※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常 外伝   作:花田司令

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第25話「父と長女」

会談から一週間後

 

特戦隊本部 執務室

 

海風「…大丈夫?お父さん」

 

伊達司令官「…大丈夫だよ。」

 

海風「でもそうは見えないよ。それに最近夜遅くまで仕事をしているって綾波ちゃんから聞いた。」

 

伊達司令官「…最近夜眠れなくてな。仕事をしていたほうが落ち着くんだ」

 

海風「お母さんのこと?それとも」

 

伊達司令官「それともなんだ?」

 

海風「私たちのこと?私たちが本当の娘だって」

 

伊達司令官「蒼龍から聞いたのか?」

 

海風「うん。」

 

伊達司令官「…駄目なお父さんだろ?」

 

海風「最初はね。でも最近は違う。」

 

伊達司令官「どうしてだ。俺は一度自分の勝手な理由でお前さんらの親権を捨てたんだぞ!」

 

ギュウ

 

伊達司令官「海風?」

 

海風「確かに施設で過ごしてからずっと嫌なことばっかりできつかった!誰かに助けに求めても誰も助けに来なかったけど今度は違った!お父さんが助けてくれた!そのあとも責任を充分果たしてくれた!」

 

伊達司令官「…海風」

 

海風「もう思い悩まないで。私たちは大丈夫だから」

 

伊達司令官「そうか。娘に助けられるとはな。ありがとな」

 

海風「お父さん。」

 

伊達司令官「これで一つ悩みは解決した。あとは」

 

海風「お母さんのこと?」

 

伊達司令官「あぁ。必ず俺達で母さん達をこの負の連鎖から助けるぞ」

 

海風「うん。」

 

プルプル

 

伊達司令官「すまない。仕事の電話かも」

 

海風「私が出るよ」

 

ガチャ

 

海風「はい執務室。…分かりました少しお待ちください」

 

伊達司令官「なんだって?」

 

海風「カポネ提督から大事な電話だって」

 

伊達司令官「分かった。変わろう」

 

海風「3番だって」

 

伊達司令官「ありがとう」

 

ピッ

 

伊達司令官「私だ。」

 

カポネ提督『旦那、忙しい時にすまない。』

 

伊達司令官「構わないさ。それで娘と楽しい時間を邪魔するほど大事な用って?」

 

カポネ提督『そいつぁ失礼したな。だが実はな,』

 

伊達司令官「あぁ…なに!確かな情報か?」

 

カポネ提督『あぁ。あとは旦那に任せる』

 

伊達司令官「分かった…ありがとう」

 

放送マイクポチ

 

伊達司令官『司令より達する各部署のトップ及び全艦娘は至急会議室へ。繰り返す各部署のトップ及び全艦娘は至急会議室へ。以上』

 

マイク切る

 

海風「お父さん?」

 

伊達司令官「…時は来た。」

 

海風「え?」

 

伊達司令官「ついにこの時が」

 

海風「一体何が?」

 

伊達司令官「…瑞鶴の居場所が判明した。」

 

海風「瑞鶴さんが?」

 

伊達司令官「あぁ、海風お前さん確か瑞鶴に射撃を習っていたらしいな」

 

海風「えぇ舞鶴会議のあとにね。」

 

伊達司令官「そうか。」

 

海風「それで瑞鶴さんはどこにいるの?」

 

伊達司令官「あぁカポネからの情報によれば瑞鶴はこの九州にいる。もしかしたら蒼龍や飛龍、瑞鳳など他の皆のことについて何か知っているかも知れない。」  

 

海風「本当に?」

 

伊達司令官「それを確かめるためにもなんとしても奪還しなければ!」

 

海風「奪還?もしかして幽閉されているの?」

 

伊達司令官「…詳しい話は会議室でする。まずは会議室に行こう。」

 

海風「…はい!」

 

 

 

続く

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