第1話「誕生」
NPF柱島基地
江風「遅いな父さん」
瑞鶴「うん。そろそろこっちに着くてもおかしくないのにね」
海風「まさかお父さんに何かあったんじゃ」
飛龍「大丈夫だよ!刀治郎は必ず帰ってくる。 もう少し待っておこう」
コンコン
基地司令「失礼致します」
飛龍「どうしました?」
基地司令「奥方様に面会を求めているものがおります」
飛龍「構いませんどうぞ」
基地司令「はっ!入りなさい」
近衛憲兵「失礼致します」
飛龍「あなたは確か」
近衛憲兵「はい花田閣下の近衛憲兵をしていた者です」
飛龍「近衛憲兵さん 中将は?」
近衛憲兵「閣下は。」
蒼龍「どうしたの?」
基地司令官「花田閣下は敵の攻撃により戦死されたそうです。」
飛龍「えっ」
江風「おいおっさん!嘘を言うな!あの父さんが死ぬ訳ないんだ!」
基地司令官「うそではありません。私ども部下が救援に向かいましたが花田邸は炎上。生存者は彼以外誰もいませんでした。閣下も含めて」
近衛憲兵「これを」
海風「それは?」
近衛憲兵「閣下がこれを皆さんに渡してくれと」
海風「これはお父さんの文字!」
飛龍(刀治郎。)
旧花田邸跡
(うぅここはどこだ。そうだ俺は爆発で死んだはずだが。どうやら死んではいないようだな)
花田中将「ふぅーあれこんな声してっけもっと低かったような気がするがってか俺の手こんなに小さかったか?まるで子供じゃないか!」
虎徹「ん?あれ刀治郎!お前小さくなったか?」
花田中将「あぁ虎徹なのか?だとしたら大分小さいけど」
「「まさか!俺達子供の頃に若返ったのか!」」
花田中将「しかしなんでまた」
虎徹「さぁな分からん。」
花田中将「うーん」
虎徹「それでこれからどうするんだ?」
花田中将「ん?」
虎徹「舞鶴に帰るのか?」
花田中将「いやおそらく今私らは死んだことになって混乱しているはずただでさえ混乱しているのにそこに死んだはずの人間の名を名乗る子供が現れるとさらに混乱を招く可能性がある」
虎徹「それじゃあどうするんだ?」
花田中将「しばらくは仮面をつけて行動しようと思う。まぁやることは以前と変わらないがな」
虎徹「俺達でブラック提督や深海棲艦 ジュラル星人などの悪を斬るってか?」
花田中将「あぁ。今はこんな体だが。力は以前の時と同じくらいあるからな。」
虎徹「そうか。」
花田中将「さてとまずは名前を変えるか」
虎徹「なんていう名前にするんだ?」
花田中将「そうだな。伊達重綱としよう」
虎徹「なぜその名前に?」
花田中将「あぁ戦国時代奥州。今の宮城県に伊達政宗という大名がいた。またの名を独眼竜と言われていてな」
虎徹「なるほどお前も片目しか見えていないし竜みたいな強さがあるからか」
花田中将「そういうことだ。」
虎徹「ならば重綱は?」
花田中将「重綱は当時政宗の軍師だった片倉重綱からいただいた。」
虎徹「なるほどお前にそれほどの戦術があるとは思えないが」
花田中将「なぁにおー」
虎徹「冗談だよ。」
花田中将「なんだよったく」
虎徹「悪い悪い。とりあえずこれからもよろしくな伊達重綱殿」
伊達重綱「あぁこちらこそよろしく頼む 虎徹」
続く