それに伴い、少々加筆修正しました
(これから、どうするんだっけ!?)
彼女、フェイト・T・ハラオウンは、頭を最大限回しながら、混乱していた。(矛盾)
ことの発端は、今から数日前。地球のハラオウン家になる。
フェイトと冬也の結婚式が終わった翌日、二人はハラオウン家に来ていた。
「改めまして、これからよろしくお願いします。何分、武張った生き方しかしてこなかったから、幾らか常識を知らないと思われますが……」
「いいのよ。先に常識知らずな振る舞いをしたのは、ウチのクロノなんだし」
冬也にそう返しながら、リンディが見たのは、何故か真っ黒になっているクロノだった。(マックロクロスケ? 誰が上手いことを言えと)
「それでね、冬也くん」
「なんでしょうか?」
「孫の顔、何時見せてくれるのかしら?」
「リンディ義母さん!?」
しょっぱなからかっ飛ばすリンディに、フェイトは顔を真っ赤にして狼狽えた。
「この娘、私には子供が妊娠しないかも、って不安を感じてるみたいだから、早く安心させてあげてね」
「それは、俺も以前言われていますが……ご期待に添えられるようにします」
この時、フェイトは羞恥心から顔を真っ赤にして、両手で顔を覆うことしか出来なかった。
しかし、二人はそれぞれ責任のある立場。それは、かなり先になりそうだ。と、少し落ち着いたフェイトは思った。思っていた。
だというのに、数日後。つまり今日、急に二人に休暇が言い渡された。
フェイトはその休暇に、義母の意思を感じた。
(リンディ義母さん……もしかして、根回しした?)
リンディは時空管理局でもかなりの立場にあり、一部とは強いパイプがあると聞いたことがある。恐らくそのひとつに人事部が有って、そこに働きかけた、とフェイトは予想している。
(リンディ義母さん……流石に急過ぎるよ!?)
リンディの手回しの早さと良さに、フェイトは頭を抱えた。そこに、お風呂上がりらしい冬也が入室した。最近冬也は、入浴後は着流しを着るようになっていた。
以前は何時でも出動出きるようにと、私服を着ていた。
そこもまた、心境の変化なのかもしれない。
それはさておき、冬也はお目目グールグル状態のフェイトに気付くと、嘆息しながらもフェイトの隣に座り
「フェイト」
「え、冬也さ、んむ」
名前を呼ばれたフェイトが顔を向けると、即座に唇を塞いだ。最初は啄むようだったが、徐々に激しさを増していく。
それによりフェイトの体から力が抜けていき、気付けば冬也に押し倒されていた。
それでも冬也はキスを止めず、止めて唇を離したら、ツーと二人の唇に橋が掛かった。
そして冬也は、フェイトを見下ろしながら
「大丈夫だ、フェイト」
と優しく告げる。
「冬也……さん……」
「フェイト……」
二人は互いの名前を呼んでから、再び唇を重ねた。二人の手も絡み合い、いわゆる恋人繋ぎになっていた。二度と放したくないと言わんばかりに。
部屋に二人の口づけの音が響き、途中から衣擦れの音も重なる。二人の体が密着しているから、当然のことだろう。二人の体が密着しているために、フェイトのその豊かな双丘も冬也の胸板で潰されて、グニグニと形を変える。
それが刺激になっているのか、フェイトはスラリと伸びている脚をモジモジとし、ゆっくりと冬也の顔に両手を添えて
「冬也さん……一緒に、脱ご……?」
「ああ……わかった」
フェイトの提案に頷き、冬也は着流しを脱いだ。私服や制服では分からないが、冬也は線は細いが、筋肉質だ。二人で買い物をした時、よく片手で20kg近く持って平気で歩いている。(フェイトが確認した最大重量は、木製のベッドセット。約40kg。今二人で寝ている物)
そしてフェイトは、その豊かな双丘を含めて、薄手のワイシャツ一枚で体を覆っている。フェイトは以前から、入浴後の部屋着はワイシャツ一枚だった。今着ているのは、以前まで冬也が制服時に着ていた物で、冬也が捨てる時に貰った物。いわゆる、彼シャツ姿だった。
フェイトはキスでふにゃふにゃになった体を一生懸命動かし、ワイシャツを脱いだ。それにより、フェイトの胸が露になる。
