異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
騎士たちの目には諦観があった。
光の見えない暗闇の中でひたすら彷徨い歩いているかのような日々だ。
クロガネ大公国領内からかき集められた大軍は、小国ならば容易く制圧できるだけの人員が揃っていた。軍事面を支えるヒロインたちも多数投入された、近年希に見る大規模な軍事行動である。
常識的に考えて、クロガネ大公国に敗北はない。戦争に勝利すれば、戦利品は早い者勝ちだ。ノワールは豊かな国ではないが、それでも一介の騎士がしばらく遊んで暮らせるだけの財物は手に入るかもしれない。
戦争による略奪は生活の糧を得るための手段であり、楽に多額の金を稼ぐにはうってつけということで、勝率の高いクロガネ大公国の軍に参加を希望する傭兵は少なくないのである。
だが、当てが外れた。待てど暮らせど戦争は終わらない。早期終結と見られていたところが、延々と引き延ばされている。戦争が長引けば、それだけ持ち出しも多くなる。金を稼ぐために参戦したのに、日に日に貧乏になっていくようでは、士気が下がる一方である。
もちろん、クロガネ大公国側もこの状況を座して見ているわけではない。
士気を維持するための追加報酬の支払いつつ、ノワールの防衛線を突破するための攻撃を仕掛けてはいる。
それでも、参戦したヒロインを失ったのはあまりにも大きな損失であった。さらに魔法が大幅に制限される特殊な環境、狭く大軍を展開できない地形とクロガネ大公国軍の力がまったく発揮できず、ずるずると戦争が引き延ばされている。
大軍を維持するにもコストが掛かるのだ。
金だけでなく騎士達の心も離れていくとなると、この戦争を継続することはできなくなる。
何も得ることができず、ただ人命を失っただけとなれば、いよいよ大公の治政が揺らぐことになりかねないし、大公の政権下で権力を握っている者達も危うくなる。
だからこそ、結果を出さなければならない。戦争の早期終結をするにしても、明確に領民や周辺諸国にアピールできる戦果がなければ、引き下がれない。
少なくとも、この軍を率いる将軍達は終戦を望まない。
自分達の名誉と今後の権力維持のためにも、ノワールに負けたと思われる終わり方は避けようとするし、そのためにも無茶な攻撃命令が今後も繰り返されるのだろう。
末端の騎士達には契約魔法で契約した者達がいる。そういう騎士は、否応にも命令に従わなければならない。強制力のある魔法契約は、本人の自由意志を奪うことも可能とする。
状況を打開するために突撃させられた騎士の末路は悲惨の一言だ。
魔法を奪われた騎士が何人束になって掛かろうと、魔法で強化された防御陣地を抜くことはできない。それは、自分達が今まで何度も繰り返してきた勝利のパターンと同じであり、だからこそ、魔法に立ち向かう恐怖はしっかりと理解している。
「はあ、はあ、はあ、冗談じゃないぜ、まったく」
大木を背にして騎士はしゃがみ込んだ。
兜を外して、汗を拭う。
金を掛けて用意した装備ではない。魔法での強化を前提としているのでクロガネ大公国の鎧は薄いものが一般的だが、彼のそれは金属製ですらない革鎧だ。というのも、自前のプレートアーマーが用意できるほど資金力がなく、一攫千金を期待して参加した雑兵の一人だからだ。被っている兜も、騎士の死体から拝借したものだ。自軍の騎士の装備品なのだが、それを咎められない程度には軍の規律は緩んでいる。
剣も鎧もどれだけ高級品を持ち込もうと、魔法が使えなければものの役にも立たない。
仲間が大勢死んだ。
敵の魔法は、正直に言って大したことはない。こちらの魔法使いと比較すれば、精々が学生レベルといってもいいだろう。
ノワールの魔法技術はその程度なのだ。
問題は、こちらが魔法を使えないということで、その一点が魔法に頼り切ったクロガネ大公国軍の戦力を大幅にそぎ落としてしまった。
「潮時だな、こりゃ」
と、騎士は呟く。
彼はもともと傭兵だ。
クロガネ大公国の貴族ではなく、貴族に雇われただけで忠誠心はない。
そして、運が良いことに契約魔法はすでに消失している。
