異世界ヒロインが召喚される世界で好き勝手する話 作:もう万体
慌ただしい新生活にも少しずつ慣れてきた今日この頃、ようやくアリーシャは今の自分を省みる余裕が出てきた。
家事全般がまるでダメというわけではないが、もともと得意というわけでもないアリーシャにしてみれば、専門のメイドに混じって彼女たちと同じ仕事をするというのは大変な苦労だ。足手まといになるのは火を見るよりも明らかで、度々立香にフォローしてもらっていた。
とはいえ、この屋敷以外に行き場がないのもまた事実。
今のアリーシャはクロガネ大公国からノワールに降服した捕虜に等しい立場である。元の世界のハイランド王国の王女という立場は無意味も同然であり、彼女の権利を保証するものは何もない。人権すら、その土地の支配者たちの考え方に左右される不安定な立場なのだ。
まして、現在進行形で戦争の真っ最中の敵対国の捕虜であり、未だに処刑すらあり得る状況なのは変わりがない。
(しかし、そんな人間を手元に置いて自由にさせるというのは、器が大きいのか不用心なのか……)
一国の王女だったアリーシャは、その難しい立場から何度も命の危機に見舞われた。権力争いを知るからこそ、アリーシャを野放しにする無防備さが心配になる。
もっとも、それはマオがアリーシャを完全に屈服させたからであり、そうでなくともアリーシャがマオに一矢報いるのは不可能だ。そういう絶対的な力関係に裏打ちされた自由だというのは理解している。
領主の屋敷は、首都の中でも一際大きい。複数の世界から持ち込まれた魔法が幾重にも絡まった要塞でもある。
光石ランプが照らす廊下は、日が暮れても明るく足下に不安を覚える心配も無い。
アリーシャはこの屋敷の片隅に部屋を与えられている。一日の仕事を終えて、自室に戻るところだ。そして、部屋に戻ったらメイド服を脱ぎ、シャワーを浴びて、窓から見える海を眺めながら本を読もうと考えていた。
(やはり、悪い生活ではないのだな)
アリーシャの待遇は使用人の中でもかなりよい。世の中に自室を与えられ自由に使えるシャワーや十分な食事、娯楽に使える給金まで保証される使用人は数えるほどしかいないだろう。アリーシャがヒロインであり、戦う力があると認められているからこその特権だ。メイドというのは、あくまでも肩書きの一つに過ぎず、この世界においてはヒロインであるということに大きな付加価値があるのだ。
自分の置かれた境遇を思いながら歩いていると、廊下の奥から女性が歩いてきた。
ヒロインの一人、ジャンヌ・ダルクだ。
「こんばんは、ジャンヌさん」
「こんばんは、アリーシャさん。こちらの生活はもう慣れましたか?」
「はい、おかげさまで」
「それはよかったです」
見たところ自分と同年代か年下に見えるジャンヌだが、彼女の戦闘能力は自分を上回る。サーヴァントと呼ばれるヒロインの中でも上位に食い込む実力者。そして、ノワールではなくヒロイン生協の所属だという。これは、アリーシャがこの街に来てから初めて知った事実だ。クロガネ大公国の上層部は、どこまでこのことを知っているのだろうか。ヒロイン生協はすでにノワールとの連携を深めている。クロガネ大公国はブリンクウォールと組むことで、虎の尾を踏んだのではないだろうか。
「ジャンヌさんは、こんな時間に何を……」
と、アリーシャはそこで言葉を切る。
ジャンヌがやって来たのは、マオの私室のある方からだ。
何となく、それだけで察しが付く。それに、ジャンヌの雰囲気もどことなく艶めかしい。日中の凛とした彼女とは違う「女」の顔だ。
「今日は……少し、マスターとお仕事を」
「……そう、ですか」
「それでは、失礼します。明日の準備がありますので」
「はい、お疲れ様でした」
アリーシャに微笑みかけた後、ジャンヌの姿は溶けるように消えた。
霊体化。
サーヴァント特有の異能だ。
