのも初めてだというのに、それが肉体の限界に挑戦するようなものなのは御免被りたいところだ。
これでまだ一突き目だ。
(こんなものがセックスの痛みだというの……?)
夢見がちな乙女ほど現実離れした望みはないが、この結末はさすがにショックだ。
「ぐふうぅ、ぐるる……」
狼のように唸っている鬼は血走った目で霧葉を見下ろしている。剛直は自分の進む道を掘削し、今開通したところだ。一突き目は強引な開削作業だったが、これからはその必要はない。道は開けているのだから、思うままに突けばよいのだ。
その動きを察した霧葉、歯を食いしばった。
そして鬼は霧葉の膣奥目がけてペニスを突き出す。
「ッ――――か、はッ、あッ」
ぼごッと下腹部が膨れたような錯覚。それくらい巨根の衝撃は強かった。霧葉の膣内が一瞬にして人外のペニスに満たされる。
膣穴の最奥。限界までペニスが届く。それどころか、巨根はさらに穴を拡幅しようとするかのように膨らんで、霧葉の膣肉がメリメリと形を変えていく。
「い、ぎ、は――――あぎぃ。膣内が、ひ、ろがって、あぐぅう!」
内臓を圧迫される苦痛に霧葉は呻いた。
人間サイズを大きく上回るペニスが与えるのは苦痛だけだ。
鬼のペニスは霧葉の苦悶を意に介さず、抽挿を開始する。
腰を撓らせて霧葉を突き上げた。霧葉くらいの体重ならば、この鬼は軽々と持ち上げられる。頑丈なペニスだけでも、それが可能だ。
「ほぐッ!?」
衝撃が全身を走り肺腑から空気が漏れ出す。
霧葉の両足は地面を離れ、真下からペニスに貫かれることとなった。自分の体重でペニスがさらに深くめり込んでいく。かと思えば弾みを付けてずるりとペニスが抜けていき、さらに勢いよく突き上げられる。
「あぐぁ!? んお、おお、ふぐ、くはあ! あ、んおお!」
霧葉の視界が何度も揺れてブレる。
ペニスの大きさもさることながら、そのセックスも大胆だ。
霧葉は荒れ海に翻弄される小舟のように、鬼の抽挿に合わせて髪を振り乱した。
慣れてしまったのか痛みや苦しみは、いつの間にか消えていた。
子宮口を叩くペニスの衝撃と甘い痺れが、代わって霧葉に襲いかかる。
ぱあん、ぱあんと肉を弾く音がして、内臓を叩かれる痛みが快楽に変わっていく。
「あん、お、んあ、ああ、この、鬼風情が、あ、ふあ、あ、大きいのよ、加減しなさぁ、あひん♡」
何度も何度も頭が上下運動を強制され、内側からペニスを叩き込まれるので正常な思考が損なわれていく。
膣が現実逃避を始めたのか、それとも鬼のペニスにそういう能力があるのか。霧葉は明確に快感を得ている。
太すぎるカリ首が肉襞を引っ掻き、鈴口がポルチオを突き上げる。電気が走ったかのような鋭い快感かと思えば、熱をじっくりと伝えてくる快感もある。それらが交互に膣内に発生するのだ。
「はあ、ん、ふあ、あ、く……何よ、これ、あふぅ、あ、んお、も、う……こんな、鬼の、ペニスなんかに、わたしが……はあ、あ、んほぉ♡」
快感を無視して、否定しようとする霧葉だったが、鬼の抽挿は抵抗を認めない。霧葉を屈服させ、霧葉の肉体を陵辱し尽くそうと躍起になっている。
