裸ノ乙女達 ~魔力健康法実践の為にすっぽんぽん生活を強いられる御嬢様(ロリ)に執事として仕えることになりました~ 作:室谷 竜司
「さてと、それじゃあ次は……」
「うん、わたしの番だね」
僕がアルフィ様から視線を外しチラリとユーアさんの方を見やると、ユーアさんは緊張半分、期待感半分といった面持ちでこくりと頷いた。
先ほどまでのアルフィ様の痴態を目の当たりにしたことで、ユーアさんの興奮もほとんど最高潮と言って良いくらいまでに高まってきているのだろう。元から息は荒かったけど、今は彼女の全身が熱によって薄桃色に染まり、お尻の上の細い黒尻尾がピンと伸びている。発情したネコが同じような反応を見せるかは僕には分からないけど、少なくとも今のユーアさんが発情状態にあることは一目瞭然だった。
……というか、本来は身体を洗うことが目的なんだよね……。それがいつの間にか、気持ち良くなることがメインになってしまっていた。まぁ、そこは別に気にするようなところじゃないかもしれないけど。結局後で目いっぱいイチャつくんだし。その予定が少しばかり繰り上がっただけのこと……と考えるべきだろう。
「それじゃアルフィ様、ユーアさんと場所交代していただけますか?」
僕は未だに座椅子に腰かけたまま先ほどの絶頂の余韻に浸っているアルフィ様にそう声をかける。すると、アルフィ様は僕の言葉にこくりと頷いてくれる。
「はい……、分かりました……、はぁ……♡はぁ……♡んしょっ……、あ……あれ……?んいしょっ……んんっ……、んぅぅ……。どうしましょう……、身体に力が入らないです……。椅子から立てません……」
が、アルフィ様は先ほどの計4回の絶頂の性で足腰に力が入らなくなってしまっていた。そのため、何度力を入れても椅子から立ち上がれないでいた。そんなアルフィ様も可愛らしいと思ってしまう僕は、そろそろ末期なのではないだろうか。
「あっ、そういうことでしたらアルフィ様はそのままその椅子に座っていてください。それで……、ユーアさんはこっちに座ってもらえる?」
僕はアルフィ様の座る座椅子の隣にもう一つ座椅子を設け、そちらにユーアさんを招く。幸いこの寮の浴室には、複数人がまとめて入れるよう洗い場や座椅子がいくつかある。なので、態々アルフィ様を移動させる必要もない。最初からそうしていれば良かったな。
「あ、うん。そ、それじゃあ、こっちに失礼して……」
ユーアさんはそわそわしながら僕が用意したもう一つの座椅子に腰を下ろす。そこにはいつもの綺麗な所作がなかった。
「あはは、慌てなくても僕は逃げないよ」
「う、うん。それは分かってるんだけどね……。さっきからなんかこう、すごくドキドキしちゃってて……」
「それは見ていれば分かるかな。そんなに楽しみにしてくれてるの?」
「ア、アルフィ様のあんな姿を見せられたら……、誰だって期待しちゃうよ……♡そ、その、よろしくお願いします……♡」
うん、やっぱり緊張しているな。肩に少し力が入ってしまっている気がする。ちょっとばかし気を紛らわせてあげた方が良いかもしれないな。そのためには……
「分かった。まぁ、最初は身体洗うだけなんだけどね。本番はその後だから。準備段階ってやつだよ。もっとも、アルフィ様はその準備段階だけで何度も気持ち良くなっちゃったみたいだけど」
そう言いながら僕はチラリとアルフィ様に視線を向ける。すると、ぷくっと頬を膨らませたアルフィ様の顔が視界に映った。
僕はアルフィ様をちょっとからかってみることにした。アルフィ様ならきっとこの場の雰囲気を和ませてくれるだろうと期待して。
「むぅ、途中からナギサさん、完全に私を気持ち良くするつもりでしたよね?その言い方はあんまりだと思いますぅ」
「ふふっ、申し訳ございません。ちょっとからかいたくなっちゃって」
むくれるアルフィ様のなんと可愛らしいことか……。僕は口の端が釣り上がるのを止めることができず、笑みを溢しながらアルフィ様に謝罪した。
「も、もぅ……、私、からかわれても嬉しくなんて……♡」
僕から顔を反らしたアルフィ様はまるで怒っているようには聞こえない声でそんなことを言っていた。というか、チラリと見えた彼女の表情は何処か嬉しそうですらあった。口元が少し緩んでいるような気がするし。
「あっ、えっと、アルフィ様……、顔……ちょっとにやけてますよ……?その……、説得力が……ないかなぁ……なんて……」
それはユーアさんにも見えていたようで、少し申し訳なさそうにそんな指摘をアルフィ様にしていた。
「ユーアさん、言わないでくださいよぉ……。ナギサさんに気づかれたらさらにからかわれちゃうじゃないですかぁ……♡」