彼を雇った貴族もまた下級貴族だった。手柄を上げようとして突出して、その他大勢と一緒に戦死した。正直、雇い主がどのような最期を遂げたのか、彼は把握していない。戦列は崩れて、味方は散り散りになって逃げ出したし、自分もその流れに乗って流されるままに撤退した。雇い主が死んだと分かったのも、契約魔法が消えたからである。
「まだ、ツキはあるってことだな」
強制力のある契約がなくなったことで自由の身となった彼は、一人で山中に身を潜めている。今となっては、戦争の行く末を気にしても仕方がない。何と言っても雇い主が戦死してしまったのだ。報酬を得られる見込みは薄く、改めて他の貴族と契約したところで、この見通しの立たない戦争の中で消費されるのは目に見えている。
抱えられるだけの戦利品を抱えて、夜闇に紛れて姿を消す。それが最も賢い身の振り方だ。
騎士は周囲に気を配りながら、薄暗い山の斜面を下り始めた。
この戦争が例えクロガネ大公国の勝利に終わったとしても、そこに至るまでには多くの犠牲を伴うだろう。彼が戦線に復帰したとしても、できることは死体の山の一員に加わるだけで、美味しい思いをするのは、上にいる指揮官達だ。何のうま味もない戦争で、命だけ擲つというのは傭兵のすることではない、ということで、彼はリアイアを決めた。
魔法による身体強化がないので思いのほか足が疲れる。こうして山道を歩くのにも魔法を使うのが普通になっていたので、魔法の使用制限がかかる厳しさを思い知らされる。
肉体的にはまだまだ余裕がある。
問題なのは精神面だ。
魔獣が棲息しているというノワールの山で夜にたった一人の逃避行である。
大公軍は南方路と北方路から進軍しているので、当然、ノワール軍もそちらに兵を割いている。逃げるのであれば、険しい山中に隠れ潜みながら山を下って国境を目指す他ない。
これでも傭兵騎士として渡り歩いてきたのだ。敗走して命からがら逃げ回るということも、一度や二度ではない。命あっての物種である。貴族のように誇りある死を選ぶくらいなら、泥水啜ってでも逃げ延びることを選ぶ。
とにかく慎重に騎士は息を殺しながら藪をかき分けて山を下る。夜の山道は危険だらけだ。魔獣も活動的になっていることだろう。だが、この山は敵地のど真ん中だ。魔獣の活動時間であることを考慮しても、日が昇るまでに戦場から極力距離を取った方が無難だ。
「ふう、この山はほんとに歩きにくいな」
小声で愚痴を呟いて、騎士は藪を抜ける。足下はぬかるみ、空気は冷え切っている。寒さで鳥肌が立つ気温なので、虫の声は聞こえない。幸い、魔獣の息づかいも周囲にはなく、音らしい音といえば葉擦れの音と自分の足音くらいだ。
命の危機に直面しているという緊張感で頭がいっぱいだ。疲労も眠気も感じない。目がギンギンに血走り、喉がカラカラに渇く。
思わず駆け出したくなる衝動を抑えて、一歩ずつ足下を確かめながら歩を進める。
どれだけ気が急いても、冷静さを失わない。敵も魔獣も見当たらないが、安全地帯というわけではないことは理解している。
恐怖を理性を押さえつけ、彼は慎重に藪をかき分ける。
一際明るい場所に出た。
大木が倒れ、頭上を多う枝がないからだ。月光がまっすぐ地上に届き、視界が開ける。そこはあたかも広場のように円形に木々が切り倒されていた。人の手が加えられたのは明白で、一瞬、ここがノワールの軍事拠点の一つかと思い身構えた。
それが、彼が取り得た最後の抵抗だった。
ふと気がつけば宙を舞っている。くるくると視界が回り、明るい月と黒い大地が入れ替わり立ち替わり目に飛び込んでくる。
「あ……?」
空気を吸うという当たり前のことができないことに気づかないまま、意識がブラックアウトする。その直前、彼の視界に一瞬だけ映り込んだのは、月明りに浮かぶ美しい女の姿だった。
血の噴水が山肌を赤黒く染め上げる。首を失った身体が噴き出す血の勢いに任せて後ろに倒れて骸となる。
「はい、終わり。うふふ、今度の髪は何色かしら」
中空に張り巡らせた髪に腰掛けた結羅は上機嫌で騎士の頭を掴み取る。
目に見えないほど細く鋭い髪の刃は、鮮やかに騎士の首を刈り取り主人の元に届けて見せた。
クロガネ大公国との戦争が始まってから、恐らくは最もこの状況を楽しんでいるのが彼女だろう。