実体を解き、不可視の霊体となって移動することができるという。
隠密行動にはうってつけの能力だ。
(そうか、今日はジャンヌさんが領主様のお相手だったのか)
十中八九、ジャンヌはマオと肉体関係を持っていたのだろう。
マオの性欲を処理するのもヒロインの仕事の一つだ。
誰が相手をするかはマオのその時の気分だ。近くにいたという理由で声が掛かることもあれば、マオが抱きたいと思って呼び出すこともある。
マオに抱かれ、その愛を注がれる。
それはとても心地よく、どこまでも深く心が満たされることだ。
マオに抱かれて堕ちないヒロインはいない。そう思えるほどに、与えられる快楽は大きく、どこまでも深い。
他ならぬアリーシャがそうだ。
マオに犯され、その快楽に呑まれて堕ちた。今となっては、従順な彼の下僕だ。
ジャンヌはどうだったのだろうか。どのような経緯で、マオの女になったのだろうか。
部屋に戻ったアリーシャはシャワーを浴びて身体を清めた。
「ん……く……」
ベッドの上で、アリーシャは小さく呻く。
アリーシャは自らの秘所を指で弄り始めた。
ベッドの上で小さく身体を丸めて、少しずつ指を奥へ押し入れる。
熱い膣肉を人差し指が広げていく。
ぬるぬると愛液が出てきて滑りが良くなっていく。
今日は本をゆっくり読もうと、さっきまで考えていたのに、それを棚上げしてオナニーに耽っている。
(わたしは、何をしているのだ……こんな、ハレンチな)
薄らとした自己嫌悪。
原因はジャンヌだ。
美しい顔をまるで娼婦のように火照らせた彼女を見て、想像してしまった。
(わたしだったら、などと)
マオとの夜が忘れられない。
身体だけでなく、心も完全に堕ちて彼の雌に成り下がっている。こうして、自分を慰めなければ治らないくらいに、アリーシャの肉体はマオを想い慕っている。
「ふう、ん、あ……ん……ん、領主、様ぁ……あ、奥、ん、まで、ん……ふぅん♡」
身を捩りながらマンコを弄る。
自分の身体だ。
どこをどう弄ればイイのかは分かっている。
「ん……♡ あ……ん、んん♡ ふう……あ、と、どかない、奥が、んふう♡ 寂しい、ん、あん♡」
問題があるとすれば、アリーシャの指では全然足りないということだ。
肉体を徹底的に開発され、自分の知らない性感帯もたくさん知った。膣の奥もアナルの奥も、アリーシャの指では届かない。
気持ちイイと知っているのに、自分ではとても満足できない。
「はあ、んはぁ、あ、足りない、これじゃ、全然……ん、領主、様、領主様、領主様ぁ♡」
アリーシャは乳首とマンコを同時に弄り、何とか快感を貪ろうと必死になる。
ただ、オナニーで昂ぶれば昂ぶるほど、空しさも募るばかりだ。
一番肝心な熱がない。
精液を注がれて、満たされる感覚はどうしてもオナニーでは得られない。
雄の味を知り、女の幸せを教えられたアリーシャは、オナニーで満足するというのはどうしてもできなかった。
それから三日が経った。
パラディクレールに大きな波風は立っていない。
北方路と南方路、双方共に両軍の動きはなく、戦局は膠着している。
今なら分かるが、これはノワール側が意図して時間を使っている。
アリーシャは未だにノワール軍の全容を知らないが、非常に強力なヒロインがまだ控えていることは分かっている。
すでにクロガネ大公国が送り込んできた主戦力たるヒロインたちが捕縛され、調教が進んでいる。アリーシャやディアナのように堕落し、ノワール側に寝返る者もいるだろう。いや、すでにそうなっているかもしれない。マオの調教は苛烈で幸せだ。堕落しないほうが無理というものだ。ともかく、単純な戦力はノワールが上回っているのは肌感覚で分かる。それでも、ノワールが時間稼ぎをしているのは、それなりの考えがあってのことだろう。
(やはり、金だろうか)
ノワールの狙いはただ戦争に勝つことだけではない。
