伊達司令官「二天一流簡易妖域。一閃(いっせん)!」
ズバッ
江風「うっ!まだまだぁ!紅の爆龍波!」
伊達司令官「明道斬月波!」
ギューン
江風「あたしの技が吸われた!?」
伊達司令官「そろそろ終わりにしよう。」
江風「何をするつもりだ?」
伊達司令官「妖域展開。桜花空処(さくらくうしょう)」
ギュイーン サラサラ
江風(これは、桜並木?でも何も感じない。ただ聞こえるのは桜並木が風で揺れる音だけ。その他は何も聞こえないし感じない。これは一体?)
伊達司令官「桜花空処。これは桜並木の情報だけを脳に直接与え判断力と知能を一時的に麻痺させ体を動かせなくする技だ。さぁどうする?負けを認めるかい?」
江風「くっ!こんなもの」
伊達司令官「ほぅこの状態でしゃべれるとは。君強いね」
江風「へっ。そりゃどうも」
伊達司令官「ならこれはどうだい?」
江風「桜吹雪が止まった?」
伊達司令官「いや。面白いのはこれからさ。」スッ
江風「まさか!攻…」
伊達司令官「もう遅い」
ビュー
江風「ヒッ…」
伊達司令官「いつまで目を閉じているんだい?」
江風「ん。…これは桜の花びらが目の前で止まっている。いや違うこれは」
伊達司令官「その通り私がわざと止めているんだよ。ご覧の通りこの桜は撹乱だけではなくてこうして妖力で操れば攻撃にも使えるんだよ」
江風「凄い」
伊達司令官「そうだろ?…それでどうするの負けを認めるかい?」
江風 (この技といい気といいやっぱりこの子は、…またあたしはあの人には勝てないのか。なら)「…あぁあたしの負けだ」
伊達司令官「そうか。解」
スゥー
伊達司令官「これで解除されているはずだ。どうだい?」
江風「あぁ元通りだ」
伊達司令官「そうか。君にはいろいろ聞きたいことがあるがその前にうちのドックに入ったら?その傷じゃ話どころじゃないからね。」
江風「分かった。ここはお言葉に甘えるよ」
伊達司令官「そうか。すぐに準備させよう。」
江風「ありがとう」
伊達司令官「取り合えずうちの基地に案内しよう。こっちだ」
江風「あぁ。」
特戦隊基地 ドック
伊達司令官「おーい。誰かいるか?」
刀鍛冶妖精「ちと待ってろ…おぅ誰かと思ったら司令じゃねぇか」
伊達司令官「あぁおやっさん。ちょうどいいところに」
刀鍛冶妖精「なんでぇいまた刀の整備かい?」
伊達司令官「あぁ頼めるかい?」
刀鍛冶妖精「取り合えず見せてくれ」
伊達司令官「あぁ。」スッ
刀鍛冶妖精「…ふむこりゃまた派手にやったなあ」
伊達司令官「治せるか?」
刀鍛冶妖精「俺を誰だと思ってる。この俺に治せない刀はない!」
伊達司令官「フフ冗談だよ。たよりにしてますよおやっさん」
刀鍛冶妖精「おぅ任せておけ!」
伊達司令官「さて傷もあるしひとっ風呂浴びに行くとしよう」
浴室
伊達司令官「よしっ!いざ風呂へ!」
カポーン
伊達司令官「ん?何の音だ?」
ガラガラ
伊達司令官「誰か入るのか?」
江風「ふぇ?」
伊達司令官「…」
江風「…」
伊達司令官「…うわぁ!なんでここに!」
江風「そっちこそ!」
伊達司令官「この時間は、私以外入らないようにしているんだが!」
江風「知らなかったんだよ!ってか看板くらいおいとけよな!」
伊達司令官「…取り合えず僕は外で待っておくよ」
江風「…待った!聞きたいことがある」
伊達司令官「ん?なんだい?」
江風「ここで一体何をしているんだよ。クソ親父!」
伊達司令官(バ…バレたー!)
続く