特戦隊基地 会議室
伊達司令官「皆揃っているな?」
榛名「はい。全員揃いました」
伊達司令官「よし。さっそくだが皆に集まってもらったのは他でもない、NPFのことだ」
全員「!?」
伊達司令官「皆私の本当の姿や昔のことについて既に知っているかも知れないが私は元NPF総司令官花田刀治郎その人であり部下の反乱により私は死んだことにされた。そして今NPFの司令官をしているのは私の妻飛龍だ。しかし知っての通り今のNPFは内部分裂し腐敗している。なぜなら彼女が憎しみや悲しみで暴走しているからだもはやNPFの栄光は過去の物になってしまった。それによって嫌な思いをした人もいるだろう。特に榛名や綾波イムヤ。そして私の娘である海風、山風、江風にはな。私がちゃんとしていればこんなことにはなかった本当に申し訳ない。」
榛名「…司令」
海風「…お父さん」
伊達司令官「だから罪滅ぼしというかこうなってしまった責任をとろうと思う。それは舞鶴に行き飛龍の暴走を止めることだ。だがそのためには各地にいる私の家族を取り戻さなければいけない。皆力を貸してはくれないか?」
榛名「一つ聞いてもいいですか?」
伊達司令官「なんだい?」
榛名「もし飛龍さんの暴走を止めたら司令官はまたNPFに戻るのですか?」
伊達司令官「…処理とかでな。」
榛名「そうですか」
伊達司令官「だがそれは一時的なことだ」
綾波「え?」
伊達司令官「私は前より今の皆といたほうが居心地がいい。それに私は死んだことになっている。そんなやつがまたNPFにいたら混乱を招く。」
イムヤ「じゃあ!」
伊達司令官「あぁ俺の新しい居場所はここしかない。だがその前にけじめをつけなればならない。」
榛名「分かりました。協力します」
伊達司令官「これは完全な私的だ。本来の任務とは関係ない。それでも協力してくれるのか?」
榛名「何を言っているんですか?私たちは司令には返しても返しきれないほどのご恩があります。少しだけでもいいからご恩を返させて下さい。」
遠藤班長「私たちも同意見です。お手伝いさせてください」
伊達司令官「…分かった。」
海風「これで話は終わりってことじゃないよね。」
伊達司令官「もちろんだ。話はここからが本題だ。ある人物を奪還したい。その人物の名は瑞鶴私の嫁の一人だ。ある情報によれば彼女は今この九州にいる。」
榛名「九州のどこなんですか?」
伊達司令官「大島だ。あそこは最重要航路の一つである豊後水道があるからな。その基地に瑞鶴がいる。しかも幽閉されているらしい」
遠藤班長「しかしあそこは最重要拠点それなりに堅城でなおかつ警備も厳重だと聞いています。奪還は難しいかと思いますが」
伊達司令官「あぁそのためにも現地に行き潜入することにした。そこで情報を集め次第ここにいる皆で急襲し奪還する
潜入する間他の者は装備を持って待機しててくれ」
江風「装備を持って行ったら警戒されないか?」
伊達司令官「確かにな。しかしそれはそのまま行ったらの話だな。」
海風「何か策があるんですか?」
伊達司令官「装備を持って堂々と入る方法がね」
江風「それは?」
近藤中将「我々の出番ってことですね」
伊達司令官「あぁ。我々にはNPFまでとはいかないが水上戦力がある。今回はそれを利用し向こうには海上演習だと言って豊後水道にいればいい。そしたら向こうは警戒はしないだろ」
海風「でも突然海上演習と言えば向こうも少しは警戒するのでは?」
伊達司令官「そこは大丈夫だ。前もって向こうに伝えてあるからな。」
海風「さすがです。」
伊達司令官「さすがに思いつきでこんなことは言わないよ」
榛名「でも潜入は誰が?」
伊達司令官「私がやる。」
榛名「そんな危険すぎます」
伊達司令官「私は姿を見せるとしてもそれは花田刀治郎の姿だけだ。この顔と姿はまださらしていない。ならこの中で適任なのは私だろ?」
榛名「しかし子供があんな所にいたら目立ちませんか?」
伊達司令官「それなら大丈夫だ。俺に考えがあります。」
榛名「それは?」
伊達司令官「現地で見せよう。とりあえず急襲用の装備を持って軍港に集合。その後各班に分かれて乗船する直ちに取りかかれ!」
全員「はい!」
続く