執務室
伊達司令官「分かったご苦労様。引き続き警戒を頼む」
海風『はい失礼します』
伊達司令官「ふぅー」
榛名「中破していた娘たちの入渠が終わったそうですね」
伊達司令官「あぁこれで一隊から二隊に増えて警備がより厳重になったひとまずこれで一段落ついた感じかな。」
榛名「親潮ちゃんの代わりに指揮は誰が?」
伊達司令官「皐月だ。」
榛名「なるほど賢明な判断ですね」
伊達司令官「ありがとう。それで他に何か報告があるのかい」
榛名「あぁ…先ほど病院から連絡があって瑞鶴さん面会可能になったそうです」
伊達司令官「そうか…ありがとうそれじゃあちょっと行ってくるよ」
榛名「分かりました」
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病院 病室
警務官「では既に過激派は花田刀治郎閣下が御存命だったことを知っていたのですね」
瑞鶴「えぇ…それで本部の奴らは閣下を今度こそ始末するようあの提督に命じたの」
警務官「それで止めようとしたがその前に謀反人として捕らえられそのままあの塔に幽閉された…と」
瑞鶴「…その通りよ」
警務官「…分かりました。では次の質問ですが」
コンコン
警務官「誰か?」
伊達司令官「司令の伊達だ」
ガチャン
警務官「伊達閣下でしたかどうぞお入り下さい」
伊達司令官「ご苦労様 差し入れを持ってきた」
警務官「はっ恐れ入ります」
伊達司令官「俺も瑞鶴から話を聞きたいんだが外してくれないかな?」
警務官「はい」
伊達司令官「ありがとう。終わったら声をかけるよ」
警務官「はっ!それでは失礼します!」
ガチャン
伊達司令官「さてと…調子はどうだい?」
瑞鶴「刀にぃ?」
伊達司令官「おやまだ見間違えるならまだまだのようだね」
瑞鶴「違う!見間違えなんかじゃない!」
伊達司令官「なぜだ?」
瑞鶴「分かるもん!だってその姿子供の頃の刀にぃ
そのものなんだもん!」
伊達司令官「瑞鶴」
瑞鶴「それに」
伊達司令官「それに?」
瑞鶴「子供の頃から好きだった人のことを
忘れるなんてあり得ないから」
伊達司令官「…そうかそれは嬉しいな」
瑞鶴「じゃあやっぱり!」
伊達司令官「あぁ久しぶりだな瑞鶴」
瑞鶴「刀にぃ!」
ギュッ
伊達司令官「おぉう」
瑞鶴「刀にぃ!刀にぃ!本物の刀にぃだぁ!」
伊達司令官「心配かけてすまなかったな。」
瑞鶴「よかったぁよかったよぉー!」
伊達司令官「ごめんなぁ」
トントン
伊達司令官「落ち着いたか」
瑞鶴「うん…」
伊達司令官「それはよかった」
瑞鶴「刀にぃ」
伊達司令官「うぅん?」
瑞鶴「闘うの?」
伊達司令官「これ以上講和での解決は不可能だ。それなら武力を用いて早期決着をつけるしかない。」
瑞鶴「そうね。ごめんなさい刀にぃ」
伊達司令官「いいんだ。」
ガチャ
伊達司令官「今はゆっくり休め、いいな」
瑞鶴「うん」
伊達司令官「…じゃあな」
ガチャン
廊下
伊達司令官「フゥーよし次は」
しのぶ医師「刀くん」
伊達司令官「あぁ姉弟子。」
しのぶ医師「今から親潮さんの所に行くんですね?」
伊達司令官「えぇ意識はまだ戻っていませんが様子だけでもと思って…」
しのぶ医師「変わらないわねそういうところ」
伊達司令官「それしか取り柄がないのでね。それでは」
しのぶ医師「えぇまた」(あなたの取り柄はそれだけじゃないんだけど。いつになったら気づくのやら)
伊達司令官「さて」
ガチャ
ピッピッピッ
伊達司令官「親潮俺だ。調子はどうだい?」
親潮「…」
伊達司令官「悪くはなってないようだな。それならよかった」
親潮「…」
伊達司令官「すまなかったな。俺が無茶なことを命令しなければこんな目には合わなかっただろうに…俺はやっぱり指揮官失格だな。」
親潮「…がう」
伊達司令官「親潮?」
親潮「…違い‥ます」
伊達司令官「親潮目を覚ましたんだな!」
親潮「‥はいそれよりも‥司令官は‥指揮官失格
じゃありませんよ」
伊達司令官「だが俺が無茶な命令をしたせいでお前さんの腕に大きな傷あとが…」
親潮「私たちは艦娘です。戦うことを職務としています。戦うことで怪我を負うのは当たり前のこと。」
伊達司令官「だが俺ら指揮官には君らを守る義務がある!俺はもう君らが傷つくのを見たくないんだ」
親潮「…司令官あなたはお優しい方です。だけどそんなことではいつかは適切な判断を下せなくなります。」
伊達司令官「‥そうだな。すまなかった」
親潮「いえ」
伊達司令官「‥過激派と開戦することになった。お前さんには復帰しだい隊に戻って戦ってもらう。それまで今はゆっくり体を休めよ。これは命令だ」
親潮「はっ!」
伊達司令官「お大事にな」
ガチャ ガチャン
親潮「…司令官」
それから数日後
伊達司令官「準備の方はどうだ?」
榛名「怠りなく」
伊達司令官「そうか…あとは」
プルプル
伊達司令官「はい伊達です。」
大和『海軍省より特殊戦術憲兵隊総司令官伊達重綱殿に治安維持協力要請です。此度の内乱によるNPFの情勢を鑑みて伊達重綱殿に平定を頼みたい。これは海軍治安維持法第11条に基づいた要請である。』
伊達司令官「第11条…海軍省関係者に一時的ではあるが指揮権を与えるやつか」
大和『ご協力を。』
伊達司令官「あい分かり申した。お引き受け致す」
大和『ありがとうございます。それでは』
ピッ
榛名「ついに」
伊達司令官「あぁ警報をならせ!」
綾波「はっ!」
ウゥー ウゥー ウゥー(警報音)
伊達司令官「では参ろうか」
イムヤ「はい!」
軍港
艦隊総旗艦 超大和型戦艦 敷島
艦橋
艦長「出港準備!」
戦術長「砲術水雷準備完了」
航海長「航海行けます」
機関長「機関いつでも行けるぜ!」
専務長「艦内警戒閉鎖よし」
副長「各自出港準備よし!」
艦長「出港準備完了致しました。」
戦術長「各艦出港準備完了」
伊達司令官 腕を上げる
戦術長「信号 予定順序に各艦揚錨 出港せよ!」
艦長「出港用意!錨をあげぇー!」
(出港ラッパ)
航海員「錨水面きった!」
艦長「両舷前進微速。赤黒なし進路130度。航海長操艦」
航海長「頂きました、航海長両舷前進微速。赤黒なし
進路130度」
(汽笛)
伊達司令官「見事だ」
艦長「ありがとうございます。」
伊達司令官「よろしい湾外に出しだい第四警戒航行序列に遷移せよ!」
艦長「了解!」
伊達司令官「さぁ始めようか!」
続く