第21話「襲撃」
福岡管区
高機動憲兵隊前線作戦本部
本多隊長「状況は?」
憲兵「現在各防衛線にて交戦中ですが我が方が依然不利です。」
本多隊長「特戦隊は?」
憲兵「現在機甲師団が向かっていますが現在交戦中。到着が少し遅れるとのことです。」
本多隊長「引き続き遅滞戦闘を継続するよう各隊に伝えろ」
憲兵「ハッ!」
某市内
憲兵「うわぁ!」
憲兵「ギャー!」
小隊長「怯むなー!撃ちまくれー!」
ダダダ
憲兵「駄目です!もう弾薬がありません!」
憲兵「これ以上は持ちません!撤退しましょう!」
小隊長「駄目だ!まだ住民の避難完了の報告が入っていない。もし撤退したら民間人にも被害がでる!それだけは避けねばならないのだ!」
憲兵「しかしこのままでは部隊は全滅です!」
小隊長「クソ!やむを得ないか、撤退用…」
「グオォー!」
憲兵「小隊長!危ない!」
小隊長「しまっ!」
バァーン
「グワァー!」
ドスーン
小隊長「狙撃?どこからだ!」
(ローター音)
憲兵「小隊長この音は!」
小隊長「ヘリか?しかしこんなところにヘリは」
憲兵「小隊長!あれを!」
小隊長「あれは!」
憲兵「特戦隊だ!」
憲兵「特戦隊が来たぞー!」
ヘリ
パイロット『目標に命中確認!司令お見事です!』
伊達司令官「ありがとう…いいか!現在市内四ヶ所にて高機動憲兵隊が謎の生命体との戦闘を行っているが我々の機甲師団の到着が遅れてることもあり依然不利な状態だ!よって我々はこれより分散し憲兵隊の増援に向かう!激戦地区は我々が向かう第2中隊はブラボー第3中隊はチャーリーに向かえ!いいな!」
『『了解!』』
パイロット『司令まもなくポイントスペードエースに到着します!』
伊達司令官「了解だ。いいか!ラペリングで降下したら別動隊の憲兵隊と合流し、本隊と合流するいいな!」
「「「「「了解!」」」」」
パイロット『誘導員視認!到着しました!』
伊達司令官「よし!行くぞ!」
憲兵「特戦隊の方ですか?」
伊達司令官「いかにも私は特戦隊指揮官の伊達重綱です。」
憲兵「し、失礼しました!伊達閣下でございましたか!ご苦労様です!」
伊達司令官「うむ。それより本隊は?」
憲兵「ご案内致します。こちらです。」
伊達司令官「あぁ。」
高機動憲兵隊前線作戦本部
憲兵「本多隊長!特戦隊の伊達重綱総司令官様らをお連れしました。」
本多隊長「分かった。下がりなさい」
憲兵「ハッ!失礼します。」
本多隊長「…お久しぶりです。閣下」
伊達司令官「あぁ本部で会った時以来だな」
本多隊長「えぇまさかあの閣下がこんなに小さくなるとは」
伊達司令官「本当だな。まぁその話はおいおいするとして現状は?」
本多隊長「ハッ!今までは苦戦していましたが特戦隊の応援により持ち返せています。」
伊達司令官「そうか。しかしNPFの姿が少しもないが」
本多隊長「それが応援に来てはいるものの少数しか来ていないのです。」
伊達司令官「なんと…応援に来たのはどこの部隊だ?」
本多隊長「それが」
伊達司令官「どうした?」
本多隊長「応援に来たのは艦娘二人だけです。」
伊達司令官「誰だ?」
本多隊長「海風さんと山風さんです。」
伊達司令官「そうか」
本多隊長「…正直この激戦区が持ちこたえているのはお二人のお陰です。もしお二人がいなければ被害はもっと深刻でした。」
伊達司令官「そうか…二人はどこにいる?」
本多隊長「最前線です。」
伊達司令官「分かった。みんな行くぞ。」
本多隊長「閣下!」
伊達司令官「ここからは私が指揮をとる。君は他の地区の指揮を頼む。」
本多隊長「…ハッ!」
伊達司令官「待っていろよ。海風…山風!今行くぞ!」
続く