伊達総司令官「これは一体どういうことだ。」
蒼龍「その言葉通りよ刀治郎。あの飛龍は偽物でその正体は飛龍の皮を被ったジュラル星人よ。」
伊達総司令官「…なんだと」
蒼龍「だから今の舞鶴基地はジュラル星人によって占領されているのよ。飛龍と瑞鳳を人質にしてね」
伊達総司令官「瑞鳳もだとなぜだ!?つい最近まで六本脚にいたはずじゃ!」
大和「…瑞鳳さんは六本脚から呉に戻る最中に連れ去れたのよ」
伊達総司令官「いつの話だ?」
大和「つい先週のことよ」
伊達総司令官「なぜ俺に報告しなかった!」
大和「それは!」
伊達総司令官「それはもクソもあるか!そのような大事なことは必ず共有すること!そう誓書にありましたよね!これは重大な信用問題ですよ!」
大和「申し訳ありませんでした。」
伊達総司令官「大和…君を本作戦から外し呉での謹慎を申し付ける」
蒼龍「待って刀治郎!」
伊達総司令官「これは命令だ。いいな」
大和「…分かりました」
瑞鶴「大和さん!」
(タタタタ)
蒼龍「どういうつもり?」
伊達総司令官「どうもこうもあるか。」
蒼龍「瑞鳳のことを報告しなかったのは確かにこっちの不始末。でもそれは刀治郎!あなたの為を思ってあえて言わなかっただけのことそれを!…。」
伊達総司令官「それが余計な世話だと言うのだ。このような状況下で隠し事があれば混乱が生じる。それが身内のことなればなおのこと。なれば例え身内でも厳罰に処せねば下の者に示しがつかない!」
蒼龍「…ごめんなさい」
伊達総司令官「いいんだ。それに大和姉さんなら分かってくれるさ。」
蒼龍「…そうね」
伝令「重綱様!」
伊達司令官「何事だ。申せ」
伝令「申し上げます!703地点にて新たなα反応を探知!こちらへ向かってきます!現在第一守備隊が交戦中!」
伊達総司令官「敵の数は?」
伝令「それがわずか3とのこと」
蒼龍「たった3体だけですって!」
伊達総司令官「識別は?」
伝令「それが…」
ドカーン
伝令「爆発!?」
伊達総司令官「…どうやらその続きは聞かなくてもよさそうだ。」
蒼龍「そのようね。」
伊達総司令官「分かるか?」
蒼龍「えぇ…強い覇気だもん」
伊達総司令官「綾波!」
綾波「はい!」
伊達総司令官「大至急隊を召集せよ。出撃するぞ!」
綾波「既に皆さん集まっています。」
海風「総司令!蒼龍さん!海風隊全員揃いました。」
伊達総司令官「海風か!よし皆続け!」
パカラパカラパカラパカラ
703地点にて
「ドコダ…ドコニイル?」
「コロシテ…ヤル!」
伊達総司令官「おやおや何やら物騒な言葉が聞こえるなと思って来てみれば」
「ウシロ…トッタァ!」
「ソノクビ…!」
「ヨコセ!」
伊達総司令官「私が仕込みもなく本気で背後をとらせると思っていたのか?」
江風「紅の…!」
皐月「光龍波!」
江風「爆龍波!」
ドカーン
江風「父さん!」
皐月「おにぃ!」
伊達総司令官「二人ともよくやったな。他の皆は?」
皐月「少々邪魔が入ってね後から来るよ」
伊達総司令官「…そうか」
江風「それより父さん。このオーガ級って…」
伊達総司令官「あぁやはり、お前さんらだったか能代、高雄!」
高雄「ユルサナイ…ゼッタイニ、ユルサナイ!」
能代「…コロシテヤル!」
「「ウォー」」
伊達総司令官「あらら皆武蔵姉さんの話通り鬼となっちゃって」
江風「どうするの父さん?」
伊達総司令官「そういえば皐月」
皐月「なぁに?」
伊達総司令官「…あの刀は?」
皐月「それなら海風が持ってるよ」
伊達総司令官「そうか…ならそれまで持ちこたえるとするか」
江風「おっしゃ!」
皐月「待ってました」
伊達総司令官「いや待てお前らは手を出すな」
江風「え!」
皐月「なんでさ!」
伊達総司令官「これは私の問題だ。だから決して手を出すなよ」
皐月「分かったよ」
江風「絶対勝てよ!父さん」
伊達総司令官「あぁお父さんに任せなさい!」
続く