地域のパワーバランスを考えれば、クロガネ大公国を追い返しただけでは再侵攻に繋がりかねない。そのため、戦争を長引かせて戦費を浪費させようとしているのではないか。
大軍を要した大公軍の運用はそれなりの財政負担が生じている。
最前線では敗色濃厚で、それでも戦い続けなければならない心理的負担も相当だ。
大公の求心力を内外からそぎ落とすための策。
ノワール軍の動きはアリーシャにはそのように見えた。
「アリーシャ」
階段の上から、マオに声をかけられた。
「はい! どうか、されましたか?」
「時間があるときに部屋に来い」
「は、はい。分かりました」
端的な命令だけでマオは自室に帰って行った。
(領主様のお部屋か……まさか、な)
あまり期待しないようにしようと思っても、つい期待をしてしまう。身体が火照る。理性は頑張って本能を戒めているが、今一力不足だ。
(今すぐ、向かうべきだろうか。いや、まるで喜び勇んで行くようでは、はしたないと思われるだろうか。そもそも、そういう目的ではないかもしれない。仕事の話という線もある)
時間があるときにと、マオは言った。急ぎの用ではないのだ。それでも、アリーシャは足早に自室に戻り、すぐにシャワーを浴びた。何にしても異性の部屋に行くのに、汗と埃で汚れた身体というのは気が引けた。
身支度を調えて――――あくまでも仕事ができるようにメイド服を着て――――マオの部屋を尋ねる。
「申し訳ありません、遅くなりました」
「畏まらなくていい。アリーシャと俺しかいないからな」
マオの言うとおり、室内にいるのはマオとアリーシャの二人だけだ。
霊体化したサーヴァントの気配も、アリーシャに感知できる範囲では存在しない。
「口調も話しやすいほうでいいぞ」
「……そうか。それでは、失礼して」
「ああ、その方がいい」
本来のアリーシャの口調にマオは満足げに頷いた。
「今日は、何のようで呼ばれたんだ?」
「そりゃあ、アリーシャを抱くためだぞ」
「ぁ……ん……そ、そうか。それは、そうだな」
アリーシャは羞恥に頬を染める。
もしかしてと期待していたことではあるが、性的な接触を真正面から受け止められるほど経験豊富というわけでもない。
対するマオは、情交は日常茶飯事だ。照れるでもなく、特別視するでもなく、その日の気分やその時の流れに応じて女を抱いているに過ぎない。
絵に描いたような権力者だと思う。
本来は嫌悪すべき姿勢だ。かつてのアリーシャなら、マオのような性根は容認しなかっただろう。
「来い」
アリーシャの足は言われるがままにマオの元に向かう。
抱き寄せられて、唇を奪われる。
「ふぅ、ん! ……あ、ぅ、ん……ん! ……んぅ……ぅ、ん……」
アリーシャはマオの腕を掴むが、すぐに脱力した。
逆にがっしりと腕を掴み返されて、身動きが取れなくなる。
「ん……ちゅ……ん……ん……ふう……んぅッ……んッ、ちゅ……あ……んん」
(力、強い……これが男の力……それに、キスがこんなに気持ちイイなんて。力が抜けて、抵抗できない)
マオはアリーシャの唇を舐める。アリーシャはそっとマオの舌を舐め返した。それに応じてマオはアリーシャの口の中に舌を滑り込ませる。粘膜が直接触れあい、痺れるような快感が脳内に弾ける。
「はあ、う、んん♡ ふは……あ、れろ……れろ……んちゅ……んあ、あまい……あ、んぁ……れろ……領主様、そんな、強く、んん♡ ちゅぱ……あふ……ん、あ、れろぉ♡」
アリーシャは蕩けた顔でディープキスを受け入れる。自分からも探り探り舌を動かす。マオの舌を撫でるように舐めてみたり、唇を啄んでみたりする。
(領主様の舌が、わたしの口を舐めている。すごい、こんなキスがあるなんて。人の舌が口の中を動き回るのが、気持ちイイ……もっと、わたしも)