フェイトの胸はサイズも見事だが、その形も綺麗だった。重力に負けず聳えている。
冬也はベッドに広がった長い金髪も相まって、フェイトが女神のように見えた。自分だけに、艶やかな姿を見せる女神に。
「冬也さん……」
フェイトは潤んだ目で冬也を見ながら、ゆっくりと両手を広げた。その意図を察した冬也は、フェイトを抱き起こし、自分の膝にフェイトを乗せた。そうして二人の視線が重なったと思ったら、二人はまたキスを交わす。
今度は、最初から激しく。
その時、不意に
「んんんっ!?」
とフェイトが身悶えた。気付けば、冬也がフェイトの秘所に触れている。最初は、下着の上から擦るように。次第に、指が食い込むように。そしてついに、下着をズラして直接触れた。その瞬間、フェイトの体がビクビクと震えた。
「と、冬也……さん……そこは……!?」
「任せてくれ、フェイト……今は、身を委ねてくれ……」
フェイトは秘所を弄っている冬也の手に自身の手を伸ばすが、冬也はフェイトの耳元で囁く。その声音で、フェイトの背筋がゾワゾワとする。
そうしている間にも、冬也は少しずつフェイトの秘所を弄っていく。次第に、フェイトの耳にも粘着質な水音が聞こえてきた。それが恥ずかしくて、フェイトは顔から火が出そうになる。
「ひぁ、あ、あぁぁ!」
冬也の愛撫に、フェイトは身を仰け反らせつつ、声を上げる。全身をビリビリと快感の電流が走り、頭の中が白く染まる。
それにも構わす、冬也はフェイトの秘所に入れた指を動かしていき、フェイトの快感を頂上に誘う。
「まって、まって、とうやさん……私……!」
「一回……な」
フェイトが冬也の体に手を添えて、冬也を制止するが、冬也はそのまま指を激しく動かし
「つっーーーー!!」
フェイトは、絶頂を迎えた。体を弓なりにそらし、声にならない声を挙げた。頭が真っ白に染まり、フワフワした感覚に包まれた。その余韻が収まったのは、それから少ししてからだった。
フェイトは荒い呼吸を繰り返し、落ち着かせながら
「ズルいよ……なんか、恥ずかしい……」
と冬也に抗議した。そんなフェイトを、冬也は撫でて
「すまんな……まあ、少し考えがあってな……」
「?」
冬也の言葉にフェイトは首を傾げるが、冬也は答えずにフェイトを優しくベッドに寝かした。その時になってようやく、フェイトは冬也のモノを見た。冬也のモノは、既に大きくなっており、フェイトには、それが辛そうに見えた。
そして、フェイトにもそういった知識はあった。
耳年増なはやてと既に経験したなのは、その二人から、どうすればいいか聞いている。
それを最初聞いた時は、するには勇気が入りそうと思っていたが、二人が言っていたことが分かった。好きな人には、気持ちよくなってほしい。
「冬也さん……」
「フェイト……?」
フェイトは一回起き上がると、冬也の股に顔を近付けて
「次は……私がするね……」
そう言って、冬也のモノを触った。
(熱くて、固い……これが、私の中に……)
そう思うと、下腹部が疼く。
「フェイト……無理しなくとも……」
「無理、じゃないよ……はぁむ……ん」
冬也に短く返答すると、フェイトは冬也のモノを口に含んだ。その直後、フェイトの口の中で冬也のモノがピクリと震えた。
(気持ちいいんだ…嬉しい……♪)
冬也が感じてると分かったフェイトは、嬉しくなり更に奉仕を続行する。冬也のモノを口に含んだまま、顔を前後し、単一化しないように舌を絡ませたりして、刺激を与えていく。それに伴い、部屋に淫靡な音が響き渡り、フェイトの思考が白く染まっていく。
(私も、気持ちよく、なってきた……)
フェイトから奉仕しているのに、冬也だけでなく、フェイトも気持ちよくなっていた。
だがそれでも、奉仕を忘れない。
舌を絡ませ、強弱を付けて吸い、時々、軽く歯を当てて様々な刺激を与える。
すると、冬也のモノの震えが大きくなっていく。
「フェイト……そろそろ……つっ」
冬也はそう言いながら、フェイトの頭に手を置いた。
どうやら、フェイトを離したいらしい。だがフェイトは、冬也の腰に手を回して