「でも、それが嬉しい……と?」
アルフィ様の反応が面白かったようで、ユーアさんも何処か楽し気にアルフィ様をからかい始めた。
「ええ、まぁ……♡って、言わせないでくださいっ!」
アルフィ様のノリツッコミが炸裂した。アルフィ様、やっぱりこの状況を楽しんでいるよなぁ、絶対。僕たちにからかわれてすごく嬉しそうだし。生粋のM……ってことなんだろうな、きっと。
「あと、アルフィ様の口元がにやついていたことはナギサさんにもバレバレだと思いますよ」
「アルフィ様は、からかわれて喜んじゃうのですね。変態さん」
「んうぅ……♡」
アルフィ様が顔を真っ赤にして俯いてしまった。でも、そんな彼女の口から甘い吐息が漏れていることに、僕もユーアさんも気づいている。
「さてと、アルフィ様をからかうのはこれくらいにして……。それじゃあユーアさん、そろそろ始めるね」
「あ、うん、お願いします」
ユーアさんは先ほどより幾分か余裕のある声でそう答えてくれた。緊張を少しでも取り除けたなら良かった。
流石はアルフィ様だ。僕の期待を裏切らない。後でいろいろとお礼しないとな。犠牲にしちゃった感もあるし。
まぁでも、当のアルフィ様も喜んでいるみたいだし、これはこれである意味一石二鳥と言えるのかな?アルフィ様をさらなる変態に仕立て上げてしまったようにも思うのだけど……。本当に良かったのかはよく分からない。
「まずは身体濡らすよ」
アルフィ様に対して芽生えかけた罪悪感のような何かをひとまず心の内に押しとどめ、僕はシャワーヘッドを手に取ってお湯を出す。
「はーい」
ユーアさんからの返事を聞いてから、僕は出したシャワーのお湯をユーアさんの身体に満遍なくかけていく。そういえば、僕の元の世界でのいわゆる猫って生き物は基本的にお風呂が嫌いとか聞いたことあるけど、あれは果たして真実だったのだろうか。いやまぁ、ユーアさんを見てこんなこと思い出すのは失礼かもしれないけど。そもそも猫人族と動物の猫はまた違うだろうし。
などと考えながら、僕はユーアさんの全身を温かなお湯で濡らしていった。なんでだろうね、身体が濡れただけでちょっと艶めかしく見えてしまうのは……。思わず僕の股間がピクリと跳ね上がってしまった。幸い……と言うべきかは分からないけど、アルフィ様とユーアさんには気づかれなかった。
「よし、じゃあまずは頭からだね」
そう言って僕はシャワーヘッドを所定の位置に立てかけてからシャンプーのボトルに手を伸ばす。そして数回プッシュして充分量の泡を出し、それを僕の手に馴染ませてからそっとユーアさんの艶やかな黒髪に触れる。
「髪の毛、すごく細いね。やっぱり僕のとは全然違うや」
「そ、そうかな?」
「うん、同じ黒髪だけど、僕よりずっと綺麗」
「き、綺麗……?う、嬉しい……、えへっ♡」
そんなやり取りを交わしながら、僕はユーアさんの細くて綺麗な黒い毛髪に指を滑らせる。先ほどユーアさんがアルフィ様の頭を洗っていた時のように丁寧な手つきを心掛け、そっと優しく撫でるイメージでユーアさんの頭皮にシャンプーの泡を広げていく。
ユーアさんは嬉しそうに、そして気持ち良さそうに僕に身を委ねてくれていた。うん、多分こういう感じで合っているっぽい。
「あっ、そういえば耳ってどうすれば……」
ふとそんな疑問が口からこぼれ出る。
「耳もそのまま洗ってくれて大丈夫だよ。人間さんと同じで、耳の裏側を念入りに」
「了解。えっと、じゃあついでに聞くけど、尻尾はどうする?」
「尻尾も普通に洗ってくれて大丈夫。そ、その……、多分お、おちんちん……洗う感じに似てると思う……♡♡」
「お、おう、なるほど……。ま、まぁ、とにかく理解した」
ユーアさんの発言で、僕は思わず先ほどアルフィ様とユーアさんの二人に自分の股間を洗われた時のことを思い出してしまう。もう一度先ほどの快感を味わいたいと強請るように、僕の股間がまたもピクリと跳ねる。
けど、今はひとまずユーアさんの身体を綺麗にすることに集中しないとね。僕は黙々とユーアさんの黒髪に泡を馴染ませる。時々ピンと伸ばされた彼女の尻尾に僕の股間が擦れてその度に痺れるような快感を感じてしまうが、それでも洗髪作業に没頭する。
そうしてしばらく洗髪作業に集中していると、いつの間にかユーアさんの黒髪が泡で真っ白に染まっていた。どうやら僕は無心状態だったようだ。
「えっと、尻尾はそのままシャンプーで洗えば良いのかな?」
「うん、そうしてくれると嬉しいです」
「分かった」