「ん……ちゅ……れろ……んあ……れろ……あ……あふ……んちゅ♡ れろれろ♡ れろぉ♡ 領主、様、んちゅ♡」
アリーシャは恐る恐るマオの口内に舌を伸ばした。自分から相手の口に舌を差し入れるのは、気後れしてしまうが、マオの舌の動きを真似てみるのだ。
舌を絡めるだけではない。上顎をくすぐってみたり、歯茎や頬にも舌を這わせる。マオがアリーシャの舌を吸い、反撃とばかりに舌を押し込んでくる。
息もできないくらい深いキスにアリーシャの意識が飛びかける。
何という幸福感。
ただ唇を触れあわせ舐め合うだけで、昇天してしまいそうなくらいに幸せな気持ちになってしまう。
「ん……ちゅぱ……んあぁ♡ はあぁ♡ はあぁ♡ あ……ぁ……」
熱烈なキスだけですっかり蕩けたアリーシャ。
唇を離すと、二人の間を銀色の橋が繋いだ。
「アリーシャ、奉仕しろ。もう覚えているだろ?」
「あ……ああ……分かった。任せてくれ」
ベッドに腰掛けたマオの前に跪くアリーシャ。
アリーシャは夢見心地の気分のまま、マオのズボンを下ろしてペニスを取り出した。
「熱い、な。すごく、熱くて、固くなっている」
アリーシャとのキスでマオのペニスは勃起していた。
それをアリーシャは掴んで探るように擦る。
(わたしを犯し、雌の悦びを刻み込んだ……領主様のペニス……改めて見ると、すごい形だ。こんなにも猛々しく勃起して……ああ……なんて、雄々しい)
アリーシャはそっと亀頭に口付ける。
騎士が忠誠を誓うかのように、雌の忠誠を改めて示したのだ。
そして、ペニスの裏筋から丹念に舐め始める。
「れろぉ、れろぉ……んちゅ……れろ……れろぉ……れろ……ちゅ……んはあ……熱い、熱くて、舌が焼けそうだ、ん……ちゅ……れろれろ」
真っ赤な舌を竿に貼り付けて舐め上げる。
エラの裏側に舌先を押し込み、ぐるりと回って亀頭を咥えた。唇で竿を挟んで固定して、そのまま口内に飲み込む。
「ぐぶ、じゅるるるるる♡ んちゅる、ぐぷ……ぐぷ……じゅるる……じゅるるる♡」
「ふう……アリーシャ、上手そうにしゃぶるじゃないか」
「んふう……ふう……仕方、ないんだ。こんな、ものを見せつけられたら、咥えずにはいられない、んちゅ……れろれろ……口が、喉が、欲しがってしまうんだ、ちゅ……れろれろ……んじゅるるるる♡」
植え付けられた雌の本能がそうさせる。
ペニスにしゃぶりつき奉仕するという悦びから逃れられない。
(もうダメだ、フェラチオが気持ち良すぎる。口の中いっぱいにペニスを感じる。形が分かる。わたしの身体全部が、これを欲してしまう!)
アリーシャは一生懸命にペニスにしゃぶりつく。
ぐぽぐぽと音を立てて涎を垂らしながら、美しい顔を歪めてフェラに没頭する。
「ぐじゅるう、じゅるる♡ んふう、ちゅぱ……はあ、はあ、れろ……ん! んむぅう♡ ふう、はあ、れろれろ……ちゅ♡ れろぉ♡ 領主様、どうだ? 上手くできているだろうか。れろ……れろ……」
「ああ、上手い。上手だぞ、アリーシャ。その調子で続けろ」
「あ、ああ、分かった。ちゅ……もっと、もっと気持ち良くするからな。れろ……ちゅ……んむ……じゅるるる♡」
アリーシャは気をよくしてフェラを加速する。
睾丸を舐めて下から上に舐め上げて、咥えてカウパー液を啜る。
苦みを帯びたその粘液をアリーシャは舌の上で転がして味わった。
(領主様の味がする。苦くて、ネバネバして、美味しい。もっとだ。もっと、いっぱい出してくれ。射精を、射精をしてくれ)
マオを絶頂させたい。
気持ち良くなって欲しいと念じながら、アリーシャはフェラを続ける。
ざらつく舌を満遍なくペニスに這い回らせた。
緩急を付けることも覚えた。
ペニスの感じるところとそうでないところを見分けて、キスを落とし、舌で舐る。いつも感じるところばかり責めても慣れてしまうから、そうでないところを舐めつつ不意打ちのように敏感な亀頭を攻撃する。
