宮津本陣
伊達司令官「敵の様子はどうだ?」
望月少将「今だ変わりはありません。」
伊達司令官「そうか。他の陣から報告は?」
望月少将「異常なしとのことです。」
伊達司令官「分かった引き続き警戒を厳とするよう伝えよ」
望月少将「はっ!」
その頃 冠島 保守派陣にて
大和「偵察部隊からの報告は?」
隊長「今だ報告がありません。」
大和「…嫌な予感がするわね」
隊長「参謀?」
隊員「申し上げーますー!」
隊長「何事か!」
隊員「偵察に出ていたものがただいま帰投致しました。」
隊長「おぉようやくか!」
偵察員「失礼…致します」
隊長「大丈夫か!おい支えろ!」
隊員「はっ!」
偵察員「ありがとうございます」
大和「一体何があったのですか?」
偵察員「申し上げます!我ら偵察小隊は舞鶴本部に着くも中は無人!舞鶴本部は既にもぬけの殻でございます!」
大和「なんですって!」
隊長「おい他の偵察員はどうした?」
偵察員「帰投中に敵部隊の奇襲にあい全滅致しました!」
隊長「なんということだ」
偵察員「しかもその敵部隊人ではありませぬ」
隊員「人ではないだと」
大和「まさか…」
偵察員「はっ!お察しの通り鬼でございます!敵は既に鬼の軍隊となってございます!」
大和「恐れていたことが現実になったわね。」
隊長「参謀まずいですぞ敵の所在が分からないとなれば包囲を行う意味がありません。」
大和「それに敵の本拠が分からないとこっちから仕掛けることが出来ない。…はめられたわね」
隊長「すみやかに本陣にこのことを伝えよ!」
伝令「はっ!」
隊長「しかし一体敵はどこに?」
大和「地図をここに!」
隊員「はっ!こちらになります」
大和「ありがとうございます。敵部隊はどこにいたのですか?」
偵察員「はっ。ちょうどこの辺りだったと思います」
大和「美浜ですか…ならば敵の目標は…まずい」
隊長「参謀?」
大和「誰か使いはいますか?」
伝令「ここに」
大和「敵の目標は栗田だと本陣と丹後由良の陣に伝えよ」
伝令「はっ!」
隊長「栗田…確かちょうど本陣と丹後由良の中間地点ですな」
大和「えぇ敵の目標は栗田を陣取り両陣を制圧したあと残っている私たちを包囲殲滅することにあります。」
隊長「もしそうなったら」
大和「刀治郎が危ない!」
隊長「いかがなさいますか?陣を払い本陣救出に向かいますか?」
大和「いやここ冠島は本作戦において最重要拠点ここを敵に渡す訳にはいきません。かといって部隊をわけるほどの余剰戦力は私たちにありません」
隊長「では」
大和「伝令!」
伝令「ここに」
大和「このことを彼女に伝えて下さい」
伝令「かしこまりました」
隊長「間に合いますかな」
大和「大丈夫です。彼女が来るまではなんとか持ちこたえるでしょう。なんたって彼には最強の近衛集団がいますからね」
隊長「そうですな。」
大和「さぁこっちも準備を行いましょう。そろそろだと思いますから。」
シーン(突然静寂に包まれる)
隊長「そうみたいですな」
(抜刀)
大和「総員!対地上戦闘用意!」
隊長「ようやくお出ましのようですな」
大和「そのようです。」
鬼「グワァー!」
続く