NPF大島基地 執務室
提督「ようこそ大島基地へ」
「このような歓迎感謝します。」
提督「それでなぜ突然この執務室にいらしたんですか?伊達重綱司令官殿。」
伊達司令官「突然の訪問については謝罪いたします。しかしいろいろ話したいことがありまして。」
なぜ彼が執務室にいるのかそれは今から三時間前に遡る
強襲型揚陸艦 大隅 作戦室
江風「司令官単独で大島基地に行き向こうの提督から情報を聞きだすってぇー!」
海風「無茶です!」
伊達司令官「無茶なことは重々承知している。だが時間がないんだ!」
榛名「どういうことですか?」
伊達司令官「実はなある噂があってな」
綾波「噂ですか?」
伊達司令官「あぁその内容がな大島基地にとある保守派の艦娘が幽閉されているっていうことだ」
海風「まさかそれが瑞鶴さんだと…」
江風「でもそれだけの内容じゃあ瑞鶴さんだと断定は出来ないじゃ」
伊達司令官「あぁ。俺自身も気になったんでカポネや保守派や過激派にいる内通者に確認させたが所在は確認された。たった一人を除いてな」
榛名「じゃあその一人が」
伊達司令官「瑞鶴だ。」
海風「そんな」
伊達司令官「もし瑞鶴が幽閉されていたら危険な状態だ。」
親潮「それならはやく助けないと」
伊達司令官「本来ならもっと外堀を埋めてからやるべきなんだが今回は時間がない。だから直接確かめるしかないんだ」
萩風「しかし司令官お一人では危険です。もし司令官に何があったら」
嵐「あぁ司令官が一人でやるって言ったら俺たちは全力で止めるぞ」
みんなの強い意思を感じる視線が伊達司令官に向く
伊達司令官「皆…さすがに皆が相手だと無理だな。分かったなら護衛を二人つけよう。親潮、海風頼めるか?」
親潮「はい!」
海風「私たちにお任せください」
伊達司令官「よしじゃ向こうの指揮官にアポの電話入れるとするか。」
そして現在に至る
伊達司令官「今回我々の海上演習にご協力してくださりありがとうございます。提督殿」
提督「いやいや特戦隊と言えばさきの福岡の戦いで我々を勝利に導いた精鋭部隊。そんな方々のお願いなら喜んでお受けしますよ。」
伊達司令官「我々,ねぇ…」ボソッ
提督「何か?」
伊達司令官「いえ何も。それでは本題に参りましょう当初の予定通り海上演習は3日間行います。そこまでは問題ありませんね。」
提督「はい。」
伊達司令官「えぇでは次に敵地の島に上陸することを想定した演習ですが…」
提督「それなんですがね。」
伊達司令官「どうしました?」
提督「実は演習地が確保できなくなりまして」
伊達司令官「は?確か南側は海岸やトーチカがありますよね」
提督「それが特命で急に使えなくなりまして」
伊達司令官「急にですか」
提督「えぇそれで申し訳ないのですが」
伊達司令官「…やはり噂は本当でしたかぁ」
提督「どんな噂ですか?」
伊達司令官「大島にはとある保守派の艦娘を幽閉している場所があるっていう噂ですよ。我々の界隈では有名な噂ですよ。」
提督「…それは…あ…あくまで!噂じゃないですかぁ!」
伊達司令官「…そうですか。分かりましたでは私からの話は以上です。それでは我々はこれで」
提督「私の秘書艦が門までお送りします。頼んだぞ有明」
有明「分かった。では司令官門まで送るぜ」
伊達司令官「頼みます。あっそうそう司令官殿」
提督「なんでしょう?」
伊達司令官「我が艦隊が潜水艦に襲われたことはご存知ですよね。」
提督「えぇそれはもう」
伊達司令官「その潜水艦どうやら無人機である程度の距離から操縦が出来るみたいなんですよね」
提督「何が言いたいのでしょうか」
伊達司令官「その距離から操縦が出来る範囲にちょうど大島基地がぴったり入るんですよ。これは偶然ですかねぇー?では」
ガチャン
門
伊達司令官「ここまでいいよ。ありがとう」
有明「あの!」
伊達司令官「なんでしょう。」
有明「いやあのー」
伊達司令官「海風、親潮周囲を見張ってくれ」
海風「分かりました。」
親潮「了解です。」
伊達司令官「これで大丈夫でしょう。それで話とは」
有明「本当なんだ」
伊達司令官「何がですか?」
有明「あの噂は本当なんだよ!」
伊達司令官「幽閉されているのは誰なんですか?」
有明「瑞鶴さんだ!NPF本部の瑞鶴さんなんだよ」
伊達司令官「!?」
有明「瑞鶴さんは南側の演習場内にある司令塔にいます」
伊達司令官「そうですか。」
有明「あとおたくらを襲った潜水艦はここの試作艦だ。それで練習としておたくらを襲う計画も提督を中心にたてられたんだ。」
伊達司令官「情報感謝します、」
有明「頼む瑞鶴さんを助けてくれ!」
伊達司令官「分かった我々に任せなさい。」
有明「ありがとう。じゃ」
スタスタ
伊達司令官「海風、親潮」
海風「はい」
親潮「ここに」
伊達司令官「皆にこう伝えろ。『作戦を開始する』と」
海風「分かりました。」
親潮「ただちに」
伊達司令官「さてと落とし前つけさせてもらうとするか」
そういった伊達司令官の目には怒りに満ちていたのだった…
続く