工夫しながらテクニックを身につけていく。
アリーシャの学習能力は高い。
観察力にも秀でている。
今まさにアリーシャは独学でフェラの技術を身につけ成長している。
「はむ……んじゅる……じゅるる……んぐ……じゅるる、んんふう♡ んふぅ♡ んあ……れろれろれろ、ん……んふ……じゅるる……じゅるるる♡」
激しくペニスを啜るアリーシャ。
言葉はなく、口全体を使ってペニスに奉仕することに集中している。
頭を前後に振って、唇で竿を扱く。口の中で舌を動かし、ペニスの裏筋をなぞり、亀頭を何度も舐め回した。
「もご、んお……じゅるる……ちゅぱ……んふぁ♡ あ、ん、れろれろ……あ、跳ねたぞ……れろ……感じてくれているんだな……ちゅ……れろ……なんだか嬉しい、ちゅ……れろ……不思議だ、こんなにも、ドキドキしているなんて……ん、ちゅ……れろぉ♡ いいぞ、もっと感じてくれ……わたしの口を好きなだけ、領主様の欲望で汚してくれ……んふ……じゅるるるるる♡」
アリーシャは微笑みながらペニスを咥え直す。
深く喉の奥まで飲み込んで、強く啜りながら引き抜く。完全に抜けきる前に飲み込む。それを繰り返し、ペニスに快感を刻み込んでいく。
(多くの女がこれの虜になっているのも分かる。舐めているだけなのに、こんなに幸せな気持ちになれるんだからな。これが男に奉仕する女の快楽か。やみつきになってしまうな)
竿の根元から先端まで、キスを繰り返す。そして同じルートを舌で辿る。下から上に舐め上げて、裏側を舐めたら表側も舐める。舐めないところはない。側面も丁寧に奉仕する。滲み出るカウパー液も一滴も無駄にしない。きちんと味わいながら吸い出した。
「アリーシャ、射精するぞ、咥えろ」
「あ、ああ。あむ……ん」
命令されてアリーシャはすぐに応じた。
ペニスがぴくぴくと痙攣しているのを感じていたから、そろそろだろうとは思っていた。
ペニスを咥えてすぐにマオの両手がアリーシャの頭を掴む。そして、逃げられないように固定して、口内に激しい灼熱の欲望を吐き出した。
「はう、ぐぅ、ん、んんんんんんんんんんんんんんんんん!?」
口を塞がれているアリーシャの声がくぐもり、ペニスに新たな刺激を与える結果となった。一度目の射精の直後に、さらに二度目の射精。連続で放出された精液をアリーシャは零さないように懸命に受け止める。
「んぐ……ん、じゅるる……んお……ん……んんぐ……んふぅ、ふう♡」
(何という濃厚な味だ。臭いも頭に響く。舌だけでなく頭まで焼かれているようだ。領主様の精液、口で受け止めただけなのに、か、身体が火照って、堪らない)
アリーシャは口の中のすべての精液を飲み終えると、ペニスを咥えたまま尿道の精液を吸い出す。そして、口からペニスを引き抜いて、切ないため息をついた。
「あ……はあ……はあ……全部飲みきったぞ、領主様の精液」
はにかむみながらアリーシャは笑みを浮かべた。
扇情的な微笑みだ。
騎士の顔ではなく娼婦のそれだ。
雄を誘う雌の表情に自然とアリーシャはなっていた。そして、それを見たマオの反応は顕著だ。射精直後のペニスとは思えない勢いで、再びマオのペニスは勃ち上がった。
「な、あ……また、こんなに……こんな、あ……すごい……」
アリーシャは目の前で勃起した雄の象徴を凝視した。下半身が熱くなり、子宮が下りてきたのが分かった。力強いペニスにこのまま犯されたいという衝動が襲ってくる。
「アリーシャ、来い」
「は、ぃ」
有無を言わさぬ命令にアリーシャはきゅんと切なくなる。ベッドに横たわり、透き通る素肌を惜しげもなくマオに曝した。
「あまり、見ないでくれ」
「なぜ? こんなに綺麗なのに」
「そんな風に言わないで、恥ずかしいじゃないか」
「今更、何を言っているんだ。こんなに濡らしているくせに」
「ふぅ!?」
アリーシャのマンコをマオは指でなぞった。クリトリスを爪弾きながら、媚肉を穿る。