結羅には人間が持つような倫理観も価値観も存在しない。何せ生まれついての妖怪だ。見た目が人間と同じと言うだけで、根本から別種である。そして、結羅にとって人間は獲物でしかない。人間の髪を収集し、自らの力とするのである。
ノワールに屈してから、結羅の本領が発揮される機会はなかったが、戦争となれば話は別だ。
「うーん、これは赤毛、いや金髪? 髪質がよくないのが難点だけど、まあ及第点かしらね」
結羅は刎ねた首を美術品を鑑定するかのように眺めている。
「この世界の人間はいろいろな髪色があって、とてもいいわ。ああ、早く攻撃命令が来ないかしら。あなたが一言命令してくれれば、好きなだけ首を取ってあげるのに」
火照った身体をくねらせて結羅は嘯いた。
人間の首を集めるのは結羅の本能だ。そして、それはこの戦争を有利に進める上でも役に立つはずだ。今は森の中に巣を作り、戦場から逃げ出す逃亡兵や山中を攻める別働隊への対応が結羅に任された仕事だが、戦争そのものは膠着状態にあるらしい。
マオの狙いのすべてを結羅が共有されているわけではないが、何か理由があるのだろう。
ノワールにいるヒロインの力があれば、ノワール国内で敗戦するということは考えにくい。わざと拮抗状態を作っているのは、なぜだろうか。
結羅はあまりそういうことを考えるのが得意ではない。
妖怪なので人間の視点で物を考えたことがないからだ。個として強大なので群れの利点も感じない。
ただ、最近になってようやく女としての快楽は共有できた。
人間の幸福と同じ物を結羅も味わっている。ともすら髪への執着よりもずっと強烈な愛の形は結羅のあり方すらも歪めるものであったが、それはそれで心地良い。雄のいいように自分が作り替えられていく感覚がある。
それは、櫛の妖怪である彼女が真に自分の持ち主を見つけることができたということなのかもしれない。
■
マオの視線の先に艶やかな金色の髪がある。腰まで届く長い髪は、普段は編んで一つに纏めているのだが、夜の相手をする時にまで纏めている必要はない。
ジャンヌ・ダルクの絹のような髪を弄びながら、マオは彼女の身体を抱き締める。
ベッドの上でマオに背を向けて股の間に座り込む彼女は、強大な力を持つ戦闘タイプのヒロインとは思えない小柄な少女だ。
しっとりとした肌を愛撫しながらジャンヌの髪の香りを堪能する。
「いい匂いがするな、ジャンヌは」
「そんな、嗅がないでください。いやらしいです」
「いやらしいか。それはどっちだ?」
「んッ……ふ、ぁ♡」
乳首をカリカリ引っ掻くだけでジャンヌは愛らしい吐息を漏らして身を捩る。ビンビンに勃起した乳首を両手でこねくり回すとジャンヌの腰が浮き上がる。
「はあ……あッ、あう……ん……ふう……ん……あん♡ あ、マスター、そんな……あ、ん、んあ……はあう♡」
「いやらしいな、ジャンヌは。乳首がこんなになってる」
「いや、あ、言わないで、んふ……あ、熱い……あん♡ はあ……ん、ふうぁ♡ んん♡」
乳房を掴んで揉みしだく。じっくりとジャンヌの巨乳を両手で味わい尽くす。手の平に納まらない大きさの乳房だ。下から持ち上げるとずっしりと重たい。それでいて形がしっかりしていてまったく垂れていない。揉み甲斐のある乳房に十本の指を埋め込みながら、マオはジャンヌの首筋に舌を這わせる。
「あ、ふあぁ♡ や、ぁ、くすぐったいのが、あ、マスターぁ♡ ひゃん♡」
「反応が可愛いな」
「あ、あ、は、ぁ、ん♡ ん♡ あ、ああ、あう♡」
すべすべの肌を指でなぞりながら、マオはジャンヌの股間に手を滑り込ませる。
太ももの付け根から、さらに奥まった場所に。熱いマンコの入り口を、マオは慣れた手つきでこじ開ける。
「んは、あ、ああん♡ マスター、そんな、急に!」
「何言ってるんだ。もう、準備万端じゃないか。こんなに、濡らして」
「ひぃ、んふう! ん、あ、はあ、あはあぁ♡ ん、ん、ふう、んお♡ おお♡ 指、マスターの指ぃ♡ あ、すご、ぃ♡ ひぃん♡ おほぉ♡ あは、あ、あ、ん、んんんんんんん!!」
ジャンヌは唇を噛み締めて嬌声を堪えた。それでも、身体の猛りは止められない。マオの指には熱く蕩けるマンコの発情具合が明瞭に伝わってくる。自己主張を始めたクリトリスを引っ掻きGスポットを弄る。