僕は一つ頷くとゆらゆら動く彼女の黒色尻尾へと手を伸ばす。そして、優しく手を添えながら、表面を擦るようにして自身の手に付着したシャンプーの泡を塗り広げていく。先ほどユーアさんが"おちんちん洗う感じに似てる"とか言った所為で、少しだけ変な想像をしてしまった。
これは男のアレではない……。男のアレではない……。猫尻尾……。猫尻尾なんだ……。そんな風に心の中で自分に言い聞かせることで、何とか変な想像を頭から取っ払う。
「んにゃぅん……♡く、くしゅぐったい……♡」
「あっ、ご、ごめん。なんかまずかった?」
「そ、そういうわけじゃないんだけどね……、なんかナギサさんの手つきがちょっとえっちで……♡」
「う、嘘っ!?そんなつもりはないんだけど……」
「んにゅぅ……♡そ、そうなの……?てっきりそういうつもりで触っているのかと思ったよ……」
「ナギサさんは無自覚に女の子を気持ち良くしてしまいますからね。ナギサさんも私のこと言えないくらいエッチな人ですもんね」
あれぇ、そんなつもりは本当にないんだけどなぁ……。なるべく優しい手つきは心掛けていたけど、それがかえってよくなかったのかな……?調整が難しいなぁ。
あと、アルフィ様は多分意趣返しのつもりで僕にそんな言葉をかけてきたのだろうけど、もう既に僕はエッチな男であると開き直っているので全くからかわれた感はないんだよね……、実際のところ。
「ご、ごめんね、ユーアさん。くすぐったいの、もうちょっとだけ我慢してね」
「にゃぅ……♡はうぅ……♡う、うん……♡へ、平気……だよ……♡こうされてると……、くすぐったくもあるんだけど……、同時に身体がすごくぽかぽかしてくるんだ……♡はあぅぅ……♡」
「ふふっ、それが気持ち良いという感覚の前兆ですよ、ユーアさん」
「こ、これが……♡♡」
アルフィ様とユーアさんがそんな会話を交わしている間に僕はユーアさんの尻尾を洗い終える。そして一度立てかけたシャワーヘッドをもう一度手に取り、ユーアさんの頭部や尻尾についた泡を洗い流していく。
耳にお湯をかける際は、お湯が耳の穴に入らないよう細心の注意を払う。しかし、あれだな。改めて思うけど、耳の位置が違うってなんかすごく不思議な感覚だ。
「これで……うん、頭は終わりかな」
「んふぅ……♡ありがとう、ナギサさん♪すごく気持ち良かったよ♡」
「それなら良かった。んじゃ、次は身体だね」
「尻尾だけであれだけ気持ち良かったんだから、身体触られたらどうなっちゃうんだろ……♡ドキドキするよ……♡」
「ユーアさんが気持ち良さそうにしている姿、隣でずっと見ていてあげますからね」
「そ、それはちょっと恥ずかしいかも……♡」
そうして僕はボディソープの泡を自身の掌に落とし、それをしっかり手に馴染ませてから、期待感マックスといった様子で僕を待つユーアさんの小さな背中に手を伸ばした……のだけど……、
「ひんっ……♡んにゃんっ……♡」
「……」
「ふにゃんっ……♡うにゅぅ……♡」
おかしいな……。ただ背中洗っているはずなのに、どうしてかユーアさんは先ほどから甘い吐息を漏らし続けているのだ。これ、僕の手つきがどうのこうのとかいう話じゃなくて、ユーアさんの身体が元々すごく敏感なのではないだろうか……?彼女の背中を洗いながら、僕はそんな予感をひしひしと感じていた。
「え、えっと、背中と腕終わったから、次は前……なんだけど……」
「はぁ……♡んにゃぅ……♡う、うん……、お願い……しましゅ……♡」
「その……、大丈夫?」
「う、うん……、平気……♡ちょっとびっくりはしてるけど、すごく気持ち良い……から……♡というか、こんなに気持ちいんだね……、ナギサさんに身体触られるのって……♡はぁ……♡ふにゅぅ……♡」
「これは……、感部に触れた時が楽しみですね……」
ユーアさんの様子を眺めながらアルフィ様がポツリとそう呟く。確かに、これだけ敏感なユーアさんの感部に触れたら一体どうなってしまうのか……、少し気になりはする。まぁ、苦しそうだったら止めるけど。
「よし、それじゃあ前洗うね」
「うん、分かったぁ♡」
そうして僕はユーアさんの身体の前側に腕を回し、そして彼女の胸元にそっと掌を置いた。……好奇心に勝てず、真っ先に胸に手が伸びてしまった。
そして僕の指先が彼女のまだ小さな、しかしちゃんと勃ち上がった幼き蕾にちょこんと触れる。すると次の瞬間、
「ふにゃあああああっ……♡♡うああああっ……♡♡♡」
という嬌声を上げ、背中を反らせながらビクビクと身体を震わせた。ある意味想定内ともいえる反応だったことに、僕は逆に驚いてしまった。
そうして少しの後、ユーアさんはぐったりと僕の身体にもたれかかってきた。