肉体の奥深くまで挿入されるだけではない。
鬼の巨根は人外そのもので、それを受け入れる霧葉の膣内を一から専用のオナホールに作り替えているかのようだ。
無論、それはプライドの高い霧葉には受け入れがたい状況だ。
敗北の末に犯されるということであれば、覚悟はできている。元から孤児で裏社会でしか生きていけない身上だ。前の世界から、自分の身を置く場所が真っ当ではないと理解していた。だが、人外の鬼に、それもただの使い魔風情に汚されるというのは、霧葉の精神を想像以上に責め苛んだ。
「はぐ……お、んお……ふぐ、あふ、あ、こ、こんな、こと……が、あ、あぐぅ♡ あ、い、いや、あ、わたしの膣内が、あひ、あ、あ、んおお♡」
衝撃は続く。
巨根の抽挿は呼吸にすら影響する。内側から突き上げられて肺腑までが痙攣して、呼吸困難になる。空気を求めて喘ぐたび、嬌声が溢れ出てしまう。
「はッ、あ――――ふあ、あ、がは、かふ……んあ、あひ、ふあ、あ、うああ」
がくがくと霧葉は揺さぶられ、子宮の入り口を何度も叩かれる。
満足に呼吸ができないことで思考が痺れ、強制的に叩き込まれる快感が脳を支配していく。抗う理性が弱くなっていく。突き上げられて、焼け付くような快感に絶叫する。下腹部が破裂するかのような衝撃はすべてが快感になって霧葉を襲った。苦痛ではなく快楽によって、霧葉の喉は絶叫したのだ。
「あ、は、はぎ、あ、あ、ひあああああああああ♡」
舌を突き出して叫ぶ霧葉。その声音は快楽で蕩け、彼女の意思によらず熱を帯びていた。
「わ、わたしが、こんな使い魔に、イカされ、くふ……お、ふあ、おお! う、ごくな、こんな、はひ、あ、膣内、擦れて、あ、んお、おお♡ い、イグ、ダメ、これ……こんな馬鹿なこと、あ、あ、んぐぅうう――――う、ううう……あッ、おッ、んおッ!?」
鬼の抽挿はさらに激しく小刻みになる。
今までとは違いペニスを膣壁に擦りつけ、最奥を断続的に打つ。さらに心なしかペニスが太くなったような感触がある。
「あ、あ、ま、さか、射精するつもり!? 止めなさい、このわたしに、使い魔風情が、離せ、離しなさい、この、あん、ん、あ、あああ!」
霧葉は危機感から思考能力を取り戻したが、それは鬼の動きを僅かも阻害することはなかった。むしろ、一時的にしろ冷静になったことで自分の置かれている状況がより明確に理解できてしまった。鬼に種付けされるという絶望的な未来が容易に予想できる。
「止めなさい、止めなさいって言ってるでしょう!? この、止まって! 突くな、止めッ、あ、あああああ!」
「ぐふ、ふおおおおお!」
鬼がここに来て大きく吼える。体内を巡る魔力がペニスに集まっている。霧葉も一流の呪術師だ。鬼の魔力がペニスに充填されているのを感じ取るくらいは簡単だ。そのため、射精の気配は嫌と言うほど伝わってくる。
セックスの経験はない。
しかし、魔力の流れを追う感覚は幼少期から研ぎ澄まされている。
(ダメ、射精される。コイツのペニスに魔力が集まって、マズい、マズい、何とかしないと!)