「あ、んひゃああああああああ♡」
ジャンヌは一際感極まった声を上げる。性感帯の中の性感帯。クリトリスとGスポットを的確に責める熟練の技だ。サーヴァントとはいえ、性経験はほとんどないジャンヌには、マオの手練手管は天敵だ。
しっかりと身体を抱き抱えられながら、抵抗できずに手マンをされる。否応なく高められる性欲にジャンヌは抗えない。喉を反らして、腰を振りながら快感から逃げようと身を捩る。それがマオからすれば誘っているように見えて、余計にそそる。
「はひ、んふ、お、おおん♡ ひうぅ♡ あ、あはん、い、く……あ、ひゃあ……ん、イク、イキ、ます♡ そんな激しく指、されたら、ああん♡」
「好きなだけイケばいいぞ、ジャンヌ」
「ふッ、お゛んふう! あ、あッ、そんな、ダメ! ひぃん♡」
くちゅくちゅと卑猥な音を立てながら、ジャンヌの膣口が愛液を垂れ流す。
尋常ではない快感が理性を焼き尽くしていく。勝手に腰をひくつかせ、マオの指を求めて子宮が下りていくのが分かるのだ。
「あッ、んあッ、あッ、あ、んふ、ふうッ、んんんん♡ おッ♡ おお♡ んおおおおおおお♡」
マオの指がコリッとジャンヌの膣肉を引っ掻いた瞬間、ジャンヌの脳裏に火花が散った。激しい絶頂の荒波がジャンヌの身体を跳ね上げて、乳房をぶるんと振るって仰け反る。
「あッ、あッ、ん、ふはぁ、あ、ああん♡」
びくん、びくん、とジャンヌの身体が跳ねる。それを後ろから抱き締めて抑えたマオは、しっとりと汗ばむジャンヌを耳を食む。
そして、マンコから抜いた指をジャンヌの目の前に掲げた。
マオの指はジャンヌが流した愛液でテカっている。自分でもまったく意識していなかった濡れ具合を見せつけられてジャンヌは羞恥心に頬を染めた。
「み、見せないでください」
「ジャンヌの身体のことだぞ。こんなに濡らして、正直だと思わないか」
「ん……ふう……う」
乳首を再び抓る。
快感で敏感になったジャンヌは、乳首の刺激だけで軽イキを繰り返す。
「どうしたい?」
「そ、それは……」
悪魔のような囁き。
卑猥なことを言わせようとしているのは明らかで、本来のジャンヌであれば一刀両断するような台詞だが、マオに堕とされたジャンヌにその判断はできない。性欲を認め、その虜になった。マオに所有される雌の法悦は、彼女の鋼の精神を錆び付かせている。
「……セックス、したいです」
ジャンヌの逡巡は僅かだった。
慣れてしまえばこんなものだ。
聖処女と彼女を呼び慕う者もかつてはいたが、このジャンヌは色を知ってしまった。そして、その快感を味わい尽くしている。
ジャンヌは自らベッドに横になると、股を広げた。
桃色の膣口を、指で広げてはしたなくマオに媚びる。
「マスターのおちんちんを、どうか、わたしの膣内に入れてください。……マスターの濃厚ザーメンで魔力供給をお願いします」
瞳を潤ませて、卑猥な言葉を口走る。
その背徳感にジャンヌは火が出そうなほど顔を紅くした。そして、羞恥心に比例して興奮の度合いも跳ね上がる。
美しい少女の懇願にマオのペニスも膨張している。
マオはペニスをジャンヌに挿入する。ジャンヌの両膝を掴んで、体重をかけてプレスした。
「あ――――ひいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
ジャンヌはプレスの衝撃で仰け反った。密たっぷりのマンコはするりとマオのペニスを飲み込んでいる。根元までぬるぬるの愛液に包まれるのを感じる。マオのペニスが深くジャンヌの膣奥に突き立ち、子宮の入り口を叩く。
「ひい♡ は、ひ、んふう♡ はえ……ん、お♡ おぉ♡ あ、んふぅ♡ くはあぁッ!?」
腰を力強く叩き付ける。
緩急を付けてジャンヌが快感に慣れることがないよう調整しながら、膣の感触を味わう。
膣奥を亀頭で打つとジャンヌは舌を突き出して仰け反り絶頂する。両手をひっぱり、逃がさないようにしてさらに打ち込む。
「お゛お゛お゛、ん、くふぅ、おあああああああああ♡」
ジャンヌは戦場でも上げないような雄叫びを上げて弓なりに背中を反らす。
久しぶりのセックスで溜め込んでいた欲求が溢れ出ているようだ。