「じゅるるる、んんん!」
一際強く、吸った。
「くっ!」
「んんっ!」
冬也が声を漏らした直後、フェイトの口の中に白濁が解放された。フェイトの口の中に解き放たれた白濁は、あっという間に口の中を満たしていく。その対処方法も、フェイトは聞いていた。フェイトは少しずつ、嚥下していく。
飲み干すとフェイトは、ポヤーとしていた。
「無理しなくとも……」
「無理……じゃないよ。したかったんだ」
冬也の言葉にそう返答しながら、フェイトは口端から少し垂れていた白濁を掬うと、それも口に運んだ。
「ん……やっぱり、喉に絡むね……」
微笑みを浮かべるフェイトの頭を、冬也は優しく撫でた。
「ありがとうな、フェイト……」
「冬也さん……」
冬也はフェイトの額にキスすると、優しくベッドに寝かした。
「冬也さん……」
「フェイト……」
冬也はフェイトの足を開かせると、そこに自身の体を入れた。
「いくぞ?」
「うん……」
冬也はフェイトの秘所にモノを宛がうと、ゆっくりと押し進めていく。
「ん、んん……」
「もう少しだ……」
冬也は優しく囁きながら、更に押していく。その時、抵抗を感じた。
「フェイト……」
「うん、大丈夫……私を、冬也さんのにしてください」
その言葉を聞いて、冬也は一気に突き入れた。それと同時に、突き破る感覚。
「う……痛ぅ……」
「大丈夫か……?」
フェイトが涙を滲ませると、冬也はフェイトの頬を撫でた。するとフェイトは、冬也のその手に自身の手を重ねて
「止めちゃ……ダメだよ? 思ったより痛くないし……それに、すごい幸せなんだ……ようやく、冬也さんと繋がれたから……」
「……分かった。せめて、痛みが引くまで待つ」
「うん、ありがとう……」
そこから少しの間、二人は抱き合っていた。
「冬也さん……もう、大丈夫だよ……」
「出きるだけ、優しくするな」
冬也はそう言って、ゆっくりと動き始めた。
「ん、ひうっ……」
「ん、ここか?」
フェイトの反応が変わったのを確認した冬也は、その位置を更に突く。
「ま、待って、冬也さ、ん……ひうっ! そこ、は……はうっ!?」
「フェイト……そのまま、感じてくれ」
フェイトは止めるが、冬也はそのまま突き続ける。肉のぶつかる音と粘着質な水音が部屋に響き、更にはベッドの軋む音が鳴り協奏曲を奏でる。
そうしていく内に、冬也の動きが早く激しくなっていく。
フェイトもそんな冬也を受け入れ、しなやかな足が冬也の腰に回り、顔は普段からは想像も着かない程に蕩けている。
手を絡め、お互いに見つめあっている。
「冬也さ、ふぁ! んんん! そこっ、凄っ!?」
「フェイトも……凄い、ぞ……! 締め付けて、くるのに……中は、溢れてるぞ……!」
二人はもはや、快楽で動く機関になっていた。
互いを求めて、本能的に交わっていた。
だが、終わりは近づいていた。
「冬也、さ、ひうっ! 私、もう……イきそう……!」
「俺も、出そう、だ……中で、いいん、だな……!?」
冬也の問い掛けに、フェイトは荒く呼吸しながら頷いて
「奥に……奥に、全部、ください……!」
と催促した。その数瞬後、冬也はフェイトの最奥を突き上げると同時に、白濁を解き放った。
最奥で受け止めたフェイトは、弓なりに体を反らしながら、絶頂を迎えた。その口から紡がれるのは、言葉にならない声。
少しの間、白濁の奔流はフェイトの中を駆け巡り、それに伴ってフェイトは繰り返し絶頂し、体を震わせる。
「は、あ……ん……んむ」
「ん……」
二人は口づけを交わした。二人の息が整ったのは、それから少ししてだった。フェイトは下腹部を撫でながら
「暖かい……」
と呟いた。そんなフェイトの頭を撫でて、冬也は
「……大丈夫か?」
「うん、大丈夫……今私、凄い幸せなんだ……」
冬也の問い掛けに、フェイトは笑みを浮かべながら答えた。そして、フェイトは
「……赤ちゃん、出きるかな……」
と呟いた。その呟きに、冬也はフェイトを優しく抱き締めながら
「出きるさ……」
と囁いた。
それから約三週間後、フェイトは妊娠が分かり、感激の涙を流すことになる。