霧葉の直感がアラートを発している。
使い魔に生殖能力があるかは未知数だ。この鬼は霧葉の知る呪術とは異なる理論で形成されている。なので射精が本当の意味での射精と同義かは判断できないが、女を犯す機能を持たせているからには、それ相応の意味があるはずだ。魔力をペニスに充填するというのは、その説を裏付けるには十分だ。生殖行為ではなく、何らかの呪詛の類かもしれない。とにかく、これは鬼から霧葉への明確な攻撃だ。
「はぐ……ぐう、あ、嫌、やめ、て、あ、うぐ、ぅ、お、奥、深い……ッ、ま、待って、そんなところ、に、射精されたら」
鬼はぐいぐいとペニスを押し込んで霧葉のポルチオに先端を押し当てる。女を孕ませる意欲を見せる鬼に、霧葉は絶望する他ない。
霧葉の膣口が勝手に開いていく。鬼の抽挿で雌の本能を刺激された霧葉の身体は、快感をトリガーにして鬼の精を受け入れる準備を整えている。
「ん……ん、くう、は、あ、今、膣内に射精されたら、マズい……おかしく、なる、この呪力は、本当に、ひ、あ、あ、大きく、なって、あ、あああ!」
鬼がひときわ大きく雄叫びを上げる。
腰を突き上げて子宮口を抉る。快楽が霧葉の脳天を突き抜けて、全身が強ばった。目を見開く霧葉の下腹部が猛烈な熱を感じた。
灼熱の噴水が子宮を貫いたようにすら感じられた。
粘液が膣内に注がれる感覚をこうもはっきりと自覚できるのだろうか。
「お――――おひ、あ、あああ、ひッ、膣内に、鬼の、精液が、あ――――な、この感じ、ひ、あ、あが、あひいいいいいいいい♡」
霧葉は遅れてやってくる快感の奔流に抵抗する間もなく白目を剥いた。
膣の中が焼けるように熱く、今までにないほど気持ちがイイ。
鬼に犯されている最中ですら感じたことのない最上級の快感は、霧葉の屈辱も苦悶も何もかもを一撃で粉砕してしまった。
「はッ、あッ、い、いぐ、おほ、あ、はえ、これ、と、止まらない、わたしの膣内が、い、イキ、過ぎて、は、はえ、ああああ♡」
強制絶頂が延々と続く。
精液そのものに媚薬効果があったのだろう。生殖のための射精ではなく、女を膣から屈服させるための毒液の注射だ。それもペニスが押し込まれているにもかかわらず溢れるほどの大量射精だ。
「ひぎいぃい♡ い、イグイグ♡ お、ほおおおお♡ あ、へ、う、動くなあああああ♡ 今、動かれたら、本当に、い、ひぎいいいいい♡」
霧葉は頭を振って快感を振り払おうと必死だ。
だが、そんな抵抗は鬼の筋力だけで完全に封じられる程度のものである。
鬼は霧葉に射精した直後だというのに抽挿を再開する。
じゅぼじゅぼと水音がして、精液が掻き出されていく。
「んひぃ♡ あう、ああん♡ ひあ、あ、あ、あん♡ へ、変に、なる、お、お、おああ♡ これ、以上はぁ♡」
鬼は霧葉の言葉に耳を傾けない。そもそも人語を解するかは不明だ。霧葉を犯すことしか興味が無いとばかりに霧葉の膣をペニスでかき回す。
そして、一度目とは異なり二度目の射精はすぐに来た。
「ひいいいいいいいい♡ また、射精!? もう、入らな、ひいいん♡ あ、熱い! おほ、ああ、射精しながら動く! この鬼、ひいん、カリ、引っかかって、ひっぐり返る、膣内、膣内がおかしくなる! あああああああ♡」
霧葉は絶頂に絶頂が重なって大きく仰け反った。
膣がイキ続けているのに、鬼はなおもペニスを抜き差しし、射精で魔力を注ぎ込んでくる。マオに由来する魔力を胎内に直接注がれた霧葉は、快感とともに上下関係を教え込まれている。
勝ち目がないということを理解するのに時間はかからない。
霧葉の意識が何度も火花を散らして断絶する。
強烈な快感は理性も知性も失わせた。
「お……ひ……あ……あ、あ……んあ♡ へあ、はあ……あ♡」
やがて、べしゃりと床に投げ出された霧葉は白目を剥いて気絶していた。垂れ流した白濁液の水たまりに沈みながら、感電しかたのように痙攣を繰り返す。
酷い有様だが、これは収容初日の出来事に過ぎないのだ。
快楽を教え込まれ、使い魔たちに魔力を提供し続ける日々を送ることになる。これは、その始まりの一幕であった。