ジャンヌの嬌声に合わせるかのように、膣肉が打ち震えている。ペニスに絡みつく肉の襞が、幾重にも重なる手の平のように優しく竿とエラを扱いてくる。
「ジャンヌの膣内、最高に気持ちイイぞ。キツく締め付けてくる」
「はあぁ、んはあ、あ、ありがとう、ございます、マスター、あ、お役に、立てて、光栄です、ふ、ん、あはぁ♡」
身を捩りながらジャンヌは法悦を味わっている。すでに何度も絶頂している。そのたびに膣が特徴的な震え方をする。ペニスにそれが伝わると、ジャンヌを征服している実感が湧いて楽しくなってくる。
「ジャンヌ、舌を出せ」
「はい、あ……ん」
マオはジャンヌが出した舌をしゃぶり、その溢れる涎を味わう。
蜜のように甘いジャンヌの涎を堪能し、舌を絡めてさらに彼女の口内までを犯していく。
「んじゅる……ちゅ……んちゅ……れる……んふ、マスター、んあ……れろ……そんな、激しい、ん、ちゅ……れろぉ」
「激しいのは嫌いか?」
「……好き、です……んちゅ♡ 好きに決まってます♡ んんぅ♡ れろ……こんな、マスターの舌、気持ち良すぎて、んはぁ、あん、奥、キスしながら責められたら、あふ、んちゅ……んんんッ……上も下もおかしくなってしまいます♡」
ジャンヌの口を塞ぎ舌を押し込む。行き場を無くした熱い吐息が開いた唇からマオの口に流れ込んでくる。
息をすることすらも忘れてジャンヌの膣内を穿り返す。
マオのペニスはジャンヌの膣の最奥を貫き、ジャンヌは声にならない声を上げて腰を跳ね上げる。ジャンヌの愛らしい反応を全身を使って押さえ込みながら、マオはジャンヌを責め立てる。
「んふう~~~~~~♡ んん、んぶぅ、んッ、んッ、んんんんんんんんんんんん♡」
ジャンヌはマオの背中に両足を絡みつかせて密着する。
もっと深くと本能が訴えているのだ。
その求めに応じない男子がいるだろうか。
マオはさらに強く激しくジャンヌにペニスを打ち込む。
ばちゅんばちゅんと水を叩くような音を立て、ジャンヌのマンコが愛液を迸らせる。
燃えるような快感がペニスを襲い、射精の欲求を急上昇させる。
「んぷあ、あ、ああ、大きいの、来ます、ぅ、ふあ、マスターの、熱くなって、ん、あ、あ、ああん♡」
「ああ、ジャンヌ、出すぞ」
「はい、奥に、わたしの一番奥にマスターの魔力を注いでください!」
ジャンヌの膣圧がマオのペニスを搾る。ぎゅっと引き締まる膣肉はまるで乳搾りでもするかのようで、その快感は射精準備を整えていたマオの我慢の砦を壊すには十分であった。
「あッ、熱ッ、ひい、んおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡ き、来たッ、これ、来た、あ、ひいいいいいいいいいん♡」
マオにしがみつきながらジャンヌが懇願する。
ジャンヌにとってマオの精液は性欲を満たすだけではない。魔力供給の材料でもある。子宮に注がれたマオの精液はジャンヌの身体に取り込まれてエネルギーに変わる。人間の女とは精液に対する身体の反応が全く違う。
サーヴァントという特性上、マオの精液は特によく効くらしい。
「お、おぐぅ♡ んおお、し、染みる……マスターの魔力、すごいぃ♡」
ジャンヌはアヘ顔になったまま絶頂の余韻に浸っている。ペニスを引き抜こうとすると、それを阻止しようと膣圧が高まる。
ジャンヌの膣が精液を吸っている。
彼女にとっては食事に近い。性欲と食欲の両方を満たすのがセックスというわけだ。魔力で構成された身体は自動的にマオの精液を啜り、血肉に変える。
ジャンヌの身体がマオの精液を欲しがって、ペニスを離そうとしないのだ。
苦労してジャンヌからペニスを引き抜いて、ジャンヌの顔の横まで持って行く。
「ほら、ジャンヌ」
「あ……♡ ん、はあい♡」
ジャンヌはペニスを見て笑みを漏らした。
そして、舌でペニスを捕らえて口内に招き入れる。
「んふ……じゅる……じゅる……んちゅるる♡」
こくこくと残った精液を吸い出して飲みながらジャンヌはペニスをしゃぶり続ける。
吸い出せるだけ吸い出した後も離さない。
次の射精を促すようにフェラを続ける。
そんな愛らしいサーヴァントの頭を撫でながら、マオはジャンヌをどう犯そうか次のプランを考えていた。