「はッ――――ひぃ、んひああ♡」
あっさりとアリーシャの腰が跳ね上がった。
痛いくらいの痙攣。
膣に与えられる衝撃は、言葉にできない快感となってアリーシャを責め苛む。
「んくぁ、あん、ああ、そんな、いきなりぃ♡ ひぃい♡ あ、あ、い、イイ、んあ! い、イクッ、あ、領主、様、あ、あ、あああん♡」
敏感なアリーシャの反応をマオは愉しんでいる。温かい膣内を指で弄り、アリーシャに被虐的な快感を与えていく。
「指だけで滅茶苦茶イクな。敏感すぎる」
「す、すまない、こんなはずでは……ど、どうして」
「アリーシャは、淫乱なんだな」
「ち、違う、そんなことは、あ、んくぅ♡ ふぐ、あ、まって、待ってくれ、止め、い、膣内が、い、イイ、ひぃん♡ お、お、指、奥までぁ、あぇあ♡ はひ、んあ、あ、熱い、お腹が、あふぅ♡ んあ、あ、こんな、やだ、変に、あ、頭が変になってしま、う、うふぅん♡」
アリーシャはうっとりとした表情で腰を上げ下げし、マオの指に応じた。媚肉を指に吸着させ、まるでペニスを味わっているかのように膣奥に導こうとしている。
くちゅくちゅと瑞々しい音を響かせながら、マオの手マンでアリーシャの肉体はいともあっさりと絶頂に達してしまう。
「あ、んお……おふ……うぅ……んあ……も、もう……もう、イカせないで、くれぇ♡ あ、あふ……んあ♡ こんなの、本当におかしく、なってしまう♡」
弱々しく懇願するアリーシャ。
Gスポットとクリトリスを何度も責め立て、都合五回も達した段階で、アリーシャは涙を浮かべて降参する。
潮吹きでシーツを汚し、じっとりとかいた汗は、白く美しい肢体を艶めかしく彩っている。
マオはペニスを扱き、アリーシャの両足を広げさせる。
勃起したペニスはアリーシャの臍まで届く。それを見せつけるようにクリトリスに裏筋を擦り付けると、アリーシャは目を剥いてペニスを凝視する。
(そ、そうだ。まだ、セックスしていないではないか。指だけで、こんなになって、あ、あれを挿入されたら、わたしはどうなってしまうんだ?)
快感で沸騰した脳が、さらなる快感を想像してマンコがぱくぱくと喘いでしまう。
アリーシャの理性が溶けて焼けて砕けていく。
ペニスから目をそらすことができない。
(に、臭う、領主様の強烈な精の香りが、頭に刺さる♡ ああぁぁ、ダメだぁ、こんなものを見せつけられたら、わたしの子宮が震えてしまうぅ♡ 思い出してしまう♡ これに服従したあの時のことを、身体の芯から思い出して、自分から負けたくなってしまうぅ♡)
蕩けた表情でアリーシャはペニスに顔を近づけて、その臭いを嗅ぐ。涎を垂らし、すっかり発情した犬のようにだらしなく媚びた笑みを浮かべてマオに縋り付いた。
「た、頼む、それを……」
「それ? もっと、ちゃんとおねだりしないとくれてやらんぞ?」
「あ……ん、ち、ちんぽ、おちんぽをください……領主様の、立派なおちんぽを、わたしの膣内にいただけませんか? もう、おマンコが疼いて仕方ないんだ、はあ、はあ……んはあ……ああ……おちんぽで、かき回してくれぇ♡」
毅然とした騎士の顔は溶け堕ちて、ただの娼婦に成り下がったアリーシャは、それを良しとしてマオの足下にひれ伏す。今までがどうであれ、マオの軍門にヒロインとして降ったからには、性処理道具としてマンコを差し出すのは至極当然のことだ。そういう理解に、まったく異論はない。
自分の身体がマオのペニスを処理するためだけに生まれてきたかのような妄想すらしてしまう。それほどに、アリーシャの精神はマオへの欲求に支配されてしまっている。
性欲の任せて媚びへつらうアリーシャを、マオは押し倒した。そして、勃起したペニスを
「はぁ、んあ……あッ」
ペニスがマンコに触れている。一秒後には挿入されるであろう光景にアリーシャの胸は高鳴った。
そして、マオのペニスが挿入される。
「ふぐッ――――! あ、ああ!」
アリーシャは、嬌声を上げて仰け反ってしまった。
(そ、そんな、いきなり一番深いところまで)
マオのペニスはアリーシャの膣を奥まで刺し貫いた。
膣肉の抵抗を押しのけて力強く打ち込まれたペニスに、全身の細胞が喜んでいる。
「かひゅッ!? あ、ひぃ、つ、強、ぉ♡ おおお♡」
マオはペニスを引く。ずりずりとアリーシャを焦らすように、その快感を味わわせると同時にマンコからペニスが出て行く寂しさを体感させた。
「そ、れ、ダメだ。あ、抜ける、止めて、そんなこと、お、教えないで、は、は、ぁ、あああ」
待ちわびたペニスの衝撃が消えないうちに、ペニスの存在感がどんどん膣内から希薄になっていく。
それがあまりにも寂しく、焦燥に駆られて媚肉がペニスを引き留めようと締め付けてしまっている。
そんなはしたない肉体の反応を、アリーシャはまざまざと実感させられる。
「わたしの身体が、どんどんはしたくなく、なっていく、んふぅ♡ あ、うぁ、ああ、抜けてしまう♡ おちんぽがぁ、あ、もっと、もっと入れてくれ、頼むぅ♡」
アリーシャはマオの腰に足を絡めてペニスを逃がすまいと抵抗する。
「可愛いな、アリーシャ。けなげに吸い付いてくる」
「ん、あ、今、可愛いなんて言うな……ん、あ、きゃ♡ はあん♡」
アリーシャが恥ずかしがる隙に、マオはアリーシャの乳首を抓った。マンコとは違う痺れる快感に可愛らしい悲鳴を上げてしまう。
「そら、気をしっかり持てよ」
「ひゃ、め、ほひいぃ♡」
ばちゅん、と激しい水音。肉を通じて響く衝撃は、快感となって脳を、身体を痺れさせる。
マオがペニスを突き込んだ。
乳首を責められて気を抜いた瞬間を狙った一撃だ。さらに、今度はじっくり焦らすようなことはしなかった。
パンパンパンとこれまでとは比較にならない速さの抽挿で、膣奥を連続で突く。
「あん、あん、あん、あん、んあああ♡ あ、あああ♡ んお、おお、ふぐぅ、んきひいいいん♡ ああああああ♡」
ペニスに掻き出される愛液が量を増していく。
膣内が洪水になったかのようにバシャバシャと愛液が流れ出る。
「んひぃい♡ ち、ちんぽ、んお、ひぐ、んあ、い、イク、イクイク、おほおおおおおお♡ あ、あああああ♡」
「もっとだ、もっと声を出せ、アリーシャ」
「は、ひぃ♡ おほ♡ んおほおおおお♡ 奥、ばかり責めるな、あ、また、飛ぶ、もう、イク、イッてるぅぅうう♡ あがぁ、イッてるって、言ってるのに! んあああ、それ、すご、いいい♡」
アリーシャの膣が激しく痙攣し、ペニスを締め付ける。
膣肉とペニスが密着すればするほど、互いの快感は強くなる。
エラが強く肉襞を引っ掻き、腰が跳ねるほどの快感が継続する。
アリーシャの身体中の筋肉がマオのペニスに合わせて収縮しているかのように、ビクッ、ビクッと震えている。
「き、気持ちイイ! 気持ちイイ! んふ、おほぉ♡ あはぁ♡ あ、ああん♡ おおおお♡ 領主様のチンポ、気持ちイイ♡ はひ、んほおお♡ 奥が、イイ、すごい、イイ♡ あ、イク♡ あん、もっと、あ、はぁ♡ もっと、イカせて、ああああ♡」
猫なで声で甘えるアリーシャをマオは抱き上げた。
対面座位で密着しながら、今度はアリーシャが自ら腰を振る。体重をかけてペニスを自分の好きな角度に調整しながら擦り上げる。
「ひぃん♡ ああ、これ、この体位も、深いぃ♡」
膣奥を好むヒロインは多いがアリーシャもその例に漏れない。ポルチオを突かれると全身が弛緩して、幸せな気持ちになる。それと同時に膣肉は激しく悦びペニスにキツく吸い付く。アリーシャの意思はお構いなしに雄を貪ろうとする。
「はあ、はあ、はあ、んは、ん――――ちゅ……れろ……ちゅぱ……ん――――ふぅ、はあ、れろぉ♡」
アリーシャは舌を伸ばしてマオの唇を舐め、ディープキスをせがむ。ぬるりと絡み合う舌の粘膜が、甘く痺れる快感を味わわせた。
「んちゅ……れろれろ……んふぅ♡ ん……んんふ♡ ちゅ……れろ……んはぁ、ん、ちゅ……れろ……れろ、キスぅ、気持ちイイ♡ んあぁ♡ れろれろ、ちゅ♡ 領主様、領主様ぁ♡」
アリーシャは必死になってマオの唇に吸い付く。舌を絡ませながら腰を振り、ペニスを搾りながら膣奥を突く。
ビクビクと膣内が震えて快感が頭を貫く。
キスで呼吸が止まるところに快感。ダブルパンチで意識が飛びかける。
(キスしながらセックス。なんという気持ちよさだ。嵌まる。これは堪らない。)
「ん、ん、んふ……んんん! んあ、い、イク、んん!」
イキそうになったアリーシャは唇を離した。だが、そんなアリーシャの頭をマオが強引に押さえつける。
がっしりとアリーシャの後頭部を掴んだマオは、アリーシャの唇を重ねて塞ぐ。舌を伸ばして喉奥まで押し込まんばかりにアリーシャの口内を蹂躙する。
絶頂が押し寄せ多くの酸素を消費して嬌声を上げようとしているアリーシャは、快感と窒息で酸欠になり意識が遠のいた。
(マズい、これは、このイキ方は、本当に頭が、痺れて……何も……)
宝石のように美しい瞳がぐるりと反転する。
マンコから子宮に送られた快楽信号がぞぞぞと身体の芯を伝って脳に届く。弾けるような、痺れるような、蕩けるような快感が脳裏で火花を散らせる。
「ふぎゅ!? ん、きゅ、んお、んふ……んちゅ、ん、ふぐううううううううううううううううううう♡」
この日、一番の絶頂。
マオが突き上げるペニスからの射精があった。胎内に注がれた男の欲望が、アリーシャを徹底的に打ちのめした。
(出てる♡ 領主様の精液! 何という熱量! 子宮が焼けてしまう。精液、ああ、身体が求めて、満たされるぅ♡)
声を上げることもできず、アリーシャはくぐもった嬌声を喉奥で響かせる。
ぎゅっとマオの身体にしがみついて、快感の余韻に浸る。
そして、ペニスから注がれる精液が収まった後、投げ出されるようにベッドに倒れ込んだ。
ペニスが抜けたマンコから、どろりと大量の精液が溢れ出る。
「はへ♡ あッ、あッ、あ~~~~♡ ん、ふあ、あへ♡ へぁぁ♡」
アリーシャは白目を剥いたままベッドの上で気絶していた。
「まだまだだな、アリーシャ。ヤルだけヤッて気絶するんじゃあな」
マオのペニスはまだ勃起している。二人の体液で汚れたペニスは、まだまだ活躍の機会を望んでいる。
「性処理が足りないんなら、ボクがしてあげようか?」
そこに現れたのはマーリンだ。
「覗き見は趣味が悪いぞ」
「君は知っていただろう? なら、覗き見じゃあないんじゃないかな」
マーリンは魔的な美しさを持つ美女。夢魔でもあるという。性欲は彼女の大好物といっても過言ではない。
アリーシャに近づいたマーリンは、アリーシャのマンコを舐め始める。
「れろ……れろ……まったく、こんなに漏らして、もったいない、じゅるる……れろ」
マオが注いだ精液を舐め取っているのだ。
彼女にとってご馳走の中のご馳走だ。
マーリンは人の感情を食べている。
この国に来てからは、もっぱら性欲を食べることが多い。マオを想うヒロインたちの感情だ。そして、マオ自身から与えられる快感。それを食べて自らの糧とする。必然、マーリンは日を重ねるごとに淫らになっていく。
「まあ、そういうことならいいか。マーリン。今日の残りはお前に処理してもらうことにした」
「ふふふ、そうこなくちゃ」
舌舐めずりをしたマーリンは、マオの前に跪くとペニスを頬張った。
一口で根元まで咥え込んで、じゅるじゅると音を立てて精液を吸い出す。
アリーシャのフェラよりもずっと激しく淫らな吸引だ。
さすがは夢魔の舌技だ。
マーリンのフェラを堪能しながら、マオはマーリンにアリーシャを指導させることに決めたのだった。